副園長ブログ
おはようございます。晴れの国岡山ではありますが、さすがに冬がやってきているみたいです。手袋を装着しました村上です。 さて、早朝に登園すると、たいていどこかを掃除するように努めています。仕事というよりは、とみほ村(富岡保育園)で暮らしを営ませてもらっている(村上の場合は“住んでいる”といっても良いくらいです。)最低限のおこないと思って下さい。 本日は虹グループの廊下(縁側)をお掃除してみることに。お世辞抜きに、基本的に富岡保育園の保育者たちは綺麗好きです。全国の保育者にも共通するかもしれませんが、整理整頓、片付け上手な性質を持ち合わせています。 しかし、そんな綺麗好き、整理整頓・片付け上手な保育者たちの天敵がいるんですよね。 もう、お分かりだと思います。 好奇心旺盛な子どもたちです。 廊下や下駄箱を掃除していると、「なんでこんなところに色鉛筆があるの⁉︎」「なんでこんなところに粘土が転がっているの⁉︎」「なんでこんなところに〇〇があるの⁉︎」 そうなんです。随所に「なんでこんなところに〇〇があるのシリーズ」が隠れているんです。 富岡保育園では、片付けに際して、過去5年間で何度も何度も子どもたちと、また保育者同士で話し合いがもたれました。ちなみに現在進行形です。 現在は、お昼ご飯前とおやつ前に、ランチルームあたりは大雑把には片付けることと、夕方には1日の終わりを感じる程度に片付けることと。たいてい1日、“1.5回”片付けの時間があります。 推測するに‥ 早朝に見つけた「なんでこんなところに〇〇があるのシリーズ」は、夕方のお片付けの後‥ 子どもたちの 「まだ遊びたいんだよシリーズ」と 「明日続きをしたいから隠しておくシリーズ」 保育者の 「いくら片付けしても片付けが追いつかないシリーズ」 が、混迷し合った結果だろうな~と、ひとりニヤニヤしながら掃除をしていました。 なには、ともあれ本日も賑やかなとみほ村の朝がはじまっています。村上はひっそり保育LABOに身を隠しておりますので、ブログ読者の方も含めお時間ある方はお寄りくださいね。 |
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2020-12-15 |
こんばんは。冬将軍の知らせがきたような本日、ココアであたたまりながらブログを綴っております村上です。 (※保育LABOでは、珈琲以外の温かい飲み物もご用意していますので、珈琲が苦手な方も是非足を運んでくださいね。) さて、本日はNarrative Tree(ナラティブ ツリー)のご紹介です。 ※ナラティブツリーとは‥トミホクルー(ミマモリスト)が綴る、開放型の物語です。完結していない、まとまらない、悩んでいる、?で終わる、見る人読む人が感じる、実話に基づいたエピソードです。 Title 自分でつくりだす「楽しい」 Date 令和2年 11月 11日(水) 明日は らんらんピクニックDAY。私が机で作業をしていると、Aちゃん(6歳4ヶ月)がやってきて、話しかけてきた。 手には何やら紙をもっている。 何かな?と思い、見せてもらうと‥ “Aちゃんかれんだー”と書かれていて、そのとなりには“らんらんのこと”“11月12日もくようび”とつづいていた。 明日のらんらんピクニックDAYについて自分で予定表のようなものを作り、必要事項を書き出していたのだ。 “Aちゃんのかれんだー”には本当に細かく、おうちで準備するもの、使うレジャーシートの柄、一緒に座る友だちなどが予定され書かれていた。 晴れの場合と雨の場合とで座る場所まで考えている。 よほど、らんらんピクニックDAYが楽しみなんだなあ、というのが伝わってきた。 その日の降園時、保護者に伝えると、今回だけではなく、前からこのような予定表を作っていたのだと教えてもらえた。 楽しみにしているらんらんピクニックDAY。自分自身で予定を立て、デザインすることで、より楽しみがふくらんでいるように感じた。 「やりましょう」と人に言われてもあまりやりたくならないだろうけど、楽しみだから、やる。楽しみたいと思うから、やる。 Aちゃんの自主性をすごく感じる“Aちゃんのかれんだー”だった。 ※らんらんピクニックDAYとは‥月に一度、classエジソン(5歳児)が、お台所スタッフに弁当を作ってもらい、園内の好きな場所で、好きな友だちと、お昼ごはんを食べる日です。赤ちゃんの部屋で食べたり、園庭のトンネルの中で食べたり、隅っこでコッソリ食べたり、大人数で誘いあって食べたり、さまざまであります。 |
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2020-12-14 |
おはようございます。日曜日の早朝と言えば⁉︎富岡保育園玄関先掃除の村上です。早過ぎたのか、あたりは真っ暗。けれどもニワトリの鳴き声や小鳥のさえずりに出会えたりと、良い土地柄に保育園はあるなと改めて実感できたりもします。 さて、本日は先日配布しました「ほぼムラカミときどきキミちゃんmagazine第4号」の草案バージョンをご紹介しますね。 (※完成バージョンは園はお問い合わせ頂くとお届けしますよ。ちなみにムラカミとは副園長の僕。キミちゃんとは園長です。) ↓ ほぼムラカミときどきキミちゃん(草案) 師走の朝。お布団から抜け出すことに勇気が必要な季節になって参りました。 2020年、僕たち人類は大きな変化の年になりました。しかし園庭の植物などに目を向けて見ると、いつも通り、静かに土に根をはり春にそなえています。 さて本日のテーマは『1年生なったら』です。ランドセル商戦、早期習い事商戦真っ只中な現代で、情報に流されない、ランドセル、習い事の選び選び方⁉︎をお伝えするのではなく‥「1年生になるために保育園時代にやっておかなくてはならない10の方法」をお伝えしますね。 【小学校1年生になるために保育園時代にやっておかなければならないこととは?】 ームラカミー就学前に不安になる親子が多くなる季節にすばらしい質問ありがとうございます。まず、はじめに‥「人生のゴールが1年生だったら‥保育園時代にやっておくことはたくさんありますよ」とお答えしておきますね。 たいてい質問者からは「字が読めない・書けないから、小学校に入ったら困るから本屋でワークを買って勉強させています。」「落ち着きが無く、じっと出来ないから、小学校に入ったら困るからじっとする練習を保育園でさせてほしいです。」などなどのお声を多く聞きます。もしもお子さまが「字のお勉強をしたい」「じっとする練習がしたい」ならば、効果はあるかもしれません。けれども、もしもお子さまが嫌々励んでいるようでしたら「小学校とは、やりたくないことをやらされる場所」との刷り込みになるだけです。加えて、もしも1年生のはじめに行う授業を先取りしてしまうと、“新しいことを知る喜び”を失わせてしまいます。これが最も学びへの意欲を損出させる原因です。せっかく新しいこと。を学べるはずの小学校へ入ったのに、ご自宅や保育園で嫌々習わされた勉強をするのは子どもの気持ちになってみるといかがでしょうか?保育園時代にいくら予習をしたところで、1年生の2学期頃には初めて学ぶ領域に入ります。その時に“新しいことを知る喜び”の習慣が1学期の間に出来ている子どもと、知っている問題で100点をとる習慣がついている子どもと、どのような違いが生まれると思いますか?前者と後者では学ぶ目的がハッキリと違ってきます。「100点をとることを目的」にしてしまうと、知らない問題に出会った際に学ぶ意欲を失ってしまいかねません。 【それでも心配なんです。100点を取らなくても良いので、せめて自分の名前くらい読めて書けて、45分間椅子に座っておけるように、保育園でさせてくれませんか?】 ームラカミー不安を具体的に伝えて下さりありがとうございます。まず予備知識としてノーベル賞受賞の経済学者ジェームズ・ヘックマンによると、認知能力(いわゆるIQのような知的能力)は早期教育介入したグループと、していないグループのIQの伸びは8歳時点でほとんど差が無くなってしまうという結果が出ていることをお伝えしておきますね。 では、具体的に「自分の名前を読む・書く方法」を考えいきましょう。まず日本語について少し言及させて下さいね。日本語には「ひらがな・カタカナ・漢字」の3種類の文字がありますよね。そして1文字ごとに意味があったりします。英語などで使うアルファベットは記号を組み合わせる使い方をしており、1文字に意味はありませんよね。何が言いたいかって、日本語は実に奥深い文字で成り立っているってことです。「ひらがな・カタカナ・漢字」文字の習得に際しての指導のスペシャリストは小学校の先生です。素人の保育園の先生やご自宅の親御様が教えてしまうと、正確な文字の成り立ちや意味などを知る前に、ただたんに覚えるだけになってしまうかもしれません。だからこそ、無理矢理覚えさせるのではなく小学校の先生を信じて任せましょう。それでもご不安であれば、文字に触れる機会を日常の中に作ってみるなどの工夫はできるかもしれません。富岡保育園内でも、「ひらがな・カタカナ・漢字」を子どもたちの視野に入る場所に記載しています。暮らしの中で間違いなく子どもたちは文字に触れています。あとは文字に興味や関心を持つタイミングを逃さないことでしょうか。例えば、子どもが「〇〇ちゃんに手紙を書きたいんだけど‥」となると、先生や保護者の方と、子どもが“伝えたい言葉”を文字にする助けをしますよね。本来、文字は“伝えたい言葉”があるから書こうとしますし、“相手の気持ちを知りたい”からこそ読もうとしますよね。 ームラカミー続けましょう。次は「45分間椅子に座る方法」です。大事なポイントが2つあります。1つ目は、身体的な面から考えていきましょう。キーポイントは“体幹”です。45分間椅子に姿勢良く座り続けるためには、身体の“体幹”が鍛えられていないと、猫背になったり、しんどくなったりしますよね。“体幹”を養うために富岡保育園で重点を置いていることは‥凸凹の園庭を無造作に走り回る動きです。鬼ごっこをイメージして下さると分かりやすいかと思います。あるゆる動きに機敏に対応するために遊びの中で“体幹”が養われていきます。加えて裸足や草履を推奨していることも“体幹”と大きく関連があります。足指で地面を掴んで歩いたり走ったりすることで、足の裏アーチが整い、膝や骨盤付近の筋肉の使い方も整っていきます。そして3.4.5歳児からはちゃぶ台でご飯を食べるのですが、背もたれのある椅子を使用しないため、ご飯を食べる時間も腹筋と背筋を自然と使って座る習慣を暮らしの中でつけています。 ームラカミーそして「45分間椅子に座る方法」2つ目は心理面。ココがこの度の記事で1番大事なポイントかもしれませんので是非目を通して頂きたいです。 「興味の無いこと、やりたくないことを嫌々聞かされる・やらされることが学校や社会に出るとあるから、保育園時代に、興味のないことも、やりたくないことも、我慢させてやらせなきゃいけない論」が根拠の無い答えとしてよく挙げられていますが、全くの逆効果です。 “思い通りにいかない経験”を保育園時代に、自分が没頭する遊びの中で体験することを、何度も何度も繰り返すことにより、レジリエンス(逆境に強い・折れない心)が高まっていきます。例えば、泥団子を作ろうとして何度も何度も失敗しながら、毎日ひたすら作り続ける時間をさします。没頭力を養うことも1つの要素です。その際は習い事や大人が設定した遊びではなく子どもが自ら興味や関心を持った遊びが効果を出します。 また、やりたくないこと聞きたくないことと直面した時に最も必要な力は“聞く力”です。そして“聞く力”を付けるために保育園時代に最もしなければならないことが‥『自分の想いを聞いてもらう経験』です。聞いてもらった経験が多ければ多いほど、他者が話すときの気持ちに共感できるようになっていきます。 ームラカミーまとめますね。「小学校1年生になるために保育園時代にやっておかなければならないこととは?」 まずは、子どもが話すタイミングに合わせて大人はしっかり聞く耳を持ちましょう。だった数分でも手と足を止めて聞くことで、子どもたちは「自分の想いを聞いてもらう経験」を得ることができます。そして、しっかり裸足や草履で凸凹の地面を走り回り、没頭している遊びがあれば大人はなるべく邪魔せず、没頭できる環境を守ることです。そして1番大事なことは‥保育者・保護者が、「〇〇ができる・できない」の評価軸ではなく【ありのままを愛すること】です。これに勝るものはありません。学校や社会へ出て、思い通りにいかない逆境に出会うこともあるかもしれませんが、その際には「私には、ありのままを愛してくれる人がいる」安全基地の存在が最も必要なんですね。 子どもたちが、小学校1年生のためにやっておくことは特別ありません。むしろ、小学校1年生になるからといって、周りの大人が慌てない焦らないこと。今まで通り【ありのままを愛すること】を忘れずに続けてほしいと願っています。 ↑ このような感じで、富岡保育園の保育実践について言語化しております。ご意見ご感想どしどしお待ちしております。 |
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2020-12-13 |
皆さま一日お疲れ様です。土曜日の3時は‥たいていいきつけのcaféでひっそりしています村上です。(※岡山県笠岡市café button)なぜ、いきつけにしているかというと『委ね度』が心地良いんですね。お店のコンセプトは北欧カラーが大筋なのですが、お客層は限定されていないんですね。僕のような雑誌や本をひっそり読むのもありですし、女子会で話し込むにもありですし、お子様連れで楽しくケーキを食べるのもありです。コンセプトはあるんだけれど、オーナー様が提供する環境をどのように利用するかはお客に“委ねられている”(ゆだねる)その『委ね度』が丁度良いからこそ通いたくなるんです。 すみません。café話が過ぎましたね。 実は、富岡保育園の保育実践の要素の中にも『委ね度』は、かなり意識して作っています。 (↑もしも来園された経験がある方は「嘘ー‼︎あの雰囲気って意識して作ってんの⁉︎絶対天然でしょ‼︎」と、ツッコミたくなると思いますが) 保育や教育って、もちろん「子どものために」を考えて考えて、より良い体験をさせてあげたいと願い実践します。なぜかって、保育や教育に従事している方(保育者や教諭たち)は子どもたちが大好きだから。 しかし、子どもたちのことが大好きで、より良い体験をさせてあげたいという思いが熱くなれば熱くなるほど、保育・教育カリキュラムが緻密に構成されるようになり、1つずつの体験に念入りな目的と意味づけがされるようになります。 すると、子どもたちが環境から自ら学ぶ自由度は失われていきます。加えて、現場保育者・教諭たちの実践指導の自由度もどんどん失われていきます。 マニュアルやカリキュラムが緻密に複雑になればなるほど、統制や管理は行き届くかもしれませんが、子どもも大人も委ねられている心地良さとは程遠くなっていくのではないでしょうか? 富岡保育園では、年間のプログラムや月間のプログラム、日々のプログラム、保育実践のマニュアルやカリキュラムは、無きに等しいと言っても過言ではありません。園内で大切にしている“笑顔”と“感謝”にはプログラムやマニュアル、カリキュラムは必要ありませんし、逆にあると“笑顔”と“感謝”が生まれにくい、育ちにくいと、ここ5年の肌感覚ではありますが感じてのことです。 |
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2020-12-12 |
こんにちは。さきほど「オマチマン&ツマチマン Xmasコンサート」に参加してきました村上です。 (※ブログ内でも告知する予定だったのですがコロナ渦もあり、コンサートの無事を最優先させて頂きました。オマチマン&ツマチマンもフェイスシールドを装着して最善を尽くして下さいました。) オマチマン&ツマチマンの繰り広げる、あらゆる歌や音や語りが、会場をゆかいに包んで下さいました。 子どもたちの参加の仕方も様々で、会場で前へ前へ出て参加する子どももいれば‥会場内でも後ろの方で保育者の側で参加する子ども‥また会場の外で園庭から聞こえてくる音楽を楽しむ子ども‥未知な賑やかな雰囲気に少し距離をとった保育室で参加する子ども‥。 保育者もいちようは誘ってはみたりするのだけれども、参加の仕方は各々の気持ちや意思を尊重するカタチをとっていました。 園の意思を尊重して下さったオマチマン&ツマチマンの深い愛情と、子どもたちと保育者の互いを信じ合う信頼関係があってこその本日のXmasコンサートでした。とてもハートウォーミング(心温まる)な時間でしたよ。 2020年。コロナ渦の中。音楽のもつ力を愛と希望をもって届けて下ったオマチマン&ツマチマン。本当にありがとうございました。また来年お会いできることを心待ちにしています。 富岡保育園一同 |
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2020-12-11 |
おはようございます‼︎8時30分の村上太志です。本日は久しぶりに朝の黄金ルーティン「園近所の小学生登校班と登校→園前の横断歩道での挨拶運動」をやり切りました。 園のご近所を朝歩いているとご年配の方などにもお会いすることができ‥「先月、ひ孫が七五三じゃったんよ。」「最近、出歩くことが減ったから足の筋力が落ちて。」などをお聞きする機会になりました。 さて、本日のテーマは【自力で動いた世界と他力で動いた世界】と題させてお話しさせて頂きます。 子どもも大人もそうですが、動く手段としては「歩く・走る」「自転車」「自動車」「電車・新幹線・飛行機」などがありますよね。※他にも船やヘリコプターなどもありますが省略させて下さいね。 この中で自力を使う手段は「歩く・走る」や「自転車」かなと思います。※電動自転車についてのツッコミはお受けしません苦笑 少し例題を考えてみましょう。例えば「まだ歩行が整っていない発達過程の子ども」をご想像ください。自力では、ハイハイをしたり、転がったり、いごいご少し動いてみたり。移動距離で言えば、歩くことに比べればほんのわずかですよね。 『自力で移動する距離がわずかであると、当人の見える世界も比例してほんのわずかなのでしょうか?』 ↑ ココが本日のキーポイントです‼︎ たいていの方は(村上も含めて)比例してほんのわずかだからと思い、ベビーカーに乗せて少し遠くまで連れて行ってあげたり、自動車や新幹線などを利用して遠くの見たことがない世界を体験させてあげたい‼︎と考えるのではないでしょうか? (↑子育てパパママ、乳幼児期に携わる保育者としてはとても素敵な働きかけだと思います。) しかしながら、【自力で動いた世界】と【他力で動いた世界】では、得る能力が違うという研究結果があるんですね。 あるネコでの実験です。Aのネコは自力で動くこと。Bのネコは歩行器に常に乗せて動くこと。するとAとBのネコでは、“自分と目標物との距離感覚を認識する能力”に大きな違いが出たんだそうです。 (歩く先に崖がある道を、Aのネコは危険を察知して止まります。しかしBのネコはそのまま崖に落ちてしまったそうです。※実験なので落ちてしまわないようにカバーをしています。) 子どももそうですが大人も含めて、見たことの無い景色や体験に憧れて、そこから学べることも、とびきっりにあると思います。けれども、自力で動ける範囲で学べることもたくさんありますし、とびきっきりな能力(自分と目標地点との距離感覚を認識する能力)だって得ることができます。 富岡保育園でもまだ歩行がままならない子どもに対して、ベビーカーでのお散歩も良いかもしれないんだけど、できれば自力で動くことを優先に活動を見守っています。移動距離としてはほんのわずかかもしれませんが、当人の見える世界は広がっているんだと思います。 |
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2020-12-10 |
こんばんは。明日のラジオ生放送のテーマは「高校3年生当時の家出」についてお話しする予定の村上です。 (※毎度子育てに関する専門的知識系のお話しが主流だったのですが、このたびは子育てに携わる方が聞き流しながらホッとできる内容をお話しすることにしました。) さて、本日は【保育士たるもの⁉︎】というテーマで綴らせて頂きますね。 いちよう村上も保育士のはしくれではありますが、日々の仕事内容と言えば‥副園長ブログの更新、毎週のラジオ生放送、YouTube配信、園内研修の企画などなど、広報活動と経営を少々とを主に活動の起点にしています。 “保育士たるもの”エプロンとジャージを装着して、ピアノを毎日弾き歌い、設定保育の準備や計画を行い、毎月の壁面構成を考え、細々とした発達過程の書類をこなし‥こなすべきだ‼︎“保育士たるもの”そーゆーもんだ‼︎村上の活動はただの目立ちたがり屋だ‼︎と言われてしまいかねない。もしかすると、“副園長たるもの”とも言われてしまいかねない。 富岡保育園では保育を『暮らし』と定義しています。保育士たるもの⁉︎保育士も調理師も栄養士も‥大人も子どもも、富岡保育園に関わる全ての人は、“笑顔”と“感謝”を巡らせることです。ピアノを弾いてもギターを弾いてもいいし、エプロンをつけてもワンピースを着ても、“笑顔”と“感謝”が巡らせていればいいのです。 村上で言えば、ラジオ生放送中に富岡保育園を守ってくれる仲間に感謝を巡らせ、リスナーの方へ笑顔で語りかければ、富岡保育園の保育者でいれるんです。(逆を言えば、仲間に感謝がともなわなければ、ただの目立ちたがり屋です。) さて、“保育士たるもの”“副園長たるもの”という先人たちが作り上げた定義からはみ出ているのかもしれませんが‥先人たちへの感謝を持ちながら来年は“保育園たるもの”という定義からはみ出す⁉︎いや、違う軸に変えるチャレンジをしていく予定‥いや、します。乞うご期待下さい。 ブログ読者の方の皆さまがいることがチャレンジをする際に大きな心の支えになっています。同じ時代を生き抜く仲間として、今後も応援や激励、よろしくお願いいたします。 |
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2020-12-09 |
皆さま1日お疲れ様です。年末までまっしぐらな今日この頃、すこしずつすこしずつ、身の回りのモノ・コトを断捨離して次のチャレンジへ行ける身軽さを準備しています村上です。 (※次のチャレンジ内容は、詳細が決まり次第発表しますので乞うご期待ください。) 本日、にじグループ(3.4.5歳児生活グループ)ランチルームへ、園長・副園長もお昼ごはんに寄せて頂きました。(活字で説明することが難しいほど楽しいので、ブログ読者の方も気軽に食べに来てくださると伝わるかたと思います。) お昼ごはんを食べていると、食べ終わった男の子が、“お手玉”のキャッチ&リリースを披露してくれたり、“あやとり”の2人での取り合いを披露してくれたり‥最近子どもたちの世界で流行っている遊びをココぞとばかり披露してくれます。 披露してくれた子どもは、少し前までは折り紙にハマっていたはず。12枚の折り紙を組み合わせて12面体を作ったり、何画あるかわからないほどの画数の傘を折ってみたり。 ハマっては飽きて、ハマっては飽きてを繰り返す子どもたち。ハマるキッカケ作りに保育者は少し参加はできるんだけれど、ハマるかハマらないかの選択は子どもにゆだねる。飽きるタイミングも子どもにゆだねる。子ども同士で教え合うこともあれば、隅でひとりで黙々と遊びこむ時間をもてるように、環境を整えることに保育者は少しは参加できるんだけれど。 ハマっては飽きて、ハマっては飽きてを繰り返せる子どもたちの探究心や冒険心が魅力的でもあり、憧れてしまう村上の心のつぶやきでした。 |
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2020-12-08 |
皆さま1日お疲れ様です。本日発刊「ほぼムラカミときどきキミちゃんmagazine第4号」を配布しにうろうろしておりました村上です。 (今回は「小学校一年生になるためには?」との記事を痛快に綴っております。ご興味ある方は連絡を下さればお届けしますよ。) ちなみに配布先の方が「今日は陽射しのあたるところは暖かくて気持ちいいわ。なんだかなんでもできそうな気がするわ。」とおっしゃられるのを聞くと‥村上も「なんだかなんでもできそうな気がする」と思っちゃうわけで、ポジティブ言葉は、ポジティブの輪を生むんだなと改めて実感したところです。 さて本日の記事は‥保育・幼児教育の専門家の方にとっては目障り⁉︎かもしれませんが、話半分におもしろがってお読みくださいね。 たいてい幼児教育の専門書や専門雑誌などを見ると「エピソード」が記述されていて、そのエピソードに対して専門家たちが「〇〇の様子は〇〇の力が発達している」〇〇の様子は〇〇の心の動きが表れている」などと、解説してくれます。 ※解説などを通して、新しい学びの思考を得ることができますし、保育の質も研鑽できていくわけなので、とてもありがたいんです。 けれども、ある児童文学書を現在読んでいると(「やかまし村はいつもにぎやか」リンドグレーン作)解説とは対をなすおもしろい記述もなされているんです。それは、登場人物の子どもたちの会話の一文です。 ちょうど2人の女の子が空想の世界を共有していた最中に、1人の男の子から何をやっているのか尋ねられた時の一言。 「なにをやってるのか、じぶんでもわからないんだから。」 と、自信満々に堂々と言い放つんですね。 この一言って、子どもの遊びの真髄を表現してるような気がするのは村上だけでしょうか? ついつい僕も含めた幼児教育の専門家や、また子育てに携わる大人ってのは得てして「〇〇の行動や言動には〇〇という“意味がある”」と、意味づけしたがっちゃいます。「〇〇の遊びには〇〇という目的がある」と、目的を作りたがっちゃいます。「〇〇という目標をもって〇〇をしよう」と目標を据えたがっちゃいます。 けれども、児童文学書の一言にあるように、「なにをやっているか、じぶんでもわからないんだから。」って時間は全てが無駄なのでしょうか? 意味が無くて、目的が無くて、目標が無くて、そんな時間って子どもには必要ないのでしょうか? 児童文学書の登場人物たちは、意味や目的や目標がない時間も、イキイキとワクワクとドキドキとする姿が鮮明に描かれています。 「村上‼︎それ‼︎物語だから‼︎目を覚まして現実を見て‼︎」と、つっこんで下さった方、ありがとうございます。しかし、現実のとみほ村(富岡保育園)の子どもたちの遊ぶ姿を見ても物語と近い感覚を覚えちゃうんですね。 ※ブログ読者の方で、村上の目を覚ましに富岡保育園(とみほ村)へ足を運んで下さいませんか。ついでに子どもの遊ぶ姿をいっしょに見て下さるとありがたいです。 |
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2020-12-07 |
こんばんは。皆さま素敵な休日をお過ごしでしょうか?日曜日の早朝ルーティンワーク、とみほ村の玄関先掃除で頭の中を整理しておりました村上です。 本日も友人ネタを綴らせて頂いてよろしいでしょうか?(富岡保育園公式ホームページにも関わらず私用化してしまい大変申し訳ありません。) 何度かお伝えしているのですが、友人が来年度から岡山県岡山市植松にて認可外保育園とフリースクールを立ち上げることになりました。(「うえまつ保育園」「うえまつフリースクール」です。) そして本日、初の入園入学希望者見学会が行われて、村上はボランティアスタッフとして参加してきました。 友人は児童発達支援事業所で施設案内を何度もしていますし、村上も富岡保育園にて施設案内を何度もしています。しかし、まだ実践・実績が全く無い状態の施設を案内するのは初めてです。 代表の友人は、とにかく「聞く」「聴く」を施設案内で心がけていました。そして何度も要望を尋ねる施設を貫いていました。 保護者の方たちにとって、もう一つの選択肢としてフリースクールや認可外保育園の利用を検討するにあたっては、まず何度も何度も子育ての悩みに直面した経緯があるんだと思います。そんな時に、答えの出ない声を、ただひたすら「聞いてもらう」「聴いてもらう」ことで救われることってあるんだと思いました。 おしゃべりな村上にとって、ただひたすら「聞く」「聴く」ことが、とても努力が必要なのですが、友人の【心から耳を傾ける姿勢】を側から見ると学ぶべきは大きかったですし、福祉の道を歩む者の鏡だと友人ながら尊敬しております。 ↑ 村上の友人情報を気にして下さる方は、「うえまつ保育園」「うえまつフリースクール」にて検索をしてみて下さいね。ブログの方も毎日更新されています。※村上も広報担当で参加しています。 |
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2020-12-06 |
こんにちは。木漏れ日からゆれる枝影と、保育者のまなざしが呼応する、土曜日のとみほ村から村上がブログを綴らせていただきますね。 本日のテーマは“なんだか”というキーワードです。“なんだか”妙に納得してしまう内容かもしれませんし、“なんだか”気に入らないない内容かもしれませんが、ご勘弁くださいね。 今日は朝から“なんだか”楽しそうな雰囲気が玄関口から。クリスマスソングに合わせて、クリスマスツリーの飾り付けを子どもたちと大人たちが。まだホタホタとしか歩けない1歳になりたての子どもの手にも飾りが。 「はい‼︎今日はクリスマスツリーの飾り付けをします。1人〇個ずつです。順番に並んでやるのよ。」との大人の声かけは特にはありませんでした。 なんとなくはじまって、なんとなくぞろぞろと集まってきて。もちろんなんとなくだから、絶対にみんなクリスマスツリーの飾り付けをしなきゃいけないってわけでもないし。絶対にみんなクリスマスツリーの飾り付けが楽しいと思わなきゃいけないこともないですし。 あるひとりの男の子は‥「ぼくはクリスマスツリー好きじゃないから、飾り付けはやらないよ。」とも、つぶやけたりする。 なるほど‼︎だから、“なんだか”楽しそうな雰囲気なんだなと村上は思ったり。クリスマスツリーの飾り付けをはじめだした大人と、わくわくし出してクリスマスソングのCDをかけはじめた大人と。つられてやってきた子どもたちと、特につられずにいる子どもたちと。おのおのが、それぞれに自分で選んで楽しそうなことをしている空間だからこそ、“なんだか”ってハッキリとしてないボンヤリがかった優しい空間になっていたんだなと。 保育・教育(に限らないと思いますが)って、「〇〇を楽しむ」「〇〇を学ぶ」って、目的だったり、目標だったりが具体的で明確化されていると、「おーーー!すごい保育・教育をしているんだな〜!」と評価対象になったりもするんだけれども‥“なんだか”ってくらいの、すりガラス程度の半透明さのほうが、当人(園児や生徒、保育者や教諭)たちにとっては、選べる優しさと柔らかさがあるんだろうなと。 ~こぼれ話~ 本日久しぶりに「ジングルベル」の曲を保育園で聞きました。村上が現役保育士だった頃は12月と言えば⁉︎クリスマスソングの歌指導をピアノの弾き歌いでやっておりました。(かなり、しどろもどろに弾いていましたが)当時は“なんだか”楽しいな~と思いながら歌詞指導をする余裕などなかったな~と。楽譜を見ながら指を動かし子どもたちに歌詞を覚えさせることばかりに一生懸命だったんだろうな~。今日久しぶりに保育園で聞いた「ジングルベル」は当時とは全く違う曲に感じるほど“なんだか”楽しい気持ちになれました。ピアノを間違えないように、歌詞を覚えさせきゃいけないと神経を使わずにすんだからなのでしょうか。それとも村上の感性が成長したからなのでしょうか。 |
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2020-12-05 |
こんにちは。本日“るんるんランチ”に参加しました村上です。 (※“るんるんランチ”とは、トミホクルー1人をお招きし、園長・副園長・事務長でおもてなしをする会です。テーブルには桃色のツバキが添えられ、保育実践や、プライベート、また思い出話に花を咲かせたりします。本日は“力道山”というプロレス界の偉人について盛り上がっていました。) さて、今月の園だより(12月号)の内容に【保育所保育指針】というキーワードが出てきました。僕たち保育に携わる者ならば養成学校などで学んだりしている馴染み深いキーワードなのですが‥保護者の方にとっては‥ 「保育所保育指針って何なの?」と疑問に思っちゃうかもしれません。 めちゃくちゃ噛み砕いて答えると↓ 保育園の法律のような指針です。保育所保育指針に記載されている内容を、各園で実践しなければいけません。 ※勝手に都合よく解釈したり、「指針は理想だから、現実には無理無理‼︎」ってあきらめてもいけません。 ちなみに、保育園には【保育所保育指針】があるように、幼稚園には【幼稚園教育要領】、こども園には【こども園教育保育要領】があります。 そうなると、「保育所保育指針と、幼稚園教育要領と、こども園教育保育要領とは、内容が違うのですか?」と聞きたくなりますよね? ブログ読者の方は気になりませんか? 同じ国内で、同じ乳幼児期の子どもに対しての、保育・教育の法律のような指針が違うことなど‥あり得ませんよね。 安心してください。保育所保育指針も幼稚園教育要領もこども園教育保育要領も、内容は同じです。(細かな文脈などは対象外ですよ。方向性など大きな枠組みで考えて下さいね。) 違うと言えば、保育園と幼稚園を管理している省庁が違うんです。保育園は厚生労働省、幼稚園は文部科学省。 「保育園では、幼稚園のように幼児教育をしてくれないのですか?」との質問が、たまーにあるのですが‥管轄の省庁は違えど、保育・教育の法律のような指針は同じです。 答えはブログ読者の方なら、もうお分かりですよね? |
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2020-12-04 |
こんにちは。木曜日と言えば⁉︎ラジオ生放送を終えたところの村上です。週に一度、緊張感を持ってお話しできる機会に感謝しています。 本日のラジオ内容を少しだけブログでもご紹介させて頂きますね。 ↓ 【すり傷の正しい処置の方法】 怪我って、大なり小なりあって、本日ご紹介させて頂く傷は、「ツバでもつけとき‼︎」て村上が幼少期の頃たったら言われていた程度の傷についてです。 ※ツバはバイ菌が含まれているかもしれないから止めてね。 ブログ読者も含めて、「そんなの村上に教わらなくても知ってますー!消毒してカットバンをすればいんでしょ!?」 と、お答えのあなた‼︎ブッブー‼︎です。救命救急処置の知識がアップデートされていません。 (あくまでも、すり傷程度の傷についてお話ししますね。) 消毒液で患部を処置すると‥ ・バイ菌をやっつける効果がある。 ・治癒しようとする力をやっつけてしまう効果がある。 そうなんです‼︎バイ菌をやっつけてくれるだけでなく、治癒する力までもやっつけてしまって、治癒に時間がかかってしまうんですね。 だったらどうすれば良いんですか? ★水道水でしっかり傷口を洗い流してあげて下さい。 水道水には消毒の要素も含まれていて、すり傷程度には水道水に含まれている消毒の要素で充分なんですね。 患部をしっかり洗い流すことで、土や小石を全てとりきることで、膿んだり化膿するおそれを無くす効果があったりします。 ※洗い流す時に多少泣いてしまうかもしれませんが、しっかり洗い流した方がその後治りが良いです。泣いてしまったら、安心するまで背中を手でさすってあげて下さい。 ↑ なぜ、背中を手でさするかは、今日のラジオでお話ししています。(YouTube「富岡保育園付属大学」でも配信します。)詳しく知りたい方はチェックしてみて下さいね。 |
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2020-12-03 |
早朝の玄関先、マリーゴールドの香りが漂う幸せな居場所、とみほ村から。本日も副園長の村上が綴らせて頂きます。 ※昨日富岡公園の花壇の植え替え作業が地域の方と中学生とで行われて、惜しくも植え替えられるマリーゴールド。まだまだ咲き誇っているものも沢山あったので、富岡保育園へご寄付して頂いたんです。園内のあちらこちらに花器に入れ飾られたり、お花好きの子どもが持って帰ったりと。 さて、本日は久しぶりに本の紹介です。 子どもの本専門店「メリーゴーランド京都」店長 鈴木潤さん著書の『物語を売る小さな本屋の物語』~メリーゴーランド京都は子どもの本専門店~を現在読み進めています。 本屋なのに本を売るのではなく“物語”を売るという点に惹かれて手にとりました。まさに著者の鈴木潤さんの奮闘劇が本屋に浸透している作品です。鈴木さんは人生の岐路において、影響を受けた方たちにのっけられながらも、その状況をくぐっていくことで、鈴木さんらしい筋・意志の柔さ強さを感じる文面でした。 本日はブログ読者に学べる一節をご紹介させて頂きますね。 【いい器でありたい】 (省略)‥つまり、味はほどほどであれば良い。どんなに美味しい料理だって重苦しい雰囲気の中でそんなに好きでもない人たちと食べれば味は半減するだろう。でも素朴な塩むすびだって山に登って山頂で食べればご馳走である。本も同じだろうと思う。 読書感想文を書かなくてはいけないから気が進まないのに読まされる本。本屋や図書館で自分で探し出してわくわくしながら手に取る本。たとえ同じ本だったとしても全く違う印象を受けるのではないだろうか。 メリーゴーランドはいい器でありたいと思う。 本が「さあ面白いから手に取って」本棚を眺める人たちに語りかけてくれるような場所でありたいと思う。 ↓ 本屋も、保育園、富岡保育園、とみほ村も、『いい器でありたい』と思う。どんなに高価な玩具があったり、最新の機材や、世界に通ずる教育方法をとっていても、重苦しい雰囲気の中でそんなに好きでもない人たちと過ごせば‥マズイよね⁉︎ ブログ読者の方にとって『いい器とは?』ご意見お待ちしておりますね。 |
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2020-12-02 |
こんばんは‼︎ブログ読者の皆様も含めて、今日は何の日だか覚えていましたか? そうです‼︎ 「お迎えの時間に優しく灯るイルミネーション点灯開始日です‼︎」 パチパチパチパチパチパチ‼︎ さきほど、17時に「3.2.1‥‼︎」の合図によって優しく灯りました。ちょうどお迎えに来られた保護者なども含めて皆で「キラキラ可愛い‼︎」との感動に包まれました。 笠岡工業高校「笠工テクノ工房」の地域貢献に携わる学生の皆様、本当にありがとうございました。 ※12月1日~12月25日 平日17時~18時頃まで点灯します。(土日は村上がいる際は点灯できるかもしれませんがご了承下さいね。) ※本日の点灯式の様子は12月3日(木)午後18時からのケーブルテレビゆめネット笠岡放送のNEWSの枠で放映される予定です。お時間ある方は是非‼︎ ★本日もこぼれ話 本日点灯式までの待ち時間、高校生たちには子どもたちが園庭て遊んでいるところに参加して頂きました。いっしょに走りまわったり、電車ごっこをしたり、丸太に腰掛けてお話しをしたり。高校生の引率の先生から「普段、おとなしい学生なんだけれど、はじめてこんな笑顔で賑やかな姿を見ました。新たな一面が発見できて良かったです。」とのことです。優しく灯るイルミネーションは、高校生と園児の架け橋的存在になったんだと思います。 |
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2020-12-01 |
こんばんは。さきほどまで行きつけのcaféのオーナー様に、ホットゆずをふるまっておりました村上です。(※岡山県笠岡市にありますカフェ「BUTTON」です。たまたま定休日にサイクリングをしているところ、保育園前を通られたのを見かけたので、ついお声をかけてしまいました。カフェのオーナー様の視点で園内のご感想を頂きましたので、環境デザインの参考にさせて頂こうと思います。) さて、本日の一面記事は‥ お昼の12時30分過ぎに、作業服の若者たちが、何やら保育園の塀付近で脚立に登ったりと、ゴソゴソと。 実は、笠岡工業高校プレゼンツ「お迎えの時間に優しく灯るイルミネーション」の設置が行われたんですね。高さのバランスや、雨や風がふいた場合などを想定しながらの設定は約2時間かかりました。 ※明日12月1日火曜日の午後17時頃点灯スタートします。ブログ読者の方も含め、地域の方、是非足を運んで頂き、学生の想いに触れて下さいね。 ※イルミネーション付近は、車道がすぐ側にあります。くれぐれも安全に鑑賞して下さいね。 でもって、こぼれ話を1つ。笠岡工業高校の学生は、イルミネーション運搬車を待つ間に、赤ちゃんたちが多くいるお部屋へお招きしてみました。普段小さな子どもと接する機会はほぼほぼ無いと思っただけに、村上は無理矢理に、抱っこを学生にさせてみました。(あくまで人見知りが少ない子どもを選んで互いにストレスが無い条件です。) 作業服の男の子の学生は、「抱っこの仕方」にはじめ戸惑うんですね。けれども少しずつ少しずつ手元が馴染んでくるし、表情も柔らかくなっていく。 村上としては、中高生の授業で「赤ちゃんを抱っこする」カリキュラムを作って欲しいくらい、学生に「抱っこをする機会」があって欲しいのです。 なぜか? たいていの方は、ご結婚されて、ご夫婦となり、赤ちゃんが運良く産まれると「お父さん・お母さん」に自動的になりますよね。だけれども、脳科学的に言えば、抱っこや、授乳など、子育てに関わっていくことで「お父さん脳・お母さん脳」になっていくんです。 (※この度は、脳の機能やホルモンの動きの詳細は省略させて頂きますね。) “優しく灯るイルミネーション”には、学生の子どもたちを想う気持ちが込められています。作りながら、子どもたちが喜ぶ表情を思い浮かべていた学生の脳は、お父さん脳・お母さん脳に近づいていたかもしれません。 それでは、明日の午後17時を楽しみに。 (※点灯時間は平日の17時~18時。土日は村上がいれば点灯させます。ご了承下さいね。) |
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2020-11-30 |
おはようございます。日曜日の富岡保育園で、なにやらゴソゴソしている村上です。 ※怪しまれてはいけないので、詳細を紹介してみますね。(ご興味の無い方は後半からタメになる話をしますのでソチラからお読み下さいね。) ↓ まず日曜日の朝と言えば‥保育園の玄関先掃除に始まり。本日は特別に前庭を竹ぼうきで。中庭は落ち葉をはき、石や木々に水やりを行い。裏庭は先日植えられましたネズミモチ君にたっぷり水やりを行い。準備万端‼︎ 「日曜日の富岡保育園の園庭」と題してYouTube撮影を行なっておりました。 (※子どもたちが遊んだ跡などには一切手を加えていません。) そして、お調子者の村上ですので、さらに‼︎もういっちょ動画配信しました。内容は‥とある日曜日限定で開かれる幻のcafé「とみほ村珈琲」プレオープン映像です。 (お庭で村上がドリップコーヒーを淹れているだけの動画です。※オススメポイントは、いろいろな音です。小鳥のさえずりや踏切の音など様々に聞こえ癒されるはずです。) ゴソゴソ内容は以上です。YouTubeチャンネル「富岡保育園付属大学」をのぞいて下さっても良いですし、日曜日の朝に村上に会いに来て下さるのも嬉しいです。 ↓ さて、本日のテーマにいきましょう‼︎ 【アイデアはどんどん語れ】です。 なんだかビジネスっぽいテーマになっちゃいましたが、保育・教育に携わる先生方にも間違いなく役立つはずです。 アイデアって、皆さまもお分かりの通り“アイデア自体には何の価値も無い”じゃないですか!?なんだけれども、意外に「アイデアが浮かんでも内に秘めておく」人って多くないですか? なぜ、アイデアが浮かんでも言わないでいるのか? もちろん、とびっきりのアイデアだと誰にも真似されたくないと思うはずですし。たいした事ないアイデアだと言うのも恥ずかしいかもしれないですし。 なんだけれども‼︎実は、【アイデアはどんどん語れ】なんですね。語れば語るほど、実現へ向けて多様な人たちが関わってくれ幹や枝葉などが付いていくんです。アイデアは種に近い存在ですね。 アイデアをどんどん語れば語るほど、誰にも真似できない、恥ずかしいと思っていたアイデアが見違えるアイデアへ生まれ変わる可能性があります。 実現まで温め続けるのも良いですが‥ハッキリ言うと、たいていのアイデアはもう誰かが思い浮かんでいたり、実は実現されていたりするものです。なので温めるよりも、語って語って、たくさんの人に意見やご指導を得た方が実現可能性が大きくなるよね、って話です。 現役の保育者や教諭たちも、現場での実践アイデアをたくさんお持ちの方は、勇気を出してどんどん語っていきましょうよ‼︎アイデアが生まれ変わる瞬間に立ち会えるかもしれませんよ⁉︎ ★ちなみに村上の現在激熱アイデアは‥「村コミュニティ」です。地図に無いけど実際に存在する村‥“とみほ村”を、地域の人たちと一緒に作る取り組みを模索しています。名付けて『とみほ村を作ろう』です。“子どもたちの未来に希望を繋げる”持続可能なコミュニティを作り続けたいと思っています。 ※↑上記の『とみほ村を作ろう』の取り組みの1つとして幻のcafé“「とみほ村珈琲」をプレオープンさせてみました。 ↓ 以上が現在の村上の激熱アイデアです。ブログ読者の皆様もどしどしご意見ご指導ご感想を下さいね。よろしくお願い致します。 |
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2020-11-29 |
おはようございます。朝から陽射しが気持ち良く照る園庭で、2歳ほどの子どもと追いかけっこ⁉︎をしました村上です。 (最近運動不足だな~と思われている方、リハビリがてらに富岡保育園へおいで下さいね。最近鬱っぽいな~と思われている方、リハビリがてらに園庭の陽射しを浴びに来て下さいね。) さて、昨日ケーブルテレビ「一年生になったら」の収録があったことをお知らせしました。就学前の子どもがテレビカメラの前で入学への抱負を思い思いにマイクにのせていました。 ただ、ある男の子が、テレビカメラを前にマイクの前に立つことができなかったことを主任先生から聞きました。 主任先生「わたしもカメラが苦手で気持ちがよくわかるんです。次の収録日、撮れそうなら、みんなで温かく見守りたいと思います。」 僕も毎週ラジオ番組でしゃべっている手前、テレビカメラやマイクの存在がよく分かります。本番30秒前なんかは心臓バクバクで手が震えていたりします。 子どもたちに大人がやらせることを、ひとまず自分基準にしてみた主任先生。“子どもだから〇〇しないといけない”“今度一年生になるのだから〇〇しないといけない”根拠のない呪縛から抜け出すテクニックですし、1人の人と人との尊厳ある関わりだと思いました。 |
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2020-11-28 |
皆さま1日お疲れ様です。本日、ケーブルテレビゆめネット笠岡放送「一年生になったら」の収録がありました富岡保育園です。 (※放送日は決まり次第ブログでもお知らせしますね。) (ただ、【一年生】って、人間の発達や成長に、よっぽど科学的根拠がある人生の岐路なのかな〜⁉︎と、考えると‥もっとライトに敷居を高めずに一年生を迎えれば良いんだと思うのは村上だけでしょうか⁉︎) さて、午前中の園庭の出来事‥ ある子ども集団がビールケースなどを組み合わせて自分たちの基地⁉︎のような空間を作っていました。その子ども集団は5.6歳が主だっておりました。ビールケースを運ぶ役割や、組み合わせる役割、他の材料(タイヤ)などを使い装飾する役割などなど。皆が「カッコいい空間」を作る目標に向かって没頭していたところ。 そんなところに、2歳8ヶ月ほどの男の子が、「なんだかカッコいい空間があるな⁉︎」と勘づいてやって来たんですね。 もちろん同じ空間の中で楽しみたいん だ け れ ど も ついつい、お兄ちゃんやお姉ちゃんたちが作った空間を壊しちゃったり、お兄ちゃんお姉ちゃん集団の設計とは違う思わぬ形にしてしまう。 もちろん、設計して製作にあたっているお兄ちゃんお姉ちゃんは困る訳です。どうにかこうにか、2歳8ヶ月の男の子を追い払おうとしたり、違う遊びに誘うと見せかけて逃げてみたり、とにかく「カッコいい空間」を死守しようとするんです。 が‼︎守ろうとすればするほど、余計と2歳8ヶ月の男の子は興味を持っちゃうわ、居座るわで、手に負えなくなっちゃうんですね。たまりかねた5.6歳の子ども集団の何人かが、近くにいた園長先生のところへ。 「〇〇君が、壊してきて困る~。」と半ばあきらめながらも、あきらめきれない雰囲気も出しつつ訴えます。 園長先生は「困ったね~。困ることを伝えてみたらどうかな?」 ↑ この会話を実は数回繰り返した後に‥ カッコいい空間を設計した子どもたちは「園長先生‼︎壊されたら直せばいいだけだから〇〇君寄してあげることにした〜‼︎」 との答えが返ってきていました。 ↑ この場面に僕は内心感心していました。“壊されたら直せばいい”って、当たり前なんだけど、せっかく作った空間です、想いがのっている空間です、壊されて良いわけがありません。当たり前に出てこない答えだと思うんです。 し か も 大人から推奨された答えではなく、自分たち(子ども集団)で導き出した答えなんですね。 自分たちより小さいから許してあげた、だけではないんだと思うんです。カッコいい空間を完成させるためには、トラブルに時間を割くよりも、互いの違いを認め許し合った方が賢明であることを子ども集団内で話し合い導き出したんだと思います。 大人の僕も見習いたい、賢明な子どもたちの姿勢でした。 |
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2020-11-27 |
皆さま1日お疲れ様です。木曜日と言えば⁉︎そう‼︎「富岡保育園付属大学」ラジオチャンネル生放送を終えてきたところの村上です。 本日のテーマは‥『過保護・過干渉が与える脳への影響』でお話しさせて頂きました。 (昨日ブログ記事の「保育園入園適齢期」の続きは⁉︎待ち望んでいた方、大変申し訳ありません。本日は内容を変更してお送りしたいと思いますのでお許し下さいね。) さて、まず脳の基本的知識から学んでみましょう。 脳の大きさは誕生時には400g程度、2歳頃には1kg程度、そして就学前(5.6歳程度)には成人の90%にもなっています。 いっけん、めちゃくちゃ急速に変化して脳の発達は完了しているかの様に思ってしまうのですが‥ 実は‼︎実際には脳の発達は大人になるまで、いや、大人になっても変化し続けるんですね。 脳には様々な領域があります。視覚や聴覚を司ったりする領域もあります。様々な領域を繋ぎ合わせる「脳内ネットワーク」ののことを=「シナプス」といいまして、シナプスの密度がピークなのが→【生後8ヶ月後】なんですね。この時、成人の約1.5倍~2倍にあるんです。 でもって、生後8ヶ月後をピークにシナプスの密度が減っていくわけなんです。10歳の頃には大人と同じ密度になっているんですね。 なぜ? 使われるシナプスは残り 使われないシナプスは消えていく からなんです。 そろそろ【過保護・過干渉】が与える脳への影響が見えてきましたよね? 大人が必要以上にやってあげることにより、子どもの脳内ではシナプスの刈り込みが必要以上に行われていってしまうかもしれない⁉︎ では、【過保護・過干渉】にならないためには!?どのような対策が立てられるか?キーワードは『子ども同士』です。ココからはラジオ(再放送が19時から)又はYouTube(村上個人チャンネル「富岡保育園付属大学」)をのぞいてみてくださいね。 |
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2020-11-26 |
こんにちは。気温が10度を下回り始めました岡山県笠岡市ですが、富岡保育園の子どもたちはあいかわらず裸足んぼも多くています。(※裸足や草履を推奨していますが、強制では無いので、靴や長靴やブーツの子どももいます。) さて、先日知人からこんな質問がありました。「保育園にはいつ頃から入るのが適当なのでしょうか?」 もちろん、ご家庭の事情を最優先すれば良いと僕は思います。ご家庭の平和が子どもの健全な成長には何よりの要素です。 村上からの答えは“子どもの発達面”を踏まえての保育園入園適齢期を模索してみたいと思いますね。 ↓ まず、キーワードは「9ヶ月」です。乳児は「9ヶ月」の頃より“他者と何かを共有するという三項関係に参入する”ということが研究結果として出ています。 “他者の意図を理解し共有する”からこそ→模倣や学習ができるようになります。 と、言うことは⁉︎そうなんです‼︎「9ヶ月」頃より、自分と同じ程度の発達過程、また少し進んだ発達過程の子ども集団の中で他者認識できる環境こそ、現代では保育園ですよね。 なので、子どもの発達面を踏まえると「9ヶ月」頃なんてのは保育園入園適齢期とも言えるかもしれません。 (※ただ、あまりにも長時間になってしまうと集団でのストレス負荷もありますので、そのあたりを踏まえた利用法が望ましいかとは思います。) そして、もう1つ!キーワードを上げるとするならば、前回取り上げました「イヤイヤ期」2歳前後です。 ↑ もしかすると「3歳までは家で子どもの面倒を見るのが当たり前説」を信じている方には、かなりショッキングなお話になるかもしれませんので、続きは明日の記事で。 |
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2020-11-25 |
こんばんは。夕方お迎えに来られた保護者に“干し柿”をすすめさせて頂きました村上です。 (※残り30個程度です。ブログ読書の方でお好きな方がおられれば是非食べに来てくださいね。) さて、本日のテーマは「暮らし」と「住まい」の関係について少し掘り下げてみたいと思います。 まず、2020年、日本中のほとんどの方が「家にいる時間」が長かったのではないかと思います。 (※村上の場合、極小数の例外にて、保育園を家替りにしている部分もありますので、保育園にいる時間がとても長くなりました。) 居る時間が長い、言ってみれば、「住む時間が長い」となれば、誰もが『長く過ごす場所は、居心地の良い場所でいたい』と思うのが常です。 例えば、もしかすると仕事に追われて、なかなか家にいる時間が短い方だとするならば‥短い時間で“効率良く”過ごせる場所を住まいに求めていたかもしれません。とにかく“時短”がモットーの住まい。 しかし、短い時間ではなく、長い時間過ごすとなれば、“効率の良さ”よりも“豊かさ”を住まいに求めてくるようになるかもしれません。 お部屋で観葉植物を育ててみたり、ベランダやお庭でガーデニングに勤しんでみたり‥土や草花に触れる時間を作って、心を豊かにする住まいを求めるかもしれません。 また、家具や家電に“効率の良さ”よりも“こだわり”(自らの感性)を求めていくかもしれません。 2020年もそろそろ終わります。家にいる時間が長かった経験を通して、『住まい』に目が向けられた年でもあったと思います。 富岡保育園の子どもたちにとって、1日のうちの大半を過ごすのが保育園です。コロナ禍で大人たちが経験したことを次世代へ伝える1つの大事なことは『住まいに心の豊かさを』ではないかと思います。保育園内が“効率の良さ”を求めた環境デザインでいることと、“心の豊かさ”を求めた環境デザインでいるのとでは、子どもたちの居心地の良さは大きく違うのではないでしょうか。 富岡保育園内の環境デザインとして、先日の木を植える環境設定や、お庭作り、また花壇、室内の観葉植物や生け花についても、“心の豊かさ”を求めた住まい作りの一環です。そして家具についても、なるべく手作りの木製品(例えば、ちゃぶ台など)を置いてみたりと、触り心地にも意識した環境デザインを心がけています。 ※『住まい』に関しては0歳から100歳までの方が心地よく暮らせる環境デザインを今後心がけたいと思っています。気になる方は是非お立ち寄りお願いします。ご意見やアドバイスもどしどしお待ちしています。 |
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2020-11-24 |
おはようございます。連休最終日皆さまどのようにお過ごしでしょうか?お出かけの際は安全運転を心がけましょうね。 (ついさきほど思いがけない事故を起こしてしまった村上だからこその朝のコメントです。ご迷惑をおかけした方々大変申し訳ありませんでした。) さて、昨日はご近所の方と園庭に植えました木(ネズミモチ・イロハモミジ)の根っこを一時的に守るために、竹などを使って簡易的な柵を作りました。日頃使わないノコギリやらトンカチやらを使うと改めて、生きる力の乏しさを痛感します。(疲れて困っていたら、40年以上前の卒園児の方も手伝って下さり無事に完成しました。大変ありがとうございました。) そんな昨晩、富岡保育園に一本の電話が。要件の内容は「孫のために紙おしめを購入したんだけれど、成長してハマらなくなったので、一袋なんだけど余ったので、新品だからもったいないから、保育園で使ってくれませんか?」との問い合わせでした。 お言葉に甘えて頂くことに。持って来られた際はお名前を伺うと‥「名前はもういいんよ‼︎たいしたことでないから。昔、40年以上前に息子がココの保育園でお世話になってね。せっかくなら使ってくれるところにあげたいなと思って持って来させてもらったんよ‼︎それじゃあね。」と、さっそうと行かれてしまいました。きちんとお礼も出来ず、この場をお借りして感謝の言葉を述べたいと思います。ありがとうございました。 富岡保育園は認可保育園になって、かれこれ50数年が経ちます。園児の数はもちろん、職員の顔ぶれ、園内の環境や、保育実践もしかり、時代とともに、多様に変化している中。“変わらないもの”も間違いなくあります。それは、この場で育った、過ごした、暮らした、時間と想いです。40年以上前の時間と想いが『感謝の気持ち』となって循環していると感じる出来事でした。 |
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2020-11-23 |
どうも‼︎日曜日の朝と言えば⁉︎保育園玄関先掃き掃除の村上です。 本日も、お会いしたご近所の方々をこっそり園庭へお招きし、さっそく昨日植えた木などを披露させて頂きました。 (※ご近所の方々は木を眺めながら、幼少期について語って下さったり。ついでに最近のご自分の事情なんかも話して下さいました。介護をしながら読書が趣味だというご近所の方。今年200冊を超えているそうで、読書を生業とする村上も脱帽でした。) さて、本日は、仮の話をします。あくまでも仮です。科学的根拠については課題として学びます。 小学生などが学校へ登校する際に見かけると、めちゃくちゃ気になる点があるんです。 マスクをつけているからなのか、ほとんど全員といっていいくらい、“下を向いて”歩いているんです。たまたま僕が見かける小学生たちが落ち込んで学校へ行っているのでしょうか⁉︎ マスクをつけて“上を向いて”呼吸すると、皆さんどうでしょうか?呼吸しづらくないですか?マスクをつけて呼吸しやすい姿勢は‥“下を向いて”ではないでしょうか? そして“下を向いて”歩くと、自然と猫背になりませんか?“下を向いて”背筋が伸びた姿勢はとりにくいですよね? 何が仮に言いたいかって、マスクをつけた呼吸しにくい状態は、姿勢に加えて視野まで狭くなるのではないか?と思うわけです。 視野に関しては、“深視力”という距離感覚などを示す視力について考えてみたいと思うんです。一般的には自動車を運転する時に使う視力、またサッカー選手などのアスリートが自分とチームメイト、敵の選手などの距離感を把握しながらパスを出したりする時に使う視力です。 自動車を運転したり、パスコースを探したりする時に、“下を向いて”いる状態はあるでしょうか⁉︎たぶん、事故をしたり、チームメイトや敵の選手を見失いますよね。 プロの保育者も同じく、“下を向いて”いる状態は、全体の子どもやチーム保育をする仲間の把握には適していません。 マスクをつけるな‼︎と今のご時世に逆らっている訳ではありません。ただ、マスクをつけて呼吸しにくい状態だと、姿勢や視野が悪くなるおそれがあって、それにともない“深視力”という力を失ったりしないだろうか⁉︎との仮の懸念です。 ↑ こんな仮の話をしていると、“呼吸”と“姿勢”と“視野”と“心”は連動しているのではなかろうか⁉︎と思ったりするのですが、ブログ読者の方はどのように思われますか? |
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2020-11-22 |
富岡保育園の園庭から 固定遊具が消えて あれから何年がたったでしょうか 百合の木をはじめ、どんぐりの木や、築山がならび、木陰と土の香りが溢れる園庭になってきました。 そして、このたび‥ 園庭作りを共にする寿久園さん(造園屋の方です。※岡山県倉敷市にある美観地区などの料亭などのお庭も手がけられている方たちです。)から、2ヶ月ほど前に一本の電話がありました。 「先生‼︎いい木があるんですが、そろそろどうでしょうか?」 園庭大改造一期を終わり、二期に向けて造園屋の方があたためて下さっていた「ネズミモチ」という木が、遂に植え頃だと判断され、富岡保育園の園庭に本日やってきたんですね。 ※「ネズミモチ」の木には、ネズミの糞にも似た黒い実がなって、造園屋の方から「実が落っこちてきたら、子どもがままごととかで遊べるだろうし、根付いて太くなれな木登りもできる強い木ですし。木陰から優しく風がそよいでくれる良い木でオススメなんですよ。」とご推薦して紹介されました。 すでにある程度大きくなってからの植木なので、もちろん搬入にはそれ相応の苦労がともないます。クレーン車は富岡保育園前の道が狭いため使えず、トラックと小型の重機と、そして人力で園庭の植える目標地点まで運びます。1トンもの重さがあるため、運ぶ際に少しのミスで折れかねない。そんな汗がほとばしる状況に、本日登園してきた子どもたちは縁側から大歓声と応援の声とを飛ばします。 そして、重機を巧みに使いこなす造園屋の方、人力で調整をする際に物凄い腕力を披露する造園屋の方たちに熱い視線を向けて離れませんでした。 さて、無事に植木されたのでしょうか? 夕方前、子どもたちが降園した園庭から、談笑すら声が聞こえてきました。 ネズミモチの優しい木陰の下で、植木を無事に終えられた造園屋の方たちが安堵の微笑みとともに「苦労して運んで植えたかいがあったわ〜。ええ木じゃな〜。」と誇らしげに木を見つめておられました。 たくさんの方の想いが詰まった園庭。そして今後も想いが繋がり変化していくでしょう。もちろん子どもたちが考え、遊びをデザインしてこそです。園庭大改造はまだまだ続きます。乞うご期待下さい。そして是非足をお運び木陰からそよぐ優しい風におひたり下さいね。 (※ネズミモチの木は根付くまでは根元の部分は優しく扱えるようにさせて頂きます。ご容赦くださいね。ちなみに、ネズミモチの花言葉は『名より実』‼︎まさに富岡保育園にうってつけ‼︎と、思うのは僕だけでしょうか?) |
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2020-11-21 |
とあるお昼ごはんの時間。事件は勃発しました。村上が共にした、ちゃぶ台での出来事。 村上が右隣の女の子に「みかんあげるけん、Aちゃん以外にいる人おったら分けてあげて。」 と、みかんを丸々一つ渡しました。 右隣のAちゃんは「みかん、いる人ー?おるー?」 と、ちゃぶ台仲間に聞くと、村上の左隣のBちゃん、そしてのその左隣のCちゃんが「いるー!」と、答えました。 右隣のAちゃんは、村上からの伝言を守り気前良く分けてあげることに。 し か し ココから事件が勃発してしまうんです。写真にも掲載していますが、右隣のAちゃんと左隣のBちゃんが口論を始めるんです。 口論の原因は「みかんの房の分け方」にありました。 右隣のAちゃんは村上から渡されたみかん一個を、半分に分けて、半分を自分。もう半分を半分に分けてBちゃんとCちゃんに分けようしていました。 けれども左隣のBちゃん、Cちゃんは、「1つずつ(一房ずつ)分けて、1つずつ配っていってや!」と言います。 BちゃんとCちゃんの要望は、3人に均等に同じ数の房が得られることにありました。 右隣のAちゃんにしてみたら「村上先生からもらったのは私なんだから、あなたたちはもらけるだけでラッキーだと思ってよね」と思ってしまうかもしれない。 だけれども、口論の末、Aちゃんは、一房ずつ分けて、自分とBちゃん、Cちゃんに、均等に配り始めました。 平等性を強く訴えたBちゃんCちゃんも、こころよく分けてくれたAちゃんに「ありがとう。」を伝えていました。 右隣のAちゃんにとって、せっかく村上からもらったみかんを分けると何房か減ってしまうという歯がゆい気持ち。 加えてBちゃんたちに平等性を訴えた数の概念を言われるという歯がゆい気持ち。 けれどもそれを乗り越え、こころよく分けてあげた気持ち。 Aちゃんの気持ちは、みかんの房を握りしめ大きく変化しました。 そしてBちゃんCちゃんの平等性を強く訴え過ぎてしまった気持ちが「ありがとう。」の声に含まれていたのは言うまでもないでしょう。 |
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2020-11-20 |
皆様1日お疲れ様でした。木曜日と言えば⁉︎そう‼︎ラジオ番組「富岡保育園付属大学チャンネル」の生収録に行ってきました村上ですよ。 2ヶ月目に突入して30分間の1人おしゃべりに慣れてきたんだけれども‥その要因の1つは『話しかける相手が具体的に思い浮かべられるようになってきた』です。カレンダーの木曜日に○印をつけて下さっている方もおられるそうです。シンプルに励みになりますし勇気をもらえます。 (※ラジオ宛のメッセージどしどしお待ちしております!ラジオ内でご紹介もできます。宛先は「エフエムゆめウェーブ」まで) さて、本日はラジオを聞き逃した方用に‥一部内容をご紹介したいと思います。 テーマは『イヤイヤ期って、なんであるの?』 子育てに携わる方にとって(親やおじいちゃんおばあちゃん、近所の方、先生方ひっくるめて地域社会の方が全てを対象にさせて下さいね。)なんだか、「育てにくい時期」ってありませんか? 一般的に“イヤイヤ期”と呼ばれる2歳前後の子ども。また中高生あたりの“思春期”の子どもです。(※あくまでも相対的にです。) で、本日は“イヤイヤ期”“思春期”の子どもたちが育てにくくて当たり前なんです‼︎ってことを科学的根拠に基づきお話しさせて頂きますね。 ↑ キーワードは【脳の発達】です 。脳の発達は、比例的に発達するのではなく、各々で波があります。その第一次ピークが“イヤイヤ期”の2歳前後ほどの子どもの脳。第二次ピークが“思春期”の中高生あたりの脳です。 「なんだか育てにくいな‥。」と感じたら、脳が著しく発達している証拠と言っても良いでしょう。 脳内では“前頭前野”と呼ばれる「自分をコントロールする」部分があったり、“辺縁系”と呼ばれる「自分ではコントロールできない好奇心」の部分があるのですが‥ ↓ “イヤイヤ期”“思春期”の子どもたちの脳内では、“前頭前野”の発達に対して“辺縁系”の発達が著し過ぎるため、大きなギャップが生まれます。コントロールしようと思っても、コントロールできない好奇心がどうしても勝っちゃうんです。(辺縁系はホルモンの影響がかなり大きかったりもします。) ↓ な の で 育てにくくて当たり前なんです。加えて、脳の発達が著しいということは、『脳が傷つきやすい時期』でもあるんです。 “イヤイヤ期”や“思春期”の子どもたちは、育てにくい上に、脳が傷つきやすい。育てにくいから、ついつい厳しく傷ついてしまう言葉や行動をとりがちになっちゃう。 じゃあ!私たちはどーすればいいのですかー!と、叫びたくなりましよね。 いくら自己コントロールできる大人でも、脳内で大きな発達のギャップを抱えた“イヤイヤ期”や“思春期”の子どもを相手にするのは、かなり困難なことです。 そ こ で 村上が提案するのは、「子育てをひとりでかかえこまないでね。いろんな人に頼れる環境作りをしようね。」です。 た だ 核家族化が進んだり、ご近所付き合いも乏しい中、現代で頼りやすい環境の初歩は‥そう‼︎保育園や幼稚園やこども園です。たくさんの保育のプロたちに関わってもらうことで、子どもの脳の発達も、親の心身も守られるんです。 (“イヤイヤ期”までには、保育施設に少しの時間でも携わることを村上は推奨します。) ↓ こんな話をラジオではさせて頂きました。で、ここからはブログ読者だけの特典記事。 ↓ じゃあ、前頭前野と呼ばれる自分をコントロールする力が、辺縁系と呼ばれるコントロールが難しい好奇心とギャップがなくなってくる、いわゆる前頭前野が成熟するのはいつ頃なのか? 実は、25歳から30歳あたりまで前頭前野の成熟には時間がかかるんですね。 (※20代の新入社員をおかかえよの方は脳の発達をふまえて指導してあげてね。) 本日のブログ記事はこのあたりで。珍しく専門用語を使ってみました。(←暮らしをテーマに保育活動をしていますが、科学的なお話しも大好きなんですよ。) |
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2020-11-19 |
こんばんは。富岡保育園内の中庭が紅葉の見頃となっていますよ。是非‼︎記念撮影などでもお使い下さいね。 さて本日から「とみほNEWS」への記事を再開しました村上なのですが、さっそく長文をかましてしまったので今頃ヘトヘトになりながらトミホクルーは読んでいることでしょう。 守秘義務のもと公開できないのですが、この度は【ポジションチェンジ】も内容に含まれています。 で、【ポジションチェンジ】ってなーに?ってお声がありそうなので、本日は詳しく紐解いていきますよ。もしもブログ読者の方で管理職の方がおられれば参考にしてみてもおもしろいかも⁉︎ まず、富岡保育園では「固定担任制」を完全に撤廃しています。固定担任制というのは、いわゆる、4月から3月までの1年間、決まったクラスで、決まった子どもたちを担任する制度です。 「固定担任制のなにがいけないの?めちゃくちゃ管理しやすそうだし、発達や成長についても理解しやすそうだし、何より、クラスが落ち着きそう。保護者も安心しやすいじゃん。」とのお声があがると思います。 ↑ ごもっとも‼︎です。 固定担任制のメリットが充分に反映できれば、子どもの心身の管理は効率良くできるはずです。 では‼︎なぜ‼︎富岡保育園は、そんなメリットだらけの「固定担任制」を辞めちゃって、謎の【ポジションチェンジ】を敷いているの? 富岡保育園では、成長や発達は目に見えて分かりやすいところもあれば、分かりにくいところもある。そのうえで、無理に分かろうとするのではなく、“ただ寄り添う”そんな時間も必要だよね。と、思っています。 成長や発達の基準も、いわゆる誰かが定めた、およその平均値みたいな、あいまいなものだと知っておかなければいけません。もしも知らずに基準をめがけることばかりにとらわれてしまうと、みんな同じ人間になっちゃいますよね。 (↑村上の屁理屈に感じる方、とりあえず最後まで読んでみてほしいです。) 加えて、日本の1年という定め方も、なぜが学校関係になると4月から3月。得体の知れない期間での成長や発達を望まれるって、なんだか変だと思いませんか? さらに、その得体の知れない期間を必ず同じ先生(教諭や保育者など)が指導しなければいけない科学的根拠ってあるのでしょうか? むしろ‼︎もしも‼︎子どもも大人も、人間同士、“合う合わない”“合うタイミング合わないタイミング”などが間違いなくあるするなら‥ だ っ た ら ば 保育者のクラス移動も流動的な方が、子どもにも大人にも健康的だと思いませんか?と、仮定ができたんです。 な の で 富岡保育園では、そら(0.1歳児)ひかり(2歳児)にじ(3.4.5歳児)の3つの生活グループがあるのですが、保育者たちは定期的に配置転換【ポジションチェンジ】が行われています。 ↑ 上記を可能にするためには、常に『全保育者が全園児の担任である』意識を持ち、連絡事項など常にアンテナを、全園児とクルー全員に張っておかなれけばなりません。 (なぜなら、「わたし、〇〇グループの子どもたちのこと知りません。」「ぼく、〇〇先生と話したことないです。」って、なっちゃったら本人も園児も仲間も困りますよね。) かんなりハードルが高いことにチャレンジしているトミホクルーですが、【ポジションチェンジ】のメリットを最後にもう一つだけ紹介しますね。 全てのグループにポジションチェンジしていくことで、全ての保護者とも顔見知りになれます。保育者と保護者の距離感が近過ぎず遠過ぎでいやすい。健全な距離感でいやすいことは、トラブルも起こりにくいとも言えます。 ある保護者が「うちと子どもの担任は〜‥‥。担任が誰かは分からんけど、先生全員知っとるよ!」って、おっしゃられたことがあります。 1つのコミュニティ運営としては正解じゃないのかな⁉︎と僕は思うのすが、皆さまはいかがでしょうか?ご意見ご感想お待ちしております。 |
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2020-11-18 |
皆さま1日お疲れ様です。園のご近所の方から柿のお礼返しに頂きまきしたミカンを食べながらブログを綴っております村上です。感謝、感謝です。 さて、本日は何と言ってもこの話題でしょう‼︎富岡保育園へ歌手の「中西圭三さん」が来園して下さいました。石の島かさおかプロジェクトの一環として(←日本遺産にもなってるみたいですよ。)笠岡でアート&ミュージックフェスティバルを来年開催するそうです。その名も『シマヲカナデル』 今回はプレイベントとして笠岡市内の保育施設に中西圭三さんが来園し、「ぼよよん行進曲」(←おかあさんといっしょで大人気だそうです。中西圭三さん作曲です。)を一緒に歌って踊りました。 さて、富岡保育園の園児や保育者たちは⁉︎芸能人が来るから興奮してる⁉︎ ↓ “いつもどおり”でした。 ↓ 中西圭三さんやスタッフの方々がぞろぞろとやってきて‥「おっ‼︎なんだか楽しそうだな‼︎」と野生の勘が働いたのでしょう。掛け声などなくとも、ぞろぞろと集まってくる子どもたちや保育者たち。 集まってくるんだけれども、子どもも保育者も各々でメインステージとは距離感が違っていたりするのが面白いんですね。 ガッツリ一緒に歌って踊る子どももいれば、少し遠くから見つめている子どももいる。あるいは、まったく我関せずで泥団子や秘密基地を作り続けている子どももいる。 保育者を含めた、見学に来られた保護者、またスタッフの方々、誰ひとりとして、そんなまちまちの子どもたちに無理強いしたり、うながすことをしないんですね。 なによりメインの中西圭三さんですら、目の前をスコップを持って走り抜けていく子どもや、ボールを蹴りながら通り抜けていく子どもにも、何ら気にせず、笑顔と穏やかな歌声で触れ合ってくれるんですね。 本日の富岡保育園内の大人たち。もちろん中西圭三さんの歌声に酔いしれていたんだと思いますし、子どもたちの踊りに微笑んでいたんだと思いますが、「同じ見守る眼鏡」をシェアできた時間だったんじゃないかと思います。 ※『シマヲカナデル』KASAOKA ART&MUSIC FESTIVAL 2021 2月11.12日開催です‼︎ |
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2020-11-17 |
皆さま1日お疲れ様です。本日歯科健診がありました富岡保育園からの中継です。 (※現代歯科は「予防歯科」です。お子様のおられる家庭では、虫歯になる前に歯科へ行くことを強くオススメします。また同時に食事指導もオススメです。特に“唾液”に注目して頂きたい。よく幼い頃に「30回噛みなさい!」と指導されませんでしたか?これを現代歯科科学で変換すると「30回噛まないと食べられない食事を提供してね。」となります。歯科についてはコロナ渦が落ち着き次第、専門医の方と保護者や地域向けの子育てに間違いなく役立つ講座を開催する計画がありますので乞うご期待下さい。) さて、歯科話はこのあたりにしまして‥本日午後より富岡保育園と同じ地域(笠岡市東地区)にあります笠岡工業高校へ授業参観したお話を紹介させて下さい。 なぜ、工業高校の授業参観したかと言いますと‥笠岡工業高校の授業の中で「地域に貢献する」時間があるんです。(←「笠工テクノ工房」と呼ばれています。) そこで、富岡保育園とコラボ企画か決まり、『冬の寂しくなる夕方のお迎え時間に、心があたたまるイルミネーション』製作に取り組んで下さることになりました。 (※他の企業や市からも委託されており、「イノシシの捕獲用の網を溶接で作る」や「ドローンで上空撮影する」など多様な案件に取り組んおられました。) 富岡保育園×イルミネーション班の作業場へ行くと、学生が懸命にサンタクロースを描いていました。聞くところによると絵は苦手だそうなのですが、園児の喜ぶ姿をイメージしながらペンキで描いていました。「この目の位置おかしいかな⁉︎右目の位置塗り直そうかな⁉︎」 ⭐︎お知らせ⭐︎ 12月1日(火)17時頃より笠工テクノ工房作製のイルミネーションが富岡保育園玄関付近に点灯されます。 是非‼︎写真を撮ったり、学生たちの園児を想う気持ちに馳せたりしながら楽しんで下さいね。お待ちしております。 ※富岡保育園前の道路は車通りが多いです。安全に配慮して頂きながらイルミネーション鑑賞して下さいね。 |
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2020-11-16 |