富岡保育園へようこそ!「伸びる。成る。子どもも大人も互いに伸び合い、成長し合う『大きな家』でありたいと願い、社会福祉を支えています。

富岡保育園

副園長ブログ

1999回目のカクカクシカジカ

本日、1999回目のブログ更新となります。記念すべき2000回を目前に、どんなブログを綴りましょうか‥。


こんな誤解は、していないと思うんです。けれど、もしも100人に1人でも、こんな誤解をしちゃってると、筆者の実像とはかけ離れてしまうので、ちゃんと訂正をしておきたいと思うんです。

副園長だから、市議会議員だから‥よっぽど清廉潔白、明瞭解析な人物だろうと‥園内では職員に指導や助言をし、ブログなどでは専門的知識や情報を解説し‥よっぽど優れた保育を織りなすのだろうと‥こんな誤解を、ただの1人でもしているならば、筆者の実像、事実を、正しく、美化せず、お伝えしておこうと思うんです。

ちょうど、昨日のことでした。1年間のうち、片手で数えるほどしか参加しない、子どもたちとの鬼ごっこ。39歳、運動不足ながらも、気合いを入れて、駆け回ったんですね。俊敏性の欠如は、大人ならではの知恵でカバーし、逃げ回る子どもたちを追い詰めてはタッチに成功していきました。

しかし‥と言いましょうか、これも想定内だったのですが‥タッチされた子どもが、その追い詰め方が気に入らずに、悔しくて泣いちゃったんです。

すると、筆者と一緒に鬼役をしていた子どもが、困っちゃったんですね。タッチをしたら、この結果になることは、この子どもも想定はしていたんだけれども‥だからと言って見逃すわけにもいかず‥そしてタッチをしたら、案の定、泣いちゃったわけです。困った表情は、優しさのあらわれと言って間違いないでしょう。

そんな場面で筆者は、どうしたかと言いますと‥事実を伝えますね。

筆者は「ええ!ええ!ほっときゃええわ!なんも悪いことしてないんじゃけぇ!」と、優しさとは無縁の言葉を吐き捨てたんです。

困惑していた子どもも、それならばと奮起して、鬼役をまっとうしたのですが‥終わってみれば、放っておかれた子どもが怒りはじめて、とんでもなく後味の悪い始末になっちゃったんです。

鬼役の子どもをはじめ、その他の子どもにしてみれば、この始末も想定内だったようで‥怒りはじめた子どもと距離をとりながら、いったん遊びを休憩しはじめたんです。

しかし、ただ、1つ、子どもたちにしてみれば想定外だったことがあって‥それは、鬼ごっこに誘った保育園の先生、そうです、筆者が優しくなかったことが想定外だったんです。泣いちゃった時点で、思いやりのある言葉と、譲歩策を提示してくれるのが保育園の先生なんじゃないか‥だから、遂には怒りはじめちゃったじゃないかと。

怒りはじめちゃった子どもも、そんな筆者の態度に、気持ちの着地地点が見つけれなくなっちゃったんです。次々に、モノやヒトに当たりはじめたもんですから、筆者も何かしらの対応をしなきゃいけないわけです。

おそらく驕って(おごる)いたんだと思うんです。いくら怒りはじめたからって、ビシッと叱ってしまえばおさまるだろうと。

けれども、蓋を開けてみたらご覧の通りですよ。普段から信頼関係を深く築けていないことが、こんなにも露呈するだなんて。おさまるどころか、余計と収拾がつかなくなっちゃって‥取り乱す子どもも、そして筆者も、着地地点に濃い霧がかかっちゃったんです。

「(驕っていたよなぁ。優しくなかったよなぁ。不適切だったよなぁ。しかし、どうするべ、これから‥。この子どもも立ち直るキッカケに困っているよなぁ。)」

おそらく20代の若かりし頃であれば、この濃い霧に向かって、闇雲にもがいていたと思います。もがく体力もありましたし、その頃は現場で信頼関係も築けていたでしょうから、子どももそれを許容してくれていたんだと思います。

年の功なのか定かではありませんが‥自分の保育に対しての反省、自問自答を繰り返しながら、もがくことをやめて、少し、その子どもから離れて、待つことにしてみました。どうなるかは分かりませんが、時間が何かしらの解決をしてくれるだろうと願って。

そんな間に、ちょうど、その子どものお母さんがお迎えにこられたんですね。取り繕う体力すら残っていなかった筆者は、そのまんま正直に、このようにお伝えしました。

「お母さん、すみません。〇〇君、僕たちと一緒に鬼ごっこをしていたんですけど‥カクカクシカジカありましてね。それで、カクカクシカジカとなって‥最後に僕が叱ってしまったら、このように収拾がつかなくなっちゃいまして。申し訳ないのですが、もしもよろしければ、お母さんから〇〇君に声をかけてくれませんか?至らず、すみません、お願いします。」


どんな関わり方をすれば良かったのだろうか‥あの時、あの子どもへ‥

自戒と自責、矛盾に葛藤を抱えながら、それでいて、今の立場と職務に仕えています。これが、筆者の実像です。


その後‥カクカクシカジカあった子どもは、お母さんの登場で立ち直るキッカケを作ってくれました。お母さんへはご迷惑をおかけしてしまいましたが、結果オーライだったと、驕りを捨てて筆者は思っています。

そして、優しさのあまり困惑した子どもや、この場面に近かった仲間の先生たちへは、いろいろと断りを入れに行きました。これが、事実です。

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360度、いろんなことがあるんですね。
2025-02-22
子供も大人も歯医者さんへ行こう

そうだった、そうだった、と「かさおかフレンド歯科」(笠岡市富岡)へ駆けつけました。

筆者は、2ヶ月に一度、歯医者さんへ通っています。今日が、ちょうどその日だったってわけですね。

口腔内をぐるりと診てもらい、歯茎の状態も確かめてもらいます。そして、何もなければ、そのままクリーニングをしてもらい、スッキリ気持ち良く帰ることができます。

2ヶ月に一度って、おそらく、かなりのハイペースなんじゃないかと思います。一般的には3ヶ月や6か月に一度くらいじゃないかしら。

なぜ、筆者は、そんなにハイペースで通うのか。子どもの頃は、とにかく歯医者さんが大っ嫌いで、あのドリル音を聞くだけで、大量の冷や汗をかいていた筆者が、なぜ‥。

転機は、癌(ガン)治療に向き合ってからになります。癌発症後、抗がん剤治療をする前に、院内の歯医者さんへ車椅子へ乗せられ連れて行かれました。なぜか‥抗がん剤治療を受けると著しく免疫力が低下してしまい、その状態で虫歯な歯周病などにかかっていると、非常に重症化しやすく、またその箇所から他の感染症などにかかりやすいそうなんですよ。(記憶で綴っているので、正式な理由は、歯医者さんに問うて下さいな。)

抗がん剤治療が始まって以降も、たしか何度か、歯医者さんが病室まで検診に足を運んでくれました。

とにかく何が言いたいかって、口腔内のトラブル、虫歯や歯周病って、ただそれだけにあらずで、身体中のさまざまに影響してしまい、何かの原因になってしまったりするわけですよ。

なので、筆者は、癌治療終了後も、歯医者さんへ定期的に通うことしているんです。だって、わずかでも不調のリスクを軽減させたいじゃないですか。そしてもしも、トラブルなどがあれば、早めに診てもらうことで、あのドリル音を聞かずにすむかもしれないじゃないですか。だから、ハイペースで通うんです。(本音を言えば、1ヶ月に一度、いや2週間に一度、散髪するくらいのペースで通いたい。)

さて、こんな実体験に基づく、【定期的に歯医者さんへ通おうキャンペーン】の営業を聞いて、ブログ読者の皆様、いかがなされますか?それでも行きませんか?それとも、すぐに予約の電話をしますか?すべては、あなたしだいです。(お子様の場合は、予約の電話や付き添いなども含めて保護者様が行いますので、すべては、親しだい‥でしょうか。)

※「かさおかフレンド歯科」の電話番号は‥08X5-67-7778です。

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クッキーを焼いているそうです。おいしそう。
2025-02-21
ミミズごはんごちそうさまでした

本日は、現場クルーが綴る「ナラティブツリー」(エピソード記録に近いもの)を紹介したいと思います。

こちらは、専門的知識や見解はもちろん大事なのですが、最もなところで言えば、感性。“心の動き”が響けば響くほど、綴る筆も進むのだと思います。


Title【ミミズ!?ごはん】

おやつ後、お外でタロウ(仮名3歳3ヶ月)が、お皿に砂を入れて、ごはんをせっせと作り、おままごとをしていた。

何を作っているのだろう?と見ていると‥。

タロウが「おなかすいた?つくろうか?」と、私に声をかけてくれた!!

「お願いします!!」

どんなごはんがくるかな〜!と、私が期待して待っていると‥。

「できたよー!たべて!」と、持ってきてくれた。

「ありがとう!何、作ってくれたの?」

「え、ミミズごはんだよ!!」

「ミ、ミミズ!?」

「おいしいよ?たべてみて?」

タロウは“ミミズごはん”を、一生懸命に作ってくれたのだ。

はじめての“ミミズごはん”‥ドキドキ!!ワクワク!!しながら、ひと口‥。

「うん!!おいしい!!」と、私が伝えると‥。

「ほんとう!?」と、嬉しそうなタロウ。

私はタロウに、一緒に食べよう!と、誘った。

タロウも、ひと口‥。

「どう?」と、聞くと‥。

「え、おいしくないよ。」

‥。

「おいしく、ないんかーい!!笑」

ふたりで大笑いした。

それから、ミミズのハンバーグにスープ‥ミミズのフルコースを作ってくれ、それはそれは楽しんだ。

おもしろいなー!と感じると同時に、これからタロウが大きくなったら、ミミズごはんではなく、いつも食べているお肉のハンバーグやカレーを作るのだろうから‥今だけの“ミミズごはん”!?と思うと、どこか感慨深いものがあるのは、私だけだろうか。

タロウの“ミミズごはん”を、もう少し味わいたい気もするが‥これからのタロウシェフの料理の変わり様も楽しみで、ドキドキ!!ワクワク!!する。


ミミズごはん、ごちそうさまでした。

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2025-02-20
自称デフリンピックアンバサダー

午前は、笠岡市議会 予算決算委員会協議会‥

午後からは、当法人理事長と懇談‥

その後、クレヨンKIDS委託主 社会福祉法人 天神会理事長と懇談‥

最後は、当法人職員と懇談‥

そして合間を縫っては、笠岡市役所子育て支援課へ とある相談を‥

またその合間を縫っては、笠岡市役所健康福祉部へ とある相談を‥

そんな1日を過ごしておりました筆者ですが‥

ブログ読者の方で、どこか気になる場面はありましたでしょうか?

全部の場面を説明しちゃうと、文字数も気力も足りませんので、皆様のお声が大きそうなところにしぼっていきたいと思うんですね。

!?なになに!?なるほど!!!そこですね!!!

わかりました。健康福祉部への相談のところですね。

はい。実は、筆者、正式ではなく予定ではありますが「備南聴覚障がい者協会」の顧問の立場を受けることができそうなんですね。

それにあたっては、最近、新聞などで、“聴覚障がい”についての記事があれば切り取って、ほんの少しずつではありますが勉強している最中なんです。

今年なんて、本当にタイミング良くって‥聴覚障がい者のオリンピックが開催されるんですよ!

その名も『デフリンピック』!!!

どんな競技やルールなどがあるか、これから調べてみようと、ワクワクしているわけなのですが‥

まだまだ浅知恵ではありますが、“手話”を勉強しなきゃなんないだろうと、思い立ったが吉日、健康福祉部へ相談に行った、ってわけです。

相談へ行くと‥とある顔見知りの職員たちが応じてくれました。

1人は、数年前に、富岡保育園で“手話で遊ぼう”の講座を開いてくれた方。

もう1人は、富岡保育園の元保護者。

そしてもう1人は‥この方は顔見知りではなかったけど、とにかく優しかった人です。

笠岡市では、手話サークルと、手話講座の2つで、手話が学べることを教えてもらいました。ついでに、笠岡市役所内では、職員向けに休み時間を利用して手話の勉強会を開いていることも教えてもらいました。

来年度、富岡保育園では“手話で遊ぼう”の講座を復活させようと目論みつつ‥筆者自身も手話推しの政策活動や、ライフプランを考えていこうと、こちらも目論んでおります。

この点についての説明は、以上です。

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2025-02-19
「ニセモノ」と「ホンモノ」

「なんでも鑑定団」というテレビ番組があったかと記憶しています。現在進行形なの!?

そのテレビ番組で、『いい仕事してますねぇ』でおなじみの、古美術鑑定家 中島誠之助さんが、ちまたにあふれる“ニセモノ”の“ホンモノ”を見分けるコツを語ったコラムが、朝日新聞(2月16日付)に掲載されていたので、抜粋しながら紹介しますね。


【「許されない」ニセモノあふれる現代 ホンモノ見抜く感性を】中島誠之助(古美術鑑定家)

ニセモノは人間の欲望から生まれる。人類の文明が始まって以来、存在していると思う。(抜粋)

「許されるニセモノ」と「許されないニセモノ」がある、と私は思っている。

日本では戦前、「春峯庵事件」(1934年)という浮世絵の偽造事件があり、美術史研究の権威もだまされた。(抜粋)

こうした事件は社会に影響も及ぼしたが、ニセモノをつくった者には「どうだ、俺の品をニセモノと見抜けるのか」といった心理が働いていたように思う。

だます方も、だまされる方も立派なプロであり、そういうニセモノはまだ「許せる」ものだったのではないだろうか。

ところが今、プロの世界に素人が入ってきて、「1億総コレクター」のようになった。

その全員の欲を満たすために、悪意のある素人が低レベルのニセモノをどんどんつくり、インターネットで得た浅い知識しかない善良な素人が、続々とはめられているというわけだ。こういうニセモノは「許せないもの」だと思う。

どうしたら、ホンモノとニセモノを見分けられるか。

ホンモノは最初から光を放っている。その光が見えるかどうかで、その人間の力量、感性が試されている。

感性を鍛える一つの方法は、できるだけホンモノを実際に見て、ホンモノに囲まれて生活することだと思う。

将来、私たちのような目利きのノウハウをAIに学習させ、真贋を鑑定させるというのはありうる。

ただ、最終的には、やはり人間の感性が勝つのではないか。

カネがあるからってむやみに買わず、そのカネでうまいモノでも食べた方が良い。

そして時間をかけて勉強し、欲を捨て、感性を磨くしかないだろう。


なんで、この新聞コラムを、わざわざ切り取って保存したのか。おそらく、筆者自身の深層心理にある課題なのでしょう。

ブログ読者の皆様、いかがでしょうか。なにか、ひっかかるところはありましたか?

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本日、笠岡市議会議員有志で、この4月に開園する「笠岡市立ひまわり認定こども園」に内覧へ伺いました。

総工費7億9千万円‥園庭の全面が人工芝(こちらは寄付らしいです)、各部屋には空調が2~4台、調理室へは最新機材完備‥筆者には、あまりにも刺激的だったのでしょう。声も出なければ、写真の一枚も撮り損ねちゃったようです。

気になる方は、うまいモノでも食べて、感性を磨いてから、目利きしに足を運んでみてください。

このたび、筆者の感想は、いろいろな立場上、ノーコメントとさせて下さい。ご理解ご了承のほどを宜しくお願い申し上げます。

2025-02-18
【祝】キュウメイマーキュリーズ

2月15日土曜日「笠岡地区消防組合」主催【救急法競技大会】に‥当法人代表の3名が、総合部門3位の成績をおさめることができました。また、心肺蘇生法部門では、1名が個人優秀賞を勝ち取りました。この大会で得た学びを、法人全体で活かし“子どもの命を守る”務めを果たしていきたいと思います。


ちなみに、このたびの代表メンバーは、富岡保育園から2名、クレヨンKIDSから1名を選出した混合チームでした。

(※チーム名は『救急戦士 キュウメイマーキュリーズ~月にかわってお仕置きよ‼︎~』です。メンバーの1人がアニメ「セーラームーン」推しである情報をもとに、監督が名付けました。)

混合チームのため、練習や打ち合わせなど、時間調整が困難だったかと思います。けれども、富岡保育園からクレヨンKIDSへ、クレヨンKIDSから富岡保育園へ、年間通じて、法人内研修を行っていることも功を奏したのか‥代表メンバー同士、コミュニケーションも潤沢であり、チームワークも最高だったように思いました。

また、このたびは代表メンバーに限らず、有志による応援メンバーも、富岡保育園からだけでなく、クレヨンKIDSも含めた混合チームでした。休日の合間や、勤務後の都合のついたメンバーが駆け寄り、過去最高人数が集まりました。

法人内での“当事者意識”が育っている証のようにも感じましたし‥また富岡保育園、クレヨンKIDS、各施設の良好な関係性も感じることができましたし‥さらに、代表メンバーが職場で大切にされているんだろうなとも感じました。

とにもかくにも、代表メンバーの皆様、お疲れ様でした。そして、おめでとうございました。

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心肺蘇生‼︎
2025-02-17
モグラ叩きする胆力はありますか

富岡保育園では、だいたい11時半くらいから、13時過ぎくらいをメドに、ランチタイムをもうけています。

“だいたい”って記した理由は、メニューにもよりますし、その日その日の、子どもちの活動の具合であったり、お腹の減りようによる誤差があるからですね。

“くらい”って記した理由も、そんなところで、子どもたちの活動もそれぞれなもんですから、時間もそれぞれになっちゃうんです。

言葉で説明するには限度がありますから、まぁ、気になれば、見るがごとし、体験するがごとしと言ったところでしょうか。

先週末くらいだったかな‥久しぶりに、筆者もランチタイムをランチルームでとりました。まぁ、やっぱり、すんごいんだ。

それぞれの子どもたちがそれぞれだってことですから、どうやって、先生たちは、把握しているんでしょうね。

ハッキリ言えば、いくら保育士の資格を持っていても、無理がありますよ。これは、限りなく、富岡保育園で長い時間“暮らし”ていなきゃ、ついていけないわけだ。

よく見かける光景があります。ごはんの途中に、ふらふら、ぶらぶらする子どもたち。ふらふら、ぶらぶらする程度ならまだしも、隙を見ては、お外へニヤリと駆け出す子どもたち。

“たち”ってことは、ひとりじゃないってこと。そして、その“たち”も、発達過程を辿っていくと、メンバーの入れ替わりがあるってこと。

最近、あの子どもたちは座って食べるようになったなぁと思っていたら、モグラ叩きのように、今度は次の子どもたちがニヤリと駆け出していくわけです。

そんな子どもたちを保育する先生たちは、相当な胆力が、“やさしさ”と言い換えてもいいかもしれません、あると思うんです。

いくら発達過程を把握しているからって、性格や特徴、気分を把握しているからって、そうは上手くはいきませんよ。

ある先生に声をかけてみると‥「あの子は、あと2回くらい駆け出して行くと思うから、あと2回お外へ迎えにいきますね。あ!でも、今日はとっても天気が良いからなぁ。あと3回になるかなぁ。」

何回になったんだろう。しばらくたって、その子が、ちょっと食べては駆け出し、ちょっと食べては駆け出し‥そして食べ終わったお皿を、先生に見せるんですね。「みて!」って。

すると、「よく食べました!」って、いろんな先生から褒められるもんだから、とっても嬉しいわけですよ。

それぞれの子どものペースで発達過程を辿るには、この先生たちの“やさしさ”がなくてはならないんだと、心底思いました。

いつも本当にありがとうございます。

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2025-02-16
ミッションを達成するための特性

親しい友人から、いつだったか「キミは、サイコパスっぽいところがあるよね。」と、言われたことがあったっけな。

おそらく、友人が言うところのサイコパスっぽさって、感情的に冷たい部分があるよねってことなんでしょう。

さすがは、親しい友人の中でもとりわけ親しい友人なものですから、的を得た評価ですよ。情に熱いんだけども、決して情には流されない‥親しい友人に限らず、家族であろうと、仲間であろうと、どのような関係でも、そのようなところがあるのでしょう。


副園長のミッションを言語化すると、園に関わるさまざまな「ヒト・モノ・コト」への【距離感】を調整することだと思っています。

子ども同士の距離感については、最も現場保育者たちへ一任しておりますが‥例えば、保育者と子どもとの距離感、保護者と保育者、保育者と保育者、ボランティアと保育者や保護者に子ども‥また保育者と業務や職務、保育園と地域、保育園と行政‥

さまざまな点と点を繋いだ時に、適当な距離感を見極めながら、園にとって最善の関係性を築くことに務めます。

ただしかし、見極めると言っても、所詮は凡人の主観が入ったものです。完璧では決してありませんし、間違いなく、務めの最中に、傷つけてしまったり、迷惑をかけていることでしょう。

そして、この申し訳なさを、自戒としながらも、平然とすることが、サイコパスっぽいと言われる所以なのかもしれません。

サイコパスっぽくとも、凡人の主観が入るものの、努力はできると思っています。

新聞を複数紙読んだり、喫茶店やスナックへ足を運び色々な人と会話したり‥役所や議会の先輩の話しを聞いたり、他業種のオーナーや、学生たちの話しを聞いたり‥なるべく、さまざまな価値観に触れながらバランス感覚を養うことで、傷をおわせること、迷惑をかけることを、最小限にできるのではと思っております。

慰めでしかないと言われれば、それまでなのですが‥。

★とみほ村サポーター(ボランティア・インターンシップ)参加希望の方へ。富岡保育園と最善の関係性を築けるように、あらかじめ守っていただきたいお約束を5つ用意しております。活動前に、副園長もしくは副園長補佐と、5分ほどお約束の確認をさせて下さい。宜しくお願い致します。


『さまざまな価値観に触れながらバランス感覚を養う』と、サラリと、ひと口に述べましたが‥ことネット空間、SNS空間に見られる価値観については、触れることに気をつけたいと思っています。

匿名コメントであったり、架空名義を用いたフォロワーであったり、もはや、それらを見極めることは困難になりつつあると、筆者自身は感じています。

自身とSNSとの距離感については、適当な距離感を見極める労力と、それらから得られる効力や影響などを天秤にかけると‥もはや、潔く辞める(止める・撤退する)ことも選択肢の1つだと、ここ最近考えているところです。

適当な距離感で育った結果の、大根ですね。
2025-02-15
穴があれば、入れたい、入りたい

墓穴を掘ってしまうかもしれませんが、筆者は尻の穴が小さいんです。

あんれ、まあ、びっくり、誤解されちゃ、穴があったら入りたい気分になっちゃいそうなので、解いておきますと‥。

「誤解されるような原因を自ら作っているようですが、筆者は心が狭い、度量が狭いんです。」

本当のお尻の穴ではなく、ことわざだったみたいです。


どうして尻の穴が小さいのか?心が狭いのか?度量が狭いのか?

富岡保育園の園庭を、3つに分けるとしたら、前庭・中庭・裏庭があるでしょうか。その前庭には、筆者の住む、所在する、四畳半の小屋もあります。その小屋の前の一画に、もみじの木を中心に、アジサイの仲間であるアナベルなどが植った小庭があります。

その小庭の植物の状態を、なるべく守るために、四隅などに木製風の柱を立て、そして竹風の柵を、庭師の方がこしらえてくれました。

ただですね、柵といっても、子どもの手や足の入る隙間はありますから、当然入れちゃいますよね。隙間に手や足を忍ばせては、植物に隠れる虫を捕まえますし、葉っぱや、つぼみも取っちゃいます。入っちゃいけなさそうだからこそ、余計と入っちゃいますよね。

まぁ、これくらいは、想定内、予想通りですから、筆者も尻の穴をすぼめる必要はありませんよ。

しかし、柵を支える、木製風の柱については、ところがどっこいだったわけです。

柱の先端も、もちろん木製風で、筆者のような大人であれば、なんら注目もしなけりゃ、さわりもしないものですが‥子ども、特に、ヨチヨチ歩きくらいの子どもにしてみれば、その先端がちょうど否応なしに目線に入っちゃうんですね。

そして、その先端をいじり続けていると、おもわぬ発見をしてしまうんです。

なんと、木製風の柱の先端は、蓋(ふた)のように、取れちゃうんです。

取れちゃうと分かれば、全ての柱の先端を取っちゃいたい。

そして、取ってみると、その中身は空洞で“穴”になっているもんだから、今度はその“穴”めがけて、砂や土を、こぼれないように、こぼれないように、入れちゃうわけです。これが、また面白いんだ。

そして、蓋をハメるのも、蓋の構造が変則的だからこそ、オモチャの型ハメよりも頭をひねる感じで面白いわけだ。

とにかく、前庭に、おもいもよらぬ、子どもたちの遊び場ができたわけだ。

これで、このエピソードを〆れば、なんら筆者の尻の穴はすぼみはしないでしょう。その後があるってことです。

蓋を取った、その穴の中に、空洞と思いきや、尖った突起物が付いていたんです。その突起物で怪我をしたらマズいだろうと、現場の先生方も、気が気でないわけですよ。

頭をひねって面白い、怪我をしたらマズい‥両方を天秤にかけてはみたものの、今回は、後者が勝りました。

筆者は、蓋が取れないように、瞬間接着剤で、全ての穴を塞ぎました。

これが“千丈の堤も螻蟻の穴を以て潰いゆ”を防いだことになるのか‥(わずかな油断や不注意から大事が起こる)

それとも“虎穴を逃れて竜口に入る”ことになるのか‥(次から次へと災難にあうこと※つまり、次から次へと大人にとっては不都合な遊びを発見されてしまうこと)

とにもかくにも、穴は、魅力的なんだなbyみつを風

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尻の穴をすぼめながら、接着剤投入。
2025-02-14
義務感が生まれたら立ち止まろう

昨日、17時スタート「笠岡東地区 青年健全育成連絡協議会」に参加させてもらいました。中央小学校・神内小学校・笠岡東中学校の校長先生をはじめ、教頭、生徒指導の先生。また保育園やこども園の園長。また、各地域の公民館長、そして保護司や、更生保護女性会、愛育委員の方々‥さまざまなお立場の方たち、総勢45名(欠席者含む)が集い、地域の【子ども】についてまつわる話し合いをしました。

園長の代理で参加した筆者は、富岡保育園について、笠岡市外からの園児も増えてきていること。またさまざまな外国籍のご家庭も増えていること。保育活動としては、富岡北地区まちづくり協議会の方々などを中心とした地域と連携をはかっていることなどをお伝えしました。さらに、富岡保育園近辺の状況として、地域の子ども会が解散して、地域の方たちが子どもも含めた、ご家庭の把握が難しくなっていることも加えてお伝えしました。

他園で言えば‥2号線をはさんだ「和光みらい園」では、就学前園児(5歳児)が1年間、長期にわたって、さまざま競技をリーグ戦で楽しんでいるそうで‥長期だからこそ生まれるアイデア、考える力を育てていると、お話しがありました。

中央・神内小学校では、地域学を積極的に取り組み、地域の方たちの存在に感謝しているとの報告がありました。

笠岡東中学校では、自転車通学の範囲を拡張している段階で、運転マナーなどに対しての課題を挙げておられました。また、スマホを使ったSNS依存についても、悩ましいとのお話しがありました。

園・学校関係以外からは、子どもたちの【見守り】についての議論がありました。例えば、中央小学校区で言えば、富岡も含めて、絵師・番町・入江・美の浜・横島・新横島‥などなど、さまざまな地区があるのですが‥登下校などを見守る、見守り隊が高齢化していて、引き継ぎが困難になっているとの、お話しがありました。

引き継ぎが困難な地区では「そもそも、どこからの要請で、見守り隊を受けているのか?怪我や事故などあえば保険は出るのか?」などのお声もあがっているそうです。

そもそもなところで言えば、子どもたちの登下校時を心配で、地区の有志が始めた見守り隊。要請などではなく、あくまでボランティア、ただの善意だけの集まりであることが、ベテラン見守り隊の方から説明がありました。

ボランティアが強制や義務になってしまったり、善意が押し付けになってしまったり‥そんな状況になっているとしたら、一度立ち止まって、必要性や出来る範囲を考えるタイミングなのかもしれません。

18時過ぎまで、【子ども】にまつわる真剣な話し合いがなされました。この気持ちが、子どもたちの成長の、ほんの一助となれば、それは幸いだと思っています。参加者の皆様、大変お疲れ様でした。

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2025-02-13
闇ハラスメントの素は、正論!?

「闇祓(やみはら)」という題名の、著者 辻村深月さんによる、ホラーミステリ長編小説を、現在読み進めている筆者。

闇祓という題名は、おそらく「闇ハラスメントをお祓いしてやるぞ!」ってことなんだろうなって、物語の後半から、うすうす理解し始めています。

“闇ハラスメント”とは‥造語なんだろうけど、小説の中での説明をそのまま記しますと‥『精神・心が闇の状態にあることから生ずる、自分の事情や思いなどを一方的に押しつけ、不快にさせる言動・行為。本人が意図する、しないにかかわらず、相手が不快に思い、自身の尊厳を傷つけられたり、脅威を感じた場合はこれにあたる。やみハラスメント。闇ハラ。ヤミハラ。』

正直、このブログの中でも“闇”って文字を打つだけで、気が滅入りそうになる筆者ではありますが‥

物語を読めば分かる通り、筆者も含めて、ほとんどの方たちの日常生活の中に、闇ハラスメントの素(もと)は潜んでるんですよ。(味の素っぽく“素”を使って記しましたが、恐ろしさは打ち消せませんね。)

闇ハラスメントの“素”の要素って、おそらく“正論”が多く含んでんじゃないかなって思うんです。その最たるものがネット空間ですよね。正論合戦しては、相手を打ち負かすまで、論破するまで、一方的に正論をぶつけていく。ただ、それが現実の日常生活で行われたらどうでしょうか?正論だとしても、その正論のせいで、相手は潰されてしまいかねない。

「正しさとは、何なのか?」

この問いを、常に自分の意識に置いておかなければならないなと、自戒しているところです。


さて、本日は、クレヨンKIDSの委託を受けている「社会福祉法人天神会」と、「社会福祉法人伸成会」で、今年度の振り返りと、来年度へ向けての、運営の打ち合わせが行われました。

保育園は、国の補助金あっての運営になります。国の情勢いかんでは、制度などが、コロコロコロコロと、理解する間もないくらいに変わります。そのあたりの変更点についてや、変更するであろう制度などについても、情報共有しました。

「社会福祉法人天神会」は、メインは介護事業になります。介護も国の補助金あってのものであるため、制度の変更なども様々にあるとお聞きしました。

介護と保育、同じ福祉分野ではあるものの、国の情勢いかんの施策は、情報共有する中で、違うように感じました。

どう違うか、きちんと説明できるように、勉強していきたいと思います。

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2025-02-12
待つ喜びを味わえる、貴重な時期

じょじょに、春が近づいてる…そんな気がしませんか。今日の、岡山県笠岡市富岡は、比較的あたたかい…そんな気がしました。植物たちの“つぼみ”も目には見えないほどに大きくなっているかもしれませんね。

祝日ではありますが、園の事務所では、園長がカタコト、パソコンとにらめっこしていました。

いつぞやも記したかもしれませんが…子どもたち、大人たちもそうではありますが、発達は連続的なものなので、何年生の、何月の、そのような基準で比較や判断、評価することほどナンセンスなものはありません。

ただ、そうではあるんだけど、保育園や学校といったコミュニティでは、4月にはじまり、3月に終わるといった風潮なため…3月と4月の間は“コミュニティとしての”ひとつの区切りなんですね。(“子どもの発達として”ではなく)

でね、このひとつの区切りを、コミュニティに関わる全ての人に、少しでも納得してもらえるように…園児も、保護者も、職員も、ボランティアの方たちも「いろいろあったけど、いい一年だったな。」そんな風に思える下地、着地を、園長はカタコト、パソコンとにらめっこしながら作っているんだと思います。


そして、対照的に筆者は、無地の用紙に向かって、ガタゴト鉛筆で書きなぐっています。

園長が着地ならば、副園長は「よし!次の一年も楽しみだな。」そんな風に思える下地、踏み切る準備を無地の用紙に書きなぐりながら作っています。

具体的に言えば、当法人には、富岡保育園とクレヨンKIDS、2つのコミュニティがありますので、その所属先もそうですし…園長もいれば、主任や副主任などの職務もありますから、それらもそうですし‥委員会も複数あります、そしてもしかすると新しい係やチームなどが必要とあれば作る必要もあるでしょうし…いわゆる、世間一般で言うところの、人事を練りに練っているわけです。

練り練りする際に、常に意識していることは、当法人の理念です。

『子どもも大人も地域も、互いに“伸び合い”“成長し合う”大きな家でありたい』

伸び合える、成長し合える、そんな人事を目指してガタゴトしています。

得意なことや興味のあること、好きなこと…“適材適所”を意識した人事はもちろんのこと…こんなことや、あんなことも経験してほしい、そんな希望に溢れた人事も考えたい…そして、新しい自分に巡り合えるかもしれない、人生を彩るような人事が閃けば、なお良しと思っています。


ひと区切りが近づく、この時期に、伝えておきたいことがあります。園長や筆者だけでなく、各家庭でも、着地したり踏み切ったりする準備をしていることかと思います。そんな時って、ドキドキワクワクもすることでしょうし、ソワソワアワアワもしがちなんだと思います。

だからこそ、そんな時だからこそ、地に足をつけること、何気ない日常を大事にしてほしいと願っています。

なんだか慌てて習い事に通わせてみたり、なんだか焦って訓練や矯正をするよりも…この時期を、十二分に満喫できるように、じっくりと子どもと向き合ってほしい。冬から春をめがける植物たちのように。じっくりと。待つ喜びを味わえる、貴重な時期だと思って。

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コシノジュンコばりのドレスや!
2025-02-11
死角に副園長あり

本日は、「笠岡市議会 全員協議会」…①笠岡市財政健全化プラン②令和7年4月組織見直し案の変更について…2つの案件について、議場が開かれました。

令和6年11月に策定・公表した「笠岡市財政健全化プラン(素案)」をもとに、市民の方たちから、パブリックコメントを求めたところ‥なんと‼︎笠岡市史上最多となる、155者から748件の提出があったんだそうです。

その一件一件について、市長を筆頭とする執行部は、丁寧に回答をしつつ‥貴重な提言として参考にしながら、素案を本編にまとめたようです。

ここでは、具体的には記しませんが‥パブリックコメントの多さを、どのように捉えるか?

市民から炎上していると捉えるか、それともたくさんの市民が“当事者意識”を持って市政に取り組んでいると捉えるか‥

僕は後者だと思いたい、いや思っています。そして、これから“笠岡市は伸びる時”が来ると思っていますし‥だからこそ、その時に必要な備えをしておくべきだとも思っています。

苦渋の判断と決断をした市長の施策を、議員としては、今後しっかりと冷静に公正に評価しながら、共に笠岡市の発展へ向けて、活動を促進させていきたいと思います。

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強い決心を固め、議場を後に‥富岡保育園へ戻ると、お昼ごはんの時間でした。ここのところ、筆者は、とある場所で食事をとっているんですね。

子どもたち、また現場の先生たちにとっても、死角になる場所‥かつ!子どもの声、また先生たちの声も聞こえる場所‥そんな場所です。

するとですね、子ども同士のやりとりも、子どもと先生とのやりとりも、そして先生同士のやりとりも、“素”のまんま聞けちゃうわけですよ。

これがねぇ、子どもも先生も、とにかく優しいし、仲が良いよなぁって、実感するんですよ。その実感とともに食べるご飯が、まぁ美味しいの。

ちなみに、今日は、節分用の、あの素朴なお豆が残っていたみたいで‥試験的に、お豆と煮干しを甘く和えたメニューが添えられてあって、これがまた美味しいの。

筆者の存在に気づいちゃった、お台所クルー(給食の先生)に、「正式メニューにしようよ!」と即言っちゃいました。

最後に、これだけは記しておきますと‥私は盗み聞きするために、この場所でお昼ごはんを食べているわけではありません。たまたま聞こえてきては、ハッピーにさせてもらっているだけです。くれぐれも誤解のないように、宜しくお願い致します。

2025-02-10
笠岡市議会 議会報告会 速報

2月9日 日曜日 午後13時30分 笠岡市保健センター ギャラクシーホールにて「笠岡市議会 議会報告会」が開催されました。ご参加していただいた皆様、たくさんの貴重なご意見、ありがとうございました。

このたびは…①笠岡市の公共交通について②笠岡市の土地利用及び施設の今後の考え方について…この2点にテーマをしぼり、意見交換がなされました。

参加者が30名ほどの少人数だったため、参加されたほとんどの方のお声を聞くことができました。たくさん集まるのももちろん良いのですが、少人数ならではのメリットも感じられた、そんなひとときでした。

筆者は書記の役として、①笠岡市の公共交通についての班に参加しました。

そこでは…

笠岡市内に走るバスの路線についてこのままで良いのか⁉︎

デマンドタクシーについて今後どうなるのか⁉︎

そもそもデマンドなどカタカナ言葉では分かりにくいのではないか⁉︎

病院や買い物、市役所などへの公共交通機関を使った移動のシュミレーション例を分かりやすく提示したらどうだろうか⁉︎

市のアンケート調査について、無作為にとるのではなく、現在利用している人に焦点をあてると、魅力向上につながるのではないか⁉︎

公共交通対策の市の体制作りに本気度が感じられない…

今日の意見交換会の話しを聞くことができて良かった…

などなど、熱心に、そして真摯な、意見や感想が飛び交いました。

今日のお声を参考に、筆者も所属する「総務文教委員会」にて、市民にとって最善の公共交通の政策提言を作っていきたいと思っております。

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保育園の公式ホームページ上のブログにもかかわらず、保育や教育に関係ないのでは⁉︎と、思う方もいるかもしれませんが…

実は、ほとんどの方たちが関係してくる内容だと言っても良いと思っています。

笠岡市では、小中学校の統廃合が、これから進んできます。通学に公共交通を必要とするタイミングが出てくるかもしれません。

また、年配になってくると、免許を返納するタイミングで、公共交通について、深刻に考える時が来るかもしれません。

老若男女、全世代で、アイデアを出していきたい、そう筆者は願っております。

2025-02-09
ただいま寿久園さん園庭の剪定中

昨夜のこと。笠岡市内の、最寄でない、行き慣れていない、とあるコンビニへ入ったところ…どこかで見かけたような、馴染みのあるような、そんな店員さんを見かけました。

そして、おにぎりとカップ麺をレジへ持ち寄った、その瞬間に気づいたんですね。

10代、20代の頃に、仲間と、よくたまっていた、あのコンビニの店員さんじゃないですかと。

「おひさしぶり。そして、おかえりなさい。」

その店員さんは、クスッと笑うような笑みを浮かべながら、話しかけて下さいました。

「おひさしぶりです!そして…“!?”おかえりなさいって!?えっ!?」

おひさしぶりまでのフレーズは、すぐに共感できたのですが、おかえりなさいのところのフレーズが、どうにも理解できなかった、筆者。

再会したコンビニが、よくたまっていた“あのコンビニ”であれば、すぐに納得したのでしょうが…

すると、再会した店員さんは、さらに笑みを浮かべながら…「鹿児島から、帰ってきたんでしょ。よく頑張ってるね!お疲れ様!」

この答えに対して、筆者が、なぜ知ってるのだろうかと、困惑した表情を浮かべたことを、すぐに察してくれたのでしょう、すかさず…「ブログ読んでんのよ‼︎面白いし、上手に書いているよね、毎日‼︎」

10代、20代の、あの頃も、この店員さんは、コンビニへたまる筆者や仲間に、とっても優しかったんです。そして、再会しても、あの頃の優しさ…そのまんまだったんです。今度、あの頃の仲間と、最寄りでないけど、顔馴染みの店員さんのいるコンビニへ、行ってみようかしら。

声をかけて下さり…またブログまで読んで下さり、本当にありがとうございます。


副園長ブログをはじめて、本日が【1985】回となります。再会したコンビニの店員さんも含めて…県内の司法書士の叔父貴(義理)…ブログの閲覧方法を息子さんに教えてもらって読んで下さっている市内の80代のご年配の方…東京にいる保育コンサルのアニキ(義理)…カナダにいる保護者様…ユニークな旦那様をお持ちの在園児のお母様…さまざまな方たちに、見守られて、日々綴ることができております。

まずは、みんなで目指せ2000回ですね。引き続き、お付き合いしてもらえるよう、手を動かし、足を動かし、ウキウキワクワク、そしてたまにはドキドキゾクゾク…できるような、そんなブログを綴っていきたいと思います。今後もどうか、宜しくお願い致します。

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およそ300年の歴史を紡ぐ貝塚伊吹の木
2025-02-08
明日、死ぬと分かっていたら…

ブログ愛読者たちに問います。

「明日、死ぬと分かっていたら…どんな言葉を、最後に綴りますか?」


笠岡市議会議員、会派「創政みらい」鹿児島視察研修、2日目に訪れた【知覧特攻平和会館】…太平洋戦争末期、沖縄戦において、人類史上類のない特攻作戦で亡くなられた陸軍特別攻撃隊員の遺品や遺書などを目にし、説明のできない想いがこみあげてきました。

「二度と悲惨な戦争を起こしてはならない」という平和のメッセージ、命の尊さ…ただ、それだけではない、何かが、発せられていた場所でした。

最年少で17歳。エリート中のエリートが選ばれて、特攻に殉じていく…ただ、その直前には、肉筆の手紙と、写真が撮影されるわけなのですが…そのどれもが、笑顔であったり、清々しく見えるんです。複雑な気持ちは絶対にあったはずなのに…そして、肉筆の文字は、どれもが、懇切丁寧。そして、“鬼畜米兵”と記されるものよりも、圧倒的に“誠”や“孝”など、実直さや、感謝、またそれらが足りなかった己れへの許しの懇願などが記されていました。

また、親であったり、婚約者へ向けて、その後、元気であってほしい、笑顔でいてもらいたい、現実を生きてほしい、そんな切なる想いを、連ねているものも、大多数、見られました。

平和や戦争であったり、特攻であったり、正しく、美化せず、今後、より学んでいきたい、そして次世代へ訴えていきたい、そんな想いであるとともに…まだ学びが不足しているため、つっこんだ発信が今の筆者にはできないことをお許し下さい。

ただ、冒頭の問いに関しては、副園長ブログもそうですし、市議会での個人質問でもそうですし、言葉を扱うものとして、今、この場で、考え直したい。

今、口にする言葉。

今、綴る言葉。

明日、死ぬと分かっていても、同じ言葉を口にするでしょうか。綴るでしょうか。

私自身。だとするなら、このブログもスマホでなく、肉筆にするでしょう。

そして、だとするなら、なんやかんや、不平不満や、文句や、悪口、愚痴に、それらの言葉に時間や労力を割くよりも、最後には、最期には、良い言葉を残したい、遺したい、そう思うでしょう。


会派「創政みらい」会長から…「一期目の議員は、必ず、ここへ来んといけん。命を懸けて、笠岡市を守る“覚悟”はあるか?」この鹿児島視察研修期間に、何度もこの問いをかけて下さいました。

命を懸けるとは、やぶれかぶれでなければ、粗末にするものでなく…その命の尊さを知り、周りへの感謝や気遣いができてこそのものだと。

謙虚に、だからこそ媚びることなく。

実直に、であるからこそ弱さを認め。

信念を培い、前に進んでいきたい。

そう、思っています。村上太志

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2025-02-07
今日から副園長ブログ再開です!

さて、3日ぶりの副園長ブログになります。日々の振り返りを丁寧にするには、やっぱり毎日更新が最適だろうなと思いますし、筆者自身の生活にもリズムがつきますし、何より筆者自身が寂しい。けれども、意識的に休んでみると、思考や記述にあてていた時間や労力が、ぽっかりと空きますので、そんな穴のようなところも、あっても良いのかなとも思ってもみたりもしました。もはや日本語がおかしくもなってもいますが…ブログ読者の皆様、今後も宜しくお願い致します。

今日のブログは、この3日間の、笠岡市議会議員としての鹿児島視察の報告をする…べきなのでしょうが…その前に、このネタだけは綴っとかなきゃいけない…そんなネタがあるわけですよ。つまりはネタが、たまっちゃってるってことね。

笠岡駅に7名の議員で集合し、福山駅で新幹線に乗り換えました。新幹線「さくら」へ乗り込み、広島、福岡と進んでいき、鹿児島中央駅を目指していきます。

そんな目指す先があるにもかかわらず、よもや、新幹線に乗りたてで、ある不安がよぎりはじめたんです。

「ちょっと、待てよ…アパートの“電気ストーブ”の電源、切ったっけ!?」

たしか、鹿児島行きを前に、遠足前の子どものように、早く目が覚めて…とにかく長風呂をしながら本を読んで時間を潰して…風呂上がりにドライヤーをして、これは電源は切った、間違いない。洗濯をすませて、洗濯機の水道の蛇口も閉めた、これも間違いない。掃除機をかけて、こちらも電源を間違いなく切った。鹿児島行きのカバンへ、持ち物を詰め込み、タンスの扉も閉めた。そして、スーツを着ようとしたところで、少し肌寒くなったもんだから、小さな電気ストーブの電源を入れたんだ。そして、着替え終わって、歯磨きをして…最後にもう一回、トイレへ行こうと思ったところで、電気ストーブの電源を切った⁉︎っけ⁉︎…トイレをすませて、玄関で靴をはいて、そしてアパートの鍵は間違いなくかけた。でも待てよ…電気ストーブの電源だけは、どうしても自信がもてんぞ…。

笠岡から、鹿児島へ、どんどん近づくたびに、その不安はどんどん、おっきくなるんです。

ちょっと待てよ…歯磨きをしながら、新聞見たよな‥そして、電気ストーブの近くに置いたよな、たしか。

これは、マジで、ヤバいやつじゃないか⁉︎

「岡山県笠岡市富岡で火事がありました‼︎出火原因は、アパートの一室の、電気ストーブの電源の切り忘れです‼︎」

そんなニュースが、今にもすぐに飛び込んできそうで…もはや鹿児島どころの騒ぎじゃないわけですよ。

このメンタルで、3日間、鹿児島で過ごすことは、到底できないと、新幹線の車内でトンネルを潜りながら思った筆者は…あわてて、アパートの契約会社へ電話をしました。そして、もろもろの事情を熱心に告げ、とにかく電気ストーブの電源の確認をお願いしたのですが…まさかの規約外だと、つっぱられる始末。頭を下げればどうにかなるだろうと、下げ続けてみたものの、規約に勝てないのが現代の現実でした。

ただ、ここであきらめるわけには、絶対にいかないわけですよ。だって、火事ですよ。とんでもない事態が頭の中で右往左往するんです。

そんな時に、これしかない‼︎と、言わんばかりに、今度は電気会社へ電話をしました。電気さえ止まれば、もしも電気ストーブの電源が入っていても、止まるだろうと。

しかしですね、この作戦は、運との勝負だったんです。電気会社って、なかなか繋がんないんですよ。そして、その上、繋がったてしても、トンネルごとに、電波が非常にあやしい状態になるんです。

そんな状態が、いくばくか続きましたが、最後には、筆者の執念が、運を呼びました。電話係の方と、お話しすることができ、急遽、電気を3日間、止めてもらうことができました。

そして、その瞬間、新幹線「さくら」の座席が、とても心地よくなったことは、言うまでもありません。

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ふと、思うところがあって…今回の、筆者のミス…結局のところ、電気ストーブの電源は切っていたものの…独居の方で、ましてや、あわてても、焦っても、作戦も思い浮かばねば、連絡手段など限られていたとすると…鹿児島行きでなくとも、日常から不安がつきまとうんだろうなと。

超高齢化社会が進むにつれ、思わぬ不安が生じては、今までにないサービスや援助が、間違いなく必要になってくるだろうと、痛感しては、さらに痛感した、視察の走り出しでした。

2025-02-06
明日から3日間ブログお休みです

2025年(令和7年)2月2日(日)日本経済新聞12面に“どう継ぐ戦争の記憶~古い戦争の記憶が薄れた時 新たな“戦前”は始まる』と、見出しが打たれていました。

あまり大きな声では言えないのですが…「戦争」についてのお話、語り継ぐことであったり、反戦を訴えたりすることって、自分の役割でないと思っていました。おじいちゃんやおばあちゃん、戦前前後の戦争体験者たちのものだと思っていたんです、正直。

けれども、よくよく考えてみると、アラフォーの筆者のおじいちゃんおばあちゃんですら、亡くなっていたり、90歳前後なわけですよ。体験者たちがどんどんあの世に行っては、語り継ぐことや、反戦を訴えることを風化させて良いものか。

記事には…「戦争の記憶は年々薄らぐ。前線に立った人、銃後を守った人、ともに老い、世を去った。荒廃から復興した場所も、さらに再開発の手が入り、往時をたどるようすがない。化学分析場のように残っても、由来や役割を語れる人も少なくなっていく。」「古い戦争の記憶が薄れた時、新たな“戦前”は始まると言われる。過去に学び、伝承していくことは、私たちに課せられた使命ではあるまいか。」などと、全国の跡地を背景に綴られていました。

筆者も、子どもたちを守る保育園の先生という立場と、市民を守る市議会議員という立場から、再度「戦争」について、学び、考え、しっかりと次世代へ発信できるようになりたいと、強く思っているところです。

明日から、笠岡市議会の会派「創政みらい」、政党「参政党」、そして筆者、合わせて7名で、南九州へ勉強に行って参ります。勉強先の1つに「知覧特攻平和会館」が組まれています。自分の感覚をフル稼働させて、そこにあるものを、しっかりと感じとりたいと思っています。

※明日から3日間、筆者は鹿児島「指宿市役所」「知覧特攻平和会館」「南さつま市役所」などなどを巡る予定です。(急用のある方はコチラへ→09033715648)

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※明日、富岡保育園では、富岡西に所作する「吉祥院」の住職・副住職さんをお招きして、10時から「豆まき」を開催します。お楽な方は、一緒に福を招き入れましょう。

※明日、クレヨンKIDS(でも豆まきをします。)では、笠岡市の監査が入る予定となっております。理事長ならびにクレヨンKIDS園長は、日中、監査官とお話しをしているかと思います。ご理解ください。

2025-02-02
目に入れても痛くない卒園児たち

昨日、卒園児にあたる小学生の女の子と、中学生の男の子たちが、富岡保育園へ遊びに来てくれました。手土産に、手作りクッキーを持参してくれるだなんて、よくデキた子どもたちじゃないですか。ちなみに、そのクッキーには、1つは筆者の名前が装飾されていて、もう1つはウンチの絵が描かれていました。うむ、センスも抜群でよろしい。

さて、今日から2月…園の郵便受けに、笠岡市の2月号の広報誌が入っていました。表紙には、艶やかな若者たちが勢揃い。1月に開催された成人式の模様を、たくさんの写真で特集してくれていました。

筆者にしてみれば、この特集って、楽しみでしかないんです。たくさんのハタチを迎えた若者の中から、よおく目を凝らして、ある人を見つけるんですよ。

その“ある人”とは、卒園して10数年経つであろう、卒園児です。晴れ着に包まれ、メイクや装飾も煌びやかなものですから、普段とは、また違った姿なのでしょうが…その中から、昔の面影を辿って、よおく、よおく目を凝らして、見つけるんです。

「あ!この子はもしかして!?あの子ちゃう!?」

発見できた喜びと、その多大な成長ぶりへの喜びとで、つい、声が甲高くなっちゃいましたもんね。

そして、こんな喜びに包まれることができる“保育園の先生”という職業への、ありがたみを、しみじみと感じたものでした。

さて、来年、ハタチを迎える若者たちは、どの世代の卒園児なんだろうかな。

ついでに…手作りクッキーを持参してくれた、小学生や中学生は、何年後にハタチになるんだろうかな。

そして、現在、通って来てくれる、在園児は…。

楽しみでしかないです。

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※このたびの『笠岡市2月号広報誌』では、[クレヨンKIDSの紹介文]と、頑張る若者のコーナーで当法人の[若手職員の紹介文]が掲載されています。お時間のある方、是非、見てやって下さい。

2025-02-01
数字の乱れで心を乱すなかれの巻

副園長ブログ愛読者であれば、だいたい見当がついているはずなんです。保育園での出来事や、ちょっとした専門的知識の紹介などが続くと、そろそろ副園長のプライベート話しが挿しこまれるはずなんです。

その見当は、やっぱり当たっていて、ちょうど、今日がその日なんです、副園長のプライベート話しの日なんです。


ときどき、こんな声をかけられます。「村上さん、悩みもなさそうだし、いつも同じ平常心だし、すごいね、いいね、うらやましいわ。」

こんな風に見ていただけてるなんて、御の字でしかないですよね。

ソワソワしたり、フワフワしたり、しょっちゅうなんですけどね、本当のところは…。

つい先日になります。ガンの再発検査の結果を聞きに出かけました。実は12月の検査結果の数値が思わしくなくて、この1月に再検査になったんですね。そして、そのタイミングで、肩だの肘だのが、訳も分からず痛むもんですから…何かと不安がよぎるわけですよ。「おいおい、もしかして…。」

不安って、一回よぎると、こびりつくもんなんですね。結果を聞きに行く日が近づくにつれ、身体のあっちこっちが、どんどんと痛むんだ、これが。

前日から当日にかけては…「また、丸坊主にして、スキンヘッドかぁ…。」「やせちゃうだろうから、このビール腹ともお別れやな‥。」と、頭の中は、ボヤキでいっぱいなの。

待合室で、1.2時間ほど待っている頃には、仕事の予定表とにらめっこしては…「これも、これも、これも、あぁ、アカンかぁ…。」「また、園長先生に迷惑かけるなぁ…。」「にしても、全部の予定が、別に僕が参加しなくても、とどこおりなく進むやつじゃん。」「てゆうかさぁ、マジでヤバかったら、結果が分かった時点で、すぐに連絡とかくれそうだし、大丈夫なんじゃねぇ⁉︎」と、慌ててみたり冷静になってみたり…。

そんなこんなで、遂に、診察室から呼ばれる一歩手前の順番になったんです。すると、高所恐怖症の人なら分かってくれると思うのですが…身体がスゥーッとするんですよ。自分の身体が自分の身体でない、あの感覚。

ちなみに、結果は、こんなことを綴るくらいですから、大丈夫だったんですよ、ガンの再発はPET CT画像には見つかりませんでした。

結果を聞いた途端、身体の感覚が、自分のものになるんですよ、おもしろいもんですよね。

おもしろいついでに、言ってみると…普段、保育園での仕事中には「数字に惑わされた保育をするな!」とゲキを飛ばし。市議会の一般質問では、巧みに数字を扱い。自分の身体のこととなると、数字の乱れで心を乱し。そして結果を聞く時には、数字よりも、主治医の表情や声に安堵し。どう考えたって、自分が一番、数字に惑わし惑わされてるじゃんか。

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2025-01-31
子どもの方がよっぽど知ってんだ

筆者の認識では、折り紙って、直線的なものでした。きっちりと、はしっこと、はしっこを合わせて、ぴしっと、折って…。

ただ、久しぶりに、子どもたちに誘われて、やってみると、そうでもない気がしたんですね。

折り返したり、指を隙間に入れて広げたり、これらも難しいんだけど、まだ分かるんです。

けれど、それよりも、もっと難しいと言いましょうか、加減が必要になってくると、子どもの手つきが直線的でないんです。

こう、なんと表現すれば伝わるんだろうか…あれは、粘土細工をするような手つき、指の微調整をしているように見えたんです。

「ここ、どうやって、やるん?」と、筆者に聞きつつも、誘ってくれた隣の子どもは、折り紙の参考書の、手順の文章を読みはじめました。二度三度カタコトで読むにつれ、どんどんとスラスラ読むようになっていきました。

そして「なんで、むらかみせんせい、こんなんも、わからんのん!?こうやって、やるんで!」

手順を読みながら、何度も微調整を加えつつ、参考書のイラスト通りになった途端、びっくりするほど、上から目線で優しく教えてくれました。

「こうやって、こうやって、こうやるんで!」

筆者の手がけた途中の折り紙を、サッと奪い取っては、イラスト通りに折ってくれたのですが…その拍子くらいに元に戻して、サッと返してくれました。

これは、つまり…「折り方、見たよね!?折り目もついたよね!?じゃあ、自分でやってみな!」との暗黙のメッセージと、受け止めれば良いのでしょうか。

過保護でなく、ちょうど良い加減に、筆者を折り紙に夢中にさせてくれた、その手ほどきに、アッパレ、星⭐︎⭐︎⭐︎です。

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ちなみに、誘ってくれた隣の子どもは、その周りにいた子ども…友だちへは、それぞれに違う教え方をしていました。自分と同じくらいのレベルと思えば、折り方を見せるだけ。折り紙レベルがまだまだだろうと思えば、手とり足とり。そして、まだまだ折れそうにないと思えば、希望の作品を折ってプレゼントしていました。

日々、いっしょに、暮らしているからこそ、子ども同士で、それぞれの興味や関心、遊びのレベル、得手不得手、好き嫌い、よく理解しているのでしょうね。

2025-01-30
紙芝居おじさん&ともちピンク

本日、岡山県津山市から『紙芝居おじさん』と、忍びの世界から『ともちピンク』が、富岡保育園へ足を運んで下さいました。

自作の紙芝居、それも昭和の戦後あたりを髣髴とさせるような、拍子木や台座、なにやらかんやらの紙芝居アイテムをご持参の上、お話しをして下さいました。

子どもたちは、紙芝居おじさんの、あの野太い声から繰り広げられる壮絶なシーンに、目も口も開きっぱなしで聞いていました。“黄金バット”なんて、保育園の先生たちですら、釘付け以上なる様子でしたよ。

※今日の『紙芝居おじさん&ともちピンクの劇場』は、岡山県にお住まいの方はOHKで、午後18時頃のニュースで見れるかと思います。

※ケーブルTVゆめネット笠岡放送と契約されている方は、明日以降のニュースで放映されるかと思います。乞うご期待下さい。

ちなみに、富岡保育園のご近所にも、前日にアナウンスしたところ、お二人参加して下さいました。ツネオさん、マサユキさん、ありがとうございました。

ツネオさんによると、黄金バットの紙芝居は、ちょうど幼少期ど真ん中に、当時の紙芝居おじさんに観せてもらったんだそうです。拍子木の音が鳴ると、みんながそぞろに集まって、一円や十円を渡すんだそうです。そして、酢昆布や、水飴をもらって、夢中になって、紙芝居に見入っていたんだそうです。

もちろん子どもたちも喜んでいたのですが、ツネオさんの目もキラッキラッで輝いていました。参加してくれたこと、準備もお手伝いして下さったこと、また酢昆布を調達してくれたこと、そして一緒に楽しい時間を共有して下さったことに、大感謝です。ありがとうございました。

アフター話になりますが…終わった後に、紙芝居おじさん&ともちピンクは、お昼ごはんも一緒に食べてくれたんですね。そこでのお話しも、子どもたちにとっては、紙芝居並みに、いやそれ以上に嬉しかったんじゃないかと思うんです。

食後に、ともちピンクは、折り紙で、回転式手裏剣の製作講座をひらいてくれました。その手裏剣への子どもたちの憧れの眼差しは、忍べないほどにアツい‼︎

そして、特に女の子たちは、ともちピンクの、ピンクをメインとした、忍びのメイクや服装に、ピンクな眼差し一直線でした。

あらためて、紙芝居おじさん&ともちピンク、ありがとうございました!またお会いできる日を楽しみにしております。

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子ども大好き紙芝居おじさんと
忍べない忍者ともちピンクと
2025-01-29
肉筆から伝わる保育の楽しさ

「本当に、ごめんなさい。さようなら…。」

とあるタレントの引退報告文で綴った、最後の一文が、もっぱら、ちまたでは話題になっている。

その焦点は“…”の部分。3点リーダーと呼ぶ記号を使い、余韻、含みをもたせたことが、世間様からは「報告文に不適切じゃないか‼︎」と炎上しているんですね。

とにかく炎上させたがりがいるんだろうと思うわけですが…行政などへ提出する公文でも無いし、どの道、定型文を使えば、それはそれで炎上するだろうし…と思うわけですよ。

ちなみに、筆者も、この“…”3点リーダーをよく使う派ですわ。

1月26日(日)日本経済新聞11面に『文字に魅入られて』という、文字についての特集が組まれていました。そこで、なるほどな‼︎と思う記述があったので紹介します。

「活字とは不思議な存在だ。言葉の意味や音を伝達するのが本来の役割のはずなのに、活字そのものが小声でささやき掛けてくることがある。」

とあるタレントは、おそらく肉筆ではなく、デジタル文字を使用されたんだと思うのですが…それでも、その“…”3点リーダーを含めた文章全体から、言葉の意味以上に、何かが伝わったからこそ、世間様から、さまざまな声が飛んでいるのでしょう。


富岡保育園・クレヨンKIDSでは「ナラティブツリー」と呼んでいる、“心の動いた物語”を現場保育者たちが綴っています。

現代にあって、肉筆で取り組んでもらっています。なぜ、肉筆にこだわっているかと言えば、その文章の意味だけでなく、書き手の心情…うまく言えば、ささやきを実感しやすいからです。

肉筆ですから、当然、その人その人で、字体は違いますが、軽快さや、重苦しさ、甘酸っぱさや、なにかしらは、伝わってくるものです。

今日、紹介しようと思っている物語…この書き手は、普段、どちらかと言えば、落ち着いた字体なのですが…このたびは、妙に文字が踊っていたんです。察するに、相当、この場面が楽しかったんだと思いますし、重ねて言えば、保育を楽しんでいる様がありありと伝わってきました。


title ごっこ遊び

リーサ(5歳10ヶ月)と、アンナ(5歳7ヶ月)が「ねーねー、リンドグレーン先生〜、先生になってやー。」と声をかけてきた。

私(リンドグレーン先生)が「いいよー。」と言うと…

「じゃあ、小学校ごっこしよー。」と言い、急に小学校ごっこが始まった。

すると、高さのあるビールケースを机に見立てて、低めのビールケースを椅子に見立てて、小学校の机と椅子を作り、そしてアンナだけ座った。

リーサは「私は転校生じゃけー、ろうかで待っとくけー。」と言い、少し離れたところに行った。

私が前に立ち「これから朝の会を始めます。立ってください。礼、よろしくお願いします。」と言うと、アンナが私の言うように動いた。

私が「今日は転校生を紹介します。入ってください。」と言うと、リーサがちょっと恥ずかしそうに、私の横まで来た。

私が「お名前教えてください。」と言うと、「リーサです。よろしくお願いします。」と言った。

そして、紹介が終わった後に「では、これから1時間目の国語の授業を始めます。」と言うと、「あ、ノートとペンがないわー。」と言い、2人は探しに行った。

そして、木の枝と、おままごとのオモチャをノートとペンに見立てて「持ってきましたー。」と言った。

授業が再開して、ひらがな当てクイズをしたが、空中に書いたので分かりにくかったのか、リーサが今度は高いビールケースと低いビールケースを積み上げて、黒板に見立て、太い木の枝をチョークに見立てた。(本当に、チョークに見える形、太さで驚いた。)私は、この使ってくれた黒板とチョークで授業を続けた。

その様子を、ずっと近くで見ていたブリッタ(5歳2ヶ月)が、ついに一緒に遊びたいと思ったのか、転校生として仲間入りした。(ずっと「一緒にする?」と誘っていたが、「しないよー。」と言っていたブリッタ。)

それからは、体育をしたり、ダンスをしたり、給食を食べたり、運動会をしたり(スコップをバトンに見立てて、リレーをしたり、玉入れをする真似をしたり…)リーサが校長先生になったりと、たくさんの小学校ごっこを楽しんだ。

ビールケースで机や椅子、黒板を作ったり、転校生は廊下で待ったり、子どもたちの想像力が豊か過ぎて、驚きの連続だった。

ブリッタも、ずっと見ていた小学校ごっこだったが、想像力豊か過ぎな小学校ごっこを目の前に、やってみたいと心変わりしたのかなと感じた。

そして、あらためて小学校にとても期待感を持っているのだなとも感じた。

小学校ごっこが、ひと段落すると、猫ちゃんごっこをしたり、困ったなーごっこをしたり(私が「困ったなー。」と言うと、「どうしたんですか?」と聞き、問題を解決してくれるごっこ遊び)ごっこ遊びをたくさんして、想像力豊か過ぎるクリスマスの日になった。

書き手 リンドグレーン先生

※名前は、仮名です。

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2025-01-28
『顎(あご)作りは、顔作り』

ちょうど、一週間前に、富岡保育園では【歯科検診】がありました。昨年度から、笠岡市富岡「かさおかフレンド歯科」の国定先生にお世話になっており、このたびも、一人ずつ、一本ずつ、丁寧に診ていただきました。ありがとうございました。

保育園児の大半が、ほとんど乳歯なため、もしかすると「どうせ、大人の歯(永久歯)に生え代わるんだから、乳歯を、そこまで診てもらったり、治療する必要ないんじゃない!?」と思うかもしれませんが‥

ところがどっこい、これが、とんでもない誤解なわけですよ。『乳歯への向き合い方で人生が決まる』と言っても大袈裟じゃないかもしれない。

乳歯の虫歯をほうっておくと‥たいていは、虫歯の状態で継続する、もしくはどんどん酷くなるわけです。痛みが出たり、腫れてきたりするんですね。

ただ、まれに痛みも腫れもないまま経過する場合もありますが、それで良いかと言ったら、そうじゃないところが厄介なんです。

と言うのは、乳歯はその下に、大人の歯を抱え込んでいるので、気づかないうちに【大人の歯の質を弱くしたり】【歯が生える位置や時期を狂わせ不正咬合の元になったり】悪影響を及ぼすんです。

虫歯の穴をそのまま放っておくと、口の中に、虫歯菌が占める割合が高くなりますので、新しく生えた永久歯(大人の歯)も、すぐに虫歯菌にさらされ、虫歯にかかりやすくりなります。

補足しますと、口の中の虫歯菌の数を減らすためには、虫歯を抜いてしまうのが、良い方法と思われがちですが、それには年齢も関係しているんだそうです。

低年齢児から安易に抜いてしまうと、後から出てくる永久歯の生えるスペースが無くなったり、歯並びや咬み合わせに不具合が生じてくるようです。

乳歯は、赤ちゃんの時に出てきて、前歯は6歳頃まで、奥歯は12歳頃まで使います。小学生期間は、乳歯が主役です。この発育旺盛な時期に、乳歯を使って、永久歯が並ぶための【顎(あご)】を作っているんです。

正しく使って、よく噛めば、しっかりした【顎(あご)】ができ、表情も豊かになります。

『顎作りは、顔作り』、よく噛める歯と口を、正しく使って、よい顔を作りたいものです。と、『赤ちゃん歯科』著者 石田房枝先生は、述べられていました。

ちなみに、筆者は2ヶ月に1度、歯医者へ定期検診&クリーニングに通っています。(筆者も「かさおかフレンド歯科」です。)子どもも大人も、心身の健康の根源は、食事をとるための【歯】です。

是非、最寄りの歯医者へGO!!!しましょう。

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2025-01-27
『子どもたちの目を見て下さい』

思い当たる節がないほど、久しぶりなんだろうと思います。本日は「完全休養だ!」と意気込んで、実家に戻り、こたつの中から、ビタ一文、動かないぞと決めて一日を過ごしました。結論から言うと、このような消極的休養は、自分には合わないんだろうなと思う反面‥誰にも会わずに、髪もボサボサ、髭もノビノビ、服もダルンダルン、そんな日もあって良いんだろうなと‥思いつつも、明日からの予定に目を配っている筆者でございます。

ビタ一文、動かないとですね、思考も、ビタ一文、動かないわけで‥ブログを綴ろうにも、ビックリするくらい、筆が進まないわけですよ。こんな言い訳をするくらいなら、お休みすれば良いのでしょうが‥日本のどこかの誰かが、もしかすると、このブログを読んで、いつも一日を終えるんだとしたら、それは多少なりとも、責任をもってやらねばならないだろうと思うんですよ。

ただですね、こんなボヤボヤできるのも、日本という国に住んでいるから。今、手元にある本「国境」(黒川博行 著)の舞台が、海を跨いだ、北朝鮮なんですね。もちろん小説ですから、ふんだんに脚色されているでしょうが、それはそれは全てにおいて選択肢がない生き方が描かれているんです。選択肢がない生き方は、そこに登場する人物たちの目を殺すんですね。主人公たちが北朝鮮で会う人物たちは、ことごとく雲がかっているんです。

富岡保育園では、ここのところ、園見学者が多数足を運んで下さいます。昨日のように、遠方からの場合もあれば、来年度の入園にあたって、笠岡市内、また笠岡市外の広域入所に係る方たちが、「どんな保育園だろうか?」と、さまざまな疑問やご意見をもって来て下さいます。

そんな見学者の案内を、筆者も担う時があるのですが‥筆者は「“自己決定の機会を多く作る”努力をしている保育園です。」と、説明で必ず伝えています。

子どもたちは、「きょう、どんな、ふくをきていこうかな?」「この、ふくには、この、ぼうしがにあうかな?」「だったら、くつは、これにしようかな?」「きょう、あのこと、あのこと、あのこで、あれをしてあそぼう!」「あと、あの、せんせいもさそおうかな?」「ごはんは、きょうは、えんがわでたべようかな?」

保育園に着けば、子どもたちは、自己決定、選択の連続、嵐なわけです。死んだ目をしている場合じゃない、希望に満ち溢れた目をしています。

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2025-01-26
文句を言う前に動いて理解すべし

昨日から2日間、東京都葛飾区新小岩「たつみ保育園」の4名様が、岡山県笠岡市「富岡保育園」へ園見学に来て下さいました。遠方からはるばる足を運んで下さり、誠にありがとうございました。

ちなみに、「たつみ保育園」へは、筆者も理事長と一度お邪魔したことがあり、このブログへも感想を記したことがありますが‥都営住宅の一階部分に保育室が設けられた公立保育園を、社会福祉法人「清遊の家」が委託を受けて運営している公設民営の保育園です。

なので、少しいびつと表現すると誤解を受けそうですが‥元々、公立園であった時に勤めておられた保育者たちと、委託を受けて運営に入った法人の保育者たちが、混ぜこぜなんですね。この混ぜこぜになるタイミングで、みんなが「清遊の家」として同じ法人の保育者になるわけなのですが‥

そりゃあそうだ、元々おられた保育者たちにとっては、行政の都合で、急に、新しい理念のもと、新しい保育方針で、保育することになるわけだから、どう考えたって、すったもんだがあるわけだ。

このたび、富岡保育園へ来て下さった4名様のうち、1人は委託を受けて運営に入った「清遊の家」の保育者、2人は元々おられた保育者、そしてもう1人は混ぜこぜになってから就職した保育者でした。

昨晩、意見交換会で、いろいろとお話しを聞いたのですが‥元々おられた保育者の1人から、そのすったもんだの際に、「やみくもに不平不満や文句を言うより、まずは理解しようと思って動きました!」と、「清遊の家」が運営するその他の保育園へ、朝繁く見学に行き、その理念や方針を見て感じて学んだんだそうです。

でね、混ぜこぜ、いびつ‥なんて記しましたが、その産物として、おそらく、「清遊の家」が運営する保育園の中でも、さらに面白い園になっているんだろうと思うんです。その結果として、4名様のうち、混ぜこぜになって就職した保育者は、保育者として社会人になるつもりは元々無かったとお聞きしました。資格がとれれば良いなと思って実習へ参加すると、その保育に魅了されて、「ここで働きたい!」と思い、そして今に至るんだと、お話ししてくれました。

背景の違う4人、補足すると世代もみんなバラバラ、それでも、「たつみ保育園を、もっとよくしたい!」と熱い同志の絆が生み出すんだろう、その行動力や、その節々に垣間見られる寛容力に、たくさんの学びをちょうだいしました。

さきほど、そのお1人の園長先生から、無事に帰還された報告を受けました。(電話に出れずに申し訳ございません。留守番電話、しかとお受けしました。また来週あらためて折り返しさせて下さい。)

学びのバトンタッチを受けましたので、今度は、うちの理事長が、若手保育者たちと世代を超えて勉強に行くかも‥その時はどうぞ宜しくお願い致します。

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4名の皆様、長旅、大変お疲れだったかと思います。笠岡市内、道中では、車窓に映る、瀬戸内海や、田舎によくある山々を見ては「うみ〜!」「やま〜!」と、愛想よく感嘆の言葉を口にして下さり、嬉しい気持ちを持って、ハンドルを握らせてもらえました。本当にありがとうございました。

どうぞ、ゆっくり休んで下さいね。

またお会いしましょう、それでは。

2025-01-25
筆者は、お任せタイプです。

午前中、法人の『就業規則』改訂へ向けての、勉強会に参加しました。

令和7年(2025)年4月1日から段階的に施行される【育児・介護休業法改正】に伴い、法人(社会福祉法人伸成会)の就業規則全てをアップデートしようと、現在、社労士さんたちを交えながら、1つずつ見直しています。

筆者を含めた従業員、働く人たちにとって最善な環境になるように、一言一句、点検しながら、法律にならい行っております。

ちなみに、【育児・介護休業法改正】については‥男女とも仕事と育児・介護を両立できるように、育児期の柔軟な働き方を実現するための措置と、理解していただければ良いかと思います。

現時点では、お子さまの看護休暇(有給休暇ではありませんので無給)は、小学校就学の始期に達するまでであったのが、施行後には小学校3年性修了までに延長されます。

また、その看護休暇の取得事由について、病気や怪我、予防接種や健康診断だけであったのが、感染症による学級閉鎖、入学式や卒業式参加にも当てはまるようになります。

また、介護について言えば、介護に直面した旨の申し出をした職員に対して、介護休暇の取得、ならびに介護両立支援制度の利用の意向を確認することが、事業主は義務化となります。もちろん、取得や利用を控えさせるような確認は認められません。

と、最もらしく記しましたが、正直、筆者はまだまだ勉強不足で、きちんと説明できる段階にありません。

上記の説明文は、今日の勉強会で配られた書面を、つまんだだけです。【育児・介護休業法改正】については、まだまだ他にも改正ポイントはあります。

当法人にお勤めの方は、年度末までには、理事長・各園長から、詳しい説明があるかと思いますので、しっかりお聞きして下さい。

その他でお勤めの方は、事業主にお尋ね下さい。

筆者は、もちろん理解しなきゃいけないのですが、就業については、理事長・各園長に全てを一任していますので、規則や法律が、なんやかんやが変わろうと、なんら不安はなく、安心して働いていますし、これからも働きます。

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本日は、午後から、東京都葛飾区新小岩「たつみ保育園」から4名のお客様をお迎えする予定になっております。宜しくお願い致します。

2025-01-24
いろんな顔のうちの、ほんの1つ

午前中、筆者は、とある病院で、癌の再発検査へ。大きな病院って、その規模に比例するくらい待つんだよな、これが。待合で、おそらく眉間に皺を寄せて、にっがい、しっぶい表情をしているところへ‥富岡保育園に関わってくれている親子と遭遇しちゃうんだ。すると、その途端に、その拍子にってくらい、早着替えのように、その表情は、屈託のない笑顔に変わっちゃうんだよね。(声をかけてくれて、ありがとうございました。久しぶりにお会いできて嬉しかったです。)ただ、その豹変ぶりと言ってもいいくらい、愛想良く会話する筆者を、少し離れたところで、キョトンとしたように待っていた看護師さん。看護師さんの顔には「この人、何者!?」と書いていた気がしました。

筆者に限らず、人間、誰もが、いろんな表情、顔を持っているんじゃないですかね。有名人になると、そのいろんな方の、そのギャップが大きければ大きいほど、人気は出るかもしれませんし、逆にスキャンダルになるかもしれない。

ケーブルTV「ゆめネット笠岡放送」さんが、毎年手がける「一年生になったら」という、キラキラした番組があります。この4月に、一年生になる市内の園児たちが、「一年生になったら〇〇したい!」など、希望や抱負を声高に語る番組です。

昨年暮れあたりから、カメラマンさんが、園へ収録に足を運んでくれているのですが‥ご想像の通り、十人十色なわけで、大きな声でハキハキ叫ぶ子どももいれば、恥ずかしくってつぶやく子どももいる‥まぁいろいろなわけです。

でね、カメラマンさんが、とっても優しくて、そのいろいろに本当に心から付き合ってくれるの。これは、本当に頭が下がるんです。

子どもたちにとって、いろいろな想いが交差する中で、この優しさは、とっても心強いはずだろうし、就学後への糧になるだろうなと思うんです。

放送は、おそらく3月あたりだと思うので、詳細が分かれば、またこの場でお知らせしますね。

けれど、補足として、テレビに映る子どもの姿も、いろんな顔のほんの1つでしかないことも、ご理解下さい。保育園での顔、家庭での顔、この先生の前で見せる顔、あの先生の前で見せる顔、お父さんに見せる顔、お母さんに見せる顔、全部違って、全部よい、そして全部を愛しましょう。

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跳び箱ならぬ、跳びタイヤ
2025-01-23
納得感をコーディネート

どうなんでしょうか。筆者が、政治に興味を持っているから目に入るのでしょうか。それとも、興味なんて度外視しちゃって、ほとんどの人たちが目にしちゃっているのでしょうか。それほどの影響力を、20日に正式に就任した、アメリカ合衆国トランプ大統領は持っているのではないでしょうか。

あの選挙戦、耳を撃たれちゃったりしたあの選挙の頃には、メディアを含むて、四方八方の国々が、トランプさんに向けて、皮肉や苦口を並べていた気がします。しますが、就任が近づくにつれ、そして就任後、まだたった2日ほどしか経っていませんが、並べられたそれらが、かなり腰が引けちゃってんのね。

就任式のトランプ大統領の周りには、世界を席巻する、GAFAの代表者たちがいるわけですよ。筆者も含めて、日本の人たちも、なにかとお世話になっている‥Google、Apple、Facebook、Amazon‥そしてこちらも、トランプ大統領の側近あたりまで近づいた、X(元Twitter)のイーロンマスクさん。一国の予算レベルをも凌ぐ企業のTOPたちが、トランプ大統領へ、忖度全開に、さまざまな思惑を抱えて、笑顔で叫んでいるわけです。

『Make America Great Again!!!』とね。

※アメリカを再び偉大にする!!!

世界中のメディアが、トランプ大統領のその一挙手一投足に注目し、冷や汗、媚を売ろうと画策する絵を流すなか‥我が日本では、いまだに、元SMAPの中居さんがどうたらこうたら‥103万の壁がどうたらこうたら‥島国って、そんなに周回遅れでいいのって口にする人たちが、ザワザワしているわけですよ。

ただ、そんなザワついたなかでも、私たち保育者は、一人ひとりの子どもたちの健全な発達を守る使命を、着実に、地に足をつけ、丁寧に行わなければなりません。

メディア上のトランプ大統領の人柄や手法が、正しい、間違っている、そんな論争をするつもりはなくて‥あくまでも、これだけの影響力と、さまざまな人たちを惹きつけるリーダーシップには、学ばないと損だなと思っている筆者。

そんな筆者は、本日も早朝より理事長と2時間ほどミーティングを行いました。

子どもも大人も、発達とは連続的なもので、とりわけ年齢やクラスなどで区切るものではないことを承知の上で‥保育や教育関係で言えば、この1.2.3月は、そのコミュニティの集大成だと思っています。

富岡保育園で言えば、0歳児~5歳児までが、ほとんどの活動を、共通の空間で過ごしてはいますが‥3月には5歳児は卒園しますし、保育者たちの人事異動もあるでしょうし、ボランティアの面々も変化することもあるでしょう。そうなると、コミュニティの成長としては、このあたりが、ひとつの区切りとなるわけです。

理事長とのミーティング内容は、そんなひとつの区切りに対して、子どもも大人も、納得感のもてるものにしようとするための、下ごしらえのようなものでした。

子ども主体という言葉が流行る、一昔前では、この区切りの時期に、大人がそれはそれは、しっちゃかめっちゃか手を加えていました。ちなみに筆者もその一人です。

けれど、コミュニティの成長を正確に把握すれば、この時期こそ、大人の気配はほとんどなくなったっていいくらいなんですね。

けれど、そこは大人も納得したいわけですから、手を加えたいと言いますか、存在を出したいわけですよ、ひと区切りしたいから。そのあたりのせめぎ合い、バランス感覚を持ちながら、コミュニティの成長を見届け、喜びにかえたいです。

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2025-01-22
熟議がもたらす協働活動

本日は、午後より「第4回笠岡東海成学園学校運営協議会」に参加しました。

この協議会のメンバーは、笠岡東学区にある、神内小学校、中央小学校、笠岡東中学校の校長をはじめとして‥各学校のPTA会長‥公民館館長‥民生委員‥また和光みらい園、青空認定こども園、富岡保育園の園長などなど、地域の要所要所の方たちが集います。

学校運営協議会というものは、もちろん『子どもの育成』のための組織なのですが‥ひと昔前のように、地域は地域で、学校は学校で、学校から頼まれたことだけを支援する、といった応援団的なものから‥地域の子どもは、学校を含めた地域で育てる、といったパートナー的なものへと変化するための組織と理解していただければと良いかと思います。

※支援から協働へ

地域学校が協働活動する上で、最も大事なことは【ビジョンの共有】です。地域と学校が、同じ目的、目標に向け、パートナーとして、協力して行うことが鍵を握ります。

協働を促進する上で、欠かせない機能として【熟議】が挙げられます。

熟議が盛んになればなるほど、課題も具体化し、解決に向けての協働も盛んになります。

このたびの学校運営協議会でも熟議は行いましたが、決まったメンバーに限らず、時には学生や、保護者、役に就いていない地域の方たちなど、さまざまなメンバーを交えることで、盛んになることを教わりました。

※岡山県教育庁生涯学習課 地域学校協働活動アドバイザー 安田隆人先生

ちなみに、筆者が富岡保育園園長代理で参加したグループは、「令和6年度 笠岡東海成学園 評価書」の“豊かな心”という項目の、「生活スタンダード7」と「道徳・人権教育の推進」についての、各学校の評価についてを熟議しました。

生活スタンダード7とは、いわゆる挨拶返事、履き物を揃える、といった生活の基礎を7つに項目化したものです。

ただ、生活スタンダード7に加え、カサヒガシックスや、カブニとカブ海のすこやかプランなどなど、目標が乱立し過ぎじゃないだろうか、との意見が出ました。もう少しシンプルなものにした方が、取り組む学生も、自己評価する学生、評価する先生たちにとっても良いのでは、とのことです。

道徳については、3年前から教科化し、1年間で34項目についてを学ぶとお聞きしました。ちなみに教科化はしたものの、テストはありません。また成績表などに作用する評価項目もありません。答えのないような問題や課題に対して、対話を深めることを、この道徳では最も大事にしている、とお聞きしました。筆者の感想は、もはや自分も一緒に授業を受けたい、でした。

他のグループの熟議結果を聞きながら、さまざまな方たちが集っているだけあって、まとまらないものの‥それだけ子どもの育ちを守る気持ちが強いことを、あらためて知る時間でもありました。

次回は2月25日(火)14時半~神内小学校であります。報告は以上です。

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2025-01-21
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