富岡保育園へようこそ!「伸びる。成る。子どもも大人も互いに伸び合い、成長し合う『大きな家』でありたいと願い、社会福祉を支えています。

富岡保育園

副園長ブログ

うえまつフリースクール横山代表

いつも以上に、個人的なお話しを綴りますので、ご興味ある方のみ読み進めて下さいね。

これは、筆者の友人‥いや、同業者でもあるんだけれど、もはや手の届かないような、尊敬に値する人になってしまった‥岡山県岡山市南区「うえまつフリースクール」代表の、横山さんのお話しです。

どこからとなくお話ししますと‥筆者と横山さんは、保育士養成校時代のクラスメイトでもあり、ほぼ毎日、一緒に遊んでいた友人でした。共に「家から近いから」という、ライトな理由で、富岡保育園に就職し、2年間という同僚期間を経ました。その期間など、今から思い起こせば、学生の延長線上をまんま走っており‥フルローンで購入したスポーツカーをドライブさせながら、また定期的に通っていたくるくる寿司でお茶をすすりながら、仕事のあれやこれや、恋愛のあれやこれやと、語っていた‥いや、だべっていた、そう回想します。

その後、筆者は富岡保育園、横山さんは療育施設へと、職場が離れ、プライベートの時間も、互いのスポーツカーにガソリンが入れられないほどに手放した、その時期あたりから離れていきました。

そんな筆者と横山さんが、再び、だべりはじめたのが‥筆者に癌が見つかった時期にあたります。当時は、葬式の段取りに奔走する準備までしてくれていた横山さん‥筆者との残り僅かだと思われた時間に、なぜか、2人して保育について、療育について、熱烈にだべる‥いや、意見をぶつけ合いました。

その数ヶ月後‥いろんな神様の誰かが、ひょんなことに、筆者を生かしてくれたお陰様で、筆者と横山さんは、さらに意見をぶつけ合いました。当時、筆者の勤務していた富岡保育園では、保育実践改革のど真ん中でもあったため、横山さんも、多少なりとも影響を受けたのではないかと思います。

そして、その数ヶ月後‥横山さんは、保育施設や療育施設でも援助の行き届かない、けれども援助が必要であろう子どもたちのために、フリースクール開校へ向けて、走り出しました。助走の期間、筆者も横山さんと同乗して、各地のフリースクールを見学しに行きました。また、開校へ向けて、スポーツカーの何倍かにあたる借金をした売家のリノベーションに立ち合いました。夜通し、壁に漆喰を塗る横山さんの後ろ姿を見ながら、筆者は珈琲をすすっていました。

開校の瞬間には、他人事とは思えないほどに、感無量な気持ちに浸った筆者ではありましたが‥浸っている暇もないほどに、横山さんは、働き続けました、動き続けました、走り続けました。止まってしまうと、潰れかねない‥フリースクールの経営。さらには、利用者である子どもたちや、保護者への責任。それらに、奮い立ち、4年間で熱を出した2日をのぞいて、365日フル稼働の日々を送っている横山さん。

ただ、これらは“友人”という贔屓目ありの視点が大いにあってのもの。けれども、昨日、久しぶりに「うえまつフリースクール」にお邪魔しますと‥裸一貫、がむしゃらに、ひたすら目の前の過酷で複雑な問題、課題に、正面から向き合い、力ずくで突破してきた、その胆力が成せるものなのか‥そこには贔屓目なしに、横山さんが、とても大きく、大きく、筆者の目には映ったんです。

競争するわけでもなく、ライバルなわけでもありませんが、率直に「敵わないな」と思いました。そして同時に、目の前に広がる、唯一無二の「うえまうフリースクール」の環境に、激しく感動して、目頭が熱くなってしまいました。

「うえまつフリースクール」にある環境は、横山さんの教育者としての信念が、そのコミュニティで浸透しているからこそ、成立するんだろうなと思いました。

その信念は、一貫して「謙虚」なことです。保育者も含めて、また筆者も含めて、教育者たるもの、手柄を求めてしまうのです。俺が、私が、〇〇したから、この子どもは、あの子どもは〇〇出来るようになった、そんな手柄、結果が、教育者たるものの、専門性に安堵を与えてくれるのです。

ですが、横山さんは、その安堵に対して、謙虚に距離を置くわけです。何かが出来る、やろうとする、その前の段階‥気持ちの準備運動期間に、ゆっくりと深呼吸したり、ストレッチする時間を、その子どもにしか分からない期間で、充分に汲んでいくわけです。もちろん、そこには療育施設勤務で得た専門的知識でも配慮するわけですが、それらだけの側面ではなく、さらに多面的に配慮されているところが、横山さんを、大きく、大きく感じてしまうのかもしれません。

全国、数ある保育施設や、フリースクール、教育施設‥いかがなものでしょうか‥ここまでの施設があるでしょうか。いずれ、どこか大手の有名な雑誌や専門書の取材が、横山さんのところへインタビューへ向かう日が来るでしょう‥その時の対談相手を目指して、筆者もフル稼働していきたいと思います。勝ち負けなんてないんだけれど、負けられないぜ!

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2024-12-14
『与えるは受けるより幸いなり』

誤解を招かないために、はじめに断っておきますね。

これから綴る文章は、筆者に何かを献上しろだとか‥保育園に何かを持ってこいだとか‥ちゃんと忖度しろよだとか‥そんな無粋なものではありませんし、あってはなりません。

(※本当に何も持ってこないでね。)

ただ、その“気持ち”のところに、感動したので、綴りたいと思っています。


先日、ある保護者‥その日、娘さんが誕生日を迎えた保護者が、職員にケーキを持って来て下さいました。

「いつもお世話になってます!ハッピーバースデー!」という訳で、娘さんの成長と、その祝福の気持ちを分け与えて下さったんです。

この保護者の気持ちって、現代日本社会では貴重で希少だろうなと思ったんです。

なぜかって‥補助金、交付金、手当‥名目は違えど、国から県から市から会社から、筆者も含めた私たちは、あらゆるものを受け取っていますし、もはや、その“受ける”ことが当たり前になっています。

すると、“受ける”ことに対しての感謝の気持ちが、どこへやらになるのは、必然なんです。

このシステムが私たち大人に身についてしまうと、当然、子どもたちにも影響しますよね。子ども社会でも、誕生日にクリスマスに、なにやらなにまで“受ける”ことが当たり前になっちゃうわけです。

富岡保育園では、誕生日の子どもに対して、特別“モノ”を贈ることはありません。また、特別“催し物(もよおしもの)”をすることもありません。その日に、とにかく祝福の“気持ち”を、園全体で伝えることとしています。

さきほどのシステムが、もしも骨の髄まで身についちゃっていると‥「なんで、うちの娘の誕生日にプレゼントをくれないんだよ!」って、なってしまいますが‥

ある保護者の場合は、まさに真逆も真逆で、『与えるは受けるより幸いなり』なんて、どこかの偉人が言いそうなことを体現されちゃってる。

見習うべき学びは身近にありです。

祝福の気持ちを分け与えて下さったことに感謝し、その気持ちに呼応するように還元していきたいと思います。誠にありがとうございました。

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2024-12-13
しゃがんでも しゃがんでも

ふだん 私は子どもと話しをするとき

しゃがんで 子どもの目線までさがる

しかし まだハイハイをしている子どもには

私がしゃがんでも 見おろすことになってしまう

それは その子どもにとって 圧を感じるのでは?

というのも 泣いていた子どもを抱っこしようと

私はしゃがみ ふと顔をあげたとき

おおきいお兄ちゃんお姉ちゃんが

目の前に立っていて 少し圧を感じたから

もちろん おおきいお兄ちゃんお姉ちゃんは

その子どもを泣かせたわけでもないし

見おろそうと圧をかけたわけでもない

しかし 状況や声の大きさによって

受けとる側に 圧を感じさせてしまうのでは?

それから なるべく目線をあわせることと同時に

声の大きさ 話し方 表情を考え

意識するようにしている

子どもの目線には 大人には見えない発見もある

ちいさなアリも おおきく見えるし

ちいさなテントウムシも 見つけちゃう

機嫌をそこねて園庭に大の字になった目線の先には

青い空に 小さく光る 飛行機がとんでいた

そんなキラリと光る発見を

子どもの目線を意識しながら 私もしたい


作 富岡保育園 現場保育者

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2024-12-12
誰と会い話すかで、人生は変わる

先日の朝日新聞に、大リーガーである菊池雄星さんのインタビュー記事が掲載されていました。

太文字を紹介すると‥『ひらめくため練習・上達する魔法はない・習慣形成を大切に』『目標は高く更新を・誰と会い話すかで人生は全く変わる』と、菊池さんの体験に基づくものが記されていました。

記事の最後に‥「いい環境を作りましょう、というのは、いい人に囲まれましょう、ということ。誰と会うか、誰と話すかで、人生は全く変わりますから。それもまた、野球界に限った話ではありません。」


保育界と言いましょうか、富岡保育園界で話しを進めてみましょうか。

子どもにとっての、いい環境とは?

保護者にとっての、いい環境とは?

保育者にとっての、いい環境とは?

極論で言えば、菊池さんの言うところの、いい人に囲まれていることです。

子どもにとって、いい保護者、いい保育者に囲まれていれば‥

保護者にとって、いい保育者に囲まれていれば‥

保育者にとって、いい〇〇に囲まれていれば‥

保育者にとって、いい〇〇は‥“仲間”が当てはまるんじゃないかと思います。

そして、特に!!!若手保育者であれば、いい“先輩”に囲まれると、保育人生は変わります。

富岡保育園界で言えば、年齢的にも、保育歴でも、また富岡保育園歴でも、先輩の領域に入ってきている筆者。

若手保育者の人生にも影響を与える立場であることを、しっかりと自覚して、発言と行動に責任を持っていきたいと、改めて思いました。

いい仲間に囲まれると、いい保育者に‥

いい保育者に囲まれると、いい保護者に‥

いい保育者といい保護者に囲まれると、いい子どもに‥

卵が先か鶏が先か‥そんな話しにも聞こえますが‥“いい”って、何が“いい”んでしょうね。

コピーライターである糸井重里さんが、こんなことを綴っていたっけな。

『“口が悪いけどいい人”っていうのも、確率的に低いよね』

“口”は“いい”の、1つの基準なのかもしれませんね。

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2024-12-11
噂を鵜呑みにすると正体は逃げる

染井為人さんの著書「正体」‥完読したものの、どこか、読み残しがあるんじゃないかと‥歯と歯の間に、食べカスが挟まったような‥そんな気分でいます。ちなみに、映画化もされていて、絶賛上映中みたいなので‥これは映画を見ると、その挟まったものがスッキリするのだろうかとも思っていますが、いかがでしょうか。

まだ読んでいない人もいるでしょうから、物語の内容を公開しないように注意しながら、綴っていきますと‥。

この「正体」に登場する主人公は、ある理由があって、姿形を変えていくわけなのですが‥主人公と出会っていく人たちは、あるギャップに唖然とするわけです。

それは、メディアを通した主人公と、自分の目の前にいる主人公との違いです。

おそらく、ブログ読者にも、大なり小なり、そのような経験があるんじゃないかしらと。

芸能人でなくとも、噂に聞いていた人物が、噂とは正反対なものだったことだってあるんじゃないでしょうか。

“百聞は一見にしかず”と、昔の誰かが良いことを言っていますよね。

他者から聞いた情報も、すべてを鵜呑みにしてしまうと、本当の『正体』は、おそらくボヤけてしまうのではないでしょうか。

例えば、筆者であれば‥現在、笠岡市議会議員になって半年が経ちますが‥誤解を恐れず発言すると、先輩議員たちへの世間の噂ほどボヤけているものはありません。そして、これを大きな声で言うと「あなたも、染まったのね」などと言われかねないのですが‥これは的外れだと思っています。きちんと面と面を合わせれば、噂に向き合っている暇など捨てて、市民のために活動していることを肌で感じることができます。

また例えば、保護者の方々と向き合う場面でも、そして園児たちと向き合う場面でも、そのようなことがあるかと思います。入園前に申し送り情報として聞いていた人物像と、実際に関わることで得られた人物像。聞いていた人物像に寄せて保育を展開するのと、関わることで得られた人物像に寄せて保育を展開するのとでは、これは大きな違いがあるんじゃないでしょうか。

ここ最近の保育のトレンドは“キメの細やかさ”だとするならば‥ある種、キメの細かい見聞きした情報が先立ち過ぎて、本当の目の前にいる『正体』はボヤけてしまうのではないかとも思っています。

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火起こしの準備です。
焼き芋、出来たかな。
2024-12-10
身内への“気遣い”が出来てこそ

先週のことだが、法人(社会福祉法人“伸成会”)の忘年会がありました。幹事には、社会人2年目と1年目の職員を指名して、計画と準備を進めてもらいました。

コロナ渦もあいまって、当分、忘年会などの類いをやめていたので‥法人としては、久しぶりの大勢での会食です。美味しいお食事を、一緒に食べることで、一年間の労いや、また人間関係がほぐれる場になればと、開催に踏み切りました。

幹事に、なぜ若手を起用したか。これは、ほとんどのブログ読者のご想像通りです。社会勉強をしてほしかったからです。

たかが忘年会、されど忘年会‥どこのお店を予約するか‥どのようなメニューや金額設定をお願いするか‥どのように連絡するのか‥仲間のお住まいや交通手段なども頭に入れておく必要があるでしょうし、食事の好みだってリサーチしておかねばなりません。それらの聞き込みに関して、最も貴重な時間は、休憩時間などで交わす雑談です。雑談力に富んでいると、細やかな“気遣い”の役に立ちますよね。

このたびの幹事は、ゲームも取り入れようと工夫してくれたみたいです。おそらく、景品などを購入するにあたっては、同世代ばかりではなく、趣味趣向なども違うだろうと想像しながら、選択も悩んだんじゃないかと思います。

準備の段取りが、ひととおり済めば、後は当日の雰囲気作りです。ここでも、ヤキモキとしたんだと思います。乾杯の音頭は誰に頼もうか‥コミュニケーションが弾む席順は⁉︎そもそも上座とか下座って設けた方が良いの⁉︎ゲームはどのタイミングで‥終わりの挨拶は⁉︎などなど。

実は、筆者は都合により当日参加できなかったのですが‥たぶん‥幹事たちは“気遣い”による“気疲れ”と、それと同時に、満腹感よりも“達成感”を充分に味わえたんじゃないかと思います。

ブログ読者の中には、もしかすると「そんな“気疲れ”させるようなこと、若手にさせるなんて、ハラスメントちゃいます!?」と、鋭くツッこまれた方もいるのではないかと思うのですが‥

『身内(家族や仲間)への“気遣い”ができてこそ、顧客(保護者など)への“気遣い”ができる』と、偉人の誰だったかが、仰っていたんですよ。

僕も、忘年会だけに限らず、20代、30代‥プライベートも含めて、あらゆる会や式の幹事をさせてもらいました。成功したこともあれば、失敗したことももちろんあります。ただ、それらの回数を重ねれば重ねるほど、今まで気付かなかったことに気付けるようになったり、“気遣い”のポイントと、範囲や限度なども、分かるようになってきます。

このたびの幹事たちも“何か”は確実に学んでいるはずで、仕事だけに限らず、プライベートにも必ず役立つものと信じています。

なにはともあれ、幹事の皆様、お疲れ様でした。そして、幹事たちを見守って下さった仲間の皆様、ありがとうございました。

2024年も、残り20日程度になりました。忘年会で深めた絆のもと、さらに充実した保育を展開することをお約束します。

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2024-12-09
コンセント周りのホコリに要注意

富岡北地区まちづくり協議会主催「防火訓練in富岡会館」に、参加させてもらいました。笠岡地区消防組合から消防士さんを講師としてお招きし、地震火災の恐ろしさや、またその予防‥そして、消火器を用いた訓練もさせてもらいました。

空気が乾燥するこの季節。思わぬことから火災が発生するんですね。最近で言えば、富岡保育園も焼き芋パーティーで、焚き火を行いました。その際に、前もって消防署へ連絡をとっておりましたが、現場では適切な対応や後処理ができていただろうか。

焚き火と言えども、ほんの少しの熱を持った灰から、約2キロほどまで飛んでいき、引火することもあるんだそうです。それだけ、危険であることを、再度認識する必要があるんですね。

ちなみに、全国的に言えば、火災の原因TOPは‥「放火」だそうです。これらを避けるためには、家の周りの掃除や片付けを、最低限済ませておくことです。散らかっていたりすれば、それだけ、放火犯の標的になりやすいみたいです。

また、火災なども含め、災害が起きた場合、助かる命を救うための努力として‥ご近所さんの存在の確認が重要となってきます。どこどこの家には、どんな人が、何人住んでいるかの確認は、とっても大切なんですね。日頃の挨拶からはじめて、世間話までは軽やかにできなきゃ話になんないわけです。

火災の予防的観点で言えば、常に家内の掃除を心がけることが大切です。特に、コンセント周りに埃(ほこり)が溜まっていれば、とっても危険です。木造部分の多い、富岡保育園でも、注意すべきポイントを理解したうえで、拭き掃除に掃き掃除を徹底していきたいと思います。

最後に‥ブログ読者のお家には、消火器を設置しておられますか。おられる方も、取り替え時期などの再確認をしておきましょう。操作方法は「ピンポンパン!」と覚えると良いみたいです。“ピン”で、ピンを外して、“パン”でホースを向け、“パン”で発射です。

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2024-12-08
判断に迷っても、押せが正解です

笠岡地区消防組合の救命救急士さんと消防士さんを講師にお招きし、本日、「普通救命講習Ⅲ」を、富岡保育園・クレヨンKIDS職員で受講しました。

丁寧かつ細やかに、そして熱心かつユーモアに、講義と訓練を進めて下さり、誠にありがとうございました。

普通救命講習のⅢは、いわゆる小児編です。乳幼児施設であるため、成人(大人)の知識に加えて、小児(子ども)への特化した知識は、絶対的に必要です。

保育の学ぶ領域は、本当に広いわけですが、その中でも、一番、一番大事なところが、このたびです。“命”あってこその保育ですので、本日も、参加者全員、前のめりに吸収し、会得させてもらいました。

一連の流れを、ザックリと紹介しますと‥

「倒れている子どもを発見」→「駆けつけると同時に、その場の安全を上下左右確認」→「反応があるか、徐々に声量を大きくしながら3回ほど声をかけます」→「反応がなければ、すぐに大声で応援を呼びます」→「119番の通報とAEDの依頼をします」→「普段通りの呼吸があるか、お腹に手を添え、胸元の動きを6秒間目視しながら確認します」→「普段通りの呼吸が見られなければ、即座に‼︎【胸骨圧迫】を開始します」→「胸あたりに手を添え、乾電池1本分くらいの深さを押します(赤ちゃんの場合は、中指と薬指の2本で押します)」→「30回胸骨圧迫をしたら、鼻をつまんで2回人工呼吸をします(成人の場合は様々な持病を抱えている方が多いので、最近は人工呼吸は省く)」→「30回胸骨圧迫、2回人工呼吸を、ひたすら繰り返す」→「AEDが到着したら、すぐに装着の準備をお願いする(準備中も胸骨圧迫はやめないこと)」→「AEDの電源を入れ、心電図解析がはじまったら、患者には触れないこと」→「電気ショックが必要な場合は、内蔵された音声に従い実行すること」→「実行後も、ただちに胸骨圧迫を再開すること(電気ショックは、心臓の乱れを一時的に止める役割を担っています)」→「救急隊に引き継ぐまで、強く、速く、絶え間なく、胸骨圧迫を続けること」

一にもニにも、とにかく【胸骨圧迫】なんです。躊躇することなく、迷ったら、とにかく【胸骨圧迫】をして欲しいと、講師の救命救急士さんは熱弁されておられました。

胸骨圧迫をすることにより、助かる命、また後遺症の確率が、大きく変わるんだそうです。

ちなみに、胸骨圧迫をやめても良い場合は‥「患者が、やめてほしい意思を見せた時」と「救助隊に引き継いだ時」と「自分の命が危ない時」の3つだそうです。

それまでは、周りと連携しながら、とにかく、胸骨圧迫を!!!とのことでした。

ちなみに、補足ですが、笠岡市内のコンビニ全店に「AED」が設置されているみたいです。なので、AEDの依頼があれば、迷わずコンビニへ駆けつけるも良しです。(※もちろん、富岡保育園にもありますので!!!ご近所で必要に迫られたら遠慮なく使って下さい!!!)

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とにかく、胸骨圧迫!!!
2024-12-07
熱々の焼き芋VS熱々の筆者

待ちに待った‥「焼き芋パーティー」‥みんなで、わいわいと火を囲み、お芋が焼けるのを、仲良く待っていたみたいですよ。焼き芋パーティーのエピソードは、おそらく現場保育者たちから、あがってくるかと思いますので、また、その時にご紹介しますね。お楽しみに、お待ち下さい。

監修をして下さった鈴木先生、ならびに池田さん、また火の番として前理事長先生、丸一日、大変お世話になりました。ありがとうございました。

さて、筆者はと言いますと‥アツアツの焼き芋に負けないくらいに、アツアツな気持ちで、笠岡市議会12月本会議個人質問に臨んでおりました。

大月議長などに相談しながら原稿を何度か修正して、このたびは、『インクルーシブ教育について』と『笠岡市の保育施設について』の2点を集中して質問しました。

笠岡市議会事務局ホームページに、議事録が掲載されると思いますので、またご興味ある方は覗いて下さればと思いますが‥

この2点の質問から、「就学前健康診断で実施する知能検査についての是非」と「保護者が産休・育休中だからこそ、保育が必要なのではないか」との問題提起を行いました。

内容が気になってきましたか?気になる方は、後日、笠岡市議会事務局YouTubeに アップされると思いますので、是非、そちらも覗いてやって下さい。

今日のブログでは、観覧された方から好評だった、登壇後に、挨拶文として述べた枕詞を紹介したいと思います。

個人質問、枕詞、原稿です。

おはようございます!村上太志でございます。宜しくお願い致します。

はじめに、私ごとではありますが笠岡市議会議員の職務を全うするため、利益誘導などの懸念がないよう、議員の規則にのっとり、勤めています、保育園の経営に参画する法人の理事をおりていることを、この場で確認させて下さい。

ひとりの保育士として、卒園児を含めた、関わってきた子どもたちや、その保護者たち、そして現場の先生たちの生の声と、19年、保育業界に身を置いておりますので、笠岡市だけでなく、全国の保育関係者から得た情報をもとに、笠岡市議会議員として、笠岡市、笠岡市民の、皆さまのためになる質問を、“不適切”な発言に注意しながら質問していきたいと思います。

“不適切”と言えば‥先日、2024年、流行語大賞に選ばれました“ふてほど”‥「不適切にもほどがある」というテレビドラマの略語だそうですが‥

このテレビドラマは、昭和と令和のギャップを、ユニークかつ問題提起したコメディだと私は思っています。

過激で厳しい環境なんだけれど、どこか寛容な社会である昭和と、個人や多様性を尊重した環境なんだけれど、コンプライアンスなど、管理の徹底により、息苦しい社会になっている令和。

笠岡市で言えば、どのような社会を、次世代へ繋げていく必要があるでしょうか。

昭和と令和の、良いことろ‥個人や多様性を尊重しながら【寛容】である社会を繋げることで、栗尾市長の掲げる、「暮らしを支える・まちを整える・子どもを守る」ことが実現されるのでないかと、私は強く思い、願っております。

それでは、議長のお許しのもと、質問に入りたいと思います。



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2024-12-06
養老孟司さんの本を紹介します。

誰かから質問されたわけじゃないんだけど答えますね。筆者は、月に、だいたい10冊程度は本を買います。すべて読破できる時もあれば、積読される本もあります。

ちなみに、現在、途中にしおりを挟んでいるものは、「正体~染井為人~」「共感バカ~池田清彦~」の2冊です。どちらも現代社会の感覚を養ううえで、とっても役に立つものだとも言えますし、非常にスリリングは面もあって、早くに次のページをめくりたいものです。

誰かから頼まれたわけじゃないんだけど、今日は1冊の本の紹介をします。最近、筆者が購入して数時間のうちに、好物をたいらげるように読破した本です。

本の内容は、読めば読むほど「そうなんだよな!これが、俺が言いたいことなんだよな!」と、とっても深くうなずけるものであると同時に‥

「いや、待てよ。この著者の本のシリーズを、たくさん読んでいるため、もしかすると、僕の思考が著者に染まっているのだろうか。」とも思うのですが‥なんにせよ、オススメしたいので、紹介しますね。

本のタイトルは『人生の壁』‥著者は『バカの壁』などでお馴染みの、養老孟司さんです。87歳にして、肺癌を患ってしまった、養老さんの遺言のような本です。

各業界人から、例えば、あのホリエモンさんですら、一目を置く養老さんが、残したいメッセージとして、最優先に置いた項目が“子ども”なんですね。

本来なら、全文をコピペして、保育関係者、また子育て世代、いや、もはや全ての人に読んでもらいたいくらいなのですが‥文字数の限界や、むしろいろいろな規則に逆らう可能性もありそうなので‥

“子ども”の項目の目次のみ、紹介しますね。内容が気になる方は、是非、購入してみて下さい。単行本で880円です。(税別ですよ。)

『子どもを上手に放っておきなさい』

・子どもの自殺が心配

・子どもに手をかけたほうがいいという錯覚

・幼い頃は「褒めて育てる」が正解

・「お受験」教育は勧められない

・「ケーキの切れない非行少年」をどう考えるか

『子ども時代は大人になるための準備期間ではない』

・昔のほうが子どもを大切にしていた

・子どもは大人の予備軍ではない

・子どもへの圧力が増していないか

・ジャガイモも人も勝手に育つ

・努力と成果を安易に結びつけないほうがいい

・偉業は意識して達成するものではない

・大きな夢を持たなくていい

・意識はそんなにえらくない

『子どもを大人扱いするのは大人の身勝手』

・我が家にいたお尋ね者たち

・ませていた子ども時代

・小学生の頃に死にかけた

・田舎の子が外に出なくなった

・学生を上手に甘やかしていた時代

・世間は自分よりも先に存在している


目次を見るだけでも、うんうんと、うなずけるものではないでしょうか。ただ、一方で、「いや、そんなことはないでしょ!」とのご意見もあるかと思いますので、そこは是非、ご一読して、あらためて感想を下さればと願います。

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2024-12-05
今日は主に笠岡市議会情報です。

早朝、白い吐息が出るくらいに、めっきり12月らしくなってきました。金曜日の焼き芋パーティーへ向け、気候も追い風のようです。火の用心を心がけ、楽しめたらと思います。

さて、本日は「令和6年第6回笠岡市議会定例会個人質問」初日でありました。このブログの読者で、笠岡市在住の方も多くいるかと思いますので、その模様をダイジェストでお送りしますので、ご興味ある方はご一読宜しくお願い致します。

開始10秒前から緊張感漂う、時計のカウントが始まり、9時30分‥大月議長の挨拶のもと、議会が開かれます。

議場内は、議長が真ん中の一番前で執り仕切り、市長、副市長、教育長、各部部長の執行部と、全議員が、向き合う形をとって、議論を交わしていきます。

個人質問通告者(議員)は、執行部と議員の、ちょうど間あたりに設置された場所で、登壇し、質問を発していきます。

個人質問の制限時間は、1人30分。通告者が質問をする時間のみタイマーはカウントされますので、執行部が答弁する時間は、タイマーはストップされる仕組みになっています。なので、たいてい、トータルで、1人1時間くらいはかかるでしょうか。

本日の個人質問トップバッターは、やはり、現在、笠岡市で1番注目されている「笠岡市財政健全化プラン(素案)について」を切り込んでいかれました。

市民に対して財政状況の説明を実施した経緯があり、その後、市民の方々に不安煽ってしまったのではないか。もちろん、財政健全化へ向けて、事業の精査や、継続、廃止などの決断をしていかねばならないのだが、夢と希望を持ったまちづくりをするために、市長の言葉を求める質問が続きました。

市長は、『暮らしを支える・まちを整える・子どもを守る』の3つの視点に立ち、公共交通について、臭気問題について、また子育て関連について、これらの課題に早期に着手するためにも、財政健全化へ向けて全力で取り組むと、答弁されました。 

中でも、子育て関連については、「2人目以降の保育料の無償化」と「高校生までの医療の無償化」を、優先的に進めると述べられいました。

本日は、2人目、3人目まで進み‥財政健全化の他には、本庁舎建て替えについて‥災害時の電力の確保について‥道路や水路の安全管理について‥また有害鳥獣被害対策について‥市役所内でのハラスメント対策について‥そして学校規模適正化計画について‥が、質問、そして答弁が行われました。

しっかりとお聞きしたい方は、ケーブルテレビ「ゆめネット笠岡放送」で。

しっかりと読みたい方は、笠岡市ホームページ「笠岡市議会事務局」へ、つないで見て下さいね。

ちなみに、筆者は、明後日、登壇予定です。笠岡市のためになるような質問を、しっかりと飛ばしていきたいと思います。押忍‼︎

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2024-12-04
平和のモデルを提示するには!?

とみほ村だより12月号「富岡保育園×富岡北地区まちづくり協議会×クレヨンKIDS」から、理事長コラムを紹介させて頂きます。

創立80周年を迎えられた岡山県笠岡工業高等学校の生徒さんによるクリスマスイルミネーション。趣向を凝らした演出で、今年も富岡保育園の玄関前が優しいあかりで満たされます。

12月2日(月)夕方には点灯式を予定しています。ご都合の付く皆様方、ぜひお立ち寄りください。

その後は約1か月間(笠岡工業高等学校との話し合いで2ヶ月間になりました。)ほぼ毎日(平日17時~18時過ぎ)点灯します。

クレヨンKIDSのお庭にも、大小・種類がさまざまで、色とりどりのHappyなあかりが灯っています。天神会内各施設の皆さま、いつも気にかけて見守ってくださり本当にありがとうございます。

12月6日(金)の焼き芋パーティーでは、畑のお世話を含めた、前々からの準備と全監修を、鈴木さんと池田さんにお世話になっております。

たき火を囲んで、おいしい笑顔と楽しい会話が目に浮かびます。いつも本当にありがとうございます。

富岡保育園とクレヨンKIDSでは、子どもも、子どもを見守る人も、年齢も性も国籍も考え方も多様で、幅広いことが特長です。

たくさんの人たちの中で、子どもが本来持っている能力を最大限に伸ばし、人権や平和、環境を守ることなどを、学ぶことが「教育」です。

大人の言動をモデルとして、子どもは行動に反映しています。私たち大人は、子どもに見られている自覚を持ち、平和のモデルを子どもたちに提示していくために、多様な方々と混ざり合い、知恵を出し合い、誠実に向き合いながら、これからも愛(合い)のあふれる、とみほ村でありたいなぁと願う‥年末のこの頃です。

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鳥居のあるイルミネーション
竹からあふれる光と愛
2024-12-03
冬のイルミネーションSTART

こんばんは。本日17時、点灯式を迎えた、笠岡工業高校「笠工テクノ工房」プレゼンツ『和を感じる冬のイルミネーション2024』‥。

学生たちの、努力と想いが詰まった、細やかな細工のなされた竹から、たくさんの溢れ出る光に、集まった園児、保護者、地域の方たちで、感動させてもらいました。ご尽力、誠にありがとうございました。

イルミネーションは、来月、1月末まで。平日の17時から18時ごろまで、点灯予定となっております。ブログ読者で、もしも、富岡保育園のそばを通ることがあれば、是非、学生たちが手がけたイルミネーションに、心を寄せてみて下さいね。


さて、本日は、午後より、笠岡市保育協議会「人権部会」が開催され、筆者も参加させてもらいました。市内、各園から、現場保育者たちが集い、さまざまに意見交換をしました。

とても白熱したことを振り返ると、それだけ市内の保育者たちは、保育に熱心、熱血なわけです。

内容の中心は、やはり『不適切保育』に関してでした。昨今、日本中を駆け巡る、そのニュースに対して、各園、当事者意識を持って、園内研修や職員会議などを開きながら、対応や対処、意識改革にあたっているようでした。

筆者も、また富岡保育園も、クレヨンKIDSも、もちろん、そのひとり、そのひとつの園です。

参加者の皆様の意見を聞きながら‥「保育業界は、今、大きな転換期にあるんだろうな」と、肌で感じたものです。

転換期で、変わるためには、しんどいことかもしれませんし、プライドが傷つくかもしれませんが‥【前向きな自己否定】が、必要だと思っています。

あくまでも、肯定してしまうと、それ以上、進めないもので、バックオーライすることもあります。

【前向きな自己否定】をするためには、「子どものためであること」さらには「保育の質を高めること」、この2つの大義を理解する必要があると思っています。

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熱血‼︎人権部会‼︎
2024-12-02
先延ばしする準備もアリだよね。

オーストラリア議会で「16歳未満のSNS利用禁止法」が可決されたようです。

学校のホームルームや保護者会などで「スマホを使い過ぎないように注意しましょうね」と言ったレベルじゃなくて‥国家レベルで禁止するってことは、やっぱり各国さまざまに物議をかもしているみたいですし、それだけ心身に対して危険が潜んでいるんだろうなって、あらためて認識するところがあります。

さて、今日から12月。2024年も残り1ヶ月になりました。ブログ読者の皆様、やり残したことはありませんか。ピッチをあげて目標やノルマを達成するも良し。あきらめて来年に先延ばしする準備をするも良し。自分の性格や体力なども踏まえながら、ご無理のないように努めて下さいね。

筆者を含めた富岡保育園の12月、第1週の予定を記しますと‥

明日2日は、笠岡工業高校地域貢献「笠工テクノ工房」による、竹をあつかった和風イルミネーションの点灯式が、富岡保育園前で17時に行われます。お昼過ぎから学生たちがセッティングに来園される予定です。園児や保護者、また地域の方々にとって、癒しの灯りとなることを願っております。宜しくお願い致します。

また、2日は理事長と筆者は、午後から笠岡市保育協議会「人権部会」に出席します。他園の先生方と、時代に則した人権感覚を習得したいと思います。

3日は、午前中、理事長は社労士さんと面会予定となっております。就業規則について話し合うようです。また、午後から、法人管理職でミーティングを行う予定となっており、筆者も参加します。筆者は、職員個人面談などの報告をする予定です。

4日からは、笠岡市議会12月本会議が再スタートされますので、筆者はそちらへ。このたびは、市民からの請願を紹介する任務もあり、5日本会議終了後に、議長同席で、請願者との打ち合わせを行う予定となっております。

そして6日、筆者は本会議で個人質問を行います。順番は、当日のトップバッター。9時半からとなっております。笠岡市議会議場でも見聞きできますが、ケーブルテレビ「ゆめネット笠岡放送」でも中継されるかと思います。ご都合つく方は、是非、見守ってやって下さい。

そんな6日は、富岡保育園では『焼き芋パーティー』が、畑を監修して下さっている、鈴木先生と池田さん、そして食育委員会がコラボして開催されます。お芋の準備や、火を起こす籾殻の準備など、鈴木先生に頼りっぱなしではありますが‥感謝しつつ、みんなで焚き火を囲んで、ほっこりした雰囲気を共有できればと願っております。

そして、7日は‥午後からは、笠岡消防署の方をお招きして、救命救急講習を職員で受講する予定となっております。このたびは、小児をメインにしながら、普段の保育中などに起こり得る案件について、少しでも冷静に対応できるようにと、企画しました。救命救急に関しては、年を追うごとに、対処法や考え方もアップデートされていますので、最低でも年に一回は、必ず講習を受けて勉強していきたいと思っております。

7日について、筆者個人は、昼前に後援会関連で忘年会が一件入っておりますが‥夜には、富岡保育園・クレヨンKIDSの所属する当法人の職員での忘年会が、何年ぶりでしょうか、開催されます。忘年会などの飲食をともなう集まりに関しては、コロナ禍もあいまって、法人全体では控えていたのですが‥年度はじめの会議で、20代クルーを中心に声があがったので、このたび復活することになりました。皆で労い合うことができれば幸いです。


だいたい、こんな感じで12月は始まっていきますね。日々、手帳とにらめっこしながら、予定を忘れないように努めつつも‥もしも、筆者が約束などをすっぽかしていることがあれば、気兼ねなく声をかけて下さいね。

師走だからこそ、焦らず慌てず、安全運転と火の用心を心がけたいものです。

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ピーナッツの収穫
ひとつずつ、大事に。
ゆでてもらいましょう。
2024-12-01
高いか安いか‥あなたしだい。

東京都が本気を出してきましたね。来年度、近いうちに‥『第一子から保育料を無償化する』らしいですよ。

ちなみに、全国で言えば、3~5歳児の保育料は一律無償化になっていて‥0~2歳児で言えば、各自治体ごとに施策は違うんですね。

笠岡市では、第二子は半額、第三子からは無償となっています。(が、課税か非課税かで、また違うので、詳しくは、笠岡市役所“こども部”までお問い合わせ下さい。)

地方創生、脱一極集中‥と、言えども、お金のレースにしてしまえば、東京都の右に出る自治体は皆無でしょう。

筆者の耳にした情報で言えば、東京都の保育士は、一人暮らしをすると、家賃手当が月8万円ほど出るみたいです。品が無いと分かった上で、現玉を言っちゃうと‥新人保育士で年収は400。一人暮らししちゃえば、プラス100。中堅どころで500‥。

高いか安いか‥それは、あなたしだい、なのかな。

もちろん、自家用車なんてものは、駐車場が家賃くらいなところもあるので、所有は難しいみたいです。通勤には、自転車→電車→自転車を駆使して、1時間なら、まだ楽な方みたいで‥2時間くらいもザラにいるんだとか。

東京都で暮らすには、どれだけ現玉が必要になるか、筆者には検討がつきませんし‥現玉だけでなく、どれだけ気を遣う点があるか分かりませんが‥筆者は、田舎で、笠岡市で、文句は一切ありません。

現玉の話しって、後が続かないんですよね、やっぱり。筆者が、現玉を数えることが苦手と言いますか、どこか距離をとる癖があるからなのかもしれません。これ以上は、ご勘弁を。

さて、気を取り直して‥今日は、笠岡市の十名山でもある「応神山」へ、富岡北まちづくり協議会が主催で、登山に行ってきました。

標高にしたら、200ちょっとではありますが‥凸凹道だったり、時には石や岩、紅葉がかった木々や、また、うねるツルなどをかいくぐりながら、往復4時間、楽しむことができました。

参加者は、筆者が最年少で、最高は80を超えられてはいましたが、皆さん、それぞれに足取り良く、そして進むにつれ、口も滑らかになっていくところが、また面白いところでした。

途中、つまずきそうな根っこを切ったり、看板をテープで補修したり、またゴミを拾ったり‥笠岡市富岡、地元の山を大切にする気持ちを、身を持って学ぶことができました。

木々から漏れる青空、そして鳥の囀り。頂上から見渡す、市内の景色に、冷えたおにぎりのうまみ。

言うまでもないんだけど、現玉じゃ得られないんだよなぁ。

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応神山は、富岡保育園からも見えるんですね。下山後、園に帰って出会った子どもに‥「さっき、あの山のテッペンに行っとったんよ!」と、告げると、どこか羨望の眼差しに似たものがありました。保護者同伴であれば、登山企画できる‥かなぁ。

この見晴らし!最高!
2024-11-30
分かるような、分からないような

昨日のブログで『言葉』について綴ったばかりなんだけれど‥もちろん『言葉』は大切で、扱う時にはなるべく正しく、思いやりを持ちたいわけなんだけれど‥

ただ、あまりにも『言葉』に頼り過ぎると、いかがなものでしょうか?と、副園長らしく、矛盾と天邪鬼の際立った記事を綴ってみたいと思います。

僕の知っている限りの、最近の風潮では‥テレビ欄のタイトルであったり、本のタイトルを眺めてみると、おそらく、なんだか長ったらしい説明めいたタイトルが多いはずです。短いタイトルだと、どんな作品なんだか想像がしづらいそうで‥長ければ長いほど、だいたいこんな作品だよねって分かった気分になれて、視聴率がとれたり、本の売り上げが伸びるんですって。

音楽の内容で言えば‥昭和歌謡曲のように、いつ始まるんだよってくらいの前奏のある曲は無くなりましたよね。最新曲などは、とにかく、曲のはじまりから、リスナーの心を鷲掴みにするようなサビを構成しているものです。訳の分からない前奏の合間に、リスナーが離れちゃうんだとか。

映画も似たようなところがあって、俳優が出ていようと、アニメであろうと、展開が目まぐるしく早いものが多いですよね。登場人物が黙っていたり、風景だけが静かに流れゆく時間は、もはや皆無に等しくなってきました。

実は、この風潮が、保育業界にも浸透しちゃってきているなって、僕は個人的に思っています。

まさに、言葉教‥脱‼︎行間‥なんでもかんでも缶詰めみたいに詰まっていないと気が済まない病‥とまでは、言いませんが‥

あまりにも、分かりたいんだと思うんです。子どもの気持ちも、発達も、成長も、とにかく事細かに分かりたい。分かると安心するんですね。

けれども、一方では、分かることは、分からないことのはじまりだとも言えるはずです。つまりは、分かれば分かるほど、不安になるんです。

哲学者風に、詩人風に、分かるような、分からないような、そんな塩梅で綴ってみました。

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2024-11-29
根掘り葉掘り鼻くそほじりに注意

昨日、富岡保育園の上に‥だけじゃないと思うんだけど‥大きな虹が、それも2つ、架かったみたいなんです。

みたいってことは、筆者は実際には見れていないってことです。虹が架った噂を聞きつけ、園庭に出てみると、そこには、もう虹は消えていて‥虹に魅了された、子どもたちと先生たちがいただけでした。

「ざんねんだったな、むらかみせんせい。」と、おっしゃる子どもの目は、とってもキラキラしていました。

「きいろ、あか、おれんじ‥ぜんぶのいろが、みえたよ。」

その一瞬でしか味わえない、その感動に、子どもたちと共感し合える、そんな保育が理想的ですよね。

添付する写真は、その理想を掴みとった、現場保育者撮影の写真です。


さて、水面下ではありますが、富岡保育園・クレヨンKIDS、当法人(社会福祉法人伸成会)クルーたちへ、筆者から、ある課題を、昨日、提出しました。その、ある課題について、ブログ読者と共有しておこうと思います。共有することで、「なるほど、先生たちは、最近、こんなことを意識して、保育しているんだ。」と、思ってもらえれば、感じてもらえれば、心強いです。

課題その①は、『言葉遣い』です。

0.1.2歳児あたりで言えば、言葉を獲得していく、とっても大事な時期です。保護者の方だけでなく、もちろん保育者からも、多大な影響を受けることでしょう。

無表情で話しかけるよりも、やっぱり、表情豊かに。笑顔、また時には、怒ったり悲しんだり、喜んだりしながら話しかけることで、言葉の獲得の入り口である“信頼関係”を築くことができるでしょう。

信頼関係を築いた上で、じゃあ、どんな言葉を、どのようにかけることができるでしょうか。

保護者の方も、保育者も、それぞれに声の特徴や癖はあるでしょうが‥耳障りの良い程度の声量、聞こえの良いスピードやリズムなど、意識できるところはあるはずです。

大声で早口で罵倒する言葉を浴びせ続けると‥人間は防衛反応が働き、脳内で「聞く」機能をシャットダウンするのだとか。

あたたかく、やわらかい、言葉と、話し方を心がけると、言葉の獲得だけでなく、心身の成長にも良い作用が起こることは、科学的根拠があろうと無かろうと、皆が納得するところではないでしょうか。

また、0.1.2歳児だけに限らず、『言葉遣い』への努力は可能です。お仕事や家事などで、お忙しい保護者の皆さまも、参考にしてみて下さい。

子どもへ話しかける際に、“主語”を使っているでしょうか?さらに“述語”はいかがでしょうか?

さらに、助詞を正しく使っていますか?接続詞などはいかがでしょうか?形容詞なども、さまざまにありますが、いかがでしょうか?

テレビやYouTubeなどで流行している言葉で言葉遊びすることも、もちろん楽しいことですから、大事なことだと思います。

けれども、なんでもかんでも、ヤバい、ヤバい‥ばっかり使っているようだと語彙はいっこうに増えませんよね。

(ただ、ヤバいにも、言い方ひとつで、意味が変わる、日本語独特な楽しみがあることも、追記しておきます。)

子ども同士の会話で「うんち!うんち!」と笑い合うことの重要性は否定しません。しませんが、子どもの耳に触れさせる大人の言葉遣い、さらには大人同士の会話の内容については、その後の人生の肥やしになることを記しておきたいと思います。

課題その②は、『聞く』です。

年末から年度末へかけて、たいてい、このようなご相談があるんですね。

「うちの子、学校の先生の話し、ちゃんと“聞く”ことができるかしら!?」

このご相談へのアンサーは‥

「ちゃんと“聞く”ためには、ちゃんと“聞いてもらった”経験が必要です。」

子どもの『ねえねえ』に、大人が足を止めて、目を見て、心を傾けて聞くこと。

ちゃんと聞いてもらうことで、話す側の気持ちが分かってくるはずなんです。

いくら学校の先生でも、四六時中、おもしろい話しは難しいはずです。つまらない話しだってあるはずです。

そんな時に、つまらない話でも聞いてあげようかなって、そんな気持ちになるためには、やっぱり、つまらない話しを聞いてもらった経験が必要なんです。

ちなみに、『ねえねえ』と話しかけられる前に、根掘り葉掘り鼻くそほじりのように“聞く”ことは、オススメしません。話したい時に“聞く”ことが、一番効果がありますので、その時まで、じっくり待ちましょう。

課題その①、その②。ブログ読者で、「だったら、私も意識してみよっかな。」と、思われた方は、一緒にチャレンジしてみましょう。

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この一瞬に‥
2024-11-28
『二槽式洗濯機』から保育を学ぶ

富岡保育園は、言わずと知れた『二槽式洗濯機愛好家』であります。園内では、子どもたちのために、現場の先生たちがフル稼働しておりますが、それに負けず劣らず、二槽式洗濯機たちもフル稼働しております。特に、昨日のような雨模様であれば、傘をさしたような、さしていないような‥長靴をはいたような、はいていないような‥そんな子どもたちが、園庭で雨宿りをしているような、していないような‥そんな風に遊ぶもんですから、当然、洋服やら靴やらは、ビショビショと言いましょうか、グチャグチャと言いましょうか‥とっても汚れるわけです。

想像するだけで、お着替えも、てんやわんやするわけですが‥子ども同士で助け合うこともあれば、先生たちの手助けを必要とすることもありますし‥どうにかこうにか、お着替えを済ませると、待ってました!と、ばかりに、登場するんですね、彼が。

彼‥もしくは、彼女なのか‥富岡保育園には、2台の二槽式洗濯機があります。何代目かになるのでしょうが‥筆者が入社して19年の間を振り返ると、おそらく買い替えは1回程度じゃなかったかしら。

11月27日付け、朝日新聞23面に‥『“使える”二槽式 根強い愛用者~ニーズに応え 製造続けるメーカーも~』という見出しの記事が掲載されていました。記事には、富岡保育園と同様の、二槽式洗濯機の愛好家たちの、二槽式洗濯機への愛が綴られておりました。

「洗濯しながら脱水も同時にできるのが、全自動にはない一番の魅力。操作が超簡単で、しかもシンプルな構造だからほとんど故障もなく長持ち。なくてはならない相棒です。」

「ほんの少しの手、目を使うと、多種多様な衣類はもっとよく洗い上げられるのではないかと思うのです。」

「全自動と違い融通がきく。人間的で好き。一生使い続けたい。」

「洗いや脱水時間を使う人の思い通りに設定しやすく、洗濯物を入れたら最後まで機械がすべてをやってのける全自動に比べ、洗濯機を使いこなす感覚が味わえる。」


富岡保育園でも、筆者が経験した買い替えの時に、一度、全自動にするか、協議がなされたことを思い出します。その時、現場の先生たちから熱望され、新たな二槽式洗濯機に買い替えたと記憶しています。

おそらく、ブログ読者の中には、「二槽式洗濯機って、どんな洗濯機!?」と、もはや、その存在自体を知らない方もいるかもしれません。

富岡保育園の新入社員で言えば、まずは二槽式洗濯機の扱いに慣れるところから、お仕事ははじまります。筆者も、二槽式洗濯機に、洗濯とはなんたるか、保育とはなんたるかを学んだ、そのひとりです。

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2024-11-27
ぶち当たればぶち当たるほど‥

本日、岡山市中区に所在する「竜之口わかば保育園」の皆様が、富岡保育園へ、視察に、足を運んで下さいました。岡山県の東の端から、西の端へ。遠路はるばる、お越し下さり、誠にありがとうございました。おそらく、来て下さった方のうちの誰かしらは、この副園長ブログに目を通されるだろうと‥予測しつつ‥今日のブログを綴っていきたいと思います。

なんでも、竜之口わかば保育園さんは、現在、保育改革の真っ只中だそうで‥園長先生や副園長先生を先頭に、保育方針などを模索している段階と、お聞きしました。その模索する中で、まさかの富岡保育園がヒットしたようで‥すぐさま視察へ足を運ばれる、その行動力と熱量には、完膚なきまでに頭が下がる思いでありました。

午後からの意見交換会では、忖度のない、さまざまな質問を、熱心にして下さり、筆者も可能な限り、答えようと努めはしましたが‥少し時間が経って振り返ると、「上手く、説明できなかったなぁ。」と、ボヤキながら、いつものコーヒーチェーン店で、ラテをすすっているところです。

何で上手く説明できなかったのか、自己分析してみると‥すでに、保育実践改革自体が、富岡保育園の文化になりつつあるから、さほど興味が湧いていないからなのか‥それとも、開始が2017年であるため、記憶が薄れつつあるからなのか‥もしくは、このような熱量のある方たちと、久しぶりに対面し、圧倒されたからなのか‥もはや、どれが答えだとしても、どうでも良いことではあるのですが‥兎にも角にも、説明の機会を与えて下さった、竜之口わかば保育園の皆様へは、感謝の言葉しか見当たりません。本当にありがとうございました。

説明していると‥「あの時は、ああだったな。この時は、こうだったな。」と、記憶が蘇ると同時に‥現在、実践している保育実践についても、細かな点まで、1つずつ、意味があることを、再確認し、当園の現状を振り返ることもできました。


筆者は、改革コンサルタントではありません‥が!特にリーダーの方へ、結果論も含めながら、ありがた迷惑的に、アドバイスめいたことを偉そうに記しますと‥

『リーダーは物語を語れ』

本日お越しの皆様にも、少しだけお話ししましたが‥2017年11月にスタートさせた、富岡保育園の保育実践改革から、現在に至るまで、法人職員限定で、スマホのアプリを使用しながら、情報を共有するようになりました。その中で、筆者は、副園長ブログとは別に、法人職員向けに、毎日記事を投稿していました。文章量で言えば、この副園長ブログの倍くらいでしょうか。記事の内容は、保育について、細か過ぎるほどに、意味を説明をすることもありましが‥核としては、『物語を語る』ことでした。

当時は、荒波を大航海する海賊船にチームをなぞらえ、「トミホクルー(富岡保育園の職員)みんなで、この荒波(保育実践改革)を乗り切ろう!」と、目にも口にも耳にもタコができるくらいに言い続け‥クルー、一人ひとりが、改革の登場人物(当事者意識)になれるよう、物語をデザインしました。

“結果論も含めながら”と、前置きしたところに、このアドバイスめいた記述は意味があって‥

物語は、浮き沈み、ギャップ、落差‥が、あればあるほど盛り上がるわけで‥失敗や、壁にぶち当たる、その時は、絶対にしんどいわけですが‥物語としては、ぶち当たればぶち当たるほど、しんどければしんどいほど、次の展開が楽しみでしかたないんですね。

登場人物(職員)たちが、その船(職場)に乗って、尚且つ、荒波(改革)を大航海することが、楽しめる(生きがい)ように物語(環境)をデザインする(舵を取る)こと。リーダーの手腕ひとつで、壁も炎上も、改革の一手に利用できるんです。

ちなみに、富岡保育園の物語は、第二幕へ進んでいて‥荒波を大航海した後に、現在は「とみほ村」として、富岡保育園を“村”コミュニティになぞらえ、“地に足をつけ”地域の方々との繋がりを最重要視した保育を展開しております。この取り組みも文化へと昇華すれば、おのずと、第三幕に物語は進んでいくことでしょう。

※ちなみに、この副園長ブログを第一話から読むだけでも「トミホクルー」になった気分、「とみほ村」で暮らしている気分を味わえるテイストになっています。時々、副園長のプライベートをさらしてみたり‥時々、職員へ伝言するよりも先に情報を公開してみたり‥むしろ職員にも内緒にしていたり、ブログ読者限定の特典内容を綴ることもあるため、トミホクルーよりもトミホクルーになれたり、とみほ村の住人よりも住人になれるチャンスがあって、水面下で自称‥人気を博していますよ。

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2024-11-26
若さの秘訣

おはようございます。11月25日(月)午前7時‥岡山県笠岡市富岡保育園では、気温が3度を記録しております。どうか、あたたかい上着を羽織り、あたたかい食べ物や飲み物をほうりこんで、元気を出していきましょうね。

ちなみに、今日の富岡保育園のお昼ごはんは、メインディッシュに、体の芯から温まる“キャベツのスープ煮”を予定しております。ワンコインランチなど参加予定の方、乞うご期待下さい。


そう言えば‥富岡保育園のお昼ごはんと言えば‥ワンコインランチと言えば‥

昨日、日曜日の朝、富岡保育園の駐車場に立派に実った、たくさんの柿を収穫しているところ、ワンコインランチに定期的に参加して下さる方が、足を止めて、このように話しかけてくれました。

「いつも、美味しい給食をありがとう!この前、同窓会へ行ったら、みんなから“若い”“若い”と、口々に言われちゃってね。若さの秘訣は、富岡保育園の栄養満点の給食だよ!って、みんなに言ったんだよ!これからも、お邪魔させて下さい。よろしくお願いします!」

とても、ありがたいお言葉。さっそく、太陽の台所(給食室)の先生へ伝えねばと、思っていたところ‥

柿の収穫を終え、笠岡駅前に最近オープンした、お食事処へ足を運ぶと‥富岡保育園へ2年連続、夏のボランティア体験に参加してくれた中学生と、その保護者の方に遭遇しました。そして、保護者の方が、このように話しかけてくれました。

「息子が、ボランティアで大変お世話になっております。ありがとうございます。富岡保育園のボランティアは、とても人気で、なかなか受からないとお聞きしている中、2年連続、参加できて、息子はとても喜んでいました。息子が、必ず言うのですが‥給食がとても美味しいんだ!と。また、来年も、よろしくお願いします。」

こちらも、非常にありがたいお言葉。どちらも、台所の先生たちに伝えましょうね。


富岡保育園では、お昼ごはん(給食)を、ワンコインで提供しております。食材や人数などの調整のため、あらかじめご予約をいただくことと、場合によっては、お断りするケースもあることを、どうかご了承下さい。参加の際には、子どもたちのお手本となるようなマナーも含めつつ、楽しいひとときを、美味しいお食事とともに味わっていただけたらと願います。

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自慢のお櫃(おひつ)
2024-11-25
保育園大閉鎖の波を自覚して進め

11月に発表された「笠岡市財政健全化プラン」の子育て部門においては、大きな廃止項目は無く、笠岡市が、子どもの権利の保障と、また子育て環境の充実に対して、重点的に取り組む姿勢であると、認識しております。

さて、9月16日から4日間、日本経済新聞で「保育園大閉鎖の波」という特集が組まれていました。もちろん笠岡市も例外ではなく、公立保育所と公立幼稚園が統合して、こども園になったり、また近い将来、私立園も自然淘汰される時代に入っております。

そんな中、来年4月から、公立の「ひまわり認定こども園」が、3.4.5歳児だけでなく、0.1.2歳児も含めた、定員80名で、笠岡市立中央小学校敷地内で新築し、スタートすることになっております。私も、一市民として、大変期待しております。

しかし、笠岡市全体の就学前児童数、また現在の公立・私立を含めた施設の定員数、そして、現在入所している児童数を、今一度、再確認していただきたいのです。

令和6年度、就学前児童数は1,229人。ちなみに令和5年度から87人減っています。

そして公立・私立を含めた施設の定員数は1,133人。そして、現在入所している児童数は、858人。

つまり定員数と児童数に、約300人ほどの余裕があるということです。

令和6年度の笠岡市の出生数が150人を割る勢いだとお聞きしている中、現状の笠岡市の保育施設を、子育て環境の充実のために、いっそう有効活用できないものだろうかと考え、以下2点をお尋ねします。

①現在、里庄町や浅口市を含めた井笠地域などから、ルールを緩和させ広域入所を受け入れているかと思います。現状で90人を超えていると認識しています。この人数は、すでに中規模の保育施設、一園分に相当するものです。該当する市町で、広域入所に関して、特別な補助金のやりとりを設けているのか、設けていない場合は今後その意向があるかお尋ねします。

②切れ目のない子育て支援を目標に、笠岡市では様々な母子保健事業があるかと思います。笠岡市で唯一の産婦人科が閉鎖した背景もあり、新市長のもと、すぐに、笠岡市民病院で「産科セミオープンシステム」を導入し、妊婦さんのケアに取り組んでいるかと思います。ただ、実情は、相談日が指定されることや、計画分娩を推奨されることもあり、妊婦さんは、通常よりストレスがかかってしまうこともあるとお聞きしております。そのストレスを緩和させるためにも、現在、保育所・認定こども園の入所基準で示されている「市長が認めた場合」においての点で、就労や育休などの条件なく、出産した子どもを1年間ほど入所できることは可能かお尋ねします。

本日も、笠岡市議会12月議会、個人質問の仮作文を掲載させてもらいました。議長や先輩議員、関係部長などに相談しながら、本番へ向けて準備をしていきたいと思います。

『保育園大閉鎖の波』というパワーワードを記すことにより、不安を煽ってしまったかもしれませんが‥広域入所システムの向上であったり、妊産婦への特別は配慮であったり、まだまだ出来ること、工夫できることは、あると思っています。

ブログ読者も、もしも何かしらのお知恵や、情報などあれば、筆者までお申し付け下さい。宜しくお願い致します。

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2024-11-24
虎視眈々と、狼煙の準備中。

「障害のある子どもの学びの場については、障害者の権利に関する条約に基づく『インクルーシブ教育システム』の理念の実現に向け、障害のある子どもと障害のない子どもが、可能な限り、共に教育を受けられるように条件整備を行うとともに、障害のある子どもの自立と、社会参加を見据え、一人一人の教育的ニーズに、最も的確に応える指導を提供できるよう、通常の学級、通級による指導、特別支援学級、特別支援学校といった、連続性のある多様な学びの場の整備を行っています。」と、特別支援教育に関する記述が、文部科学省のホームページでうたわれております。

さらに、『インクルーシブ教育』実現のためには以下のような説明がなされています。

「人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な可能等を最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と、障害のない者が、共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が一般的な教育制度から排除されないこと、自己の生活する地域において、初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な“合理的配慮”が提供される等が必要とされている。」と、あります。

しかし、この説明を読むと、「一緒に学ぶために別の場所を用意する」といった意味にもとれます。実際に、2024年11月4日付けの日本経済新聞にも、「障害のある子どもの分離された特別教育が永続している」と、国連の審査で懸念が示されいます。

以上の、文部科学省や国連のメッセージを踏まえながら、質問に入らせていただきたいと思います。

①笠岡市における、インクルーシブ教育の認識、位置付け、また具体的な取り組みがあるかお尋ねします。

②現在、就学前の5歳児を対象とした、就学前健康診断が、対象児童の学区にある小学校などで行われているかと思います。その健康診断の中で、「スクリーニングテスト」と呼ばれる知能検査が扱われているとお聞きしていますが、このテストの目的をお尋ねします。

③分離された環境の方が“自分らしく学べる”という理由で、本人や保護者が選ばれるケースもあるかと思いますが、本当は分離されることなく通常の学級で学びたいと思っているケースもあるのではないでしょうか。そのようなケースが、学校や保育園などでおこっていないか、お尋ねします。

就学前検診をはじめ、1歳半児健診や3歳児健診などの乳幼児健診が、目的とは異なり、子どもたちの分断、分離につながらないように、強く要望したいと思います。

子どもたちは、学校や保育園などで、様々なコミュニケーションの経験を積むことで、社会的に、心理的に発達していきます。

子どもや保護者が分離によって孤立してしまわないよう、笠岡市における乳幼児、また学校教育サービスが、『ともに学ぶ』という視点をいっそう求めて下さることを願い、この項を閉じたいと思います。


上記の文章は、来月12月議会で、筆者が個人質問で扱おうとしている質問事項の一部です。まだ、仮作文ですので、議長や先輩議員、また関係部長などに相談しながら、手直しをしていきますが‥

このたび、筆者が撃ち抜こうとしている点は、②で記した「スクリーニングテスト」です。このテストについては、この数年、学校側などと、複数回、意見交換を行いました。何のために行っているのか、その結果次第でどうなるのか‥過去には、喧嘩腰に問いをしてしまった反省もありますが、このたびは、市の公式の場で、いたって冷静に、質問を行い、筆者の考えや、また今までスクリーニングテストによって苦い気持ちになった保護者の声などを届けたいと思っております。

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2024-11-23
清遊の家オールスターズの皆様と

昨日から2日間、東京都葛飾区新小岩へ、保育園視察に出かけておりました。

社会福祉法人『清遊の家』の、「うらら保育園」「ひのか保育園」「たつみ保育園」三園の皆様におかれましては、こころよく視察を受け入れて下さると同時に‥園内をくまなく案内して下さり、そして園の大事にしていることや、こちらの質問に対しても、1つずつ丁寧に答えて下さいました。貴重な時間を、誠にありがとうございました。

「うらら保育園」に関しては、筆者は3度目ということもあり、園内の環境には慣れていたものの‥視察時間が夕暮れどきだったこともあり、園内の落ち着いた照明など、新たな発見も多分にありました。

「ひのか保育園」は、はじめて‥では、あったもの、園内環境が、「うらら保育園」と似ていたこともあり、ふむふむと確認しながら、見学することができました。室内は、部屋の中に部屋があるといった作りなんですよ。言葉で説明すると、難しいところがあるのですが‥部屋の中央や角に、小上がりを設けて、畳や障子、襖などを使用しながら、篭れるスペースを作っているんですね。

「たつみ保育園」も、このたび、はじめて‥であって、そして、このたびの視察で、1番衝撃を受けた園です。到着すると同時に目に入ってきた建物は‥よく使い込まれた都営住宅。そして、その一階部分が、保育園になっていたんです。

元々、都立の保育園があったところへ、委託で、同法人が担うようになった園なんですね。園内に入ると、よく使い込まれた都立園であった頃の雰囲気を感じつつ‥つつも、そこには、同法人の「うらら保育園」や「ひのか保育園」を彷彿とさせるような、雰囲気が、随所にありましたし‥もっと言えば、職員の方々たちの彷彿とさせようと、あの手この手を使った細やかな努力の結晶が、たくさん見られて、もはや感動の域であったことは、大げさではないと思っています。

このたび、意見交換会の場には、同法人、三園の園長先生‥だけでなく、法人本部から、また学童部門の施設長さんも含めて、まさに『社会福祉法人“清遊の家”オールスターズ』の皆様が、貴重な時間を割いて集まって下さいました。筆者の課題や相談にも、懇切丁寧に耳を傾けて下さり、さらには、これからの保育についても、明るい視座を示して下さいました。

感謝するとともに、これからも、仲良くお付き合いしてもらえるように、筆者、さらに、筆者の勤める社会福祉法人「伸成会」も、努力を重ねながら、社会福祉の一端を担っていきたいと思います。


このたびは、本当にありがとうございました。また、新小岩で!?笠岡で!?お会いできる日を、心待ちにしております。

ありがとうございました。

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2024-11-22
エピソードのダイジェストです!

富岡保育園・クレヨンKIDS‥現場保育者たちの綴る『ナラティブツリー』(エピソード記録)を紹介したいと思うのですが‥

このたびは、どのエピソードをセレクトしようかと悩ましいものがあるんです。なぜかって、単純に、どれもこれもが、おもしろいんです。

泥団子を取り合うかと思った子どもたちが、トラブルを回避するために、ある気遣いを見せたエピソードであったり‥

縄跳びブームの再来から、遠慮がちだった子どもが、友だちの影響を受け、積極的に跳ぶようになったエピソードであったり‥

お友だちに手を出してしまった子どもへ、いつもとは違うアプローチで、向き合ってみた、そんな試行錯誤する保育者のエピソードであったり‥

“まつもっこり”を探す子どもとの時間から、幼少期の自分の“まつぼっくり”の思い出に浸る保育者のエピソードであったり‥

赤はりんご‥紺(こん)は夜!‥子どもたちの体験から生まれた、色の連想ことば遊びに、保育者が感動するエピソードであったり‥

卒園児の、卒園後の活躍が、なんと!保育園での“あの”活動が影響していたなんて!!!(少年野球でピッチャーとして活躍する子どもの肩の強さ、しなやかな動きは、保育園時代の、“メンコ投げ”で鍛えられたのではないか説)

また、異年齢で行っていた、忖度(そんたく)だらけのカルタ遊びに、おもしろさと、優しさを感じたエピソードであったり‥

どれもこれも、ブログ読者へ紹介したいエピソードなわけです。わけですが、文字数にも限度がありますし、やはり文章表現にも限界がありますので‥

やはり、できれば、直接、生(ナマ)で、見てもらい、心を動かしてもらえれば、ありがたいと思っています。

その時は、是非、ナラティブツリーを綴る現場保育者を見習ってもらい、『愛の溢れる見守る眼鏡』を装着して下さればと願います。

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2024-11-21
あまねく、てらす、エシマ先生。

11月20日、水曜日付けの、新聞の一面には‥『谷川俊太郎さん死去』と、92歳の戦後現代詩を代表する、詩人の訃報が伝えられていました。

“詩”って、どこか難しく感じてしまうところもありますが‥谷川さんの詩は、ユーモアと、軽やかさと、エロスのある、誰もが親しめるものだったと、評されています。

おそらく、ブログ読者も、人生のうちで、一度は必ず、谷川さんの言葉に、知らず知らずのうちに触れているはずなんですね。鉄腕アトムの主題歌の歌詞であったり、教科書などに登場する「スイミー」の翻訳なども手がけられていたんだとかで。

そんな谷川さんは‥「詩を書き始めたときから、詩を疑っていたし、言葉を疑っていた」そうなんです。

「言葉と世界はどうしてもズレがある」ということと、「そのズレをのんきに忘れて、言葉で何かを書けたつもりになっている」ということを、詩の巨匠である谷川さんが、亡くなるまで意識していたことには、その謙虚さと言いましょうか、追求する向上心と言いましょうか‥果てしなく脱帽するところであります。


さて本日は、大分県宇佐市から、はるばる‥『普照こども園』の園長先生・副園長先生が、富岡保育園へ足を運んで下さいました。

園内にある、江戸時代家屋へ向かうと、それはそれは心を踊らされ、気持ちの良いくらいに感嘆の言葉を浴びせて下さいました。

また、印象的だった点をお聞きしますと‥職員の“あたたかさ”を挙げて下さいました。挨拶はもとより、その挨拶後の一言に、心温まる思いをしたと、こちらも気持ちの良いくらいに感嘆の言葉を浴びせて下さいました。

どちらも、富岡保育園では大切にしていること、意識していることであるため、素直に嬉しい気持ちになりました。ありがたき幸せでございます。

『普照こども園』の園長先生・副園長先生ともに‥そのような点に気付いて下さる、思いを寄せて下さるのには、やっぱり、ちゃんと理由があったんだなって。

御二方ともが、“あたたかい”雰囲気を持たれていますし、挨拶だけでなく、その後の会話で扱う言葉、また言葉の前後の間などに、絶妙な心温まるものがあるんです。意識しているのか、それとも自然体なのか‥ついつい、御二方と一緒にいますと、時間を忘れて話し込んだことは、言うまでもありません。

遠路はるばる、岡山県笠岡市富岡保育園へお越し下さいまして、誠にありがとうございました。あまりにも、あたたかい時間に、何を話し込んだか、ついつい忘れがちな筆者をお許し下さい。

今頃は、次の見学地である、島根県江津市へ向かっている頃でしょうか。どうか、くれぐれも安全運転で。そして、筆者の師匠、また富岡保育園の心の姉妹園である、島根県江津市の「あさりこども園」「さくらこども園」の皆様にも、宜しくお伝え下さい。

保育を熱く語れる仲間との出会いに、感謝、感謝です。ありがとうございました!!!

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2024-11-20
副園長ブログバカ

なんちゅう、タイトルをつけとんじゃい!と‥おそらく、副園長ブログ愛読者ならば憤慨はしないはずです。

このタイトルから、どんな内容が展開されていくのだろうかと、逆に楽しみにしてくれているはず‥そう思って、筆をすすめていきますね。

ちなみに、この副園長ブログも、1900回を超え、3ヶ月後には2000回記念も控えているのだとかで‥初回からお付き合い下さっている方は、どれだけの時間と思考を、筆者に投資してくれているのだろうかと思うと、ありがたい気持ちと、申し訳ない気持ちとが、マーブリングのように入り混じった、今日この頃でございます。

さて、それぞれのブログ読者が、それぞれの記事に対して、それぞれの感想をお持ちだと、そう思っています。

「それそれ!わかる〜!」と、共感することもあれば‥

「ん!?そうかな!?私は、そうは思わないけど‥」と、共感できないこともあるはずです。

筆者としては、その、共感できる、いやできない、う〜ん‥どっちでもない、などなど、さまざまな感想が出てくる状態が、理想的だと思っています。

最近で言えば‥アメリカ大統領のトランプさん‥またSNS「X」でお馴染みのイーロン・マスクさん‥日本で言えば、東京都知事選で活躍した石丸さん‥またこの度の兵庫県知事選で再選した斎藤さん‥彼らの躍進には、彼らが巧みに扱うSNS発信が、1つの要因となっているのは、ご承知かと思います。

そのSNS発信の手法は、白か黒か、AかBか‥などの二者択一を迫り、対立構造を作りながら“極端に偏った共感”を産むように、設計がなされている‥と、筆者は素人ながら分析しています。

で、この“極端な共感”は、ある種で、社会を支配する息苦しさや、ほころびとなっているような、そんな気がしています。

怒ることもあるでしょうが、そのような内容で、目くじらをたててまで、怒る必要があるだろうか。

悲しむこともあるでしょうが、そのような内容で、涙を流してまで、悲しむ必要があるだろうか。

共感する能力のお陰様で、われわれ人間は、群れを形成し、文化、社会を発展させてきたわけですが‥極端な共感は、人類史において、災厄をもたらしてきたことを、忘れてはならない、そう思っています。

なので、副園長ブログについても、話半分、愛情半分で、バランス良くお読み下されば‥と、願っております。

(※参考文献「共感バカ」池田清彦)

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2024-11-19
見学はご予約をお願い致します。

本日は、午前中に「笠岡市議会全員協議会」へ参加して来ました。案件は、おそらく笠岡市民ならば、注目しているであろう‥『笠岡市財政健全化プランについて』です。

この8月に公表された、財政見通しで‥多額の財源不足が発生し、財政調整基金が、来年度には枯渇されてしまうという、非常事態を受け‥このたび、財政健全化に向けた素案を、市長、ならびに関係部長が、議会で説明して下さいました。

あくまでも、素案なので、ここから、議会で質疑や、討論がなされた上で、実践していくもの‥なので今日、ここで、具体的な内容を伝えることは、混乱を招いてはいけませんので、控えさせていただきます‥が‥不安を煽ってしまいかねないので、大まかな方針だけは、記しておきたいと思います。

まず、基本的な市民の安全・安心や、社会保障サービス、子育て支援、学校教育については、しっかりと配慮した素案となっています。

その上で、すでに成果が得られたものや、実績が伴わないソフト事業は廃止を検討したり‥さらに、市役所の組織を見直し、重なっている業務や、また連携を必要とする部分が多ければ、統合しつつ、人員の定数を確保していく、そんな素案となっています。

また、笠岡駅前南側の開発や、市民病院、市役所本庁などのハード事業に関しては、財源も含め、現状に合わせた進め方をとる方針だと、説明を受けました。

さらに、人件費についても、市長をはじめ、課長級程度までの報酬のカットを考慮している、とのことでした。

まさに、身を切る改革‥ではありますが、これも、「次世代の子どもたちへ希望を繋げるため」と思えば、市長のとる舵に、全市民をあげて、協力していく努めがあるんじゃないか‥と、筆者は考えております。


さて、そんな身を切る改革‥真っ只中の笠岡市の保育園‥富岡保育園に、明後日は大分県「普照こども園」から‥また来週は、岡山市「竜之口わかばこども園」から、園長先生をはじめとした保育者の方々が見学に来て下さいます。

はるばる足を運んで下さることに感謝しながら‥この機会に、当園の取り組みの振り返りや、質疑応答なども踏まえながら、課題や改善点などを洗い出せたらと思っています。

どうぞ、お気をつけてお越しください。

※現在、同業者だけでなく、他業種の方、また入園希望者、就職希望者‥などの、見学希望のお問い合わせを、たくさん頂いております。誠に、誠にありがとうございます。せっかくの“ご縁”を大事にしたい!そんな気持ちから、見学案内は、個別対応とさせてもらっております。日程調整を必要とするため、必ずお電話にて、ご予約をお願い致します。(希望日が重なった場合は、お断りするケースもあります。お勝手を言うようですが、ご了承下さい。宜しくお願い致します。)

2024-11-18
リアルトミカの働く人たち

昨日、「岡山県・笠岡市総合防災訓練」に参加させてもらいました。県と市が合同で行うということもあり、県知事をはじめ、国の省庁から見学や視察に来られていた方も含めて、大がかりな訓練でありました。

体育館内では、避難者を受け入れる避難所の設置訓練、またグラウンドではヘリコプターによる救助訓練など、その大がかりさに恥じない、実りある訓練内容だったように思います。

さて、筆者が笠岡市議会議員用の作業服を身にまとっていたように‥県知事や市長をはじめ、警察、消防、自衛隊、関係省庁、さまざまな機関が、その機関専用の作業服を身にまとっていました。おもちゃメーカー、トミカの働く車シリーズに登場する、働く人たちをイメージしてもらえれば、ご理解が早いかと思います。

専用の作業服もしかり、筆者で言えば、議会に着用するスーツも含めて、まとう衣類によって、行動や精神面に縛りがまとう‥ような気がしています。

おそらく、これを“制服”と言うのでしょう。そして、その効果を最大限に利用したものが、会社や学校の制服だと言うことは、いちいち、筆者がくどくどと説明するまでもなく、皆が知ってのことなのでしょう。


富岡保育園では、制服文化を数年前から廃止しました。廃止した理由の1つを挙げますと‥さきほど示した『縛り』効果を、少しでも薄めたい気持ちがあったからなんですね。

『縛り』がある方が、間違いなく管理はしやすいわけです。けれども、子どもたちには、なるべく「保育園児」というテイではなく、「子ども」のまんまで遊んでもらいたい、暮らしてもらいたい、そんな気持ちで廃止しました。

ここのところの子どもたちの着用する衣類を見ると‥カチューシャからブーツまで黒一色にコーディネートして登園する子どももいれば‥顔にキラキラのシールを貼ってくる子どももいますし‥お友だちとお揃いの服を着てくる子どももいます。

保育園は保育園なんだけれども、どこか、公園やショッピングモールに出かけるような、そんな気持ちを持ち合わせているような、気がしています。

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「うちの子、小学生になれますかね?」という相談と言いましょうか、ご不安を耳にすることが、たまにあります。

ありますが、たいていは、この制服効果で、「小学生のテイ」になっていきます。

ちなみに‥富岡保育園の子どもたちが、小学校などへお邪魔する時には、普段つけない名札を装着します。すると、たいていは、何も説明するわけでもなく、「園児のテイ」になっているんですね。(筆者で言えば、議員バッジと似たようなもんでしょう。)

2024-11-17
ハッピーが、ハッピーを呼ぶ。

富岡保育園では、1歳の誕生日を迎えるまで(だいたい離乳食期間と理解して下さい。)「赤ちゃんノート」と呼ばれる、保護者と保育者とが、日々のやりとりを記述するものがあります。(なぜ、全年齢児が対象でないか。その理由は、長くなりますので、本日は記しません。)

その赤ちゃんノートを、昨日、たまたま見かけて、目を通したところ‥そのやりとりが、とてもハッピーなんですね。おそらく、ハッピーの根源は、先行して記述する保護者じゃないかと。

こちらのご家庭は、お父さんもお母さんも、記述に参加されていて‥順番に書いたり、また共同で書いたりと、ご夫婦で楽しまれている様子がありありと、伝わってくるんです。

さらに、印象的な点は、お父さんのイラストです。対象児の赤ちゃんの様子もさることながら‥お姉ちゃんとの絡みや、またお父さんや、お母さんも含まれた、家族団欒の光景が、とっても“ユニーク”に描かれているんです。

大袈裟でなくとも、このイラスト集、どこかの出版社が目をつけてくれたら、売れるんじゃないかって。

そんな、先行してハッピーに記述する保護者につられてか‥後攻に記述する保育者の文章が、どことなく、踊っているんです。

見比べたわけではないですし、また比べるものでもありませんが‥どこか、くだけた文字体で、ビックマークやら、ハートマークやらが多用されている、ような気がしました。

気がした、だけ、なのかもしれませんが‥そのハッピーなやりとりに、目を通した、私(村上)も、とってもハッピーな気持ちになったことは、言うまでもありません。

そのハッピーでユニークなイラストを、いくらか紹介して、本日のブログを閉じたいと思います。

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イラスト集その①
イラスト集その②
2024-11-16
副園長の行動履歴を、メモ。

すでに5つの忘年会の予定が入っております、副園長の村上でございます。そんなに忘れまくってたら、2024年が、すっからかんになっちゃったりして‥。(忘れるほど覚えていたら‥の話しですがね。)

さて、今日の記憶さえも曖昧になりかけている‥午後19時過ぎの副園長、村上。記憶が喪失される前に、今日の活動をメモしておきたいと思います。(なので、今日のブログは、なんの変哲もない、筆者の行動履歴です。園児のことや、保育園のこと、子育て情報などをお求めの方は、明日以降に期待して、そっと、スマホの画面をお閉じください。)

・7時〜 早朝クルーたちと朝のミーティング。(ミーティング内容は、音声を録音して、全職員に配信しています。)

・その後〜 新聞を斜め読み。(山陽新聞・日本経済新聞・朝日新聞)

・8時〜 理事長とミーティング。(ハラスメント、不適切保育などの定義の共有。)

・その後〜 横断歩道で交通安全活動。(保護者の方たちと、挨拶や少しの会話を交わすことができて嬉しかったです。)

・その後〜 主任とミーティング。(畑活動ならびに、焼き芋パーティーの日程調整。)

・9時〜 職員個人面談。(本日は3名の方たちと、お話しさせてもらいました。)

・11時〜 笠岡地区消防組合議会定例会へ出席。(令和5年度笠岡地区消防組合歳入歳出決算の認定についてなど。)

・12時〜 笠岡駅北口付近「マルナカ」1階の喫茶「ダン」でカツカレーを注文。(富岡保育園では、今日のメインは9種の具材の「中華丼」でした。出かける前にお台所で、調理中の香りをかぎ、お台所クルーたちへ「チクショー」と、食べることができない残念な気持ちを伝えたことは、ここだけの話しにしておきましょう。)

・13時〜 西南水道企業団議会定例会へ出席。(令和5年度岡山県西南水道企業団水道用水供給事業会計の剰余金処分及び決算認定についてなど。)

・その後〜 理事長とミーティング。(来週、大分県から足を運んで下さる園長先生方の見学案内の計画。)(来週、理事長と村上が、足を運ばせてもらう、東京出張の予定確認。)

・その後〜 クレヨンKIDS園長と電話ミーティング。(年賀状の件など。)

・その後〜 東京出張などの持ち物の準備。

・その後〜 年末開催する「もちつき大会」協力者たちへ依頼の電話。(12月28日土曜日!快く引き受けて下さり、大感謝!)

・その後〜 副園長補佐とミーティング。(来週の予定確認など。)

・19時過ぎ〜 某シアトル系コーヒーチェーン店で、ひっそりとブログを綴る。(今日は、ラテ。はて、“ラテ”って、なんやねん⁉︎コーヒー牛乳と、どう、ちゃうんねん⁉︎と、ひとりでツッコミを入れながら、スマホの画面と、にらめっこ。)

たぶん、以上です。


ここのところ、子どもたちのエピソードが少なくなっている、副園長ブログ。筆者自身、自覚し、反省しておりますので‥乞うご期待下さい。

ちなみに‥理事長とミーティングしている最中に、たまたま見かけた子ども集団。そこから聞こえた声は‥「ビンボーの家ごっこしよう!」でした。

その集団の雰囲気は、金欠で煮詰まったものではなく、とてもハッピーな笑顔で溢れていました。

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2024-11-15
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