富岡保育園へようこそ!「伸びる。成る。子どもも大人も互いに伸び合い、成長し合う『大きな家』でありたいと願い、社会福祉を支えています。

富岡保育園

副園長ブログ

筆者は“日常”の方が好きです。

常日頃、「何気ない“日常”が大事だよね」って、言い続けている、筆者ではありますが‥

20年ぶりに、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと呼ばれるテーマパークに行って来ました。間違いなくですね、“非日常”だったと思います。

“非日常”というのは、いろいろな感覚がデタラメになるんでしょうね。奇抜な服装をしていても恥ずかしくないんでしょう。普段の倍以上の値段の飲み物も買えちゃうんでしょう。歩き疲れても前に進むことができるのでしょう。

筆者も、例外ではなく、キノコみたいな被り物を被っては、1000円近くのビールを飲み干し、2万歩以上歩いては、足が棒切れのようになりました。

アトラクションを乗ろうと思うならば、長時間、長蛇の列を並ばなきゃいけないんですがね。待っている間に、ついつい、迷路のように形作られた列に、どのような意図があるんだろうかと考えちゃったんですけど。もちろん面積的なこともあるのでしょうが、自分の番まで、あとどのくらいか、分かるようで分からない、その期待感の高まりなども計算に入れているのでしょうかね。


兎にも角にもですね、世の、お父さんお母さん、ベビーカーを押したり、おんぶや、抱っこをしながら、疲れては寝かせ、時には、おだてながら、この“非日常”空間での、刺激的な家族サービスをする姿、まさに尊敬に値すると、僕は思ってしまいました。

本当にお疲れ様です。

そして、もちろん帰りは、お車の運転が待っていたり、また新幹線や電車などの乗り継ぎが待っているのでしょう。最後の力を振り絞って、気をつけて帰って下さい。

そしてそして、もしもご都合がつけば、保育園や幼稚園、こども園に、お子さまを預けている間に、整体や整骨、マッサージなどに行って、お身体を労わって下されば幸いです。


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2023-10-21
合槌という名の“応援”

「元気ですね‥村上さん。」


昨日、足羽福祉会で開催された“挑戦力”研修。2時間のうち、90分は講師、講師って言ってしまうとどこかのビジネスマンを想像してしまいそうなので改めると、筆者ですね、筆者が90分ほど、いつもの調子で37年間の自分の人生物語を語っていくわけですよ。

いつもの調子と言えば、ブログ愛読者ならば、もう検討がつくと思うんです。3歳まで喋ることも、三輪車も前に漕ぐこともできなかった、そんなエピソードからですね。(5年生までお漏らしをしていたエピソードは言い忘れましたね、そう言えば。)高校生の頃に片道100キロある街まで通学自転車で家出をした、いわゆる、いつもの、お笑いエピソードです。

研修会には、ほとんどの方が、お仕事の合間に抜けて来て下さったこともあり、そりゃあ、そんなお笑いエピソードだけ聞かせてしまうものならば、まさに時間泥棒ですよ。その後は、社会人になってから、そして保育実践改革や、いつものガン治療のエピソードを語っていきました。

もちろん筆者は、研修参加者とはじめましてではありますが、研修参加者内でも、はじめましての方が多いんですね。なぜなら、足羽福祉会は600人規模の職員さんがおられる、BIGな社会福祉法人だからです。

90分かけての人生物語は、ただ単に、自慢したいから、笑わせたいから(本当は笑ってほしい気持ちはありましたがね。)、そのような理由で、語ったわけではありません。筆者の目的は、場を温めることにありました。鍋を美味しく食べるには、まずは、ぐつぐつと沸騰させなきゃいけないじゃないですか。

トイレ休憩を挟んで、後半戦に入る前に、1分だけ、前半のおさらいをしました。

「挑戦するには、体力が必要だと思うんですね。これは、身体の体力と、心の体力、どちらもです。」

「そして、挑戦って、誰もがやらなきゃいけないわけじゃないと思うんです。無理にやる必要はないと思うんです。けどですね、挑戦しなくとも、“応援”はみんな出来ると思うんです。挑戦する人を“応援”することです。挑戦と応援はセットだと思います。」

なんてね、最もらしいことを言っておいて、後半の30分に向かいました。

後半30分は、研修参加者からの、筆者への問いや感想をしゃべってもらうことにしました。18名の参加者を、机なしの椅子だけで、一円状にした、その研修環境の良さが、ここで活躍できました。

話しを聞くだけでなく、マイクを回しながら、ひとりひとり、しゃべってもらことで、今回の研修に“当事者”として参加できたんじゃないでしょうか。

人前でしゃべるのが苦手だとおっしゃられた参加者も、一円に囲まれ、90分沸騰させた鍋の中では、案外と言葉多くしゃべってくれたように思います。

冒頭の‥「元気ですね‥村上さん。」これは、その時、参加者からいただいたメッセージです。他者から言われますと、しっかりと自覚することができ、余計と元気が出てきた筆者です。


最後に、この2時間の“挑戦力”研修、実は、影のMVPがいたことを、お伝えしておこうと思います。

それは、筆者のお隣りの女性スタッフです。なぜならですね、筆者が沸騰させるために語り続けている間、実際のところ「おやおや、大丈夫かな、この調子で‥」と、不安になる場面が多々あったんですね。そして、その度に、お隣の女性スタッフに目配せをしていたんです。

すると、お隣の女性スタッフは、うんうんと頷いて、合槌を打って下さるんです。(まさに、合槌という名の“応援”だと思います。)その合槌に、どれほど安心させられたか。本当にありがとうございました。


福井県福井市足羽福祉会の皆様。このたびは、このような者に、お声かけをして下さったこと、誠に感謝しております。本当にありがとうございました。また、会場の準備や片付け、お仕事の合間を抜けて下さったり‥たくさんのお気遣いに感謝したいと思います。

また、会える日を楽しみに、頑張りたいと思います。重ねて、ありがとうございました。


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2023-10-20
10月19日の村上を追跡

10月19日、木曜日。やはり6時には目が覚めるものだ。そのまま、ホテルに常設されているサウナへ。三番勝負にて、心身共に気合いが入った。

7時半頃だろう、ホテルの朝食をとることにした。ホテルに泊まるたびに思うことは、普段大して朝食をとらないクセに、ホテルの朝食となると、あれもこれも食べ過ぎなくらい食べてしまうことだ。

9時。福井県福井市足羽福祉会のスタッフの方と、福井駅にて待ち合わせ。はじめましてのはずなのだが、色違いの似たような服装をしていたこともあり、すぐに打ち解け、会場まで談笑した。

9時30分、足羽福祉会本部へ到着。研修会場へピットインをする。ピットインするなり、椅子の並びの変更をお願いし、一円、つまりサークル状の並びに変えてもらった。予定していたわけではないのだが、感覚的に、今日の研修は一円対話の手法が盛り上がるだろうと判断したからだ。

10時。『挑戦力』というお題を頂き、村上、話しはじめる。このたび、依頼主からは、僕の“熱量”の部分を評価してもらったと自己分析していたこともあり‥2時間まるまる、パワーポイントや資料など一切使わず、マイク一本で喋り倒すことになった。

12時半、福井県立図書館へ移動。館内のフリースペースに、足羽福祉会の利用者さんなども働いているカフェスペースにて昼食をとる。もちろんお客さんは、老若男女、図書館も同時に利用する方々である。ちなみに、筆者は、おろし醤油カツ丼をセレクト。

13時、足羽東こども園見学。冬季には、160センチほど雪が積もることもあるそうで、除雪などへの工夫について話を聞く。

14時。足羽学園に移動。(福祉型障害児入所施設)

15時。足羽更生園へ。(障害者支援施設)

足羽学園、足羽更生園ともに、ユニット型(完全個室)を取り入れておられ、利用者ひとりひとりの尊厳、さらには利用者の方と社会との繋がりを守ることの重要性を学ぶ。筆者が、注目したのは、建物にふんだんに木が使われているところである。特に内装や家具など、木を使うことで、あたたかみを感じるものであった。

16時、足羽福祉会本部に戻る。社会福祉ヒーローズ昨年度登壇者インタビューを、オンラインにて受ける。プロデューサーや、当時、共にプレゼンを行った仲間と顔を合わすことができ、勇気づけられる。(※すでに全国社会福祉法人経営者協議会YouTubeチャンネルにて配信されています。)

18時、足羽福祉会スタッフの方々との、意見交換会へ‥。


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2023-10-20
サンダーバードからの景色

北陸新幹線が、2024年春から開通するそうなんですね。つまり、今日、僕が新大阪駅から福井駅まで乗った“サンダーバード”も、あとわずかだってことです。

新幹線の方が断然、すぐに着いていいじゃん!って思うかもしれないんだけど、すぐに着けばいい!ってわけでもないかもしれない、そんな、艶めかしい(なまめかしい)ことを言ってみたいです。

京都、敦賀、鯖江‥と、サンバーバードが進むにつれ、車掌さんが、こんなアナウンスをしていました。

「あと、わずかになった、サンダーバードからの景色を、どうぞお楽しみ下さい。」

そんなアナウンスを聞いてしまうと、どうしてか、清潔ではありますが、スタイリッシュではない車内、古めかしいカーテンまでもが愛おしく感じるサンダーバードでした。


さて、初北陸、初福井県であった、筆者。福井駅で待っていたのは、フクイサウルス!?でした。

あれ!?どこかで似たようなもの見たっけな‥岡山県笠岡市にある恐竜公園の恐竜のオブジェを思い出しました。ただ、福井県の方は、県をあげて、本気と書いてガチで、恐竜博物館なんてものもあるんだそうです。恐竜好きな方は是非。(筆者は、駅前のオブジェで満足したので、行っておりません。ご了承下さい。)

駅前、少し、ぶらついていますと、福井県庁に着きました。ただ、これが普通の県庁とは(全国津々浦々の県庁を回った、わけではないのですが)違って、大きな石垣で囲まれているんです。

なぜかって、城の跡地だからなんですね。徳川家康の次男、結城秀康が建てた、福井城の本丸跡地。せっかくなので、入場!?いや、登城させてもらうとですね、おもしろかったんです。石垣自体も素晴らしいのですが、城の雰囲気を感じながら、その中で、スーツ姿の現代人たちが、せっせと働いている、そのギャップですね。


ちょっとした、旅日記になってしまった、本日の副園長ブログ。ちなみに、到着時刻が本日は決められていなかったこともあって、筆者は電車や新幹線などの時刻表を一切調べることはありませんでした。流れのままに、乗っては、乗り継いで、やって来ました。到着してからも、ぶらぶら、ぷらぷら、ふらふらと、計画も予定も目的も目標もなく、歩いてはつぶやき、歩いてはつぶやいて楽しんでおりました。

人生という旅でしたら、ブログ読者の皆様は、新幹線に乗って進むのと、艶めかしいサンダーバード、どちらがお好みですかね?

お子さまをお持ちの方ならば、計画や予定そして目的や目標を持って、子育てに取り組んでいくのか、そうでないのか!?

正解はないですし、お好みです。

ただ、サンダーバードから見る景色も、ぶらつきながら見る景色も、いいもんですよ。

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※担当の副園長村上は、今週は福井県にいます。ご了承下さい。

2023-10-18
トミホクルーたちのキッカケ紹介

今さら、何ゆってんだよ、バカヤロー!なんて、言われかねませんが‥今週、福井県福井市、社会福祉法人、足羽福祉会での、2時間の講演会を引き受けたことに、言葉にできないようなプレッシャーを感じ‥危うく押し潰されそうになっている、そんな筆者です。

そんな筆者が、プレッシャーに押し潰されないように、なんなら打ち克つために選んだ方法とは‥『闘魂注入』です。

昨晩、『映画 アントニオ猪木をさがして』のレイトショーを観に行きました。

「馬鹿になれ、とことん馬鹿になれ!恥をかけ、とことん恥をかけ!」

アントニオ猪木さんの、発する言葉に、講演会へ向けてのモチベーションが整った‥どちらかと言えば高まり過ぎた、そんな昨晩でした。

(高まり過ぎて、寝られなくなってしまったので、レイトショー後に、サウナへ。汗を存分にかきながら、“元気があれば何でもできる”と言い聞かせました。ましたが、ただ、闘魂注入後だったので、限界以上にサウナへ入ってしまい、意識を朦朧とさせることになってしまったのは、あまりある余談です。)


さて、アントニオ猪木さんが、プロレスラーになった、キッカケ。(少しネタバレの危険がありますので、観ようと思っている方は、お閉じ下さい。)

それは、猪木さんが、移民として日本からブラジルに渡り、農園で朝から晩まで働きながら、市場などで売り子をしているところ‥たまたま通りかかった、当時のプロレス界のスーパースター、力道山からスカウトされたんだそうです。そう、それが、キッカケなんですよ。

人生というのは、本当に、一寸先は、何が起こるか分かったもんじゃないって、映画を観ながら思ったものです。


せっかくなので、プロレス界だけでなく、保育界のスーパースターたちの、保育者になったキッカケも紹介してみましょう。

トミホクルーAさん

「職場体験と保育ボランティア体験がきっかけです。子どもと触れ合うことの楽しさと共に、子どもの成長を間近で感じることのできる喜びを心に抱いた経験から、将来、保育士になりたいと強く思うようになりました。実際に現場で働く先生方は、子どもの目線に立ち、ひとりひとりの子どもの気持ちに寄り添った保育を行っておられました。その姿に憧れを持ち、その時、自分がなりたい保育者像が、はっきり見えたことを、今でも鮮明に覚えています。」


トミホクルーBさん

「大学の先生から、富岡保育園のことを勧められ、見学に行かせていただいてから、たくさんのお話しを聞いていくうちに、今まで経験したことのない“見守る保育”という、方針に筆舌に尽くし難いような、わくわく感を感じたことが、キッカケです。」


トミホクルーCさん

「小学生の頃から、年下の子を、お世話することが、好きだったからです。」


トミホクルーDさん

「私が年長児の時の先生に憧れて、保育士になりました。」


トミホクルーEさん

「私の幼い頃、保育園でお世話して下さった先生との思い出が大きかったからです。あの頃の憧れから、小・中・高と成長する中で、保育士の仕事を知り、現実的になりました。また、身近な人や、親戚にも保育士として輝いていた人がいたことも、キッカケの1つです。」


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焼きそばに、青のりと、おかかを、注入!
2023-10-17
必殺『のらぼう菜』見参!

富岡保育園の母屋にあたる建物は、江戸時代で言えば、天保14年築なんだそうです。

天保だなんて言われても、ピンと来ないのが、普通のリアクションだと思います。もちろん、筆者自身もです。

ちょこっと調べてみますと、天保8年くらいに「大塩平八郎の乱」が起きているんですね。これは、小学校の歴史の授業なんかで、なんとなく聞いたことがあるんじゃないでしょうか。この乱の、原因になっているのが、江戸三代飢饉と呼ばれている「天保の大飢饉」。これが、天保4年くらいから、天保10年くらいまで続いたんだそうです。

なので、富岡保育園の母屋は、その大飢饉を乗り越えて、たくましく作られたと考えてもいいんじゃないかと思います。


さて、冒頭から、天保、天保、と連呼しているのには意味があるような、ないような‥いや、あるんです。

今日のお昼過ぎ頃、富岡保育園の畑活動を監修して下さっている、鈴木さんと池田さんが、畑の調整をしに来て下さいました。

夏野菜から、冬や春に向けての、モデルチェンジ作業です。

スナックエンドウに、キャベツ、ニンジン、ダイコン、カイワレダイコン‥数種類の野菜の種や苗を植えて下さいました。

その際、僕と、今年度からトミホクルーになりました若い衆と、さらに就学前の女の子、合わせて3人で、モデルチェンジ作業に参加させてもらうことができました。

水やりや、種まき、土をかぶせるなど、丁寧なアドバイスを受けながら体験させてもらうことができました。

ちょうど、女の子が、土をかぶせた、その種の野菜。これが、実は、天保にからんでいるんですよ。

その名を『のらぼう菜』と言います。菜の花に似たようなものだそうです。この、のらぼう菜は、非常に寒さに強い、耐寒性に優れているってことですね。その特性から、なんと、江戸時代の頃、あの天保の大飢饉の最中に、人々を救った野菜なんだそうです。


ちなみに、監修して下さっている、鈴木さん曰く、菜っ葉類で、『のらぼう菜』が、一番美味しいんだそうです。太陽と水の恵みで、芽が出て成長することを祈りながら、楽しみにしておきたいと思います。

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のらぼう菜の種に土を、優しく。
落花生とは!?学習中です!
2023-10-16
迷わず行けよ、行けば分かるさ!

思えば、富岡保育園に就職し、18年の月日が流れようとしています。

18年前‥10月と言えば、第一土曜日に運動会がありました。先生たちの服装は、白のポロシャツと黒のジャージと決まっていました。僕も、もちろん白のポロシャツと黒のジャージで参加しようとしていました。ましたが、だがしかし、黒のジャージではありますが、ハーフズボンを履いちゃってたんですね。すると、当時の主任先生から助言を頂いて、長ズボンに履き替えることになりました。あれは、若気の至りだったのでしょう。

6年前‥10月と言えば、癌(がん)が発覚し、まずは輸血をしていました。血の種類で言えば、血小板を投入していたのですが、血小板って、黄色なんですね。赤じゃないことに驚きつつ、ベッドに横たわっていました。横たわる側から、スマホを覗くと、何件もの動画や写真が送られてきていました。その内容は、僕の顔を拡大させた写真をですね、貼り付けたうちわで、応援して下さるものでした。それが、どれだけ心の支えになったか、何度も何度も見返していました。

さて、月日が、いよいよ流れて、今日(こんにち)に至ります。ハーフズボンを履いていた、黄色の血に驚いていた、そんな自分からは想像できない、今日(こんにち)です。

僕は、子どもに夢を持てと言うのならば、まずは大人が夢を持てと、そう思っています。あなたは、夢をお持ちでしょうか。

人は、歩みを止めた時に、そして挑戦をあきらめた時に、年老いていくのだと思います。

この道を行けば、どうなるものか。

危ぶむなかれ、危ぶめは道はなし。

踏み出せば、その一足が道となり。

その一足が、道となる。

迷わず行けよ、行けばわかるさ。

ありがとう!!!

そう叫んだ、プロレスラーの域を超えた超人、アントニオ猪木氏の燃える闘魂めいた、めらめらとした、熱い想いが、湧いている、そんな今日(こんにち)です。

昨日、徳民於賀神社例大祭、千歳楽を、地域の青年団の方々とご一緒させていただきました。

はじめましての方々がほとんどではありましたが、お神輿を力を合わせて担ぐことによって、仲良くなることができました。

今日(こんにち)の僕に、何ができるのか。富岡保育園のために何ができるのか。富岡地区のために何ができるのか。笠岡市のために何ができるのか。また社会福祉法人の職員として、何ができるのか。

たくさんの方々からの、応援や期待に、力の限り、喜びをもってこたえていきたいと思っています。

それでは、まずは、徳民於賀神社例大祭、お船のお旅所に向けて、地域の方々のおもてなしの準備を、これからしていきたいと思います。


ブログ読者の皆様、本日も素敵な日をお送り下さいね。

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2023-10-15
乳歯の虫歯を放置しちゃうと!?

早朝から、富岡地区では、いそいそと、住宅周りに、縄を張りめぐらし、御幣(ごへい)を飾り付けています。御幣の見た目を言葉で説明してみると、階段状に切った白いびろびろの紙⁉︎でしょうか。どんな意味合いで飾り付けるかと言えば、“神様への捧げ物”といった様です。詳しく知りたい方は、お近くの神社へ。

ちなみに、富岡保育園の所在する、富岡六丁目は、副園長ブログでお馴染みの、SMHV(スーパーミラクルハイパーボランティア)亀川さん一家が、総出で飾り付けて下さいました。毎年ありがとうございます。現在、いつも以上に、園の門構えが凛としております。


さて、本日のテーマは、またまた【歯】について。芸能人だけに限らず、健康で長生きしたい方は、赤ちゃんからご年配の方まで、全世代「歯は命」です。美味しく食事をするためには、欠かせない、歯の健康。

今日は、こんな問いを考えてみたいと思います。

Q.「乳歯の歯並びは、永久歯(大人の歯)の歯並びに、影響するのかい?しないのかい?どっちなんだい?」

まず、答えから言いますと‥

A.「すーーーーーる!!!キランッ!!!(お笑い芸人なかやまきんに君の様に、白く光る歯を見せながら答えていると想像して下さい。)」


乳歯の歯並びについて、理想的であるのは“歯と歯の間に隙間がある状態”です。

隙間がまったくない状態で並んでいると、永久歯が生えるのに必要な場所が足りずに、デコボコした歯並びになる可能性があります。

なお!乳歯の歯並びに問題がなくても、前歯が永久歯に生え変わる時期(小学校低学年くらい)に問題が生じる場合もあるんです。

どんな場合かと言うと‥「乳歯の虫歯」です。乳歯には、永久歯が生えてくるための“場所取り”の役割があるんです。

「乳歯は、どうせ、生え変わるから、虫歯になっても、少々、治療せずに、放っておけば、いいでしょ。」

な〜んて、甘く考えちゃってると、後から痛い目にあうパターンなんですよ。

虫歯の治療を放置すると、早く抜かないといけないことがあるんですね。すると、その結果、横の歯が傾いたり、移動したりして、歯並びが悪くなっちゃう場合があるんです。


わかっていただけたでしょうか?とにかく、歯について、なんらかのお悩みや、疑問や問題を抱えている場合は、まずは歯医者さんに行ってみましょう。

ちなみに、僕は、以前のブログでも記しましたが、2ヶ月に1回のペースで歯のクリーニングに通っています。僕の場合は、問題を抱えたくない、つまりは予防です。

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亀川さん一家の皆様、ありがとうございます。
登れる、壁。
2023-10-14
お節介おじさんの懸念

徳民於賀神社 秋の例大祭が、明日・明後日(10月14日・15日)に開催されます。

14日の17時頃からは、宵祭り。千歳楽を、地元青年団が担いで、お祭りに賑わいをもたらせます。(富岡保育園駐車場が出発・終着地点になっています。)

15日、例大祭本番には、お船が徳民於賀神社を13時頃出発します。富岡地区合同のお船の御旅所として、富岡保育園に15時頃にお船が到着する予定になっています。


このたび、園としては、本日13日10時頃から、園児と職員で、徳民於賀神社へ御参りに行く予定となっています。

数年前までは、手作りのお神輿を作って、園児と職員で担いでいました。当時を知る方からは、「懐かしいなぁ‥。先生、今年は出さんの?寂しいなぁ。」と、惜しむ声も、ちらほらと頂いています。

それらの声は、とても励みになりますし、ありがたいと思っています。

ただ、もちろん、園でのお神輿も喜ばれるものなのですが‥個人的な意見としては、出来れば、園児や保護者様、また職員たちには、各人の地元地域のお祭りに顔を出したり、お手伝いをしたり、お神輿を担いだりと、積極的に参加して欲しいと思っています。

保育園のお神輿があるから、地元地域のお祭りに参加できない、ってなったら、これって元も子もなくなるんじゃないかと思うんです。

これは、富岡保育園に限らず、全国的にも、似たような現象があるんじゃないかと想像します。なんでもかんでも保育園で、事足りてしまうと、地元地域の行事ごとへの関心が薄れるんじゃないかって、お節介おじさんの懸念でした。


今年度は、おごそかに、しっかりお参りさせてもらいながら、富岡地区の千歳楽の送り出しとお迎え、そしてお船の御旅所としてのおもてなしを、ぬかりなく務めて、地元地域への貢献としたいと思います。

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徳民於賀神社参拝
良い天気でした。ぐっすり。
2023-10-13
毛虫のようになった歯ブラシでも

エドワード(4歳8ヶ月)と、ステファニー(1歳2ヶ月)の兄妹が、仲睦まじく、並んで、歯磨きをしているところに出会しました。エドワードが動かすように、ステファニーは歯ブラシを動かすんですね。おうちでも、おなじような光景で歯磨きをしているんでしょうかね。


さて、今日は【歯磨き】について。1歳2ヶ月のステファニーのように、自分から積極的にしてくれれば、親として、先生として、さぞ楽でしょうが‥そうは問屋が卸さないのが、実情じゃないでしょうか。

歯ブラシを口に入れようとするならば、目をつむって、口をつむって。嫌がるお子さまも多いのではないでしょうか。

今日は、そんな「歯磨きイヤイヤあるある」への対処法をご紹介したいと思います。

(仕上げ磨きの場合を想定して進めますね。)

お膝などに頭を寝かせて、仕上げ磨きをしようとするんじゃないかと思うのですが‥その時に、頭や顔を、触ると思うんです。その時点で、すでに嫌がるお子さんもいるんだと思うんですね。

この場合は、歯磨きを嫌がっているよりも、触られることを嫌がっている可能性もあります。なので、まずは触れ合いですね、スキンシップってやつを、日頃よりたくさんとるように努めてみると良いかもしれません。

では、スキンシップをたくさんとって、信頼関係と愛着関係をしっかりと結んだ前提で、話しを進めていきますと‥

まず、手始めに、膝枕をしながら、お子さまを寝かせ、親御さんの人差し指で、歯を優しくこすってあげると良いかもしれません。

そして、手鏡などで、お口の状況を本人が確認できるようにしてあげることも良いかもしれません。

じょじょに慣れてきたら、小さめの歯ブラシで、歯磨き粉をつけずに、優しくマッサージするようにこすってあげましょう。

だいたい、このあたりを実践していると、『歯磨きイヤイヤあるある』は改善されていくと思うのですが‥さらに、突っ込んだ実践をしようと思うのならば‥

親御さんが、お子さまに仕上げ磨きをしてもらうのも良いかもしれません。そして、お互いにキレイになった歯を見せ合ってみましょう。さらに、「べろで、歯を舐めてみて。」と、ツルツルになっていることを自分で確認するように促してみるのも良いかもしれません。

気持ちの良い経験を共有して、お口の中が、さっぱり、爽やかに感じることを積み重ねていくと、自分から歯磨きをするようになったり、そのうち仕上げ磨きも必要としなくなるかもしれません。


※お子さまで、すぐに歯ブラシを噛んで、毛をぐちゃぐちゃにさせてしまう、そんな場合もあるかと思いますが‥あまり問題ないので気にならさずに。毛虫のようになった歯ブラシでも、噛んだりこすったりしていますと、唾液が出て、歯はキレイになるんですよ。


(参考文献「赤ちゃん歯科」石田房枝)


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※ただいま、来年度保育所入園申し込みや、就職希望なども含めて、園見学などのご予約が大変混み合っています。まずは、お電話にて日程調整をさせていただければ、非常にありがたいです。ご協力宜しくお願い致します。

2023-10-12
とみほ村二学期中間テスト出題⁉︎

本日のブログは、算数の問題ではありませんが、読解には、図を用いることをオススメします。なので、鉛筆と、広告の裏などのメモ用紙をご用意くださいね。


では、問題!ではないのですが、まずはメモ用紙に、ぐるりと円を書いてみましょう。これを、“ちゃぶ台”とイメージして下さい。

その、ちゃぶ台に、7人を配置させていきますよ。

Aちゃん(4歳)から、時計回りに‥Bちゃん(4歳)、Cちゃん(5歳)そして副園長村上(37歳)、Dちゃん(3歳)、Eちゃん(3歳)、Fちゃん(3歳)です。

書けましたかね?つまりは、Aちゃんの右隣が、Fちゃんですよね。

そこまで、書けましたら、いったん鉛筆を置いてもらって、聞いて下さい。

富岡保育園のランチタイムでは、全員揃って「いただきます!」なんてことは、ありません。11時30分~13時00分あたりの時間の中で、自分の好きなタイミングや、お友だちなどと誘い合って食べています。

さきほど、紹介した7人は、仲良しの友だちグループが、2つくらい合わさった、そんなグループなんですね。

富岡保育園のランチタイムでは、お茶や白湯などを自分で注ぐことから、始まります。注いだコップを、自分の座りたい場所に置くんです。要するに席どりです。

さきほど紹介した7人も、その席どりを、友だちと力を合わせてしたんですね。

席どりが済みますと、次は、栄養士や調理師が待っているバイキングへと向かうんですね。

ご飯を自分でよそったり。お汁や、おかずをついでもらったりします。お盆での持ち運びではないので、お皿ごとに、その都度、席どりをした、ちゃぶ台へ持ち運びます。


さぁ、ここまでの長文を、読解できていますでしょうか?それでは、そろそろ鉛筆を持って、メモ用紙に書き加えていきましょう。

まず、Aちゃん(食べ始めている)、時計回りに、Bちゃん(食べ始めている)、Cちゃん(おかずを取りに行っている)、副園長村上(食べ終わろうとしている)、Dちゃん(食べ始めている)、Eちゃん(食べ始めている)、Fちゃん(おかずを取りに行っている)の、現在の状況です。

そして、たぶんなのですが、メモ用紙に書いた図の7人を、皆さまは、均等に配置したんじゃないかと思うんです。

ただ、ここからは想像力を働かせて欲しいのですが、年齢がバラバラで、食べ始めている人と、まだ配膳が整っていない人がいる状況ですよ。

そうなんです!その通りなんですね!

「7人は、おそらく均等に配置されていないのではなかろうか!?」


実は、おかずを取りに行っているCちゃんとFちゃんの、ちゃぶ台でのスペースが、かなり狭くなっているんです。つまりは、食器を置くところが狭いってことです。

図を見て下さい。Cちゃんの場合は、左隣の、37歳の副園長村上が気を利かせれば問題は無さそうですよね。

と、言うことは、問題は‥そうなんです!Fちゃんのスペースです。

このFちゃんの「スペース狭っ!」問題に、いち早く気が付いたのが、Fちゃんの左隣のAちゃんなんです。

Fちゃんが、おかずを取りに行っている合間のことです。

Aちゃん「なぁ、Fちゃんの、おかずのお皿を置く場所が無いけん、Bちゃん、ちょっと寄ろうや。」

Aちゃんと、Bちゃんが、数センチずつ、左に寄ることで、Fちゃんの食器を置くスペースは、ちゃんと確保されたってわけです。

これをですね、通称『とみほ村ちゃぶ台でおもいやりの気持ちが育つ法則』と呼ぶのは、まだ誰も知るよしもないことです。


Aやら、Bやら、右やら、左やらと‥かなり分かりづらいブログになってしまったことを、お詫びします。実際の現場を見ていただくと、納得がいくかもしれませんので、是非足を運んでみて下さいね。お待ちしております。

★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)・園見学・保育実習・古民家一時保育阪本屋・ワンコインランチ・私設公民館とみほ村文庫など、総じて、現在、お問い合わせが殺到⁉︎しています。混み合わないように、調整していますので、出来ればご予約のお電話をお願いしたいと思います。ご協力宜しくお願い致します。

2023-10-11
とみほ村クルー個人懇談開始の巻

とみほ村クルー個人懇談を、本日より開始致しました。主にですね、職場、仕事、保育に対しての、今現在の気持ちを聞くこと。そして、家族や身の周りの近況を、許される範囲で聞くこととしています。目的としては、聞いた内容を材料に、そのクルーにとってのベスト(又はベター)な働き方(とみほ村との関わり方)を模索するためです。

なぜ、わざわざ、あなたと模索する必要があるの?と、思われたブログ読者の方がいるんじゃないでしょうか?

あなたに決められなくても、自分で決めるわよ!そんなご意見も、もちろん、ごもっともなのですがね。

ただ、とみほ村という村は、「無理をして働く場所」でもなければ、「もたれかかって働く場所」でもないんです。

そのクルーの『人生が豊かになる場所』でありたいですし、さらには、その方が関わって下さることによって『まわりの人が豊かになる場所』でもありたいんです。

“幸せ”は自分の心で決めればいいのですが、とみほ村では、もう1つの“仕合わせ”も大事にしたいんです。仲間を尊敬し、仕え合うことに喜びを持つことができるか、ですね。


もっともらしく綴っておりますが、ブログ読者の中で、まだ納得がいかない方もいるんじゃないでしょうか?

「それって、あなた、つまりは、副園長村上でなくてもいいよね!?」

そうなんですね、そちらのご意見、なんら間違っちゃいませんよ。いませんが、ちょっとだけ考え直していただけませんかね。

独身のくせしてですね、案外と副園長村上は、家庭のあれこれに精通しているんです。なぜかと言えば、二十代の頃、ヤドカリ生活のように、多くの知人の家庭を転々としていたんです。そこで体験した、あれやこれやは、家庭の理解に大きな助けになりました。

さらにですね、その頃はYOASOBIも縦横無尽にしていましたから、右から左から、裏から表からの、人間関係を培いながら、多くの業種、働き方を知る助けにもなりました。

自慢げに綴ってみましたが、どうしてか、ちゃらんぽらんな過去を露呈してしまった感が否めません。どうしましょうか。

いや、ちょっと待ってください!そう言えば、ラジオパーソナリティをしていた頃に、多くのゲストに来て頂いて、それはそれは上手に話しを引き出していたんですよ。

なんだか、綴れば綴るほど、ひどくなるので、ブログ読者がいちばん納得がいく理由を言いますね。

「副園長村上は、とみほ村で、いちばん暇なんです。なので、僕に個人懇談をさせて下さい。」


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※ワンコインランチのご予約について。はじめて、とみほ村に来て下さる方については、最初に見学案内をさせて下さい。見学案内は、約1時間~2時間程度かかる見込みです。宜しくお願い致します。

園庭の、どこから撮影したか、分かるかな?
2023-10-10
年齢学年主義についての良し悪し

お祭り男ではないものの、連日、お祭りマジックにかかり、血が騒いだのか、大きな声で掛け声を合唱しながら、お神輿を担がせてもらいました。

これも全ては、何ヶ月も前から、あらゆる段取りをして下さった方々の、お陰様なんですよね。その段取りがあって、はじめて楽しませてもらえていることを忘れないようにしなきゃいけません。本当に、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。


さて、お祭りネタばかりで申し訳ないのですが、お祭り宴会をしていると、必ず出るフレーズがあります。

「〇〇君、いくつ?」

「あ〜、それじゃったら、学年でゆうたら、一個下になるんじゃなぁ。〇〇君、知っとるじゃろ?」

たぶん、ブログ読者も馴染みのあるフレーズですよね。年齢や学年を聞きながら、親しんでいこうとするフレーズです。

実は、これって、ちょこっと日本的なフレーズなのかもしれません。


富岡保育園が、保育実践改革をする上で、学ばせてもらっている、新宿せいがこども園の園長先生、藤森平司先生。藤森先生のご講演で、よくドイツのお話しが出てくるんですね。

ドイツが全部良くて、日本が全部ダメ、そんなお話しではなくて、良いところを参考にしながら、日本の保育文化に取り入れていこうよって、お話しです。

そこで、ドイツについて、僕なりにも学んでみようと、一冊の本を手に取りました。タイトルは「ドイツの女性はヒールを履かない」です。著者は、サンドラ・ヘフェリンさんで、日本とドイツのハーフのエッセイスト。

その中で、興味深いテーマがあったので、紹介してみたいと思います。

『ニッポンの大学“みんなが同じタイミングで就活”の利点とは』です。

そこでは‥「日本の就活はタイミングが全員同じで、皆が大学生活のある時期に一緒に就活をするのも、日本人が“年齢”を気にする一因なのではないか‥?と書きましたが、日本の就活の制度は悪いことばかりではありません。」

と、綴られていました。

なぜかって、ドイツには元々、企業の新卒採用枠がないんですね。ドイツは、インターン(職場体験ののようなものかな)などでの評価で職にありつける仕組みなんですね。つまりは、自力がものを言うのですが、案外と親のコネがものを言うんだそうです。

余談ですが、日本ではブラック労働などの問題がありますが、ドイツでは、インターン制度の不平等が問題になっているんだそうですよ。

話しが、だいぶと横道にそれたようですが、日本の年齢主義や学年主義も、縛られては息苦しいところもありますが、縛られているからこそ生まれるコミュニケーションや制度もあるようで、メリットもデメリットも両方ある主義のようです。

横道にそれたついでに‥ドイツでは、小学校は1年生から4年生までだそうです。卒業時の10歳から、大学へ行く道か、大学へ行かない道に分かれるんだそうです。この選択は、子どもの成績、性格、そして子ども自身の意思と、担任の先生や親の意見などで総合的に判断されるようですが、他のヨーロッパの国に比べても、かなり選択が早いようです。これについては、ドイツでも賛否両論あるようですよ。

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2023-10-09
どんな場合も富岡保育園村上です

起床すると、どうも肩に首に、とても痛むんですね。なぜだろうかと考えてみたところ‥そう言えば、昨日、富岡地区のお隣の、大磯地区の千歳楽を担いだからだろうと。

かっこいい法被(はっぴ)を着ている時は、そこまで痛まなかったのに‥あれは戦闘服のようなものですね。

卒園児や、その保護者様などにも、久しぶりに会うことが出来ましたし、エネルギー源のお酒を通じて、たくさんの方と仲良くさせてもらうことが出来ました。

「村上先生、久しぶりです。うちの息子、もうハタチになったんですよ!」

「村上さん、もっと肩入れて担がんと!サボりょーたらいけんで〜。」

「村上くん、帰り送ってあげるんじゃけぇ、もっと飲みねぇ!60度の泡盛、これをいきねぇ!」

肩や首の痛みは、お祭りマジックの副作用と捉えて、今日も、無礼講が過ぎないように、担がせてもらおうと思います。


さて最近、ラジオで「103万の壁の廃止」というフレーズを耳にしました。お金の類の知識にかなり疎いので、詳しくは、皆様ご自分でお調べになってほしいのですが‥

いわゆる、扶養内などで働いている方が、103万を超えちゃうと、税金などの条件が変わって損しちゃうことを無くそうよって話しなんだと思います。(かなり、ふわふわと説明しているので、ちゃんと調べてくださいね。)

当事者でないので、なかなかピンとこないのですが‥僕の場合、現在生きて働けているだけで、得、ラッキー、そんな気持ちなので、働いて損するという構造がなかなか理解できないんですね。たぶん小学校からやり直した方がいいのでしょう。

僕の場合が、特殊な場合なのかもしれませんが、僕の場合は、寝ても覚めても、富岡保育園の副園長村上にかわりはないんですね。千歳楽を担ごうと、お酒に飲まれようと、お祭りマジックにかかろうと、富岡保育園の副園長村上なんですね。格好がついていようと、醜態を晒していようとです。

ワークライフバランスなんて、あったもんじゃない、へったくれな僕の場合です。全部が、仕事、いや志事でもあり、遊びでもあります。


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※来年度入園をご希望の方の園見学が殺到⁉︎しています。ご予約の方を宜しくお願い致します。見学案内には、1時間~2時間かかる見込みです。

大磯地区の千歳楽
2023-10-08
おちんちんの正しい知識

性器について、ブログで取り上げるのは、はじめてかもしれません。

男性なら女性器、女性なら男性器について、一般的に、そこまで詳しくはないんじゃないでしょうか。もちろん、学生時代に、保健体育の授業などで習ったんだと思うんです。ですが、思春期時代に、異性の性器についてを真剣に学んだかどうかなんて、正直なところ、僕の場合は、そうでなかったんだと思います。

さらに、付け加えるならば、男性でも男性器について、女性でも女性器について、身に付いていながら、正しくは知らないんじゃないでしょうか。なんとなく、体感的に、なんとなく、親から、その程度での理解に留まっているんじゃないでしょうか。


今日は、男性器、おちんちん(陰茎)についての、正しい知識を、少しだけ紹介します。

実際のところ、男の子のお子さまをお持ちの方で、さらに言えばシングルマザーの方ならば特に、「この子の、おちんちんは、大丈夫なんだろうか!?」と、不安になりつつ、けれども、そこまで周りに相談できないこともあるんじゃないかと思うんです。

その代表例が、おちんちんが、むけている方がいいのか、むけていなくても大丈夫なのか、いわゆる“包茎”との関わり方です。

ちょっと専門用語を交えながら記していきますので、ご容赦くださいね。

まず、生後すぐの赤ちゃんの、ほぼ100%は、亀頭と包皮が癒着している「真性包茎」です。なので、生まれだばかりで、「わー!うちの子、むけてないやん!どうしよう!」と焦らず、安心して下さいね。

※この癒着をはがし、亀頭下部の冠状溝と呼ばれる、くびれまで露出させることを、一般的に「むく」と定義しています。

以前は、むいた方がいい、と専門家が言っていた時期もありますが、今は『無理にむかず、自然にはがれるのを待つ』のが、主流になっています。

無理やりはがすと、小さい傷ができて菌が入り、炎症を起こすこともあるんですよ。また、再び癒着して、さらに強くくっつき、余計にむけにくくなる可能性もあるんだそうです。


では、このあたりまでの知識を頭に入れつつ、実践編です。お風呂での洗い方。まずは、包皮を無理なく下がられるところまで手前に引いて、優しく洗い、洗ったら元に戻す、これがポイントです。

そして、この時に、「自分だけの大事な場所だから、他人に見せたり触らせたりしてはいけないよ」と、プライベートゾーンの意識を持つように伝えましょう。


さて、包茎について、もう少し詳しく知っていきましょう。そもそも、むけているとは、亀頭が常時露出している状態だけでなく、普段皮をかぶっていても、勃起時や、洗う時に下ろせる「仮性包茎」も含みます。

思春期で、7割が仮性包茎、2割が常時露出、その程度で、よく勘違いされますが、仮性包茎は医学的に問題なく、治療を必要としません。

常時露出と、仮性包茎は、まぶたの一重と二重の違いのようなものだと理解して下さい。

ただ、注意が必要なのは、排尿、勃起や性行為といった、男性器本来の役割に支障がある時、また清潔を保つことが難しい場合です。その場合は、医療機関に相談することが賢明だと思います。

※「真性包茎」、いわゆる、むけなくても、日常生活に支障がなければ、治療がすぐに必要というわけではありません。


ブログ読者の皆さま、ご理解得られましたでしょうか?

今日の参考文献は、10月7日付の、山陽新聞、13ページ掲載、「おちんちんの教科書」などの著者である、岡田百合香先生のコラムからです。

岡田先生のメッセージの中で‥「私たちは、日々、理想の見た目を(広告などで)押し付けられています。商業的に作り上げられたコンプレックスが、いつの間にか、内面化しているのではないでしょうか。そのことを自覚し、自分では選べない体の特徴に対し、優劣をつける価値観を子どもに強要しないようにしましょう。」


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2023-10-07
挑戦しなくても〇〇できるよね

「“挑戦”というテーマで、2時間、講演をして下さい。」

さて、ブログ読者ならば、どのような内容を、おしゃべりになりますか?


実は、約2週間後にですね、福井県「社会福祉法人“足羽福祉会”」で、筆者が、その役を務めるそうなんです。

そうなんですって、どうも他人事みたいに、現実逃避している感が否めませんがね。はじめは、「おもしろそうじゃん!やらせて下さい!」って、即答したものですが、本番が近づいてみると、心境は刻々と変化するものですよ。

「やばい‥何を、しゃべろうか‥。」

困った挙句に、編み出した答えは、1500日以上を共にして下さっている、副園長ブログ愛読者たちと、いっしょに、何をしゃべるか、考えてみようと思うんです。


そもそも、この依頼は、依頼主の、足羽福祉会の方が、あるYouTube番組を見たことがキッカケなんです。

それは「全国社会福祉法人経営者協議会」チャンネルの、「社会福祉HERO'Sプレゼン」番組です。

「そうだ、そうだ、そう言えば、去年、副園長の村上も、そのプレゼン大会に出てたよね。」って、思い出して下されば、話しが早いです。(もしも、見ていなければ、検索して見てみてね。)

たしかに、あのプレゼン大会では、熱く語った、そんな記憶がありますが、正直なところ、何をしゃべったか、忘れちゃっているんです。だって、去年の話しですよ。(なので、筆者も、現在、見返してみました。)

あのプレゼン大会を見て、筆者に依頼するぐらいですから‥「依頼主は、熱い講演を希望しているはずだ。」と、考えるのが定石なんじゃないかと思うんです。

ただですね、筆者的にはですよ、「最近、僕は、そんなに、トンガっていない‥むしろ、マルくなっているんじゃないかと‥。」と、冷静に思っているんです。

なぜかって、“挑戦”というテーマを聞いた時に、頭をよぎったことと言えば‥「無理に“挑戦”することはないよね。」って、依頼主が求めていないような冷めた展開ですよ。さて、どうしましょうか。


富岡保育園は、さかのぼること6年前、2017年11月を境に、保育実践改革をはじめました。これを“挑戦”と呼ぶには、少し待ったが入りそうなんです。

実際のところ“挑戦”と意気込んだのは、2017年11月1日、壁を壊した瞬間のみです。翌日からは、“挑戦”というモチベーションではありませんでした。

当時は、富岡保育園を、大嵐の中を突き進む海賊船をイメージして、チーム運営をしていました。

この船には、僕を含む職員はもちろん、園児や保護者、またこの船の行く先を信じてついて来て下さる全ての人たちが、乗り込んでいました。

船が、鉄製であろうと、木製であろうと、泥舟であろうと、とにかく、前に、前に、難破や沈没なんて許されるものではなく、その果てに必ず辿り着かないといけないわけです。つまりは、失敗という2文字は、はじめから用意されていませんでした。なので正直なところ“挑戦”というモチベーションではなかったんです。


こんな話しの展開にしてしまうと、講演会に2度と呼ばれなくなりそうですよね。どうしましょうか。

ただ、モチベーションでなかったにしろ、小さな挑戦は連続的に現場保育者たちとしていました。これをですね、「トライ&エラー」との合言葉でやり抜いていきました。

何かを成し遂げるには、富岡保育園の場合は、『世界一の保育園を目指す』には、小さな挑戦を連続的にできるか、これが、かなりの比重を担っていきます。

大事な点は「エラーできる環境を作ること」です。エラーできない環境で、トライをさせてしまう、してしまうと、その挑戦者は間違いなく行き詰まります。

そして、もつ1つは「挑戦する体力を養うこと」です。単発での挑戦は、ただのイベントに終始してしまいます。それを連続的に行えることが出来るか、これが成功への道を辿る秘訣だと思うんです。

この点について、補足するならば、体力は、自分だけ、チームだけで養おうとすると不十分だということです。

超、超、超、重要要素を言いますよ。それは「他者からの応援」です。この応援が、あるか、ないかで、挑戦を続けることができるか、できないかは決まると言っても過言ではないと思っています。

富岡保育園は、ありがたい‥本当にありがたいことに、ブログ愛読者も含め、地域内外の大勢のファンの方が、あたたかく応援して下さるお陰で、『世界一の保育園』を目指し続けることが出来ています。


「無理に“挑戦”することはないよね。」と言った真意は、これです。

「“挑戦”できなくても、しなくても、“応援”ができるじゃないですか。」と、これが言いたかったんです。

ただひたすらに、まっすぐに、誠実に、がむしゃらに、泥にまみれながら、頑張っている人がいたら、挑戦している人がいたら、それは“応援”するしかないじゃないですか。

“挑戦”と“応援”は、間違いなくセットだと思いますよ。


さてさて、大いなる余談を連ねてしまいましたが‥もしも足羽福祉会の方が、このブログを見ていましたら、このように宣言をしておこうと思います。

「本番、めちゃんこ期待しておいて下さい!間違いなく、“あ〜、来た良かった”と、つい口から、こぼれるほどの、おしゃべりをしますので。」

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“あいさつ運動”feat.笠岡工業高校
秋の空の下で
2023-10-06
和式派ですか?洋式派ですか?

(注)食事中の方はお目通しを、お控え下さい。


10月5日、山陽新聞の4ページ目に、全国の公立小中学校のトイレにある“洋式便器”の割合が掲載されていました。

その割合は、68.3%。2020年度と比較すると、11.3%UPしたそうです。

これをうけて、文科省担当者は、「避難所にもなる学校で、和式は使いづらいとの声があり、多くの自治体が置き換えに取り組んだ」と評価した、みたいです。

さらに「学校のトイレ研究会」によると、家庭や、さまざまな施設の便器が洋式なのに、子どもが長く過ごす学校に、和式が設置されていると、排泄を我慢するといった悪影響が出るとも指摘された、みたいです。


ちなみに、ブログ読者の皆様は、和式派!?洋式派!?どちらですか?

これは、それぞれにお好みだと思うんです。潔癖症に超が付く方なんかは、便座に触れないで済む和式が好きかもしれませんし。僕のように、和式だと、膝が痛くなったり、足が痺れてしまう方なんかは、体の負担が軽い洋式が好きかもしれませんし。

ただですね、時代は、断然、洋式でしょうよ。僕がツッコミたいのは、避難所で使うから、つまりは、さまざまな年齢層の方が使うから、学校の便器を洋式に換えるってところが、どうも腑に落ちないんです。

そこは、「学校のトイレ研究会」の意見のように、子どものために換えてほしいじゃないですか。


先日、ある自治体の教育委員会の方から、こんなことを聞かれました。

「村上先生。富岡保育園は就学前児童の調査で、“気になる子ども”の欄が空欄でしたが、誰もいないんですか?」

さて、こんなブログを1500回以上綴る変人ですから、村上先生はどのように答えたんでしょうね。

「あー、はい。いないと言えばいませんし、逆に、みんな気になりますよ、僕は。」

こんな答えをするもんですから、ある自治体の教育委員の方とは、その後、お互いの、就学前児童に関する持論をディベートすることになりました。

みんながみんな、同じ考えではありませんし、逆にみんな同じだと極端で偏るケースもありますので、教育系のディベートは、さまざまに考えがあって良いですよね。大事なのは、お互いの考えを尊重しながら、前向きなディベートにすることです。

することなんですが、1つだけ、妙に、ひっかかった点があるので、ブログ読者にも聞いてみようと思うんです。

「乳幼児施設は、学校の“練習”ではないことは、よく分かりますし、そうだと思います。ただ、体験としてですね、村上先生‥和式のトイレや、汚いトイレなどでも、排泄できるように、練習じゃなくて、体験するのは大事なんじゃないでしょうか。」

この、投げかけに、妙に、ひっかかっちゃったんです。妙にです。

「僕は、キレイなトイレで、できれば洋式で排泄したいんだけど‥子どもには、そうじゃない、練習、いや体験をさせるのが、大事なの!?」


妙にですから、この、ある自治体の教育委員会の方のご意見も一理あるんだと思うんです。

それに、僕のような変人の意見は、どことなく、現実的でないのかもしれません。

でも、理想もちゃんと持ちたいんですよね。心身になんらかのハンディキャップがある子どもでも、学校で無理なく気持ち良く、おもいっきり踏ん張れる、スッキリできる日を。


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絶対に余談だと思うのですが‥37歳になる筆者は、今年、ある田舎道を散歩していると、その途中に、なんと、お腹が異常にグルグルと鳴ったんですね。

辺りを見回すと、民家やコンビニなどもなく、まず間違いなく、トイレという代物はありませんでした。

ブログ読者の方ならば、どうしますか?もうね、一歩一歩、歩くたびに、アレが出てきそうになっているんです。

筆者は、我慢の限界を完全に超えたところで、意識朦朧となりながら、再度360度見回し、辺りに誰もいないことを確認した上で、川べりの草むらに飛び込みました。

間一髪、間に合ったんですね。

そして、意識を回復させつつ、手の届くところにあった葉っぱを何枚か千切っては重ねて、拭き取りました。

体験とは、こういう体験をさせることなのでしょうか‥。

えらい!ちゃんと、洗ってんなぁ。
2023-10-05
子育てで、いちばん大事なこと。

「とみほ村だより10月号~富岡保育園×富岡北地区まちづくり協議会×クレヨンKIDS」から、人気コーナー“理事長コラム”を、本日は紹介したいと思います。

でも、「子育てが思い通りにいかないのは、子どもがちゃんと育っている証拠」なのです。

子どもを親の思い通りにコントロールしていないからこそ、また、子どもが自分の意思をちゃんと主張できていて、自由に育っているからこそ、子育てが思い通りにいかないのです。

出産・育児が明けてすぐの頃。保育園デビューしたばかりの子どもは、しょっちゅう感染症をもらってきます。

のどの風邪にはじまり、胃腸炎、RSウイルス、溶連菌、手足口病‥。

その度に欠勤しては、同僚や上司に頭を下げ、気を遣い、仕事も立て込んでくる。

「なんのために私、働いているの?」

「こんなはずじゃなかった」

泣きたくなる夜もあるかもしれません。

でも、大丈夫。集団生活に入ったばかりの頃は、感染症への免疫が無くて、順番に病気をもらいますが、それも一巡すれば落ち着きます。

さらに、乳幼児期のお困りごとを少し書き出してみましょう。

抱っこしていないと泣き続ける、なかなか寝付かない、気に入らないことがあるとこの世の終わりのように泣き叫ぶ、じゃんけんやゲームで負けると地団駄を踏んで大騒ぎをする、して欲しくないことばかりする‥。

日本は「子どもの行動は親の責任」という認識が強いので、子を持つ親は、人に迷惑をかけないことを優先します。

でも、人に迷惑をかけない子が、本当にいい子なのでしょうか?

好奇心の塊である子どもは、大人の都合や常識などおかまいなしに、動き回るのが当たり前の生き物です。

迷惑をかける・かけられるの経験をたくさん積むことで、生きる知恵や生きる力を学んでいきます。

かけて初めて「迷惑とはどういうことなのか」に気づき、かけられた時の気持ちも味わったりしながら、処理の仕方を学んでいくのです。

だからと言って、子どもが周囲に度を越した迷惑をかけるのを「そのままでいい」「何もしない」と開き直るのではなく、大人が代わりに「すみません」と素直に謝る姿も、子どもにとっての生きる学びにつながります。

親はいつも心の中で、子どもに「ごめんね」と謝っています。

一緒に過ごす時間が短くて、寂しい思いをさせているのではないか、と。

きちんと向き合えていないのではないか、と。

反面、理想の子ども像を押し付けたり、「完璧な親」でいることを目指し、家事も育児も仕事も完璧にこなそうとしたり。

すると、親の余裕を、そして、笑顔を奪ってしまうのです。

子育てでいちばん大事なのは、親が自分らしく、笑っていること。

つい「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と思いがちな子育ての中で、本当に大切なことを手放さないでいられるよう、ときには便利なものや、ファーストフードに頼ることもOK!

保育園が拠り所として、思いを共有させていただくのも大歓迎!

子どもを育てていく中で、絶対にしてはいけないのが「無視」。そして「無関心」でいることです。

「無関心」な親は、子どものことで悩んだり、反省したりしません。

子どものことで悩んでいるとしたら、それだけで愛情の証なのです。

共に過ごす時間の長短ではなく、「濃い時間」が共有できるよう、いつも応援しています。


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〈理事長コラムへの感想〉

「思うようにいかない」

「こんなはずじゃなかった」

つい、そんな気持ちを持ってしまう親を、救えるのは、【社会全体での子育て】しか、あり得ないように僕は思っています。

富岡保育園に足しげく通って下さる、超スーパーミラクルハイパーボランティアの亀川さん。お子さまを園に連れてくる保護者に、いつも、こんなお声かけをして下さるんですね。

「おはようございます!この子は、泣いてくるけど、落ち着いたら、元気よぉ、遊ぶけぇのぉ!ホンマに。お母さん、お仕事、がんばってください!!!」

ビックリマークの多さで分かると思うのですが、これほど勇気づけられる言葉はありませんよね。


みんなで悩んで、みんなで愛して、みんなで子育てしましょう。

2023-10-04
副園長村上が悩んでるみたい!?

ちょっと思い悩んでいることを、記してみます。

まさか、恋愛トーク!?と、予想した方‥残念賞です。今、僕の頭の中の大半を占めているのは、『広域入所』の案件についてです。

ちなみに、『広域入所』は、笠岡市に限らず、井笠圏内、つまりは井原市、浅口市、里庄町、矢掛町からでも、ある条件を満たせば笠岡市内の乳幼児施設に通える制度のことです。(詳しくは、最寄りの市役所に聞いてみてね。)

現在、富岡保育園では、広域入所利用による園児が、全園児の内の20%を占めるようになりました。笠岡市内に限らず“社会が必要とする福祉”に貢献させてもらえることに、大きな喜びを感じています。

ただ何事も弱点があるんです。広域入所利用による園児たちが、次々と入園して下さり喜ばしい反面、タイミング悪く、笠岡市内在住のお子さまの入園を、定員の関係上、延期、又はお断りする場合も出てくるんですね。

実際に、この度、先月の9月には10家庭ほどの途中入園希望者を見学案内させて頂きましたが、頭を下げることが多々となってしまいました。


そして、思い悩みは、まだ続いているので、まだ記し続けてみます。

来年度4月入園に向けての申し込みが、各自治体で11月くらいから、だいたい始まるはずなんですね。

まず、笠岡市内在住の方は、最優先で富岡保育園には入れると思います。

思いますが、ただ、現在、広域入所利用の園児たちについては、もしもご希望して下さったとしても、必ず継続利用できるとは限らない、可能性があるんじゃないかと思うんです。

なぜならですね、ひとつには、笠岡市でも保育所利用の緩和が適用されたんです。保護者の方の最低就業時間が64時間から48時間に緩和されたんですね。つまりは、笠岡市内在住の方の中で、今まで就業時間を理由に断念されていた方が、入園を希望する可能性が出てきたってことです。

さらに、ふたつ目には、すでに今月の10月にも、来年度4月入園希望者の見学希望が、すでに何件も予約が入っているってことです。見学希望者全員が、入園するわけではないのですが、競争率は高まりますよね。

そして、みっつ目を挙げるとするならば、これはまだ不確定事項ですが、笠岡市が井笠圏内だけに限らず、備後圏内、つまりは福山市などとも広域入所を可能とする案が出されているってことです。


これね、いくら、僕みたいな、一介の副園長が、思い悩んだところで、どうにもなるものではないのですが‥

ただですね、もちろん笠岡市内在住の方々の子育てに貢献したいという気持ちと。現在、広域入所利用で通って下さる方々とのご縁も大事にしたいという気持ちと。

あっちをとれば、こっちが。

こっちをとれば、あっちが。

なかなか全部は上手くいかないものですが、どうにかこうにか、富岡保育園に、いや、とみほ村に関わって下さった、子ども、また子どもだけに限らず保護者、ご家庭が、ハッピーになれるように、全力を尽くしたいのです。

とりあえずですね、今日のブログに記した内容を、各保護者様にお知らせしながら、また各市役所様に相談しながら、ハッピーになれる方法を一緒に模索したいと思っています。


そしてですね、僕たちが、思い悩みながらも、絶対的にしなければならないことは、目の前の子どもたちを守ることです。そのためには、じっくりと見つめ、深く心を通わせながら、愛を込めた言葉をかけることです。その日々の積み重ねがあるのみです。

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★来年度就職希望のお問い合わせも、ありがたいことに続々と来ております。まずは園見学や、保育体験などからオススメさせてもらっています。(担当 副園長村上)※中途での就職希望についてもご相談に乗りますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

気温が落ち着いてきました。
お外遊びが気持ちいいです。
2023-10-03
上空130メートルの景色

富岡保育園の上空の130メートルの景色って、ご想像つきますでしょうか?

本日、笠岡工業高校土木科の方々による、ドローン撮影会が、富岡保育園で開催されました。

まずは、学生たちが操縦するミニドローンが、園内を空遊していくわけです。

はじめのうちは、「虫みたいな音がする〜!」と遠くから見ていたのですが‥案の定、慣れてくると近づいて行っては、ミニドローンに帽子を投げつけてやろうとする輩(やから)、いや、お子さまたちが数名いたのかもしれません。のかもしれませんし、命中してしまって、落下してしまったのかもしれません。壊れなくてホントに良かったです。大変ご迷惑をおかけしました。

おかけしたのも、束の間。今度は、大きなドローンが操縦され飛んでいきます。さきほどとは、打って変わって、それはそれは勢い良く舞い上がり、みるみる、富岡保育園の上空の130メートルまで達していきました。

大きなドローンに取り付けたカメラを、モニターで鑑賞できるように、高校の先生たちが手配してくれたおかげで、その景色が、まぁ鮮明に見れるわけです。なんたって、8Kなんだそうですよ、8K。(8Kがどれくらい凄いかは、詳しい人に聞いてみてね。)

富岡保育園の北側に位置する応神山から360度、南に位置するスーパーマーケットや、その先の海までも見えました。また富岡保育園やご近所の敷地の形なんかも、くっきりと分かるわけです。

モニターを見ながら、「あ!富岡保育園が映っとる!」「あ!ぼくが映っとる!」などと、大きなドローンが映す景色と、モニター越しの景色を、リンクさせていく、子どももいました。

無事、ドローン撮影会が終了すると、3時のおやつも子どもたちと、ご一緒して下さいました。なんだかんだ、子どもたちにとっては、この時間がとっても嬉しかったようで、お気に入りのお兄ちゃんを見つけてはベッタリくっついていました。


笠岡工業高校土木科の学生たち、また先生方、貴重な体験をご一緒できたこと、誠に感謝しております。ありがとうございました。

また、子どもたちの、あるがままの振る舞いにも、寛容に受け止めて下さり、たくさんのコミュニケーションをとって下さったこと、こちらも本当に感謝しております。ありがとうございました。

学生の皆様の今後の活躍、そして先生方のご健康をお祈りし、今日のブログを終えたいと思います。

※明日のブログでは、実は土木科だけでなく、笠岡工業高校から、もうひとつのチームが、ある企画の打ち合わせに来て下さったことを綴りたいと思います。乞うご期待下さい。

※本日のドローン撮影会の模様は、山陽新聞、さらには中国新聞にて掲載される予定です。(何日に掲載されるかは分かりませんので、毎日チェックしてね。)


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ミニドローンが、まずは舞い上がります。
上空130メートルの景色を、モニターに。
いっしょに食べると、おいしい3時のおやつ。
2023-10-02
そわそわしているブログ愛読者へ

ブログ読者の皆様で“そわそわ”している方、いませんか?

今日から10月がはじまりました。年度で言えば下半期になりましたし、1年で言えば残すところ3ヶ月のラストスパートに入りました。

そんでもって、なにを、どう、こう、“そわそわ”させようとしてんだ!って話しですよね。落ち着かせろよ、筆者!って話しですよね。


10月と言えば、稲刈りなんかもあって、収穫期でもありますよね。収穫に対して、太陽や土や水、もろもろの神様に感謝しなくちゃね!ってことで「秋祭り」が全国各地で開催されるんじゃないかと思います。

コロナ禍もあって、ここ数年は中止されていたお祭りが、今年は一斉に解禁されたわけですよ。

お祭り男たちは、もちのろんすけで血が騒いでいるはずですが、そうでない筆者のような、お祭りに対して一般的な感情しか持ち合わせていない人でも“そわそわ”してんじゃないの?って話しなんです。お分かりいただけたでしょうか?


※笠岡市富岡「徳民於賀神社」秋祭り 10月14日・15日開催予定(富岡保育園の園児たちは、前日の13日に参拝を計画しています。)

※笠岡市笠岡「笠神社」秋祭り 10月7日・8日開催予定(大磯地区の千歳楽の担ぎ手として僕は参加させてもらいます。もしもブログ読者で担ぎたい方がおられれば是非お申し出下さいね。)


“そわそわ”しているであろうブログ読者への、お祭りへのオススメプランを並べておきますね。

「よし!この際、俺もお祭り男デビューしたろーか!」と、御神輿や千歳楽を担ぐ。

このプランを選ぶのならば、準備段階から手伝ったりすると、より楽しみが増しますよね。(本日、大磯地区の千歳楽の組み立て作業がありました。)

次のオススメプランは‥「秋祭りを機に、家の周りをキレイにしとこう!」と、道路沿いの草取りをしたり溝掃除をする。

このプランを選ぶのならば、キレイになった道路にお神輿や千歳楽が通ったあかつきには、御花を包んだり、応援すると、より、もろもろの神様への感謝の気持ちが伝わりますよね。


さて、ブログ読者の皆様は、地域のお祭りに、どのように関わりますか?携わりますか?(本日、大磯地区では、千歳楽の本陣となる場所のお掃除を行いました。筆者はこのたび初参加で足手まといではありましたが、ハシゴを支えるお手伝いができました。余計“そわそわ”している現在です。)

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※とみほ村だより10月号に、徳民於賀神社の秋祭りを21日・22日に記載しましたが訂正させて下さい。【14日・15日】です。宜しくお願い致します。

大磯地区の秋祭りの準備風景
2023-10-01
ムラカミハラスメントの全貌公開

情熱。もちろん、言葉からも伝わるのだろうが、それは、やはり行動からより伝わるのではないでしょうか。

公共交通機関を乗り継ぎ、駅から徒歩30分以上かけて、本日、富岡保育園へ足を運んで下さった方がおられます。いちよう目的は就職がらみではありましたが、「遠方なので、引っ越しなどしないと就職できないのは分かっているのですが‥どうしても、一度、富岡保育園を見学したかったので‥。」

見学者の、まさに情熱ほとばしる行動に、感動してしまいましたし、呼応して、いつも以上に、詳しく、そして踏み込んで見学案内をさせてもらいました。

※また、無理のない範囲で、遊びに来て下さいね。遠方より、はるばる、本当にありがとうございました。


ちなみに、富岡保育園の就職募集のスタンスは‥『来るもの拒まず去るもの追わず』で、やっております。市内外に問わず、県内外でも、富岡保育園のことが気になる方は、まずは見学からおいでください。

※もしも、笠岡市への移住も検討している場合は、「笠岡市定住促進センター」への取り継ぎもできますので、ご相談くださいね。


ただですね、こう見えて‥(どう見えてんだよ!って、一度ツッコミを入れましょう!)副園長村上、つまりは、就職の面接なども行う、人事担当の僕は、優しくないです、と断言しておきましょう。(見ての通りかよ!って、一度ツッコミを入れましょう!)

まず、就職に関してはテストなどなく、面接という名のお茶タイムをします。とりとめもない雑談をするだけなので、合否基準が分かりづらいかと思います。基本的に、感覚の世界が基準だと言って間違いないと思います。「この方は、とみほ村で暮らしていけそうだ」と思えば、合格通知が届くわけです。

この基準に、意を唱える方もおられるかと思いますが、僕は、このように屁理屈めいて答えると思います。「そんな、わずかな時間で、他者を見抜いたり、正しく評価なんて出来ないじゃん。まるで、結果論になりがちなんだと思うよ。」

大事なのはですね、その後なんです。「この方は、とみほ村で“今”暮らしていけそうじゃないな」と思った時です。こちらは、いたって判断基準はシンプルなんです。それは、富岡保育園の母屋にあたる建物が建てられた、遡ること180年前から、受け継がれている『お互い様』の気持ちが欠如されている場合です。

ただですね、こちらも、「“お互い様”の気持ちが欠如されている場合って、どんな場合だよ!結局は、オマエの感覚だろ!」と、言われかねないですし、近からず遠からずでしょう。


こう見えて‥いや、見ての通りにしておきます。僕は、長年お付き合いのあった方や、大変お世話になった方にでさえ、平気で、「お互い様の気持ちが欠如しているように感じるので、(富岡保育園を)やめてもらえないでしょうか。」なんて言うこともあります。

こんなことを、園の公式ホームページ上のブログで綴るのも、どうかしているかと思われるかもしれないのですが、本当の話しです。

もしかすると、ブログ読者の中に、「そうそう。それ本当の話しよ!あの人は、見ての通り、冷徹に非情に、平気で傷付くことを言う人なのよ!」なんて、心の中でつぶやいている方がいるんじゃないかと。


裁判や訴訟になったことは今のところありませんが、もちろん社労士さんなどから注意やアドバイスをたくさんいただいてもいます。けれども、今後も、人事担当として、冷徹、そして非情だと断言しておきましょう。

なぜなら、“今”を守り抜く覚悟がない限り、持続可能な“未来”を作ることはできないからです。

現在勤めている方も、辞められた方も、もしくは冷徹非情な村上に辞めさせられた方も、富岡保育園に関わってくださった方、みんなが、“今”、しあわせで、豊かであることを、願っていますし、応援しています。

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だからこそ、富岡保育園を、「世界一の保育園」にするために命を懸けています。

それくらい懸けないと、割りに合わない志事だと思っています。

2023-09-30
モグラが惚れた理由に共感したよ

「おやゆびひめ」と題された絵本を、リクエストされ、読むことになりました。キュートな題名の割りに、案外、過酷な内容だったのでビックリしました。(気になる方は、是非、読んでみて下さいね。)

その過酷な内容の中で、おやゆびひめが、目の見えないモグラに求婚されるシーンがあるんですがね。モグラは、おやゆびひめの歌声に惚れちゃったそうなんですよ。


ちなみに、ブログ読者の皆様で、モグラのように、“声”に惚れちゃった、そんな経験は、おありでしょうか?

さらに、ちなみにを続けてみますと、ブログ読者の皆様、自分の“声”はお好きですか?それとも、あまり好きじゃないでしょうか?

案外、好きじゃないと答えた方の中には、「自分の“声”を、動画や録画などで聞くと、自分の思っている“声”と、ギャップが、すごくあってビックリしたことがあるんです。」そんな感想をお持ちだったりするんじゃないでしょうか。


“声”を聞くって、“耳”を通して聞こえてくる音もあるのですが、もうひとつあるんです。それは、“頭蓋骨”を通して聞こえてくる音です。

(※耳からの音を『気導音』、頭蓋骨からの音を『骨導音』と、呼んだりするそうです。)

自分の声を、自分で聞く場合は、つまりは気導音+骨導音なのですが‥

他者であったり、動画や録音の機械の場合は、気導音のみなんです。

だから、ギャップがあって当たり前なんですよ。


さて、話しの落とし所が、分からなくなってきたので、まとめていきますと‥

とにかく、“声”って大事だよね、です。

おやゆびひめの歌声に惚れたモグラのように、恋愛でも大事な要素かもしれませんが、愛着関係が重要とされる子育てでも大事な要素だと思うんです。

(あるテレビ番組で、「強面のおじさんに、幼い子どもが話しかける」そんな実験がされていたのですが‥

実験結果は、十中八九、強面のおじさんでも、幼い子どもには、自然に、ワントーン、ツートーンあげて、やさしく会話する姿がありました。)

恋愛でも子育てでも、他者と愛着関係を築くうえで、“声”が大事だろうってことは、薄々と言わず納得できるところだと思います。

ただ、好みの声や、憧れの声などに、変えれるもんじゃないんですよ、声って。だからこそ、自分の声を、ありのままに受け入れるしかないんですね。そして愛着関係を築くには、とにかく愛を込めるしかないんだと思うんです。

科学的根拠というより、精神論⁉︎根性論になっちゃいましたが、お許しください。

『子どもに(他者に)声をかける時には、愛を込めよう!』


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ちなみに、僕は声変わりが2回⁉︎あったせいか、とにかく、カスカス⁉︎しゃがれた⁉︎声になっています。好きではなかったのですが、今では、「この声をどうやって活かそうかな」って思っています。

僕の場合は、カスカス⁉︎しゃがれた⁉︎声で、子どもたちに声が届かないと判断すると、とにかく表情やスキンシップなどで、伝えるように工夫しています。そして、もちろん愛を込めて。

2023-09-29
筆者の面接に使えない履歴書公開

副園長ブログ1st&2ndを通じて、本日で更新数が1500となったようです。ひとえに、ブログ愛読者が、貴重な時間を作って、目を通し、気持ちを通わせて下さるからこそ、積み上げることができた数字だと思っています。

「きのうのブログの、あれって、だれだれ君のやつですよね!?わたし、実は、こっそり聞いていました。」

「あのブログの、村上さんの考え方‥極端なんだけど、あれはあれで、刀が鞘(さや)におさまるように、落ち着くんだから、読んでいて面白いよね。」

などなど、多数の感想を頂けることが、いっそうの肥やしになっております。今後も皆様の応援を励みに、専門的知識に貪欲に、また遊びの部分にも深く広く、そうですね、おもしろおかしく綴り続けたいと思いますので、宜しくお願い致します。


それでは、1500回記念と称しまして、筆者の履歴書たるものを公開しようじゃありませんか。全国津々浦々探しても、認可保育園の公式ホームページに、副園長が履歴書を公開するなんて、珍しい⁉︎いや滑稽なことはないかもしれませんがね。

筆者の名前は、太い(ふとい)に志し(こころざし)と書きまして、「村上 太志(むらかみ たいし)」と申します。俄然、名前負けしている最中ですが、非常に気に入っています。

生まれは、日本国で、過去に転勤族であった親の勤め先の、鳥取か岐阜か岡山の、どこかで生まれたはずです。そろそろ親に確認しておかねばと思っているところです。

誕生日は、1986年、1月13日。山羊座の寅年ですね。同じ誕生日には、短大の頃に出会った女性が1人。家族以外の女性から名前を呼び捨てにされたのも、たしかこの女性だったと記憶しています。

履歴書たるものを、当分綴っていないので、何を書けばいいか、さまよってきました。なので、興味のないところは、とばしとばしお読み下さい。

血液型は、コンパではガタガタと言って失笑をさらっていたくらいの、A型です。住所も言えば良いんでしょうか?岡山県浅口市寄島町から、2023年1月23日に、笠岡市富岡に引っ越しました。部屋には布団とレコードと酒があるのみの、シンプルな部屋になっています。

1992年、寄島小学校入学。まだ、この時は浅口市ではなく、浅口郡だったと記憶しています。記憶に残る町長たちが、声がガラガラだったり、舌足らずで、よくマネをしていたっけなと。ちなみに、当時、寄島西小学校と、東小学校が合併した、はじめの年だったようで‥新校舎の1年生だったわけです。当時は先進的なオープンスペースたるものが、教室と同じ空間にありました。だからだと思うのですが、中学校に入学した最初の感想は、「教室が狭くて、息苦しいったら、ありゃしない」でした。

1998年、寄島中学校入学。先輩にイタズラ電話の掛け方やら、休日の学校への侵入方法を習いながら、存分に楽しんだ記憶があります。授業風景は、テレビドラマなどの、ヤンキー学校のそれを思い浮かべて下さると当てはまるかもしれません。

こんなペースで履歴書を書くと、一枚におさまりそうにないので、はしょっていきましょう。

2001年、笠岡高校入学。3年生の時には、学年で280人中、278位の成績をおさめて卒業させてもらいました。ちなみに、279位と、280位は、苦楽を共にした、同じバスケットボール部の友人です。

2004年、岡山短期大学入学。恋愛とバイトとパチンコに明け暮れる日々を送っていました。なんて、書くと、面接に使う履歴書であったら、即刻アウトでしょうね。

2006年、運命の富岡保育園に就職。ちなみに、希望理由は‥家から近かったから。なんて、夢も希望もないことを書いたら、これまたアウトでしょうね。

そして、あれから、17年‥。なんだか、漫談師の綾小路きみまろさん、みたいな語り節になってきましたが‥

髪は薄くなり、シワは増え、脂肪はゆるみっぱなしになってきました‥けれども、人間関係は濃くなり、欲は減り、信念は引き締まってきた、そんな、今日この頃です。

人生は長いようで短く、短いようで長い‥死ぬまで生きるには、数え切れないほどの選択をすることになるのでしょう。時には選択に疲れ、風の成り行きに身を任せることもあるでしょうし、自ら切り開いていくこともあるでしょう。

20XX年、筆者、享年X歳まで、ブログ愛読者の皆様がお付き合いして下されば、これに勝る幸福はありません。筆者を含めた、おもしろおかしい人間ドラマを提供していきますので、今後ともお付き合い宜しくお願い致します。

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※園見学のお問い合わせが殺到⁉︎しています。ご案内には、約1時間〜2時間かかる見込みです。ご予約のお電話をお願いします。(担当 副園長村上)

なにやら、ミーティングしてますね。
2023-09-28
うまく説明できなかったシリーズ

「ばちって、どーゆーいみ?」

ひとりの男の子に問われました。さて、ブログ読者ならば、どのようにお答えになられますか?

僕はと言うと‥「うーーん‥ばち‥ばちって、バチ⤴︎のこと!?それともバチ⤵︎のこと!?」と、問い返しました。つまりは、バチが当たるのバチなのか、太鼓のバチなのかですね。

すると、男の子は、「ばちがあたるの、ばちのこと。」と、答えたので、そっちのバチ⤴︎についてを説明しなきゃいけないわけです。

ただですね、「うーーん‥バチが当たるの、バチ⤴︎の意味なぁ。うーーん‥。」

かなり、うなってみては、「えーーっとな‥例えば、友だちに意地悪でもしたら、次の日に、自分に悪いことが起こる、そんなことを、バチ⤴︎って言うんよ‥たぶん。」

そんな、あやふやな答えなので、男の子も、目をパチクリパチクリさせながら、「ふーーん。」と、あまり納得のいかなかった表情で、去っていきました。

で、このバチ⤴︎話には、続きがあって‥翌日、男の子のお母さんから、「先生、バチ⤴︎の意味、聞いてきました?この前、家で、名探偵コナンのテレビを見ていたら、“バチ⤴︎が当たる”って、登場人物が言うもんですから、そこが、かなり気になったみたいで。ずっと聞いてくるんですが、なかなか良い答えが出せなくて‥。」

なるほど、お母さんも、あやふやな答えしか出せずに、僕と同じく、困っていたわけですね。

さて、ブログ読者ならば、どのようにお答えになられますか?

ちなみに、グーグル(Google)先生だと、「人間が犯した罪に対しての、神仏からのこらしめ」と、答えていましたが、たぶんこの答えだと、この男の子は納得いかないんじゃないかと思うんです。

分かってはいるけど、うまく説明できないことってありますよね。


ちなみに、もう少し時間がありますので、『分かってはいるけど、うまく説明できないシリーズ、その2』を紹介しますと‥

ここ最近、とみほ村には、日本人の方だけに限らず、オーストラリアや、カナダ、中国、インドネシア、ベトナム‥などなど、国際色豊かな方々が、見学に来て下さるのですが‥

英語がしゃべれるとか、しゃべれない、そんな以前に、日本語でも、その意味を、うまく説明できないことが、多々、多々、あるんです。

例えばですね、「こちらの母屋は、江戸時代末期に建てられたもので‥」なんて、言ってみると、“母屋”って何だろうか?“江戸時代”って何だろうか?そんな疑問が出ますよね。

ブログ読者ならば、どのようにお答えになられますか?

「江戸時代は‥うーーん‥まだ、日本人がチョンマゲをしていた頃で‥江戸時代末期、天保14年は‥えーーっと‥だいたい、180年くらい前に建てられた、家です。」

とりあえず、そのように答えてみましたが‥うまく説明できなかったと、しみじみ振り返っています。

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お月見って、なんて説明しますか?
2023-09-27
「お月見お茶会inとみほ村」

「お月見お茶会inとみほ村」総勢100名の客人を、亭主たちが、おもてなしをさせていただきました。

さて、100名それぞれにあったドラマを、どのように切り取って綴れば良いのでしょうか。

正直、あれもこれも綴ってしまっては、まとまらずに、何度も綴り直しをしている、現在‥。

亭主たちは、何日も前から、掛け軸や、茶器、花器

お花や、すすき、その他もろもろのお供え物の準備をしていました。

また、客人も客人で、ご近所で誘い合って下さったり、またお琴を持参してきて下さり、盛り上がるように協力もして下さいました。

どこをどのように切り取りましょうか。あの掛け軸は、亭主のひとりが手縫いで作ったことを切り取りましょうか。

もしくは、お琴を体験する子どもに、手ほどきをして下さった方の優しさを切り取りましょうか。

今日ほど、悩むことはないかもしれません。だって、子どもたちの中には、1歳くらいでも、あの苦みのあるお茶(笠岡市「青山」で取り扱っている“祥玉”)をグイッと飲み干す子どももいればですね。3歳くらいで、お琴を手ほどきする方の側にずっとつきっきりになっては、両手で弾こうとするんですから。

どうしましょうか、どこをどのように切り取って綴りましょうかね。


よし!あれで、いきましょう!あれで!


100名それぞれのドラマが、ほぼ終わった頃。亭主たちも、ホッと、ひと息ついていました。

しなやかに手首を動かしながら、気持ちを込めてお茶をたてるのですから、そりゃあ、ホッと、しますよね。

亭主たちは、掛け軸や、すすきの入った生花、お芋やお団子などのお供え物を前に、ホッと、ひと息ついて、談笑していました。

そして、お茶をたて合いながら、飲んでは、また、ホッと、ひと息ついて、そして、また、談笑していました。

「記念に写真でも撮ろう!」と、亭主たちで揃って、茶器をもって記念写真を撮っていました。

実は、ここで、最後のドラマが生まれるんです。

亭主たちが、ホッと、している最中に、実は、まだ、客人が、ひっそりといたんです。

2歳くらいの女の子が、お茶菓子を頬ばりながら、亭主たちの方角を向いて、ニヤニヤしているんです。

「亭主たちが、一番、盛り上がってんじゃん!」そんな言葉が、顔に書いているほどに、ニヤニヤする2歳くらいの女の子。

女の子の、その言葉通りなのかもしれませんね。


本日は、たくさんの方々が、とみほ村に足を運んで下さいまして、誠にありがとうございました。

至らぬところもあったかもしれませんが、そこは、ご愛嬌にて、またのお越しをお待ちしております。

また、参加者の皆様においては、お茶会だけに限らず、ワンコインランチへの参加、また保育参加もして下さりありがとうございました。

『ひとりの子どもを育てるには、ひとつの村が必要である』アフリカのどこかの村のことわざらしいのですが、そろそろ、とみほ村のことわざになりそうです。

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いいお手前でした。
日本の文化を奏でる。
2023-09-26
上手に外注を利用して生きよう!

外注。文字通り、外部の方に注文することを意味するんだと思うんです。

仕事はもちろん、生活全般において、現代社会では、外注に頼らざるを得ない、そんな時代じゃないでしょうか。

だって、風呂を入るにしても、お湯を沸かすにしても、山で木を切って薪をくべて‥そんな生活をしている方が、どれだけいるでしょうか。

今、さわっているスマホですら、そうでしょうよ。外注の外注の外注で、むしろ、どんな理屈の上で成り立っているのかさえ、分かんないじゃないですか。

なので、『上手に外注を利用したり頼ると、生きやすいよね』そんなことを言ってみたかったんです。


ひとりの女の子が、僕のいる保育LABOを訪ねて来ました。右手には、ヤクルトの空きカップ。左手には、小さな風船のようなものを持っていました。

「むらかみ先生、ちょっと、ハサミかして。」

「ハサミ!?部屋にあるじゃろ!?」

すぐに、かさないところが、僕の意地悪なところなのですが‥この女の子は、どうにかこうにか食い下がってきまして、結局、ハサミをかすことになったんですね。

女の子は、ヤクルトの空きカップと、小さな風船のようなものを、テーブルに並べて、なにやら、ごにょごにょ言いはじめました。

「これを、こうして。それで、これを、こうやって。そしてから、マジックで、こうやって描いて‥。」

なるほど、材料を目の前に、完成までの道筋を、頭の中でイメージしているんですね。

女の子は、ヤクルトの空きカップに、ハサミを入れました。ちゃきちょき切っているようです。

僕も、ここまで観察していますと、完成が楽しみになってきましたので、気長に待ってみることにしました。

するとですね、女の子の持つハサミが止まったんです。そして、少し考え込むと‥

「むらかみ先生、ちょっと、お願いがあるんじゃけど。これ(ヤクルト)の、ここを、こうやって、こうやって、切って。かたくて切れんのよ。お願い。」

なんだか、ここまで詳しく説明されながら、お願いされるもんですから、引き受けないわけにはいかなくなったもんですから、ハサミをゆずり受け‥そして切ろうとしたところ‥

「むらかみ先生、ちょっと、のどが渇いたかもしれん。」

「のどが渇いた!?お茶しかないよ。」

「お茶でいいけん。冷たくても、ぬるくてもいいけん。」

なんだか、ここまで欲されると、お茶を出さないわけにはいかなくなったもんですから、昭和風の花柄模様をあしらったガラスコップにお茶を入れ‥出そうとしたところ‥

「このコップ、かわいい!いいなぁ〜。むらかみ先生、はやく切ってぇよ。」


上手に利用、そして頼られている、そんな気がしたのは、僕だけでしょうか。

この女の子、その後、僕が途中から切ったヤクルトの空きカップと、小さな風船のようなものを持って、今度は違う先生のところに行っていました。青のマジックをかりに行くんだそうです。


ちなみに、完成品を見ると、女の子のイメージ通りになっていたんだと思いました。かたくて切れないところは、力がありそうな先生に頼ったり。色鮮やかなマジックが必要な時には、用具をたくさん持っている先生に借りたり。繊細で手先が器用でないといけないところは、繊細で手先が器用な自分がやる。そうやって、完成させたのでしょう。

途中の、お茶の要求は、外注先、つまり僕との関係性、そのまんまだったように思います。

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ブログ読者も、この女の子を見習って、外注を気軽に利用したらいかがでしょうか。

もちろん、村上も利用したらいいですし、もちろん、お茶も出しますよ。

2023-09-25
カナヅチで落ちこぼれだった男

某アニメの主人公のように、なにかの実を食べてしまったから、ではないのだが、僕はカナヅチだった。水遊びは好きなのだが、飛び込むと、すぐさま溺れてしまうのだ。

そんな折に、僕はスイミングスクールに通うことになった。あれは、小学校3年生のことだったと記憶している。3年生の少年にとって、カナヅチだから仕方がないにせよ、2歳や3歳の子どもたちと同じクラスで習うのは、しょうもないプライドだが、ズタズタになった記憶がある。自慢話になるが、その後、カナヅチを克服し、上級者クラスまで登り詰めては、コーチまでするようになったのだが、それは今となっては懐かしい青春の記憶だ。

ちなみに、当時通っていたスイミングスクールは、笠岡市にあったのだが、現在は競輪レースの賭場、サテライト笠岡となっているようだ。となりのスーパーマーケット、マルナカも、当時は、ニチイだったと記憶している。プライドがズタズタになりながらも、続けられた理由としては、練習後にアイスクリームを買ってもらえたこと。そして、テストで合格すると、父親に600円相当のミニ四駆を買ってもらえたこと。この2つの理由で、なんとかズタズタさを癒していたように思う。

淡い記憶をつらつらと綴ったが、これが僕の、笠岡市との関係をもった、はじめての記憶だろう。

その次となる記憶をたどると、やはり高校生の頃だろう。これも自慢話になるのだが、中学生までは勉強をほとんどせずともテストの点は良かったのだ。要領がいい奴だったのだろう。3ヶ月ほど通ってしまった塾に、当時の全国模試一位を叩き出していた学生がいたのだが、まさかの隣の席に座ることになったせいもあり、コツをよく教えてもらっていた。

自慢話はこれくらいにして、高校生の頃に戻ろう。僕は笠岡高校に入学してしまったのだが、これが、良い意味でも悪い意味でも人生の分岐点になったと思っている。入学すると、まわりのみんなが、身を乗り出して勉強していたのだ。僕はというと、身を乗り出すどころか、亀のようにうつ伏せで寝るか、マンガを読むか、そんな始末だった。もちろん、当然、落ちこぼれては、似たような仲間と、ボウリング場にたまっていた。今となっては懐かしい、笠岡駅近にあった、井笠ボーリングセンターにだ。このボーリングセンターのおもしろいところは、足で床をおもいっきり踏んづけると、ピンが倒れるところだろう。この技で、何度、勝負の修羅場を掻い潜ったことだろうか。

淡く切ない記憶をつらつらと綴っているが、僕の笠岡市との関係は、社会人になると、一転することになる。淡いどころか、濃厚と言っても良いだろう。

その濃厚さの、はじまりは、現在も勤めさせてもらっている「社会福祉法人伸成会 富岡保育園」に就職したことだろう。そして、その濃厚な日々を、より濃厚に、液体から粘土質のような日々に変えたのは「富岡北地区まちづくり協議会」に入会させてもらったことが原因だろう。

保育活動と、まちづくり活動。一見、違うようで、実のところは非常に繋がっている活動なのだ。

保育をより良くしようと思うと、まちづくりもより良くしないといけない。

まちづくりをより良くしようと思うと、保育もより良くしないといけない。

カナヅチで落ちこぼれだった男の、今後の活躍に期待したい。

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※ただいま、園見学のご予約が殺到⁉︎しています。必ずお電話にてご予約をお願い致します。

2023-09-24
『副園長村上おじいちゃん化説』

来週、県の指導監査を控えていることもあり、現在、書類などの再確認作業をしています。

とは、言いつつも、会計や経理などの事務は、事務長や理事長がメインで行っていますので、僕の場合は、現場の書類ですね。

でですね、あろうことか、現場の書類を再確認していると、驚くことに、涙腺がゆるんでくるのが分かるんですよ。

何に、そんなに涙腺がゆるんでんだよって、『発育測定』の欄なんです。

5歳児であれば、入園当初、68センチほどだったのが、今では115センチほどになっているんですよ。50センチも大きくなっているんですよね。

ひとりひとりの成長に、その都度その都度、涙腺をゆるめちゃっているもんですから、そりゃあ、再確認作業も進まないわけですよ。

それにしても、ホントに、みんな、それぞれに、大きくなっちゃっていますし、嬉しいことでもありますが、ちょっと寂しさもつのるは、歳をとった証拠なのでしょうか。


さて、現場の書類に、「子どもに対して、どんな風に育ってもらいたいですか?」との、保護者記入欄があるんですね。

その欄も、ひとりひとり見ていくと、やっぱり涙腺がゆるんじゃうんです。

「この保護者は、こんな想いなんだな。あの保護者は、あんな想いなんだな。」

涙腺をゆるめるとともに、僕たち保育者の責任感を再認識するところでもありました。

でもってですね、そんな保護者記入欄の中でも、とりわけ、印象的だったものがあるので、紹介したいと思います。

この保護者は、僕個人の感想で言えば“子育てに対して、リラックスして向き合っているなぁ”そんな方です。

兄弟姉妹がいらっしゃるので、それはそれは、家庭の中は、時に大忙しになるのだろうと、想像するところではありますが‥この保護者の方が、送迎時などで急いだり、焦ったりする、慌てたり‥そんな姿を、あまり見たことがないんです。

この保護者の方が記入した欄には、このようにありました。

『元気に育ってくれたら、それでいいです。』


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お昼ごはん、まだかな〜。
2023-09-23
そうだ、歯医者さんへ行こう。

誰も聞いちゃいないんだけど、答えますね。

僕は歯医者さんへ、2ヶ月おきに行っています。

(※笠岡市富岡「かさおかフレンド歯科」)

定期的なメンテナンスへ通いだしたキッカケは‥さかのぼること、癌を患った際にですね、抗がん剤治療前に、必ず歯医者さんへ行かされるんですよ。なぜかって、虫歯菌や歯周病菌がもしもあったら、抗がん剤治療の副作用により、免疫力が低下して、非常に悪化するみたいなんです。

それからですね、口内の菌と、身体の健康が、とても結びついていることを、コンコンと説明を受けるとですね、そりゃあ、誰だって定期的にメンテナンスへ通いますよ。

それにですね、定期的にメンテナンスに行くことにより、あの心の臓まで達するドリル音を聞くことなく、さらには、治療時間も短く、治療費も断然安いんです。まぁ、そんなこたぁ、誰が考えたって当たり前に分かることなのですが、歯医者さんって、ついつい虫歯ができないと行かないもんだったんですよ。

(※最近は、予防歯科が、当たり前みたいです。お子さまは医療費免除ですので、幼児期から、定期的なメンテナンスへ通うことを、めちゃんこオススメします。めちゃんこです。そして、そのついでに、親御様も定期的にメンテナンスしてしまえば、一石三鳥くらいになるんじゃないでしょうか。)


さて、実は、今日が、その定期的なメンテナンスDAYだったんですよ。富岡保育園から車で5分ほどの場所にある「かさおかフレンド歯科」へ、行って来ました。

待合室で、待っていますと、どこか聞き覚えのある子どもの声と、大人の声が聞こえてきました。

「あ!このサンダル、むらかみ先生のじゃ!」

「え〜、そうなん!?ホンマに〜!?」

なんとですね、声の主は、富岡保育園の園児様と保護者様でした。よくぞ、どこにでもあるような僕のサンダルを覚えていたよね。(ちなみに、声の主の園児様は、よく、僕のサンダルや靴を隠して、からかってきますので、それも相まって覚えていたのでしょうかね。)

待合室では、保護者様であるお父さんと、久しぶりにゆっくり話すことができました。

「ほんと、はやいもんですよね〜。もう、来年、小学校に行っちゃうんですもんね〜。お姉ちゃん(本日誕生日の小学生)は、今でも、卒園でもらったDVDを見て、なつかしんでいますよ。」

などと、お子さまの成長を、喜んだり、どこか寂しがったり、お父さんと僕、男2人で、ひたっていました。シュールな待合室。

これは、余談になりますが、ちなみに、僕の隣の隣の治療室からは、泣き声が聞こえてきました。虫歯だったのかな。それに呼応するように、お父さんの笑い声が聞こえてきました。いつも本当に優しいんですよ。

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2023-09-22
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