富岡保育園へようこそ!「伸びる。成る。子どもも大人も互いに伸び合い、成長し合う『大きな家』でありたいと願い、社会福祉を支えています。

富岡保育園

副園長ブログ

子育てする親は凄い‼︎

こんにちは。ドラマ「結婚できない男」に共感しまくりの村上です。事実、嫁さん子どももいません。

そんな村上のところに「子育てのコツを教えて下さい。」とのご連絡が。親となって子どもを育てていない村上に果たして答えることができるのか?


僕の持論としては(聞こえが良い理想論と言われるかもしれませんが。)“子育て”は親だけで出来るものではなく、社会全体で担わなければならない!むしろ、それだけ“子育て”は大変だと思います。

何が大変か⁉︎と、『子どもは大人の思い通りにはならない』ことです。思い通りにならないことを、大人がどのような態度で関わるか?楽しんで関わるのと、悲壮感を持って関わるのとでは大違いかもしれません。

“子育て”の責任を果たして親だけで背負わせる時代で良いのでしょうか?社会全体で責任を背負えば、思い通りにならない子育て環境を楽しめる要因になるのではないでしょうか。


子育てのコツを的確に教えることは出来そうにありませんが‥子育てを楽しめる環境作りに協力させて頂いたり、一緒に悩みを分かち合うことは、日本社会の一員としての僕には出来ます‼︎ので‥是非、岡山県笠岡市富岡保育園にて集って語りましょう。

(その役割を務める一環として、YouTubeだったりブログであったりして、“子育て”に関連する知識や情報を発信しております。)


※ただいま勉強している内容【レジリエンス~逆境に負けない心~】について、子どもにレジリエンスを身につけるために‥子育てに関わる大人が、“思い通りにならない”時にどのような態度をとっているかが鍵となるそうです。諦めずに頑張る姿勢や、失敗を笑い飛ばす楽観性だったりを、子どもたちは大人の態度から学ぶそうです。そう言った意味でも、『思い通りにならない代表』の子育てに一番間近で関わる親たちは、逆境に負けない心を常に鍛えていることになります。子育てする親は凄いです‼︎



2020-03-14
“つくし”に感謝

皆様1日お疲れ様です。昼下がりにclassエジソン(5歳児)の子ども3人と近所をぶらっと散歩してきました村上です。


実はある目的があって出かけたんです‥毎年ある場所にタイミングが良ければ生えてある〇〇〇を採りに。3月の気候が良くなってくる時期に、日差しの入る湿った草むらの中に力強く見え隠れする『つくし』です。


本日、タイミングがピッタリだったようで‥「あったー‼︎」と連呼。たくさん収穫できました。お迎えに差しかかる時間帯に出かけてしまったので急いで帰って‥せっかくなので食べてみようと‥“はかま”を皆でせっせととることに。


“はかま”を器用にとる男の子「これ、ばあちゃん家でやったことあるんで。」

“はかま”とりに夢中なっている男の子「つくし、ばあちゃん家の近くに生えとんで。」

と、ばあちゃんエピソードを語り合いながら。


“はかま”をとり終えて、早速お台所へ持って行って、『つくしの佃煮』を作ってもらいました。「めっちゃ!美味しいー!」と、皆で“つまみ合う”「美味しいけん食べてみて‼︎」と“分け合う”子どもたち。


【旬】の食べ物を頂ける喜びを、「あったー‼︎」から始まり、「美味しいけん食べてみて‼︎」と共感し合うことができたこと、“つくし”に感謝しております。

あったー‼︎
2020-03-13
“赤裸々”な思い出話

こんばんは。嬉しい来客対応が連日続いております村上です。誰でしょう?


学生になった卒園児たちが春休みを利用して顔を出して下さいます。近況報告はもちろん、保育園時代の思い出も“赤裸々”に語ってくれます。(高確率で村上先生は怖かった印象があるそうです。色々ご迷惑おかけしたみたいですが、遊びに来てくれるということは、時効と捉えて良いのでしょうか。)


卒園児たちの“赤裸々”な思い出話を聞いていると、たいてい僕にやらされたことは「だるかった、面倒だった」との感想が。逆に興奮して語っていたのが、「仮面ライダーごっこよくしてたよな~」「お化け屋敷、めっちゃ怖かったけどオモロかったよな~」など、子どもたちが自らワクワク楽しんだ内容でした。

(村上の保育を“振り返る”上で、学生の“赤裸々”な思い出話は、参考になり過ぎました。感謝です。)


※添付写真は、本日、「昨日のDXらんらんピクニックDAY」を“振り返る”壁新聞が玄関口へ。お迎えの時に「ねぇねぇ。ママ見て見て‼︎」と子どもたちの“赤裸々”な思い出話しで、親子の会話、親子と保育者の会話が盛り上がっておりました。

語り中です。
2020-03-12
魔法にかかった1日

皆さま1日お疲れ様です。1年に1度のお弁当作り体験をしました村上です。


なぜか⁉︎本日『DXらんらんピクニックDAY』だったからなんです。ピクニックという“魔法の言葉”の影響からか、会う子ども、会う保育者たちが、なんだかいつもと違う『高揚感』を漂わせて、ソワソワしています。


そしてメインの『お弁当タイム』は、公園、園の園庭や廊下、ベランダの好きなところで。子ども同士でお弁当を見せ合い自慢する姿は、保護者の方にとって作った甲斐があったと思わせる場面でした。


お迎えの時間には‥

子ども「お母さんー!美味しかったよー!」

お母さん「よかったー♡」

保育者「今日はお弁当ありがとうございました。」

との会話がたくさん聞こえてきました。


魔法にかかった1日。子どもも大人もゆっくりお休みくださいね。お疲れ様でした。

お弁当タイム
2020-03-11
『レンタルLABO』はじめました‼︎

こんばんは。最近レンタルLABOをはじめました村上です。

※トミホクルー(富岡保育園保育者)が記録や勉強を、仕事時間内で、子どもとノーコンタクトで確保できるように、午前中の1時間限定で保育LABOをレンタルオフィス化しております。

(集中して学べる室内環境をLABO管理人として努めて参りたいと思います。)


さて、本日レンタルLABO利用者の代替えで村上は、空グループ(0.1歳児)のお部屋へ保育参加してきました。

すると、お部屋には何人かの虹グループ(3.4.5歳児)や光グループ(2歳児)の子どもたちもいました。普段やんちゃで活発は子どもたちも、空グループ(0.1歳児)のお部屋の活動に合わせて、なんだか声も動きも優しめです。

かつ、村上よりも空グループ(0.1歳児)の子どもたちの特徴を掴んでおり‥「村上先生、〇〇君は泣いてる時は、こうやってすれば泣き止むんよ。」「村上先生のことずっと見とるよ。〇〇君~。村上先生怖いん⁉︎大丈夫だよ~。」


THE‼︎形無しです‥。


ベランダに目をやると、赤ちゃんを抱いた虹グループ(3.4.5歳児)の後ろ姿が。なんだか、すでに母を連想させるような、どっしりと落ち着いた姿ですし、また抱かれている赤ちゃんも安心して抱かれています。


とみほ村(富岡保育園)では、法人理念の元、「大きな家」でありたいと。“〇歳児は〇〇のお部屋”という決まりはありませんし、“何時から何時までは、何人までなら〇〇のお部屋に入ってよい”という決まりもありません。


だったら、トラブルばっかり⁉︎と、思われるかもしれません。もちろん多少のトラブルはありますが、保育者たちから決まりを押しつけられたのではなく、トラブルから学んだ結果‥添付写真の様な光景が日常で見られるようになりました。

単に、保育者が許したのではなく、年齢問わず【子ども同士が信頼し合っている結果】です。


信頼し合った結果
2020-03-10
覗き見

こんにちは。さっそく「傾聴のコツ」から学んだ『暇げで軽みのある佇まい』を実践しております村上です。

※忙しげに立ち回っている人には、人は心の内を話さないんだそうです。


実践中に‥ある男の子から「今日村上先生暇なん?増やし鬼入ってや。」と。

普段子どもから見て村上は急かせかしているのでしょうか。そう言えば、子どもから何かを頼まれても「あとでね。」と答えていることが多いなと‥反省しました。

※自分のできる範囲で3回限定で増やし鬼に参加しました。


さて、お昼ご飯が終わった後、「太陽の台所」に子どもがドアを少しだけ開けて覗き見‥

A君「今日は?」

お台所の先生「プリンよー♡」


【お昼ご飯の後におやつのメニューを必ず聞きに来る】というルーティンが、A君とお台所の先生の仲であるのでしょうか。A君にとって、お台所の先生は必ず聞いたら答えてくれる『心許せる存在』なのでしょう。


今日のおやつは?
2020-03-09
おしゃべり大魔王の課題点

こんばんは。早朝6時頃から友人と焚き火をしながらホットサンドを作って食べておりました村上です。互いに自分の課題点について熱く語りながら美味しく頂きました。


ちなみに村上の課題点は‥【傾聴】です。小学校4年生の時に担任の先生から“おしゃべり大魔王”と皮肉たっぷりに言われたほどの、おしゃべり好きなのですが‥『他者の話を聞く』ことに関して、めっきり苦手であります。

そして、ただいま『傾聴のコツ』曹洞宗・通大寺住職である金田諦應さんの本を読んでいるのですが‥とにもかくにも1番やっちゃいけないこと「口を挟む」を僕はよくやっています。【傾聴】のコツは、とにかく話を「否定せず・遮らず・拒まず」であること。

自分の課題点に対して良い本に出会えました。【傾聴】の修行に励もうと思います。

※早速、【傾聴】の環境設定の為に保育LaboにCDコンポを設置致しました。皆さまのお好きな曲を流しながら語って頂ければ幸いです。


さて、添付写真の子どもたちの遊びは‥ブログ読者の方の世代の男の子たちが必ずしたであろう『どこから飛べるか』です。この遊びのポイントは、まず飛ぶ“度胸”。飛んだ後に足がジーンとすることを“我慢”。そして友だち同士で「俺はここから飛べたけどお前は飛べるんか?」との勝負の“駆け引き”です。『度胸・我慢・駆け引き』が味わえる非常にスリリングな遊びです。

どこから飛べるか
2020-03-08
パンダがいるかもしれない山

こんにちは。昼寝起きにYouTubeの撮影を行いました村上です。

※明日からは「早期教育の是非」についてお話しさせて頂きますのでご興味ある方はYouTubeチャンネル『富岡保育園付属大学』を御検索下さい。


さて、本日は早朝から登園していた子どもと裏山に散歩に出かけました。冷たい空気で目が覚める気持ち良さを味わえるなんて、なんて幸せなんでしょうか。

犬の散歩をしているご近所の方に遭遇すると、1人の男の子が自然に近づいて撫でたり戯れます。

(噛みつかないか心配する前に、仲良くなっていました。)

また竹藪のある山の中を探索していると、落ちている木の棒を拾って杖にして意気込む様子に、子どもの溢れんばかりと“たくさましい生命力”を感じる時間でした。


竹藪を見て「パンダがおるんかな~⁉︎」と連想するあたりに、“体験から学ぶ想像力の豊かさ”を実感しました。

竹藪に潜入
犬との戯れ
2020-03-07
砂場の枠の全貌

こんにちは。闘病をやり遂げた友人が園に寄って下さり、走り回る姿を見せて下さり感動させて頂きました村上です。あらゆる制限や治療を強いされた日々を乗り越え、“今”生きている喜びを体中から溢れ出している友人。今日会えたことに心より感謝します。


さて本日、園庭の砂場を通りかかると‥衝撃の光景が‥


「砂場の枠が掘り起こされている⁉︎」


実は昨日から何人かの子どもたちが、せっせと掘り続けていたんです。はじめは一部だけだろうとタカを括っていたのですが、なんと四方全て掘り起こす“根性”。重機で運ぶほどの重さの枠を何人かで持ち上げようと“協働”し合う子どもたち。


「この枠の全貌はどのようになっているのだろうか?」そんな疑問から、探索に熱中した子どもたちの“根性の証”に脱帽しました。

根性の証
2020-03-06
【遊びの続き】が保障された光景

こんにちは。本日「コロナウイルス対策会議」を園長先生と行いました村上です。

富岡保育園では、徹底して厚生労働省などの専門機関の見解に基づきながら安心して園生活が送れる環境を整えていきたいと思います。保護者の方にはウイルス対策を日頃より行って下さり大変感謝しております。

※子どもたちの予防策として1番重要なのは、『戸外で子どもたち自ら考えて遊べる環境』を作ることだと考えております。

↑詳細が気になる方は、岡山県笠岡市富岡保育園保育Laboまでお訪ね下さい。


さて、さきほど「アトリエ」に用をしに行くと‥添付写真の光景が広がっていました。

皆様はどのようなご感想をお持ちになりましたさ?


『遊びの足跡』とも言えるような光景です。そして【遊びの続き】が保障された光景でもあります。


保育園という集団生活(富岡保育園では130人ほどが暮らしています。)の中では、時間や場所などの制約が想定されます。「時間だから、もうダメ。」と保育者が区切ってしまったり。「今日はこれをやるから、それはダメ。」と遊びの内容を保育者が決めてしまうと‥


子どもの中には“欲求不満”が積み重なるのではないでしょうか⁉︎


【遊びの続き】が保障されることにより、気持ちの折り合いがつくまでできたという満足感、また自分の気持ちを保育者が尊重してくれたという信頼感が持てるようになるのではないでしょうか⁉︎


とみほ村(富岡保育園)で暮らす100名をこえる人々が、互いに尊重し合い信頼できている証が本日の「アトリエ」の遊びの足跡に刻まれていたように感じました。


遊びの足跡
2020-03-05
鏡の中の世界へようこそ

こんにちは。昨日夕方に虹グループ(3.4.5歳児)のお部屋に、ある仕掛けをコッソリした村上です。


実は‥ごっこ遊びのゾーンや、押し入れの隅、また棚の側面に、『鏡』を取り付けました。また手鏡もごっこ遊びのゾーンに忍ばせてみました。案の定、ドレスを着た自分を見たり、友達と面白い顔をして笑い合ったりする場面が見られました。


添付写真の子どもは、手鏡と押し入れの隅に取り付けた鏡を見合わせていました。

反射角の具合を確かめているのかな⁉︎いや、ここではそんな面白みのない考察はやめましょう。

『鏡の中の世界へ』迷い込んで行ってしまったのだと僕は思いました。


この後、この手鏡の少年は、友だちを誘ってまた『鏡の中の世界へ』迷い込んで行っったのは言うまでもありません。


君たちには何が見えているのかな?

鏡の中の世界へ
2020-03-04
祝200回記念‼︎『限られた範囲で豊かさを生む術』

皆さま1日お疲れ様です。本日副園長ブログ祝200回の“節目”を迎えました村上です。毎日更新を続けることができるのは、もちろん読者の方がおられるから。またトミホクルー(富岡保育園の保育者仲間)が日々素敵な保育を繰り広げネタを提供してくれているからであります。今後も粘り強く擦った揉んだと“富岡保育園の暮らし”“村上太志の暮らし⁉︎”を発信していきますのでお付き合い宜しくお願い致します。


さて、祝200回記念はクイズをしたいと思います。

Q.「3月3日の本日午前中、ある曲を歌いながら園庭を練り歩く2人がいました?さて誰でしょう?」


ヒント.「ある曲の歌詞の始まりは‥“あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花”」


A.「正解は、お内裏様とお雛様でした。」


春の訪れを感じる“節目”でもある「桃の節句」

園内には至る所に「手工芸品の雛壇」「保育者手製の雛壇」「子ども手製の雛壇」が飾られていました。そして圧巻だったのがクイズに登場してきました「保育者が扮した等身大の雛壇から出てきたお内裏様とお雛様」でした。


先人たちは、なぜ“節目”を物語力を持って作っていったのでしょうか?

現代の様に様々な情報や知識がない時代においての“節目”のお祝いには、先人の知恵が隠されている気がしてなりません。

まず情報や知識がないからこそ、調べるのではなく物語を作る力に特化していたのではないでしょうか。

また移動する距離も現代とは大違いであり、生活範囲が限られていたであろう。また物質的にも現代とは大違いであり、暮らしに必要な物で限られていたであろう。その『限られた範囲で豊かさを生む術』が凝縮されているものこそ“節目”のお祝いではないでしょうか。


皆さまの人生の“節目”の物語はありますか?


手工芸に魅せられる
子どもたちの手細工が光る
保育者のエンターテインメント力
2020-03-03
『愛の確認時間』

「おはようございます‼︎先生‼︎今日この子37.5℃熱があります‼︎」


「はーい‼︎わかりました‼︎」


「あと、今日2時迎えでお願いします‼︎」


さて何の会話が察しがつくのではないでしょうか。保育園ごっこをしていた虹グループ(3.4.5歳児)の『朝の受け渡しの場面』です。実はこの後、ちゃんと続きがあるんですね。


第三者役「2時になったよ‼︎」


保護者役「あ‼︎お迎えの時間だ‼︎先生‼︎お迎えに来ました‼︎」


保育者役「おかえりなさーい‼︎ちょっと待って下さいね‼︎今日はね‥元気に遊んでました‼︎」


もお、お分かりですよね。『帰りの受け渡しの場面』です。

子どもたちが、僅かな受け渡しの時間の会話の詳細をよく聞いて理解していることが伺えます。


保護者の方にとっては大事なお子様を保育者に預け無事を信じる大事な時間。

保育者にとっては保護者の方から大事なお子様をお預かりする責任を持つ時間。

子どもにとっては⁉︎『お母さんやお父さんと先生が信頼し合っているのかを確認する時間』『先生が私に責任を持っているのかを確認する時間』


そして『私を、お母さんやお父さん、先生が愛してくれているのかを確認する時間』なのかもしれません。

おはようございます‼︎
お迎えに来ました‼︎
2020-03-02
“比較”が生み出す感情とは?

こんばんは。落ち着きのない34歳児の村上太志でございます。ちなみに、誰と“比較”して落ち着きがないと言っているのでしょうか?


他者との“比較”によって生じる感情として「嫉妬や劣等感」が挙げられます。その時に「前帯状皮質」や「扁桃体」という脳部位が活動します。また『不安』という感情も同じ部位が強く活動されます。


この科学的根拠をどのように保育に活かすか?


園の環境設定の中で出来るだけ“比較”をしない‥むしろ【比較できない環境設定】を考えるべきなのではないでしょうか。その1つの方法として、【年齢別ではない環境設定】が考えられます。

ちなみに僕は34歳児だけで集まる環境は最近ありません。


※添付写真はトミホクルー(富岡保育園の保育者)が撮影した写真です。“会話が聞こえてきそうな”アングルは、保育者の傾聴しようとする意識の高さを感じずにはいられない1枚でした。


傾聴
2020-03-01
『ニュースダイエット』

こんにちは。最近『ニュースダイエット』をしている村上です。

なにそれ⁉︎と思われる方もおられるかもしれません。見るニュース、取り入れるニュースを自分の意思で制限することです。

皆さまはどのようなニュースに触れていますか?コロナウイルスについては色々なコメンテーターな見解や持論も飛び交っていますよね。また芸能人の不倫情報などもたくさん扱われています。

さて触れているニュースの中で、『自分の影響の範囲のニュース』はどれだけあるでしょうか?

そしてここで気をつけなければならないのが、自分の興味のあるニュースに触れていくと、特にインターネットでは、AIがあなたの興味や関心などを読み取り、あなたに興味のあるニュースばかりを勧めていくようになります。すると、あなたはこのように思ってしまうかもしれません。「自分の興味のあることが世界では注目されており、そして正しいのだと」そして自分がニュースを選んで見ている状態から、AIのコントロール上、またテレビ局のコントロール上で、ニュースを見させられている情報になります。


さて、皆さまニュースにどのようにお付き合いされていますか?


ちなみに僕は「山陽新聞の岡山県版と地域版の部分と4コマ」で地域のニュース。「朝6時のFM岡山」でラジオキャスターの喋り方。後は「本」と「友人や仲間とのコミュニケーション」でニュースを受け身ではなく選んで取り入れるようにしています。


※写真は本日の天候の中での1コマ。ブログ読者の方も必ずしたことがある遊び『水溜り越えジャンプ』です。大人になればなるほど失敗した時のことを想像してしまい(経験の範囲)踏み切ることを躊躇してしまいますよね。

ジャンプ‼︎
2020-02-29
『固定担任制完全撤廃‼︎』

皆様1日お疲れ様です。お昼ご飯の時に「コロナやばいよなー!村上先生!マスク買えた!?」と質問された村上です。子どもたちもテレビで流れるニュースに敏感なようです。

※個人的にはマスクをするよりも、とにかく免疫力を高める保育が必要かと考えております。とにかく「しっかり遊び」「しっかり食べ」「しっかり寝る」これに限るのではないでしょうか⁉︎とみほ村(富岡保育園)の子どもたちは雨でも風でも冬でも戸外や縁側で通気性の良いところで、時には水たまりに入って遊んでいます。)


さて、本日『固定担任制完全撤廃‼︎』を宣言さて頂きます。富岡保育園での原則は『全職員が全園児の担任であること』これを基に、子どもの様子や発達、成長具合、また人間関係などの多要素から、トミホクルーのポジションは変動していきます。


「そもそも、なぜ担任は1年ごとに変わるのか?」

「そもそも子どもの発達は1年区切りなのですか?」


皆さんはこの問いに答えられますか。固定するメリットは、“管理がしやすい”“評価がしやすい”です。

しかし、とみほ村では、あえて“管理しにくい”“評価しにくい”環境を作ります。

なぜか?村上の意見を聞きたい方は、是非岡山県笠岡市富岡保育園へ御来園お待ちしております。


※添付写真は、最近園庭で流行っている遊びです。もし大人の方で挑戦される方は必ず気をつけて遊んで下さい。想像以上にグラつきます。ちなみに、この写真の2人はこの後、丸太の上でバランスを保ちながら押し相撲をし始めます。凄すぎます。


バランス‼︎
2020-02-28
バランスがとりづらいからこそ“おもしろい”

皆さま1日お疲れ様です。お掃除のお手伝いの際に負傷してしまった子どもと病院へ昨日行きました村上です。痛みより、周りで心配する保育者の声や表情を子どもは感じていたようで、なるべく道中や受診前はオモシロイ話をしようと試みたのですが‥(あえなく撃沈して、結局お膝に乗せて手を握ってニコニコしていました)


さて本日は久しぶりに、そらグループ(0.1歳児)のお部屋へ呼ばれて保育参加しました。

お気に入りの絵本を持ってくる子どもに絵本を読もうとすると‥次に出てくる内容を先に言うんです。全部覚えているんですね。感動してしまいました。(「やさいさん やさいさん」という絵本だったかな)


また、今度は何人かの子どもたちが保育者お手製の室内用のダンボールカーを子ども同士で並べて、その上をトコトコ歩きます。年季が入ってヨレておりバランスがとりづらい、まさに“室内アスレチック”を楽しむ子どもたち。

※逆にバランスがとりやすいと面白くない⁉︎のかな。

※そらグループ(0.1歳児)の大半が裸足でした。(当園はソックスでも上履きでも裸足でも可にしております。)裸足の子どもの足の指に注目してみると、しっかりと大地を握りしめているのが分かります。


そらグループ(0.1歳児)の子どもたちは言葉などが未熟である為、大人(保育者)本位での対応になりがちです。しかし、子どもの発達過程を子ども本位で、応答的に関わるよう意識すると、“子ども同士”での関わりも多く見られ、また言葉ではない伝え方をする様子も見られ、大変興味深く僕たち大人にとって学ぶべき点が多い存在だと改めて気付かされる時間でした。

室内アスレチック
2020-02-27
勝負の判定は高さ⁉︎

こんにちは。園の畑で収穫した大根を近所の家へ子どもたちとお裾分けに行った村上です。付いてきた子どもたちにとっては、行ったことがない家へ行きインターホンを押して「ごめんくださーい」と挨拶をすることが楽しかったり。


さて、今日は早朝の時間にトランプで「神経衰弱」を子どもたちとしました。GETした枚数を「1枚、2枚‥」と数えることから、「1組、2組‥」と数える方が、早く比べられると子ども同士で指示を出したり。何回戦かするうちに、もっと早く比べて次の勝負に移るには⁉︎子どもたちが考えた結果‥


GETしたトランプを積んだまま

お互いに並べて

★高さを比べる


(正確な勝ち負けはつきにくい⁉︎判定に文句が出ていないところを見ると、むしろ勝ち負けにあまりこだわっていない⁉︎さっさと次の勝負がしたい⁉︎)


子ども同士で編み出した、ゲームの回数を時間の限りで増やすための技でした。

勝負の判定シーン
2020-02-26
【王道を“ブレずに”提供する】オマチマンのプロフェッショナルな仕事の流儀

皆さま1日お疲れ様です。オマチマンのコンサートに出席させて頂きました村上です。子どもたちは、ギターなどの色々な楽器から繰り広げられる遊び歌に大盛況でした。


オマチマンさんとの出会いは10年以上前ほどになります。保育士になりたての頃からお世話になっており、時には一緒にステージで踊ったり歌ったりさせて頂きました。(本日も若手保育者たちがオマチマンと一緒にステージへ。緊張の面持ちの保育者を見ると、昔の自分を思い出す様でした。)

その時から楽曲は多少の変更はありますが、オマチマンさんのキャラクターは一切“ブレずに”変わりません。子どもたちに人気な遊び歌や言葉遊びを、10年以上前と同じく演じておられます。

オマチマンさんとて、他の楽曲やアレンジをしたいとの想いは絶対にあるのでは⁉︎にも関わらず、【必ず王道で答えてくれる】


『プロとは⁉︎』自分がしたいことを観客に提供するのではなく、観客が求めている【王道を“ブレずに”提供すること】でしょうか。

オマチマンのプロフェッショナルな仕事の流儀を見た1日でした。


let'sスターティン‼︎
先生たちもご一緒に♪
2020-02-25
明日はオマチマンが来るよ‼︎

こんばんは。初“瞑想体験”しました村上です。※園の近所のお寺(吉祥寺)で行われた阿字観瞑想体験に参加してきました。

日頃どれどけ不必要な情報にふれているのかと、日頃どれだけ自分に向き合えていないかを体全身で受け止める時間でした。


さて午後からは、友人(岡山県に新しい学校を作る予定)の開催するイベント「作って遊ぼう」に参加しきました。

何を作るか⁉︎よりも、色々な廃材と、色々な道具(ノコギリやドリル類などもある)が使えることから、子どもたちの【思考の幅】が広がり『自分で考える時間』が沢山持てた貴重なイベントになっていました。

※『自分で考える時間』を作る環境設定の良い参考になりました。staffは危険とみなさいな限り、助けを求められる時しか手を貸さない姿勢で工具類を環境設定していました。


【告知】

■明日(2月25日火曜日)の10時から11時、富岡保育園内で歌ったり踊ったり‥とにかく笑顔溢れる『オマチマンのコンサート』があります。入場無料、参加申し込み不要ですので、是非お時間ある方はご参加下さい‼︎

自分で考える環境
明日はオマチマンが来るよ‼︎
2020-02-24
“6カ国語表記”から未来を予想してみました。

こんばんは。坂本龍馬似の村上です。本日は高知県へ‼︎カツオのたたきを食べたり‥

そして坂本龍馬記念館へも。2018年にリニューアルされたばかりということで館内はとても綺麗でした。特筆すべきはトイレなどの説明書きが6カ国語で表記されているということ。

もちろん6カ国語を習得している日本人が対象ではないことがわかります。


もしも諸外国で、上記のような表記がいたるところでなされるようになったら⁉︎(QRコードなどをスマホで読み取ると翻訳されたり‥自動翻訳機能がもっと性能が高まったり)

外国語を習得する価値やメリットが現代より下がる⁉︎可能性があるのでは⁉︎と思う場面でした。


※写真は、先日の「らんらんピクニックDAY」(5歳児エジソンclassの子どもたちだけが月に1度、園内の好きなところでお昼ご飯を食べる日)の始まる前の、保育者との話し合いの光景です。

※皆さんはどこに注目されますか?

※保育者と子どもが正対していますか?何となくの円になっているのがわかります。

※話し合う時に、正対してしまうと、「話す人 聞く人」の決定化、もっと言えば、「大人の言うことは反論は許されるず(素直⁉︎に)黙って聞く」関係性が成り立ちやすいです。

※子どもたちが社会へ出る際にどのような力が必要なのかを考慮し環境をデザインするのが保育者の務めです。


トイレの説明書き
話し合い
2020-02-23
“味見師”って⁉︎なに?

こんにちは。とみほ村営業マンの村上です。先日、笠岡市内のスーパーマーケット何店舗かに『保育サロン“とみほNOW”』のチラシを掲示させて頂いのですが‥なんと‼︎嬉しいことに、本日‼︎掲示を見て勇気を出して参加を希望された方が来園して下さいました。大感謝の言葉に尽きます。

※是非、ブログ読者の方もサロンをご利用ください。学生から200歳まで受付しております。間違いなく言えることは『必ず癒されます』


さて‼︎

今日発表したいことがあります‼︎

なんと‼︎本日から「たいようの台所」に新staffが加わりました‼︎

栄養士、調理師に加え、新staffの役割は‥


【味見師】です‼︎

“味見師”のプロフェッショナルな仕事の流儀とは⁉︎

お昼ごはんは、園生活においてど真ん中。子どもも大人も、心身を健全にするために必要不可欠でもあります。その、味見をするのが“味見師”です。


それって検食じゃんと思われのですが‥“味見師”は、ただ食べて食材の安全性を確認するだけではないんです。

栄養士、調理師のstaffへ、味見をしての評価を「顔の表情や、気の利いた言葉、そして時には一発ギャグも含めて表現する」のです。それは、食事を作る人が楽しく気持ちよく調理ができるためでもあります。


楽しく気持ち良く作ったお昼ご飯は、美味しくないわけがありません。そんなご飯が食べれる環境があることに、とみほ村の住人たちは幸せを感じています。


【味見師】とは‥「世界一幸せな保育園」を作る上で必要不可欠な存在です。


※添付写真は、本日のサロン参加者が、子どもとトランプで神経衰弱をしていた様子です。順番を決めたりルールを説明する子どもの言葉に、丁寧に寄り添って耳を傾けて下さる姿に感銘を受けました。

傾聴
2020-02-22
論理立てて“粘り強く”交渉する力

こんにちは。近隣の小学校の新1年生1日体験に同行しました村上です。子どもたちにとってワクワクドキドキなのでしょうか。普段より緊張した眼差しが印象的でした。

村上としては、この集まりの目的はどこにあるんだろう?と自問自答しながら一緒に楽しませて頂きました。


「小学校とは〇〇なところなのだよ」と教えること⁉︎

「小学校のお部屋(教室)は〇〇なところだよ」と環境を知らせること⁉︎


それとも‥

「一緒に学びを合う人(他の園児や先生、また在校生)は〇〇な人だな」と感じられること⁉︎


僕は後者が目的と捉えて、授業の合間や、受付で待つ間に『マッチング』(他園の園児や在校生と富岡保育園の園児を)を試み、声をかけるように努めてました。面白いことに、初めましての相手に名前を伝える時に「村上太志です(例え)」のようにきちんと“です”“ます”調を使う子どもが多かったように思いました。


また学校に張り出されてある掲示物にも注意して、参考になる点を検索してみました。

運動場の遊び方の欄に‥「旗の色を見て遊びましょう」とあり↓

・青色 しっかり遊びましょう。

・黄色 水たまりの無い場所で遊びましょう。

・赤色 教室で静かに過ごしましょう。

と、明記されておりました。皆さまはどのように思われましたか?


村上の個人的な意見としては‥もしもこのルールに学生たちが合わずに反旗を考えるようなことがあるならば、その際に必要なことは【論理立てて粘り強く交渉する力】で、幼児期に身につけなければならない力の1つであると考えました。

並ぶ環境
2020-02-21
業界の常識を疑う

こんばんは。年度末の職員個人懇談を終えました村上です。

(※本日は栄養士と調理師の保育者にドリップコーヒーを嗜んで頂けた自己満足しております。)


さて今日はブログ読者の方に質問があります。

「年度末って期限に何か意味がありますか?」

「保育施設において、3月31日から4月1日で子どもは何か大きな激変するのですか?」

「クラス替えはなぜ1年単位なのですか?」


元も子もない質問をさせて頂きました。が、“そもそも”何でだろう?と考えてみると、根拠が無さそうな決まり事が多いと思うのは僕だけでしょうか⁉︎


「保育って、保育士だけがするもの。調理師や栄養士は関わってはいけない。保護者は参観するだけ。」誰が⁉︎いつから⁉︎決めた保育施設の一般常識なのでしょうか。


今日夕方の時間‥

玄関先で5.6人が集った真ん中にお迎えの来られた保護者の方が絵本を読んで下さっていました。

園庭でも迎えに来られた保護者が、「〇〇ちゃんのお母さん‼︎今日私な、〇〇して遊んだんよ。それでな‥」と親身に子どもたちの話を聞いて下さっていました。


その時代の業界の常識は、実は人類の歴史においては非常識であったりもします。次世代の常識は今(未来に希望を繋ぐために)作ればいいんです。とみほ村(富岡保育園)は、そお在っていきたいた思います。

今後ともご指導ご鞭撻ご協力宜しくお願い致します。



保育なう
2020-02-20
成長主義の“罠”⁉︎

こんばんは。久しぶりに園の近所の登校班について行った村上です。仲の良い卒園児の小学生にある質問をぶつけてみました。

村上「バレンタイン、チョコレートもらえたんか?」

小学生A「女子は恥ずかしけん、男子にチョコ渡せんのよ。」

村上(基準は『自分』でカッコいいじゃんと感心)


さて‼︎本日は堅い話をしても良いでしょうか?

皆さんは“成長”することをのぞみますか?もちろん、ほとんどの方は「はい」とお答えになるのではないでしょうか。


しかし‼︎

成長することを喜びと感じるなら、「成長する」「成長していない」は、どこで判断されるのでしょうか?

保育園で言うならば、保育者の“評価”によって判断されるのでしょうか?


では‼︎“評価”を下す保育者の判断材料は⁉︎もちろん保育所保育指針にのっとりながら、そして“自分の経験”の中で“評価”していくことが一般的なのかもしれません。


と、いうことは‥裏返してみると‥

『子どもたちの評価は、保育者の経験の範囲の中で判断される』ことになってしまいます。

経験の中から、はみ出してしまうと‥好意的な“評価”はされない⁉︎


『他者』から“評価”されることにより喜びを感じる習慣がついてしまうと‥『自分』の人生の基準が『他者』になってしまいます。


資本主義からもたらした“成長”主義の【罠】こそ『評価』ではないでしょうか?


「評価されない環境」は「人生の基準を自分」に置くことができるのでは?


皆さん一度「成長に価値を置かないマインド」を想像してみて下さい。もしかするとグッと肩の荷がおりて、見える世界が変わるかも⁉︎ご意見ご感想お待ちしております。



2020-02-19
『あらがう旅』後編

こんばんは。世田谷の住宅街を散歩してみた村上です。(本日の見学先「上の町しぜんの国保育園」がある街です。見学先の地域性を把握することは、園環境の構成を理解する上で役立つと思っています。)

※ちなみに‥世田谷の住宅土地は1つの区画の形が四角ではなく歪な形が多く、その形を最大限に活かしたデザインの住宅が多かったこと。また路地では子どもを乗せることが出来るオシャレな自転車が多く見かけられたこと。


この度の東京の旅では、ある個人研修を行なっていました。それは徹底的に『聞くこと』です。本来、村上はおしゃべり好きなので、つい‼︎聞くよりも話すことに夢中になってしまうのですが、今回はそんな自分に『あらがう』ことに。


さて本日の見学先「上の町しぜんの国保育園」青山園長先生との対談話を少しだけご紹介させて頂きます。

↓以下 青山先生のお話

“自然”って人間の予定や都合に合わせてくれないじゃないですか。明日〇〇があるからって、晴れたり雨が降ったりするわけじゃないし。“思い通りにならない”ことを“自然”は学ばせてくれる。けど、逆に“人工”ってのは、予定や都合に合わせることになる。だから保育も人の手が入り過ぎちゃうと、大人の思い通りにしようとする力が働いちゃうよね。


以下 村上の感想

「上の町しぜんの国保育園」は新しい園舎でありながら、敢えて、大人の“思い通りにならない”環境を作っていました。特徴的であることは、何と言っても、クラスという呼び名ではなく「〇〇さんち」としたお部屋の中には0歳児から5歳児までの集団が居てること。例えるならば家族がシェアハウスしている状態です。0歳児だけが同じ部屋に何人も居てるほうが“自然”ではない環境だなと。


『あらがう旅』で貴重な時間を割いてお話して下さった「オルト保育園 長沢園長先生」(2時間)「新宿せいが子ども園 中山副園長先生」(3時間)「上の町しぜんの国保育園 青山園長先生」(2時間)また快く迎え入れて下さった現場の先生方ありがとうございました。

2020-02-18
『あらがう旅』前編

こんばんは。新宿の街を徘徊しております村上です。本日の東京の旅(オルト保育園、新宿せいが子ども園)に際して個人的に目的がありました。


それは‥


『iPhoneから離れる』です。地下鉄に乗れば目の前の方たちの片手にはスマホ。新宿を歩けば歩行者の片手にはスマホ。


もはや、人間がスマホを使っているのかorスマホが人間を使っているのか‥スマホから、あがなったお陰様で少し道に迷いましたが、周りの景色や人たちから受ける印象が大きくありました。


さて、オルト保育園には、初めて見学に行かせて頂きました。イタリアのレッジョ・エミリア教育を活かした保育を推進している園ですが・アートを特色とした保育というより、新保育所保育指針を忠実に学び試行錯誤している園との印象がありました。特に感銘を受けた園長先生の言葉は『居場所を作る保育』です。子どもたちにとっての生活の大部分を担う保育園。子どもたちを丸ごと信じなければ、本当の意味で居場所は作れないとの意味にもとれた重い一言でした。

2020-02-18
保育施設における【主任先生】とは?

おはようございます。雨の日曜日の朝を絶好の読書タイムにさせて頂きました村上です。

※最近の村上の読書本↓

・完訳7つの習慣

・Think clearly

・手の治癒力


さて頭が明快な内に、本日は【保育施設における主任先生のリーダー論】についてお話させて頂きたいと思います。

※ブログ読者の方で、通勤先や通学先でリーダーのポジションを任せられている、又はこれから任せられる方にとっては、是非目を通して頂きたいです。


保育施設における【主任先生】は【現場の最高責任者】とも言える立場かもしれません。日々ありとあらゆる予想外の出来事に対して判断を強いられることもあります。

※この数行を読むだけで【主任先生】のプレッシャーが絶大であることと同時に、疲弊してしまうのでは⁉︎「私は絶対になりたくない」との声が聞こえてきそうですが、しばし読み進めてみて下さい。


とみほ村(富岡保育園)では、今年度より【主任先生不定期交代制】を取り入れました。まずその理由を何点かだけ明かします。

1つ目‥疲弊するポジションを何年も続けると心身に余裕を失い健全な判断能力を失ってしまう確率が高くなるから。

2つ目‥交代制にすることにより【主任先生】とは〇〇だ‼︎という固定概念を払拭することができるから。

3つ目‥【主任先生】の責任を果たせる人材を複数育成することにより組織力が高まるから。


などが挙げられます。これは現在多くの施設で何年も【主任先生】というポジションを勤めておられる方を批判するものではなく、むしろ‼︎それだけ疲弊するポジションだということを管理職は最も注意を払わなければならないのでは⁉︎との問題提起です。


過去のとみほ村の主任先生(富岡保育園は約50年の歴史があります)のうち、先先代の主任先生(現在も現場の最前線で子どもと寄り添っておられる尊敬すべき先生です)は、『圧倒的な行動力』で現場を率いるリーダーでした。テクニックも多彩であると同時に向上心も貪欲であり、野球選手で例えるならば「4番ピッチャー、そしてキャッチャーも、なんなら全ポジションできる」カリスマ主任先生でした。そして先代の主任先生(村上)は、男性という保育施設では希少価値を活かして(細やかで無かったり気遣いがなかったりも、意外と許してもらえている⁉︎)奇想天外なアイデアを放り込んだりした主任先生でした。


さて、今年度の主任A先生はどのようなリーダーなのか?

3月末日に「明日から主任先生のポジションを宜しくお願いします。」と村上より人事を言い渡してから約1年。

本人にとっては「主任先生とは⁉︎」と向き合う1年だったのではないかと思います。時には過去の主任先生をイメージして動いてみたり、定期的に村上に呼び出されて「リーダーとは〇〇だ‼︎」との理屈だった話を聞かされたり‥

元々、主任A先生は保育歴も20年近くあり、とても細やかな配慮や技術も卓越しておられ「なんでも自分でできる」方です。しかし今年度は敢えて「なんでも自分でできる」を封印して、他の職員に任せたり、(※お子様の習い事などのお迎えなどがある時など割り切ってミーティングなどを他の職員に任せ、家庭やプライベートとのバランスをきちんととる姿を他の職員へ示しておられます)また敢えて動かずに談笑してみせたり、管理職(園長や副園長)の意向を反映してみたり。参考にすることと自分のポリシーなどバランスをとりながら【A先生なりの主任先生】を試行錯誤しながら作り上げておられました。

※今年度の9月にトライした「ノーエプロン私服月間」を現在も現場でトライし続けて下さっておられるのもその一貫だと捉えられます。


長文になってしまうので、そろそろまとめます。そもそも「リーダー」とは、リーダー力を高める本を読めば良いリーダーになれる訳でもなく(ホームランの打ち方の本を読んでもホームランを打てないですし)何も考えずにガムシャラに「僕は主任先生だ‼︎」と言っても良いリーダーになれる訳もありません。(「俺はホームラン王になる」と言うだけで練習に打ち込まなければホームラン王になれません)


【保育施設における主任先生とは⁉︎】について『現場の中で日々向き合い試行錯誤を繰り返すこと』が、良いリーダーになるの方法です。そのポジションにつかない限り学べないことか多分にあるからです。


そして本日の村上メモ。【保育施設における主任先生のリーダー論】とは、リーダーと向き合える環境を管理職がデザインし、1人でも多く“リーダーを試行錯誤した”人材を輩出していくこと。それが健全な保育施設への道だとも考えております。


皆さんにとって“リーダー”とは?

是非ご意見お考えお聞かせ下さい。

(岡山県笠岡市富岡605富岡保育園)


※写真は昨日の救急法競技会へ向けた練習風景です。怪我人役の1人が主任先生です。

敢えて怪我人を受け入れる主任先生
2020-02-16
笠岡市救急法競技大会速報‼︎

皆様1日お疲れ様です。さきほど笠岡市救急法競技大会の応援に駆けつけておりました村上です。とみほ村(富岡保育園)からも「チームはすみかりん」(3名の保育者のチーム名)が参加し、なんと‼︎

・心肺蘇生法 準優勝‼︎

・包帯リレー 第3位‼︎

・本結びリレー 第3位

・チーム部門 総合優勝‼︎

・個人賞 準優勝‼︎(若手保育者1名)


選手たちの貪欲な姿勢での練習の成果、また昨年度の選手たちや子どもたちも含め、園全体で協力した結果だと思います。

(※写真は、前日に園内でプレ大会を開催した模様です。この時は昨年度のチームが勝利を収めました。子どもたちも大勢観客となって集まり、保育者の一生懸命救急する姿に熱い視線を向けていました。)


救急法の練習は、『いざ‼︎』の時に慌ててしまう気持ちを少しでも軽減させる役割があります。

※慌てることが患者にとって1番不安にさせる要因です。

また知識もアップデートされていることを学ぶことが、命を守る保育者の責務であることは絶対です。


チームはすみかりん(若手保育者3名)から村上を含むベテラン保育者たちは“謙虚”な気持ちで学び、保育者の責務を果たしていきたいと思います。

救急法練習中‼︎
2020-02-15
『100分の1のキック力』

「コラー\\\٩(๑`^´๑)۶////‼︎」

と、村上が怒鳴ってしまう男の子がいます。三度の飯よりサッカーボールを蹴り込むことが好きなA君(classニュートン4歳児)です。雨の日も風の日も年中蹴って蹴りまくっていますので、キック力や技術も目を見張るものがあります。ただ、窓や壁や木にぶつける際に村上が怒鳴ってしまうんです。


しかし、本日のA君の行動は村上にとって意外でありました。そらグループ(0.1歳児)の男の子B君がホタホタと歩いてA君に近寄ります。するとA君は‥「B‼︎蹴ってみ‼︎ほら‼︎」と言って、ボールを手渡します。そしてB君が蹴り慣れてくると、短い距離で優しく蹴り合って遊んでいます。A君の蹴るボールの威力は日頃の100分の1でしょうか。


ここで2つの大事なことを明らかにします。

1つ目‼︎A君の本日の行動は意外ではないこと。現場の先生方にとっては、A君のB君への優しさは普段よく見られる一面である。

2つ目‼︎A君にとっては障害物が多い園庭で、なかなか思いっきり蹴ることが出来ない環境。(※時々近所の公園付近の広々としたグラウンドに虹グループは行くそうです。)普段村上に怒鳴られながらも、障害物を意識することで、ボールを蹴る威力や方向の加減が上手くなっているということ。


‥帰りのお迎えの際、本日のエピソードを母親へお伝えしたところ「実はA君は妹(歩き出して間もない)とサッカーを蹴り合うことが最近の望み」だそうです。

ボールの威力に劣らない健気さに感動してしまいました。

健気なキック力
2020-02-14
このページのトップへ