富岡保育園へようこそ!「伸びる。成る。子どもも大人も互いに伸び合い、成長し合う『大きな家』でありたいと願い、社会福祉を支えています。

富岡保育園

副園長ブログ

待つ喜びを味わえる、貴重な時期

じょじょに、春が近づいてる…そんな気がしませんか。今日の、岡山県笠岡市富岡は、比較的あたたかい…そんな気がしました。植物たちの“つぼみ”も目には見えないほどに大きくなっているかもしれませんね。

祝日ではありますが、園の事務所では、園長がカタコト、パソコンとにらめっこしていました。

いつぞやも記したかもしれませんが…子どもたち、大人たちもそうではありますが、発達は連続的なものなので、何年生の、何月の、そのような基準で比較や判断、評価することほどナンセンスなものはありません。

ただ、そうではあるんだけど、保育園や学校といったコミュニティでは、4月にはじまり、3月に終わるといった風潮なため…3月と4月の間は“コミュニティとしての”ひとつの区切りなんですね。(“子どもの発達として”ではなく)

でね、このひとつの区切りを、コミュニティに関わる全ての人に、少しでも納得してもらえるように…園児も、保護者も、職員も、ボランティアの方たちも「いろいろあったけど、いい一年だったな。」そんな風に思える下地、着地を、園長はカタコト、パソコンとにらめっこしながら作っているんだと思います。


そして、対照的に筆者は、無地の用紙に向かって、ガタゴト鉛筆で書きなぐっています。

園長が着地ならば、副園長は「よし!次の一年も楽しみだな。」そんな風に思える下地、踏み切る準備を無地の用紙に書きなぐりながら作っています。

具体的に言えば、当法人には、富岡保育園とクレヨンKIDS、2つのコミュニティがありますので、その所属先もそうですし…園長もいれば、主任や副主任などの職務もありますから、それらもそうですし‥委員会も複数あります、そしてもしかすると新しい係やチームなどが必要とあれば作る必要もあるでしょうし…いわゆる、世間一般で言うところの、人事を練りに練っているわけです。

練り練りする際に、常に意識していることは、当法人の理念です。

『子どもも大人も地域も、互いに“伸び合い”“成長し合う”大きな家でありたい』

伸び合える、成長し合える、そんな人事を目指してガタゴトしています。

得意なことや興味のあること、好きなこと…“適材適所”を意識した人事はもちろんのこと…こんなことや、あんなことも経験してほしい、そんな希望に溢れた人事も考えたい…そして、新しい自分に巡り合えるかもしれない、人生を彩るような人事が閃けば、なお良しと思っています。


ひと区切りが近づく、この時期に、伝えておきたいことがあります。園長や筆者だけでなく、各家庭でも、着地したり踏み切ったりする準備をしていることかと思います。そんな時って、ドキドキワクワクもすることでしょうし、ソワソワアワアワもしがちなんだと思います。

だからこそ、そんな時だからこそ、地に足をつけること、何気ない日常を大事にしてほしいと願っています。

なんだか慌てて習い事に通わせてみたり、なんだか焦って訓練や矯正をするよりも…この時期を、十二分に満喫できるように、じっくりと子どもと向き合ってほしい。冬から春をめがける植物たちのように。じっくりと。待つ喜びを味わえる、貴重な時期だと思って。

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コシノジュンコばりのドレスや!
2025-02-11
死角に副園長あり

本日は、「笠岡市議会 全員協議会」…①笠岡市財政健全化プラン②令和7年4月組織見直し案の変更について…2つの案件について、議場が開かれました。

令和6年11月に策定・公表した「笠岡市財政健全化プラン(素案)」をもとに、市民の方たちから、パブリックコメントを求めたところ‥なんと‼︎笠岡市史上最多となる、155者から748件の提出があったんだそうです。

その一件一件について、市長を筆頭とする執行部は、丁寧に回答をしつつ‥貴重な提言として参考にしながら、素案を本編にまとめたようです。

ここでは、具体的には記しませんが‥パブリックコメントの多さを、どのように捉えるか?

市民から炎上していると捉えるか、それともたくさんの市民が“当事者意識”を持って市政に取り組んでいると捉えるか‥

僕は後者だと思いたい、いや思っています。そして、これから“笠岡市は伸びる時”が来ると思っていますし‥だからこそ、その時に必要な備えをしておくべきだとも思っています。

苦渋の判断と決断をした市長の施策を、議員としては、今後しっかりと冷静に公正に評価しながら、共に笠岡市の発展へ向けて、活動を促進させていきたいと思います。

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強い決心を固め、議場を後に‥富岡保育園へ戻ると、お昼ごはんの時間でした。ここのところ、筆者は、とある場所で食事をとっているんですね。

子どもたち、また現場の先生たちにとっても、死角になる場所‥かつ!子どもの声、また先生たちの声も聞こえる場所‥そんな場所です。

するとですね、子ども同士のやりとりも、子どもと先生とのやりとりも、そして先生同士のやりとりも、“素”のまんま聞けちゃうわけですよ。

これがねぇ、子どもも先生も、とにかく優しいし、仲が良いよなぁって、実感するんですよ。その実感とともに食べるご飯が、まぁ美味しいの。

ちなみに、今日は、節分用の、あの素朴なお豆が残っていたみたいで‥試験的に、お豆と煮干しを甘く和えたメニューが添えられてあって、これがまた美味しいの。

筆者の存在に気づいちゃった、お台所クルー(給食の先生)に、「正式メニューにしようよ!」と即言っちゃいました。

最後に、これだけは記しておきますと‥私は盗み聞きするために、この場所でお昼ごはんを食べているわけではありません。たまたま聞こえてきては、ハッピーにさせてもらっているだけです。くれぐれも誤解のないように、宜しくお願い致します。

2025-02-10
笠岡市議会 議会報告会 速報

2月9日 日曜日 午後13時30分 笠岡市保健センター ギャラクシーホールにて「笠岡市議会 議会報告会」が開催されました。ご参加していただいた皆様、たくさんの貴重なご意見、ありがとうございました。

このたびは…①笠岡市の公共交通について②笠岡市の土地利用及び施設の今後の考え方について…この2点にテーマをしぼり、意見交換がなされました。

参加者が30名ほどの少人数だったため、参加されたほとんどの方のお声を聞くことができました。たくさん集まるのももちろん良いのですが、少人数ならではのメリットも感じられた、そんなひとときでした。

筆者は書記の役として、①笠岡市の公共交通についての班に参加しました。

そこでは…

笠岡市内に走るバスの路線についてこのままで良いのか⁉︎

デマンドタクシーについて今後どうなるのか⁉︎

そもそもデマンドなどカタカナ言葉では分かりにくいのではないか⁉︎

病院や買い物、市役所などへの公共交通機関を使った移動のシュミレーション例を分かりやすく提示したらどうだろうか⁉︎

市のアンケート調査について、無作為にとるのではなく、現在利用している人に焦点をあてると、魅力向上につながるのではないか⁉︎

公共交通対策の市の体制作りに本気度が感じられない…

今日の意見交換会の話しを聞くことができて良かった…

などなど、熱心に、そして真摯な、意見や感想が飛び交いました。

今日のお声を参考に、筆者も所属する「総務文教委員会」にて、市民にとって最善の公共交通の政策提言を作っていきたいと思っております。

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保育園の公式ホームページ上のブログにもかかわらず、保育や教育に関係ないのでは⁉︎と、思う方もいるかもしれませんが…

実は、ほとんどの方たちが関係してくる内容だと言っても良いと思っています。

笠岡市では、小中学校の統廃合が、これから進んできます。通学に公共交通を必要とするタイミングが出てくるかもしれません。

また、年配になってくると、免許を返納するタイミングで、公共交通について、深刻に考える時が来るかもしれません。

老若男女、全世代で、アイデアを出していきたい、そう筆者は願っております。

2025-02-09
ただいま寿久園さん園庭の剪定中

昨夜のこと。笠岡市内の、最寄でない、行き慣れていない、とあるコンビニへ入ったところ…どこかで見かけたような、馴染みのあるような、そんな店員さんを見かけました。

そして、おにぎりとカップ麺をレジへ持ち寄った、その瞬間に気づいたんですね。

10代、20代の頃に、仲間と、よくたまっていた、あのコンビニの店員さんじゃないですかと。

「おひさしぶり。そして、おかえりなさい。」

その店員さんは、クスッと笑うような笑みを浮かべながら、話しかけて下さいました。

「おひさしぶりです!そして…“!?”おかえりなさいって!?えっ!?」

おひさしぶりまでのフレーズは、すぐに共感できたのですが、おかえりなさいのところのフレーズが、どうにも理解できなかった、筆者。

再会したコンビニが、よくたまっていた“あのコンビニ”であれば、すぐに納得したのでしょうが…

すると、再会した店員さんは、さらに笑みを浮かべながら…「鹿児島から、帰ってきたんでしょ。よく頑張ってるね!お疲れ様!」

この答えに対して、筆者が、なぜ知ってるのだろうかと、困惑した表情を浮かべたことを、すぐに察してくれたのでしょう、すかさず…「ブログ読んでんのよ‼︎面白いし、上手に書いているよね、毎日‼︎」

10代、20代の、あの頃も、この店員さんは、コンビニへたまる筆者や仲間に、とっても優しかったんです。そして、再会しても、あの頃の優しさ…そのまんまだったんです。今度、あの頃の仲間と、最寄りでないけど、顔馴染みの店員さんのいるコンビニへ、行ってみようかしら。

声をかけて下さり…またブログまで読んで下さり、本当にありがとうございます。


副園長ブログをはじめて、本日が【1985】回となります。再会したコンビニの店員さんも含めて…県内の司法書士の叔父貴(義理)…ブログの閲覧方法を息子さんに教えてもらって読んで下さっている市内の80代のご年配の方…東京にいる保育コンサルのアニキ(義理)…カナダにいる保護者様…ユニークな旦那様をお持ちの在園児のお母様…さまざまな方たちに、見守られて、日々綴ることができております。

まずは、みんなで目指せ2000回ですね。引き続き、お付き合いしてもらえるよう、手を動かし、足を動かし、ウキウキワクワク、そしてたまにはドキドキゾクゾク…できるような、そんなブログを綴っていきたいと思います。今後もどうか、宜しくお願い致します。

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およそ300年の歴史を紡ぐ貝塚伊吹の木
2025-02-08
明日、死ぬと分かっていたら…

ブログ愛読者たちに問います。

「明日、死ぬと分かっていたら…どんな言葉を、最後に綴りますか?」


笠岡市議会議員、会派「創政みらい」鹿児島視察研修、2日目に訪れた【知覧特攻平和会館】…太平洋戦争末期、沖縄戦において、人類史上類のない特攻作戦で亡くなられた陸軍特別攻撃隊員の遺品や遺書などを目にし、説明のできない想いがこみあげてきました。

「二度と悲惨な戦争を起こしてはならない」という平和のメッセージ、命の尊さ…ただ、それだけではない、何かが、発せられていた場所でした。

最年少で17歳。エリート中のエリートが選ばれて、特攻に殉じていく…ただ、その直前には、肉筆の手紙と、写真が撮影されるわけなのですが…そのどれもが、笑顔であったり、清々しく見えるんです。複雑な気持ちは絶対にあったはずなのに…そして、肉筆の文字は、どれもが、懇切丁寧。そして、“鬼畜米兵”と記されるものよりも、圧倒的に“誠”や“孝”など、実直さや、感謝、またそれらが足りなかった己れへの許しの懇願などが記されていました。

また、親であったり、婚約者へ向けて、その後、元気であってほしい、笑顔でいてもらいたい、現実を生きてほしい、そんな切なる想いを、連ねているものも、大多数、見られました。

平和や戦争であったり、特攻であったり、正しく、美化せず、今後、より学んでいきたい、そして次世代へ訴えていきたい、そんな想いであるとともに…まだ学びが不足しているため、つっこんだ発信が今の筆者にはできないことをお許し下さい。

ただ、冒頭の問いに関しては、副園長ブログもそうですし、市議会での個人質問でもそうですし、言葉を扱うものとして、今、この場で、考え直したい。

今、口にする言葉。

今、綴る言葉。

明日、死ぬと分かっていても、同じ言葉を口にするでしょうか。綴るでしょうか。

私自身。だとするなら、このブログもスマホでなく、肉筆にするでしょう。

そして、だとするなら、なんやかんや、不平不満や、文句や、悪口、愚痴に、それらの言葉に時間や労力を割くよりも、最後には、最期には、良い言葉を残したい、遺したい、そう思うでしょう。


会派「創政みらい」会長から…「一期目の議員は、必ず、ここへ来んといけん。命を懸けて、笠岡市を守る“覚悟”はあるか?」この鹿児島視察研修期間に、何度もこの問いをかけて下さいました。

命を懸けるとは、やぶれかぶれでなければ、粗末にするものでなく…その命の尊さを知り、周りへの感謝や気遣いができてこそのものだと。

謙虚に、だからこそ媚びることなく。

実直に、であるからこそ弱さを認め。

信念を培い、前に進んでいきたい。

そう、思っています。村上太志

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2025-02-07
今日から副園長ブログ再開です!

さて、3日ぶりの副園長ブログになります。日々の振り返りを丁寧にするには、やっぱり毎日更新が最適だろうなと思いますし、筆者自身の生活にもリズムがつきますし、何より筆者自身が寂しい。けれども、意識的に休んでみると、思考や記述にあてていた時間や労力が、ぽっかりと空きますので、そんな穴のようなところも、あっても良いのかなとも思ってもみたりもしました。もはや日本語がおかしくもなってもいますが…ブログ読者の皆様、今後も宜しくお願い致します。

今日のブログは、この3日間の、笠岡市議会議員としての鹿児島視察の報告をする…べきなのでしょうが…その前に、このネタだけは綴っとかなきゃいけない…そんなネタがあるわけですよ。つまりはネタが、たまっちゃってるってことね。

笠岡駅に7名の議員で集合し、福山駅で新幹線に乗り換えました。新幹線「さくら」へ乗り込み、広島、福岡と進んでいき、鹿児島中央駅を目指していきます。

そんな目指す先があるにもかかわらず、よもや、新幹線に乗りたてで、ある不安がよぎりはじめたんです。

「ちょっと、待てよ…アパートの“電気ストーブ”の電源、切ったっけ!?」

たしか、鹿児島行きを前に、遠足前の子どものように、早く目が覚めて…とにかく長風呂をしながら本を読んで時間を潰して…風呂上がりにドライヤーをして、これは電源は切った、間違いない。洗濯をすませて、洗濯機の水道の蛇口も閉めた、これも間違いない。掃除機をかけて、こちらも電源を間違いなく切った。鹿児島行きのカバンへ、持ち物を詰め込み、タンスの扉も閉めた。そして、スーツを着ようとしたところで、少し肌寒くなったもんだから、小さな電気ストーブの電源を入れたんだ。そして、着替え終わって、歯磨きをして…最後にもう一回、トイレへ行こうと思ったところで、電気ストーブの電源を切った⁉︎っけ⁉︎…トイレをすませて、玄関で靴をはいて、そしてアパートの鍵は間違いなくかけた。でも待てよ…電気ストーブの電源だけは、どうしても自信がもてんぞ…。

笠岡から、鹿児島へ、どんどん近づくたびに、その不安はどんどん、おっきくなるんです。

ちょっと待てよ…歯磨きをしながら、新聞見たよな‥そして、電気ストーブの近くに置いたよな、たしか。

これは、マジで、ヤバいやつじゃないか⁉︎

「岡山県笠岡市富岡で火事がありました‼︎出火原因は、アパートの一室の、電気ストーブの電源の切り忘れです‼︎」

そんなニュースが、今にもすぐに飛び込んできそうで…もはや鹿児島どころの騒ぎじゃないわけですよ。

このメンタルで、3日間、鹿児島で過ごすことは、到底できないと、新幹線の車内でトンネルを潜りながら思った筆者は…あわてて、アパートの契約会社へ電話をしました。そして、もろもろの事情を熱心に告げ、とにかく電気ストーブの電源の確認をお願いしたのですが…まさかの規約外だと、つっぱられる始末。頭を下げればどうにかなるだろうと、下げ続けてみたものの、規約に勝てないのが現代の現実でした。

ただ、ここであきらめるわけには、絶対にいかないわけですよ。だって、火事ですよ。とんでもない事態が頭の中で右往左往するんです。

そんな時に、これしかない‼︎と、言わんばかりに、今度は電気会社へ電話をしました。電気さえ止まれば、もしも電気ストーブの電源が入っていても、止まるだろうと。

しかしですね、この作戦は、運との勝負だったんです。電気会社って、なかなか繋がんないんですよ。そして、その上、繋がったてしても、トンネルごとに、電波が非常にあやしい状態になるんです。

そんな状態が、いくばくか続きましたが、最後には、筆者の執念が、運を呼びました。電話係の方と、お話しすることができ、急遽、電気を3日間、止めてもらうことができました。

そして、その瞬間、新幹線「さくら」の座席が、とても心地よくなったことは、言うまでもありません。

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ふと、思うところがあって…今回の、筆者のミス…結局のところ、電気ストーブの電源は切っていたものの…独居の方で、ましてや、あわてても、焦っても、作戦も思い浮かばねば、連絡手段など限られていたとすると…鹿児島行きでなくとも、日常から不安がつきまとうんだろうなと。

超高齢化社会が進むにつれ、思わぬ不安が生じては、今までにないサービスや援助が、間違いなく必要になってくるだろうと、痛感しては、さらに痛感した、視察の走り出しでした。

2025-02-06
明日から3日間ブログお休みです

2025年(令和7年)2月2日(日)日本経済新聞12面に“どう継ぐ戦争の記憶~古い戦争の記憶が薄れた時 新たな“戦前”は始まる』と、見出しが打たれていました。

あまり大きな声では言えないのですが…「戦争」についてのお話、語り継ぐことであったり、反戦を訴えたりすることって、自分の役割でないと思っていました。おじいちゃんやおばあちゃん、戦前前後の戦争体験者たちのものだと思っていたんです、正直。

けれども、よくよく考えてみると、アラフォーの筆者のおじいちゃんおばあちゃんですら、亡くなっていたり、90歳前後なわけですよ。体験者たちがどんどんあの世に行っては、語り継ぐことや、反戦を訴えることを風化させて良いものか。

記事には…「戦争の記憶は年々薄らぐ。前線に立った人、銃後を守った人、ともに老い、世を去った。荒廃から復興した場所も、さらに再開発の手が入り、往時をたどるようすがない。化学分析場のように残っても、由来や役割を語れる人も少なくなっていく。」「古い戦争の記憶が薄れた時、新たな“戦前”は始まると言われる。過去に学び、伝承していくことは、私たちに課せられた使命ではあるまいか。」などと、全国の跡地を背景に綴られていました。

筆者も、子どもたちを守る保育園の先生という立場と、市民を守る市議会議員という立場から、再度「戦争」について、学び、考え、しっかりと次世代へ発信できるようになりたいと、強く思っているところです。

明日から、笠岡市議会の会派「創政みらい」、政党「参政党」、そして筆者、合わせて7名で、南九州へ勉強に行って参ります。勉強先の1つに「知覧特攻平和会館」が組まれています。自分の感覚をフル稼働させて、そこにあるものを、しっかりと感じとりたいと思っています。

※明日から3日間、筆者は鹿児島「指宿市役所」「知覧特攻平和会館」「南さつま市役所」などなどを巡る予定です。(急用のある方はコチラへ→09033715648)

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※明日、富岡保育園では、富岡西に所作する「吉祥院」の住職・副住職さんをお招きして、10時から「豆まき」を開催します。お楽な方は、一緒に福を招き入れましょう。

※明日、クレヨンKIDS(でも豆まきをします。)では、笠岡市の監査が入る予定となっております。理事長ならびにクレヨンKIDS園長は、日中、監査官とお話しをしているかと思います。ご理解ください。

2025-02-02
目に入れても痛くない卒園児たち

昨日、卒園児にあたる小学生の女の子と、中学生の男の子たちが、富岡保育園へ遊びに来てくれました。手土産に、手作りクッキーを持参してくれるだなんて、よくデキた子どもたちじゃないですか。ちなみに、そのクッキーには、1つは筆者の名前が装飾されていて、もう1つはウンチの絵が描かれていました。うむ、センスも抜群でよろしい。

さて、今日から2月…園の郵便受けに、笠岡市の2月号の広報誌が入っていました。表紙には、艶やかな若者たちが勢揃い。1月に開催された成人式の模様を、たくさんの写真で特集してくれていました。

筆者にしてみれば、この特集って、楽しみでしかないんです。たくさんのハタチを迎えた若者の中から、よおく目を凝らして、ある人を見つけるんですよ。

その“ある人”とは、卒園して10数年経つであろう、卒園児です。晴れ着に包まれ、メイクや装飾も煌びやかなものですから、普段とは、また違った姿なのでしょうが…その中から、昔の面影を辿って、よおく、よおく目を凝らして、見つけるんです。

「あ!この子はもしかして!?あの子ちゃう!?」

発見できた喜びと、その多大な成長ぶりへの喜びとで、つい、声が甲高くなっちゃいましたもんね。

そして、こんな喜びに包まれることができる“保育園の先生”という職業への、ありがたみを、しみじみと感じたものでした。

さて、来年、ハタチを迎える若者たちは、どの世代の卒園児なんだろうかな。

ついでに…手作りクッキーを持参してくれた、小学生や中学生は、何年後にハタチになるんだろうかな。

そして、現在、通って来てくれる、在園児は…。

楽しみでしかないです。

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※このたびの『笠岡市2月号広報誌』では、[クレヨンKIDSの紹介文]と、頑張る若者のコーナーで当法人の[若手職員の紹介文]が掲載されています。お時間のある方、是非、見てやって下さい。

2025-02-01
数字の乱れで心を乱すなかれの巻

副園長ブログ愛読者であれば、だいたい見当がついているはずなんです。保育園での出来事や、ちょっとした専門的知識の紹介などが続くと、そろそろ副園長のプライベート話しが挿しこまれるはずなんです。

その見当は、やっぱり当たっていて、ちょうど、今日がその日なんです、副園長のプライベート話しの日なんです。


ときどき、こんな声をかけられます。「村上さん、悩みもなさそうだし、いつも同じ平常心だし、すごいね、いいね、うらやましいわ。」

こんな風に見ていただけてるなんて、御の字でしかないですよね。

ソワソワしたり、フワフワしたり、しょっちゅうなんですけどね、本当のところは…。

つい先日になります。ガンの再発検査の結果を聞きに出かけました。実は12月の検査結果の数値が思わしくなくて、この1月に再検査になったんですね。そして、そのタイミングで、肩だの肘だのが、訳も分からず痛むもんですから…何かと不安がよぎるわけですよ。「おいおい、もしかして…。」

不安って、一回よぎると、こびりつくもんなんですね。結果を聞きに行く日が近づくにつれ、身体のあっちこっちが、どんどんと痛むんだ、これが。

前日から当日にかけては…「また、丸坊主にして、スキンヘッドかぁ…。」「やせちゃうだろうから、このビール腹ともお別れやな‥。」と、頭の中は、ボヤキでいっぱいなの。

待合室で、1.2時間ほど待っている頃には、仕事の予定表とにらめっこしては…「これも、これも、これも、あぁ、アカンかぁ…。」「また、園長先生に迷惑かけるなぁ…。」「にしても、全部の予定が、別に僕が参加しなくても、とどこおりなく進むやつじゃん。」「てゆうかさぁ、マジでヤバかったら、結果が分かった時点で、すぐに連絡とかくれそうだし、大丈夫なんじゃねぇ⁉︎」と、慌ててみたり冷静になってみたり…。

そんなこんなで、遂に、診察室から呼ばれる一歩手前の順番になったんです。すると、高所恐怖症の人なら分かってくれると思うのですが…身体がスゥーッとするんですよ。自分の身体が自分の身体でない、あの感覚。

ちなみに、結果は、こんなことを綴るくらいですから、大丈夫だったんですよ、ガンの再発はPET CT画像には見つかりませんでした。

結果を聞いた途端、身体の感覚が、自分のものになるんですよ、おもしろいもんですよね。

おもしろいついでに、言ってみると…普段、保育園での仕事中には「数字に惑わされた保育をするな!」とゲキを飛ばし。市議会の一般質問では、巧みに数字を扱い。自分の身体のこととなると、数字の乱れで心を乱し。そして結果を聞く時には、数字よりも、主治医の表情や声に安堵し。どう考えたって、自分が一番、数字に惑わし惑わされてるじゃんか。

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2025-01-31
子どもの方がよっぽど知ってんだ

筆者の認識では、折り紙って、直線的なものでした。きっちりと、はしっこと、はしっこを合わせて、ぴしっと、折って…。

ただ、久しぶりに、子どもたちに誘われて、やってみると、そうでもない気がしたんですね。

折り返したり、指を隙間に入れて広げたり、これらも難しいんだけど、まだ分かるんです。

けれど、それよりも、もっと難しいと言いましょうか、加減が必要になってくると、子どもの手つきが直線的でないんです。

こう、なんと表現すれば伝わるんだろうか…あれは、粘土細工をするような手つき、指の微調整をしているように見えたんです。

「ここ、どうやって、やるん?」と、筆者に聞きつつも、誘ってくれた隣の子どもは、折り紙の参考書の、手順の文章を読みはじめました。二度三度カタコトで読むにつれ、どんどんとスラスラ読むようになっていきました。

そして「なんで、むらかみせんせい、こんなんも、わからんのん!?こうやって、やるんで!」

手順を読みながら、何度も微調整を加えつつ、参考書のイラスト通りになった途端、びっくりするほど、上から目線で優しく教えてくれました。

「こうやって、こうやって、こうやるんで!」

筆者の手がけた途中の折り紙を、サッと奪い取っては、イラスト通りに折ってくれたのですが…その拍子くらいに元に戻して、サッと返してくれました。

これは、つまり…「折り方、見たよね!?折り目もついたよね!?じゃあ、自分でやってみな!」との暗黙のメッセージと、受け止めれば良いのでしょうか。

過保護でなく、ちょうど良い加減に、筆者を折り紙に夢中にさせてくれた、その手ほどきに、アッパレ、星⭐︎⭐︎⭐︎です。

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ちなみに、誘ってくれた隣の子どもは、その周りにいた子ども…友だちへは、それぞれに違う教え方をしていました。自分と同じくらいのレベルと思えば、折り方を見せるだけ。折り紙レベルがまだまだだろうと思えば、手とり足とり。そして、まだまだ折れそうにないと思えば、希望の作品を折ってプレゼントしていました。

日々、いっしょに、暮らしているからこそ、子ども同士で、それぞれの興味や関心、遊びのレベル、得手不得手、好き嫌い、よく理解しているのでしょうね。

2025-01-30
紙芝居おじさん&ともちピンク

本日、岡山県津山市から『紙芝居おじさん』と、忍びの世界から『ともちピンク』が、富岡保育園へ足を運んで下さいました。

自作の紙芝居、それも昭和の戦後あたりを髣髴とさせるような、拍子木や台座、なにやらかんやらの紙芝居アイテムをご持参の上、お話しをして下さいました。

子どもたちは、紙芝居おじさんの、あの野太い声から繰り広げられる壮絶なシーンに、目も口も開きっぱなしで聞いていました。“黄金バット”なんて、保育園の先生たちですら、釘付け以上なる様子でしたよ。

※今日の『紙芝居おじさん&ともちピンクの劇場』は、岡山県にお住まいの方はOHKで、午後18時頃のニュースで見れるかと思います。

※ケーブルTVゆめネット笠岡放送と契約されている方は、明日以降のニュースで放映されるかと思います。乞うご期待下さい。

ちなみに、富岡保育園のご近所にも、前日にアナウンスしたところ、お二人参加して下さいました。ツネオさん、マサユキさん、ありがとうございました。

ツネオさんによると、黄金バットの紙芝居は、ちょうど幼少期ど真ん中に、当時の紙芝居おじさんに観せてもらったんだそうです。拍子木の音が鳴ると、みんながそぞろに集まって、一円や十円を渡すんだそうです。そして、酢昆布や、水飴をもらって、夢中になって、紙芝居に見入っていたんだそうです。

もちろん子どもたちも喜んでいたのですが、ツネオさんの目もキラッキラッで輝いていました。参加してくれたこと、準備もお手伝いして下さったこと、また酢昆布を調達してくれたこと、そして一緒に楽しい時間を共有して下さったことに、大感謝です。ありがとうございました。

アフター話になりますが…終わった後に、紙芝居おじさん&ともちピンクは、お昼ごはんも一緒に食べてくれたんですね。そこでのお話しも、子どもたちにとっては、紙芝居並みに、いやそれ以上に嬉しかったんじゃないかと思うんです。

食後に、ともちピンクは、折り紙で、回転式手裏剣の製作講座をひらいてくれました。その手裏剣への子どもたちの憧れの眼差しは、忍べないほどにアツい‼︎

そして、特に女の子たちは、ともちピンクの、ピンクをメインとした、忍びのメイクや服装に、ピンクな眼差し一直線でした。

あらためて、紙芝居おじさん&ともちピンク、ありがとうございました!またお会いできる日を楽しみにしております。

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子ども大好き紙芝居おじさんと
忍べない忍者ともちピンクと
2025-01-29
肉筆から伝わる保育の楽しさ

「本当に、ごめんなさい。さようなら…。」

とあるタレントの引退報告文で綴った、最後の一文が、もっぱら、ちまたでは話題になっている。

その焦点は“…”の部分。3点リーダーと呼ぶ記号を使い、余韻、含みをもたせたことが、世間様からは「報告文に不適切じゃないか‼︎」と炎上しているんですね。

とにかく炎上させたがりがいるんだろうと思うわけですが…行政などへ提出する公文でも無いし、どの道、定型文を使えば、それはそれで炎上するだろうし…と思うわけですよ。

ちなみに、筆者も、この“…”3点リーダーをよく使う派ですわ。

1月26日(日)日本経済新聞11面に『文字に魅入られて』という、文字についての特集が組まれていました。そこで、なるほどな‼︎と思う記述があったので紹介します。

「活字とは不思議な存在だ。言葉の意味や音を伝達するのが本来の役割のはずなのに、活字そのものが小声でささやき掛けてくることがある。」

とあるタレントは、おそらく肉筆ではなく、デジタル文字を使用されたんだと思うのですが…それでも、その“…”3点リーダーを含めた文章全体から、言葉の意味以上に、何かが伝わったからこそ、世間様から、さまざまな声が飛んでいるのでしょう。


富岡保育園・クレヨンKIDSでは「ナラティブツリー」と呼んでいる、“心の動いた物語”を現場保育者たちが綴っています。

現代にあって、肉筆で取り組んでもらっています。なぜ、肉筆にこだわっているかと言えば、その文章の意味だけでなく、書き手の心情…うまく言えば、ささやきを実感しやすいからです。

肉筆ですから、当然、その人その人で、字体は違いますが、軽快さや、重苦しさ、甘酸っぱさや、なにかしらは、伝わってくるものです。

今日、紹介しようと思っている物語…この書き手は、普段、どちらかと言えば、落ち着いた字体なのですが…このたびは、妙に文字が踊っていたんです。察するに、相当、この場面が楽しかったんだと思いますし、重ねて言えば、保育を楽しんでいる様がありありと伝わってきました。


title ごっこ遊び

リーサ(5歳10ヶ月)と、アンナ(5歳7ヶ月)が「ねーねー、リンドグレーン先生〜、先生になってやー。」と声をかけてきた。

私(リンドグレーン先生)が「いいよー。」と言うと…

「じゃあ、小学校ごっこしよー。」と言い、急に小学校ごっこが始まった。

すると、高さのあるビールケースを机に見立てて、低めのビールケースを椅子に見立てて、小学校の机と椅子を作り、そしてアンナだけ座った。

リーサは「私は転校生じゃけー、ろうかで待っとくけー。」と言い、少し離れたところに行った。

私が前に立ち「これから朝の会を始めます。立ってください。礼、よろしくお願いします。」と言うと、アンナが私の言うように動いた。

私が「今日は転校生を紹介します。入ってください。」と言うと、リーサがちょっと恥ずかしそうに、私の横まで来た。

私が「お名前教えてください。」と言うと、「リーサです。よろしくお願いします。」と言った。

そして、紹介が終わった後に「では、これから1時間目の国語の授業を始めます。」と言うと、「あ、ノートとペンがないわー。」と言い、2人は探しに行った。

そして、木の枝と、おままごとのオモチャをノートとペンに見立てて「持ってきましたー。」と言った。

授業が再開して、ひらがな当てクイズをしたが、空中に書いたので分かりにくかったのか、リーサが今度は高いビールケースと低いビールケースを積み上げて、黒板に見立て、太い木の枝をチョークに見立てた。(本当に、チョークに見える形、太さで驚いた。)私は、この使ってくれた黒板とチョークで授業を続けた。

その様子を、ずっと近くで見ていたブリッタ(5歳2ヶ月)が、ついに一緒に遊びたいと思ったのか、転校生として仲間入りした。(ずっと「一緒にする?」と誘っていたが、「しないよー。」と言っていたブリッタ。)

それからは、体育をしたり、ダンスをしたり、給食を食べたり、運動会をしたり(スコップをバトンに見立てて、リレーをしたり、玉入れをする真似をしたり…)リーサが校長先生になったりと、たくさんの小学校ごっこを楽しんだ。

ビールケースで机や椅子、黒板を作ったり、転校生は廊下で待ったり、子どもたちの想像力が豊か過ぎて、驚きの連続だった。

ブリッタも、ずっと見ていた小学校ごっこだったが、想像力豊か過ぎな小学校ごっこを目の前に、やってみたいと心変わりしたのかなと感じた。

そして、あらためて小学校にとても期待感を持っているのだなとも感じた。

小学校ごっこが、ひと段落すると、猫ちゃんごっこをしたり、困ったなーごっこをしたり(私が「困ったなー。」と言うと、「どうしたんですか?」と聞き、問題を解決してくれるごっこ遊び)ごっこ遊びをたくさんして、想像力豊か過ぎるクリスマスの日になった。

書き手 リンドグレーン先生

※名前は、仮名です。

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2025-01-28
『顎(あご)作りは、顔作り』

ちょうど、一週間前に、富岡保育園では【歯科検診】がありました。昨年度から、笠岡市富岡「かさおかフレンド歯科」の国定先生にお世話になっており、このたびも、一人ずつ、一本ずつ、丁寧に診ていただきました。ありがとうございました。

保育園児の大半が、ほとんど乳歯なため、もしかすると「どうせ、大人の歯(永久歯)に生え代わるんだから、乳歯を、そこまで診てもらったり、治療する必要ないんじゃない!?」と思うかもしれませんが‥

ところがどっこい、これが、とんでもない誤解なわけですよ。『乳歯への向き合い方で人生が決まる』と言っても大袈裟じゃないかもしれない。

乳歯の虫歯をほうっておくと‥たいていは、虫歯の状態で継続する、もしくはどんどん酷くなるわけです。痛みが出たり、腫れてきたりするんですね。

ただ、まれに痛みも腫れもないまま経過する場合もありますが、それで良いかと言ったら、そうじゃないところが厄介なんです。

と言うのは、乳歯はその下に、大人の歯を抱え込んでいるので、気づかないうちに【大人の歯の質を弱くしたり】【歯が生える位置や時期を狂わせ不正咬合の元になったり】悪影響を及ぼすんです。

虫歯の穴をそのまま放っておくと、口の中に、虫歯菌が占める割合が高くなりますので、新しく生えた永久歯(大人の歯)も、すぐに虫歯菌にさらされ、虫歯にかかりやすくりなります。

補足しますと、口の中の虫歯菌の数を減らすためには、虫歯を抜いてしまうのが、良い方法と思われがちですが、それには年齢も関係しているんだそうです。

低年齢児から安易に抜いてしまうと、後から出てくる永久歯の生えるスペースが無くなったり、歯並びや咬み合わせに不具合が生じてくるようです。

乳歯は、赤ちゃんの時に出てきて、前歯は6歳頃まで、奥歯は12歳頃まで使います。小学生期間は、乳歯が主役です。この発育旺盛な時期に、乳歯を使って、永久歯が並ぶための【顎(あご)】を作っているんです。

正しく使って、よく噛めば、しっかりした【顎(あご)】ができ、表情も豊かになります。

『顎作りは、顔作り』、よく噛める歯と口を、正しく使って、よい顔を作りたいものです。と、『赤ちゃん歯科』著者 石田房枝先生は、述べられていました。

ちなみに、筆者は2ヶ月に1度、歯医者へ定期検診&クリーニングに通っています。(筆者も「かさおかフレンド歯科」です。)子どもも大人も、心身の健康の根源は、食事をとるための【歯】です。

是非、最寄りの歯医者へGO!!!しましょう。

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2025-01-27
『子どもたちの目を見て下さい』

思い当たる節がないほど、久しぶりなんだろうと思います。本日は「完全休養だ!」と意気込んで、実家に戻り、こたつの中から、ビタ一文、動かないぞと決めて一日を過ごしました。結論から言うと、このような消極的休養は、自分には合わないんだろうなと思う反面‥誰にも会わずに、髪もボサボサ、髭もノビノビ、服もダルンダルン、そんな日もあって良いんだろうなと‥思いつつも、明日からの予定に目を配っている筆者でございます。

ビタ一文、動かないとですね、思考も、ビタ一文、動かないわけで‥ブログを綴ろうにも、ビックリするくらい、筆が進まないわけですよ。こんな言い訳をするくらいなら、お休みすれば良いのでしょうが‥日本のどこかの誰かが、もしかすると、このブログを読んで、いつも一日を終えるんだとしたら、それは多少なりとも、責任をもってやらねばならないだろうと思うんですよ。

ただですね、こんなボヤボヤできるのも、日本という国に住んでいるから。今、手元にある本「国境」(黒川博行 著)の舞台が、海を跨いだ、北朝鮮なんですね。もちろん小説ですから、ふんだんに脚色されているでしょうが、それはそれは全てにおいて選択肢がない生き方が描かれているんです。選択肢がない生き方は、そこに登場する人物たちの目を殺すんですね。主人公たちが北朝鮮で会う人物たちは、ことごとく雲がかっているんです。

富岡保育園では、ここのところ、園見学者が多数足を運んで下さいます。昨日のように、遠方からの場合もあれば、来年度の入園にあたって、笠岡市内、また笠岡市外の広域入所に係る方たちが、「どんな保育園だろうか?」と、さまざまな疑問やご意見をもって来て下さいます。

そんな見学者の案内を、筆者も担う時があるのですが‥筆者は「“自己決定の機会を多く作る”努力をしている保育園です。」と、説明で必ず伝えています。

子どもたちは、「きょう、どんな、ふくをきていこうかな?」「この、ふくには、この、ぼうしがにあうかな?」「だったら、くつは、これにしようかな?」「きょう、あのこと、あのこと、あのこで、あれをしてあそぼう!」「あと、あの、せんせいもさそおうかな?」「ごはんは、きょうは、えんがわでたべようかな?」

保育園に着けば、子どもたちは、自己決定、選択の連続、嵐なわけです。死んだ目をしている場合じゃない、希望に満ち溢れた目をしています。

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2025-01-26
文句を言う前に動いて理解すべし

昨日から2日間、東京都葛飾区新小岩「たつみ保育園」の4名様が、岡山県笠岡市「富岡保育園」へ園見学に来て下さいました。遠方からはるばる足を運んで下さり、誠にありがとうございました。

ちなみに、「たつみ保育園」へは、筆者も理事長と一度お邪魔したことがあり、このブログへも感想を記したことがありますが‥都営住宅の一階部分に保育室が設けられた公立保育園を、社会福祉法人「清遊の家」が委託を受けて運営している公設民営の保育園です。

なので、少しいびつと表現すると誤解を受けそうですが‥元々、公立園であった時に勤めておられた保育者たちと、委託を受けて運営に入った法人の保育者たちが、混ぜこぜなんですね。この混ぜこぜになるタイミングで、みんなが「清遊の家」として同じ法人の保育者になるわけなのですが‥

そりゃあそうだ、元々おられた保育者たちにとっては、行政の都合で、急に、新しい理念のもと、新しい保育方針で、保育することになるわけだから、どう考えたって、すったもんだがあるわけだ。

このたび、富岡保育園へ来て下さった4名様のうち、1人は委託を受けて運営に入った「清遊の家」の保育者、2人は元々おられた保育者、そしてもう1人は混ぜこぜになってから就職した保育者でした。

昨晩、意見交換会で、いろいろとお話しを聞いたのですが‥元々おられた保育者の1人から、そのすったもんだの際に、「やみくもに不平不満や文句を言うより、まずは理解しようと思って動きました!」と、「清遊の家」が運営するその他の保育園へ、朝繁く見学に行き、その理念や方針を見て感じて学んだんだそうです。

でね、混ぜこぜ、いびつ‥なんて記しましたが、その産物として、おそらく、「清遊の家」が運営する保育園の中でも、さらに面白い園になっているんだろうと思うんです。その結果として、4名様のうち、混ぜこぜになって就職した保育者は、保育者として社会人になるつもりは元々無かったとお聞きしました。資格がとれれば良いなと思って実習へ参加すると、その保育に魅了されて、「ここで働きたい!」と思い、そして今に至るんだと、お話ししてくれました。

背景の違う4人、補足すると世代もみんなバラバラ、それでも、「たつみ保育園を、もっとよくしたい!」と熱い同志の絆が生み出すんだろう、その行動力や、その節々に垣間見られる寛容力に、たくさんの学びをちょうだいしました。

さきほど、そのお1人の園長先生から、無事に帰還された報告を受けました。(電話に出れずに申し訳ございません。留守番電話、しかとお受けしました。また来週あらためて折り返しさせて下さい。)

学びのバトンタッチを受けましたので、今度は、うちの理事長が、若手保育者たちと世代を超えて勉強に行くかも‥その時はどうぞ宜しくお願い致します。

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4名の皆様、長旅、大変お疲れだったかと思います。笠岡市内、道中では、車窓に映る、瀬戸内海や、田舎によくある山々を見ては「うみ〜!」「やま〜!」と、愛想よく感嘆の言葉を口にして下さり、嬉しい気持ちを持って、ハンドルを握らせてもらえました。本当にありがとうございました。

どうぞ、ゆっくり休んで下さいね。

またお会いしましょう、それでは。

2025-01-25
筆者は、お任せタイプです。

午前中、法人の『就業規則』改訂へ向けての、勉強会に参加しました。

令和7年(2025)年4月1日から段階的に施行される【育児・介護休業法改正】に伴い、法人(社会福祉法人伸成会)の就業規則全てをアップデートしようと、現在、社労士さんたちを交えながら、1つずつ見直しています。

筆者を含めた従業員、働く人たちにとって最善な環境になるように、一言一句、点検しながら、法律にならい行っております。

ちなみに、【育児・介護休業法改正】については‥男女とも仕事と育児・介護を両立できるように、育児期の柔軟な働き方を実現するための措置と、理解していただければ良いかと思います。

現時点では、お子さまの看護休暇(有給休暇ではありませんので無給)は、小学校就学の始期に達するまでであったのが、施行後には小学校3年性修了までに延長されます。

また、その看護休暇の取得事由について、病気や怪我、予防接種や健康診断だけであったのが、感染症による学級閉鎖、入学式や卒業式参加にも当てはまるようになります。

また、介護について言えば、介護に直面した旨の申し出をした職員に対して、介護休暇の取得、ならびに介護両立支援制度の利用の意向を確認することが、事業主は義務化となります。もちろん、取得や利用を控えさせるような確認は認められません。

と、最もらしく記しましたが、正直、筆者はまだまだ勉強不足で、きちんと説明できる段階にありません。

上記の説明文は、今日の勉強会で配られた書面を、つまんだだけです。【育児・介護休業法改正】については、まだまだ他にも改正ポイントはあります。

当法人にお勤めの方は、年度末までには、理事長・各園長から、詳しい説明があるかと思いますので、しっかりお聞きして下さい。

その他でお勤めの方は、事業主にお尋ね下さい。

筆者は、もちろん理解しなきゃいけないのですが、就業については、理事長・各園長に全てを一任していますので、規則や法律が、なんやかんやが変わろうと、なんら不安はなく、安心して働いていますし、これからも働きます。

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本日は、午後から、東京都葛飾区新小岩「たつみ保育園」から4名のお客様をお迎えする予定になっております。宜しくお願い致します。

2025-01-24
いろんな顔のうちの、ほんの1つ

午前中、筆者は、とある病院で、癌の再発検査へ。大きな病院って、その規模に比例するくらい待つんだよな、これが。待合で、おそらく眉間に皺を寄せて、にっがい、しっぶい表情をしているところへ‥富岡保育園に関わってくれている親子と遭遇しちゃうんだ。すると、その途端に、その拍子にってくらい、早着替えのように、その表情は、屈託のない笑顔に変わっちゃうんだよね。(声をかけてくれて、ありがとうございました。久しぶりにお会いできて嬉しかったです。)ただ、その豹変ぶりと言ってもいいくらい、愛想良く会話する筆者を、少し離れたところで、キョトンとしたように待っていた看護師さん。看護師さんの顔には「この人、何者!?」と書いていた気がしました。

筆者に限らず、人間、誰もが、いろんな表情、顔を持っているんじゃないですかね。有名人になると、そのいろんな方の、そのギャップが大きければ大きいほど、人気は出るかもしれませんし、逆にスキャンダルになるかもしれない。

ケーブルTV「ゆめネット笠岡放送」さんが、毎年手がける「一年生になったら」という、キラキラした番組があります。この4月に、一年生になる市内の園児たちが、「一年生になったら〇〇したい!」など、希望や抱負を声高に語る番組です。

昨年暮れあたりから、カメラマンさんが、園へ収録に足を運んでくれているのですが‥ご想像の通り、十人十色なわけで、大きな声でハキハキ叫ぶ子どももいれば、恥ずかしくってつぶやく子どももいる‥まぁいろいろなわけです。

でね、カメラマンさんが、とっても優しくて、そのいろいろに本当に心から付き合ってくれるの。これは、本当に頭が下がるんです。

子どもたちにとって、いろいろな想いが交差する中で、この優しさは、とっても心強いはずだろうし、就学後への糧になるだろうなと思うんです。

放送は、おそらく3月あたりだと思うので、詳細が分かれば、またこの場でお知らせしますね。

けれど、補足として、テレビに映る子どもの姿も、いろんな顔のほんの1つでしかないことも、ご理解下さい。保育園での顔、家庭での顔、この先生の前で見せる顔、あの先生の前で見せる顔、お父さんに見せる顔、お母さんに見せる顔、全部違って、全部よい、そして全部を愛しましょう。

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跳び箱ならぬ、跳びタイヤ
2025-01-23
納得感をコーディネート

どうなんでしょうか。筆者が、政治に興味を持っているから目に入るのでしょうか。それとも、興味なんて度外視しちゃって、ほとんどの人たちが目にしちゃっているのでしょうか。それほどの影響力を、20日に正式に就任した、アメリカ合衆国トランプ大統領は持っているのではないでしょうか。

あの選挙戦、耳を撃たれちゃったりしたあの選挙の頃には、メディアを含むて、四方八方の国々が、トランプさんに向けて、皮肉や苦口を並べていた気がします。しますが、就任が近づくにつれ、そして就任後、まだたった2日ほどしか経っていませんが、並べられたそれらが、かなり腰が引けちゃってんのね。

就任式のトランプ大統領の周りには、世界を席巻する、GAFAの代表者たちがいるわけですよ。筆者も含めて、日本の人たちも、なにかとお世話になっている‥Google、Apple、Facebook、Amazon‥そしてこちらも、トランプ大統領の側近あたりまで近づいた、X(元Twitter)のイーロンマスクさん。一国の予算レベルをも凌ぐ企業のTOPたちが、トランプ大統領へ、忖度全開に、さまざまな思惑を抱えて、笑顔で叫んでいるわけです。

『Make America Great Again!!!』とね。

※アメリカを再び偉大にする!!!

世界中のメディアが、トランプ大統領のその一挙手一投足に注目し、冷や汗、媚を売ろうと画策する絵を流すなか‥我が日本では、いまだに、元SMAPの中居さんがどうたらこうたら‥103万の壁がどうたらこうたら‥島国って、そんなに周回遅れでいいのって口にする人たちが、ザワザワしているわけですよ。

ただ、そんなザワついたなかでも、私たち保育者は、一人ひとりの子どもたちの健全な発達を守る使命を、着実に、地に足をつけ、丁寧に行わなければなりません。

メディア上のトランプ大統領の人柄や手法が、正しい、間違っている、そんな論争をするつもりはなくて‥あくまでも、これだけの影響力と、さまざまな人たちを惹きつけるリーダーシップには、学ばないと損だなと思っている筆者。

そんな筆者は、本日も早朝より理事長と2時間ほどミーティングを行いました。

子どもも大人も、発達とは連続的なもので、とりわけ年齢やクラスなどで区切るものではないことを承知の上で‥保育や教育関係で言えば、この1.2.3月は、そのコミュニティの集大成だと思っています。

富岡保育園で言えば、0歳児~5歳児までが、ほとんどの活動を、共通の空間で過ごしてはいますが‥3月には5歳児は卒園しますし、保育者たちの人事異動もあるでしょうし、ボランティアの面々も変化することもあるでしょう。そうなると、コミュニティの成長としては、このあたりが、ひとつの区切りとなるわけです。

理事長とのミーティング内容は、そんなひとつの区切りに対して、子どもも大人も、納得感のもてるものにしようとするための、下ごしらえのようなものでした。

子ども主体という言葉が流行る、一昔前では、この区切りの時期に、大人がそれはそれは、しっちゃかめっちゃか手を加えていました。ちなみに筆者もその一人です。

けれど、コミュニティの成長を正確に把握すれば、この時期こそ、大人の気配はほとんどなくなったっていいくらいなんですね。

けれど、そこは大人も納得したいわけですから、手を加えたいと言いますか、存在を出したいわけですよ、ひと区切りしたいから。そのあたりのせめぎ合い、バランス感覚を持ちながら、コミュニティの成長を見届け、喜びにかえたいです。

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2025-01-22
熟議がもたらす協働活動

本日は、午後より「第4回笠岡東海成学園学校運営協議会」に参加しました。

この協議会のメンバーは、笠岡東学区にある、神内小学校、中央小学校、笠岡東中学校の校長をはじめとして‥各学校のPTA会長‥公民館館長‥民生委員‥また和光みらい園、青空認定こども園、富岡保育園の園長などなど、地域の要所要所の方たちが集います。

学校運営協議会というものは、もちろん『子どもの育成』のための組織なのですが‥ひと昔前のように、地域は地域で、学校は学校で、学校から頼まれたことだけを支援する、といった応援団的なものから‥地域の子どもは、学校を含めた地域で育てる、といったパートナー的なものへと変化するための組織と理解していただければと良いかと思います。

※支援から協働へ

地域学校が協働活動する上で、最も大事なことは【ビジョンの共有】です。地域と学校が、同じ目的、目標に向け、パートナーとして、協力して行うことが鍵を握ります。

協働を促進する上で、欠かせない機能として【熟議】が挙げられます。

熟議が盛んになればなるほど、課題も具体化し、解決に向けての協働も盛んになります。

このたびの学校運営協議会でも熟議は行いましたが、決まったメンバーに限らず、時には学生や、保護者、役に就いていない地域の方たちなど、さまざまなメンバーを交えることで、盛んになることを教わりました。

※岡山県教育庁生涯学習課 地域学校協働活動アドバイザー 安田隆人先生

ちなみに、筆者が富岡保育園園長代理で参加したグループは、「令和6年度 笠岡東海成学園 評価書」の“豊かな心”という項目の、「生活スタンダード7」と「道徳・人権教育の推進」についての、各学校の評価についてを熟議しました。

生活スタンダード7とは、いわゆる挨拶返事、履き物を揃える、といった生活の基礎を7つに項目化したものです。

ただ、生活スタンダード7に加え、カサヒガシックスや、カブニとカブ海のすこやかプランなどなど、目標が乱立し過ぎじゃないだろうか、との意見が出ました。もう少しシンプルなものにした方が、取り組む学生も、自己評価する学生、評価する先生たちにとっても良いのでは、とのことです。

道徳については、3年前から教科化し、1年間で34項目についてを学ぶとお聞きしました。ちなみに教科化はしたものの、テストはありません。また成績表などに作用する評価項目もありません。答えのないような問題や課題に対して、対話を深めることを、この道徳では最も大事にしている、とお聞きしました。筆者の感想は、もはや自分も一緒に授業を受けたい、でした。

他のグループの熟議結果を聞きながら、さまざまな方たちが集っているだけあって、まとまらないものの‥それだけ子どもの育ちを守る気持ちが強いことを、あらためて知る時間でもありました。

次回は2月25日(火)14時半~神内小学校であります。報告は以上です。

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2025-01-21
法人テーマでモチベーションUP

早朝に理事長とミーティングをしまして‥来年度法人のテーマについて、熱くお話しをいただきました。ちなみに、昨年度は【誠実】、今年度は【内省】でした。来年度‥さて、どんなテーマになるのか‥発表は今しばらくお待ちください。

※法人理念、そして保育目標、これらに向かっていくにあたり、その心もちと言いましょか、モチベーションを保つうえで、テーマは非常にありがたいものと、一職員として筆者は感じております。


さて、ミーティング後、理事長は笠岡市内の社会福祉法人連絡会へ。そして、筆者は笠岡市議会総務文教委員会協議会へ袂を分かれて向かいました。

本日の総務文教委員会協議会の案件は5つ。

①連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更について

こちらについては、説明として、笠岡市は「備後圏域連携協議会」に入っておりまして‥三原市、尾道市、福山市、府中市、竹原市、世羅市、神石高原市、笠岡市、井原市で、構成されていることを、ブログ読者を含むてご存知だったでしょうか?

こちらの連携にあたっての協約期限が、この3月なんですね。なので、より発展性のある取組になるよう、内容を一部変更する、といった説明でした。

②集落支援員制度の活用に係る要項整備の方針について

こちらは、12月議会の際に、要項が不明瞭ではないかと複数の議員の意見により、改めて明確化を図るための整備についての説明でした。

そもそも「集落支援員制度」とは‥地域の実情に詳しく、集落対策の推進に関してノウハウ、知見を有した人材が、地方公共団体からの委嘱を受け、市町村職員と連携し、集落の巡回、状況把握などの集落対策を実施するもの、だということを理解してもらった上で‥国から補助金がおりているわけですから、誰が、どのような事業をしているか、といった公表して評価するシステムが必要ではないか、といった議論でした。

③都市計画税(土地・家屋)の課税誤りについて

このたび、笠岡市の一部の地域で、令和6年度以前の都市計画税の課税に関して、課税誤りが判明した、との報告を受けました。

過大微収分は、約530万。過小微収分は、約140万。これらを自宅訪問し、丁寧に説明と断りを入れながら、還付と回収をする、とのことです。

原因については、昭和47年に入力したものが、所有者など変更された場合でも確認がなされていなかった、とのことです。

④旅券申請に係る所用日数の変更などについて

旅券、つまりパスポートのことです。偽造対策強化のため、2025年旅券から、顔写真のページはプラスチック基材に、レーザー印刷されることになるそうです。

それに伴い、現行、都道府県による作成から、国立印刷局での作成へ移行する、とのことです。

デメリットとして、申請から受け取りまで、8日間であったところから、11日間になるみたいです。

ちなみに、オンライン申請をすると、書面申請より、手数料が安くなるみたいですよ。

⑤令和5年度教育に関する事務の管理及び執行状況の点検・評価報告書について

評価委員(大学教授・元教育委員・元校長)の総合評価は、3人のうち2人が、目標は概ね達成された、でございました。

堅苦しい話題だったかもしれませんが、もしも参考になる点がありましたら。

ちなみに、午後からは、総務文教委員会政策提言に係る勉強会に出席しました。

公共交通の陸地部を担ってもらっている、バスについて。現在、両備グループの「井笠バスカンパニー」が、頑張って下さっているのですが、その現状と課題について、勉強しました。

リアルな数字を言うと、年に2億円の赤字なんですね。そのうち、笠岡市は8千万円補填しているという状況です。

井笠カンパニーの部長、また市役所執行部も交えて、さまざまな意見、議論が飛び交いました。

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2025-01-20
YouTube「笠岡市議会事務局」

お時間のあるブログ愛読者で、YouTubeの視聴できる方がおられれば‥「笠岡市議会事務局」と検索してみて下さい。

先月になります、「令和6年12月笠岡市議会個人質問」動画がアップされているはずです。

そして、このように、視聴をうながすわけですから、当然、筆者、村上太志も、このたびの議会では個人質問に登壇しています。もしもご興味がおありであれば、クリック⁉︎タップ⁉︎してみて下さい。

ちなみに、自身の動画を視聴するのは、どこか小っ恥ずかしいのですが‥内容はもちろんのこと、話し方、見え方など、さまざまに研究するために、筆者も、何度か視聴しました。

個人質問の、はじめこそ、用意した文章を朗読するわけですが‥再質問からは、市長をはじめとする執行部との、タイマン‥決闘‥と言うと言葉のあやかもしれませんが、抜き差しならぬものがあります。

個人質問は、ただ疑問に思ったことを聞くわけではなく‥「こうなって欲しいんだ!」と、強い気持ちを持って決着をつけに行かなければ、ハッキリ言ってしまうと、すぐにあしらわれてしまいます。なんせ、執行部は羊の皮を被った行政のプロなんですから。

抜き差しにおいては、その場での話術に加えて、体力も必要となります。時間いっぱい闘うには、心身ともに体力が必要となりますから。

そして、羊の皮を少しでも剥がすには、その場しのぎのステゴロ的なものだけでは、太刀打ちできません。極道映画などに出てくるような、チャカや日本刀のような、斬れ味鋭い道具を磨いて用意しておかなければ歯が立ちません。

誤解を招かないように‥これは例えであって、議場でドンパチするわけではありませんよ。間違っても。その道具とは、普段から仕込んだ情報です。市民から得た情報、現場から得た情報、新聞から得た情報‥行政のプロでも知り得ない情報を、背広のポケットに、どれだけ忍ばせることができるかで、勝負の潮目は変わるものです。

斬れ味の鋭い情報は、例えば、ネットにあがっているものを、そのまま扱ってしまうと、それはチャカで言えば安全装置が外れていないものであって、打ってしまえば、返り血を浴びる可能性も特段あります。自分の足を使って、歩いて、会って、汗をかいて、お金をかけた情報ほど、威力は充分なものになります。

このたびの自身の個人質問‥筆者としては60点をつけました。

「就学前健診での知能検査について」「井笠圏域での広域入所について」の2点を扱いました。これらは、ここ最近の筆者の活動において、「こうなって欲しいんだ!」という気持ちが強いものなので、決闘するには上等な案件でした。

ただ、知能検査の是非などを質問していく上で、子どもの人権のような本質的なところを、もっと強く持って再質問できれば良かったと振り返っています。

また、広域入所については、井笠圏域で笠岡市が子育て部門においてどれだけ優れているか、比較するような再質問ができれば良かったとも省みています。

視聴していると、おもしろいもので、言葉につまると「あー」とか「えー」とか言いがちになっちゃって‥それらを隠すために「それこそ」という言葉を多用している自身が痛々しく映っていましたよ。まぁ、その痛々しさが、1つの見所ですかね。

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個人質問の原稿は、大月議長に相談をして練りました。

再質問などの言い回しについては、伊木議員の個人質問などの言い回しを参考にしました。

振り返り、反省については、天野議員に教授してもらいました。

笠岡市民の皆様、いや1人でも良いので、役に立てるように、今後もしっかりと勉強していきたいと思います。

2025-01-19
大根の葉っぱは、ふりかけに。

富岡保育園の駐車場北に位置する、約2×5㎡の畑。食育活動の一環として、年間を通じて、多種多様な野菜を育てています。

“年間を通じて”さらには“多種多様”と記せた理由の背景には、「とみほ村サポーター」のスズキさんとイケダさんの存在があってこそのもの。

スズキさんは、子どもたちや先生たちの希望を聞いて下さり、種や苗を定期的に用意して下さいます。また希望になくとも、スズキさんを通じて初めて出会う野菜も提案して下さいます。

小さな土地の中で、年間通じて野菜を育てるって、かなり頭をひねらないといけないんですね。その年の天候はもちろん、連作に配慮したり、いろいろな要素を、時に計算し、時に感覚的に考えながら、活動を組み立てていくわけです。

スズキさんの、それらのお膳立てに、甘えに甘えながら、子どもたちと先生たちで、種をまいてみたり、苗を植えてみたりするんですね。

育てていく途中に、土づくりや、お水の管理などについても、適宜、スズキさんに指導してもらいます。また、なかなか上手くいかない時には、スズキさんとイケダさんが、こっそり、上手い具合に、お手入れを加えてくれます。

まさに、スズキさんとイケダさんから、子どもたちや先生たちは、上手い具合に見守ってもらっています。

今週に入って、大根の収穫を、連日楽しんだようです。食育委員会の先生からの報告によりますと、大根を引っこぬく時に、子どもたちは、ある絵本の描写をイメージしちゃうようで‥1本の大根を抜くのに、子どもたちは、友だちの後ろ、またその後ろへ、洋服や腰あたりに手を添えながら、つながっていくみたいなんです。あの名作絵本「おおきなかぶ」の、あの描写です。

収穫した大根は、当日のお昼ごはんで、さっそくいただいたみたいです。大根の葉っぱは、ふりかけにして余すことなく、味わったとも報告を受けましたよ。

スズキさん、イケダさん、心身ご自愛のもと、あつかましいお願いではございますが、今後も、富岡保育園のお守りを宜しくお願い致します。

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あの絵本の再現!?
生き生きとした大根でした!
2025-01-18
行為や、つぶやきを待つこと。

今日のブログは、どちらかと言えば、全国の現場保育者たち‥とまでは言い過ぎでしょうが、富岡保育園・クレヨンKIDSクルーたちに向けたものになりそうです。でも、「だったら、職員会議で言えよ!」と、なるのでしょうが、ブログ愛読者にも伝えることによって、「よりいっそう“見守る”保育に共感してもらえればありがたい」とも、あつかましく思っているんです。

“見守る”保育については、当法人は、東京都新宿区せいがこども園 園長 藤森平司先生の提唱する理論や実践から、学びをはじめました。藤森先生から学びをはじめた、全国の各園ともつながり、学びは時に掛け算のように展開し、当法人に見合った保育を見つけていくキッカケとなりました。

ただ、この“見守る”という保育業界で使われる言葉は、もちろん藤森先生以外の、専門家たちも、それぞれに見解があって、それらも、もちろん当園において、理解を深めていきたいとも思っています。

今日は、乳幼児教育実践研究家 井桁容子先生の、“見守る”についての見解を紹介したいと思います。

そして、その見解から、当法人クルーたちが、“見守る”に対して、リラックスした状態で向き合い、さらには「前向きで意欲的な子ども理解が持続できること」を望み、記したいと思います。


「見守る」ということ

とかく日本の大人たちは、子どもに正しさを教えたがる傾向が強いように思います。

そのような関わりは、子ども自身の感性でのびのびとその子なりの問いを立てること、疑問を持つことができないのです。また、いろいろな感性に気づくことは、その子どもなりの行為やつぶやきを待つことで見えてくるものです。これを換言すれば、「見守る」ということです。

時に、見守ると言うことを、何も言わずに、したいようにさせるという消極的な保育者の子どもへの関わりと捉える保育者がいますので、注意が必要です。そのような捉え違いのまなざしは、益々子ども理解が浅くなり、「困った子」と見える子どもが増えて、保育は大変だと感じる保育者になります。保育が面白くなる本当の意味での「見守る」ということは、子ども理解のまなざしが深まり、強まる瞬間とも言えるので大事にしたいことですし、なによりも、もったいないことだと思います。

そして、このようなまなざしは、「たくさんの子どもと過ごす忙しい毎日の中では、わかっていても無理!」と捉える保育者も少なくありません。保育の時間中に常にまなざしをすべての子どもに向け続けることなどは、AIにはできても人間には無理です。だとすれば、どうしたらよいのでしょう。

それは、「私は、多くのお宝のような瞬間を見逃している」という自覚をもち、謙虚さをもって子どもに関わることなのです。

そして、「おや?」「あら?」と感じた時に「見守る」を活用するということで十分なのです。また、子どもの欠席が多い日で保育者に余裕がある時に、気になっている子どもの遊びや生活の様子を一日じっくりと共感をもって「見守る」ことで理解が深まることにつながるでしょう。

本来のドキュメンテーションは、この「見守る」が基本的にあって意味のあることになります。

自分自身のドキュメンテーションが表面的なものになっていないか。対象になっている子どもたちの学びの面白さを保育者として発見できているか。前者は書くドキュメンテーションは負担感が増し、後者は感動を書かずにはいられない、または書き残しておかないともったいないと思わせてくれるものなので、意欲につながります。どうぞ、各自で振り返ってみてください。

※保育通信 2024 12月号 公益社団法人 全国私立保育連盟 「目には見えないもの 心を育てる 保育の力」「自分自身のドキュメンテーション 乳幼児教育実践研究家 井桁容子」参照

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残しておかないともったいない風景
2025-01-17
笠岡消防署でDVDを借りました

「おおきいてれび!かじ!みたんよ!」

矢継ぎ早に、筆者に何かを伝えようとする、3歳児の女の子。すると、後ろから駆けてきては‥

「ぼくも!ひあそび!だめなんよ!」

こちらも、負けないほど矢継ぎ早に、筆者に何かを伝えようとする、3歳児の男の子。

今日、富岡保育園では防災訓練がありました。毎月行うのですが、訓練内容については、担当者たちが頭をひねり、今必要だろうと思われるものを提案していきます。火事は火事でも、出火場所や被害の大きさを変更してみたり、水害、地震、土砂崩れ、さまざまな災害に考えをめぐらせていきます。

年末年始にかけて、富岡保育園からでも、たくさんの消防車や救急車のサイレンを耳にしました。善は急げとばかりに、今月は『火事の恐ろしさ』を伝えようと、担当者は考えたようです。

今回は、笠岡消防署へ相談して、『火事の恐ろしさ』が伝わるであろう、DVDをお借りして観賞しました。

富岡保育園には、テレビがありませんので(母屋に一台、避難所機能の一部として置いていますが)普段、保育中にテレビ、動画の類いを見る習慣はありません。

今回は、特別にモニターを設置して鑑賞したようで、その特別感が、子どもたちには新鮮だったようです。鑑賞がはじまると、ほぼ全園児が早々と集まったと、お聞きしています。

冒頭の子どもたちの会話も含めて、DVDの内容、『火事の恐ろしさ』について、少しは伝わったんじゃないでしょうか。今後も、基本を大事にしながら、そしてその基本を見返しながら、消防署や警察署などのご意見も聞きながら、さまざまなアプローチで、防災訓練を行っていけたらと思います。

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DVDの1本は、「ズッコケ三人組」という懐かしのアニメで展開された防火DVDでした。筆者世代の保育者たちは、懐かしみながらの鑑賞になったようです。

2025-01-16
知らない幸せを奪う顕微鏡

“木を見て森を見ず”風になりがちランキングがもしもあれば、おそらく上位は、なにかしらの専門職でしょうね。いちよう、筆者も保育士として、幼児教育ならびに保育の専門職でありますから、該当するはずですよ。

“木を見て森を見ず”の意味は‥Google先生にちゃんと聞いて下さればと思いますが‥“細部にとらわれてしまって本質を見失う”と理解しています。

例えば筆者のような保育の専門職であれば、専門書の類いから得た情報や知識と、現場で得た体験と経験をもとに、森から林、木から枝、葉っぱにその葉脈までの、子どもの理解をしようとします。なぜならば、それこそが保育の専門職の専門性だと思っているからです。

しかし、葉脈までを顕微鏡で調べて、この子どもは〇〇だ、いや〇〇の発達の凸凹がある、もしくは〇〇症だ、さすれば〇〇病かもしれない‥と、子どもの理解をしようとすればするほど、どんどんその子どもの実像から遠のいてしまう、離れていってしまう。

専門書する読んだことがない、保育の現場、むしろ子育てに携わったことすらない、顕微鏡なんてクソくらえ的な人物がいたとすれば、あんがい、森や空を語ることができるかもしれない。「元気があっていいね!」に、わざわざ「いや、この子どもは〇〇な特性があるかもしれないぞ⁉︎」なんて、野暮なことは言わないでしょう。

ただね、筆者のような保育の専門職に携わっていると、どうしても、顕微鏡がそこらじゅうにあるわけさ。研修や勉強会へ行けば、知りたくなくても知っちゃって、顕微鏡のレンズの精度が上がっちゃうの。

こんなことを書いちゃうと、「おい!村上!なんてこと言ってんだ!研修や勉強会のことディスってんじゃねえぞ!そして、むしろ、保育士のことを馬鹿にしてんのか!歴代の知見を深めた方たちに詫びろ!」なんて言われちゃったりしてね。

でもね、これくらいの、不真面目さを持っておかないと、バランスが悪くなるような気がするんだなbyみつを‥と、次世代の保育士、ならびに子育てに携わる方たちへ伝えておきたかったんです。

Google先生を筆頭に、数多の顕微鏡が乱雑している現代。「ファクトチェック廃止」なんてニュースも飛び交ってデジタル社会において、もはや、その顕微鏡のレンズはファクト⁉︎いやその顕微鏡すらがファクト⁉︎顕微鏡をのぞけばのぞくほど、子どもの実像と、そして人生の幸せからは遠のいてしまう説を問いて、本日のブログを閉じたいと思います。信じるも信じないもあなたしだいです。

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子育て系の話題を軸に、“木を見て森を見ず”を説きましたが‥ここのところ、筆者が属するもう一つのコミュニティ、議員、議会、政治活動にも、同じことが言えるらしいのですよ。今後、いっそうお世話になる先輩議員の方から「政策の勉強もしっかりせんといけんけど、それだけじゃあいけんと思うんよ。読書をしたり、映画を見たり、人と会って喋ったり、豊かに生きていくことで、本質を見極めた政治活動ができると、わしは思うんよ。」とのお言葉をいただきました。

2025-01-15
『正義感と探究心に溢れたS君』

最たる私ごとではありますが‥昨日の誕生日にて、村上太志、無事に39歳を迎えることができました。それもこれも、すべては、いろんな人の、いろんなお陰様でございます。本来なら、この場で、三十代最後の、39歳の誓い、もしくは目標を、声高らかに、バシッとキメて、宣言するところなのですが‥これがまた、若干、昨日から左肩と言いましょうか、肩甲骨あたりが痛むのですよ‥それもこれも40を前にした四十肩の洗礼なのでしょうか‥整体や整骨院、マッサージ屋さんを検索する39歳を、ご寛容に‥今後とも宜しくお願い申し上げます。

さて、本日のブログは、『とみほ村だより1月号~富岡保育園×富岡北地区まちづくり協議会×クレヨンKIDS ~』の人気コーナー「おたんじょうびおめでとう」をご紹介したいと思います。

地域の方々からは、「この誕生日の子どもたちの文章を読んでいると、楽しくなるし、嬉しくなるんよね。名前も顔も分かんないんだけど、成長をね、とっても感じて、幸せな気持ちになれるのよ。」と、ありがたいコメントをいただいております。いろんな人の、いろんな想いで、一人ひとりの子どもを見守っていければと願っております。今後とも宜しくお願い申し上げます。


【S君(6さい)】

廊下に落ちていた紙飛行機がよく飛んだ→自分でも作りたい→一度開いて折り方を研究したり、毎日違う形の紙飛行機を築山から飛ばして、飛び方を見たり、メジャーで距離を測ったりと、工作や折り紙がすごく上手で、探究心が熱い!!

お友だちが、折り方が分からず止まっていると、「かしてみ!」とスマートに助けてくれるし、大掃除やイベント前の片付けでは、誰よりも張り切って取り組んでくれるね。

火事の避難訓練のとき、ベルが鳴ると、すぐに小さい子に駆け寄り、頭をヨシヨシ&安心させようとしてくれるなど、正義感と優しさがあふれています。

力仕事は大の得意!どこまでもカッコいい!Sくんです。

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2025-01-14
任侠「富岡南北統一」へ向けて

先日、富岡東「山彦子ども会」の解散も兼ねた新年会に参加しました。おそらく、笠岡市内でも、いや全国的にも、子ども会の存続は危機的状況でしょうし‥もはや、存続の意義が問い直されている段階にあるんだと思います。

筆者の小学生時代を振り返りますと‥子ども会で、旅行に行ったり、夏には夕涼み会、冬にはクリスマス会など、季節ごとに何らかのイベントがあり、寄り合っていました。それもこれも、子どもの人数とともに、保護者の人数も担保されていたからでしょう。もっと言えば、夫婦のどちらかがパート勤務や専業主婦であったり、子どもたちも土日に習い事の予定は少なかったこともあり、寄り合いやすかったんだと思います。

けれども、時代は変わりました。ほとんどのご夫婦が共働き、またシングル家庭も増えました。子どもたちも土日に何らかの予定が入っていたりすることでしょう。

そうなると、地域の子ども会は、負担になってくるんですね。しかも、寄り合いにくくなると、それだけ役員の方々の負担も増すわけです。負担が負担を呼び、脱退する家庭も増え、まさに負のループへと吸い込まれていくのです。

このループを抜けるべく、あくまでも“一旦は”程度にありますが‥富岡東を含む、富岡東・中・西の3地区を、秋祭りに標準を合わせながら、子どもを中心⁉︎いや、子どもをたてながら、寄り合う機会を作っていこうとする新しいグループを、水面下で少しずつ構築しています。

このグループのメイン‥メインと言っても発言権や決定権ではなく、たくさん飲んで、たくさん楽しんでいることを指しますが‥筆者のような家庭を持たない独身たちと、家庭をお持ちではありますが、すでに孫のいる世代の方たちが、そのメインにいるんです。もちろん保護者世代もおられますが、ある種で、その寄り合いの時くらいは、子どもたちは地域に任せて、ゆっくり休んだり、羽を伸ばしてもらえればとも思っています。理想的にはそう思っていますが、結局、ひとりのお父さんを電話で呼びつけて一緒に飲み明かした主犯は、はい!筆者です。

ただ飲む理由を作ろうとしているからだろうと、そう言われてしまいかねないのですが‥案外、子どもたちもまんざらじゃなくて、楽しそうなんですよ。お酒のツマミなんかも、騒々しくツマみますしね。また、保護者のお母さん方も、まんざらじゃなさそうで、楽しそうなんです。たぶん、役員の肩書きがなくなることで、肩の荷がおりて楽しめるんじゃないかしらと。

ちなみに、会場は、富岡保育園、母屋のコミュニティスペースを貸し切ってやっております。会がハメを外さず、良いバランスで楽しめる要因として、会場が園内であることは大きいんじゃないかと思っています。利害関係なく地域のために、貸し出しの許可を与えて下さることに、大変感謝しております。

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このたびの寄り合いには、国道2号線をはさんだ、富岡南に位置する樋守地区の青年団長さんもお呼びたてし、一緒に飲み明かしました。富岡の祭りは、富岡北地区の富岡東・中・西と、富岡南地区の富岡7・8丁目・樋守が徳民於賀神社を祀って行うものなんです。つまりは『富岡南北統一』こそが、祭りの成功につながる、地域の存続と結束につながる‥そう信じて、水面下で飲み明かし続けたいと思っております。

2025-01-13
“初々しい”って、素晴らしい!

2025年1月12日(日)‥笠岡市民会館にて‥午前中は「笠岡市消防出初式」‥午後には「笠岡市成人式」に、来賓として参加させてもらいました。笠岡市議会議員という立場だからこそ“いただける席”に、感謝しなければなりません。ありがとうございました。

消防出初式では、消防活動に従事しておられる、消防団や消防署の方々への表彰や感謝が続けられました。日々の暮らしに安心感と、安全な環境を整えて下さる方たちに、あらためて御礼と、無事の祈願をした次第でございます。

そして、成人式では、20歳になる主役の方々が、晴れ着をまとい、企画に司会に、主体的に式を取り仕切って下さいました。

これね‥ほんと‥式に参加しないと分かんないと思うんだけど‥晴れ着をまとった主役の方々の、その“初々しさ”が、たまらなく素晴らしいんですよ。あんまりジロジロ見ちゃうと、申し訳ないですし、小っ恥ずかしいものですから、全体的に眺め見るわけですよ。

もうね‥ほんと‥この空間にいるだけで、若返っちゃいそうで‥それでいて、代表者の祝辞なんて、結婚式のお父さんのような気持ちで聞けちゃったりして‥もはや、孫のように、みんなかわいい‥これが目に入れても痛くないやつだねって思うっちゃうわけだ。

出初式も、成人式も、参加された方々たちの、今後のご活躍と、心身の健康を祈るとともに‥その活躍と健康の土台を、この笠岡の地で築けるように、市議会議員として、いっそう責任を持って尽力することを心に誓った一日でした。

あらためて、皆様、おめでとう御座いました。

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★ご卒園児で、成人式を迎えた20歳の方がおられましたら、そのノリで、また富岡保育園に顔を出してくれたら、嬉しいです。ひそかに期待して待ってます。

2025-01-12
予感‥

新年の挨拶回りをしていますと‥かなりの割合で、「笠岡市は、どがんなるんで!?(どうなるの)」と、憂う声をお聞きします。ただ、反対の割合では、「頑張らんといけんな!」と、励む声もお聞きします。

昨年の、笠岡市は、選挙の結果、新しい首長になり、そして新しい方針に舵を切ることになりました。前首長は、理想を追い求めるがゆえに、現実が疎かになりがちだった‥との評価が、1つの原因で選挙に敗因したのではないかと分析しています。

新首長は、その点を振り返りながら、現実を正面から受け止め、市民にありのままを伝えることによって、当事者意識を持ってもらおうと策を練ったんだと思います。

昨年、市内の全域を駆け回り、財政健全化計画へ向けて、笠岡市の財政状況を説明しました。ただ、この説明後に、大きな揺れ動きがありました。その揺れ動きとは“当事者意識への負担”だったのではないかと分析します。向き合う精神力がある方もいれば、そうでない方も当然おられたかと思います。おそらくではありますが、そうでない方の割合の多さは、市長を含めた執行部の方々の目測以上だったのではないかと推測します。

憂う声の大半は、どうしても不安や心配の部分を切り取ったところに焦点が当たりがちで、安心できる部分は削り取られてしまいがちです。

例えばではありますが、笠岡市は、『10年で100億円の負債を抱える』との見栄えする言葉が先行しがちですが‥あくまでも、これは現在進行している、また進行しようとしているものを決行した場合のものです。笠岡市の人口はピーク時には7万人を超え、出生数は平成初期は500人を超えていました。しかし、現在の人口は4万5千人を割り、出生数は150人前後というわけです。この数字を見る限りでも、ダウンサイジングをしなければ、それ相応の負債を抱えることは明白です。

ただ、今のように“ダウン”などという後ろ向きの言葉を使ってしまうことにより、不安を煽ってしまうのだから、言葉というものは難しいんです。

笠岡市は、いたって税収は安定しており、また市のウィークポイントと言われる水道代の高さも、値段の反面、安心して持続可能な使用ができるように点検や修繕など、他市に負けないくらい、きちんとされています。加えて、このたび、財政健全化計画の案で打ち出された、廃止案の項目も、大半が代替え案が整っているんですね。

「じゃあ、わざわざ新首長は、財政状況を、ありのままに伝える必要がなかったのではないか!?」そんなご意見もとんできそうですよね。推測になりますが、おそらく新首長も、そのようなご意見は想定していたかと思います。思いますが、その反面、「だったら〇〇しよう!」との、危機的状況だからこそ捻り出せる、前向きな施策や、起業家の誕生などを期待しているのではないかと思うんです。

ここから先、笠岡市はブルーオーシャン化する予感が筆者はしてなりません。笠岡市の財政状況と、市民感情を正確に把握しながら、本市のもつ潜在能力を発掘し活かす、そんな新しい人物、企業が、出現する予感です。

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船長!出発します!
2025-01-11
理事長から、新年のご挨拶。

〜徒然なるままに〜

年末に猛威を振るったインフルエンザ(とマイコプラズマ肺炎も少し)。富岡保育園のみなさまにはご心配、ご不便をおかけいたしました。楽しみにしていた「歳末大感謝祭もちつき大会」も中止せざるを得ない状況でした。

富岡保育園のみなさまもクレヨンKIDS のみなさまも、年末年始を健康に、心穏やかに過ごされましたことと、心より願っております。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、この度のように感染症が流行し、在籍人数の半数もしくは10人を超える罹患が確認された場合、岡山県備中県民局井笠保健所笠岡市役所への報告が必要です。毎日、罹患された方の症状や人数などを報告するのですが、たいてい「何歳児クラスに多いですか?」と(とても愛情深く、状況を心配してくださりながら)尋ねられます。ご存じのとおり年齢別クラスではなく、罹患の分布が幅広いため少し返答に困りますし、年齢別ならその年齢のみでおさまることも考えられると、当然ながら思ったりもします。

そんなリスクを抱えながらも、あえて「異年齢」で暮らす「とみほ村」のことをふり返り、「初心忘るべからず」で、新年をスタートしたいと思います。

以前は、とみほ村も年齢別クラスでの保育を展開していました。同年齢の子どもたちに対し、職員が主導する一斉保育型でもありました。

年齢別のクラス分けになった経緯は人類の歴史からすると、ごく浅いのですが、画一的な人格、言われたことだけをする人格を育てることが急務とされた戦争などの時代背景により、国が推し進めた管理教育が現在も続いているのが事実です。

時代が流れ、社会から求められるカは、例えば「常識や前提にとらわれず、ゼロからイチを生み出す能力」「夢中を手放さず一つのことを掘り下げていく姿勢」「グローバルな社会課題を解決する意欲」「多様性を受容し他者と協働する能力」なのに、今まで通りでいいのだろうか。

そこに疑問を持ち、改革を始めたのが2017年11月でした。「子どもにとってどうか、大人の都合になっていないか」を基準とし、トライ&エラーの毎日でした。

職員や保護者の方々から寄せられる心配や困惑の声に応えるため、保育業界をはじめ他種業界から精神面や理論を請う中で、狭い視野でしか議論してこなかったことを反省しました。

と同時に「乳幼児の育ち」への責任と、保育のプロである私たちでしか全うできない「使命感」を強く感じ、保育・教育を「暮らし」と位置づけ、笑顔と感謝を巡らせる努力を続けています。

「子どもの権利条約」批准から今年で30年、「子どもの人権」について議論されることが増えてきました。

差別の禁止、子どもの最善の利益、生命・生存及び発達に対する権利、子どもの意見の尊重という4つの原則が示され、「こども基本法」にも取り入れられています。

年齢別保育や一斉保育よりも、子ども同士のかかわりと協同的な遊び(学び)を意図できる「異年齢の暮らし」の方が、「子どもの権利」と「子どもの今」を守るには適していると実感できています。

なぜなら、子どもは未来のために生きているのではなく、「今」を精一杯生きることが「未来」へと、つながるからです。

とみほ村は今年も、子どもの「今」を大切に、「信じて待つ」という原点にかえります。

富岡保育園とクレヨン KIDSが皆さまにとって「今を楽しむ場所」であるよう、信念をもち歩み続けます。

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2025-01-10
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