富岡保育園へようこそ!「伸びる。成る。子どもも大人も互いに伸び合い、成長し合う『大きな家』でありたいと願い、社会福祉を支えています。

富岡保育園

副園長ブログ

“一貫性”よりも“宙ぶらりん”

おはようございます。〇〇中毒の村上でございます。(※〇〇は村上の至らない人格からご想像してみて下さい。)


さて、子育てをする中で必ず聞いたことがあろう言葉があります。

「〇〇君‼︎絶対許さんけーよ‼︎先生言っちゃるけん‼︎」

ね⁉︎聞いたことがあるでしょ。保育園児だけに限らず、小学生くらいでもよく聞く言葉ですし、なんなら大人になっても“許さない”気持ちが芽生える時ってあるのではないでしょうか。(※他者への共感を司る前頭葉は30歳くらいにならないと成熟しないんですね。また加齢により衰える場合もあったりするんですね。)


そこで本日は‥脳科学者 中野信子先生著書「人は、なぜ他人を許さないのか?」を少しだけご紹介させて下さい。

“他人を許さない”感情は、実は全ての人の心に潜むことが脳の構造上わかっているんです。

「自分は絶対正しい」「他人の言動が許せない」そんな『正義中毒』の状態は脳の快楽中枢を刺激し、快楽物質であるドーパミンが放出されるんだそうです。様々な中毒症状と同じなんですね。


しかし、なぜ『正義中毒』なんて他人との対立を生む中毒症状が備わっているのでしょうか?

人類が生き残っていく上で、集団を作らなければならなかったから、またあらゆる天災から身を守るために社会性を高めなければならなかったから、などなど様々な理由が挙げられますが‥逆に対立の無い平凡な毎日が続くと人間は進化を止めてしまうのではないか⁉︎

人の感情と密接に繋がっている未知の領域が多大な脳科学。正義中毒が備わっていることを知ることで、「絶対正しい、許せない」そんな時には一度深呼吸して踏み止まることが大事なのではないでしょうか。

“ああでもなく、こうでもない”

“そうも言えるし、こうも言える”

宙ぶらりんとも言えるバランス感覚を持ちながら「考えることは楽しいな」と思える人間でいたい今日この頃でした。

2020-06-08
直接『顔を見せる』価値

こんばんは。友人の祖母にお会いする機会が本日ありました村上です。なんと90歳なんです。(学生時代によくご飯を御馳走になっており迷惑をかけた分、親しい仲にならせて頂きました。)

「あんた、もう帰るん?寂しいが。また顔に見せにおいでーよ。」と、別れ際に声をかけられると‥なんだかウルッときちゃいますよね。


さて、『顔を見せる』って、本日の村上の様に直接会う方法と、ネットを通す方法とがありますよね。

分かりやすく言うと‥ネットを介しては「オンライン」、ネットを介さない直接パターンは「オフライン」です。

そしてただいまコロナの影響も相まって「オンライン」化が急速に進んでおります。


そこで、本日は急速に発展を遂げている「オンライン」について‼︎ではなく‥現在困窮化されている「オフライン」に着目してみたいと思います。

「オンライン」と「オフライン」の違いで言えば、多々ある中で‥やはり移動などに含まれる時間です。“わざわざ”移動しなくてもスマホのボタン1つで顔を見せることができるのがオンラインです。そして“わざわざ”時間をかけて移動しないと顔を見せることができないのがオフラインです。

そしてです。ここからは保育施設に当てはめて考えてみたいと思います。保育施設の場合、オンラインでオムツを交換したり、ミルクを与えることは出来ません。歌や踊りや製作の指導をオンラインですることも可能ですが、やはりどこまで行っても保育園はオフラインに需要があるのではないでしょうか?

と、するならば、オンラインで出来る事を保育園ですることに今後需要があるのでしょうか?『オフライン』でしか出来ないことに需要があると考える方が最適解だと村上は考えております。

そして付け加えるなら、『オフライン』では“わざわざ”にどれだけ価値をのせれるかが重要な鍵を握るのではないでしょうか?

皆さまのご意見お待ちしております↓

(岡山県笠岡市富岡保育園保育LABOまで)

2020-06-07
試行錯誤VS不平不満

皆さま1日お疲れ様です。お昼ご飯に「猫が入った肉うどん」を食べました村上です。と、言っても‥猫の型抜きをしたニンジンやカマボコも入った肉うどんです。言葉足らずだと誤解を招く典型例ですね。

(※ある2歳の女の子Aちゃんが「Aちゃんのは全部入ってて美味しかったんよ。」と村上に伝えてくれました。本日の全部とは?具材の種類ではなく、猫やハートや星などの型抜きの種類です。色々な型を探しながら“楽しく食べる”ことができる‼︎お台所スタッフの試行錯誤の結果ですね。)


さて、本日は‥「我こそ“リーダー”である」と自覚のある方に是非読み進めて頂きたい。保育施設に限らず、あらゆる組織に通じるリーダー論を、34歳若輩者村上が語ってしまおうというコーナーです。

※是非、共感や反論をお待ちしております。

【試行錯誤VS不平不満】

リーダーと一口に言っても、組織の大きさや役割など様々。我々保育業界で例えても、園長や主任など立ち位置も様々だと思います。だからこそ「リーダーとは〇〇であるべきた‼︎」とは本日は言いません。


が‼︎しかし‼︎

あらゆるリーダーたちが必ず迎える局面があります。

集団の中で、舵を切り、方向を示す中で、様々な問題や課題に直面した時です。(問題や課題に直面なんかしませんよ~‼︎というリーダーには、問題や課題に直面しない術を教えて頂きたいと思います。)

あらゆるチャレンジをしていく中で、チャレンジに見合った問題が浮上したり、課題を持つようになります。

その時です‼︎

仲間たちが問題や課題に対して‥「ただたんに問題や課題を言い揃えて、“誰かのせいにする”“何かのせい”」にする議論をするのか。←これが通称『不平不満』って奴です。

それとも‥「だったら、〇〇してみる?」「△△もいけるんじゃない?」と議論をし、その時々の最適解や納得解を模索するのか。←これが通称『試行錯誤』って奴です。


集団を『不平不満サイクル』に向かわせるのか?『試行錯誤サイクル』に向かわせるのか?まさにリーダーの手腕が問われるのではないでしょうか?


もちろん誰もが『試行錯誤サイクル』を望みたい。村上流は↓

■「文句や不平不満を言ったらスッキリするよ文化」を徹底的に排除します。不平不満は不平不満しか生まなくなるからです。スッキリするどころが積み重なっていく恐ろしい化け物です。

■議論の場では必ず『だったらどうする?』の建設的な問いかけを癖にすること。常に試行錯誤を当たり前にする仕掛けです。

そして加えて、『試行錯誤サイクル』と両輪を共に走るのが『感謝サイクル』だということも述べておきますね。


さてブログ読者の方にとってのリーダーとは?人間誰しも完璧で無いからこそ、他者と違って当たり前だからこそ‥良い所悪い所違う所を認め合っていくために→組織や集団での向かう山、掲げる旗、向かうベクトルをハッキリとしておくことが大切なのではないでしょうか。


※本日の添付写真は主任先生が撮影したものです。現場の保育者たちのお昼の休憩シーンです。当日は、赤ちゃんの粉ミルクの残りを台所スタッフがアレンジして作ったプリンがもてなされておりました。

主任先生は「現場の先生、しっかり休憩をとってね♡との労い」そして「お台所スタッフの試行錯誤に対しての感謝」を写真の中にメッセージとして付け添えたのだと思います。

感謝サイクル
2020-06-06
ミルク‼︎作り与え慣れてませんか?

どうも‼︎丸坊主でスッキリ村上です。子どもたちからの反応も様々で‥「ハゲ坊主‼︎」や「髪の毛切ったんじゃなぁ。」などなど。ただ何よりも“無関心”の反応が寂しかった今日この頃です。


さて、最近とみほニュース(富岡保育園保育者限定情報交換ツール)に、そらグループ(0.1歳児)の保育者たちが、ある動画を配信してくれています。

それは‥↓

【ミルクの作り方&与え方】です。

保育者ですからもちろんのこと皆作って飲ませることができます。また保護者の方も同様だと思います。

しかし‼︎毎日作り慣れている、与え慣れている、からこそ‼︎再度‼︎基本に忠実に‼︎丁寧に作って与えよう‼︎とのメッセージを動画で全保育者に伝えてくれました。


授乳に関しては、「おっぱいorミルク?」ではなく、どのように与えるかが鍵を握ります。

今回の動画配信のキーワードは、まず作り方に関しては“丁寧さ”です。温度や濃さなどに気をつけながら丁寧に作った極上のミルクは赤ちゃんにとって格別です。

そして‼︎決め手は与え方‼︎抱き抱えて、まるでおっぱいをあげてるかのごとく包み込み、目を見て、そして「美味しい?」と話しかけコミュニケーションをとりながら与えていきます。

赤ちゃんにとって特別な時間に“無関心”を示されることが1番NGであるのは皆さん言うまでもありませんよね。

コミュニケーション
2020-06-05
祝『クタクタ、ビリビリ』

ブログ読者の皆様1日お疲れ様です。日々の愛読に心よりお礼申し上げます。

実は‥副園長ブログを始めたことで1番得をしているのは他でもありません副園長自身です。『自分を客観的に振り返ること』をブログを通じて毎日することができ有難い限りです。今後も、とみほ村の暮らしぶりと共に、副園長の成長ぶりも見届けて頂けましたら幸いです。


さて、副園長の成長⁉︎を助ける1つのツールが‥仲間(とみほ村の保育者)が記すナラティブツリーです。(※ナラティブツリーとは‥保育者の想いを言葉にのせた保育物語です。)

本日は、極上の物語をご紹介します。どのように感じるかは皆さま次第です。

それでは↓

【そらぐみ絵本】

※そらぐみ‥0.1歳生活グループ

令和2年 5月29日(金)

そらぐみには本棚があり、その本棚にはたくさんの絵本が置いてあります。

トミホ村(富岡保育園)の生活では環境として年齢の幼いない子どもも“好きな時間”に“好きなだけ”興味のある絵本を見る時間があります。

私は、そらぐみの子どもたちと過ごす時間が長いのですが、いつも感心することがあります。それは、どの絵本もクタクタになったりビリビリになったりするまで、よく手に取られていることです。

実際に私も何度も絵本を修理しました。やはり子どもたちの中で人気の絵本は何度も直しても、すぐにクタクタ、ビリビリになってくる。ただそのクタクタ具合は子どもの絵本への興味の表れだと思うんです。

今までは決まった時間に読んでもらっていたものが、今では『自分たちが興味を持った時にすぐに手にできる』その環境がとても素敵だと改めて感心しています。

お昼ごはんを食べたあと、そらぐみのテラス(ベランダ)で4人の子どもが寝そべって「くだもの」の絵本を囲んで見ていた場面に出会いました。その日のデザートに出てきた「くだもの」を探しているのかな?と見守っていてホッコリする場面でした。絵本や食などの知識にも繋がっているなとも感じました。

これからも喜んで絵本を修理していこうと思います。



僕は学びながら感動してしまいました。現場の保育者が、こんな風に感じながら環境を整えているのだと改めて知り、感謝と同時に子どもたちのことを羨ましいとさえ思ったら。

皆さんはいかがでしょうか?

2020-06-04
常軌を逸した傍若無人な男

こんにちは。毎日毎日、夢と希望と理想を膨らませている、「いい人」に見えそうな村上です。

が‼︎しかし‼︎本日は‼︎村上の本性を暴きますので、ご興味ある方のみ読み進めて下さい。


とみほ村(富岡保育園)の保育改革が始まって、かれこれ3年は経つでしょうか。今では訪れて下さる方が、こぞって「自由で良いね~。楽しそうだね~。癒されるね~。」と言って頂ける保育園になりました。

が‼︎しかし‼︎実は‼︎元々50年程積み上げてきた園の保育方法(2017年当時の保育方法について保護者や現場の保育者からクレームはありませんでしたし、何ら疑問やご意見があった訳ではありませんでした。)を、ほぼほぼ全て壊すよう指示をしたのが、紛れもありません村上です。

加えて、当時の壊し屋村上は、伝え方がとんでもなかったそうです。なんと‼︎指示をして変わっていなかったら‥

「え!全然変わってないじゃん。」とボソッと口をこぼしていたそうです。


なぜ、「〇〇していた“そう”です。」と表記しているか?皆さんお分かりでしょうか。なんと‼︎現在の村上の記憶に無いんですね。村上は過去の記憶を結構自分の都合の良い様に編集する癖があるようです。いい人どころか、傍若無人極まりない男です。なんと‼︎当時の現場の保育者にとって、傍若無人村上が園内を見回したり、話しかけられると、恐怖を覚えていたそうです。パワハラなんてもんじゃないです。


お読み下さった皆様。まずは深呼吸して聞いて下さい。現在、ブログを書く村上も、上記の常軌を逸した傍若無人ぶりに鳥肌が立っています。とにかく言えることが「よく仲間が村上を見捨てずついてきてくれた」です。涙ながらに感謝を込めたいと思います。


『心穏やかに平和に暮らす』をモットーに掲げております、とみほ村。平和な暮らしの裏側には、常軌を逸した傍若無人な男が潜んでいたこと。また、その男を見捨てなかった仲間たちが、現在とみほ村の暮らしを守ってくれていること。言葉を荒げるなら、めちゃくちゃ信頼できる保育者たちがおりますやん‼︎です。

※今後も変化を厭わず、常に今の子どもにとっての最善に努めていきます。ブログ読者の方、園に立ち寄る機会がありましたら、傍若無人村上に恐怖⁉︎を覚えさせられている現場の保育者を応援して下されば幸いです。


今後とも子育て仲間として互いに応援し合える関係でありたいと思います。宜しくお願い申し上げます。



玄関“壁新聞”リニューアル
2020-06-03
『安心した寝顔』の裏側

こんにちは。本日第1回“るんるん大人ランチ会”に参加しました村上です。

(※るんるん大人ランチ‥園長・副園長・事務長が現場の保育者を1人ゲストにお招きしてお昼ごはんを食べる会です。)

食卓にはお花と絵本をモチーフにしたランチョンマットで彩かられ貴重な時間を持つことができました。


さて、お昼ご飯後‥虹グループを覗いてみると‥classガリレオ(3歳児)の子どもたちが複数お昼寝をしておりました。『安心した寝顔』には、現場の保育者たちとの安定した愛着関係が感じられました。

愛着関係を築く上で、養育者(保育園では保育者、家庭では保護者の方だったり)の心身の安定が非常に鍵を握ります。養育者が『安全基地』となり得ることで、子どもたちは必要な時には逃げ込み、必要でない時は離れ、活動に向かうことができます。

※『安全基地』になり得る原則については、また今後ブログ内でもご紹介させて頂きますし、明日のYouTubeチャンネル「富岡保育園付属大学」でも扱いますので、是非チェックしてみて下さい。

安定した愛着
2020-06-02
話し方の9割が“聞き方”⁉︎

こんにちは。午前中に2人の男の子とザリガニ捕りに出かけました村上です。見事数匹GET‼︎(亀も2匹と小さな蟹も数匹)子どもよりムキになったのはここでは述べませんね。


さて、本日は富岡保育園限定非公開記事(日替わりのニュース記者や、村上などが気になる記事を投稿する情報共有システムです。)を公開させて頂きます。全くの非公開にしますと、富岡保育園内では何か怪しい宗教じみたことをしているのではないか?など誤解が生じる危険性がありますので。

それではどうぞ‼︎

#0601 モーニングNEWS


ジューンベリーも多く実り無事に6月を迎えることができましたトミホ村でございます。おはようございます。


6月はどんなドラマが待っているのでしょうか\(//∇//)\


さて気持ちの良い朝とは裏腹に気温の上昇とともに疲労が重なる時期になってまいりました。




本日‼︎は

『疲労軽減コミュニケーション術』をご紹介します❗️



※参考著書は‥永松茂久「人は話し方が9割」です。



では240ページからなる秘伝の書を、今日は思いっきって‥3つ❗️の要点に絞り込んでお伝えさせて頂きます。


3つです‼︎

すぐ覚えれます‼︎

いきますよ‼︎



ひとーつ‼︎

【★話し方において1番大切なことは、聞くことである】



ふたーつ‼︎

【★嫌われるNGワードを言わない】



みーつ‼︎

【★悪口は、言わない、聞かない、関わらない】




はい‼︎この3つを会得したならば、あなたは悩まない、疲れない、オロオロしない、そして人に好かれます。まさに秘伝の会話術をご紹介させて頂きました。



!?

て‥


おいおい‼︎

話し方の極意なのに

一つ目が『聞くことが一番大切』って、どーゆーこと???



気になりますよね。



人は自分に興味を持ってくれる人を好く傾向があります。(ストーカー等は除きますよ。)


自分の話を流暢に喋るよりも、聞くことに徹すれば、おのずとコミュニケーションはスムーズに。


と、言うことは‥そう‼︎上手く話そうとしなくて大丈夫なんです。

(他著書では、お腹のヘソを向けて聞くことの重要性も記されておりましたが、ここでは言及しませんね。)




でもって

N

G

ワードとは?


シンプルに

『相手の気分を害する余計な一言を言わない』


これだけです。




えー‼︎

もーちょっも他にも具体的なワード教えてほしいです‼︎って方は‥

(※4D‥でも、だって、どうせ、ダメ)





さあ!最後‼︎

愚痴や悪口の対象法です。手っ取り早いのは「別の話題を振る」です。話が噛み合わない演出をしましょう。



それが難しい時は‥「一緒に言わない」


それも難しいようなら「フェードアウト」


※同調や、その人その場で態度を改めさせようとはしないことがキーポイントです。



大切な時間を負のスパイラルに使うのは、疲労を軽減するどころか、心身ともに疲労MAXになってしまいます。




と、言った感じで‥3つの会話秘術を伝授させて頂きました。



最後までお読み下さった方には2つの特典をお授けします。



①究極の奥義は「幸せでありますように」と祈りながら聞き話すことである。


②「人は話し方が9割」永松茂久(屋台のタコ焼きから創業して、現在は株式会社人財育成JAPAN代表取締役)の著書を、子育てマネージャーが読むので、コッソリ詳細を教えてもらえる。







それでは

今週も感謝フルネスで

とみほ村の暮らしを

満喫しましょう

ヾ(@⌒ー⌒@)ノ



こんな内容を毎日、富岡保育園限定非公開グループには村上は投稿しています。

※日頃の副園長ブログでは届かない、かゆい所の学びを一緒にしたい方は是非富岡保育園内保育LABOまでお越し下さい。一緒に学びましょう。(YouTubeチャンネル「富岡保育園付属大学」も、ほぼ毎朝7時に更新しております。ご興味ある方は是非ご視聴願います。)



※添付写真は‥本日9時頃の光グループのお部屋です。何やら対面してコミュニケーションが行われています。大人の介入が無い2歳児同士の会話。何を話しているのか気になりますね。

どんな会話が聞こえてくるかな
2020-06-01
“ウナギの炭火焼”と“子育て”

こんばんは。昨日、天然のウナギを炭火焼にて頂きました村上です。実に美味し過ぎました。

炭火焼職人担当の友人が黙々と焼いてくれていたのですが‥時折「難しいわ~。」と溢していたのです。

理由を聞いてみると‥「炭火の調節、ウナギの部位によっての裏返すタイミング、タレをつける回数、焼き上がったかの見極め‥」が挙げられていました。


実はウナギ話をしたことには理由がありまして‥本日読破した「愛着障害の克服」岡田尊司さん著書の中での‥安全基地の条件『“感受性”と“応答性”』というキーワードが、何ともウナギの炭火焼に類似していたからです。


ウナギがただただ焼けるまで放っておいたらどうなるでしょうか?ご想像がつくように真っ黒黒焦げですよね。常に、炭火の様子やウナギの焼き加減などなどに気を配っていなければなりません。加えて言うなら、手を出し過ぎてタレをつけ過ぎてもいけません。

子育て(対人関係全般とも言えますが)においても、求められたら応えるということだけでなく、いつも気を配っていることが大事。放っているように見える時も、ひそかに目を光らせて、何が起きているのかをさりげなく見守っていることが大事。とても勉強になりました休日のウナギの炭火焼と岡田尊司先生の著書「愛着障害の克服」でした。(←子育てでお悩みの方、教育・保育の指導でお悩みの方、また対人関係でお悩みの方、オススメの著書です‼︎)


2020-05-31
『職域を超えた』保育実践

こんにちは。朝一番に園庭長より「中庭のジューンベリーが良い頃ですよ。」と教えて頂きました村上です。さっそく少し味見を‥(野生の甘さを感じました。)


さて、先日お昼ご飯の後、虹グループ(3.4.5歳児生活グループ)のランチルームにて、ある2人の保育者による創作紙芝居が披露されておりました。およそ20名ほどの子どもたちが「集まり」真剣に鑑賞しておりました。

富岡保育園には、毎日決まった時間の「集まり」はありません。(お昼ご飯や、おやつの時には集まって食べています。)しかし、遊びの目的や用途に合わせて、「子どもたちが“集まり”を必要とする時に集まる」ことを保育実践に含めております。

(※詳細のカラクリを知りたい方は、富岡保育園内保育LABOまでお訪ね願います。)


そして今回の、ある保育者2人とは‥保育顧問(とみほ村1の経験豊富なベテラン保育士)とオーナーシェフ(栄養士)です。2人で打ち合わせと準備を進めて開催して下さいました。『職域を超えた』保育実践。子どもたちも、いろいろな保育者(保育士・調理師・栄養士などなど)と関わることで刺激や安心感が得られるのではないでしょうか。

集まりたい
2020-05-30
トラブルが必然的に生じる保育デザイン

こんにちは。とみほ村唯一の結界(保育LABOだけは子どもの出入りを禁じております。※禁じられているからこそ、子どもたちは怖いもの見たさに出窓から覗いてくれたりもします。)にヒッソリと佇んでおります村上です。

結界を一歩出ますと‥5月も終盤、水着や裸んぼ、服のままで水遊びをする子どもたち。(現場の保育者と保護者の方の洗濯などのご協力あってできる活動です。本当にありがとうございます。)


一斉に水遊びの活動をしていないことで‥「濡れたくない子どもに水が散ってしまったり」「ダイナミックに楽しむ子どもと、ちょこっと水に触れ合いたい子どもとの温度差ができたり」などなど、実際にトラブルも生じます。

トラブルを無くす方法としては、「年齢ごとのクラス別などで、遊びの種類と時間と場所を分けること」が考えられます。


しかし‼︎


あえて、とみほ村では、分けることを極力しない保育に努めています。


なぜ?


『子どもたちの学びにはトラブルが必要である』との理解で保育実践を行なっているからです。

ダイナミックに遊びがしたい子どもも、水にかかりたくない友だちもいることを知ることができます。また、その逆もあるでしょう。『他者との違い』を理解するには『乳幼児期のトラブル』が必須なのではないか!?との持論です。

皆さまはどのようにお考えでしょうか?

正直、大人(保育者を含む)は子どものトラブルが無いことにこしたことはありません。(トラブルを解決する労力は大人も子どもも多大なのは明白ですよね。)

しかし、学びの機会のために、あえてトラブルが生じる場面(余白)を保育デザインできること、これもまた、現場の保育者と保護者の協力あってのことです。擦り傷や悲しい気持ちになったりすることを受け止めて下さり本当にありがとうございます。

トラブル前夜
2020-05-29
5月28日(木)午前7時30分

「おはようございます‼︎」

5月28日木曜日‼︎午前‼︎7時30分‼︎とみほ村から中継しております村上です。


眩しい朝日を浴びながら、玄関口横の「縁側」では‥早番の保育者と子どもたちが“ゆるやかな”時間を過ごしています。

大好きな先生と朝から笑顔で何をお話ししているのかな。気になりますね。

園庭では、もう1人の早番の保育者が水やりをしながら、お花について子どもに真剣に講釈をしている声も聞こえてきます。


季節の光と風を浴び

心と体がゆるむ場所


とみほ村(富岡保育園)からの中継でした‼︎

さて!続々と子どもたちが登園してきました‼︎

“ゆるやかな”時間は一先ず中断⁉︎

玄関口では‥保育者の朝の挨拶での出迎えから、保護者の方から家庭での健康状態の伝達、薬の受付などが始まっております。


今日も素敵な1日になりますように。

2020-05-28
愛着関係を築いている存在の価値

皆さん1日お疲れ様です。スーパーで、そら豆が6さや入って300円という値段にビックリした村上です。とみほ村の畑では昨日大収穫で本日は皮むきを食育委員会と子どもたちがせっせと勤しんでおりました。


さて添付写真の乳児に注目して下さい。動く物体を目で追い手を使って触ろうとしています。脳と目で手が連動してできる動きですよね。

思えば、人類は約700万年(今のところ)の歴史の中で、二足歩行を獲得する(獲得したくて二足歩行になったのか、獲得しなければ生き残らない種であったのかは、ここでは言及しません。)に当たって、4本の足の内、前足2本を『手』に進化することになりました。『手』のお陰で、物を運びながら歩くことができるようになり、子育てをするにあたりとても役に立った進化だと言えると思います。そして、『目』についても進化させてきた(人類は生き物の中で優秀だから進化したのか、弱い存在だったから進化せざるを得なかったのかについては、ここでは言及しません。)のは言うまでもありません。

※詳細をご希望の方は、岡山県笠岡市富岡保育園保育LABOで一緒に学びましょう。


ただ、この写真には写りきれていないのですが、赤ちゃんの側には、愛着関係を築いている保育者の存在があります。安心できる存在がいるからこそ、玩具を使って遊べるのではないでしょうか?

それとも、エリート玩具があれば、愛着関係のある存在がいなくとも、安心して遊べるのでしょうか?


本日は問いかけで終わります。皆さま一度お考え下さいませ。

連動
2020-05-27
日本小児科医会から警告

皆さま1日お疲れ様でした。本日、小学生の登校班と一緒に学校まで歩きました村上です。もちろん、マスクを装着して。しかし暑い。汗もビシャビシャ。授業中などのことを考えると学生も生徒も大変だろうなと。(※下敷きを、うちわにして仰いでいた頃を思い出します。)


マスクと言えば‥今日(5月26日)の山陽新聞に日本小児科医会から「2歳未満マスクやめて」との見解が公表されました。

理由としては、成人と比べて気管が狭く、マスクをすると呼吸しにくくなり窒息の恐れがある、また心臓への負担がかかる。また嘔吐した際に窒息に繋がる危険性も増す。そして体内に熱がこもって熱中症のリスクが高まる。などが挙げられておりました。

エチケットとしての一般常識化されてきたマスク。マスクをするのは服を着るのと同じくらいの感覚になるのでは?と思っていた矢先の日本小児科医会からの警告でした。

コロナウイルスに限らず、感染症は数多くあります。保育園として正しい判断がとれるように、情報収集と対策をとっていきたいと思います。


※添付写真は‥「そら豆収穫に張り切る仕事人」です。A君は張り切って畑から荷車を押して収穫に携わっておりました。「俺‼︎みんなの役に立ってるぞ‼︎」という気迫が伝わってくる立ち振る舞いでした。

いきってます
2020-05-26
岡山県笠岡市風疹麻疹予防接種のお知らせ

こんばんは。さきほどYouTube撮影を終えた村上です。(※明日からは『発達障害を取り巻く医療・世間の問題』というテーマでお話しさせて頂きます。毎朝7時、YouTubeチャンネル『富岡保育園付属大学』をチェックしてみて下さい。)


本日は、就学前(classエジソン5歳児)のご家庭に岡山県笠岡市からの【風疹麻疹予防接種のお知らせ】を配布しました。通称“はしか”の予防接種です。笠岡市では1歳に達してから1回目と、就学前に2回目を予防接種できます。

“はしか”は、コロナウイルスとは比較にならないほどの感染力の高さを誇ります。そして何が怖いかと言うと‥感染経路に「空気感染」を含んでいるからなんです。死亡するリスクももちろんあります。江戸時代までは「命定め」と呼ばれていた病です。日本は接種率の高さから、国内では排除状態にあるものの、海外から輸入される可能性は現在あります。予防接種というツールが現在あるのは先人たちが未来へ希望を繋いだ努力の証です。

※ちなみに笠岡市の風疹麻疹予防接種率は令和1年93%です。(95%以上が地域内での流行を防ぐために必要な目安です。)

※岡山県には「岡山県予防接種センター」があります。副作用のことなど疑問点や相談がありましたら問い合わせしてみましょう。

2020-05-25
とみほ村“園庭長の口癖”

おはようございます。日曜日の朝は、パン屋でパンを購入し(本日は岡山県笠岡市「フルーメント」※防腐剤を一切使用していない健康優先のパン屋です。)そして保育園の園庭で優雅に食べることがルーティン化しております村上です。

園庭の花壇には色鮮やかお花たちが。園庭長を中心とするガーデニング委員会が昨日の職員会議後にスコップを持ってお手入れをして下さっていました。

そして園庭の隅に目を向けると‥枯れてしまったと思われていた観葉植物ちゃんたちが少しずつ息を吹き返していたんです。園庭長が土を入れ替え日差しを適度に浴びせながら復活を遂げる観葉植物ちゃんたち。


園庭長いわく‥「植物のお世話」と「子どものお世話」は近い関係にあると、いつも口癖にように聞かせて頂きます。

水やりも、与えないと枯れますし、与え過ぎても枯れてしまうし。

日差しも、植物の種類によって、当てないと枯れてしまうし、当て過ぎると枯れてしまう。

また同じ種類の植物でも、同じようにお世話をしていても、上手く育つ場合もあれば、枯れてしまうこともある。

植物の特徴を知らないといけませんし、知っていても、一つずつを理解し調整しないといけない。


保育においても、知識や情報を理解すると同時に、実践しながら調整(見守る保育)しなければならないのは言うまでもありません。

園庭長の『“植物のお世話”と“子どものお世話”』実践論から学ばせて頂きました。

復活
2020-05-24
『衣替え』っていつから?

こんにちは。とみほ村どうでも委員会委員長の村上からのお知らせです。(現在委員会のメンバーは1人です。)とみほ村大人用トイレにクイズチャレンジ全12問を貼り紙しております。保育者も保護者の方もトイレに積極的に行ってチャレンジしてみて下さい。(※例えば‥「ホッとするケーキはなーんだ?」などの難問が出題されております。)


さて、とみほ村には『衣替え』といった、一般的な保育・学校施設がお知らせするワードが存在しません。

「えー‼︎いつから制服脱いでくるの?」とツッコミを入れて下さった方。

実は‥「規定の制服がない。」「規定の体操服がない。」だから、子どもたちは家庭で保護者の方と相談したり、自分で服装をコーディネートしてこないといけません。

そして、「暑いと思ったら、脱ぐ!」「寒いと思ったら、着る!」んです。

※着替え用にお持ちして下さっている服と始めに着ていた服とを園で自分の好きなようにアレンジしてコーディネートする子どももいます。保護者の方のご理解あっての活動です。日々のお洗濯や荷物の管理に感謝しております。


なので‥とみほ村の子どもたちは、毎日『衣替え』をしています。タンクトップのシャツになったり‥水着を着たり、裸になったり‥

添付写真は昨日の5月22日。実は『水遊び』も年中しております。強弱は、その日の子どもたちが感じる体感温度であったり、遊びのイメージによって異なりますが‥やはり気温が高くなってくるとダイナミックになってきますし‥逆に気温が高くなり過ぎると子どもたちは控えたりしています。

水、水、水
2020-05-23
『将来に結びつけ癖』ありませんか?

皆さま1日お疲れ様です。本日は、体は大人、心は子ども、名探偵〇〇の記した詩をご紹介させて頂きます。


【将来って?】

一年生は‥二年生になるためにあるの?

二年生は‥三年生になるためにあるの?

三年生は‥?

小学生は‥中学生になるためにあるの?

中学生は‥高校生になるためにあるの?

高校生は‥?


子どもは‥大人になるためにあるの?

大人は‥何になるためにあるの?


将来は‥何のためにあるの?

将来って‥いつ?どうなるの?


とっても、考えさせられる詩⁉︎ですよね。

保育園は‥小学生になるためにあるの?と、自問自答してみたいと思います。

皆さんは、どのようにお考えですか?


村上個人としては‥綺麗事かもしれません。理想主義なのかもしれません。しかし‼︎声高に答えてみたいと思います‼︎

「保育園は‥今を生きるためにある」と。


ついつい、ピアノに興味を持ったらピアニストになるために‥粘土に興味を持ったら陶芸家になるために‥大人の僕たちは子どもの全てを、つい‼︎将来に結びつけてしまう癖があるのではないでしょうか?

(※「そんなことありません!」と反論して下さいね。)


村上も、『将来に結びつけ癖』があったりまします。しかし‼︎去年の今頃、コロナウイルスに脅かされるなんて誰が予想できたでしょうか?10年前に、ほとんどの人々の手にスマホが携わっているなんて誰が予想できたでしょうか?


結びつける将来の「将来」が予想できない時代です。むしろ「将来」を一点賭けするよりも、複雑かつ多様で予想できない将来を逞しく生き抜く力に目を向けることが大切なのではないでしょうか?価値観は時代の変化によって変わるのが常です。例えば‥「忍耐力が美化されていたりもします」が、「あっさり逃げて自分に適した環境を見つける」、そんな価値観に今後変わったりするかもしれません。


※添付写真

ビールケースを園庭の彼方此方から子ども同士協力して繋げたのでしょう。裸足で駆けて楽しんおります。子どもたちは将来〇〇になりたいから遊んでいるのでしょうか?「今を楽しむために」夢中になっているのではないでしょうか?過去や未来という虚構から解き放たれた“今”の積み重ねです。


自分の道は自分で作る
2020-05-22
予定調和物語への反逆⁉︎

「物語」に2つ種類があるとします。1つは結果がわかっている「物語」です。「桃太郎という物語は、おばあさんが拾い上げた桃から出てきた桃太郎が成長して、犬・猿・きじのお供を連れて鬼退治する」という“知っている結果”に沿った物語です。そしてもう1つは、「全く結果が分からない、ハラハラドキドキする」物語です。


さて、ブログ読者の方にお尋ねします。ほとんどの方が「1年は365日。1日は24時間。カチカチと動く時計の針のスピードの1秒は同じ物語」の現代に生きていると思います。

少しツッコミますと‥1歳になると卒乳して(世界の平均は4.2歳)保育園では、お遊戯や童謡を歌い、手遊びや季節の製作物、運動会や発表会などを楽しむと、良い子に育つ。6歳から義務教育に通い、高校3年生では大学受験に勤しみ、偏差値の高い大学、そして安定しているだろう企業(岡山県の就活人気第1位「中国銀行」が選ばれた理由は「安定しているから」だそうです。※ちなみに昭和の話ではなく令和の話です。)に入社して定年まで働く(トヨタなどの大企業が終身雇用制度を見直す方針を示しています。)ことが幸せである、という物語の現代に生きていると思います。


この物語では、乳幼児期も含め「4月から始まり3月までの1年間で成長を評価する」ことが見えないルールとされています。もちろん、評価する先生は、1年間同じ担任であることが見えないルールとされているようです。

「桃太郎」で言い表すならば、「おばさんが川で洗濯しているタイミングで桃が流れてくる」「犬の次は猿が仲間になる順番は変わらない」予定調和の範囲での物語です。


しかし‼︎銀行の窓口には人間ではなくロボットになる時代。弁護士が判例を調べるのではなくAIがビッグデータから判例を調べる時代。小学生の夢が、10年前にはなかったYouTuberになっている時代。


「結果なんて、正直わかんない‼︎」ハラハラドキドキする物語を生きる時代とも言えるかもしれません。だからこそ生き抜くためには【レジリエンス】が重要であります。


【レジリエンス】って初耳なんだけど教えて下さい‼︎

“しなやかさ”だったり“回復力”とも言えます。変化に柔軟であったり、失敗を回復できる力です。


学生を含めた子どもだけに限らず、先生を含めた大人にも必須の力です。


そんでもって‼︎とみほ村(富岡保育園)では、予定調和の物語に反逆して、保育者たちが1年というスパンでの固定されたポジション(一般的には担任)ではなく、とみほ村コミュニティ内での、子どもと大人の状態に応じたポジションに変動していきます。

いわゆるコミュニティ内を定期的に『かき混ぜる』ことで、子どもと大人の【レジリエンス】を高めていこう‼︎作戦です。


※保育施設に限らず、また岡山県笠岡市という田舎町に限らず、多種多様なコミュニティで使える『レジリエンスを高めるかき混ぜ作戦』は‥マサチューセッツ工科大学メディアラボ所長、株式会社デジタルガレージ共同創業者 伊藤穰一さんのビジネスモデルから参照させて頂きました。

レジリエンスで突破せよ‼︎
2020-05-21
ファクトよりオピニオン⁉︎

皆さま1日お疲れ様です。ノースリーブのワンピースに冬用⁉︎の手袋を装着した少女に朝の登園時に遭遇しました村上です。“機能性という事実”よりも“お洒落という意味”を重視したんでしょう。


さて、皆さんに質問があります?

「コロナウイルス関連について、厚生労働省などの事実によるNEWSと、テレビのワイドショーやYouTubeなどの都市伝説の話題と、どちらを信じますか?いや、どちらが面白いですか?」

もう少し聞き方をかえますね。

「どちらを多く見たくなりますか?」


もし、「厚生労働省のNEWSです。」と、お答えになった方は、とても明瞭で見識のある聡明な御方でしょう。批判を恐れずに言うならば、僕も含めて、たいていの方は「テレビやYouTube」とお答えになるのではないでしょうか。

コレは、僕を含めた人が「馬鹿だアホだ!」と罵っている訳ではなく、現代は様々な情報や機能などが多様に複雑になり過ぎている、だからこそ“不透明”であるあまり‥【事実よりも意味に価値を見出す】ようになっている。


そして‼︎もうひと越え批判を恐れずに言うならば‥現代に限らない。世界三大宗教が世界を席巻していた時代も、“不透明”さには、【科学よりも宗教に価値を見出す】ことで、人々は生き抜いてきたんです。


話を保育に戻しましょう。ただいま、とみほ村では「科学的事実に基づいた保育」を推進しております。科学は学べば学ぶほど新しい事実を知ることができ、保育実践にも大きな影響を与えてくれます。これは、子どもの発達にも科学的事実に基づいた影響を与えてくれると断言できると思います。


しかし!不透明さが際立つ現代。科学的事実だけでは、子育てを共にする保護者の方や地域の方の理解や協力を得ることは難しい。『科学的事実に【意味】を見出すことができる発信』を、子育て仲間としてすることが必須条件になると村上は思っております。


ノースリーブのワンピースに冬用の手袋をしたファッショナブルな少女から発信について学んだ本日でした。


事実や意味より没頭
2020-05-20
そうだ!田舎町に住もう!

「おい‼︎田舎者のクセに‼︎出しゃばったこと言ってんじゃねーよ‼︎」って批判を浴びる本日のブログ記事をスタートさせたいと思っております。根っからの田舎者村上です。


その前に‥「皆さんは人類の中のホモサピエンスだよね?ホモサピエンスって特別凄い強者だったから繁栄できたの?」

こんな質問をぶつけさせて頂きます。

ちなみに、ホモサピエンスといっても最近の研究では、人類の他の種であるネアンデルタール人やデニソワ人などとも交雑していたことが明らかになっちゃったので‥僕たちホモサピエンスは雑種なんだよなー。

そんでもって、直立二足歩行や火や文字や、なんたって現代はスマホまで使いこなせる生物の頂点極めてまっせ‼︎と。思いがちなんだけども‥実は肉食獣に怯え、他の類人猿より劣っていた人類は生物界の『弱者』なんだよなー。


そんでもって、人類の雑種であるホモサピエンスが、現在怯えているのが「コロナウイルス」だよね。三密のある密集しているところで、感染率が高いんだよね。


だったらさ‥人類の祖先たちを見習うと「逃げよう」なのかな。日本でも「人口密集率が高い都会から逃げて、人口密集率の低い田舎町に住むのはどうだろう?」と。


アフリカからユーラシア大陸に人類は分布を広げんたんだけども‥実はアフリカでの生存が他の人類や肉者獣にも脅かされちゃったから、仕方なくホモサピエンスは生存圏を求めてユーラシア大陸に向かった人類。


「そうだ!田舎町に住もう!」


安易な考えなのでしょうか。人類700万年の歴史の、定住化が進んだのは農耕社会が始まって、たった1万年前です。

田舎町での子育てのメリットを、今こそ田舎者の僕たちはどんどん発信して、都会からの移住者を受け入れることができる保育園へ努めてまいりたいと思います。


※富岡保育園のあります岡山県笠岡市。「空き家バンク」も多数あります。リノベーションや古民家が好きな方にとっては都会からお手頃価格の一軒家で子育てができるかも。


園庭のド真ん中
2020-05-19
暇です。

皆様1日お疲れ様です。英語のスクール(学校)の語源はラテン語のスコレー(暇)らしいことを知った村上です。


皆さんは【暇な時間】に対してどのような感情を抱きますか?嬉しい⁉︎それとも憂鬱⁉︎

実は【暇な時間】を獲得するにあたり、僕たち人類は進化の過程でめちゃくちゃ努力したんだということ‥(※「絶滅の人類史」更科功 参照)(※例えば、石器を使い始め、肉を頻繁に食べるようになり、それによって消化する時間がかからなくなった。加えて、消化するための腸が短くなり、その分のエネルギーを脳に回すことができた。人類が直立二足歩行を始めて450万年の時が流れてからである。)


そして【暇な時間】に人類は知的活動をするようになった。これって逆に考えると『知的活動をするためには【暇な時間】を作らないといけない』のではないかと村上は考えてみました。

幼児教育を考える上で、子どもたちの活動の中に【暇な時間】をどれだけ作れるかが子どもたちの知的活動に影響を与えるのではないのだろうか?と思っちゃったりした本日の暇な村上でした。


※添付写真‥ダンゴムシの大群を覗く子どもたちからは“知的好奇心”が溢れんばかり感じられます。アトリエで虫を入れる道具を作って、何匹ものダンゴムシを仲間で捕まえたのでしょう。子どもたちにとっては、暇ではなく、ダンゴムシを捕まえるのに夢中であったのだと思いますが、夢中になれる【暇な時間】を現場の保育者がデザインした賜物でもある気がします。

ダンゴムシの大群
2020-05-18
脱‼︎「善悪の二項関係」

おはようございます。早朝より自宅のある地区の“一斉”清掃に参加しました村上です。田舎町ですのでムラ社会の仕組みがまだあるんです。20代〜80代程の大人たちで溝掃除や草取りなど‥

普段は地区の清掃活動など主体的にしませんが、“一斉”だと「よっこらしょ」と腰が上がる村上は、“一斉”教育を受けてきました。“一斉”保育や“一斉”教育に若干批判的な意見を飛ばしがちの村上ですが、メリットも必ずあって、「善悪の二項関係」で物事を見ないように心がけたいと反省しております。


さて、とみほ村(富岡保育園)では、“一斉”保育の形は、ほぼありませんが(全く無いという訳ではありません。)来園して下さる方々から見ると‥「自由でいいですね。子どもたちは好きなことできて。先生は楽ですね。」との感想を言われがちなのですが‥


本日は子どもたちと現場の先生たちの代弁をしておきたいと思います。

実は‥「自由って、けっこう大変なんです。」と、まずは伝えさせて頂きます。

なぜかって⁉︎【行動の選択肢が増える】からです。

子どもたちは、先生が決めてくれた活動をする方が、好きなことではないかもしれないけど、何をすれば良いのか明確だから、いちいち考えたり判断したりしなくて済むんですね。

逆に先生たちも、自分が決めた活動をさせた方が、見通しがたって、子どもの成長や発達を管理・評価しやすいですし、トラブルも少なくできる上に、計画通り物事を進めやすいので、仕事がしやすいですね。


しかーし‼︎【行動の選択肢が増える】ことによって、子どもたちは、いちいち何をして遊ぼうか、誰と遊ぼうか、などなど常に考えないといけない。先生たちは、子どもたちの【行動の選択肢が増える】ことによって、予想外のトラブルに見舞われては、その都度解決策を考えないといけない。


ブログ読者の方で、仕事の業務内容や、また学生であったら勉強する科目や範囲など『決めてくれた方がやりやすいんだけど』と思うことありませんか?これが、とみほ村では、『決めてくれない』から、いちいち考えないといけない。


現代日本では、いつ誰が研究して調べた結果なのか分からない「6歳~15歳は義務教育で必ず、先生が決めてくれたことを学ぶシステムが人間にとって良いはずだ‼︎いや、間違いない‼︎物語」が信じられております。これに関しては本日は言及しませんが‥

この物語に、ひとまず乗っかってみると、「だったら6歳までは、どーしますか?」という課題にぶち当たります。「義務教育の準備に時間を費やす」のか、「義務教育では学びづらい点に時間を費やす」のか‥まだまだ他にも案は出揃いそうです。

2020-05-17
三国志の劉備を彷彿とする男

こんばんは。本日は事務長より拝借させて頂きました『残酷な進化論』~なぜ私たちは「不完全」なのか~更科功さん著書を一日中読みふけっておりました村上です。

「保育と関係ないやーん!」とツッコミを入れたくなりますよね⁉︎実は読破した今、めちゃくちゃ興奮しているんですが‥なんたって「保育園が果たしている機能は人類の初期の段階からすでにあった」んですから。※まだまだ語りたいのですが長文に度が過ぎそうなので‥今後のブログの記事に反映していくことにします。乞うご期待‼︎


そんは朝から晩まで本と向き合っていた村上なのですが‥本日、つかの間だけ、ある男の子と向き合うことになりました。


皆さんの中で「三国志」という中国の歴史書を知っている方はおられるでしょうか?詳しく知らないまでも、その登場人物の1人「劉備」は聞いたことがあるって人いますよね?今日村上が向き合った男の子は、まさに「劉備」のような、したたかさ(強かさ)を持っていたんですね。

「劉備」が諸葛亮という有用な人材を迎え入れるために『三顧の礼』と言って、何度も何度もお願いしに行った話があります。


実は本日の、ある男の子は、今週の月曜日から本日の土曜日までの6日間‥村上を見つけては「トカゲ捕まえに散歩に行こう!」とお願いしに来ました。

しかし多忙を極める村上(実際は全く多忙ではありません。)は決まって「今日は無理だ。」と断り続けていました。

だがしかし‼︎ある男の子は、断られ続けても、泣くこともなく、めげずに、会うたびに、また見つけ出しては「トカゲを捕まえに行こう!」と。来る日も来る日も粘り強く粘り強く「トカゲを捕まえに行こう!」と。


そして、雨の降りしきる中バッタリと、ある男の子に遭遇して‥「トカゲを捕まえに散歩に行こう!」とお願いされ。

遂に村上の重い腰が上がりました。ある男の子の「三国志の劉備を彷彿とさせる」粘り強さ。それに加え、午前中にアトリエでイチゴのパックとパックをセロテープで貼り合わせた虫かごを作って準備万端であったこと。

2人で傘をさして出かけることに。道中のエピソードは2人だけの秘密ですが‥結果的にトカゲではなくカメとカニを「イチゴのパックで作った虫かご」に入れて持ち帰ることができました。お迎えに来て下さった、ある男の子のお父さんが「家族が増えました^ ^」とカメとカニを喜んで持ち帰って下さった良い話も付け加えておきましょう。

2020-05-16
『仮想実習生研修』開催します‼︎

保育士養成校での授業もままならない。実習先に受け入れてもらえるかもわからない。バイトにも通えず親からの仕送りも厳しく学費が払えなくなるかもしれない。2020年度、保育者を目指す学生たちは先行き不透明なあまり、頭の中には常に不安をかかえている心境なのではないでしょうか?

(※本来なら5月から実習がスタートするはずだったのですが、コロナウイルスの影響から、現在、保育実習は延期になっています。)


そんな未来の保育界を担う学生たちに、今の保育界に責任を担う僕たちプロの保育者は「何を伝え、どんな環境を作って、応援することができるのか?」今まで以上に再構築していきたいと思っております。


その一環として‥学生や養成校のご都合にすぐに対応できる準備をするために(「いつでもウエルカム‼︎一緒に学ぼうね‼︎」の気持ちを途切れさせず、むしろ向上させていくために)『仮想実習生研修』を開催することになりました。


『仮想実習生研修』とは?なんぞや?

実習生役と実習指導役とに役割り分担を行い1週間保育実践を行なっていきます。実習生役には敢えて経験豊富な保育顧問と主任先生になってもらうことになりました。意図としては、「学ぶ姿勢を次世代の保育者たちに伝えること」「立場が変わって保育にあたると何か新しい発見ができるかもしれない」「実習生の立場になると実習生の気持ちが一層分かるかもしれない」などなど、初めて行う内容の園内研修なので、どんな効果や成果が生まれるかは蓋を開けてみないとわかりません。ただ、初めてのことにも楽しんで前向きに取り組める環境作りが大切だと思っています。


本日はさっそく事前オリエンテーションが開催され実習責任者が、実習生役に富岡保育園の保育について説明していきました。来週月曜日5月18日から実習スタートします。もしかすると保護者の方など来園の際には、主任先生や保育顧問が実習生の立場ということもあり、敬語で職員に質問して教えてもらったりしている場面に遭遇するかもしれませんが、お気になさらずに学びを見守って下さい。

2020-05-15
自称働きアリの中の“働かないアリ”村上からのレポートです‼︎

地球上に生息する生き物の半数以上が昆虫って知ってましたか?(のっけから興奮気味に質問してすみません‼︎)そして名前のつけられている昆虫はまだ2、3割程度で‥名前のない昆虫は500万種類以上だとか。そして昆虫の中でも飛び抜けて多い虫は『アリ』なんですって‼︎そんでもって‼︎(皆さん‼︎興奮してきましたよね‼︎)アリは世界に1万種類以上いるそうで‼︎子どもたちが暑い園庭で夢中に探すアリ‼︎まだまだアリの話しがしたい‼︎けども‼︎保育園のブログ記事にアリの話ばかりしていられない。だからこそ‼︎「働きアリの中には実は“働かないアリ”もいて、“働かないアリ”も大事な役割を担っている‼︎」この事実をお伝えしたところで、本題に入っていきたいと思っております、とみほ村では“働かないアリ”に属している疑惑があります村上です。


富岡保育園では「子どもの発達過程」を保育者の経験と知識と感覚で理解することと同時に、客観的な理解が得られるよう「ミマモリングソフト」というiPadを用いて学べるデジタルソフトを活用しています。アナログ文化が進む、とみほ村で唯一のデジタル文化です。しかし、活用法は至ってアナログなんですね。添付写真にもありますように、必ず複数の保育者で話し合いながら「子どもの発達過程」を学んでいきます。そしてiPadなどの使い方などを若手の保育者から学ぶコミュニケーションツールとしても活用しております。決して「子どもの発達を評価しよう」とならないように、常に保育者が学ぶツールとして活用していきたいと思います。この度のミマモリングミーティングでも‥「Wi-Fiが‥」「パスワードが‥」から、すったもんだありまして‥「〇〇君の発達課題にはどんな環境が良いのだろうか」と保育を見直す良い機会が持てたようです。



ミマモリングミーティング
2020-05-14
「もうー‼︎私どうすればいんよー‼︎」

5月13日水曜日。午後17時30分のことだ。知る人ぞ知る「ムンクの叫び」を彷彿とさせる悲劇の事件が訪れようとは。

可愛いクマさんのカタチのカードで神経衰弱をしていたAちゃんとBちゃん。しかしBちゃんが獲得し過ぎちゃってAちゃんは面白くなかったんだと思います。軽い言い争いがあって結局‥Bちゃんは去って行っちゃった。

そこに現れたのがCちゃん。Cちゃんは手際良くカードを並べて「神経衰弱スタート♪」と思った矢先‥Aちゃんの表情の雲行きが怪しくなってきたんですね。

なぜかって?Bちゃんがいなくなった今、今度はAちゃん主導でゲームが開催できると思ったのに、Cちゃんが仕切っちゃったから。

ここからが、修羅場の始まりだったんですね。Aちゃんはまず泣いて訴える。Cちゃんは困惑する。そこに救世主が現れたんですね。保育者Y先生がAちゃんに事情を聞き始めます。

事件後にY先生から話を聞くと、「Aちゃん事情を言うときは泣くのを辞めて自分の意見をはっきり伝えていたんです。」

結局、Cちゃんが折れてAちゃんと並べることに。しかし‼︎ここが修羅場の中の更に正念場だったんですね。救世主も来て事件解決かと思った矢先‥Cちゃんと一緒に並べることさえ不服だったのか、Aちゃんは再度泣き始めます。

Cちゃん、ついにお手上げだったんのでしょう。「ムンクの叫びのポーズ」をとって一言。「もうー‼︎私どうすればいんよー‼︎」心の声がダダ漏れです。つい村上もCちゃんに共感しちゃいました。


さて、この後Aちゃんはどうなったのか?気になりますよね?もちろん救世主Y先生が粘り強く話を聞いて、お迎えのお父さんにバトンタッチすることになりました。

そして心の声ダダ漏れCちゃんは?それより始めにカードを獲得し過ぎて去る運命になったBちゃんは?

気になりますよね。


添付写真の心配そうに見つめるDちゃん(2歳児)の心境も気になりますよね。


しかし。本日はここまで。全てを言葉で表すにもったいない。そして、全てが円満に解決できるなんてあり得ない。「ムンクの叫び」のような複雑な心境を子どもたちも経験するんです。

お姉ちゃんたち大丈夫かな。
2020-05-13
『五万粒のサクランボ』と『御満悦のマスク』

こんばんは。ご近所の牛乳屋さん宅にサクランボを収穫に行かせて頂きました村上です。と、言っても‥何本もの太い枝をノコギリで切って園に持ち帰ったんです。五万粒は実っていたと思いますが、子どもたちが朝から夕方まで口にサクランボを絶やさず、さきほど18時30分に完売致しました。

スーパーやレストランで提供されている実だけのサクランボではなく、牛乳屋さんのご意向で、木や枝に実っているサクランボを“手で掴み”食べてほしいを実現することができました。

地域の子育て仲間(今回はご近所の牛乳屋さんでした。)が、保育園の食育に関してご配慮頂けるなんて、なんて‼︎有り難いことなんでしょうか。


と、本日は締めたいところなのですが‥実は今日もう一つお伝えしないといけないこたがあるんです。


なんと‼︎本日‼︎市内のシルバー人材センターの方たちが‥「園児用手作りマスク」をご寄付しに来て下さいました‼︎

感謝と感動で泣けちゃう話です。

一つずつ型をとって“未来のために”“子どものために”を懸命に形にして下さったシルバー人材センターの方の手作りマスク。好きな柄のマスクを選んで御満悦‼︎心躍らせて園庭を駆け回る子どもたち。

地域の子育て仲間(シルバー人材センターの方々も含めて)が、ガッチリと手を取り合い助け合うことが今後出来れば、とみほ村(富岡保育園)が所在します、笠岡市の子育て世代には大きな支えと力になると確信した1日でした。

どれにしようかな?
2020-05-12
熱中症対策を心がけねばならぬ暑さだよ‼︎

皆様1日お疲れ様でした。本日は会う人会う人に「暑いですね~。」としか喋りかけていない語彙力乏め暑さに弱めの村上です。いや~。しかし「暑いです。」


にも関わらず‥園庭では、汗をかきかきはしゃぎ回っている子どもたち。中には頭から水をかぶっている子どももいたり。気持ち良いんだろうな~。

しかしですよ‼︎

でもやっぱり「暑いです。」 

そして子どもたちもよく分かっている。本日は木陰にいるダンゴムシ捕まえに大熱狂。(熱狂したら暑さが増しそうだけれども。)そして疲れたら自分でお茶を注いで飲んで部屋の中でソファーでひと休み。お部屋の中では扇風機の下で何やら子どもたちが集っていますよ。

添付写真を見てくださいね。

ニュートン(4歳児)A君が「みんな‼︎目をつむってよ‼︎次はこれ‼︎せーの‼︎」周りにいる友だちは合図に合わせて目を開けてA君が出した生き物(ザリガニなど)に各々でリアクションをとります。よくよく観察すると、リアクションが大きくなる生き物が当たりのようで、A君は必死にリアクションが大きくなりそうな生き物を選んでいます。そして大当たりが連続。集っている友だちは仲良しの友だちたち。だからこそ好みの生き物がわかるのかな。


※注意事項‥富岡保育園では基本的にお外とお部屋遊びのバランスは、大人が決めるのではなく子どもの意思をできるだけ尊重して、“子どもの判断”を待つように心がけています。暑い時は、水を浴びたり、木陰や部屋の涼しいところに寄って遊んでいます。(これから夏に向かっては「熱中症対策」も心がけていきます。特に【水分補給】と【休息する時間】が、子どもたち自ら考えてとれるように環境設定していきたいと思います。)


リアクションはいかほど
2020-05-11
赤ちゃんの面倒をみる当番活動は存在しません。

おはようございます。聞かれてもいないことを答えてみる日曜日の村上です。

Q.村上先生‼︎“異年齢児保育”の進め方を教えて下さいませんか?

A.お教えしましょう。(ちょび髭を生やした教授風に話していきます。)


そもそも‼︎

「“異年齢児保育”ってなんですの?」

噛み砕いて読むと‥“異なる年齢の集団で保育をすること”でしょうか?

じゃあさ‼︎

「“異年齢児保育”の逆は?」

さあ、皆さんの頭の中には何が浮かびましたか?

“年齢児別の分けられた作られた集団で保育をすること”でしょうか。←これが、現代の保育や教育現場の“普通”でしょうか?


しかしですよ‼︎ここで皆さんに踏みとどまって考えてみて欲しいことがあります。

「社会で、全く同じ年齢の集団で活動することってありますか?」皆さんの職場はどうですか?


まどろっこしい話をしますね。

もしかすると‥“同じ年齢集団での保育”は、“異様な社会年齢集団での保育”とも考えられないだろうか?

「異様な同年齢保育、略して“異年齢保育”」とも言えないだろうか?


こんなことを書き連ねていると、村上はただの捻くれ者だと思われるかもしれませんが‥

実は、現代の“普通”である年齢児別保育の歴史は、人類の子育ての歴史から見ると‥『つい最近ですやん‼︎』ってのが紐解くと分かります。(紐の解き方は、富岡保育園まで来て頂くと懇切丁寧に村上がご教授させて頂きます。)


じゃあさ‼︎「何で異様な社会集団(年齢別)で保育するようになったの?」って疑問が生まれますよね。

この疑問を解決していくと自ずと、はじめの質問『異年齢保育の進め方』の答えが導かれていきます。

本来、社会での集団は年齢がバラッバラッですよね。それを“あえて”同じ年齢の子どもたちを集めるんです。よっぽどメリットがあるのでしょう。どんなメリットなのかな?


本日はたくさん「?」を書き連ねました。ブログ読者の方も少し自己流で考えてみて下さい。正解が無い問いです。メリットを考えるヒントワードとして【大人の都合】を提示させて頂きますね。


そして本日の添付写真は、見るだけで愛くるしい場面ですよね。classエジソン(5歳児)の女の子Aちゃんが、ふらーっと空グループ(0.1歳児)のお部屋に入ってきて、“チョンチョン”とB君(0歳児)の顔や体を触りながら顔と顔を見合わせて会話をしています。

※注意事項として‥富岡保育園には赤ちゃんの面倒をみる当番活動は存在しません。


お話ししよーね
2020-05-10
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