富岡保育園へようこそ!「伸びる。成る。子どもも大人も互いに伸び合い、成長し合う『大きな家』でありたいと願い、社会福祉を支えています。

富岡保育園

副園長ブログ

七夕祭りに、プラネタリウム!?

『プラネタリウム』という言葉の響きを聞くだけで、なんだかワクワクドキドキするのは、筆者だけでしょうか‥。

今日、富岡保育園で開催される「七夕祭り」の企画書に、“プラネタリウム”と記された部分を見つけました。

ひとつの部屋を、黒色のビニールで真っ暗にするようで‥そのビニールのところどころに、おそらく星をくり抜き‥そして、そのくり抜いたところに光が差すと‥お部屋の中が、あら不思議、プラネタリウムなわけですよ、おそらくね。

どんな結果になろうが、プラネタリウムが企画にあがっただけで、筆者は非常に嬉しいです。

そして、何より、この企画をあげたのが‥産休育休明けクルーと、昨年度後半から仲間入りした調理師クルーだそうで‥もちろん、誰が企画をあげても嬉しいのですが‥新しいこと、チャレンジすること、ワクワクドキドキすること、これらを保育者たちが率先して楽しんでくださることに、感謝しています。

ちなみに、筆者が、富岡保育園に働き出してから‥いろいろな企画を見たり、手がけてもきましたが‥プラネタリウムは、この度がはじめてです。

子どもたちも、大人たちも、今日の七夕祭りを、願い事に、またプラネタリウムの星たちに、胸をときめかせながら楽しんで下されば、幸いです。

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願い事よ
星空へ
届け
2024-07-05
『二元代表制』と『二元学習制』

昨日の本会議をもって「笠岡市議会6月定例会」が閉会されました。市議会議員として、はじめて参加した定例会。個人質問にもチャレンジすることができ、目まぐるしくもありながら充実した1ヶ月でした。

外から見る議会と、内に入って見る議会とでは、やっぱり違うもので‥その違いを見るのも、筆者は楽しみにしていたところもあります。

1ヶ月続く定例会、途中、途中に、休会日もあるんです。ただ、休会と言っても、その合間に、質問や答弁の内容を詰めていったり‥なんやかんやとあるんですね。なんやかんやって表現になったのは、まだそれだけ筆者が把握できていない証拠です。

本会議終了後に、隣町、福山市で開催された「自治体議会改革講義」に出席してきました。『議会』と『市長』の関係は、『二元代表制』であることを、耳にタコかイカかができるくらい聞いてきました。

議会は、議事機関であること。議事って何やねん!?って話しですが‥審議したり熟議したり監視することと同時に、市長に対して政策の競争ができるチカラをつけなきゃいけませんよ!って話しでした。

議員としての個人活動に励むと同時に、民主主義国家として過半数のチカラをもった『議会人』としての自覚もしっかりもたなきゃならんな!と、いったところです。

さて、勉強することが山積み、パンク寸前の筆者。二元代表制でバランスをとる必要が求められる、市長を含めた執行機関の方たちと、講義後、意見交換会にも参加してきました。笠岡市の部長級の方々、また議長を筆頭に議員全員で、場所が議場でないぶん、ざっくばらんに意見を交換をすることができました。先輩議員の方々とも、つっこんでお話しすることができ‥選挙戦を含めた、一市民の時に抱いていた印象とは大きく異なり、しっかりと人間関係を築き、これから多くを吸収していこうと思ったしだいでした。


ついつい、議員活動報告になりがちな副園長ブログ‥新人なものでお許し下さい。

今日、富岡保育園では、13時過ぎ頃より、保育実習の反省会が行われているはずです。正直なところ、筆者も出席したいのですが、変な圧がかかってしまってはいけませんので‥副園長補佐に一任しました。

富岡保育園の保育実習の指導方法は、他園とは、少々異なるかと思います。なぜかって、保育の方法が違うわけですから、指導方法も変えるのが当然ですよね。“実習生の実習目標を達成”できるように、実習環境を試行錯誤することが、わたしたち保育現場を預かる者の務めです。

例えば‥固定担任制ではありませんので、実習日誌の記入者も固定ではありません。指導経験や、またその方の特性、さらには今後の成長を見込みながら、指導リーダー(今年度から副園長補佐)が実習日誌指導記入者の予定を組んでいきます。

ちなみに、このたびは2年目の若手保育者たちにも、チャレンジしてもらいました。もちろん色々な意図が含まれていることをお察し下さい。

毎日、同じ保育者が指導するメリットもありますが、保育者が交替しながら指導するメリットもあります。ありますし、なんなら、充分過ぎるほどのメリットがあるんです。(どんなメリットがあるか気になる方は、岡山県笠岡市富岡605富岡保育園までお越し下さいね。)

指導リーダーは、筆者から引き継ぎ、4代目になるでしょうか。保育の内容が見直されるたびに、さらには引き継がれるたびに、実習方法を見直し、実習環境改善に努めています。『実習生』と『現場保育者』の『二元学習制』で、これからも取り組ませていただきたいと思います。

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離乳食の盛り付け中です。
2024-07-04
会話の達人にハメられると‥

ブログ読者の周りに、こんな人はいませんか。いわゆる“会話の達人”と思わせる人です。どんなことでも、会話を起こして、そして会話をつなげる人。

達人の術中にハマってしまうと、達人の話しを延々と聞くハメになる‥もしくは、根掘り葉掘り質問されては言わなくても良いことまで言っちゃうハメになる‥。

ただ、達人となると、相手をハメても嫌な気にさせないところまで持っていくんでしょう。会話を終えると、「何の話しをしたか忘れたけど‥楽しい時間だったな、有意義な時間だったな。」そう思わせてしまうのが、会話の達人の領域なんでしょう。


富岡保育園にも、何人かいるのですが‥5歳児の女の子の1人が、その領域に入ろうとしているのかなって。ときたま、筆者の書斎(保育LABO)に訪ねて来ることがあるんですね。

「ちょっと、話したいことがあるんじゃけど。」

そんな切り口で、律儀にノックしてくるんです。

どうぞどうぞと、招き入れると‥

「あのな‥」と、神妙な面持ちで、話し始めるのですが‥内容は、特段のものではない。

ここで、その内容を紹介すれば良いのですが、正直、どんな話しか忘れるくらいのものです。

会話が落ち着くと、いったん退室するんですね。お邪魔しましたと、こちらも律儀に。

けれども、また少しの間を置くと‥

「ちょっと、話しそびれたことがあるんじゃけど‥。」

そんな切り口で、再びノックしてくるんです。

たいてい、このやりとりを繰り返し、この女の子の場合は、いくらかタイミングを見計らいながら、会話を終えていくんです。

内容はともかく、やっぱり楽しい時間、有意義な時間だったなって、思っちゃうところがあります。


マンツーマンでの会話、少人数、大人数‥いろいろなケースがあると思います。また、もちろん目的も異なるでしょうし。ただ、達人たちに共通するところは、そのプロセスや経過を楽しんでいるところだと思うんです。筆者自身も、見習いたいところです。

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以下は、少人数で行う職員会議の質の向上に向けて、職員にアドバイスをしようと思っていることのメモです。

ちなみに、メモのネタ先は、保育コンサル業などを営んでおられる「株式会社カグヤ 」からです。

一円(いちえん)となって、はじめる一円対話のルールです。

  • 悪いこと、マイナスな言葉は遣わない、または言わないこと
  • 正直に素直に話すこと、オープンでいること
  • 話している人がいる時は、最後まで横やりいれずしっかり傾聴すること
  • その人が話し終えたら、心からの拍手をすること
  • 終わらせることが目的ではなく、そのプロセスや経過を楽しむこと
  • 肩書や権威などをなくし、すべてフラット(平等)でリラックスして話をすること
  • すべての出来事は学びになっているという解釈を行うこと
  • 一円対話の時間は、途中退席や他の業務などをやらないこと
  • 時間通りにはじめられるように配慮すること
  • 仲間を支えるためにも自分から参加しているという姿でいること
  • 一円対話が大切にしているのは共感であることを忘れないこと
2024-07-03
年齢は諸刃の剣!?

どこの新聞だったか‥「北朝鮮の金正恩総書記の顔が描かれたバッジを政府幹部が装着することで、偶像化(感情的な前提の刷り込み)する狙いがあるのでは!?」と書かれた記事を見かけました。

この記事の内容に関しては、さほど心が揺れることはなかったのですが‥記されていた金正恩総書記の年齢に、ビックリマーク程度に驚いたんです。40歳なんですって。

この七夕に決する、東京都知事選に立候補している石丸伸二さんという方がおられます。こちらも、どこかの新聞で見たのですが‥つい最近まで広島県安芸高田市の市長。市長として、田舎町の政治にメスを大胆に入れられ物議を醸した方で有名なのですがね。こちらも、わかっちゃいたのですが、その年齢に、ビックリマークです。41歳ですって。

最近の世の中で言えば、年齢でとやかく言うと、またまた何かのハラスメントにあたるでしょうが‥

「まだ若いんじゃけん!」って応援のメッセージを、ここのところたくさんもらう、38歳の筆者としては‥そこに甘えてる場合じゃないんですよ。

ちょっと、市議選に立候補して、なおかつ、市内では一番若い議員になったからと言って‥井の中の蛙なわけで‥知れば知るほど自分の無知さを知っては残念に思うだけ思って‥何かと甘えていたんです、この数ヶ月。


ある喫茶店のママが、こんなことを言っていました。

『村上さん!今日が人生で一番若いんよ!』


年齢は武器にもなるでしょうが、筆者のような言い訳にもなる、まさに諸刃の剣。

それに比べて、園児たちを見ていると、年齢なんてどこへやら‥。園児は、喫茶店のママの格言を体現しているかのようです。


ここやらで、一度立ち止まって、褌を締め直したいと思います。社会福祉法人に勤める者として、富岡保育園で副園長職を務める者として、笠岡市議会議員にあたる者として‥また村上太志という者として、何がしたいのか?何を実現させたいのか?志しをハッキリとさせ、しっかり太く磨いていきたいと思います。

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坂本龍馬が薩長同盟に奔走していたのは、30歳の時なんですって‥。

ちなみに、織田信長が桶狭間の戦いに挑んだのは、27歳の時なんですって‥。

★昨日から、保育実習生が1名増えました。現在3名の大学生たちが、富岡保育園で実習中です。もちろん若いのですが‥筆者のように言い訳にせず、武器として、実習目標達成に励んでもらいたいです。皆様、応援宜しくお願い致します。

2024-07-02
7月は豚肉の柳川風煮でスタート

岡山県笠岡市では、大雨洪水警報が発令されています。笠岡市に限らず、ブログ読者の皆さま、安全運転ならびに、歩行中の転倒などにご注意下さい。


さて、今日から7月スタートです。

梅雨から猛暑へと移り変わる季節でもあります。水や土、太陽、植物や生き物などから自然のエネルギーをたくさん頂ける時期でもありますし‥エアコンや扇風機などを上手に使いながら、熱中症対策をとらなければならない時期でもあります。

また、冷たい飲み物や食べ物が美味しい時期でもありますが、それだけ胃腸への負担をかける時期でもあります。活動と休息のバランスを、子どもも大人も工夫しながらとっていきましょうね。


それでは、今日のブログは、上記のような季節を豊かに暮らすために、とみほ村ではなくてはならない‥お昼ごはん!のメニューを少しだけ紹介してみようと思います。

(ひとまず、5日分です。材料や作り方などご興味ある方は、是非、岡山県笠岡市富岡605・富岡保育園・太陽の台所までお越し下さい。)


【7月1日 月曜日】

・豚肉の柳川風煮・ミネストローネ・ごはん・果物

(おやつ・ごま塩おむすび)

【7月2日 火曜日】

・赤魚の南蛮漬・春雨サラダ・豆腐の味噌汁・ごはん・果物

(おやつ・カステラ)

【7月3日 水曜日】

・親子煮・きゅうりもみ・大根の味噌汁・ごはん・果物

(おやつ・いりこ)

【7月4日 木曜日】

・牛挽肉のカレーライス・トマトとグリーン野菜のツナサラダ・果物

(おやつ・ドーナツ)

【7月5日 金曜日】

・七夕きらきら冷やしうどん・しゅうまいとブロッコリーのマヨサラダ・果物

(おやつ・カルピスポンチ)


※ワンコインランチのご予約はお電話にて受付しております。(人数の関係上、お断りする場合もあります‥ご了承下さい。)

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2024-07-01
園庭の藤棚にキジバトの巣が!?

「最近、副園長ブログを読みはじめました!」

明るく快活に、お声かけして下さったのは、富岡保育園のご近所にある八百屋(ヒロツネ商店)の女将さん。

さまざまな方に目を通していただけることに感謝しながら‥飽きられないように、見聞を深め、読んではハッピーになれるような記事、また疑問が沸いたり、意見を飛ばしたくなるような記事を目指して、毎日綴っていきたいと思います。お付き合いのほど、宜しくお願い致します。


さて、今日は、現場保育者たちが綴る、子どもたちや、それらを取り巻く人々も含めた“心の動き”を考察した記録(※ナラティブツリーと呼んでいます。)を紹介したいと思います。

筆者も読んでみたのですが‥思わず、口に含んだコーヒーを吹き出してしまいそうになるくらい、鮮明に、そのドラマが描き出されていました。是非、ご賞味ください。


Title『みんなで、あっためよう~子育ては助け合い~』

ゴールデンウィークが明けたころから、藤棚の上にキジバトが巣を作り、交代であたためて守っている姿を、とみほ村の全員で見守っている。

また、ツバメも同様に巣を作り、家族を守って巣立っていく様子を、とみほ村で見ることができる。

そんな様子を知っている子どもたちは、気にかけて見上げたり、時にはちょっかいを出そうとしたりであいさつや声をかけたり...。

そんなある日、元気に登園してきたタロウ(仮名)が「おはよう」を言うよりも先に、園庭内を走り回り、あちこちに散らばっているポールを集めはじめた。

一番大きなタイヤを探してきて転がしながら場所を決めると、そこにタイヤを横向きにセットした。

その中に集めてきたボールを次々に入れて、自分自身の体でふたをするように、おおいかぶさった。

タイヤの巣の中にボールのたまごをたくさんかかえ、大切にあたためている。

しばらく様子をみていたが、じーっとあたためて守っている。

通りかかったハナ(仮名)が「タロウくん?なにしとん?」と聞くと、「いま、あたためとる人よ!」とタロウ。

「ふーん・・・」と言ったあと、ハナは少し考えて「かわろうか?」と申し出た。

タロウも少し考えて、「うん、かわろう。」と。

その後、あそんではかわる。交代が何度か続いていた。私は(本物の鳥の夫婦みたい)と思いなからボールのたまごを、かいがいしく世話する姿がかわいくて面白くて....

私はしばらく席を外したあと、どうなったか気になって、ふと園庭をみてみると、まだ同じ場所に巣があった。..が、夫婦が変わっている!?まさかのメンバーチェンジ!!

今度はユウサク(仮名)とユリ(仮名)の夫婦があたためて守っていた。

同じようなやりとりを繰り広げながら、ひとつの巣と、5つのたまごを、みんなで守り抜く子どもたちに、優しさやおもいやりの気持ちの育ちを感じずにはいられませんでした。

実体験と結びつけて、あそびを展閉していく中で、ともだちとのかかわりが広がり、言葉でのやりとりや、コミュニケーションに必要なチカラが育っていると感じたし、何よりほほえましくてかわいい。

改めて、保育の仕事は、すばらしい感動にあふれている!と思いました。

ちなみにキジバト(別名ヤマバト)は平和の象徴とされていて、平穏無事な日々の到来や、幸運やチャンスの訪れという意味があるのだとかや‥これからも見守っていきたいですね。



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2024-06-30
表情と信頼関係

昨晩、笠岡東中学校PTA意見交換会に参加させてもらいました。笠岡市富岡にある富岡保育園、笠岡市神島にあるクレヨンKIDS、ともに笠岡市で言えば東ブロックに位置し、笠岡東中学校とは縁深いものがあります。

意見交換へは、笠岡東中学校のPTA会長さんはもちろん、歴代の会長さんたち、さらには他ブロックのPTA会長さん‥先生たちで言えば、笠岡東中学校の校長先生、教頭先生、さらには歴代の校長先生、教頭先生など‥東ブロックの教育を支えてこられた方が、顔を揃えられていました。

非公式の意見交換会ですので、交換する意見も、雑談を交えながら、ざっくばらんと楽しいものでした。良い話しも、たくさんあったはずなのですが‥筆者の記憶の曖昧さを、どうかお許しください。

ただ、これだけは断言できるのですが‥とにかく、顔を揃えられた方が、熱いんです。お立ち台で喋り出すと止まらないんです。その熱さの根源は「生徒にとって良い環境を作るため」に、他なりません。

“我が子”ではなく“生徒”と記した意味がお分かりでしょうか?


そう言えば、ある教頭先生と雑談の中で‥『マスク生活の後遺症』について、ちゃぶちゃぶと喋ったのですが‥コロナ禍全盛の時には、マスクはほぼ強制、給食時間も黙食がほぼ強制されていたそうです。おそらく、全国的であって、珍しく対応や指導ではないと思います。

ほぼ強制されていた日常生活って、習慣になっちゃうんじゃないかと、筆者は、ちゃぶちゃぶ喋りました。

もしかすると、誰もいない無人島でも、飲み物を飲む時だけ、片側のヒモだけ外してマスクを外し、飲み終えると、また片側のヒモを耳にひっかけてマスクを装置するんじゃないか‥それだけ習慣になっちゃうんじゃないかと。

もちろん、マスクは感染予防のためであることは理解しています。そして、無理やり外させることや、装着させることは、コロナ禍全盛を過ぎた世の中では、何かのハラスメント行為にあたるでしょう。

ただ、マスク生活の後遺症は、子育て環境にも影響すると筆者は考えています。その1つに「感情表現」があると思っています。

マスクを装着していると、無意識のうちに、顔の表情筋が機能をサボっているはずです。無意識を因数分解してみると、マスクで顔の大半が覆われていることもあり、“他者からの視線”を気にしなくて良いという心情が働いているはずです。

これが習慣化すると、表情がなくなっていくんです。裏返すと、喜怒哀楽の表現が乏しくなるんです。

子育て環境に、もしも表情がなくなっている養育者がいたとしたら、いかがでしょうか?

赤ちゃん、子どもたちの目には、どのように映るでしょうか?

「この大人、わたしと一緒にいて、楽しいのかな!?」

「この大人、ぼくが悲しんでることを、一緒に悲しんでくれているのかな!?」

つまりは、共感が共有できないわけですから、必然と『信頼関係』を築くことは、かなり困難になりますよね。

だから、マスクを外せ!と言っているわけではなくて‥マスクを装着する場合は、いっそう、オーバー気味に表情を意識しなきゃいけないよ!と言いたいんですね。


余談になりますが‥

筆者が選挙戦初日に、一番疲労を感じた、身体の部位は『表情筋』でした。選挙戦最中、360度意識して、表情を作っていると‥自宅に帰宅すると、どっと顔が突っ張る、引き攣る感覚がありました。それだけ、普段、使っていない表情筋があったのでしょう。

筆者の場合、それからと言うもの、朝昼夕に、自己流の顔面体操をしています。大きく伸ばしたり縮めたりしながら、「あーいーうーえーおー」の動きなどを反復しています。

これは、あくまでも自己流であって、科学的根拠があるか定かでない話しだということを、ご承知下さいね。

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2024-06-29
日常会話で国語力を習得しよう!

先日、新卒クルーと、試用期間となる、この3ヶ月の振り返りをしました。新卒だろうと、なんだろうと、新しい環境、コミュニティに慣れるまでは、「今、どうしたらいいんだろう!?」「これ、合ってるのかな!?」と、戸惑うことも、しばしばですよね。

慣れることで安心感が生まれますが‥慣れ過ぎてしまうと危険性が見られてしまう‥頃合いと言うものが重要であることは間違いなさそうです。

さて、新卒クルーが、この期間、嬉しかったことがあるようです。それは「先生」と呼ばれるようになったことだそうです。“おねえちゃん”から“せんせい”と呼ばれ方が変化したことで、認めてもらえたんだと実感したそうです。

この嬉しさは、ある種、新卒の特権なのかな‥。筆者であれば“おにいちゃん”と呼ばれれば御の字でしょうが‥40手前になりますと“おじさん”“おじちゃん”あたりです。“むらかみせんせい”が本来スタンダードなのですが、近頃は“ピー”を付け添えてくれたり、呼び捨てであったりですね‥「呼ばれるうちが華」かなって思うようになっています。

そう言えば、今日、かなり久しぶりに、園児からお手紙をいただきました。

新卒の特権とは、おそらく観点が違うんでしょうが‥園に居るような居ないような、居ないような居るような副園長の特権として、嬉しかったですね。

お手紙には『むらかみせんせい しごとがんばだね だいすきだよ』と、大きくはっきりとした文字で綴られていました。

保育者冥利に尽きるのでしょう。ここぞとばかりに、専門性を意識しながら、お返事を書いてみました。

『おてがみをかいてくれてありがとう。きょうは、よくあめがふるね。』と、大きくはっきりした文字で綴って手渡しました。

どこが専門性なんだよ!ってね。意識したのは【助詞】です。【を】とか【が】のことです。


午後、市内の小学校の授業を、少しだけ参観させてもらいました。科目は算数。引き算を学んでいました。

ただ、引き算の問題と言っても、ただ単に、2−1=1だってことが分かれば、答えに辿り着ける‥わけじゃないんです。

例えば、黄色の折り紙と、緑色の折り紙があります。黄色の折り紙は何枚あるでしょうか?そんな問題であれば、色の識別は必須ですよね。

続けて‥黄色の折り紙が8枚、緑色の折り紙は5枚。折り紙の枚数の違いは何枚でしょう?なんて問題であれば【が】とか【は】の日本語として感覚的な意味も理解しないと答えづらいはずです。さらに“枚数”とか“何枚”とか、こんがらがっちゃう表現も理解しておく必要がありますよね。

つまりは、算数につながることを、保育園時代に備えるためには‥1だとか、2だとかの数字に興味を持ってもらうアプローチ以上に、特に国語力を身につける必要があるってことです。

国語力へのアプローチとしては、ワークやドリルをするよりも、もっと先にすることがあります。それは“会話”です。子どもと“会話”をする時に、さきほどの、おじさんのように【が】とか【を】とか【は】とかの助詞を意識して会話をやりとりすることです。また、日本語特有の感覚を習得するには、会話をする時に、しっかりと表情を見せることも大事です。

よくある例として‥「だいじょうぶ」って言葉。本来は、OKの意味にあたるはずなのですが、ノーセンキューの意味にあたる場合も、日本ではあるんです。その意味の違いは、前後のやりとりや、表情から予測するしかないんですね。

保育者の専門性は、案外、目立たないところにあるもの。会話もそのうちの1つです。

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2024-06-28
将棋の強そうなお師匠さんと再会

そう言えば‥筆者は小さい頃から、将棋は弱かったなぁ。たぶん、何手先を読んだり、理詰めするような思考力が乏しかったんでしょう。そして、小さい頃に限らず、現在も、そう変わりなく、弱いんだと思います。

おそらくですが、今日、会いに行った方は、将棋は強いんじゃないかなぁ。じっくり考える場面もあれば、チャンスとみれば、すかさず打って出る。その強さの秘密は“常に準備している”ところだと認識しています。常に盤上全体を見ながら、そして持ち駒を確認し、一手一手、着実に詰めていく‥。

自家用車のタイヤを転がし、進んだ先は‥島根県江津市。お約束していた方との時間に、少し余裕があったものですから‥江津市役所に、旧江津市役所、そして江津駅を、ぶらりと歩いて回ってみました。江津市は、笠岡市に引けをとらない田舎町だと思っていて‥ちょうど、市役所は令和3年に新設され‥そして、旧庁舎の今後は先行き不透明。ちょうど、笠岡市も市役所の耐震問題などもあり、建て替えの時期にさしかかっていたり‥市内にある貫閲講堂を解体するか利活用するかで揺れていたり‥駅前も廃れて微妙だったり‥抱えている問題、課題が類似しているんですよ。ぶらりと言いながらも、筆者の細い目は鋭くありました。

さてさて、お約束の時間にお会いした、将棋が強そうだと筆者が勝手に印象付けている方です。島根県江津市「あさりこども園」園長先生です。いつからの仲と言いましょうか‥関係を持たせてもらったキッカケは‥2017年に、富岡保育園で保育実践改革を始めて、心が折れそうになるたびに、訪れては励ましてもらっては、それが主となるキッカケでしょう。励ますと言っても、ただの「頑張れ!」じゃなくてですね‥詰将棋のように、綿密に、コチラが成長できる具合に課題やチャンスを与えてくれるわけです。その手に、着実に乗っていくと、あれよあれよと成長していくので、筆者も含めて、おそらく、何人もが、その手に乗って、おもしろい成長を遂げているはずです。

ちなみにですが‥筆者が到着した時には、12時間かけて足を運ばれた先客がいました。福島県の、とある町の教育委員会の方でした。なんでも、とある町の、保育園・幼稚園・小学校・中学校の統合、また内容の相談をしているとのことで‥。

「全国に、門下生がいるのかよ!」と、心の中でツッコミながら、福島県の門下生の方と一緒に、お師匠さんから学ばせていただきました。

お師匠さんは、“まち全体を学校にしよう”と企んでいるようで‥やっぱり着実に準備していて、持ち駒を揃えながら、勝負の時を睨んでいるようでした。

帰り道‥自家用車のタイヤを転がしながら‥

「なんだか、幕末の武士みたいだなあ。」と思ったんですね。

会いたい人に会って学ぶ。

学びたい人に会いに行く。

福島県の門下生の方と、ご縁が持てたことで、さらに筆者の熱は高まりました。

もしや、これも、お師匠さんの作戦なのでしょうか‥急遽、予定を合わせてお時間をとって下さった、お師匠さん、また、あさりこども園の先生方、さらには、江津東児童クラブの皆様、また福島県の門下生様、本日は貴重な時間をありがとうございました。この、ご縁と学びを無駄にすることのないように、市政に、園運営に励んで参ります。

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2024-06-27
ユリノキテラス侵入大作戦

“新エリア『ユリノキテラス』誕生‼︎”

とみほ村新聞号外一面に大きく見出しが打たれていました。

と、言いたくなるほど、立派なエリアが、とみほ村のお庭のど真ん中に新設されました。

『ユリノキテラス』は、その名前から連想されるように“百合の木”を囲むように、あたたかい木材を組み合わせてできたスペースです。

この“百合の木”‥何年になりますでしょうか‥現園長が、「子どもを主体とした保育改革がしたい‥。」との想いを馳せていた頃に、お庭のど真ん中に植えた木なんですね。

かれこれ、何年が経つでしょうか。(詳しく知りたい方は、現園長にお聞きしてみて下さいね。)子どもを主体とするような、いや、子どもも大人も、ひとりひとりが主体となって暮らせるような、そんな保育園に近づいてきたんじゃなかろうか‥そんな雰囲気になってきた、今年度‥新エリアの計画が打ち出されました。

あの頃、馳せていた想いを‥初心を忘れることのないように。百合の木を大事に囲んで、さらに子どもたちが想像的に、また創造的になれる環境を整える、そんな計画です。

新エリア設置から、数週間が経ちました。どんな風に遊ぶんだろうか、使い込むんだろうか‥楽しみでしかたありませんでした。観察してみますと、子どもたち自身も、どんな風に遊ぼうかな、使い込もうかな‥試行錯誤している雰囲気です。付け加えると、現場の先生たちも、どんな風に見ようかな、守ろうかな‥こちらも試行錯誤している雰囲気です。 

日が経つにつれ、重ねるにつれ、『ユリノキテラス』ならではの過ごした方が、浸透していくのではなかろうか‥そんな風に筆者は予想を立てています。


昨日、18時頃だったでしょうか。ひとりの男の子、歩き出して、それはそれは行動範囲が広がりつつある男の子と、お庭を散歩していました。

ちょうど、ユリノキテラスにさしかかった時のこと。ユリノキテラスは、入り口のような出口のようなスペースが2つあるんです。

1つは、あきらかに、この男の子では登れない高さ。はじめ、そちら側からやってきては、筆者に抱っこをしろと合図を出すんです。けれども、ちょっと意地悪なんでしょうね、反対側からおいで、そのように合図し返しました。

反対側、もう1つのほうから、男の子がやってきました。こちら側は、こんもりとした築山に沿っているので、軽々と、ユリノキテラスに入れるだろうと思っていました。

けれども、よくよく見てみると、築山とユリノキテラスの間には、微妙なほどの溝がありました。どれくらい微妙かと言うと、この男の子の一歩では乗り越えることが困難だろう、それくらいの溝です。

さすがに筆者も、意地悪をやめて、手を貸そうかと思った、そんな矢先‥男の子は、ある行動に出たんです。

溝の手前で、身体の力を抜いて‥どんな表現が適当でしょうか、操り人形のようでもありました‥ユリノキテラスの柱に、身体を傾けて、そして手をうまい具合につきました。そして、その手を支えに、大股で、その溝を乗り越えては、ユリノキテラスに着地したんですね。

この一連の動作を見る限り‥この男の子は、何度も何度も、ユリノキテラス侵入を試みていたんでしょう。もしかすると、溝にハマってしまったこともあるかもしれませんし。もしかすると、泣きべそをかいたこともあるかもしれません。そんなことを繰り返しいたところ、編み出された、あの一連の動作なのでしょう。

うまく表現できない歯痒さはありますが‥ブログ読者で気になる方は、是非“生で”男の子のユリノキテラス侵入をご覧ください。

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入り口のような出口のような
出口のような入り口のような
2024-06-26
遊びは続くよ、どこまでも。

おそらく“この遊び”は、2、3年前に流行したんじゃないかと記憶しています。

砂土を、ふるう⁉︎こして、小石などを取り除き、サラサラの砂を作る。これだけならば、もっと、もっと前から流行していたんだと思うんです。

ですが、その、ふるい方、こし方が“この遊び”のポイントなんです。古タイヤに、砂土を広げて、手で、ポンポンポンポンと、古タイヤを叩くんです。すると、あら不思議、古タイヤにサラサラの砂だけ残るんです。残った砂を、手でさらって、サラサラの砂を大量生産していくってわけです。

ただですね“この遊び”も、進化を遂げていたようなんです。ある女の子が“この遊び”をしている最中に、呼び止めてきたので、駆け寄ってみると‥。

古タイヤ、一周、砂土を広がていくのですが、この手つきは、かなり大雑把と言ってしまったらいかがなものでしょう。慎重とは真逆、大胆に砂土を広げていきます。

広げ終わると同時に、女の子は、身軽にタイヤの上に、ピョンと立ち上がりました。そして、ピョンピョンピョンピョン、古タイヤの上をジャンプするんですね。

すると、あら不思議、古タイヤにサラサラの砂だけ残るんです。そして、残った砂を、手でさらって、サラサラの砂を大量生産してくのですが‥

明らかに、手で、ポンポンポンポンと叩くより、早く、そして量も多く感じました。まさに、効率的、サラサラの砂作りです。

この女の子が開発したかは、定かでありませんが‥“この遊び”が進化していることに間違いなさそうです。

余談になりますが‥試行錯誤して作った、サラサラの砂。ビニール袋に大事そうに入れて、お家に持って帰る子どももいるんです。丹精込めて作ったのですから、そりゃあ大事に持って帰りたいわけだ。帰りのお車や、お家の玄関先で、ぶちまけないことを祈るばかりで‥お許ししてくださっている、保護者の皆さま、誠にありがとうございます。また、場面によっては、難しいこともあると思いますので‥その時は、遠慮なくスタッフにお声かけ下さい。保育園でも、サラサラの砂は保管できますので。

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まずは、大雑把⁉︎いや、大胆に。
で、ジャンプ、ジャンプ!
そして、ガッツリ、さらいます。
2024-06-25
決着がつかなくて良かったかも。

「副園長ブログの読者って、どんな人がいるんですか?」

こんな質問をされることがあります。実際のところ、SNSなどと違って、誰がいつ見たり読んだりしているか、筆者には分からないんです。そして、むしろ分からなくて良いと思っています。それくらい、気楽な関係の方が、風通しも良くていいんじゃないでしょうか。

おそらく‥保護者の方や、また保護者の関係者もいるかもしれませんし‥入園や就職を考えている方‥市内外、県内外の保育関係者‥いや保育関係者だけじゃないかもしれません‥さらには、もしかすると海外に住まわれている富岡保育園のファンの方‥いずれにしても、さまざまな方たちが、トイレで気張っていたり、お風呂に浸かりながら、あるいは寝る前のベッドの中、お好きなタイミングで、見たり読んだりしてくれているんじゃないでしょうか‥又は、誰の目にも触れられていない日もあるんじゃないでしょうか。

ただ、灯台下暗し的に、案外、筆者の身近な存在、富岡保育園やクレヨンKIDSの職員たちも、見たり読んだりしてくれている‥のかもしれません。

なぜかって、副園長ブログの面白いところは、職員たちに知らせていない情報を、副園長はブログ読者に先に伝えることがあるんです。

つまり、保護者から「ねぇ、先生、ブログに〇〇って綴られていたんだけど‥」などの質問をされると職員たちは答えに困っちゃいますよね。

また、職員たちのことを勝手にネタにすることもありますので「副園長に、変なことを書かれたら、たまったもんじゃない‥」などの確認が必要なケースがあるわけですよ。

あとは、シンプルに「うちの副園長は、何をしてるんだろう?」との疑問を解決しようとしているのかもしれません。それだけ、最近、副園長は神出鬼没感が増している気がしますね。


と、言うことで‥今日のブログは、副園長の一日をさらっていきますので‥ご興味ある方のみ、読み進めて下さいね。

5:55 富岡保育園到着。園内の鍵や窓を開けながら、人差し指で細部をなぞりながら、掃除や整理整頓が行き届いているか確認‥と、記すとハラスメントですよね。現場の先生方が工夫されている保育環境を確認。

6:10 分別ゴミのゴミ出し。ご近所の方と挨拶チャンス。明るく元気良く挨拶できるかが勝負の分かれ目。

6:15 早朝スタッフたちと、お掃除などをしながら談笑して‥その後、保育LABO(副園長の棲家)にフェイドアウト。

6:30 新聞タイム。最近は山陽新聞、朝日新聞、日本経済新聞を読んでいます。笠岡市議会で、テーマになっている「公共交通問題」などの記事があれば、切り取るよう心がけています。

7:30 横断歩道で、交通安全おじさん運動。園児や保護者はもちろん、自転車通学の学生たちに闘魂注入!アントニオ猪木さんのレベルにはほど遠いですが‥。

9:00 笠岡市議会へ向かう。本日は、総務文教委員会で、令和6年度一般会計6月補正予算(歳出)の審議がありました。

11:30 委員会終了後、笠岡市神島にある喫茶「サンロック」へ。先日の笠岡市議会本会議個人質問デビューに感想をいただけたので、お礼がてらにお邪魔しました。偶然、お客さんたちが、干拓の臭気問題について熱心に話し合っていたこともあり‥勉強不足な筆者は、バナナジュースを一気飲みして、帰路へ。

12:00 理事長と、太陽のお台所スタッフたちが作って下さったお昼ごはん(給食)をともなって(果物はスモモでした!)ランチミーティング。先日の理事会・評議委員会の振り返りをしました。

午後:弁護士事務所へお届けもの‥辻与旅館へお礼のご挨拶‥理事の方へお届けもの‥

からの:島根県「あさりこども園」へお電話(6月27日にお邪魔することに決定‼︎)‥香川県「土庄保育園」へお電話(7月5日にお邪魔することに決定‼︎)しました。

そして:副園長補佐から預かりました「新卒スタッフの試用期間報告書」ならびに「実習生の実習①反省」を確認。こちらは、またブログでも紹介していきますね。

そんでもって:カラオケ喫茶「くらら」へ。こちらも個人質問デビューに感想をたくさんいただいたので、お礼がてらにお邪魔しました。決まって一曲披露するのですが、今日は、お茶を一気飲みして、帰路へ。

でもって:新理事の方からお届けものがあり、お礼。そのタイミングで、新理事から『ラーケーション』という、ラーニング(学ぶ)と、バケーション(観光)を組み合わせた取り組みを、研究していることをお聞きしました。

19:00 遅番スタッフと労いの言葉を交わし‥現在、副園長ブログを綴っています。

あ!そう言えば:今日、遊びに来てくれた卒園児と、その保護者と、夕方、真剣にババ抜きをしました。決着がなかなかつかないと思っていたところ‥そのトランプ自体が揃っていないことに、最後気づきました。ある意味、誰も負けなかったので、筆者も含めて誰かが泣かずに(ふてずに)すんで、良かったです。

以上、身も蓋もない、副園長の一日をさらいました。お付き合いありがとうございました。それでは、また明日、ここでお会いしましょう。

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キュウリの収穫‼︎inクレヨンKIDS
2024-06-24
家庭の様子を、ほんの少し紹介。

富岡保育園では、保護者とのやりとりに、手帳やノートなどの類いは扱っていません。

「じゃあ、どうやって、やりとりするんだよ?」と、言われますと‥

「顔を合わせて、おしゃべりして。」と、お答えします。

「当たり前じゃねーかよ!」と、言われますと‥

「その当たり前を、大切にしたいんです。」と、お答えします。

学校とは違い、保育園は必ず保護者(又は関係者)が送迎を行います。(富岡保育園はバスの送迎は行っておりません。)その送迎の機会を活かさない手はないですよね。

やりとりするには、顔を合わせて、おしゃべりしなきゃいけないわけです。否応がなく“コミュニケーションの量”が増えますよね。質も大事なんだけれど、量をこなさないと分からないこと、気付けないこと、築けないことってあるんです。

もちろん、顔を合わせて、そしておしゃべりすることで、やりとりをするわけですから‥たまに、上手くいかないこと、誤解が生まれること、忘れんぼしてしまうことは、相互に当然あります。当然あることで、相互に“許し合える”関係が結べるようになれば、園と家庭の連携は上手くいくんだと思っています。

顔を合わせることで、顔色が良かったり、逆に浮かない表情だったりすることに気づけるかもしれません。また、おしゃべりする口調が明るかったり、逆に歯切れが悪かったりすることに気づけるかもしれせん。気づければ、対応の仕方に微調整を加えることだって可能かもしれません。

かもしれないことに気づいたり、微調整を加えられるようになるまでには、先ほども記述しましたが、量がものを言うんじゃないかしらと。


ちなみに‥限定的ではありますが、やりとりに手帳やノートなどの類いを扱う場合もあることを記しておきます。

離乳食世代の乳児たちの保護者とは、離乳食を卒業するくらいまで、やりとりの補助として、ノートを扱っています。

やはり食事面での配慮について、現場保育者、ならびに栄養士や調理師とも濃い連携が必須であるために、限定的に扱っています。

そのノートの、保護者からのひと言欄に、読むだけでほほえましい文章が綴られていたので‥匿名で紹介させてもらおうと思います。


手離しで立っている状態から自分で1歩前に足が出ました!すぐ尻もちをつきましたが、感動しました!今、歩くことへの意欲がピークで、手を持って、何度も立ち上がり、前に歩いています。普段、手を触るのを嫌がる太郎なので、この時は握ってくれるので、幸せを感じています。笑


ーパパが寝かしつけをしてくれるので、私は太郎に全力でおやすみを伝えるのですが、塩対応で、私の顔を手で払われます。笑

泣きマネをして「ばあ」と顔をのぞかせると、ケラケラ笑ってくれたので母は救われます!笑



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2024-06-23
平和な世界は当たり前じゃない。

雨の予報にもかかわらず‥早朝は降らなかったんです。おそらく、富岡北地区の、誰かが晴れ男なり晴れ女なんでしょう。

本日、早朝より「富岡公園」ならびに「桜椿公園」の草取りが開催されました。なんだかんだと、50人くらいの方が参加されていたんじゃないかと。筆者も、熊手を持って、えっちらおっちらやっていますと‥たくさんの方々が話しかけてくれるわけですよ。

「この前、笠岡放送見たで!(本会議個人質問)わかりやすかったわ!」

「村上さん!カーブミラーの件、ありがとう。あれ、ホンマに困っとったんよ!」

「村上先生!〇〇って名前の学生、覚えとる?私の親戚になるんだけど、保育園で実習させてもらった時に、村上先生が指導してくれたって言ってたんよ!」

「村上さん!その草も持ってって!」

「村上さん!今日は公務はないの?」

ありがたい話しですよね。草取り活動なのに、こんなにも、たくさん会話させてもらえるなんて。なに冥利かに尽きます。

ちなみに、参加者の8割以上の方が顔馴染みになっていたことは、筆者にとっては、成長の証だと感じた次第です。慢心せずに、目指せ10割で、地域の活動に邁進して参りたいと思います。


さて、公務としては‥本日は「令和6年度 笠岡市戦没者追悼式」に参加させてもらいました。

笠岡市遺族連合会、岡山県遺族連盟、岡山県原爆被害者会笠岡支部の方々などを筆頭に、戦没者の追悼を行いました。

市長や、国会議員、県議、市議なども出席し、献花や追悼のことばを述べていくわけなのですが‥

筆者が特に印象に残ったことと言えば、学生たちの“平和への想い”を述べたことばです。

市内の小学生、中学生、高校生の代表の学生たちが、それぞれに想いを述べていくのですが‥どの学生も、自分のことばで、戦争に対する正直な気持ちをことばにしていました。

実際、筆者も学生たちと、そうかわることがなく、戦争体験をしていません。そして、今の、平和のお陰で、不自由なく生活させてもらっています。

学生たちのことばにあったように、今の生活は、平和であるから成り立っていることを、当たり前じゃないことを前提に、再認識する時間となりました。

「平和な世界を」と綴ると、大それたように感じてしまいますが‥けれども“平和”から目を背けず、向き合い続けることでしか、戦争をふせぐ手立てはないのかもしれないと、筆者は考えました。

ブログ読者の皆様、「平和な世界を」意識することはあるでしょうか?是非、これを機会に。

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平和に草取りin富岡公園
2024-06-22
今日もブリンバンバンボンかよ!

富岡保育園では、ホンモノのピアノを、子どもたちに開放しています。と、書いちゃうと「当たり前じゃないの!?」って、ツッコミを入れられそうですよね。そりゃあそうなんだよ。音を楽しむためにピアノを置いてんだから、子どもに開放しなくて、誰に開放するんだよって話しです。

情けない話かもしれませんが、数年前までは、大人だけ、つまりは保育者のみに開放されていました。ピアノの役割は、子どもたちに歌を歌わせる道具‥音を楽しむための楽器としての役割からは、かけ離れていたのかもしれません。

ただ、道具から楽器へと役割を変えるにあたっては、やっぱり「あの重たいフタに手を挟まれたら危ないよね」ってところを「改善、修正。改善、修正。改善、修正。」を繰り返すしかないんです。ちなみに、今でも繰り返しています。

その結果と言っては、なんですが‥多くのピアニスト、音を楽しむ子どもたちを輩出しています。

ピアノの鍵盤に、手が届くようになると、とにかく鳴らして遊ぶんです。また、先輩ピアニストたちの曲を聞いたり、さらには手の動きを注意深く見るんです。

子どもの興味や関心度にもよりますが、“ド”が付くほどハマっている子どもたちは、自分の好きな曲を耳コピして、ピアノで弾いちゃうんです。

「おいおい、そんな曲まで、弾けちゃうの!?」って、驚嘆することが、年に何度かあります。


本日、笠岡市議会本会議、さらには予算決算委員会などがありました。市長が代わり、予算を肉付けした部分の説明がありました。市民の税金を扱うわけですから、慎重に、そして注意深く吟味しながら質疑が行われるんですね。

予算の決議は、来週の総務文教委員会、厚生産業委員会などに付託される運びとなり、閉会されました。

された後、園に帰って、ひと息ついていると‥ピアノの音が聞こえるじゃないですか。

「あれ!どこかで、聞いたことがあるメロディーじゃん!?」

頭の中で、そのメロディーを繰り返してみると、わかりました。

「“ブリンバンバンボン”かよ!」

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連日、「Bling-Bang-Bang-Born」という曲についてネタにしましたが‥この曲に、恨みがあるわけでも嫌いなわけでもありません。誤解のないよう宜しくお願い致します。

先輩たちに続くピアニストたち
2024-06-21
“ブリンバンバンボン”の影響力

「Bling-Bang-Bang-Born」という曲があるようなのですが‥ジャンルで言えば、ジャパニーズヒップホップでしょうか。

どうにもこうにも、筆者は慣れないんです。おそらく、おじさん化しているからなのでしょう。

“ブリンバンバン、ブリンバンバン、ブリンバンバンボン!”と、軽快なリズムを刻んでは‥筆者にとっては、思考が停止するような、脳内麻痺するような感覚に陥っちゃうんです。

ただですね、そんな感覚が、子どもたちって好きなんでしょうね。先生たちに希望して、CDを買ってもらうと‥四六時中、CDデッキで流しては、膝を軽く曲げて、リズムに乗っているんです。

その光景は、何年代かの、六本木や新宿、渋谷などの若者が集う、クラブでの出来事のように映るんです。

ランチタイムなどでも、その曲が‥

~ブリンバンバン、ブリンバンバン、ブリンバンバンボン!”と軽快に音が流れてくるわけですが‥

おじさん化している筆者が、ときどき、理不尽にCDデッキの電源をブチッと切るとですね‥子どもたちに、とても冷たい目で見られるんです。

振り返ってみると、筆者も高校生の頃に、ヒップホップ、ラップミュージックにハマっていたこともあったのに‥


2歳くらいの女の子がお人形さんを抱いていました。その所作は、先生たちやお母さんたちが抱くような、とても柔らかく愛のこもった抱き方でした。

2歳くらいでも、大人の所作をよく見て真似ているのだろうかな。それとも人間には遺伝子レベルで、そんなテクニックが身についているのだろうかな。どちらにせよ、感心していたわけです。

その女の子は、お人形さんをあやしながら、背中を優しくトントンとしたり、またちょっとずつ、右へ左へ、前に後ろに移動しては、とっても上手にお人形さんの面倒をみていたんです。

ただですね‥じょじょに移動していくと‥その先に、CDデッキがあったんです。それも、そこから流れてくる曲が、アレだったんです。

~ブリンバンバン、ブリンバンバン、ブリンバンバンボン!~

女の子は、お人形さんを抱っこしながら、膝を軽く曲げリズムをとりだしました。そして、トントンする手つきまでもが、そのリズムなわけです。

ブリンバンバンボンの恐るべき影響力に、筆者の脳内は麻痺しています。

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本日の、笠岡市議会本会議、個人質問デビュー戦。村上太志、無事に投げ終えることが出来ました。ブログ読者の皆様、ご協力ありがとうございました。

個人質問の様子は『ゆめネット笠岡放送』で、放映されているかと思いますので、気になる方はチェックしてみて下さいね。

2024-06-20
副園長の隠し球をチラ見せ

このブログに沼って(ハマる)しまう方も、少数派ではあるでしょうが、いるはずなんです。その理由として‥「筆者の現状を、ライブ感覚で知ることができる」だったりが挙げられるんじゃないでしょうか。文字を追っているだけで、遠く離れていても、同じ空間の中で、一緒に考えたり、悩んだり、喜んだり、なんだか達成感まで味わえる‥そんな不思議なブログだから沼っちゃうんだと思うんです。

さて、副園長ブログの沼リストたちなら、これだけ、ややこしげな前置きを綴った後には、必ず‥「村上さん、何か企んでるんだよね~。」って、予測しちゃってると思います。

正解です!

本日のブログは‥明日、笠岡市議会本会議で、質問デビューを飾る筆者の予行演習を、ブログ読者と一緒にしちゃおうと思っているんです。付き合ってくれますかね?

たぶん‥おそらく‥軽快にうなずいてくれているだろうと思うので、早速、はじめちゃいますね。

議会での“質問”は、ただ疑問に思ったことを聞いて、はい!終わり!ってわけにはいかないんです。質問することで、市長や部長たちと論議を交わし、交わしたことで、笠岡市がより良くなる方向へ進むことが求められるんです。

なので、はじめに筆者が質問をした後に、市長や部長たちが、何らかの答弁をして下さるのですが‥その後に、すかさず、リターンの質問(再質問)をしなきゃいけないんですね。

で、今日のブログは、そのリターンの準備を、一緒にしたいと思っているんです。

明日の質問事項として‥

【子育て・保育・幼児教育を取り巻く環境について】と題して‥

①人口減少・少子社会における、笠岡市の乳幼児施設の役割について、どのようなお考えをお持ちかお尋ねします。

この質問の答弁に対してのリターンとして‥

・広域入所についての現状と課題をお聞きして‥その課題を解決するために、井笠圏内(井原市・笠岡市・浅口市・里庄町・矢掛町)で、包括支援センターの子育てバージョンを提案してみる作戦。

・中学生などを対象に、授業の中で、乳幼児施設の子どもと交わる体験をすることで‥これから親になる可能性のある学生と、子どもとの距離感を縮めること、中学生からの親業を提案してみる作戦。

・定住促進センターが企画した、子育てと仕事と観光、3つの要素を交えた「いくじ(育児)もケーション」の、評価をお聞きして‥市内には、公立・私立・事業者内も含めて、乳幼児施設が19ヵ所、白石島の“くわのみすくすくえん”も含めると、20ヵ所あって、建物がふんだんに揃っていること。そして、その施設が、笠岡市にとって、他市町村や、他県などへも、ウリにできるのではないかと提案してみる作戦。

この3つの、隠し球、リターンを引っさげていこうと思うのですが、うまくいくでしょうか‥。

“全ての子供たちの可能性を引き出す”、“個別最適な学び”、“協働的な学びの実現”の3つを柱とした、「令和の日本型学校教育」の構築を目指して、中央教育審議会から答申が出されましたが、幼児教育についても言及されています。笠岡市の教育における幼児教育の位置付け、また質の高さについての基準をお尋ねします。

この質問の答弁に対してのリターンとして‥

まずは、この質問は、実際のところ、学校関係がメインの教育長が、幼児教育に対して、どのくらいの理解や価値を見出しているのかを問う趣旨があること。

加えて、もし、価値を見出しているとすると、教育長の言葉は、われわれ、幼児教育に携わるモノにとっては、非常に励みになるのではないかと。

つまりは、幼児教育に携わるモノたちの、市内での価値を上げたいとの、裏目的が見え隠れする質問なんですね。

その上でのリターンは‥

・是非、教育長にも、幼児教育の現場を見ていただき、その上で、学校のカリキュラムを作成して頂きたいとの提案をしてみる作戦。

こちらは、ある程度、うまくいくんじゃないかと思っていて‥うまくいった場合には、日本の教育も、実は外国から注目されていることを付け添えちゃおうと思っています。

ちなみに、どんなところが注目されているかと言いますと‥日直、学級会、給食当番、掃除、班活動、つまりは日本の学校では当たり前にされていることが、外国からはとても高評価だってことです。

現在、日本では3歳児~5歳児の子どもたちの保育料、さらには住民税非課税世帯の0歳児~2歳児の子どもたちの保育料が無償化となっています。そして、笠岡市では、このたび2人目以降の子どもたちは年齢や住民税非課税世帯などの条件なく無償化にする方針だと、市長の所信表明でお聞きしました。子育て世代の方々にとっては、非常に朗報だったのではないかと考えます。ただ、近隣の市、例えば福山市では2024年9月から笠岡市同様条件なく2人目から無償化。また井原市では、1人目の子どもから条件なく保育料が無償化となっています。井原市よりも出生数の少ない笠岡市で、なぜ“2人目以降”とするのかお尋ねします。

この質問の答弁に対してのリターンとして‥

おそらく、無償化は、少子化対策ではなく、あくまでも現状の子育て支援だと答弁が入ると予測されます。

なので、例え話をしてみようかと思っています。

・例えば‥高額の不妊治療を経て、妊娠された方がいたとして、1人目から保育料が無償だったら助かるのではないか?

・例えば‥経済面の負担を考慮して、1人目から子どもを持つことに躊躇されている方がいたとしたら、一歩が踏み出しやすくなるのではないか?

あくまでも、例え話ではありますが、不妊治療を経て出産されるケースが、出生数の1割程度いることも付け加えておけたらと思っています。

その上でのリターンは‥

・このたび市長がチャレンジしようとしている、2人目以降の無償化は、どれくらいの予算が必要なのか?

・また、難しいことを前提に‥1人目から無償にしようとすると、どれくらいの予算が必要なのか?

このあたりを、ストレートにリターンした後に‥

笠岡市も、もちろん日本全体が、子育てに対して一生懸命対策をとっています。子どもに対して、また保護者に対して、そして保育者たちに対して。就学前児童のスムーズな学校入学へ、架け橋プログラムを組んだり、保育現場の指導や、研修の企画、栄養指導、また処遇の改善に、笠岡市では多くの広域入所利用の対応、今年から試験的にはじまる、こども誰でも通園制度‥その全てのサポートの縁の下の力持ち的存在は、笠岡市のこども部なのですが‥あまりにも、業務が多種多様、さらには増加していることもあって、縁の下で潰れそうになっていないでしょうか?

このリターンをすることによって、市役所で働く方への感謝の気持ちを、市民のみんなが持てるように。そして、頑張り過ぎて疲弊してしまっている職員がいることを市長の耳に直接入れたい。子育ては、社会のみんなが助け合って成り立つことを伝えることができたらと願い、質問を閉じる、そんな作戦です。

副園長ブログの沼リストたちの皆様、いかがでしょうか?なんとかなりますかね?直接応援したい方は、明日、9時半から、笠岡市議会傍聴席までおいで下さい。(ゆめネット笠岡放送でも生放送する‥と思います。たぶん。おそらく。)

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2024-06-19
工藤公康さんのフォームに憧れて

「プロ野球の監督は中間管理職である」なんだかビジネスマンぽいタイトルの著者は‥プロ野球選手でも、プロ野球の監督としても、数々の輝かしい実績を残されている、工藤公康さんです。

筆者は、まだ読んでもいないのですが‥たまたま移動中の車内のラジオで、工藤さんをゲストにお迎えして、パーソナリティの方が、おしゃべりをしていたところを聞いたものでね。

工藤さんは、選手の“自主性を尊重する”ことを念頭にしていることを語っておられました。

シーズンインする前の準備期間に、選手が試行錯誤してフォームを改良してきたりするみたいなんです。けれども、結果がともなわないことも。そんな時に、以前のフォームに戻したり、また違うアプローチがあることなどをアドバイスできるように、工藤さんは準備しておくんだそうです。

選手が悩んで、そして困ってアドバイスを求めてきた時に『その時に』具体的にアドバイスできるように準備しておくんだそうです。

大事なことは、とにかく『その時』まで“待つ”ことだそうです。

「プロ野球選手になるくらいだから、どの選手もプライドがあるわけで‥アドバイスが受け入れられる1番のタイミングは、アドバイスを求めてきた時です。」

ちなみに、工藤さんは、子育てでも“待つ”ことを大事にしているそうで‥やりたいことや、好きなことをお子さまが見つけると、そのタイミングで全力で背中を押すんだそうです。さらに補足しますと、やりたいことや、好きなことをする前には、必ず“責任”があることも重々と伝えるんだそうですよ。


「副園長は中間管理職である」ってタイトルだと、普通ですね。工藤さんみないに本にはなりませんね。

ただ、プロ野球選手同様に、現場保育者たちもプロです。勉強して、実習に行き、国家資格をとったプロです。保育実践に対して試行錯誤しようとする前から、あーだのこーだのと、アドバイスされてもね‥。

副園長は『その時』に備えて、準備しておくことが大事なんですよね⁉︎工藤さん‼︎

現場保育者たちの良い状態を把握してこと。さらには具体的なアドバイスができるように見識を広げておくこと。そうですよね⁉︎工藤さん‼︎


なぜ、こんなにも筆者が工藤さんの言葉に心酔するのか⁉︎それも、ラジオで耳に入った程度の言葉に。

それは、筆者が野球少年だった頃に、当時、ピッチャーであった工藤さんのフォームを見様見真似で一生懸命と真似をしていたからなんです。つまりは、工藤さんが好きなんですよ。

あのテンポよく流れるようなフォームから繰り出される伸びのあるストレートに、ブレーキの効いたカーブ。大好きだったんです。

選手時代にリーグ優勝14回、日本一11回。監督時代には、リーグ優勝3回、日本一5回。200勝を超える名球会入りを果たしている、そんな工藤さんがですよ‥選手の自主性を尊重して『その時』まで“待つ”んですよ。ただの副園長が待てないわけがないんです。

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待てないわけがない‥はずなのですが‥

ついつい‥ある保育者を呼び止めて「コレは〇〇で、〇〇だから、〇〇しているんだよ。」

ついつい‥ある実習生を呼び止めて「アレは〇〇で、〇〇だから、〇〇しなさいね。」

『その時』じゃない時に、言っちゃうんですよ‥この口が‥。あらためて、自戒の念を込めて‥今日のブログを綴っておきます。

待てないわけがない‥待つんです、その時まで。

あいさつ運動by笠岡工業高校
2024-06-18
選挙は選んでからが勝負です!

副園長でもありますが、笠岡市議会議員でもある筆者。笠岡市の行く末を決める議会の情報は、当然、富岡保育園の行く末にも関わることですから‥本日は、議会情報について、サクサクっとご紹介しますね。

(ゆめネット笠岡放送や、YouTubeなどでも、議会中継を見ることができると思いますので、ご興味ある方は、是非!)

本日開議されたのは、「令和6年第4回笠岡市議会定例会」です。

創政みらい、讃志会から選出された代表議員が、議長の許可のもと、会派の代表質問を行いました。

主に、先日行われた、市長の所信表明についてを掘り下げる質問でした。

①全市民の移動手段の確保について

②干拓の臭気対策について

③4つの無償化実現について(小学校放課後児童クラブの無償化・学校給食費の無償化・2人目以降の保育料の無償化・高校生までの医療費の無償化)

④笠岡市民病院建て替えについて

⑤小中学校再編の見直しについて

この5点について、どのように具体的に進めていくかを問う質問でした。

市長や、関係部長からの答弁では‥

各関係機関と、まずは、早急に対話をし、適切な対応をするとのことでした。

現状の制度や施設と、新たに提案する制度や施設との整合性をとりながら、笠岡市に合ったものを検討し取り組んでいく旨をお聞きました。

今年度は、その準備段階として、さらには財源の整理整頓をして、予算の確保をするとのことです。


ブログ読者の皆さま、この手の話題はいかがだったでしょうか?

「政治とか、よく分からんし。選挙で選ばれた人たちで、ちゃんとやってくれればいいから。」

そんな気持ちで読み進められた方もいるのでは!?

実際のところ、筆者も、ほんの少し前までは、似たような気持ちで、日々を過ごしていました。

けれどもですね、選挙は選んで終わりじゃないんです。選んでからが勝負です。ちゃんとやってくれているか見ておかないと。

また、よく分からんからこそ、分かろうとしてみることが大切です。“住む”って、漢字をよく見て下さい。人が主体的になってこそ、当事者意識を持ってこそ、住む、暮らす、生活は成り立つんです。

市議会議員として、市民が当事者意識を積極的に持つことができよう、そのキッカケ作りをしていきたいと思っております。

正直、筆者も分からないことばかりです。いっしょに学んでいきましょう。ご質問ご意見、またご指導ご鞭撻、引き続き宜しくお願い致します。

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筆者は、20日(木)9時半〜個人質問2日目トップバッターで、質問させてもらう予定です。

いざ、自分が、あの場で質問することを想定すると、他議員の一挙手一投足、すべてを吸収しようと必死になるものです。当事者意識の極みですよね。

公共交通を見直してくれているのかな⁉︎
2024-06-17
副園長という杭を副園長が打つ!

ここのところ、富岡保育園でリニューアルした業務を記します。

・水遊び危険防止確認表

・水遊び監視係ユニフォーム着用

・外出記録詳細項目追加

ブログ読者の中には、「なんだか、管理、管理って、富岡保育園らしくないんじゃない!?」と、ボソリと言葉がこぼれた方もいるんじゃないでしょうか。

管理が過ぎると、ホッと安心できる環境でなくなるのは、百も承知です。

ただ、管理が出来ていないと、ホッとする前に、いつの間にか危険な環境になることも、百も承知です。

プロの保育者は、その百も承知なところを、うまい具合にバランスをとって保育する、そんなテクニックが必要不可欠なんです。

管理しているんだけれども、利用者(園児)には、管理されていない感覚を与えつつ、さらには、もうひとりの利用者(保護者)には、安心できる程度に管理してくれている感覚を与える、そんなテクニックです。

そんなテクニックを磨くための「手段」として、上記の業務をリニューアルしました。あくまでも「手段」です。記録を残すための記録ではなく、ホッと安心できる環境を作るための記録です。


逆に、ここのところ、富岡保育園でカットした業務を記します。

・職員限定早朝朝礼ラジオ

昨年度の12月18日から、筆者の思いつきで始めて、かれこれ半年続けました。しゃべるのが好きな筆者としては、カット、やめることは一抹の寂しさを覚えます。

当初の目的として‥ミーティング内容の把握を筆者自身がするため。加えて、仲間がどのていど把握できているかを確認するため。さらには、パーソナリティで相方を務める早朝保育者たちは、たいてい保育経験が浅いこともあり‥しゃべって他者に“伝える”トレーニングの意味合いもありました。

そして、1番の目的は『とみほ村は新しいことに気軽にチャレンジできるんだよ』ってことを、体現するために始めたんですね。

ブログ読者の中には、「それだけ効果がありそうなことを、何でやめるの!?」と、ポツリと言葉がこぼれた方もいるんじゃないでしょうか。

理由としては、「富岡保育園でカットした“業務”」と綴ったように、業務になりかけているからです。チャレンジが、トレーニングが、業務になっちゃったら、単純に面白くないですもんね。

そして、もう1つ大きな理由としては‥今の“とみほ村”は、筆者がエンジン全開出力を上げて舵をとるべきでないコミュニティになっている、なろうとしている、進んでいる、進もうとしている、からです。

筆者の反省点として、2017年に中心で駆け巡った富岡保育園実践改革の体験、経験を、まだ引きずる、引き合いに出してしまうところです。すでに、8年が経とうしている過去のものです。世の中も変われど、集う仲間たちの顔ぶれも変わり、そして目の前の園児や保護者も変わっているわけです。

新しい“とみほ村”‥いや、もしかすると“とみほ村”ではない新しい概念のコミュニティへと変化する可能性を秘めた、そんな今年度です。

筆者は中心ではなく、ナナメな朝焼けと夕暮れが見えるあたりから、そのコミュニティに参加させてもらおうと思っています。

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2024-06-16
現代の保育園に必要な存在とは?

『園以外で外遊び 週に一度もなし 8%』

今日付けの朝日新聞14面に見出しが打たれていました。

笹川スポーツ財団調査によると‥3歳〜6歳の幼児の保護者を対象に調査したところ、1週間のうちに園外で「1日も外遊びをしていない」幼児は8%、約12人に1人の割合だったようである。ちなみに、平日に限ると46.6%となるようだ。

財団では「幼児には付き添いが必要。共働き家庭が増え、園が終わったあとに遊ぶ時間がないことも影響しているのではないか」と、分析している。

さらに、「経済的事情とともに、日常的に子どもの遊びを見守ったり、一緒に遊んだりする時間、体力の余裕がない可能性がある」とも、分析している。

さて、ブログ読者は、この記事に対して、どのようなご意見をお持ちでしょうか?

年代や地域性などにもよると思いますが‥38歳の筆者の場合‥記憶を手繰り寄せると‥親がつきっきりで付き添って公園で遊んだ記憶は少ないような気もするんです。もしも、つきっきりだったらゴメンナサイ。

おばあちゃんだったり、近所の誰かしらが、公園の辺りや、道沿いなんかに居た気がするんですね。飴玉でもくれそうな優しいオバチャンもいた気がしますし、無口で怖そうなオッチャンもいた気がします。見ていないようで見ていて、悪いことをし過ぎるとカミナリがとんできては、「こっわっ!」と逃げていた気もします。

おそらくですが、それでも、うちの親に「ちゃんと子どもをみなさいよ!」なんて言うことは、オバチャン、オッチャンたちは、なかったんだと思います。もしも、言われていたらゴメンナサイ。

現代社会を見渡すと、付き添いがない幼児を見かけると、間違いなくですね「あの子の親は、ちゃんと子どもをみとらん!」と、言われる可能性が大ですよね。

そこへ来て、仕事をしている、していないに関わらず、子どもの遊びを、それも外遊びに付き添うなんて、大人は体力が持ちませんよ。それもを続けますと、子どもも子どもで、つきっきりで、大人に付き添われると、窮屈で、くたびれちゃいますよ。

財団では「幼児期は運動スキルが一気に発達する時期。自ら動いて楽しいと思う経験が、生涯、スポーツに親しむためにも大切となる。遊びながら、スポーツの基本となる多様な動きを経験してほしい。」と、発信されています。

外遊びは、もちろん運動スキルなどの発達にも貢献しますが、脳や心身への好影響が計り知れません。

現代社会の風潮の中、子どもたちが、窮屈さを覚えず、さらには親たちも変な罪悪感を覚えず、外遊びをするには‥?

筆者のアンサーは‥園以外をあきらめて『園で園以外の部分も含めてしっかり外遊びをすればいいじゃん』ですね。

このアンサーの根本には、それだけ“園”(保育園、幼稚園、こども園なと)の需要内容が変化しているってことを理解しなきゃってことがあります。

園から帰って、子どもも親も気を緩めて公園へ出かける、そして遊び終わってから、お風呂や夕ご飯を食べる‥なんて時間デザインは、時代錯誤だってことをベースにしないと、子どもも親も辛いですよ。“気を緩めて公園へ出かける部分”を、園の中に取り入れるんですよ。すると、園から帰ったら、遊び倒しているわけですから、あとはお風呂や夕ご飯を食べればいいんです。

では、この時間デザインですね、“気を緩めて公園へ出かける部分”を園で実現させるために、筆者が考える、キーマンを記しておきます。

それは‥あのオバチャン、オッチャンの存在です。園の先生ではない存在だからこそ、子どもたちも親たちも気が緩むんです。

富岡保育園には、ありがたいことに、トシさん、ケンさん、ミエコさん‥さまざまな気の緩む存在が居てくれます。子どもにとっても、親にとっても、先生にとっても、ありがたい、ありがたい存在です。

いつもありがとうございます。

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2024-06-15
どうか歯医者さんへ行って下さい

単刀直入に言います。

「子どもも大人も歯医者さんに行きましょう!」

筆者は、2ヶ月に1回というペースで、歯医者さんに通っています。主に口腔内のクリーニングと、歯茎の状態や虫歯のチェックですね。

筆者にとっては、歯医者さんへ通うことは、散髪へ通うことと、感覚的には同じになっています。(散髪は10日に1回)

ブログ読者の中には、「いやいや。歯が痛くもなっていないのに、歯医者へ行くなんて、お金も時間も、もったいないじゃん。」って思っている方がいるはずです。

ですが、現代歯科は、予防歯科なんです。歯が痛くなる前に、口腔内に異変が起こる前に、定期的にクリーニングやチェックをすることが、スタンダードなんです。

副園長ブログで何度も何度も言っていますが、「歯は命」って、大袈裟じゃないんです。筆者自身、過去に癌治療にとりかかる前に、はじめに、車椅子を押されて向かった先が歯科だったんです。口腔内にトラブルが、もしもあったら、その場所から身体全体へ支障が起こる可能性があるんですって。

おどかした内容になりましたが、最近、歯科へ足を運ばれていない方は、是非、この機会に、予約のお電話をしてみて下さいね。3ヶ月に1回、半年に1回でもOKです。

ちなみに、筆者は笠岡市富岡にあります【かさおかフレンド歯科】へ行っています。ちなみにを続けますと、富岡保育園のかかりつけ歯科医も【かさおかフレンド歯科】の先生です。

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ここのところ、多数のお客さまに、とみほ村は足を運んでもらっています。さまざまな方に、富岡保育園の取り組みや、また実際の保育実践を見て頂けることに感謝しています。

先日は‥笠岡警察署の方‥笠岡市で写真展などを開催されているカメラマンの方たち‥市外の園長先生‥

また、その他にも、ご予約のお電話をもらっており、ありがたいかぎりです。

ダブルブッキングのないように調整しているため、たまにお断りするケースがあることを、ご了承下さい。

これからも、たくさんの方から指導ご鞭撻を頂き、富岡保育園、ならびに村上太志、成長していきたいと思っております。どうか、宜しくお願い致します。

「せんせいの、くつ!」(実習生の靴)
2024-06-14
社員が能力を発揮できる環境とは

お忍びだったこともあり、大きな声では言えませんが‥ひょんな出会いを通じて、筆者が東京都に所在する、ある世界的大手企業のオフィスにお邪魔した時のことです。ジムやカフェ、ゲームセンター‥仕事に直接関係のないような環境が、とんでもなく整えられているのを目にして、驚愕したことを思い出します。

日本経済新聞のコラム記事に‥

米国の小売り最大手ウォルマートの建設中の新本社をリポートしたものがありました。

なんでも、東京ドーム28個分もの敷地に、道路を走らせ、ホテルもあって、プールやジム、娯楽施設も備えるんだとか。目的は、コロナ禍で広がった在宅勤務から、社員を呼び戻し、ストレスなく働いてもらうことにあるようです。

「職住近接(しょくじゅうきんせつ)」、つまりは働く場所と、住む場所が近ければ、それだけ仕事とプライベートのバランスがとりやすくて、ストレスフリーになるよねって、考えのもとの、ウォルマートの動きなんだと思うんですね。

一方で、職住近接でも、NTTグループが進める、リモートワークを標準として、異動や単身赴任のない勤務形態を選べるものもあるんだとか。

コラム記事の最後に‥

『社員が能力を発揮できる環境とは?経営者が最適解を見極め、工夫をこらす時代になった。』と、綴られていました。

筆者としては、この記事を流し読みにできない理由があるんです。なぜかって、筆者の職務がそうであるからです。

『現場保育者が能力を発揮できる環境とは?』

この問いに、ここのところ、考えを右往左往しています。


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「見守る保育」にチャレンジしている当園。現場保育者たちが子どもたちを“見守る”ように‥管理職保育者たちが現場保育者たちを“見守る”必要があります。

環境を整えるためには、まずはしっかり観察すること。何に興味があるのか、関心があるのか。そして能力を把握することに努め、引き出すことが出来るように働きかけをすることを。

その際に、“過干渉”“過保護”にも気をつけなきゃいけないことも重々と意識しておきたいと思っています。でなければ、子どもたちの発達同様に、現場保育者たちの魅力的な能力を奪いかねないわけですよ。筆者よ‼︎要注意‼︎

子ども同士で、模索中。
実習ノートに向き合う現場保育者
2024-06-13
子どもの成長を喜ぶ保育者の言葉

卵が先かニワトリが先か‥そんな話しになります。

「元気ですかー?」との問いに‥

元気だから、元気と答えることができるのか。

元気と答えるから、元気になるのか。

筆者の笠岡市議会議員としての、1つの任務として、ひとりでも多くの市民の方に元気でいてもらいたい。そのためには『村上太志と会うと元気になれる』となれば本望なんです。だったらば、村上太志はとにかく元気でいなきゃ話しになんないわけですよ。

今日も、張り切って、早朝クルーたちや、また地域の登校班の小学生、また自転車通学の高校生と元気を確認し合うことができました。今日も間違いなく素敵な一日になります。


さて、早朝クルーと元気を確認し合っている時に、ある会話をしました。現場保育者たちが、子どもたちや、保育者たちなどの“心の動き”を綴る「Narrative Tree※ナラティブツリー」についてです。

「今月提出の、ナラティブツリーは、どんなこと書いたんですか?」

筆者からの問いに、早朝クルーは‥

「マツコと、タケコと、ウメコと、ワタシで‥大縄跳びをしていた時のことを書きました!ウメコは、ヘビさんのニョロニョロしか、やったことがなくて‥でも、この前、くるっと回して跳ぶことに挑戦したんですよ!その挑戦のことを書きました!」

実際の文章は、まだ読んでいない筆者。けれども、ウキウキと、軽快に、喜びを語る‥早朝クルーを見ると、間違いなく素敵なナラティブツリーなんだろうと思いました。

ウキウキしているから、ウキウキとした文章を綴ることができるのか。

ウキウキとした文章を綴るから、ウキウキできるのか。

卵が先かニワトリが先か‥そんな話しでした。

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新エリア建設中です!ウキウキ!
2024-06-12
餃子の王将と富岡保育園

「餃子の王将」というお店。ブログ読者も1度は行ったことがあるんじゃないでしょうか。なんでも、創業以来初の1千億円超を突破したんだそうです。

餃子の王将の戦略は‥“社会のデジタル化”に対する逆張り。“人の手でつくって、人の手で運んで”そんなお店が減っているからこそ、お客様からの支持を集めているそうです。

近年、外食チェーン店では、配膳型ロボット、タッチパネル式の注文パネル‥とにかくデジタル化が、どんどんと進んでいます。

そんな中、餃子の王将は客席から厨房の様子が見えるオープンキッチン。「ジュワーと音を聞きながら、ブワーと火が噴いて、一生懸命料理をつくってくれる店員がいて。今、お客様が外食に求めるのは、出来たて熱々のおいしさ」と、社長は分析しています。


逆張りをした餃子の王将と、そうでない外食チェーン店では、根本的に『お客様観』が違っているから、だからこそ、スタイル、サービスの方法が違ってくるんじゃないかと筆者は分析しています。

これは、外食チェーン店に限らず、保育業界にも当てはまるんじゃないか。保育業界で言えば、『子ども観』が違ってしまえば、保育への向き合い方は当然違ってくるんじゃないでしょうか。

富岡保育園では‥「子どもは白紙の存在であって大人が介入することで色とりどりの才能を発揮していくこと」といった、子ども観ではなく‥『赤ちゃんの頃より、全人的な能力を持ち、成長していく過程で生活に必要な能力に特化、絞っていく』という、子ども観のもと保育に向き合っています。そうなると、大きな注意点として、大人の間違った介入(過干渉・過保護)が子どもの魅力的な能力を奪いかねないことも胸に留めておかなければならないんですね。


餃子の王将しかり‥お客様のことをしっかり理解し、流行に流されることなく、ブラッシュアップすること。富岡保育園も、しっかりと子どもを理解し、流行に流されることなく、科学的根拠に基づきながら、創業当時から実践されている“お互い様”の精神のもと、日々の暮らしを大事にしていきたいと思います。

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何に興味があるのかな
2024-06-11
夢のページをめくろう。

世界にひとつを、何度もつくり続ける。

20世紀から21世紀へ。

みんなと同じ幸せに捉われずに

自分らしい幸せに向かう人が増えた時代。

保育の楽しみ方も広がっていきます。

1965年が第1章だとすれば、第2章は

世界で富岡保育園にしかない場所をゼロからつくる挑戦です。

2017年、世界で唯一の

暮らしをテーマにした“とみほ村”が誕生。

笑顔と感謝が調和した、新たな冒険のはじまりです。

そして、保育園は、多彩な体験を織りなす居場所へ。

そこは、いるだけで満たされる場所。

そこは、一人ひとりの特別な時間が流れ

いつまでも人生に寄り添う場所。

私たちは、挑み続けます。

世界中でここにしかない、

唯一無二の夢と感動をつくるために。

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※6月6日付けの全国紙に綴られていた「TOKYO Disney RESORT~夢がかなう場所~」の全面広告のパロディ⁉︎オマージュ⁉︎インスパイアされて記した文章です。


本日から、富岡保育園の園庭の真ん中にあります、“百合の木”付近にて、工事がはじまりました。ツリーハウスが、当園園長先生の夢なのですが‥木の大きさも考慮して、まずはツリー下ウッドデッキから夢のページをめくっていきます。ブログ読者の皆さまも含めて、乞うご期待下さい。(※工事は、笠岡市カサセイホームズさんにお世話になります。宜しくお願い致します。)

ツリー下ウッドデッキ建設開始
ある打ち合わせ後の笠岡工業の学生と
坂本精米所に寄り道
2024-06-10
先生は、人生を見守る存在です。

どこでどうなったのか分からないのだが‥母校である、岡山県立笠岡高等学校の同窓会“千鳥会”総会運営委員会に、筆者は名前を連ねていたようで‥平成16年卒のメンバーとして、昨日、その会に参加してきました。

このたびの総会は、6の付く卒業生‥つまり昭和36年卒だとか、46年卒だとか‥令和6年卒だとか‥そのあたりが集まるんだとか。運営委員会のメンバーを、ぐるりと見渡すと、年代は違っても、ちらほらと知っているお顔があるんですね。これは、まさに笠岡市議会議員の選挙に出た効果で間違いありません。「へぇ〜。あの方は、母校の先輩だったんだ。」と、思いながら、ご挨拶をさせてもらいました。

“千鳥会”当日(7月28日)にスライドショーで流す写真を、卒業アルバムから選定する作業がありました。筆者は、卒業アルバムの行方を不明にさせていたこともあり、20年ぶりくらいに、ページをめくりました。びっくりするほど、なつかしいものでね。「あいつはイケイケだったけど、今はどうしてるかな⁉︎」「この子は、可愛いかったけど、今はどうしてるかな⁉︎」なんて、あの当時の思考とさほど変わらないほどの感情で、1枚1枚、ページをめくりました。ちなみに、筆者は、青春に対して、どこか捻じ曲がったところがあったことも、めくるたびに思い出す節がありましたね。

この会の事務局の中に、まさかの恩師も入っていて、久しぶりの再会をとげることが出来ました。いつぶりかって‥筆者が数年前にガン治療に励んでいた時に、1度、同級生たちが、食事会をひらいてくれたことがあったんです。その時に、恩師も呼んでくれていたんです。

実は、その時、恩師も、筆者と同様に、わずらっていたんです。ガンが発覚した筆者とほとんど同じタイミングで、教壇で倒れて半身不随の症状を起こしていたんです。懸命なリハビリから立ち直ろうとしていた、その時‥食事会で再会しました。

昨日の恩師‥半身不随の後遺症は残っているにも関わらず、やっぱり変わらないんですね。言葉や動きも、明るく、軽快そのもの。「タイシ!あれから、どうなったか心配しとったら、選挙のポスター見てビックリしたけん!アハハ!それで、体は大丈夫なん?」「よかった、よかった!元気なら、それでいいんよ!運営委員会もよろしく!」


筆者も、曲がりなりにも、保育園の先生という立場で、たくさんの子どもたちの人生に関わっています。恩師のように、いつまでも、どんな時でも気にかけられる包容力。そして、元気づけられる、勇気づけられる、言葉と背中を示せるよう、日々精進していきたいと、あらためて心に誓いました。

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園庭のお手入れ
寿久園さん、ありがとうございました。
2024-06-09
来週の月曜日から保育実習です!

来週の月曜日、6月10日から保育実習生2名が、富岡保育園へ学びにやって来ます。筆者も含めた、保育者たちにとっては、いっしょに保育を探求する、そして成長できる大チャンスです。園児、また保護者の皆様、地域の方々へは、多少なりともご迷惑をお掛けすることもあるかとは思いますが‥『次世代の保育者を育てる』ことは、『次世代の子どもを守る』ことにも直結していますし、『日本の未来を守る』ことにも直結しています。なので、是非とも、あたたかい眼差しと、思いやりのある応援のご協力を宜しくお願い致します。


さて、筆者も、このように見えまして、保育実習と幼稚園実習と施設実習に参加したことがあるんですよ。かれこれ‥20年前になるでしょうか。実習で関わった子どもたちは、今頃、ハタチを過ぎて20代半ばにもなっていることを想像すると‥どこか自分の年齢と、精神的なものが追いついていない現実にゾッとする、今日この頃です。

実習生当時のエピソードを、このブログに綴ってしまうと、筆者の実習生への厳格なる指導に支障をきたす、そんな気がするのですが‥「自分が出来ていなかったことを、私に言うんですか!」との調子でね。

でもですね、それでも、綴ってしまおうと思うんです。10人に1人くらいの実習生が勇気づけられる、かもしれない‥そんな淡い期待を込めて‥。

保育園への実習は‥ほぼ毎日のように海パンを履いて通っていました。スイミングスクールのコーチのバイトをしていることを告げると、ほぼ毎日、プール当番をさせてもらったと記憶しています。

人前で、もちろん子どもたちの前も含めて、しゃべったり、歌ったり、何かをすることが、非常に苦手だったこともあり‥紙芝居を読もうとしたり、ピアノを弾こうとすると、緊張のあまり滝のように汗を流していたことを思い出します。

1歳児のクラスで、手型アートの設定保育をした時のこと‥画用紙は用意していたのですが、気がついたら、室内の壁に手型をつけはじめた子どもたち。収拾をつけることが出来ずに、結局のところ、お昼休憩時間に、指導してくれていた先生と、こすって消したっけな。

幼稚園への実習は‥とにかく、ヤンチャな子どもとの格闘だったことを記憶しています。お遊戯室で、全体の前で自己紹介をしている最中に、背後からアタックされたことを皮切りに‥筆者の帽子が行方不明になると、メダカの水槽に入っていたり‥弁当箱が行方不明になると、カブトムシの飼育ケースに入っていたり‥気持ちを整えるために、ひんぱんにトイレにこもっていたことを思い出します。


このペースで綴っていると、文字数オーバーになっちゃいそうなので、今日はこのあたりで。

実習生の皆様。いろいろなアクシデントやトラブルがあると思うんです。けれども、その全てが、血となり骨となり肥やしになるので、どうか、前向きに、そして一緒に頑張りましょう。

最後に‥当時、指導をして下さった先生方。たくさんの至らぬ点、またご迷惑をおかけしました。それでも、こころよく、指導、応援して下さり、誠に感謝、感謝、感謝でございます。本当にありがとうございました。

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2024-06-08
筆者の個人質問デビュー戦予告

ブログ読者の皆様、1日お疲れ様です。岡山県笠岡市は、梅雨を飛び越して真夏になるんじゃないか、そのくらいに暑かったですね。どうか、心身ご自愛していただきながら、日々をお過ごし下さい。

さて、本日は‥笠岡市議会本会議にて、新副市長と、新教育長が承認されました。笠岡市にとって、キーパーソンであるのは間違いありませんので、しっかりと筆者も勉強させてもらおうと思っています。

さて、本日のブログは‥この流れのままに、笠岡市議会ネタでいきますので、富岡保育園情報を欲している方‥誠に申し訳ありませんが、過去記事、又は明日以降の記事を楽しみにして下さい。

この6月は、本会議が目白押しなわけで、なんと、筆者も個人質問をするんですよね。あの独特な空間の中、緊張感のある議論を交わせるか、一抹の不安はありますが、しっかりと準備して、笠岡市がより良くなるよう頑張りたいと思います。

ちなみに、筆者の個人質問デビュー戦は‥

『2024.06.20.』です。ちなみに、当日は、トップバッターのようで‥9時半プレイボールです。もしも、ご興味ある方がおられれば、笠岡市議会議場傍聴席までお越し下さい。

で、ここからは‥このたびの個人質問に向けて、前もって、議会事務局に通告書たるものを提出するのですが‥その通告書たるものの内容を、ここで公開しちゃおうと思っています。

公開していいの?と、迷っていたところ‥普通に、笠岡市議会事務局のホームページに、すでに掲載されていたので、迷うことなく、公開したいと思います。

※他の議員の方の質問内容を閲覧したい場合は、笠岡市議会事務局のホームページを検索して下さい。


【子育て・保育・幼児教育を取り巻く環境について】


日本の総人口は1億2,435万人(総務省推計。2023年10月現在)で,15年遡った2008年の1億2,808万人をピークに減少局面に入っています。

国立社会保障・人口問題研究所(以下社人研とする)の将来推計では,約30年後に1億人を割り,2100年には6,277万人まで減るとされています。

少子化についても,想定を上回るスピード(社人研によると10年以上早い)で進んでいます。2023年の出生数は過去最低の72万7,277人です。少子化に伴い,生産年齢人口(15歳から64歳)の割合が縮小すれば,高齢者を支える現役世代の負担が増え,社会保障制度の維持が困難になります。さらには,公的サービスやインフラ(社会基盤)の担い手も不足するでしょう。

笠岡市についてはどうでしょうか。人口4万4,382人(2024年5月末現在)で,笠岡市人ロビジョンを改定した平成30年の人口は4万9,086人(2018年5月末)。当時のビジョンでは,“年少人口はやや増加することが見込まれていますが,総人口については年々減少傾向と予測する”と記されています。ただ,この見込みは希望的観測であったのではないかと考えます。現在,出生数は200人を割り,2000年代初めの出生数約400人の半減以上となっています。

人口減少・少子社会において,笠岡市は今後どのような子育て環境を整える必要があるでしょうか。保育環境研究所によると,社会性を身につけるためには,特に0,1,2歳児の時に集団,それも“子ども同士の関わり”を持つことが重要とされています。

上記を踏まえ,子供たちがより健やかに育つことができるように,また,保護者の皆様がより安心して子育てができるよう,笠岡市の子育て・保育・乳幼児教育を取り卷く環境について,以下3点をお尋ねします。



(1) 人口減少・少子社会における,本市の乳幼児施設の役割について,どのようなお考えをお持ちかお尋ねします。



(2) “全ての子供たちの可能性を引き出す”,“個別最適な学び”,“協働的な学びの実現”の三つを柱とした「令和の日本型学校教育」の構築を目指して,中央教育審議会から答申が出されましたが,幼児教育についても言及されています。

本市における幼児教育の位置付け,また質の高さについての基準をお尋ねします。



(3) 現在,日本では3歳児から5歳児の子供たちの保育料,さらには住民税非課税世帯の0歳児から2歳児の子供たちの保育料が無償化となっています。そして,本市では,このたび2人目以降の子供たちについて,年齢や住民税非課税世帯などの条件なく無償化にする方針だと,市長の所信表明でお聞きしました。

子育て世代の方々にとっては,非常に朗報だったのではないかと考えます。ただ,近隣の市,例えば福山市では2024年9月から笠岡市同様,条件なく2人目から無償化,また井原市では1人目から条件なく無償化となっています。井原市よりも出生数の少ない笠岡市で,なぜ“2人目以降”とするのかお尋ねします。


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2024-06-07
地域の資源と財産に感謝

「泥リンピックinご近所の田んぼ」を、無事開催することができました。

田んぼの準備、また安全面などの見守りをして下さった地域の皆様、有志の保護者の方々。さらには、子どもたちの心の動きを、たくさん写真におさめてくれた、今井地区から来て下さったカメラマンの皆様。

たくさんの方々のお陰により、子どもたち、また職員も含めて、貴重な“体験”をすることが出来ました。誠にありがとうございました。

田んぼも含めて、地域の資源、財産を、子どもたちへと提供して下さることは、決して“当たり前ではない”ことを、しっかりと自覚し、感謝の気持ちを言葉と行動で示していこうと、あらためて思った、本日でした。

年齢だけでなく、ひとりひとりの性格や特徴により、泥んこになる田んぼとの向き合い方がありました。おもいっきり飛び込んでいく。おそるおそる足を入れてみる。少し遠くで眺めてみる。それぞれの“体験”の仕方があったんじゃないかと思います。

「子ども」と限定しなかったのは‥「大人」である職員や地域の方々、保護者の方々も、そうだったからです。

それぞれの“体験”を通して、また、ひとつひとつ成長することで“経験”になっていくんだと思います。

余談になりますが‥ひととおり片付け終わって、園庭を歩いていると、ひとりの女の子に出会いました。

女の子は、筆者に、こんな問いを投げかけてきました。

「なぁ、むらかみ先生、たのしかった?」

問う、女の子の雰囲気を見たところ‥「あなた、あんなに、はしゃいで、よっぽど、たのしかったのね!?」と、確認するような物言いでした。

「うん!楽しかったよ!いっちゃん(仮名)は!?」

この女の子も、満面の笑顔で、田んぼをかけずり回り、泥んこになっていたものですから、それはそれは楽しかっただろうと、確認するように物言いしてみたところ‥。

「むらかみ先生よりは、たのしくなかった!」

この答え、どう解釈すれば良いのでしょうか‥

大人気なく、楽しんだもの勝ちと解釈しておきましょう。


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田んぼのお片づけ、衣類のお片づけ‥楽しんだぶんだけお片づけはあります。たくさんのお片づけも、ご協力誠にありがとうございました。

それぞれの“体験”
2024-06-06
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