富岡保育園へようこそ!「伸びる。成る。子どもも大人も互いに伸び合い、成長し合う『大きな家』でありたいと願い、社会福祉を支えています。

富岡保育園

副園長ブログ

スカートがビチャビチャに‼︎

こんにちは。久しぶりにランチミーティングに参加しました村上です。

(※とみほ村ではミーティングを、お昼と夕方の2回にわたって主任や副主任、グループリーダーなど3.4人で行います。子どもの健康状態や家庭の状況などの情報を整理して全てのクルーに伝達するシステムをとっています。)


さてランチミーティングの最中、お外から何やら声が‥子どもたちと保育者で「ゴミ箱掃除」に励んでいました。

深いゴミ箱の隅まで丁寧に‥すると、スカートがビチャビチャに。けれど「着替え持ってきているから大丈夫なんで‼︎」と答える姿がとても頼もしく感じた場面でした。


そして続け様に手洗い場では‥お昼ご飯のゴミ入れ容器を洗剤で丁寧に洗う子どもを見つけました。「僕はちゃんと洗えるんで‼︎」と黙々と取り組む姿がとても頼もしく感じた場面でした。


印象的であったのが、2つの場面を見守る保育者が共通した言葉をかけていたことです。

「ありがとう。先生助かったわ~。」と、感謝の意を告げる言葉でした。


「凄いね~。綺麗にできたね~。」などの評価ではなく、「ありがとう。助かったよ。」の感謝の言葉。

どちらも子どもにとっては嬉しい言葉ではあるとは思いますが、「手伝い」の目的は“評価されること”ではなく“役に立っていること”つまり“感謝されること”ではないでしょうか。

感謝の意をどんどん子どもに告げていき、『感謝し合える関係』を築いていきましょう。(※子どもだけではなく、人間関係全般に言えることですね。)

ゴミ箱掃除
丁寧に
2020-08-12
““管理・評価”ができない環境作りの意図とは?

おはようございます。ある企業の経理の方とお話しさせて頂きました村上です。コロナ渦における“リーダーの立ち振る舞い”が持続可能性のある組織になれるか否かを決めるキーポイントだと改めて実感しました。(※詳細は、トミホクルー限定とみほNEWS内にて赤裸々に投稿します。)


さて、猛暑の夏日がやってまいりました。とみほ村の子どもたちは、ご飯やお昼寝などの時間を除いては、基本的に‥どこで⁉︎誰と⁉︎何して⁉︎遊ぼうと⁉︎休もうと⁉︎過ごそうと自由に暮らしております。まさに『オープン保育』の状態です。


『オープン保育』の状態で、見学者の方を含め必ずご指摘下さる質問があります。

「人数の把握はどのようにされるのですか?」

「乳児と幼児が一緒にいて危なくないのですか?」

「子どもが何をしているのか管理できるのですか?」

「どのように子どもの評価をするのですか?」

などが列挙されます。ご指摘通り、『オープン保育』の状態は、1人1人の子どもを管理・評価するには困難であります。


しかし‼︎実は‼︎

このデメリットを狙ってやっているとしたら話は変わってくると思いませんか?

1人1人の子どもを管理・評価できない状態に環境を作っているとしたら!?

管理・評価にどっぷりと浸かってしまった乳幼児は、小中高と、さらに管理・評価される生活を余儀なくされます。

すると、失敗したり転んじゃったりした時に‥「僕や私は、あなたたちの管理・評価に従って生きてきたのに、失敗しちゃったじゃないか。転んじゃったじゃないか。どうしてくれるの?あなたの管理・評価が良くなかったからじゃないですか。責任とって下さいよ。」ってことになりかねませんよね。


他人のせいにする人生ではなく、全てを自分事としてとらえる人生を送るには、乳幼児期より、『自らの責任で自由に選択できる環境作り』が必要なのです。

とみほ村のオープン保育の意図を本日はお話しさせて頂きました。ご意見ご感想お待ちしております。

重い‼︎
2020-08-11
とみほ村保育者進化論

こんにちは。通勤途中に灼熱のアスファルト端で草刈りに励む現場仕事の方を見かけ、「もちろんお金を得るため自分のためでもあるけれど、どの仕事を選ぼうと“世のため人のため”社会貢献なんだ」と改めて感じました村上です。


さて、本日も生物学の視点で保育雑誌などには掲載できない内容をお届けさせて頂こうと思います。

題して【保育者進化論】です。

※あらかじめ補足しておきますと「進化」は決して「進歩」ではありません。Aの視点で優れていても、Bの視点では優れていない場合もあったりします。その時々の環境に適応した結果が「進化」であることを理解した上で読み進めてみて下さい。


生物の中の、ヒトという種の、さらに「保育者」を限定的に研究してみようとの村上の挑戦記事です。

ブログ読者の方も含め、社会で現役生活を送ってる僕たち世代は、日本に限って話をしますと、乳幼児の死亡率がグッと下がり、平均寿命がグッと上がり、なかなか死なない、どんどん人口が増える世界に生きてきました。

保育施設で言えば、園児はどんどん増えていき、30人以上の子どもを1人の保育者が保育するのが当たり前の時代です。その環境下で保育者として生き残ることができた保育者は「大人数の子どもを管理することができる」能力に長けた人です。

そして時代は、超高齢化少子化に突入しています。園児の数は地域ごとに異なる傾向を示しますし、働く女性が増える傾向、こども園化が進む傾向、などなど様々な要因が複雑に絡み合う時代です。

保育者の業務が「大人数の子どもを管理することができる」能力だけでは生き残ることが困難になっているのが現実です。それだけ社会に求められる、貢献しないといけない仕事があるということでもあります。


では、「どのような保育者が生き残れるの?」という質問が浮上しますよね。この答えは生物学的にシンプルに「環境に適応できた保育者」です。

例えば、鼓笛隊などの見栄えの良い保護者が分かりやすく感動できるメインコンテンツのある保育施設では、「鼓笛隊を管理し上手に表現させること」が出来れば保育者として生き残れます。あくまでも、現代が鼓笛隊をメインコンテンツとしている保育施設を求めていればの話です。※否定や評価をしている訳ではありませんのでご了承下さい。


さて、他園ではなく、富岡保育園、とみほ村に目を向けてみましょう。とみほ村の保育は「見守る保育」をベースしながらも、岡山県、笠岡市、富岡地区の環境に、また江戸時代末期から建造された建物の環境と、またそこで今働く保育者の環境とが、相互に適応した保育がなされています。

保育内容もシンプルに、「子どもたちと心を寄せ合い感動すること」です。実は、たったこれだけです。運動会だったり発表会だったり見栄えの良いコンテンツは2017年以降お別れを告げました。

なので、とみほ村の保育者は「子どもたちと心を寄せ合い感動できる」ことが生き残る条件になっていきます。


コロナ渦において社会の常識がめまぐるしく変化する時代です。保育施設に社会がヒトが何を求めているか⁉︎を見極め適応していかなければなりません。

とみほ村では『笑顔と感謝』をもって、子どもたちと心を寄せ合い感動していく日常を送っていきたいと思っております。

2020-08-10
Q.お釣りはいくらでしょう?

こんにちは。連休真っ只中、保育LABOにて朝読者をしておりました村上です。(※「保育LABO」とは富岡保育園内にある、保育を研究する小屋風の和室です。多種多様な方たちに集まって頂けるように美味しい珈琲を煎れる努めもしておりますので是非お立ち寄り下さいませ。)


ちなみに本日攻めておりました著書は哲学者である鷲田清一さんの「濃霧の中の方向感覚」です。

教育についても触れているのですが、その中である算術嫌いの画家の言葉を引用しており、是非皆さまにご紹介したいと思いました。

「私は5+5を羽左衛門がやると100となったり、延若がやると55となったり、天勝がやると消え失せたりするような事を大いに面白がる性分なのである」

「いくらの買い物をして釣銭がどうとかこうとか、全くそんなケチな事はどうだっていい。教師や親に何と言われようと釣銭はいらないよ」


ブログ読者の方、どのような感想をお持ちになりましたか?

“ただの屁理屈”に思えた方もおられるかもしれませんが‥“効率”主義を求められる現在の教育現場ではあり得ない解答ですよね。

しかし、「釣銭なんていらないよ」との『気前の良さ』から知性と想像を使った“奉仕”する生きる力を感じずにはいられません。


鷲田氏は「教育」が効率主義、いわゆる消費社会におけるサービスという名の受動的な「顧客」に成り下がっていると言います。

幼児教育に関しても例外でない気がするのは村上だけでしょうか?


2020-08-09
久しぶりの“辛口村上”降臨‼︎

こんにちは。最近“歯医者好き”になってしまった村上です。以前は歯医者と聞くだけで痛みを感じていたのですが‥

心境の変化は新しい歯医者さんのサービスにあります。口の中の治療は本人には全く見えず検討もつかないのですが、1つずつ薬の名前や、治療の方法、作用や効能について事前に細やかに伝えて下さるんですね。それもただ「痛みを感じるかもしれません。」と伝えるのではなく、「歯茎の〇〇の辺りに薬が少し染みてジンジンとした痛みを感じるかもしれません。」と、『事実と感情に即した言葉』で伝えて下さるんです。(かさおかフレンド歯科 岡山県笠岡市富岡230-3※宣伝費等一切頂いておりません。)


さて、最近の村上のブログネタと言えば‥人類学、生物学、哲学などなど。保育・幼児教育と関係が無いようなネタを配信しております。

しかし‼︎しかしですよ‼︎学べば学ぶほど、保育・幼児教育(教育)は、人類学や生物学、哲学の内にあるものなんですね。

少し辛口にお話ししますと‥世間にありふれている「保育・幼児教育とは?」の答えは、いまだに、「エプロンを着た可愛い先生が子どもの面倒をみる」なんですね。専門技術は「ピアノを弾いたり、可愛い壁面飾りを作ったり、運動会や発表会にクラスをまとめあげて保護者を感動させること」なんですね。

上記のお手本の様な保育者は、子どもたちを、失敗しない転げない運動場で走らせるんですね。でもって、同じ服装、同じ言動、同じ行動、同じレールの上を乗りこなせるよう画一化を目標に教え育てるんです。すると、世間一般に知られている保育者の本分は達成されるんです。

(「村上‼︎あんた‼︎何いい加減なこと言ってんの‼︎」とツッコミを入れて下さったブログ読者の方。その勢いで最後まで目を通してください。)


ここで、時代の変化に一先ず目を向けてみませんか?2020年は兎にも角にも「コロナ渦」旋風まっしぐら。世の中の常識が、1週間の中でもコロコロ変わって行くんです。運動会で綺麗に整列させて行進させると、「密だよね~。」と言われちゃう時代なんです。偏差値の高い有名な大学に入っても、都市部ではアパート代が払えなかったりで辞めざるを得なかったりしちゃいます。しかも、学びたい分野が定まっていれば、その道のエキスパート達はオンラインサロンなどの個人塾のようなコミュニティがあるので大学に行かなくても学べる時代なんです。もう少しだかツッコミますと、大企業に入社したからといって、「2020年度上半期80%収入減でした」といった事態に飲み込まれる時代なんです。

上記を一言で言えば【濃霧】です。社会の常識を掴んだと思ったら、一瞬先には新しい常識へとゲームチェンジが繰り広げられる時代。


上記の時代背景を基に↓

「濃霧感覚の大人が敷いたレールって安心安全なの?」

「失敗しない、転げない運動場を走らせておいて大丈夫なの?」

と、皆さんに問い直します。


乳幼児期こそ、どんどん失敗できる環境。どんどん転がられる環境。一回でも二回でも多く失敗して転げられる環境。失敗しても転げても「へっちゃらだね。」の感覚が身につく環境。『凸凹な空間に、凸凹な多様な人たちが集まる環境を作る』ことが、人類の生存戦略にうってつけなんじゃ無いかな~と、村上は優しく考えています。


是非皆さまも一度、子育て、孫育て、ほい、教育、社会に携わる方々全てお考え頂ければ幸いです。

2020-08-08
“感謝”と“感動”を忘れずに

皆さま1日お疲れ様です。本日、実習生と指導保育者代表2名とで行う実習反省会に参加させて頂きました村上です。

20日間、社会(保育園)の中で、保育技術だけではなく、社会生活における学びをたくさん得ることが出来たのではないかと振り返ります。“感謝”と“感動”を忘れずに是非保育士資格をとって欲しいと願います。


さて、たまたま光グループ(2歳児生活グループ)のお部屋を通ると‥なにやら事件が。お友だち同士でぶつかっちゃって1人の男の子の唇から出血が。

保育者がさりげなく安全な場に移動させ止血をしていました。と‼︎そこへ‼︎野次馬‼︎ではなく‼︎めちゃくちゃ心配そうな表情を浮かべた子どもたちが集まってきました。

子どもたちの視線の先は、止血をしてもらっているお友だちです。

保育園では、子どもも大人も含めて、様々な家庭環境の人たちが暮らしを営んでいます。暮らしの中に社会で生きていく学び(社会情動スキル)がふんだんにつまっていることがよく分かる場面でした。


(※“思いやり”などの情動スキルも、実は生まれながらに持っていて、わざわざ大人が教え込んだりする必要がないのかな~とも思っちゃう2歳児生活グループの唇出血事件簿でした。)

大丈夫⁉︎
2020-08-07
互いに“譲り合う”関係

おはようございます。「一朝一掃除」を心がけております村上です。毎朝、園内のどこかを掃除させてもらい村上のアカとホコリをとっちゃおう‼︎という企みです。


さて園庭では‥ビールケースなどを繋げて橋渡しのように組み立てている子どもたちを見かけました。ビールケースの橋を裸足や草履で駆けて遊んでいます。

(↑ここまではよくある光景ですよね)

はじめは組み立てた子どもが遊んでいたのですが‥次に様子を見てみると、組み立てた子どもではない子ども集団が橋の上を駆けていました。このグループはジャンケンなどを取り入れてルールを用いて遊んでいます。

(↑ここまでもよくある光景ですよね)

もう少し様子を見てみると‥ジャンケンをしながら橋を駆けているところに、2、3歳の子どもたちが集ってきました。2、3歳の子ども集団たちは、橋の上をそーっとバランスをとりながら渡っていきます。

(↑ジャンケンをしながら橋を駆ける子ども集団とは、遊びの目的が違います。さて、この後、目的が違う子ども集団たちはどうなったのでしょうか?)

せっかくなので、もう少し様子を見てみると‥ジャンケンをしながら橋を駆けていた子ども集団は静かに、そーっとバランスをとりながら渡る子どもたちに『橋を譲り』違う遊びの場面へと駆けていきました。


この遊びの場面について、どのように皆さまは考察しますか?『譲る』という心の動きに着目してみると‥実はジャンケングループが駆けている間、そーっとバランスグループは、橋の近くで遊びを見て譲っていました。急に割り込んだ訳ではないことをジャンケングループは知っていたからこそ、橋を譲ることができたのでかな~と。


「年上だから年下に譲る」のではなく、『互いに譲り合う』関係が異年齢保育の醍醐味なのではないでしょうか?


橋を譲る
2020-08-06
それぞれ尺度が違って当然

皆さま1日お疲れ様です。保育LABOに1日ひきこもっておりました村上です。

なぜかって⁉︎理由があるんです。保育現場において主任・副主任を要に試行錯誤が日々円滑に繰り広げられているからです。ベストとベターの境界線を視野に入れながら、現段階における最善の保育実践を積極的に模索しています。

そんな時に、村上(副園長)の存在は、ハッキリ言っちゃうと邪魔なんですね。足止めになっちゃうんです。村上の一言で現場の思考が止まりかねないと判断して上で‥ひきこもっております。


さて今日は生物学のお話を少しだけ。最後まで目を通してしまうと、モヤっとした気持ちになるかもしれないのですが、あらかじめご了承下さい。

生物と言っても、僕たち人間のような「動物」もいれば、「植物」もいます。また動物にも植物にも属さない生物もいます。(生物とは?話を続けると終わらないので、参考著者を紹介しておきますね。「美しい生物学講義」更科功)


でもって、ここで『年齢』という尺度について考えたいのですが‥動物の中では、人間は長生きの部類に入りますが、植物で言えば何千年と生きる樹木もあったりするわけで。

それも、1日を24時間、1年を365日と人間が定めた尺度で『年齢』を定めてるのをお忘れないようにして頂きたい。

少し頭を柔らかくして考えてみると、セミにはセミの尺度があって、縄文杉には縄文杉の尺度があるんですよね。

生物的に言えば、生物にはそれぞれ“尺度”があって、多様であり比べることも無理難題であるからこそ、あまり意味がないのかもしれないんです。


少し、回り道をして話を進めましたが、村上が言いたいのは‥「〇歳だから〇〇ができる発達段階にある」といった、平均値をとったような年齢尺度の評価は、あまり意味がないのではないでしょうか?とのブログ読者の方への問いです。


1人1人の人生の尺も分からないままに、無理に発達を進めたり、無理に発達を待たせたり‥することが教育(幼児教育を含む)のすることなのでしょうか?

本人の尺度で成長していける環境を今後どのように作れるかが鍵を握っているのではないでしょうか?

2020-08-05
“考える”が許される時代

皆さま1日お疲れ様です。歯を負傷した子どもの治療へ引率しました村上です。主治医いわく、「乳児期に“ハイハイ”をしっかりすることで、肩・腕周りの筋肉などが発達して、転んだりした時も受け身がとれる」とのお話を頂きました。発達の1つ1つには意味があり、1人1人の子どものペースで焦らずじっくり成長して重要性を再確認させて頂きました。


さて、久しぶりに朝読書をしたことを報告させて頂きます。「ダ・ヴィンチの謎 ニュートンの奇跡」という神の原理はいかに解明されてきたかを解き明かす、なんとも小難しそうな本です。

何で、こんな本に手を出してしまったか⁉︎とみほ村(富岡保育園)にclassニュートンがあるから、“ニュートン”というキーワードに惹かれちゃったんですね。


めちゃくちゃ簡潔に言ってしまうと‥神様の存在を信じてるからこそ、科学が証明されてきた。“考える”ことを秘密結社として続けてきた結果‥現代の様な科学が発展してきたが分かります。逆に言うならば、“考える”ことを許されない時代があったってことです。


どの時代においても、「知らないことを知ろうとした人たち」によって切り開かれていきました。『知らないことを知ろうとする力』とは、『考える力』と並ぶ力なのではないでしょうか。

現代は、地球が太陽の周りをまわっていることを証明してもガリレオの様に裁判にかけられる時代ではありません。『考えていんです‼︎』


なので‼︎

せっかく時代に許されているんだから、学びをやめずに、何歳になっても興味のあることを考え学び続けませんか?

↑学ぶ意欲にそそられる「ダヴィンチの謎 ニュートンの奇跡」三田誠広 著書でした。

2020-08-04
一緒に泣いて命を叫ぼうよ‼︎

こんにちは。暑中見舞いの返信ハガキに筆を走らせておりました村上です。村上のこだわりは、ハガキを見た瞬間に村上からだと分かる筆体です。


さて、蝉が命の限り鳴く音を聞きつつブログ読者様に質問があります。

「最近、腹の底から叫んで“泣いた”ことありますか?」

笑い泣き、喜び泣き、また悲しみや辛さ泣き、そして痛み傷つき泣き‥『泣く』といっても、伴う感情は多様です。

そして人間の大人の方ならご理解得られるかもしれないのですが‥大人になってくると『泣く』ことが減ってくる⁉︎いや、泣きたい時でも我慢したり気をそらしたり、いろいろな感情を頭で巡らせ考えて、腹の底から叫んで『泣く』ことは、めっきり減ってくるのではないでしょうか?


とみほ村の子どもたちに目を向けて見ると‥友だちとトラブルになり思うようにいかなかったり、転んで痛かったり、1日のうちに腹の底から叫んで『泣く』ことは珍しくないようです。


『泣く』ことが良いか悪いかではなく、また子どもだから、大人だから、良いか悪いかの話をしようとしているわけではありません。ただ、泣き声を聞くと、『僕は、私は、生きてるんだー‼︎』と【命の叫び】の様に聞こえてくるのも確かです。


『泣く』という感情表現。ブログ読者の方も、是非村上と共に久しぶりにおもいっきり泣いて命を叫んでみませんか?

子どもの心に寄り添い共に感動することが求められる保育者にとって大切な感情表現の1つですよね。

2020-08-03
コロナ第二派対策を考える

こんばんは。トラックの荷台にブルーシートを固定してプールを作った友人宅にお邪魔しておりました村上です。小学生と保育園児が遊ぶ姿を見ながら友人(パパ)が一言‥「あと何回、一緒に遊べるか分からんで⁉︎」と寂しそうに楽しむ姿が印象的でした。


さて、コロナ第ニ派⁉︎とも言える感染者数が全国で出ております。また、とみほ村(富岡保育園)が位置します笠岡市の隣町でも感染者の報告がありました。

「富岡保育園ではコロナ第二派対策はどのようにするのですか?」

と、いった質問の声が聞こえてきそうですので、明日の朝さっそく園長先生と緊急会議を実施する予定です。

ちなみに、富岡保育園ではコロナ対策を、インフルエンザやノロウイルスなどの感染症と同じ位置づけで対策をとってきました。(インフルエンザやノロウイルスでも死亡リスクはあります。決して安易に考えているわけではありません。)

登園前に家庭で健康チェック(検温や風邪症状などの確認)をして頂き、登園時には、保護者と保育者で健康状態の把握に努めます。また、子どもの手に消毒をし挨拶をする時に、体温確認や、目元などを見ながら不調状態にないかを確認します。

そして富岡保育園では、全職員が全園児の健康状態などに責任を持って把握ができるように、ランチ後と夕方に主任(又は副主任)と各グループ保育者と栄養士とで日に2回ミーティングを行います。そしてミーティング内容を園長や副園長、事務長や調理師など全職員(産休の職員も含みます)へ毎日伝達を行います。

真夏の暑い中に熱中症と隣り合わせでマスクをしたり、泥んこ遊びもする中で闇雲に消毒だらけにしたり、乳幼児に対して無理にソーシャルディスタンスをとらせたり‥科学的に、また現実的に効果が困難であることを踏まえた上で、思考停止せずに、『だったら他の方法を考えようよ』と前向きな対策を実施していきたいと思っております。是非ご協力宜しくお願いいたします。


(※“コロナだから”という理由で対策方法をとるのではなく、“平常時でも”最善の対策ができるシステムを改善していくことが賢明なのでは⁉︎とも村上は考えております。)


2020-08-02
栄養士からのメッセージ付き

こんにちは。とみほ村の8月の園便りに目を通しています村上です。

(※日程の他には、写真を通して遊びを切り抜き子どもたちが何を学んでいるのか⁉︎を伝えたり‥新入園児や誕生児の紹介をしたり‥トミホクルーが暮らしを守るために現在何を学んでいるかを伝えたり‥献立表に栄養士の先生が食育指導していたり‥家庭と園と協働するために必要なツールとして毎月カラー版で配分しています。)


さて、本日はせっかくなので8月の献立表の詳細をご紹介してみたいと思います。

『太陽の台所からこんにちは!』と題され、「おひるごはん」と「おやつ」と「材料」が明記されています。

夏本番に入り、暑いと食欲が落ち、食べられる量にムラが出ます。旬の食材をふんだんに使いながら、なるべく“汁物”と“主菜”とに栄養素を詰め込み、【楽しくおいしく食べること】を目標にしています。


栄養士の先生より

「夏は、炭酸飲料や乳酸菌飲料、果汁、スポーツ飲料など“酸性の飲料”を飲むことが多くなりますよね。厚生労働省からは、こんな注意喚起がありました。→『古くなった金属製の容器に、粉末清涼飲料水を溶かしたものを喫食したことにより、金属の溶出に伴う“食中毒”事例が発生した』とのことです。金属製の容器に保管しないように気をつけたいですね。思いもよらないことが起こるこの頃、子どもたちとの安全な暮らしを楽しむため、あれこれと工夫できそうです。」

2020-08-01
『“今”を一生懸命生きる』

皆様1日お疲れ様です。セミの鳴き声が染み入る村上です。

※添付写真は、トミホクルーが激写した‥「セミの交尾シーン」です。ちなみに、この後、子どもたちがセミの心配をして、木の影へと隠したそうです。


さて、富岡保育園が位置する笠岡市では、令和3年度から「小中一貫教育」が始まります。ねらいとしては、学び・育ち・教育環境の連続性を目指しています。小学校と中学校で「どんな子どもに育てたいのか」を共有して取り組むようです。


上記の取り組みについて、村上が懸念していることがあります。9年間大人が敷いたレールを上手に乗りこなす子どもは、笠岡市の狙い通りの子どもに育つんだと思います。しかし9年間を長い目で見て、寄り道や休憩が果たして許されるのでしょうか?


レール方式の教育論は、小学校1年生は、小学校2年生のためにあるんだろうし、小学校は中学校のためにあるんだろうし‥

しかし皆さま1度立ち止まって考えてくれませんか?例えば34歳は35歳のためにあるのでしょうか?

未来のために現在を犠牲にしたり、過去のせいで現在に失望したりするなんて、本末転倒なのではないでしょうか?だったら世の中から時計を無くしちゃいましょう。

「今は今のためにある」と思って『今を一生懸命生きる」教育が大切なのではないでしょうか?小中一貫教育を批判している訳でなく、「1人1人の学生の“今”」を繋げていける小中一貫教育であればと願っております。


『今を一生懸命生きる』プロがいることを本日最後にお伝えさせて頂きます。それは‼︎子どもたちです。とみほ村の子どもたちは、“今”しっかり遊び、笑い、泣き、喜びを体全身で発し生きています。

いのちの今
2020-07-31
おしゃべりって無駄なの⁉︎

皆様1日お疲れ様です。実習生見回りの大学教授とお話しさせて頂きました村上です。

コロナ時代において“オンライン授業”が大学でもメインになっているようなのですが‥メリットは多数あるのですが、『実習』という机上戦ではなく実戦に立ち向かうには、“ある時間”が足りないんです。

それは“リアル情報収集の時間”です。オンライン上やSNSではなく、大学の授業中に隣の友人とおしゃべりをしたり、食堂で昼食をとりながらおしゃべりをしたり、教授の部屋へ行きお茶を飲みながらおしゃべりをしたり。一見、必要の無い時間に思われる時間が、『実習』に必要な情報収集の時間になっています。

なので‼︎今年度の実習生は、“リアル情報収集の時間”がとれなかった学生と加味して実習指導をする必要があります。

是非、保育者を志す学生が保育士の資格を取得できる助けをしていきたいと思います。日本の未来のために。


※添付写真は、玄関口の“燕の巣”にたむろしている子どもたちです。5、6人が観察していたのですが。見る角度によって燕の数や見え方が異なるようで、「3匹‼︎」という子どもが、「4匹‼︎」という子どもの所へ移動して協働して観察していました。数えることに最適な角度と、燕の赤ちゃんの表情を見ることに最適な角度とは違うようです。

見て見て‼︎
2020-07-30
「さすまた」を使っての結果

皆さま1日お疲れ様です。不審者の村上です。(あくまで防犯訓練の時の不審者役ですのでご安心を)

「さすまた」を扱うことを1つ目的としたのですが‥結論を言うと‥もしも不審者が男性だと「女性数名が寄ってたかろうと歯が立たない」という結果が出てしまいました。

※「さすまた」で殴る、また膝小僧などの急所ならば多少は効果があるかもわかりませんが。

訓練をした結果の反省的がランチミーティングでなされ沢山列挙されておりました。「課題がきちんと出た」ということでは訓練としては成功です。本当の不審者への対策がより現実的に練れることになりました。

※対策法については今後ブログでも詳細をお伝えしたいと思います。


さて毎度、村上の日記ぽく申し訳ないのですが‥3時のおやつ後に、乳児(そらグループ)のお部屋へ足を運んでみました。

ほとんとの子どもは顔見知りで村上との距離感は近いのですが‥途中入園の子どもたちとは、目に見える距離感と、目に見えない心の距離感とを感じました。

ただ‼︎愛着関係が成り立っている、そらグループの保育者が側にいることで、泣かれることなく抱っこまでさせて頂きました。

(しかし、愛着関係が成り立っている保育者に視界から、そーっと隠れてもらうと‥顔が硬直し今にも泣き出しそうな表情へ)


※『愛着』については、過去ブログ記事でも多く触れております。是非ご興味ある方は見返して頂きたいです。『愛着』形成においての誤解を解く内容も含んでおります。

不審者‼︎
2020-07-29
明日は防犯訓練を行います‼︎

こんにちは。防衛委員会より「防災訓練職員配置表」改訂バージョンを頂きました村上です。年度途中ではありますが、職員の状況に合わせて“軌道修正”していく大切さがあります。

また、「防犯訓練」を明日行う予定とし、防衛委員会で話し合いがなされておりました。訓練の目的をどこにおくか⁉︎で、シュミレーションの内容が変わってきます。災害と同じく、いつなんどき、起こるか分からない状況で、どれだけ職員が冷静な判断と行動がとれるのか。


車の運転でも、真っ直ぐな道でもハンドルを左右に“軌道修正”しながら前に進んでいきます。また、サイドミラーやルームミラー、また目視しながら、冷静に注意深く見ることによって予測可能な範囲が広がっていきます。防災・防犯訓練での実践も同じことが言えるのではないのかなと思っています。


ココだけの話‥実は村上が不審者役を仰せつかっております。

2020-07-28
笠岡市“赤ちゃんの駅”登録へ

皆さま1日お疲れ様です。本日とみほ村(富岡保育園)を笠岡市の「赤ちゃんの駅」に登録願いをさせていただきました村上です。園児だけではなく、地域の方が、授乳やオムツ替えなども気軽にできる場所として、地域の子育てに貢献していきたいと思います。


登録にあたって見学に来られた市の職員の方と、乳幼児期の保育についてお話しする機会も持つことができました。

とみほ村(富岡保育園)では2017年より保育方法を一新し、“乳幼児期”という人生の基盤となる時期を大切にした保育実践に取り組むことになりました。そして、時代の変化に柔軟な『たくましく生き抜く力』に焦点を当てる今日。

市の職員の方の経験談から、「小学校の先取りをしておくと、確かに1年生の1学期は助かります。私の息子は自分の字が読める程度でしていなかったので、1年生の1学期は大変でした。しかし、高校生の時に、いつが楽しかった?と尋ねると保育園の頃が楽しかったと答えるんです。乳幼児期には“心を育む”ことが大切なんだろうなと結果としては思っています。是非富岡保育園さんも頑張って下さい。」

途中、略しておりますが、高校生の息子さんがおられる方より経験談から応援のメッセージを頂きました。


保育や教育には正解がありません。科学的根拠を追い求め過ぎても、そこに“想い”が無いと伝わりません。とみほ村の“想い”は『未来に希望を繋げること』です。そのために乳幼児期の子どもたち、また子育てを共にする保護者や地域の方と出逢えることに心より感謝していきたいと思います。


是非、とみほ村にご興味のある方、岡山県笠岡市富岡保育園までお越し下さいね。子育てや未来について、希望をもって語り合いましょう。


2020-07-27
副園長村上の仕事内容とは?

こんにちは。日曜日も早朝より保育LABOに滞在しております村上です。コロナウイルス、また熱中症ともに気をつけて皆さま休日をお過ごし下さい。


さて、本日は時折いろいろな方から質問される「村上の仕事の内容って何?」に答えてみようと思います。

副園長という肩書きはありますが、「副園長は〇〇をして下さい」という業務が一切ありません。基本的に、自分で課題を見つけて考えて判断し行動することが村上の仕事内容です。

なので‥「課題を見つける」ことがスタートになります。

2017年。今から4年前に、富岡保育園では保育方法を一新しました。根底にある“子どものための最善”を基盤に現代、そして次世代に標準を合わせ、1つずつ、今までの“当たり前”に丁寧に向き合い改革を進めていきました。

「トライ&エラーだー!」と仲間で鼓舞し合いながら。時に、多様な方から誹謗中傷にあって挫けそうになったりもしましたが、4年目を迎える現在、トミホクルーという保育改革を共にした仲間で笑顔と感謝を巡らし暮らしいます。


そんな中、村上の仕事の1つは、トミホクルー(富岡保育園の保育者)が常に試行錯誤を主体的にできる環境作りです。未来へ希望を繋げる保育をするためには、皆が傍観者ではなく参加者として物語を紡ぐ必要があります。

そして、現在とりかかっている仕事を本日お伝えします。それは、「“保育園”という概念を変えること」です。ブログ内でも、しばしば登場する『とみほ村』という村コミュニティ化を定着できないかと、地域、市内、県内、国内での存在価値を“オンリーワン”にする働きかけを試みています。

有名人でも芸能人でも、ましてや才能が優れているわけでもありませんので、「そんなこと、アンタみたいな一般人ができるわけないじゃん!」との声も聞かれます。しかし、地道に、着実に、『とみほ村』コミュニティには、ファン層が増えてきている結果があります。そしてトミホクルーの日々の『丁寧な暮らし』が目指した保育実践の積み重ねで、“保育園”枠からアップデートできそうな雰囲気が見えてきているのも事実です。


本日は、本来は内緒にしたい部分も多々ある内容をブログ読者の方限定でお話しさせて頂きました。『とみほ村物語』は、皆で一緒に作り上げる物語です。子どもはもちろんのこと、保育者、また保護者の方。そして地域の方や、地域外の方。あらゆる多様な方々が行き来しながら紡いで語り合っていく物語です。さあ、次の1ページはあなた次第かもしれませんよ。是非是非、勇気を出して岡山県笠岡市富岡605富岡保育園までお越し下さいね。いつでもあなたをお待ちしております。

根底
2020-07-26
「産後うつ」とは!?

こんにちは。先日、とみほ村の仲間が無事出産したことを報告受けました村上です。母子ともに無事でなによりであります。


さて、ただいま世間では乳児が何時間も放置されたり、幼児が何日間も放置されたり‥乳幼児関係者だけに限らず社会全体として心が痛む時間が多発しています。

なぜ、困難を乗り切り祝福されて産まれてきた母子の間でこのような事件が起きてしまうのでしょうか。


ブログ読者の方で「産後うつ」という言葉を聞いたことがある方はおられるでしょうか?(←事件との関係性を立証するものではありません)

「産後うつ」とは、お母さんが出産後に発症するもので、不安、緊張、抑うつ感、罪悪感などの精神症状と疲労感、頭痛、食欲不振などの身体症状が見られます。

※ちなみに「産後うつ」は10%~15%のお母さんが経験するんだそうです。


「産後うつ」の原因は⁉︎育児にともなう不安や悩みなどのストレスや身体的な疲労、配偶者のサポートの欠如などが挙げられます。

さらに、女性ホルモンは妊娠後に多く分泌されるようになるのですが、産後は女性ホルモンの分泌量が大きく低下します。女性ホルモンの減少は神経伝達物質の働きに負の影響を与え、前頭葉の機能が低下し、意欲や思考が低下してしまうのです。


上記の事実を知るだけで、産後のお母さんを1人にせずに、皆でケアする重要性が分かるのではないでしょうか?

ヒト(人間)は、そのことを科学的に証明する前から、ある養育方法をとって、お母さんたちを守ってきました。

それは‥お母さん以外も子育てをする『共同養育』です。専門用語では『アロマザリング』と呼びます。


もしもマンションやアパートの一室で、母子だけの子育てが行われているとしたら⁉︎育児のストレスを母親が1人で負うことになるのは明白であり、危険な状態にあるとも言えるかもしれません。

私たち、保育施設が現代社会で担う責任は、ヒト(人間)が遺伝子を未来に繋げるために大きな役割があると言っても過言では無いと自覚しております。

2020-07-25
子どもの教育環境における排除の働きやすさ

こんにちは。休日の保育園の静かさが好きな村上です。子どもたちと向き合っているのは、人間(保育者)だけでなく、建物だったり玩具も誠心誠意向き合っているのでは⁉︎休日は建物も玩具を息を潜めてお休みしていました。


さて、最近のブログ‥かなり村上の日記的な要素が強くなってきておりましたので、本日は少し込み入った話をしたいと思います。

脳科学者である中野信子先生の著書より(人は、なぜ他人を許せないのか?)『子どもの教育環境における“排除”の働きやすさ』が懸念されています。

日本の学校教育(幼児教育も含めても良いと僕は思います)集団の維持、社会を破壊しないことの大切さを教えることを重要な原則として行われます。

集団(クラス、学校)を維持し、社会のルールを壊さないという暗黙の課題に能力を発揮する子どもが、“教師に評価され”、“褒められる”仕組みになっているわけです。

上記を重視し過ぎると、「集団を破壊する存在としての天才的な子どもが排除される」ことになりかねない。と、中野信子先生は述べております。


ブログ読者の方は、「はみ出し者」と呼ばれた経験などあるでしょうか?

こうした子どもたち(大人も含め)は、生きづらさを感じ続け、たまたま理解してくれる人に出会えれば救われます。

“社会性”については、もちろん国を守るため、個人を守るためには必要不可欠ですが、重視しし過ぎるのは、弊害や損害とも言えるのでは!?と村上は考えております。

おやすみ
2020-07-24
『家庭的』って何だ⁉︎

こんばんは。“家族”のありがたみを一身に感じております村上です。

ブログ読者の方にとって“家族”とは?どんな存在でしょうか?

村上にとっては、血の繋がりある無しに関わらず、心身ともに委ねられる関係性なんじゃないのかなとも思っております。


さて、保育実践において、『家庭的』というフレーズを何度も聞いたことがあるかとは思います。

実は、この『家庭的』な保育を実践するには、現代保育では結構難しかったりするんです。

なぜか?だって、同じ年齢の子どもが家族内にそんなに沢山いることなんて無いんですもんね。『家庭的』を忠実に再現して実践したいならば、年齢別にまんべんなく子どもがいることが必要です。


とみほ村(富岡保育園)では、『家庭的』をいかに再現するかを考慮した結果‥遊ぶ時間においては、年齢関係なく、お部屋の移動や活動内容を全てオープンに自由にしております。そして次の課題が、ご飯を食べたり寝たりする生活の時間での再現です。

課題が明確になれば仲間で解決する方向と明確になります。課題に対しネガティブな不平不満の言葉を並べるのか⁉︎それとも、ポジティブにシステムの改善を繰り返していくのか⁉︎


※添付写真の“家族”では、異年齢でポジティブな話し合いがなされているようです。大人のいないスペースでの子どもたちの会話のやりとりは社会と同等であり、どのような展開がなされていくのか気になります。是非‼︎岡山県笠岡市富岡保育園へGO‼︎

家族
2020-07-23
“同じ景色”が見えるツール

こんばんは。「村上先生おる⁉︎」と小学生に指名されました村上です。学校帰りに遊びに来てくれたようです。「手のかかる子どもほど可愛い」と言われるように‥ついついランドセルを開けて“学校での景色が見えてきそうなノート”やらを見てしまいました。

ココだけの話‥小学校の先生の“根気”に頭が下がりました。保幼小(保育園+幼稚園+小学校)の連携において、互いの懐をオープンに見せ合うことが子どもたちの健全な成長には大切なんだろうなと確信したノートでした。


さて話は変わりますが‥『おんぶ』と『抱っこ』の違いって何だと思いますか?

いろいろあるんだと思うんですが、1つ確実に言えることが‥

【見える景色】が違うんだと思います。『おんぶ』の場合、『おんぶ』をする人と“同じ景色”が見えるんですね。


どっちが良いわけではありませんが、『おんぶ』は、子どもが大人と“同じ景色”が見える重要なツールなんだと僕は思います。そして、保育園や幼稚園の年齢の子どもだけではなく、小学生や思春期の子どもにも、『おんぶ』は必要ツールではないでしょうか?

おんぶ
2020-07-22
葛藤することが大事

皆さま1日お疲れ様です。熱気が迸る暑さに思考が停止しかけの村上です。こんな時は、考えるのをいったん辞めて、掃き掃除や片付けなどをして黙々と動くことを意識しております。


さて、2020年度7月21日現在のとみほ村。気温が高いことから、子どもたちはスロースタート気味ながら、いつもの様に水遊び。ただ、暑過ぎると感じると、室内で遊ぶ子どもが多くいた様子です。

夏の保育活動で、保育者が葛藤してしまう点を本日はコッソリお伝えしますね。


夏と言えば⁉︎そう‼︎「水遊び」が主役になってくるのですが‥(とみほ村では季節を問わずに水遊びシーンが見られますが)ダイナミックになればなるほど‥

そうなんです。後片付けが大変になっちゃうんです。コレは、保育の専門書や雑誌にも掲載されない本音です。

後片付けが大変になるのを見越して、ダイナミックな水遊びなどを「見守る」のです。

ここで、保育者(大人)都合で、後片付けが大変になるからと、子どもたちの遊びに制限をかけるのか⁉︎


「保育者が設定したダイナミックな水遊び」と、「子ども主導のダイナミックな水遊び」とでも当然異なってきます。

保育者が設定したものならば、遊びの見通しが保育者にもたち後片付けまでの配分なども予想がつきやすいです。

しかし‼︎子ども主導となると、遊びの見通しが保育者には想定外になることも、しばしばあるので、当然配分もできません。


↑上記を踏まえた上で、子どもたちの1日の安心安全の生活に責任を置く保育者は葛藤しちゃうんです。

“子どもにとってどうか”を常に保育の中心に考えることが保育の質の基本的考えなのは御周知の通りです。

責任を果たしつつ保育の質を考慮しながら保育実践に取り組む保育者たち。


本日の内容はまとまりせん。だって保育者が自問自答し、葛藤することこそが大事なのですから。葛藤を共有したり、一緒に試行錯誤できる仲間(チームワーク)が必要なのは言うまでもありませんよね。

あついよね
2020-07-21
〇〇を無くす時に必ずしなければならないこと

おはようございます。園庭長より「アジサイのドライフラワーリース」をプレゼントして頂きました村上です。ドライフラワーの何だか味わいのある雰囲気が好きです。


さて、本日は「ほぼムラカミときどきキミちゃんmagazine第3号」の発行日です。

(※↑上記のmagazineは、読者と副園長村上+園長キミちゃんの会話形式による保育への想いを綴ったものです。)

今回の号の中で取り上げている1つのテーマ「なぜ“ない”の?運動会・発表会・参観日」について、今日はブログ限定で、より詳しくお話しさせて頂きます。


富岡保育園(とみほ村)では、2017年より保育方法を一新した経緯があります。もちろん「行事」に対しても取り組みを変える努力をしました。その時に話し合った内容の一部を紹介すると↓

「“行事”って、そもそも何のためにあるのだろうか?」

「“行事”って、いつから始まったの?」

「“行事”で絶対しなければならないことは?」

「“行事”で得られる子どもの育ちとは?」

などなどを徹底的に洗い晒しに話し合いました。当時はコロナウイルスは出現しておりませんでしたので、ソーシャルディスタンスを考慮して行事を取りやめにする必要性はありませんでした。だからこそ、“行事”について根本的に本質を問いながら改革することができたのは今では有り難かったと振り返ります。

話し合っていく中で、逆説的な意見が、今後の富岡保育園の保育を変える鍵になりました↓

『そもそも“行事”が無いと、子どもたちは保育園が楽しくないのか?成長や発達はのぞめないのか?』

ここから編み出した結論が↓

【毎日が、一瞬一瞬が、特別な時間】

“行事”で得られる成長や発達を、日々の暮らし時間の中で見つける保育実践と発信を徹底していきました。


『〇〇を無くす時には、必ず、〇〇は日々の暮らしの中にあることを、丁寧に熱く発信すること』を、富岡保育園では心がけています。


この度は、コロナウイルスの影響で全国の保育関係者の方が“行事”に対してお悩みだとお聞きしたりします。改革する場合には、「コロナウイルスだから」ではなく、「“行事”ってそもそも!?」と話し合っていくと道が拓けていくのではないでしょうか。少し偉そうに厚かましくお話しさせて頂きましたが、僕たち富岡保育園には運動会・発表会・参観日を無くした結果と、無くした後の保護者様・子どもたちの満足度を上げている結果があります。

“行事”について変えたい気持ちのある全国の保育関係者の皆様に【勇気】が届けられたらと願っております。

“いま”
2020-07-20
待つ

こんにちは。海釣りをする友人親子の見学に来ております村上です。

「釣り」の極意は、一にも二にも【待つ】です。釣竿の感触や、竿の先の揺れなどを見ながら、ただひたすら【待つ】です。

この時、もう一つのポイントは、釣り糸の『張り具合』です。ゆるすぎても巻きすぎても釣れません。


「見守る保育」の極意も、【待つ】が挙げられるのではないでしょうか。子どもの感情や行動を見ながら、【待つ】です。

『距離感』も縮めたり広げたりしながら、過干渉にならず放置にならずに見守ります。


子どもとの関わりだけではなく、人間関係全般でも言えるのは間違いありません。家族や友人、同僚との関わりで【待つ】が非常に重要なポイントに挙げられのは、ブログ読者の方も含めご理解得られるのではないでしょうか。

ちなみに、村上は【待つ】がめちゃくちゃ苦手です。ついつい、先回りしてしまったり、自分の思い通りに事を進めようと急いてしまいがちです。相手の出方を良い張り具合で【待つ】を心がけたいと自省する今日この頃です。

2020-07-19
『子どもを子どもあつかいしない』害虫駆除業者の会話テクニック

こんにちは。午前中、マネージャーと“エアコンのフィルター”や“扇風機”のお掃除をしておりました村上です。快適に“暮らす”ためには日々の細めのお手入れが必要です。


昨日は、園庭の木々などのお手入れを害虫駆除の業者にして頂いたのですが‥(梅雨期には裏山からムカデやハチやゴキブリなどが飛んでくるんです。)

業者の方が害虫駆除の消毒をし終えて、帰る準備をしていたところ‥消毒する場面を見ていた1人の男の子(3歳児)が話しかけていたのを目撃しました。

男の子「次は、何するん?どこに行くん?」

業者の方「今日はこれで終わりなんよ。これから園長先生に“報告”に行くんよ。」

男の子「園長先生に何するん?」

業者の方「園長先生に“報告”に行くんよ。」

男の子「!?園長先生に何するん?」

(業者の方は少し間をあけて、何かを悟ったように‥)

業者の方『園長先生に「木の消毒が終わったよ」と“知らせに”行ってくるね。」

男の子「ふーん。そうなん。バイバーイ‼︎」

業者の方「バイバーイ‼︎」


男の子(3歳児)にとって、“報告”という言葉の意味が分からなかったことに、業者の方が気付いて、噛み砕きながら訳して伝えてくれていました。


一部始終を見守っていた村上は、業者の方の子どもとの会話に、保育者(養育者)として見習わなければならないポイントがありました。


まず、3歳児に対して“報告”という言葉を使ったこと。3歳児を「小さい何も分からない存在」としてではなく‼︎「自分と同等の1人の人」として向き合った結果です。

ついつい僕たちは『子どもを子どもあつかい』してしまうのですが、『子どもも1人の人』です。難しい言葉を伝えると「分からないから“考える”」ことができます。そして「考えて分からなければ、相手に聞く」こともできます。

業者の方が“報告”という言葉を使ったことで、男の子(3歳児)は、「“報告”ってどんな意味なの?」と考え、業者の方が訳し直してくれる「“報告”って“知らせる”ってことなんだ」と語彙の理解を深めることができました。


子どもの「言葉の発達」において、「養育者の語彙力」が大きく影響していることが分かっています。養育者である僕たち保育者自身が、多様な学問を学び続けることが必要なのではないでしょうか。

※ブログ読者の方、オススメの本などがありましたら村上に教えて下さいね。


2020-07-18
【鎖国】のメリットとは?

皆様1日お疲れ様です。本日のPET CTの検査結果がガンの再発は現状無しとの診断を受けホッとしております村上です。まだまだトミホクルーたち、とみほ村の行く先を一緒に味わたいんです。


さて、今年度は県外や海外研修を全てキャンセルし、研修は園内のみの方針と決定しております。

すると‥「とみほ村って【鎖国】されちゃったの?」と思われてしまうかもしれません。

【鎖国】と言えば、『江戸時代』をご想像されるかと思いますが‥実は江戸時代って、【鎖国】のお陰で、独自の豊かな文化が創造された時代でもあります。浮世絵だったりの絵なんかを見ると、同じ時代の世界の絵とは画を逸しています。


有名な教授や講師からの学びの機会は減ってしまうのは事実ですが、逆に地域の方との交流から学びを深めたり、保育者・保護者の養育者が協働して、とみほ村独自の文化を作るチャンスでもあります。


※添付写真は、本日の「お昼のお掃除時間」です。富岡保育園の園児たちは「毎日決められた当番活動」がありません。そのため「年齢ごとの決められたグループ」もありません。しかし、毎日誰かが、お昼のお掃除やご飯の準備を手伝っております。

お昼のお掃除
2020-07-17
厚生労働省からの御達し紹介

おはようございます。早番の先生方と談笑しながら園庭の掃き掃除をしました村上です。とみほ村の門をくぐると、保育者たちの温かい笑顔と言葉に「よーし、今日も1日はじまるぞー‼︎」と気持ちが改まる思いなのは、子どもも大人も一緒なのではないでしょうか?


さて、先日、厚生労働省からの御達しがありました。

「保育士等の処遇改善や保育現場の環境改善への取り組み、質の改善のための0.3兆円超の予算確保に取り組む」とのことです。


0.3兆円っていくらだっけ?と、考えこんでしまう村上はひとまず置いておいて‥


質の改善→【保育の質】の確保と向上を、僕たち保育施設は、“しなければならない”のが厚生労働省から御達しです。


そして、【保育の質】について、多層的で多様であることは明記されつつも‥日本国における全国保育施設に絶対的に言えることが厚生労働省から明記されておりましたので本日発表させて頂きます。


それは『保育の質とは何か?を問い続けること』です。

そして、問い続ける要素を3つ厚生労働省は提示しています。

■遊びの重視

■1人1人の応じた関わり

■子ども同士の育ち合い

この3つを富岡保育園(とみほ村)でも、日々問い直し続け、【保育の質】の確保と向上に努めてまいりたいと思います。


※厚生労働省の御達しの中で、【保育の質】の確保と向上に向けた取り組みの1つに、『多様な視点を得るために“開かれた”取り組みをすること』と明記されております。是非是非、ブログ読者の方も含め、富岡保育園(岡山県笠岡市富岡605)まで足を運んで頂けると有り難いです。

2020-07-16
昭和感満載の水たまり遊び

こんにちは。勤務表作りに日夜励んでおります村上です。子どもの現状と合わせて保育者の現状把握に努めるために、事務長に勤務表作りをさせて頂くことにしました。

(思案を重ねていくと、村上が現場保育者への理解不足が露呈され、とても勉強になっております。特に主婦層の保育者が「家事・育児・仕事」をこなすことへの尊敬の念が湧きに湧いている村上です。)


さて、とみほ村(富岡保育園)の園庭には‥雨が降ると【水たまり】がたくさん出来ます。

実は、水たまりができるように平らでは無く“凸凹に”計算して園庭整備をしています。

加えて、子どもたちが、あちらこちらに穴を掘りまくっているので、より【水たまり】できる寸法になっています。

【水たまり】って、子どもの遊びにはメリットが半端ないんです。(逆に、大人たちにとっては、汚れちゃったりのデメリット半端ないのですが)足を入れてチャプチャプしたり、中の泥んこの感触を味わったり。

昨日、3人の男の子(3歳児2人、2歳児1人)が、『昭和感満載の水たまり遊び』をしていました。


名付けて‥

『水たまりに足が触れないように足をどれだけ広げれるか競争』です。

見ている保育者はヒヤヒヤものですが、半分は「おもしろい‼︎頑張って広げてー‼︎」って、なっちゃう場面です。

1人の子どもが勇気を出し実行に移し自慢すると、1人、また1人とチャレンジの連鎖が起こっていきました。


ブログ読者の方は【水たまり】で、どうやって遊びますか?


チャレンジの連鎖
2020-07-15
『アツアツの人間関係』

こんにちは。“カッパと安全靴”を装着して園の玄関前横断歩道で朝の挨拶をしておりました村上です。大雨の日、保護者の方は必死で登園までこぎつけます。車のドアを開け、傘をさし“ながら”、長靴などを履かせ“ながら”、チャイルドシートから下ろし“ながら”。

(↑上記の状況を追っていくと、「子育て」は『ながら』が重要なんだな~と思っちゃいます。)


さて、とみほ村のお昼ごはんで出る「ご飯」は、虹グループ(3.4.5歳児生活グループ)のお米を炊きたい子どもが2人ずつほどで、お米担当保育者と支度をします。

本日、ちょうど「ご飯」が炊き上がって、窯に出し終えた場面に遭遇しました。

部屋はお米の良いニオイが充満していました。

そして、良いニオイのお隣には‥良い表情の子どもと保育者がいました。

しゃもじについてとれなかった「ご飯」を味見していたんです。

『アツアツのご飯』と同様に、味見をする『子どもと側で見守る保育者の関係性はアツアツ』に感じられる空間でした。



アツアツ
2020-07-14
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