富岡保育園へようこそ!「伸びる。成る。子どもも大人も互いに伸び合い、成長し合う『大きな家』でありたいと願い、社会福祉を支えています。

富岡保育園

副園長ブログ

分かるような、分からないような

昨日のブログで『言葉』について綴ったばかりなんだけれど‥もちろん『言葉』は大切で、扱う時にはなるべく正しく、思いやりを持ちたいわけなんだけれど‥

ただ、あまりにも『言葉』に頼り過ぎると、いかがなものでしょうか?と、副園長らしく、矛盾と天邪鬼の際立った記事を綴ってみたいと思います。

僕の知っている限りの、最近の風潮では‥テレビ欄のタイトルであったり、本のタイトルを眺めてみると、おそらく、なんだか長ったらしい説明めいたタイトルが多いはずです。短いタイトルだと、どんな作品なんだか想像がしづらいそうで‥長ければ長いほど、だいたいこんな作品だよねって分かった気分になれて、視聴率がとれたり、本の売り上げが伸びるんですって。

音楽の内容で言えば‥昭和歌謡曲のように、いつ始まるんだよってくらいの前奏のある曲は無くなりましたよね。最新曲などは、とにかく、曲のはじまりから、リスナーの心を鷲掴みにするようなサビを構成しているものです。訳の分からない前奏の合間に、リスナーが離れちゃうんだとか。

映画も似たようなところがあって、俳優が出ていようと、アニメであろうと、展開が目まぐるしく早いものが多いですよね。登場人物が黙っていたり、風景だけが静かに流れゆく時間は、もはや皆無に等しくなってきました。

実は、この風潮が、保育業界にも浸透しちゃってきているなって、僕は個人的に思っています。

まさに、言葉教‥脱‼︎行間‥なんでもかんでも缶詰めみたいに詰まっていないと気が済まない病‥とまでは、言いませんが‥

あまりにも、分かりたいんだと思うんです。子どもの気持ちも、発達も、成長も、とにかく事細かに分かりたい。分かると安心するんですね。

けれども、一方では、分かることは、分からないことのはじまりだとも言えるはずです。つまりは、分かれば分かるほど、不安になるんです。

哲学者風に、詩人風に、分かるような、分からないような、そんな塩梅で綴ってみました。

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2024-11-29
根掘り葉掘り鼻くそほじりに注意

昨日、富岡保育園の上に‥だけじゃないと思うんだけど‥大きな虹が、それも2つ、架かったみたいなんです。

みたいってことは、筆者は実際には見れていないってことです。虹が架った噂を聞きつけ、園庭に出てみると、そこには、もう虹は消えていて‥虹に魅了された、子どもたちと先生たちがいただけでした。

「ざんねんだったな、むらかみせんせい。」と、おっしゃる子どもの目は、とってもキラキラしていました。

「きいろ、あか、おれんじ‥ぜんぶのいろが、みえたよ。」

その一瞬でしか味わえない、その感動に、子どもたちと共感し合える、そんな保育が理想的ですよね。

添付する写真は、その理想を掴みとった、現場保育者撮影の写真です。


さて、水面下ではありますが、富岡保育園・クレヨンKIDS、当法人(社会福祉法人伸成会)クルーたちへ、筆者から、ある課題を、昨日、提出しました。その、ある課題について、ブログ読者と共有しておこうと思います。共有することで、「なるほど、先生たちは、最近、こんなことを意識して、保育しているんだ。」と、思ってもらえれば、感じてもらえれば、心強いです。

課題その①は、『言葉遣い』です。

0.1.2歳児あたりで言えば、言葉を獲得していく、とっても大事な時期です。保護者の方だけでなく、もちろん保育者からも、多大な影響を受けることでしょう。

無表情で話しかけるよりも、やっぱり、表情豊かに。笑顔、また時には、怒ったり悲しんだり、喜んだりしながら話しかけることで、言葉の獲得の入り口である“信頼関係”を築くことができるでしょう。

信頼関係を築いた上で、じゃあ、どんな言葉を、どのようにかけることができるでしょうか。

保護者の方も、保育者も、それぞれに声の特徴や癖はあるでしょうが‥耳障りの良い程度の声量、聞こえの良いスピードやリズムなど、意識できるところはあるはずです。

大声で早口で罵倒する言葉を浴びせ続けると‥人間は防衛反応が働き、脳内で「聞く」機能をシャットダウンするのだとか。

あたたかく、やわらかい、言葉と、話し方を心がけると、言葉の獲得だけでなく、心身の成長にも良い作用が起こることは、科学的根拠があろうと無かろうと、皆が納得するところではないでしょうか。

また、0.1.2歳児だけに限らず、『言葉遣い』への努力は可能です。お仕事や家事などで、お忙しい保護者の皆さまも、参考にしてみて下さい。

子どもへ話しかける際に、“主語”を使っているでしょうか?さらに“述語”はいかがでしょうか?

さらに、助詞を正しく使っていますか?接続詞などはいかがでしょうか?形容詞なども、さまざまにありますが、いかがでしょうか?

テレビやYouTubeなどで流行している言葉で言葉遊びすることも、もちろん楽しいことですから、大事なことだと思います。

けれども、なんでもかんでも、ヤバい、ヤバい‥ばっかり使っているようだと語彙はいっこうに増えませんよね。

(ただ、ヤバいにも、言い方ひとつで、意味が変わる、日本語独特な楽しみがあることも、追記しておきます。)

子ども同士の会話で「うんち!うんち!」と笑い合うことの重要性は否定しません。しませんが、子どもの耳に触れさせる大人の言葉遣い、さらには大人同士の会話の内容については、その後の人生の肥やしになることを記しておきたいと思います。

課題その②は、『聞く』です。

年末から年度末へかけて、たいてい、このようなご相談があるんですね。

「うちの子、学校の先生の話し、ちゃんと“聞く”ことができるかしら!?」

このご相談へのアンサーは‥

「ちゃんと“聞く”ためには、ちゃんと“聞いてもらった”経験が必要です。」

子どもの『ねえねえ』に、大人が足を止めて、目を見て、心を傾けて聞くこと。

ちゃんと聞いてもらうことで、話す側の気持ちが分かってくるはずなんです。

いくら学校の先生でも、四六時中、おもしろい話しは難しいはずです。つまらない話しだってあるはずです。

そんな時に、つまらない話でも聞いてあげようかなって、そんな気持ちになるためには、やっぱり、つまらない話しを聞いてもらった経験が必要なんです。

ちなみに、『ねえねえ』と話しかけられる前に、根掘り葉掘り鼻くそほじりのように“聞く”ことは、オススメしません。話したい時に“聞く”ことが、一番効果がありますので、その時まで、じっくり待ちましょう。

課題その①、その②。ブログ読者で、「だったら、私も意識してみよっかな。」と、思われた方は、一緒にチャレンジしてみましょう。

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この一瞬に‥
2024-11-28
『二槽式洗濯機』から保育を学ぶ

富岡保育園は、言わずと知れた『二槽式洗濯機愛好家』であります。園内では、子どもたちのために、現場の先生たちがフル稼働しておりますが、それに負けず劣らず、二槽式洗濯機たちもフル稼働しております。特に、昨日のような雨模様であれば、傘をさしたような、さしていないような‥長靴をはいたような、はいていないような‥そんな子どもたちが、園庭で雨宿りをしているような、していないような‥そんな風に遊ぶもんですから、当然、洋服やら靴やらは、ビショビショと言いましょうか、グチャグチャと言いましょうか‥とっても汚れるわけです。

想像するだけで、お着替えも、てんやわんやするわけですが‥子ども同士で助け合うこともあれば、先生たちの手助けを必要とすることもありますし‥どうにかこうにか、お着替えを済ませると、待ってました!と、ばかりに、登場するんですね、彼が。

彼‥もしくは、彼女なのか‥富岡保育園には、2台の二槽式洗濯機があります。何代目かになるのでしょうが‥筆者が入社して19年の間を振り返ると、おそらく買い替えは1回程度じゃなかったかしら。

11月27日付け、朝日新聞23面に‥『“使える”二槽式 根強い愛用者~ニーズに応え 製造続けるメーカーも~』という見出しの記事が掲載されていました。記事には、富岡保育園と同様の、二槽式洗濯機の愛好家たちの、二槽式洗濯機への愛が綴られておりました。

「洗濯しながら脱水も同時にできるのが、全自動にはない一番の魅力。操作が超簡単で、しかもシンプルな構造だからほとんど故障もなく長持ち。なくてはならない相棒です。」

「ほんの少しの手、目を使うと、多種多様な衣類はもっとよく洗い上げられるのではないかと思うのです。」

「全自動と違い融通がきく。人間的で好き。一生使い続けたい。」

「洗いや脱水時間を使う人の思い通りに設定しやすく、洗濯物を入れたら最後まで機械がすべてをやってのける全自動に比べ、洗濯機を使いこなす感覚が味わえる。」


富岡保育園でも、筆者が経験した買い替えの時に、一度、全自動にするか、協議がなされたことを思い出します。その時、現場の先生たちから熱望され、新たな二槽式洗濯機に買い替えたと記憶しています。

おそらく、ブログ読者の中には、「二槽式洗濯機って、どんな洗濯機!?」と、もはや、その存在自体を知らない方もいるかもしれません。

富岡保育園の新入社員で言えば、まずは二槽式洗濯機の扱いに慣れるところから、お仕事ははじまります。筆者も、二槽式洗濯機に、洗濯とはなんたるか、保育とはなんたるかを学んだ、そのひとりです。

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2024-11-27
ぶち当たればぶち当たるほど‥

本日、岡山市中区に所在する「竜之口わかば保育園」の皆様が、富岡保育園へ、視察に、足を運んで下さいました。岡山県の東の端から、西の端へ。遠路はるばる、お越し下さり、誠にありがとうございました。おそらく、来て下さった方のうちの誰かしらは、この副園長ブログに目を通されるだろうと‥予測しつつ‥今日のブログを綴っていきたいと思います。

なんでも、竜之口わかば保育園さんは、現在、保育改革の真っ只中だそうで‥園長先生や副園長先生を先頭に、保育方針などを模索している段階と、お聞きしました。その模索する中で、まさかの富岡保育園がヒットしたようで‥すぐさま視察へ足を運ばれる、その行動力と熱量には、完膚なきまでに頭が下がる思いでありました。

午後からの意見交換会では、忖度のない、さまざまな質問を、熱心にして下さり、筆者も可能な限り、答えようと努めはしましたが‥少し時間が経って振り返ると、「上手く、説明できなかったなぁ。」と、ボヤキながら、いつものコーヒーチェーン店で、ラテをすすっているところです。

何で上手く説明できなかったのか、自己分析してみると‥すでに、保育実践改革自体が、富岡保育園の文化になりつつあるから、さほど興味が湧いていないからなのか‥それとも、開始が2017年であるため、記憶が薄れつつあるからなのか‥もしくは、このような熱量のある方たちと、久しぶりに対面し、圧倒されたからなのか‥もはや、どれが答えだとしても、どうでも良いことではあるのですが‥兎にも角にも、説明の機会を与えて下さった、竜之口わかば保育園の皆様へは、感謝の言葉しか見当たりません。本当にありがとうございました。

説明していると‥「あの時は、ああだったな。この時は、こうだったな。」と、記憶が蘇ると同時に‥現在、実践している保育実践についても、細かな点まで、1つずつ、意味があることを、再確認し、当園の現状を振り返ることもできました。


筆者は、改革コンサルタントではありません‥が!特にリーダーの方へ、結果論も含めながら、ありがた迷惑的に、アドバイスめいたことを偉そうに記しますと‥

『リーダーは物語を語れ』

本日お越しの皆様にも、少しだけお話ししましたが‥2017年11月にスタートさせた、富岡保育園の保育実践改革から、現在に至るまで、法人職員限定で、スマホのアプリを使用しながら、情報を共有するようになりました。その中で、筆者は、副園長ブログとは別に、法人職員向けに、毎日記事を投稿していました。文章量で言えば、この副園長ブログの倍くらいでしょうか。記事の内容は、保育について、細か過ぎるほどに、意味を説明をすることもありましが‥核としては、『物語を語る』ことでした。

当時は、荒波を大航海する海賊船にチームをなぞらえ、「トミホクルー(富岡保育園の職員)みんなで、この荒波(保育実践改革)を乗り切ろう!」と、目にも口にも耳にもタコができるくらいに言い続け‥クルー、一人ひとりが、改革の登場人物(当事者意識)になれるよう、物語をデザインしました。

“結果論も含めながら”と、前置きしたところに、このアドバイスめいた記述は意味があって‥

物語は、浮き沈み、ギャップ、落差‥が、あればあるほど盛り上がるわけで‥失敗や、壁にぶち当たる、その時は、絶対にしんどいわけですが‥物語としては、ぶち当たればぶち当たるほど、しんどければしんどいほど、次の展開が楽しみでしかたないんですね。

登場人物(職員)たちが、その船(職場)に乗って、尚且つ、荒波(改革)を大航海することが、楽しめる(生きがい)ように物語(環境)をデザインする(舵を取る)こと。リーダーの手腕ひとつで、壁も炎上も、改革の一手に利用できるんです。

ちなみに、富岡保育園の物語は、第二幕へ進んでいて‥荒波を大航海した後に、現在は「とみほ村」として、富岡保育園を“村”コミュニティになぞらえ、“地に足をつけ”地域の方々との繋がりを最重要視した保育を展開しております。この取り組みも文化へと昇華すれば、おのずと、第三幕に物語は進んでいくことでしょう。

※ちなみに、この副園長ブログを第一話から読むだけでも「トミホクルー」になった気分、「とみほ村」で暮らしている気分を味わえるテイストになっています。時々、副園長のプライベートをさらしてみたり‥時々、職員へ伝言するよりも先に情報を公開してみたり‥むしろ職員にも内緒にしていたり、ブログ読者限定の特典内容を綴ることもあるため、トミホクルーよりもトミホクルーになれたり、とみほ村の住人よりも住人になれるチャンスがあって、水面下で自称‥人気を博していますよ。

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2024-11-26
若さの秘訣

おはようございます。11月25日(月)午前7時‥岡山県笠岡市富岡保育園では、気温が3度を記録しております。どうか、あたたかい上着を羽織り、あたたかい食べ物や飲み物をほうりこんで、元気を出していきましょうね。

ちなみに、今日の富岡保育園のお昼ごはんは、メインディッシュに、体の芯から温まる“キャベツのスープ煮”を予定しております。ワンコインランチなど参加予定の方、乞うご期待下さい。


そう言えば‥富岡保育園のお昼ごはんと言えば‥ワンコインランチと言えば‥

昨日、日曜日の朝、富岡保育園の駐車場に立派に実った、たくさんの柿を収穫しているところ、ワンコインランチに定期的に参加して下さる方が、足を止めて、このように話しかけてくれました。

「いつも、美味しい給食をありがとう!この前、同窓会へ行ったら、みんなから“若い”“若い”と、口々に言われちゃってね。若さの秘訣は、富岡保育園の栄養満点の給食だよ!って、みんなに言ったんだよ!これからも、お邪魔させて下さい。よろしくお願いします!」

とても、ありがたいお言葉。さっそく、太陽の台所(給食室)の先生へ伝えねばと、思っていたところ‥

柿の収穫を終え、笠岡駅前に最近オープンした、お食事処へ足を運ぶと‥富岡保育園へ2年連続、夏のボランティア体験に参加してくれた中学生と、その保護者の方に遭遇しました。そして、保護者の方が、このように話しかけてくれました。

「息子が、ボランティアで大変お世話になっております。ありがとうございます。富岡保育園のボランティアは、とても人気で、なかなか受からないとお聞きしている中、2年連続、参加できて、息子はとても喜んでいました。息子が、必ず言うのですが‥給食がとても美味しいんだ!と。また、来年も、よろしくお願いします。」

こちらも、非常にありがたいお言葉。どちらも、台所の先生たちに伝えましょうね。


富岡保育園では、お昼ごはん(給食)を、ワンコインで提供しております。食材や人数などの調整のため、あらかじめご予約をいただくことと、場合によっては、お断りするケースもあることを、どうかご了承下さい。参加の際には、子どもたちのお手本となるようなマナーも含めつつ、楽しいひとときを、美味しいお食事とともに味わっていただけたらと願います。

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自慢のお櫃(おひつ)
2024-11-25
保育園大閉鎖の波を自覚して進め

11月に発表された「笠岡市財政健全化プラン」の子育て部門においては、大きな廃止項目は無く、笠岡市が、子どもの権利の保障と、また子育て環境の充実に対して、重点的に取り組む姿勢であると、認識しております。

さて、9月16日から4日間、日本経済新聞で「保育園大閉鎖の波」という特集が組まれていました。もちろん笠岡市も例外ではなく、公立保育所と公立幼稚園が統合して、こども園になったり、また近い将来、私立園も自然淘汰される時代に入っております。

そんな中、来年4月から、公立の「ひまわり認定こども園」が、3.4.5歳児だけでなく、0.1.2歳児も含めた、定員80名で、笠岡市立中央小学校敷地内で新築し、スタートすることになっております。私も、一市民として、大変期待しております。

しかし、笠岡市全体の就学前児童数、また現在の公立・私立を含めた施設の定員数、そして、現在入所している児童数を、今一度、再確認していただきたいのです。

令和6年度、就学前児童数は1,229人。ちなみに令和5年度から87人減っています。

そして公立・私立を含めた施設の定員数は1,133人。そして、現在入所している児童数は、858人。

つまり定員数と児童数に、約300人ほどの余裕があるということです。

令和6年度の笠岡市の出生数が150人を割る勢いだとお聞きしている中、現状の笠岡市の保育施設を、子育て環境の充実のために、いっそう有効活用できないものだろうかと考え、以下2点をお尋ねします。

①現在、里庄町や浅口市を含めた井笠地域などから、ルールを緩和させ広域入所を受け入れているかと思います。現状で90人を超えていると認識しています。この人数は、すでに中規模の保育施設、一園分に相当するものです。該当する市町で、広域入所に関して、特別な補助金のやりとりを設けているのか、設けていない場合は今後その意向があるかお尋ねします。

②切れ目のない子育て支援を目標に、笠岡市では様々な母子保健事業があるかと思います。笠岡市で唯一の産婦人科が閉鎖した背景もあり、新市長のもと、すぐに、笠岡市民病院で「産科セミオープンシステム」を導入し、妊婦さんのケアに取り組んでいるかと思います。ただ、実情は、相談日が指定されることや、計画分娩を推奨されることもあり、妊婦さんは、通常よりストレスがかかってしまうこともあるとお聞きしております。そのストレスを緩和させるためにも、現在、保育所・認定こども園の入所基準で示されている「市長が認めた場合」においての点で、就労や育休などの条件なく、出産した子どもを1年間ほど入所できることは可能かお尋ねします。

本日も、笠岡市議会12月議会、個人質問の仮作文を掲載させてもらいました。議長や先輩議員、関係部長などに相談しながら、本番へ向けて準備をしていきたいと思います。

『保育園大閉鎖の波』というパワーワードを記すことにより、不安を煽ってしまったかもしれませんが‥広域入所システムの向上であったり、妊産婦への特別は配慮であったり、まだまだ出来ること、工夫できることは、あると思っています。

ブログ読者も、もしも何かしらのお知恵や、情報などあれば、筆者までお申し付け下さい。宜しくお願い致します。

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2024-11-24
虎視眈々と、狼煙の準備中。

「障害のある子どもの学びの場については、障害者の権利に関する条約に基づく『インクルーシブ教育システム』の理念の実現に向け、障害のある子どもと障害のない子どもが、可能な限り、共に教育を受けられるように条件整備を行うとともに、障害のある子どもの自立と、社会参加を見据え、一人一人の教育的ニーズに、最も的確に応える指導を提供できるよう、通常の学級、通級による指導、特別支援学級、特別支援学校といった、連続性のある多様な学びの場の整備を行っています。」と、特別支援教育に関する記述が、文部科学省のホームページでうたわれております。

さらに、『インクルーシブ教育』実現のためには以下のような説明がなされています。

「人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な可能等を最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と、障害のない者が、共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が一般的な教育制度から排除されないこと、自己の生活する地域において、初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な“合理的配慮”が提供される等が必要とされている。」と、あります。

しかし、この説明を読むと、「一緒に学ぶために別の場所を用意する」といった意味にもとれます。実際に、2024年11月4日付けの日本経済新聞にも、「障害のある子どもの分離された特別教育が永続している」と、国連の審査で懸念が示されいます。

以上の、文部科学省や国連のメッセージを踏まえながら、質問に入らせていただきたいと思います。

①笠岡市における、インクルーシブ教育の認識、位置付け、また具体的な取り組みがあるかお尋ねします。

②現在、就学前の5歳児を対象とした、就学前健康診断が、対象児童の学区にある小学校などで行われているかと思います。その健康診断の中で、「スクリーニングテスト」と呼ばれる知能検査が扱われているとお聞きしていますが、このテストの目的をお尋ねします。

③分離された環境の方が“自分らしく学べる”という理由で、本人や保護者が選ばれるケースもあるかと思いますが、本当は分離されることなく通常の学級で学びたいと思っているケースもあるのではないでしょうか。そのようなケースが、学校や保育園などでおこっていないか、お尋ねします。

就学前検診をはじめ、1歳半児健診や3歳児健診などの乳幼児健診が、目的とは異なり、子どもたちの分断、分離につながらないように、強く要望したいと思います。

子どもたちは、学校や保育園などで、様々なコミュニケーションの経験を積むことで、社会的に、心理的に発達していきます。

子どもや保護者が分離によって孤立してしまわないよう、笠岡市における乳幼児、また学校教育サービスが、『ともに学ぶ』という視点をいっそう求めて下さることを願い、この項を閉じたいと思います。


上記の文章は、来月12月議会で、筆者が個人質問で扱おうとしている質問事項の一部です。まだ、仮作文ですので、議長や先輩議員、また関係部長などに相談しながら、手直しをしていきますが‥

このたび、筆者が撃ち抜こうとしている点は、②で記した「スクリーニングテスト」です。このテストについては、この数年、学校側などと、複数回、意見交換を行いました。何のために行っているのか、その結果次第でどうなるのか‥過去には、喧嘩腰に問いをしてしまった反省もありますが、このたびは、市の公式の場で、いたって冷静に、質問を行い、筆者の考えや、また今までスクリーニングテストによって苦い気持ちになった保護者の声などを届けたいと思っております。

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2024-11-23
清遊の家オールスターズの皆様と

昨日から2日間、東京都葛飾区新小岩へ、保育園視察に出かけておりました。

社会福祉法人『清遊の家』の、「うらら保育園」「ひのか保育園」「たつみ保育園」三園の皆様におかれましては、こころよく視察を受け入れて下さると同時に‥園内をくまなく案内して下さり、そして園の大事にしていることや、こちらの質問に対しても、1つずつ丁寧に答えて下さいました。貴重な時間を、誠にありがとうございました。

「うらら保育園」に関しては、筆者は3度目ということもあり、園内の環境には慣れていたものの‥視察時間が夕暮れどきだったこともあり、園内の落ち着いた照明など、新たな発見も多分にありました。

「ひのか保育園」は、はじめて‥では、あったもの、園内環境が、「うらら保育園」と似ていたこともあり、ふむふむと確認しながら、見学することができました。室内は、部屋の中に部屋があるといった作りなんですよ。言葉で説明すると、難しいところがあるのですが‥部屋の中央や角に、小上がりを設けて、畳や障子、襖などを使用しながら、篭れるスペースを作っているんですね。

「たつみ保育園」も、このたび、はじめて‥であって、そして、このたびの視察で、1番衝撃を受けた園です。到着すると同時に目に入ってきた建物は‥よく使い込まれた都営住宅。そして、その一階部分が、保育園になっていたんです。

元々、都立の保育園があったところへ、委託で、同法人が担うようになった園なんですね。園内に入ると、よく使い込まれた都立園であった頃の雰囲気を感じつつ‥つつも、そこには、同法人の「うらら保育園」や「ひのか保育園」を彷彿とさせるような、雰囲気が、随所にありましたし‥もっと言えば、職員の方々たちの彷彿とさせようと、あの手この手を使った細やかな努力の結晶が、たくさん見られて、もはや感動の域であったことは、大げさではないと思っています。

このたび、意見交換会の場には、同法人、三園の園長先生‥だけでなく、法人本部から、また学童部門の施設長さんも含めて、まさに『社会福祉法人“清遊の家”オールスターズ』の皆様が、貴重な時間を割いて集まって下さいました。筆者の課題や相談にも、懇切丁寧に耳を傾けて下さり、さらには、これからの保育についても、明るい視座を示して下さいました。

感謝するとともに、これからも、仲良くお付き合いしてもらえるように、筆者、さらに、筆者の勤める社会福祉法人「伸成会」も、努力を重ねながら、社会福祉の一端を担っていきたいと思います。


このたびは、本当にありがとうございました。また、新小岩で!?笠岡で!?お会いできる日を、心待ちにしております。

ありがとうございました。

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2024-11-22
エピソードのダイジェストです!

富岡保育園・クレヨンKIDS‥現場保育者たちの綴る『ナラティブツリー』(エピソード記録)を紹介したいと思うのですが‥

このたびは、どのエピソードをセレクトしようかと悩ましいものがあるんです。なぜかって、単純に、どれもこれもが、おもしろいんです。

泥団子を取り合うかと思った子どもたちが、トラブルを回避するために、ある気遣いを見せたエピソードであったり‥

縄跳びブームの再来から、遠慮がちだった子どもが、友だちの影響を受け、積極的に跳ぶようになったエピソードであったり‥

お友だちに手を出してしまった子どもへ、いつもとは違うアプローチで、向き合ってみた、そんな試行錯誤する保育者のエピソードであったり‥

“まつもっこり”を探す子どもとの時間から、幼少期の自分の“まつぼっくり”の思い出に浸る保育者のエピソードであったり‥

赤はりんご‥紺(こん)は夜!‥子どもたちの体験から生まれた、色の連想ことば遊びに、保育者が感動するエピソードであったり‥

卒園児の、卒園後の活躍が、なんと!保育園での“あの”活動が影響していたなんて!!!(少年野球でピッチャーとして活躍する子どもの肩の強さ、しなやかな動きは、保育園時代の、“メンコ投げ”で鍛えられたのではないか説)

また、異年齢で行っていた、忖度(そんたく)だらけのカルタ遊びに、おもしろさと、優しさを感じたエピソードであったり‥

どれもこれも、ブログ読者へ紹介したいエピソードなわけです。わけですが、文字数にも限度がありますし、やはり文章表現にも限界がありますので‥

やはり、できれば、直接、生(ナマ)で、見てもらい、心を動かしてもらえれば、ありがたいと思っています。

その時は、是非、ナラティブツリーを綴る現場保育者を見習ってもらい、『愛の溢れる見守る眼鏡』を装着して下さればと願います。

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2024-11-21
あまねく、てらす、エシマ先生。

11月20日、水曜日付けの、新聞の一面には‥『谷川俊太郎さん死去』と、92歳の戦後現代詩を代表する、詩人の訃報が伝えられていました。

“詩”って、どこか難しく感じてしまうところもありますが‥谷川さんの詩は、ユーモアと、軽やかさと、エロスのある、誰もが親しめるものだったと、評されています。

おそらく、ブログ読者も、人生のうちで、一度は必ず、谷川さんの言葉に、知らず知らずのうちに触れているはずなんですね。鉄腕アトムの主題歌の歌詞であったり、教科書などに登場する「スイミー」の翻訳なども手がけられていたんだとかで。

そんな谷川さんは‥「詩を書き始めたときから、詩を疑っていたし、言葉を疑っていた」そうなんです。

「言葉と世界はどうしてもズレがある」ということと、「そのズレをのんきに忘れて、言葉で何かを書けたつもりになっている」ということを、詩の巨匠である谷川さんが、亡くなるまで意識していたことには、その謙虚さと言いましょうか、追求する向上心と言いましょうか‥果てしなく脱帽するところであります。


さて本日は、大分県宇佐市から、はるばる‥『普照こども園』の園長先生・副園長先生が、富岡保育園へ足を運んで下さいました。

園内にある、江戸時代家屋へ向かうと、それはそれは心を踊らされ、気持ちの良いくらいに感嘆の言葉を浴びせて下さいました。

また、印象的だった点をお聞きしますと‥職員の“あたたかさ”を挙げて下さいました。挨拶はもとより、その挨拶後の一言に、心温まる思いをしたと、こちらも気持ちの良いくらいに感嘆の言葉を浴びせて下さいました。

どちらも、富岡保育園では大切にしていること、意識していることであるため、素直に嬉しい気持ちになりました。ありがたき幸せでございます。

『普照こども園』の園長先生・副園長先生ともに‥そのような点に気付いて下さる、思いを寄せて下さるのには、やっぱり、ちゃんと理由があったんだなって。

御二方ともが、“あたたかい”雰囲気を持たれていますし、挨拶だけでなく、その後の会話で扱う言葉、また言葉の前後の間などに、絶妙な心温まるものがあるんです。意識しているのか、それとも自然体なのか‥ついつい、御二方と一緒にいますと、時間を忘れて話し込んだことは、言うまでもありません。

遠路はるばる、岡山県笠岡市富岡保育園へお越し下さいまして、誠にありがとうございました。あまりにも、あたたかい時間に、何を話し込んだか、ついつい忘れがちな筆者をお許し下さい。

今頃は、次の見学地である、島根県江津市へ向かっている頃でしょうか。どうか、くれぐれも安全運転で。そして、筆者の師匠、また富岡保育園の心の姉妹園である、島根県江津市の「あさりこども園」「さくらこども園」の皆様にも、宜しくお伝え下さい。

保育を熱く語れる仲間との出会いに、感謝、感謝です。ありがとうございました!!!

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2024-11-20
副園長ブログバカ

なんちゅう、タイトルをつけとんじゃい!と‥おそらく、副園長ブログ愛読者ならば憤慨はしないはずです。

このタイトルから、どんな内容が展開されていくのだろうかと、逆に楽しみにしてくれているはず‥そう思って、筆をすすめていきますね。

ちなみに、この副園長ブログも、1900回を超え、3ヶ月後には2000回記念も控えているのだとかで‥初回からお付き合い下さっている方は、どれだけの時間と思考を、筆者に投資してくれているのだろうかと思うと、ありがたい気持ちと、申し訳ない気持ちとが、マーブリングのように入り混じった、今日この頃でございます。

さて、それぞれのブログ読者が、それぞれの記事に対して、それぞれの感想をお持ちだと、そう思っています。

「それそれ!わかる〜!」と、共感することもあれば‥

「ん!?そうかな!?私は、そうは思わないけど‥」と、共感できないこともあるはずです。

筆者としては、その、共感できる、いやできない、う〜ん‥どっちでもない、などなど、さまざまな感想が出てくる状態が、理想的だと思っています。

最近で言えば‥アメリカ大統領のトランプさん‥またSNS「X」でお馴染みのイーロン・マスクさん‥日本で言えば、東京都知事選で活躍した石丸さん‥またこの度の兵庫県知事選で再選した斎藤さん‥彼らの躍進には、彼らが巧みに扱うSNS発信が、1つの要因となっているのは、ご承知かと思います。

そのSNS発信の手法は、白か黒か、AかBか‥などの二者択一を迫り、対立構造を作りながら“極端に偏った共感”を産むように、設計がなされている‥と、筆者は素人ながら分析しています。

で、この“極端な共感”は、ある種で、社会を支配する息苦しさや、ほころびとなっているような、そんな気がしています。

怒ることもあるでしょうが、そのような内容で、目くじらをたててまで、怒る必要があるだろうか。

悲しむこともあるでしょうが、そのような内容で、涙を流してまで、悲しむ必要があるだろうか。

共感する能力のお陰様で、われわれ人間は、群れを形成し、文化、社会を発展させてきたわけですが‥極端な共感は、人類史において、災厄をもたらしてきたことを、忘れてはならない、そう思っています。

なので、副園長ブログについても、話半分、愛情半分で、バランス良くお読み下されば‥と、願っております。

(※参考文献「共感バカ」池田清彦)

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2024-11-19
見学はご予約をお願い致します。

本日は、午前中に「笠岡市議会全員協議会」へ参加して来ました。案件は、おそらく笠岡市民ならば、注目しているであろう‥『笠岡市財政健全化プランについて』です。

この8月に公表された、財政見通しで‥多額の財源不足が発生し、財政調整基金が、来年度には枯渇されてしまうという、非常事態を受け‥このたび、財政健全化に向けた素案を、市長、ならびに関係部長が、議会で説明して下さいました。

あくまでも、素案なので、ここから、議会で質疑や、討論がなされた上で、実践していくもの‥なので今日、ここで、具体的な内容を伝えることは、混乱を招いてはいけませんので、控えさせていただきます‥が‥不安を煽ってしまいかねないので、大まかな方針だけは、記しておきたいと思います。

まず、基本的な市民の安全・安心や、社会保障サービス、子育て支援、学校教育については、しっかりと配慮した素案となっています。

その上で、すでに成果が得られたものや、実績が伴わないソフト事業は廃止を検討したり‥さらに、市役所の組織を見直し、重なっている業務や、また連携を必要とする部分が多ければ、統合しつつ、人員の定数を確保していく、そんな素案となっています。

また、笠岡駅前南側の開発や、市民病院、市役所本庁などのハード事業に関しては、財源も含め、現状に合わせた進め方をとる方針だと、説明を受けました。

さらに、人件費についても、市長をはじめ、課長級程度までの報酬のカットを考慮している、とのことでした。

まさに、身を切る改革‥ではありますが、これも、「次世代の子どもたちへ希望を繋げるため」と思えば、市長のとる舵に、全市民をあげて、協力していく努めがあるんじゃないか‥と、筆者は考えております。


さて、そんな身を切る改革‥真っ只中の笠岡市の保育園‥富岡保育園に、明後日は大分県「普照こども園」から‥また来週は、岡山市「竜之口わかばこども園」から、園長先生をはじめとした保育者の方々が見学に来て下さいます。

はるばる足を運んで下さることに感謝しながら‥この機会に、当園の取り組みの振り返りや、質疑応答なども踏まえながら、課題や改善点などを洗い出せたらと思っています。

どうぞ、お気をつけてお越しください。

※現在、同業者だけでなく、他業種の方、また入園希望者、就職希望者‥などの、見学希望のお問い合わせを、たくさん頂いております。誠に、誠にありがとうございます。せっかくの“ご縁”を大事にしたい!そんな気持ちから、見学案内は、個別対応とさせてもらっております。日程調整を必要とするため、必ずお電話にて、ご予約をお願い致します。(希望日が重なった場合は、お断りするケースもあります。お勝手を言うようですが、ご了承下さい。宜しくお願い致します。)

2024-11-18
リアルトミカの働く人たち

昨日、「岡山県・笠岡市総合防災訓練」に参加させてもらいました。県と市が合同で行うということもあり、県知事をはじめ、国の省庁から見学や視察に来られていた方も含めて、大がかりな訓練でありました。

体育館内では、避難者を受け入れる避難所の設置訓練、またグラウンドではヘリコプターによる救助訓練など、その大がかりさに恥じない、実りある訓練内容だったように思います。

さて、筆者が笠岡市議会議員用の作業服を身にまとっていたように‥県知事や市長をはじめ、警察、消防、自衛隊、関係省庁、さまざまな機関が、その機関専用の作業服を身にまとっていました。おもちゃメーカー、トミカの働く車シリーズに登場する、働く人たちをイメージしてもらえれば、ご理解が早いかと思います。

専用の作業服もしかり、筆者で言えば、議会に着用するスーツも含めて、まとう衣類によって、行動や精神面に縛りがまとう‥ような気がしています。

おそらく、これを“制服”と言うのでしょう。そして、その効果を最大限に利用したものが、会社や学校の制服だと言うことは、いちいち、筆者がくどくどと説明するまでもなく、皆が知ってのことなのでしょう。


富岡保育園では、制服文化を数年前から廃止しました。廃止した理由の1つを挙げますと‥さきほど示した『縛り』効果を、少しでも薄めたい気持ちがあったからなんですね。

『縛り』がある方が、間違いなく管理はしやすいわけです。けれども、子どもたちには、なるべく「保育園児」というテイではなく、「子ども」のまんまで遊んでもらいたい、暮らしてもらいたい、そんな気持ちで廃止しました。

ここのところの子どもたちの着用する衣類を見ると‥カチューシャからブーツまで黒一色にコーディネートして登園する子どももいれば‥顔にキラキラのシールを貼ってくる子どももいますし‥お友だちとお揃いの服を着てくる子どももいます。

保育園は保育園なんだけれども、どこか、公園やショッピングモールに出かけるような、そんな気持ちを持ち合わせているような、気がしています。

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「うちの子、小学生になれますかね?」という相談と言いましょうか、ご不安を耳にすることが、たまにあります。

ありますが、たいていは、この制服効果で、「小学生のテイ」になっていきます。

ちなみに‥富岡保育園の子どもたちが、小学校などへお邪魔する時には、普段つけない名札を装着します。すると、たいていは、何も説明するわけでもなく、「園児のテイ」になっているんですね。(筆者で言えば、議員バッジと似たようなもんでしょう。)

2024-11-17
ハッピーが、ハッピーを呼ぶ。

富岡保育園では、1歳の誕生日を迎えるまで(だいたい離乳食期間と理解して下さい。)「赤ちゃんノート」と呼ばれる、保護者と保育者とが、日々のやりとりを記述するものがあります。(なぜ、全年齢児が対象でないか。その理由は、長くなりますので、本日は記しません。)

その赤ちゃんノートを、昨日、たまたま見かけて、目を通したところ‥そのやりとりが、とてもハッピーなんですね。おそらく、ハッピーの根源は、先行して記述する保護者じゃないかと。

こちらのご家庭は、お父さんもお母さんも、記述に参加されていて‥順番に書いたり、また共同で書いたりと、ご夫婦で楽しまれている様子がありありと、伝わってくるんです。

さらに、印象的な点は、お父さんのイラストです。対象児の赤ちゃんの様子もさることながら‥お姉ちゃんとの絡みや、またお父さんや、お母さんも含まれた、家族団欒の光景が、とっても“ユニーク”に描かれているんです。

大袈裟でなくとも、このイラスト集、どこかの出版社が目をつけてくれたら、売れるんじゃないかって。

そんな、先行してハッピーに記述する保護者につられてか‥後攻に記述する保育者の文章が、どことなく、踊っているんです。

見比べたわけではないですし、また比べるものでもありませんが‥どこか、くだけた文字体で、ビックマークやら、ハートマークやらが多用されている、ような気がしました。

気がした、だけ、なのかもしれませんが‥そのハッピーなやりとりに、目を通した、私(村上)も、とってもハッピーな気持ちになったことは、言うまでもありません。

そのハッピーでユニークなイラストを、いくらか紹介して、本日のブログを閉じたいと思います。

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イラスト集その①
イラスト集その②
2024-11-16
副園長の行動履歴を、メモ。

すでに5つの忘年会の予定が入っております、副園長の村上でございます。そんなに忘れまくってたら、2024年が、すっからかんになっちゃったりして‥。(忘れるほど覚えていたら‥の話しですがね。)

さて、今日の記憶さえも曖昧になりかけている‥午後19時過ぎの副園長、村上。記憶が喪失される前に、今日の活動をメモしておきたいと思います。(なので、今日のブログは、なんの変哲もない、筆者の行動履歴です。園児のことや、保育園のこと、子育て情報などをお求めの方は、明日以降に期待して、そっと、スマホの画面をお閉じください。)

・7時〜 早朝クルーたちと朝のミーティング。(ミーティング内容は、音声を録音して、全職員に配信しています。)

・その後〜 新聞を斜め読み。(山陽新聞・日本経済新聞・朝日新聞)

・8時〜 理事長とミーティング。(ハラスメント、不適切保育などの定義の共有。)

・その後〜 横断歩道で交通安全活動。(保護者の方たちと、挨拶や少しの会話を交わすことができて嬉しかったです。)

・その後〜 主任とミーティング。(畑活動ならびに、焼き芋パーティーの日程調整。)

・9時〜 職員個人面談。(本日は3名の方たちと、お話しさせてもらいました。)

・11時〜 笠岡地区消防組合議会定例会へ出席。(令和5年度笠岡地区消防組合歳入歳出決算の認定についてなど。)

・12時〜 笠岡駅北口付近「マルナカ」1階の喫茶「ダン」でカツカレーを注文。(富岡保育園では、今日のメインは9種の具材の「中華丼」でした。出かける前にお台所で、調理中の香りをかぎ、お台所クルーたちへ「チクショー」と、食べることができない残念な気持ちを伝えたことは、ここだけの話しにしておきましょう。)

・13時〜 西南水道企業団議会定例会へ出席。(令和5年度岡山県西南水道企業団水道用水供給事業会計の剰余金処分及び決算認定についてなど。)

・その後〜 理事長とミーティング。(来週、大分県から足を運んで下さる園長先生方の見学案内の計画。)(来週、理事長と村上が、足を運ばせてもらう、東京出張の予定確認。)

・その後〜 クレヨンKIDS園長と電話ミーティング。(年賀状の件など。)

・その後〜 東京出張などの持ち物の準備。

・その後〜 年末開催する「もちつき大会」協力者たちへ依頼の電話。(12月28日土曜日!快く引き受けて下さり、大感謝!)

・その後〜 副園長補佐とミーティング。(来週の予定確認など。)

・19時過ぎ〜 某シアトル系コーヒーチェーン店で、ひっそりとブログを綴る。(今日は、ラテ。はて、“ラテ”って、なんやねん⁉︎コーヒー牛乳と、どう、ちゃうんねん⁉︎と、ひとりでツッコミを入れながら、スマホの画面と、にらめっこ。)

たぶん、以上です。


ここのところ、子どもたちのエピソードが少なくなっている、副園長ブログ。筆者自身、自覚し、反省しておりますので‥乞うご期待下さい。

ちなみに‥理事長とミーティングしている最中に、たまたま見かけた子ども集団。そこから聞こえた声は‥「ビンボーの家ごっこしよう!」でした。

その集団の雰囲気は、金欠で煮詰まったものではなく、とてもハッピーな笑顔で溢れていました。

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2024-11-15
mustやshouldを疑ってみる

雑誌「Pen」2024年4月号に‥“子どもたちの未来のために、学校が参加しています”という、書き出しから、新しい学校の紹介がされていました。

その中で‥新しい学校に必要な5つのキーワードとして‥

①イノベーターの育成(今までの学校にない環境づくりで、未来のイノベーターを育てる!)

②インクルーシブな発想(他者との違いを認め、多様性に気づくことで、学校での居場所を見つけ、やる気に火を着ける)

③自律した学び(自ら学び続けるスキルを磨いて、変化の激しい時代を生き延びる)

④地域との接続(地域の環境は身近な教材、垣根を越えた体験で「深い学び」を実現する)

⑤サステイナブルな思考(自然とのつながりを感じ共生を前提とした、新時代の発想を育む)

どのキーワードも、世界の教育界や経済界の最前線を走る方々が提唱していることですから、そうなのでしょう、合っているんだと思うんです。

ただ、この耳障りの良い言葉群に浸かって、心地良くなっているようでは、教育ビジネスに飲み込まれるだけではないかと、筆者は、あえて言ってみたい思っています。

まず、教育という言葉、枠が作られた歴史背景も知る必要があるでしょうし。また、提唱している方々も、もちろん筆者たちも、今までの学校システムの中で、学生期を過ごしていたわけですから、すべてを否定することもないでしょうし‥むしろ、立ち戻ることもあって良いかもしれない。

どっちつかずのような文章を綴っておりますが‥教育は、それくらいの感覚で良いのかもしれないと、筆者は考えています。

「〜しなければならない」「〜すべきだ」と、強い言い回しになってくると、どこか陰謀論めいた思考に陥りやすくなる分野であることも、心にとめておきたいところです。

ちなみに、5つのキーワードの④『地域との接続』について。現在、富岡保育園でも、粘り強く努力しているわけですが‥実践しているからこそ、出てくる課題を挙げますと‥「ジェネレーションギャップ」が多分にあるかと思っています。

地域の環境、人的環境として、さまざまな方たちに寄っていただくわけですが‥生きてきた時代が違えば、常識の範疇も、微妙に異なってくる場合もあるんです。

分かりやすい例をあげると‥泣いている子どもを見かければ、「お〜、よしよし。まぁ、飴でもなめて、元気出しな。」と、思いやりある言葉を投げかけて、ハイ!チャンチャン!となっていた時代は、確かにあったわけです。

ですが、現代の保育園の中で、この思いやりは、ハイ!チャンチャン!とは、なり得ないんですね。飴をあげても良いか悪いか‥喉につまったらどうする‥そもそも、職員でもない方が、子どもにモノをあげても良いのか‥などなど、それはそれは、ハイ!チャンチャンどころではなくなるんですね。

そのあたりのギャップを埋めるには、スタイリッシュな説明よりかは、日頃の挨拶や会話の積み重ねが、最も効果的だと、筆者は、また富岡保育園は認識して活動を展開しています。

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2024-11-14
クレヨンKIDSでイルミネーションが点灯しました!

こちら、笠岡市議会「総務文教委員会」行政視察、全日程を終え、名古屋駅から、笠岡市へ向かっております、副園長の村上です。

新幹線の車内は、おそらく日本人よりも、外国の方々のほうが多いのではないでしょうか。どこか、日本にいるようで、そうでないような感覚を抱くのは、筆者が多様性に欠けた田舎者だからでしょうか。

さて、本日の午前は、岐阜県「土岐市」新庁舎見学に、お邪魔させてもらいました。

土岐市は、人口規模で言えば、5万5千人。さらに言えば、平成の大合併にも加わっていないこともあり、合併特例債なども扱えないことから‥財源面についても、笠岡市と類似していることもあり、見学の際には、各委員からの熱の入った質問が飛び交いました。

耐震の課題が浮上したタイミングで、庁舎の建て替えに踏み切った、土岐市。またそのタイミングで、東日本大震災も起こったから、市民の危機感が高まったことが、建て替えへの機運の高まりにつながったそうです。

新庁舎は、費用を要する華美な装飾は無くつつ、木をふんだんに扱った、あたたかく、機能を優先する建物となっていました。

さらに、地元産の素材や業者が積極的に扱われ、そして参加していることもあり、地域にも馴染んだものなっていたことが、印象的でした。

この3日間の行政視察。普段、議場内で行うコミュニケーションよりも、密で深いものが、先輩議員の方々と、とれたことが、筆者にとっては、何よりの財産となりました。移動中や、食事中などで、笠岡市、井笠地域の、保育業界、子育て支援の抱える課題を共有させてもらい、解決への道筋について、たくさん助言をいただきました。

しっかりと感謝しながら、自分のポジションで出来ることを着実に行っていきたいと思います。

3日間、共に勉強させて下さった議員の皆様。また、視察の計画など、段取り良くして下さった、議会事務局の皆様。また、議員活動を支えて下さる、当法人の皆様。誠にありがとうございました。

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2024-11-13
地域の性格を知ることが大事

こちら、副園長。本日は笠岡市議会「総務文教委員会」行政視察2日目‥「岐阜県高山市地域公共交通について」を学びに、地元の木をふんだんにあしらった岐阜県高山市役所に参上しております。

昨日の岐阜市から、開通された高速道路を走り、2時間。紅葉がはじまった山々を抜けていく爽快感は、瀬戸内海育ちの筆者にとっては、貴重な体験となりました。

高山市は、平成の大合併により、面積は東京都並み。そして、人口は、8万人ほどの、岐阜県の誇る観光地です。インバウンド効果もあり、海外からの観光客は年間70万人ほどいるのだとか。

地域公共交通で言えば、幹線バス、地域バス、中心市街地バス、観光特化型バス、そして交通空白地において地域団体が運行する白タクのサービスがあるそうです。

全国、どこの地方も、同じ課題を抱えておりますが‥運転手不足に加え、乗客の減少も重なり、地域公共交通の維持は、かなり困難な局面に陥っています。

高山市で言えば、観光業が盛んであるため、ドル箱となる路線があるお陰もあり、赤字路線の埋め合わせができるそうですが‥

今後は、バス会社の撤退も含めて、現在の路線を見直したり、またデマンドタクシー(タクシーを利用したバス路線サービス※要予約)への移行を検討しているそうです。

高山市の場合で言えば、まちづくり協議会が、笠岡市に比べ、かなり本格的に稼働しており、まさに小規模多機能自治を体現していることもあって、公共交通の地域移行が、前向きに進められているように感じました。

高山市の担当職員の方も、おっしゃられておりましたが‥「あそこの市で出来ているから、うちの市でもできる」は安易な考えであって‥やはり、そこの土地でしか、またその土地の性格や気質なども踏まえた上での政策を見出さない限り、前向きには進んで行かないだろうと、あらためて思いました。

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2024-11-12
笠岡市の公共交通の未来

こんばんは。ただいま、岐阜駅前のビジネスホテルから、ブログ中継しております、副園長の村上です。

本日は、笠岡市議会「総務文教委員会」視察研修の初日‥「岐阜市における、自動運転技術の導入に向けた取り組み」について、勉強してきました。

ちなみに、岐阜市は、人口40万人‥笠岡市の約10倍の規模。大都市の愛知県名古屋市から、JRで20分の立地条件を誇る、斎藤道三やら、織田信長やらの、戦国大名が有名な街です。

“自動運転技術”を導入したバスが、市街地を走りはじめ‥経済が回り、市民にプライドが保たれるようになった‥いや、なろうとしているわけなのですが‥

導入までの道のりは、決して平坦ではなく‥国費で6.7割ほど、まかなわれるとは言え、7億円を超える事業。さらには、公共交通として、すでに、バス会社に毎年4億円を超える赤字を補填している状況。

それらが分かった上で、市長、また議会は、議場の中で討論し、導入に踏み切ったわけです。

ちなみに、完全自動運転までの道のりは、予想以上に遠く‥現在、5年計画の中で、レベル2まで進んだ状態なんだそうです。

レベル2というのは、バスの運転手が、補助役として乗る必要があるレベルなんです。

実際に乗車してみると‥パークランドなどの中を走るゴーカートの上級クラスと言ったら、おそらく語弊がありますが‥細い道などで、対向車を交わしたりする場合に、ゲームのコントローラーのようなハンドルを、補助役のバスの運転手が操作する姿に‥理想と現実の狭間を垣間見た気がしました。

で、です。なぜ、笠岡市議会が、これだけ予算のかかるシステムを研究しに行ったか。もちろん、採用するには、理想と現実の狭間を、きちんと垣間見る必要がありますが‥。

各自治体における、運転手不足が嘆かれる中での“公共交通の定義”を擦り合わせることが、最大の目的なんですね。

明日は、岐阜市から北上し、高山市に入る予定となっております。もちろん、こちらでも、高山市における公共交通の在り方を学んでいきます。

いち保育園の、副園長が、差し出がましくも、公共交通について、首を突っ込んで勉強しておりますが‥富岡保育園も含めて、現在の園児が成長した先に、必ず降りかかる課題の1つと言っても、間違いないと思っています。

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2024-11-11
名選手は、ピボットが上手い!

「忙しくしていますか?」

「お忙しいのに、ごめんなさい。」

誰とかまわず、四方八方、顔を合わせると、ここらあたりの言葉を、筆者に投げかけてくれる日々が、ここのところ続いています。それは、労わる気持ちに間違いようがないのですが‥それと同時に、筆者自身は、何かを改めないといけないと思っています。

“忙しい”とは、あのテレビドラマで有名な金八先生いわく‥“心が亡くなる”ことを意味しているんですよね。実際に、この意味は、合っていると、筆者は実感しています。

人の為に活動しているようで、どこか上っ面のような状態になってはいまいか‥これも、金八先生だったら、人の為と書いて“偽”なんだと、黒板に強く記されて、正されそうですよね。

保育園でも、市議会でも、せっかくいただいている、職務や責任に対して、しっかりと、心を込めて取り組めるように、あらためて、自分自身に、ギャフンと言い聞かせている、今宵です。

さて、明日からは‥筆者は市議会「総務文教委員会」の視察研修で、岐阜県へ向かいます。目的は、公共交通の取り組みの研究です。

富岡保育園では、月曜日には、笠岡工業高校の学生が、早朝に「あいさつ運動」に足を運んで下さいます。

そして、火曜日からは、笠岡東中学校の学生が、職場体験に4日間通って下さいます。

いろいろと予定が入ってはいるものの、“忙しい”ものにならないように‥“偽”のようにもならないように‥

再度、『子どもも、大人も、地域も、互いに伸び合い、成長し合う、大きな家でありたい』という、当法人の理念を念頭に、『笑顔と感謝を巡らせた丁寧な暮らし』を実践することに努めていきたいと思います。

※理念を軸に、活動を展開することを、「ピボット」と呼びます。(バスケットボールの動きに例えた表現でしょうか)

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獅子が噛み付くと、神が付くみたい。
2024-11-10
2種のロールパンサンド

筆者も、そのカテゴリーに入っております。ここのところ、富岡保育園のワンコインランチの参加者は、独身男性の比率が高いようです。参加者の気持ちが、筆者には痛いほど分かるわけです。

今週で言えば‥あの“肉じゃが”は最高でした。豚肉を使っていたこともあり、ミンチや牛肉よりも、まろやかな味わいを感じました。昨日の“八宝豆腐”は、新メニューだったんじゃないかな。八宝菜の味わいに、麻婆豆腐のような食感が加わった、筆者としてみれば、はじめの美味体験でした。

先週の土曜日の“こぎつねうどん”‥筆者は実食していないのですが、そのネーミングから、どんな、うどんに仕上がったんだろうかと、絵本の世界を想像する気持ちでいました。

ちなみに今日はですね‥土曜日のメニューは、“2種のロールパンサンド”!!!世の中の子どもたちに絶大な人気を誇る、コーンマヨとツナマヨ。1つ目のロールパンには、コーンマヨ。2つ目のロールパンには、ツナマヨ。それぞれによそって味わう子どももいれば‥コーンマヨとツナマヨ、2種を同時にたっぷりと、ロールパンにブチこむ、そんなツワモノの子どももいました。

もちろん、このような、彩り豊かで、また脳内のドーパミンが溢れ出そうなメニューに惹かれることは前提に‥

秋空から差し込む光を全面に浴びた縁側で、ちゃぶ台を囲み、子どもたちと賑やかに食べる、そのプライスレスな時間に、ワンコインランチ参加への足取りは軽やかになるのではないでしょうか。

来週のメニューの中で、筆者の心を、ときめかせているものは‥

火曜日のおやつ、鶏ごぼうおむすび。これは、絶対、美味しいやつだ。

そして、木曜日のお昼ごはんは、全職員が大好物である、赤魚の南蛮漬。もはや、毎日、赤魚の南蛮漬でも文句が出ないんじゃないでしょうか。さらに、その日は、“あったかポトフ”まで。気温の下がった今日この頃の、胃腸と心ををあたためるには、ピッタリじゃないですか。

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※ワンコインランチ常連の方をのぞいて、基本的に前日までには予約をお願い致します。大人数の場合は、2週間前までには必ず電話でお問い合わせ下さい。食材の状況によっては、お断りする場合もありますことを、ご了承下さい。

LOVE、カスタマイズ。
2024-11-09
“おっぱい”VS“ビールっ腹”

日々、くだらないつぶやきを、このブログに当て付けておりますが‥もしかすると、今日は、それに輪をかけた、くだらなさ‥かもしれません。ご了承ください。

男だの、女だのと‥言っていると、ジェンダーなにがし、ハラスメントなにがしと‥言われかねませんが‥ 

実際、筆者は男でして‥男の立場から言うと‥子育てにおいて、女性の“おっぱい”には、何を持ち合わせても敵わないよねって。

世界の赤ちゃんに、もしも、こんな実験をしたら‥「最新の高機能スマートフォンと、温もりのある柔らかい“おっぱい”、さぁ、どちらを選びますか?」

おそらく、後者の“おっぱい”を選ぶんじゃないかと思うんです。

これって、いちよう科学的にもちゃんと根拠があって‥赤ちゃんとの愛着を形成する上で、“あたたかい”だとか、“やわらかい”だとかの、感覚は、とっても大事なんです。

ただ、しかし‥

しかし、最近、この“おっぱい”に匹敵するかもしれない存在を確認しつつあるので‥ブログ読者へ紹介しておこうと思っています。

それは、女性でなくとも、男性でも可能なんです。それも、若くなくとも、筆者のような中年でも‥いや、むしろ中年男性にこそ存在する可能性が高いかもしれません。

最近、園内を歩いていますと、不意に、園児から、その存在に触れられ、そしてニッコリと微笑まれるんです。

それは、“ビールっ腹”です。“おっぱい”のような、やわらかさはありませんが、太鼓のような音が鳴る弾力と、ぬくもりと言いましょうか、そこには優しい哀愁が漂っているんじゃないかと思うんです。

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筆者自身の“ビールっ腹”を、無理に肯定しようとした、この、くだらないブログ記事にお付き合い下さり、ありがとうございました。

そう言えば‥子どもたちの好きなキャラクター‥例えば、ドラえもんや、くまのプーさんなんかも、ビールを飲むシーンはありませんが、どこか“ビールっ腹”っぽいフォルムですよね。

2024-11-08
選択の季節

岡山県笠岡市では、特に今日からじゃないでしょうか‥朝が冷え込んできましたね。秋らしい秋の訪れと、冬への移ろいを感じる季節になってきました。子どもたちの服装にも、その感覚は顕著に反映されていて‥ニット帽をかぶってくる子どももいれば‥フリース生地の上着を羽織ってくる子どももいますし‥また、それでも半袖半ズボンの子どももいたりして‥。

富岡保育園の駐車場にある柿の木。こちらも、気温がグッと下がったことも関係あるのでしょうか‥一気に柿らしい柿になってきました。今年は豊作のようなので、たくさん味わえるのではないでしょうか。


さて、世間はもっぱら、アメリカ大統領選挙の結果に、たくさんの喜怒哀楽を感じていることでしょう。もちろん日本にも、何かしらの影響はあるでしょうし‥もちろん、笠岡市のような田舎町にも何かしらの影響はあるでしょう。遠いようで、近い‥同盟国の今後の動きを注視する必要は、いつも以上にありそうです。

アメリカの注視もさることながら‥やっぱり笠岡市、さらには笠岡市を含む井笠地域や、備後圏内の動きも注視する必要があります。

笠岡市では、市長などの執行部の給与カットなどの話題が、新聞記事に掲載されていました。また、保育関係で言えば、来年度の入園申し込みの受付がスタートしています。

もしも、ブログ読者の中で、保護者の方がおられれば、保育園入園、また今後の将来設計において、どこに住もうか、またどこで働こうかなど、さまざまな選択を強いられているかと思います。

それら選択する上で、少しでも多くの情報を持ち合わせながら、相談に乗れるように、筆者も情報をかき集めておきたいと思っています。

ここ最近、見学者が多数、足を運んで下さる中‥もちろん富岡保育園への入園もすすめはしますが‥あくまでも、見学者のご家庭に合った園におさまることを最優先に、筆者は相談に乗っています。

さまざまな選択に迷われている方がおられましたら、一度、富岡保育園へ‥もちろん他園でも良いので、相談に足を運んでみることも、おすすめしたいと思います。富岡保育園も、もちろん他園も、保護者、またご家庭に寄り添ったアドバイスをしてくれると思いますよ。

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2024-11-07
はじめの100ヶ月の育ちビジョン

おはようございます。11月6日、水曜日、午前6時55分‥さきほど、早朝スタッフと早朝ミーティングを済ませ、気持ちの良い1日のスタートを切っております、村上です。

さて、本日は「とみほ村だより~富岡保育園×富岡北地区まちづくり協議会×クレヨンKIDS ~11月号」一面の、理事長コラムを紹介したいと思います。(毎月、村上が定期配布させてもらっているご家庭の皆様‥今週中には足を運びたいと思っておりますので、しばしお待ち下さい。)

それでは、どうぞ。


【幼児期までの こどもの育ちに係る基本的ビジョン(はじめの100ヶ月の育ちビジョン)】

お母さんが、こどもを妊娠してから、小学校1年生までが、だいたい100ヶ月。(※誕生日によって変動あり。94~106ヶ月‥おおむね100ヶ月。)

長い人生において、人格の基盤を築く、はじめの重要な時期というメッセージが込められています。

令和5年4月「こども基本法」の制定、施行。

日本が権利主体としての、こどもの最善の利益を常に第一に考え、こどもに関する取組や政策を、社会のまんなかに据えていくことを示した法律で、大きな価値転換でした。

令和5年12月22日、こども基本法に基づき、こども政策を総合的に推進するため、政府全体のこども施策の基本的な方針等を定める「こども大綱」を閣議決定しました。

「こども大綱」では、全てのこども・若者が身体的・精神的・社会的に幸せな状態(ウェルビーイング)で生活を送ることができる「こどもまんなか社会」の実現を目指し、こども家庭庁のリーダーシップの下、政府全体のこども施策を推進しています。

乳幼児期は、脳発達の「感受性期」と言われ、脳発達において環境の影響を受けやすい、限定された時期の一つであるなど、生涯にわたるウェルビーイング向上にとって、特に重要な時期です。

こどもを取り巻くすべての人が大切にしてほしい考え方をまとめたものが、「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なビジョン(はじめの100ヶ月の育ちのビジョン)」です。

①こどもの権利と尊厳を守る。

②「安心と挑戦の循環」を通してこどものウェルビーイングを高める。

③「こどもの誕生前」から切れ目なく育ちを支える。

④保護者・養育者のウェルビーイングと成長の支援・応援をする。

⑤こどもの育ちを支える環境や社会の厚みを増す。

こども基本法の理念にのっとり、整理された上記の5つのビジョンは、社会全体の環境をつくる人(施策や文化)、地域社会を構成する人(地域の空間)、こどもを見守る人(こどもが育つ空間)、こどもと直接接する人、保護者、養育者が、「こどもまんなか実行計画」施行、反映、取組を一体的・総合的に推進しています。

政治が揺れ動く時世です。絵に描いた餅ではなく、大人の都合でブレることなく、信念をもってこどもたちの未来にかかわっていきたいと考えています。

富岡保育園とクレヨンKIDSでは、法人理念に基づき、丁寧な暮らしを楽しむために、こども基本法や、こども権利条約に書かれた、こどもの最善の利益や、意見表明権、参加権等を遵守します。

そして、それらを見守る保育者や地域の皆様の、心と体の健康に気を配り、かかわりやすい環境を工夫することが、こどもの未来をよりよく創造することであると、意識を高く保つよう意図しています。

人格の基盤を築く100ヶ月間、こどもも大人も、それぞれひとりの「人」として尊重し合う「年齢幅の大きい暮らし」を共に楽しんでくださり、ありがとうございます。

「信じて見守る」の本質です。

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2024-11-06
筆者の出席した会議の簡潔な内容

昨日までのお休みが、今年最後の三連休だったんですって。連休明けの、本日、皆様、お疲れじゃないでしょうか。“今年最後”だなんてフレーズを使っちゃうと、せわしいイメージが、まとわりつきそうですよね。あと2ヶ月、まだ2ヶ月‥おのおので、自分に都合良く使っていきましょう。

さて筆者は‥と言いますと‥午前は笠岡市議会「総務文教委員会」協議会へ。12個の協議案件を扱いました。どんな内容なんだろうと、障子の穴から覗く感じで、どうぞ、お目通し下さい。

(1)第8次笠岡市総合計画の策定について

(2)市民意識調査の結果について

(3)笠岡市交通交流センターの指定管理者の選定について

(4)市所管有線放送機器に関する修繕及び共架登録について

(5)令和6年度国際交流事業の報告について

(6)旧今井小学校の利活用について

(7)絵画教室企画の今後の展開について

(8)令和6年度岡山県・笠岡市総合防災訓練について

(9)建物の寄附について

(10)笠岡市国民健康保険におけるマイナンバーカードと保険証の一体化に伴うシステム改善等について

(11)笠岡市竹喬美術館名誉館長の委嘱について

(12)令和6年年末特別広報及び令和7年笠岡市消防出初式について

いかがでしょうか?耳慣れないワードで、ちんぷんかんな思いをしている、ブログ読者もいるのでは‥。“共架”なんて、僕もピンと、こずに、すぐにGoogle先生に問い合わせしましたよ。(※電気以外に、街路灯や標識等、電柱を利用して使うこと。)気になる項目があれば、いつでも、筆者に声をかけて下さい。答えられる範囲で、お答えします。

続けて‥午後からは、第3回「笠岡市学校運営協議会~中央小ブロック~」に、園長先生の代理で出席させてもらいました。こちらは、全学年全クラスの授業参観からはじまり、中央小の心がけている取り組みの紹介などの説明を受けました。

今年度、特に力を入れて指導していること‥それは、生徒の良いところを見つけて、具体的に誉めて、認めることを、全教員で心がけているそうです。教員たちから手書きのメッセージカードなどを生徒に定期的に手渡すことにより、徐々に、徐々に、その成果が出始めているのだとか。昨年度、荒れ気味であった学年が、どこか落ち着きはじめているのだとか。

授業参観後は、校長先生や、民生委員や、愛育委員、PTAの方なども含めて、熟議がなされました。テーマは、「地域の方の参画」‥コロナ禍を経て‥地域との連携が、リセットされつつあることから‥学校側から、具体的に授業などに協力して下さる、地域の方の紹介を依頼されました。(※もしも笠岡市の方で、中央小学校の授業に‥例えば、調理実習や、ミシンの授業などに協力して下さる方がおられれば、お申し出下さい。)

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2024-11-05
人生のクラス分けがはじまる予感

11月4日月曜日、日本経済新聞、20面。『5歳児健診に公的助成』との見出し。

ー自治体が行う「5歳児健診」について、国の助成制度が始まった。小学校入学を前に発達障害を早期に発見し、医療や福祉などによる支援につなぐことが大きな狙いだ。健診の結果は一人ひとりの就学のあり方にも関わってくると考えられる。現在の実施状況と課題を探った。

これ以降に、各自治体などの事例を踏まえ、考察がなされた記事が綴られていた。

実は、これらに関連する質問を、筆者は12月議会の個人質問でするつもりで、準備を進めているんですね。内緒にしておこうかと思いましたが、口が滑ってしまいました。

この記事を綴った記者と、私、筆者も共通する意見が記されていたので、その部分を切り取って紹介しましょう。

ー現代は核家族化や地域コミュニティーの希薄化が進み、幼い子どもが社会性を獲得しにくくなっているともいえる。5歳児健診が支援ではなく、子どもや保護者の孤立をさらに深めるような存在になってはならない。

そもそも、発達障害の早期発見は、通常の学級と、特別支援学級の、クラス分けに扱われるもので、ない、はず。一人ひとりの子どもが、学んでいく、生きていく上で、各々の強みや、弱みを、活かし、そして補うために扱われるものの、はず。

いつかのブログにも綴ったかもしれないが‥多様性だと言いながら、多様なカテゴライズを作り、多様性という名の細分化がはじまっている時代である。早期発見も、それが行き過ぎれば、そのうち生まれた直後、もしくは生まれる前から、人生のクラス分けがはじまってしまうのではないだろうか。この意見は、行き過ぎたものなのだろうか。

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補足として、発達障害、発達障がい‥これらの知見の歴史は、まだとても日が浅いもので、約半世紀くらいなもの、だそうです。そして、これは、あくまでも病気ではありません。(が、病気と仰る方もいます。)まだまだ分かっていないことが多分にあるため、大鉈をふるったようなコメントは差し控えますね。

谷川俊太郎さんの詩に、このような一節が‥

答えというものを ぼくは信用していない

特に割り切った答は どれもこれもうさんくさい

疑問が複雑であればあるほど 人は素朴な答を求めがちだ

素朴は答は 単純な感情とセットで売られる

‥この一節は、いろいろのものに通ずると思っていて‥人間の複雑な特性なんてものをカテゴライズして、答えを求めようとすることは、ある種のうさんくささを、心の片隅で感ずる。

2024-11-04
コントロールの効かない“善意”

哲学っぽい、お話。『“悪意”もそうなんだけれども、“善意”もなかなかコントロールが効かないよね』って、お話。

文化の日なんだから、文化的なことをしようじゃないかと、朝イチに映画館へ。「十一人の賊軍」という幕末を描いた歴史エンターテイメントをセレクトしてみましたが‥面白いとか面白くなかったという感想を抜きに‥どの登場人物も、自分の正義に向かって真っ直ぐなんです。鑑賞する、こちら側から見れば滑稽にうつることでも、善意に突き動かされ、修羅の道を突き進んで行くんです。

どことなく、スッキリせずに映画館を後にし‥次にとった文化的行動は‥読書。最近、妙にハマっている染井為人さんの綴った小説をセレクト。「海神」(わだつみ)という、東日本大震災後の、復興支援金横領を描いた作品です。あまりにもな内容に、一気読みしてしまいましたが‥こちらも、善意に突き動かされた登場人物がたくさん出てくるのですが‥突き進んでいくうちに、冷静な判断をとることが出来なくなり、盲目化しながら思慮深さに欠け、そして、望まない結幕を迎えていく‥まぁ、こちらも、爽快でスッキリしたものではありませんでした。


ここ最近、筆者のところに舞い込んだ案件の中に、映画や小説のような、とんでもないものではありませんが、本質的に似たような案件が、複数ありました。

どちらも、“善意”に満ちているのは明らかで‥しかしながら、どこかコントロールが効いていない状態に見受けられました。

それらに対して、アドバイスなり、コメントすることって、やっぱり難しいんですね。なぜかって、“善意”だから。「海神」に出てくる登場人物の中で、要所要所に登場するフリーランスの記者がいるのですが‥この人物が、この作品のバランスを絶妙にとってくれていて‥コントロールの効かなくなってしまった人の周りの人がそれに追随するかのようにコントロールを失いかけた、その時に‥登場するんです。ただ、作品中では、間違いなく、とても冷徹にうつってしまうものですがね。

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※昨日、そして本日、笠岡東公民館で文化祭が開催されました。富岡保育園からは、“こどものじかん”と題した写真を掲示させてもらいました。館長さんをはじめ、スタッフの皆様、準備から片付けに至るまで、大変お疲れ様でした。

2024-11-03
ヘルメット矯正も良し悪し

日本は‥昔は抱っこやおんぶをして子育てをするのが一般的だった‥ようです。

もちろん今でも、そのような場面もありますが‥が、育児にも西洋式を取り入れるようになると、ベビーベッドなどで、寝かせて育てる子育てが広まったんですね。

1990年代になると、ベビーベッドで寝る乳児の突然死を防ぐために、あおむけで寝かせる取り組みが盛んになりました。

すると今度は、“位置的頭蓋変形”が増えてきたんだ‥そうです。

位置的頭蓋変形って、何だ?文字からの想像の通り‥乳児の頭がいびつな形になることのようです。

病気ではなく、自然に改善はするのですが、重症の場合は変形が残ることもあるんだとか。

今のあいだに、ブログ読者の方で、自分の頭の形を触って確かめた方がいるのでは?

位置的頭蓋変形は、寝ている時に頭が同じ向きになる「向き癖」が主な要因とされるみたいです。乳児は1日、11~12時間は寝た姿勢のため、頭の重みで骨が押されて平らになっていくんですね。すると、ゆがんた状態で頭が安定してしまい、動かしにくくなると、その症状はさらに悪化するのだとか。

ちなみに、乳児の頭蓋変形に詳しい自治医科大学の細野教授によりますと‥病気が原因の場合を除き、変形自体は、乳児の発達に影響を及ばさないので、必ずしも矯正の必要はない、ようです。

補足として‥近年では、ヘルメット矯正を提供するクリニックが増えつつあるんだとかで。自由診察のため40~50万円程度と高額のようです。ようですが、適切に診察されずに、病気が原因だがヘルメット矯正を不適切に適用された患者もいたようで‥不安な場合は、かかりつけ医に専門医を紹介してもらうなど、医療機関などでの受診が安心できるのではないかと‥11月2日土曜日、日本経済新聞26面を参考に、記させてもらいました。

ちなみに、頭蓋骨のゆがみが強いと、将来、歯並びが悪くなったり、めかねのズレで眼精疲労が起きやすくなる可能性もあるみたいです。

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2024-11-02
職員個人面談、事前準備中です。

早朝に、保育室に向かうと‥ところどころ飾られた、ハロウィーンの飾り付けが‥カボチャのオバケたちなんて、生気を失った抜け殻のように、ヨレヨレになっていました。約1ヶ月間、園内を賑やかしてくれた疲れが、オバケたちにも出たのでしょう。大変お疲れ様でした。

さて、今日の山陽新聞一面に目をやりますと‥『不登校34万人11年連続増~文科省小中調査 重大いじめ初1000件超~』と、大きく取り上げられていました。背景には、通学を無理強いしない保護者の増加と、特別な配慮が必要な子どもへの学校側の支援が不十分なことがあると、分析されていました。

ちなみに、学校側が把握した小中高の自殺者は397人。置かれていた状況は、不明・家庭不和・教職員による体罰と不適切指導が挙げられるようです。

この記事に関して、おそらく、筆者が読んだ内容は、表面上のもので、深く、また複雑に絡み合った要因があるんだろうとも推測します。また、それらの状況は、常に一変する可能性を持ち合わせているんだろうと‥うつになった学生の教職員がうつになり、そのお子さまが、いじめの被害者、又は加害者になることもあるだろうし‥だからこそ、さまざまな立場や状況に誠実でありたいと、改めて思っております。

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11月に入りました。当法人では、職員個人面談を実施する準備をしております。実施前の事前アンケートを、先日作成し、職員へ配布させてもらいました。

いちよう、さまざまな企業などが扱うものを参考にはしましたが‥

例えば『職場でのハラスメントに関して‥A受けたことがある B目撃したことがある C聞いたことがある D特になにもない』との項目を作りましたが‥

これって、もしも、作成&提出先の副園長、筆者がハラスメントをしていたら、誰もが答えづらいですよね‥。んぅ〜、このあたりは、再度、副園長でない立場の方からの再確認が必要でしょうね。

夜景に輝く、製作物。
魔女も、泥団子づくり。
2024-11-01
富岡保育園らしい、ほどほど感。

『渋谷は、ハロウィーンをお休みします。』

東京都渋谷区渋谷駅前に掲げられた看板の文字群。

記憶を掘り下げてみると‥いつだったか、ハロウィーン期間中、渋谷のセンター街で、軽トラを横転させる事件があったような‥仮装した若者たちが街を占拠して、ところ構わず、周りの店などの迷惑も省みず、喧騒に盛況していた‥そんな記憶が蘇ってくるものです。

渋谷区民にとっては、もはやハロウィーンは虎と馬が蔓延っているのでしょう‥だからこその、看板の文字群だと筆者は考察します。


さて、岡山県笠岡市富岡605富岡保育園では‥ハロウィーンをお休みし‥ていません。

10月に入ってからと言うもの、その期間中だと、園児を筆頭に、保護者や保育者たちも、飾り付けや、製作物、お絵描きに、仮装に、それぞれが、それぞれなりに、興味を持ったり、関わったりしながら、楽しんでいました。

そして、今日がその集大成だと‥ハロウィーンパーティーと題うって、オバケやしき、そしてお菓子釣りなどのコーナーを、園児と保育者が立ち上げて、それはそれは登園直後から、盛り上がっていました。

軽トラを横転させるほどの行き過ぎたものにならない程度の、“富岡保育園らしいハロウィーン”が、毎年開催できることを、心より願っています。

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ちなみに、筆者は、本日は、富岡保育園も所属する学区にある笠岡中央小学校オープンスクールに参加してきました。

ちょうど、二時間目後の休み時間前に到着したもので‥二時間目終了とともに、学生たちは、束の間の休み時間、意気揚々とした表情で、校庭を駆け回り遊んでいました。

こちらも記憶を掘り下げてみると‥筆者も、この二時間目後の休み時間と、昼食後の休み時間、この2つの休み時間を楽しむために学校に行っていたと言ってもいいくらい、解放感を味わいながら遊んでいたっけな‥。

卒園児や、また登校班などで顔をあわせる学生の、勉学に励む勇姿を見ることができて、とても清々しい気持ちになりました。参加させて下さり、誠にありがとうございました。

2024-10-31
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