富岡保育園へようこそ!「伸びる。成る。子どもも大人も互いに伸び合い、成長し合う『大きな家』でありたいと願い、社会福祉を支えています。

富岡保育園

副園長ブログ

エネルギー残量0まで泣ける

週初めの月曜日、午後16時30分頃のお話。

富岡保育園ではちょうど、お外遊びの子どもたちは、遊びにキリをつけてお部屋へ入っていく時間帯でもある。

とある子ども集団の雲行きが非常に怪しく見えました。

自動車のタイヤを縦や横にして組み合わせて遊んでいた集団である。

1人の男の子A君をのぞいて、遊びにキリをつけて片付けをしようとすると‥

“何か”に納得がいかない1人の男の子A君が、非常に、けたたましく泣き叫ぶ。残りのエネルギーを全て出し尽くすかのように泣き叫ぶ。絵に描いたように地団駄を踏む。

周りの友だちたちも、特に意地悪をした様子もなく、“何に”納得がいかないのか分からず困り果て、なだめようともしている。

けれども、エネルギー残量がゼロになるまで泣き叫び、地団駄を踏み続けるA君。

さすがにたまりかねた、1人の保育者が、そっと隣に転がっていた丸太に腰掛け、とにかく「ウンウン」と、うなずく。


ブログ読者の方へ前もって言っておきますと、このお話にはオチはありません。

丸太に腰掛けた保育者が、A君の納得がいかなかった“何か”の原因を解決した‼︎って、お話ではありません。


あくまでも、ただ、寄り添い、ただ、待った、というお話です。

“何か”に納得がいかない言葉にできない気持ちに、とにかく、寄り添い、うなずいた、というお話です。


僕(副園長村上)が思うに‥

トラブルが起きました‼︎保育園の先生登場‼︎互いに気持ちを聞いて、仲直り‼︎

子どもたちのトラブルって、そんな簡単なお話なのでしょうか?


納得ができなかったり、解決できなかったり、仲直りできなかったり‥

うまくいかないことだってあるんじゃないでしょうか?

そんな時に、ただただ寄り添ってくれる存在がいるからこそ、エネルギー残量ゼロまで安心して泣き叫び続けれるんじゃないでしょうか?


★ボランティア・インターンシップ・園見学・保育実習など随時募集しています。お問い合わせはホームページTOP電話番号より宜しくお願いします。


2021-07-05
富岡保育園の裏側を覗き見⁉︎

おはようございます。日曜日の朝を行きつけの喫茶店で、フレンチトーストとホットミルクを頂きながら、優雅に過ごしております村上です。ブログ読者の方は日曜日の朝いかがお過ごしですか?


さて、本日は‥富岡保育園保育者限定NEWS「とみほニュース」内で、飛び交う情報を、副園長ブログ愛読者限定でコッソリと。パンドラの箱を開けるような気持ちで見て下さいね。

(日曜日にわざわざ副園長ブログを見て下さっているってことで、大サービス‼︎2つ紹介しますね。)

1つ目は、実習指導担当のマネージャーから、実習生反省会を終えてのメッセージです。(実習‥保育士資格を取得するために保育現場で専門性ある学びを深めること)

お疲れ様です✧︎*。

みなさんの温かい見守り・協力もあり、今日実習が無事に終わりました★

ありがとうございました♡

反省会では、実習生Aさんから‥「初めは前の保育園と方針も違ったので、戸惑っていたけれど、少しづつ打ち解け、子どもたち一人ひとりに寄り添うことや、配慮などとてもよくわかった。」「部分実習については、〇〇をもっとしたらよかった。」「富岡保育園にきてよかった。」など、とても素直な意見が聞けました。

実習反省会に参加してくれた先生方から、実習生Aさんへのメッセージは‥子どもとの関わりも笑顔も増えてきて堂々とされていたことへの評価の言葉や、次の実習への応援メッセージ、準備物や期限、最低限のマナーを守ることや、実習ノートの改善点などを話しました。

最後帰り際に実習生Aさんが「子どもはもともと好きなんです。もっと好きになりました。」と言って、とてもいい顔をされて帰られました♡

明日実習ノートや指導案を持って来られる予定です♪

また実習生が来ると思いますが、温かい雰囲気の中で、受け入れができたらと思います⑅︎◡̈︎*

よろしくお願いします★

(実習生に対しての労いと同時に、仲間への実習指導に対する感謝の気持ちが綴られていたマネージャーからのメッセージでした。)
2つ目は、生活委員会委員長である副主任先生からのメッセージです。
※生活委員会‥用品や備品の管理や整理整頓。(紙パンツやトイレットペーパーなどあらゆる全ての物)内科健診や歯科健診、などの健康に関する管理なども行います。
【生活委員会より状況報告】

先日、メンバーで集まり生活委員会の役割と内容についてひとつずつ読み上げて共通理解をしました。
倉庫と薬品庫に足を運び、物品と用品の在庫チェックと発注依頼を体験しました。
おしめやちり紙、ゴミ袋などが届いています。(修正テープ忘れました。ゴメンナサイ。)

★嘔吐時の処理用品★
・本日、各お部屋の準備状況を確認しました。
いつもすぐに対応できるよう、準備して下さっていてありがとうございますm(_ _)m
足りない所にはまとめたセットを作りました。
中身は
・バケツの中には落とし紙
・袋
・手袋2種類(サイズが合う方を使用する)
・ジアフォーム(残量が少ない場合は2本)
 ジアフォームはノズルの向きで出ないことがあるので向きを変えながら使ってみる。
以上です。
嘔吐セットの場所の写真添付します。
是非、確かめてみて下さい‼︎
不明なことがあればお近くの生活委員まで♪
(全クルーへ委員会の活動状況を知らせて共通理解を図ろうとするメッセージでした。また突然の嘔吐や下痢への対応が、即座に出来る配慮は、保育現場の安心材料の1つです。)
以上、富岡保育園保育者限定NEWS「とみほニュース」の2つのメッセージを紹介してみました。副園長ブログ読者の方で、富岡保育園へ来られる機会がありましたら、「あー、アレは、ブログ記事にあった、アレね!」と答え合わせして頂くと、より富岡保育園が面白く・楽しめるかもしれませんよ。

★ボランティア・インターンシップ・園見学・保育実習など随時募集しています。お問い合わせはホームページTOP電話番号より宜しくお願いします。
2021-07-04
上半身を裸で武装する野郎共

とあるの日のこと。(と、言っても昨日のことだが)

天然パーマの副園長村上にとっては、髪の毛のコントロールが最も効かない時期でもあり。

木材の建具が豊富な富岡保育園では、扉の開け閉めのコントロールが最も効かない時期でもあり。


そんな蒸し暑い日の出来事。

虹グループ(3.4.5歳児)ではセミバイキングスタイルのお昼ごはんを各自が食べ終えた頃。

(※セミバイキング‥午前の遊びの終わりを各自・仲間で調整した後、量の加減などを配膳スタッフに自分で伝えながら、各自・仲間で、好きなテーブル(ちゃぶ台)で食べる。)

縁側と言っても過言ではない廊下あたりで、数人の野郎ども⁉︎いや、男の子たちが、たむろしていた。

それもだ。その野郎ども⁉︎いや、男の子たちの上半身は裸である。

シャツやTシャツなどは腰に巻き付けたり、片手に持って振り回していたりもする。

そろそろ野郎どもと呼んでも良いですよね⁉︎この光景は。

食後だから体温が上昇しているんでしょうか?お部屋は、密閉にしないよう窓を開けたままではありますが、エアコンと扇風機を利用して快適な室温を保っているんですよ。僕(副園長村上)だけでなく、誰がどう考えたって、お部屋より縁側の方が暑いですよ。湿気だってありますよ。

けれども、野郎どもは、上半身を裸で武装して、なんならば自分で胸や肩を叩いて強さを誇っている。「俺の方が強いぜ!凄いぜ!」と、野郎どもの仲間内で誇示し合っている。


誤解を恐れず、野郎どもの行動をまとめてみると‥

暑かったら、脱げ!

湿気があるなら、汗をかけ!

野郎なら、強さを誇示しろ!

人間の本質なのか、動物の本質なのか、生き物の本質なのか。子どもたち、いや野郎どもの姿に、ただただエネルギーを感じる日でした。


★ボランティア・インターンシップ・園見学・保育実習など随時募集しています。子どもたちの、いや野郎どものエネルギーに触れてみませんか?ヤケドしないように、ほどよい距離で見守って頂ければ幸いです。(お問い合わせはホームページTOP電話番号より)

2021-07-03
村民の願いごとを紹介するよ

皆さま1日お疲れ様です。とみほ村の富岡保育園では本日実習生反省会が行われました。副園長村上は司会をマネージャーへ託して‥とみほ村のお庭をウロウロと‥


※保育士の資格をとるべく、実習をやり遂げた実習生。“次世代へ希望を繋げる責任”をプロの保育者になって果たして欲しいと願っています。応援しています‼︎fight‼︎


とみほ村のお庭には、現在、いくつかの“竹”が設置されています。

なぜだかお分かりでしょうか?

そうです。“七夕の日”が迫っているんですよね。竹の笹の葉に、園児・保護者・保育者などなど、とみほ村に暮らす人たちが、こぞって‥『お願いごと』を記して飾っています。

七夕についての由来や豆知識などは、おのおので調べてもらうとして‥

今日は‼︎とみほ村に暮らす人たちが飾った『お願いごと』を紹介していきたいと思います。

※園児が記した平仮名表記についても、このたびは読みやすさを考慮して漢字表記にさせて頂きます。ご了承下さい。

■『たくさんお友達ができますように』

■『早く小学校へ行きたいです。ランドセルは紫がいいな』

■『大人になってお金持ちになって、ランボルギーニを買って乗りたいです』

■『警察官になりたいです』

■『お花に囲まれるお姫様になれますように』

■『ティラノサウルスに会いたいな』

■『平仮名が書けれるようになりたい』

■『早起きができますように』

■『泣かずに保育園に行けますように』

■『サンタさん大好き。サンタさんに会えますように』

■『家族みんなが元気で過ごせますように』

■『先生になりたい』

■『大好きなワンワンに逢えますように』

■『いつも美味しいものでお腹がいっぱいでありますように』

■『若く美しく楽しく過ごせますように』

■『健康で楽しく暮らしていきます。神さまありがとう』

■『虹組さんになりたい』

■『明日の朝、糸が出せるように』

※スパイダーマンが好きな園児です。

■『とみほ村のみんなが元気にのびのびと笑顔でいられますように』

■『素敵な恋ができますように』


などなど‥全てを紹介することが出来ませんでしたので、是非‼︎とみほ村に足を運んで見に来て下されば幸いです。また、『お願いごと』を飾って欲しい‼︎という方も是非‼︎

そして‼︎七夕飾りを作りたい‼︎また作った飾りを飾りたい‼︎という方も大歓迎です‼︎

※とある家庭は、お家で七夕飾りを親子で作って、毎朝持って来て下さいます。ご家庭での親子の豊かな時間が感じられる飾りです。ありがとうございます。


★ボランティア・インターンシップ・園見学など随時募集しています。「わたし、七夕飾り作るの得意‼︎」というアナタ‼︎是非‼︎岡山県笠岡市富岡保育園まで。お問い合わせはホームページTOP電話番号より宜しくお願いします。


願いごとを飾るよ
2021-07-02
ベテランを気遣う若手保育者

7月に入っちゃいましたね‼︎黄色の爽やかなシャツと膝に穴の空いたジーンズ姿の副園長村上です。

富岡保育園では、新クルーも揃い、現場保育者の役割分担などを少しずつ整えていきたいタイミングでもあります。


さっそく、本日の早朝に主任先生と2人でアレやコレやを調整し合っていたところ‥

主任「昨日、Hちゃん(若手保育者)から、“先生疲れてますか?大丈夫ですか?”って心配されちゃって。」

副園長「え!?そうなんですか!?僕は全然気づきませんでしたよ~。先生(主任)仕事好きですからね~♪」

と、ハラスメントに近いような冗談を飛ばしつつ‥


副園長「けど、Hちゃんは、何で先生(主任)が疲れてるって思ったんですかね?」

主任「この前、私が送った、とみほニュースの文章を見て。(Hちゃん→)“先生(主任)は、いつも可愛い絵文字を付け添えたり、文章の終わりに面白い内容を付け添えたりしていると思うんですが、この前の記事には無くて‥たぶん、先生(主任)疲れているんだろうな。私、頑張らなくっちゃ!って思ったんです”と、言われたんですよ。ホント‼︎Hちゃん(若手保育者)は繊細で細やかな気遣いができるよね。」

※とみほニュース‥富岡保育園保育者限定の記事(園児の健康状態、家庭の状況、また保育実践のイロハ)


副園長「ホント、Hちゃん(若手保育者)は凄いよね。それに、とみほニュースをあれだけ熟読して、そして熟考するって‥ホント、学ぼうとする意欲が凄いよね。将来の主任だよね!」

続けて‥

副園長「あ!ちょっと待って!だから‥昨日の、とみほニュースの先生(主任)の記事の文章の最後に“7月のオススメおやつは【ミニ鯛焼き】です♡”って書いてたんですね。」

主任「そうそう!主任が疲れてるって思われるようだといけないと思って笑」

ブログ読者の方。上記が富岡保育園保育者の内部事情です。ベテラン(主任)と若手保育者(Hちゃん)相互に“おもいやり”が通い合っているエピソードを聞いて、村上(副園長)はとてもhappyな朝を送ることができました。

ホント、良い仲間だなと、しみじみ思っちゃいました。ありがとう‼︎


★ボランティア・インターンシップ・園見学など随時募集しています。トミホクルー(富岡保育園保育者)の“お互い様のおもいやり”に触れてみませんか?happyになりますよ。お待ちしております。(お問い合わせはホームページTOP電話番号より)

2021-07-01
本日の副園長村上の反省紹介

皆様1日お疲れ様です。突然ですが‼︎ブログ読者の方‼︎

Q.「お仕事や子育てなどなどで反省することがある時、明日へ向けてどのように切り替えをしますか?」


この質問に対しては、答えは千差万別だと思います。甘いスイーツを食べたり、美味しいお酒を飲んだり‥お笑い番組を見て思いっきり笑ったり‥

とにかく、反省点に関しては“活かす”ことが大事であって、引きずってしまうことは良くないだろうな~と誰もが思うわけですね。


本日の村上の反省点について整理してみると‥

・実習指導担当保育者に対して、実習が予定通り進んでいないことに苦言を言ったこと。

・保護者支援担当保育者に対して、管理職都合で苦言を言ったこと。

・主任保育者に対して、現場マネジメントの苦言を言ったこと。

以上の3点です。振り返ってみると、苦言を言う自分に問題があるんですね。問題解決には、とみほ村の理念に心を落ち着けると一目瞭然なんです。

自分自身(村上)“笑顔”と“感謝”を巡らせることから意識が遠のいていたことにあるんです。

仲間や保護者、園児や、あらゆるヒト・モノに対して、あらためて丁寧に感謝の気持ちを持つことを反省した本日でした。


そして、そんな猛省村上の明日への切り替え方は!?

明日、木曜日と言えば‼︎

そう‼︎

生放送ラジオ日ですよね‼︎

現在、ラジオの練習のため、猛然と1人‼︎しゃべり続けています。(気合いが入っているため、本番より良い出来だと思います。)

ちなみに‼︎明日の生放送ラジオの内容は‼︎

学生のお子様がおられる方は必見‼︎

夏休みの宿題で間違いなく親子でアタフタするであろう、【読書感想文】について。

特に‼︎まだ長い文章を綴ることが難しいであろう小学校低学年の課題図書を‥

めちゃくちゃ面白く紹介します‼︎

乞うご期待下さい。


★ボランティア・インターンシップ・園見学など随時募集しています。もしも足を運んで頂いた際に、副園長村上が仲間に苦言を言っている現場がありましたら「感謝、感謝‼︎」と呼びかけて下さると、とても助かります。ご協力よろしくお願いします。

終わって始まる
2021-06-30
情報伝達には視覚聴覚触覚‼︎

こんにちは。さきほどランチミーティング(午後13時30分に毎日行われている少人数会議)に、主任・副主任とご一緒させて頂きました村上です。


通常のランチミーティングの流れは‥

①瞑想タイム(3分間呼吸だけに意識を向けることにより心身と脳味噌を整える)

②各グループ(虹・光・空)の園児の健康状態や、ご家庭の状況について、情報を共有する。

③主任or副主任から、その他の連絡事項や気になる点などについて意見交換をする。

上記を毎日少人数でした上で、全クルーへ伝達が回るシステムを富岡保育園では取り入れています。


なぜ、毎日、全園児や全家庭の情報を全クルー(富岡保育園職員)で共有や把握をしておく必要があるのか?

ブログ愛読者ならばご名答されると思いますが‥富岡保育園では、固定担任制を敷いておらず『全職員が全園児の担任である』との意識で、保育に責任を持って取り組んでいます。

乳幼児施設などであるあるかもしれない‥「うちのクラス」「よそのクラス」という概念は、ここ最近では全く消え去ったと、僕(副園長)は思っています。


さて、本日ランチミーティングに、主任・副主任を呼び寄せたのには理由があるんですね。

ブログ読者の方は、“富岡保育園のファン”との認識がありますので、今日は富岡保育園内部事情について赤裸々に語っていきたいと思います。


さきほど連ねました、園児の健康状態や家庭状況に加えて、保育園おのおのの職務や役割によっては、仲間に“お願い”や“お知らせ”“報告”をする必要性があります。

その際に、「全体に知らせるためには!」と、「手っ取り早く全クルーで共有しているスマホアプリ“だけ”に頼るのは危険だよ!」との話をさせて頂きました。


なぜか?

それは‥「全クルーで共有しているスマホアプリに1番多くの情報を毎日発信している村上」だからこそ、スマホアプリでの発信の理解度や納得レベルを心得ているからです。

結論から言えば‥「ザルです。」

はっきり言ってしまえば、何度も何度も見返さない限り“ただ目を通した”程度になる可能性が最も高い。

その上で、スマホアプリでめちゃくちゃ詳しく発信した本人は‥「これで、理解してくれるだろ。」と安心してしまう自己完結の恐れがあるんです。

※個人差が非常にあることを踏まえる必要があります。もちろんめちゃくちゃ熟読して理解される方もおられれば、事情によっては、目を通すことも難しい場合があったり、また文章自体が苦手な場合だってあることも考慮する必要があります。


本日、主任・副主任へオススメした仲間への伝達方法を紹介しますね。

ポイントは伝達情報の重要度にあります。

★軽いもの(とりあえず耳に入れておく程度)

・スマホアプリだけに頼ることも可能である。

★★重要(知っておかないと困る)

・ミーティングなどで口で伝達した上で、スマホアプリでも綴って記録しておく。

★★★めちゃくちゃ重要

・口で伝達、スマホアプリで伝達、加えて‼︎メモ書きなどの紙媒体に記録して、伝えたい相手に直接渡す。


便利な世の中だからこそ、効率的に情報を共有したり伝達できるのですが、比例して理解度が高まるかと言ったら、そうでもないと僕(村上)は考えています。

めちゃくちゃ重要な情報伝達の場合は‥

■スマホアプリやメモに綴られている文字を見る(視覚)

■直接話す(聴覚)※なるべく個人や少数

■メモ用紙などの紙媒体を渡す(触覚)

この3点をおさえることが、伝える側の責任と、理解して欲しい方への思いやりある伝達方法だと考え、マネジメントに取り入れています。


なんだか、お堅い話になっちゃったので‥“伝達”というキーワードから、本日の虹グループ(3.4.5歳児生活グループ)のお昼ご飯の遊びのシーンから1枚の写真を紹介しますね。

塗り絵を裏返して窓ガラスに当てがっている女の子。(5歳児classエジソン)

さて、何をしているか?

裏にうつっている塗り絵の線をなぞっているんですね。

いわゆる、“写し絵”と言いましょうか、“なぞり遊び”と言いましょうか。


実はこの行動は、写真に写っている女の子が開発したのではないんですね。

数年前(たぶん、5年くらい前ほど)の園児たちで流行った遊びが、伝達されているんです。もちろん伝達方法は、“見様見真似”です。


★ボランティア・インターンシップ・園見学など随時募集しています。また富岡保育園保育実践の種明かしをして欲しい方は、副園長村上(保育LABO)へお尋ねして頂ければ嬉しいです。お待ちしております。(お問い合わせはホームページTOP電話番号へ)

伝達されてきた遊びシリーズ
2021-06-29
あなたはどの情報を信じる⁉︎

皆さま一日お疲れ様です。来月の勤務表(富岡保育園では通称“暮らしdiary”と呼んでいます。※理由については過去ブログをご参照ください。)をギリギリ完成させました村上です。

久しぶりに脳味噌をフル回転させたんでしょう、現在チョコレートをむさぼり食べています。


さて、このたび岡山県笠岡市では乳幼児施設勤務の人たちについて、“コロナウイルスワクチン”を優先的に予防接種する取り組みが始まっています。

コロナウイルスワクチンについては、新聞やテレビやネットを通じて様々な情報が出ています。

情報があまりにも多すぎると、何を信じて良いのか分からなくなりませんか?


ブログ読者に質問させて下さい。

「あなたは、どんな情報を信じますか?」


世界的に有名な大学の教授が言っていることなら信じますか?

学校の先生が言っていることを信じますか?

かかりつけの医者の言っていることを信じますか?

自分の親、ご近所の方の言っていることを信じますか?

それとも、“体験を通じた自分の経験”を信じますか?


僕(村上)が思うに、案外、他者(教授や先生や医者や専門家や親など)の言っていることよりも‥

自分の“体験を通じた自分の経験”を信じたりしませんか?


例えば、富岡保育園が不定期で配布している「ほぼムラカミときどきキミちゃん~子育て幼児教育専門magazine~」なんかの内容は、ほとんどが、大学の教授などの専門家が研究した内容に基づいてまとめています。

読者の方よりも間違いなく専門家の方が研究をしているんだけれども‥

納得や理解がいくかorいかないかは、読者の幼少期や子育ての“体験を通じた自分の経験”に比重が置かれていたりするのではないでしょうか?


“体験を通じた自分の経験”に比重を置くことが、良いのか⁉︎悪いのか⁉︎僕(村上)には分かりません。

ただ、あまりにも“体験を通じた自分の経験”に比重を置きすぎると、新しいことへの挑戦や好奇心、また柔軟な理解を、阻む(はばむ)可能性があることも視野に入れておきたいです。


さて、このたびのコロナウイルスワクチンについて。富岡保育園では職員(トミホクルー)に強制接種は進めておりません。

ひとりひとりが、自分の心身と誠実に向き合うこと、また正しい情報と向き合うことで決断して頂きたいと思っています。

※ちなみに僕(村上)の場合は、隠れ癌患者でもありますので、癌治療で大変お世話になった最も【信頼】している医師にワクチン接種の必要について相談しました。僕(村上)の持病の場合はワクチン接種が必要であるとのことなので、笠岡市の取り組みに有り難く参加させて頂きたいと思います。


[今日のまとめ]

「どんな情報を人は信じるのか?」

・“体験を通じた自分の経験”

・【信頼】している他者の発言


★ボランティア・インターンシップ・園見学など随時募集しています。「ブログ記事について信用ならない!」と思われている正直者のあなた‼︎是非‼︎とみほ村の富岡保育園にて1日“暮らし”を共にしてみませんか?(お問い合わせはホームページTOP電話番号より)

2021-06-28
子どもたちの未来へ希望を繋げる方法を伝授!?

おはようございます。令和3年6月27日午前9時30分過ぎに叫ばせて頂いてもよろしいでしょうか?


「みんな〜‼︎岡山県笠岡市富岡北地区“富岡公園”“桜椿公園”をしっかり活用してね〜‼︎」


実は本日早朝より「富岡北地区まちづくり協議会」の理事と環境美化部にて“富岡公園”“桜椿公園”の草刈りなどの清掃を行ったんですね。

ちなみに本日のメンツ最年少35歳の村上は熊手係を担当して草刈り機で刈った草を集めていました。

草刈りメンバーの地域の方からは「村上先生‼︎これで、園児らも安全に遊べるの〜‼︎」との、有り難いお声を頂きました。

※“富岡公園”“桜椿公園”は富岡保育園より徒歩5分程度にあります。桜のお花見シーズンもオススメですし、夏期は木陰も多く笠岡市の街並みを一望しながら、親子連れからご年配の方に楽しんで頂ける公園です。


草刈り清掃に参加しながら、ふと思ったことがあるんです。

村上が、ラジオやブログなどで、ところかまわず言っているフレーズ『子どもたちの未来へ希望を繋げる』

ブログ読者やラジオ視聴者などなど「そんな大それたこと、私や僕にはできません。」とのご意見もあったりするかもしれません。

しかし‼︎今日‼︎『子どもたちの未来へ希望を繋げる方法』を伝授しますね。

それは‼︎

“草を一本でも抜け”です。

子どもたちが遊ぶであろう公園の草を一本抜く。

子どもたちが通学路として歩くであろう道の草を一本抜く。


本日の“富岡北地区まちづくり協議会”清掃時間は大変勉強になりました。

村上も、子育て・幼児教育の小難しい専門的知識をこねくりかえす前に‥

「草を抜きます‼︎」


『地域の方と“一緒に同じ目的”(公園を綺麗にする)で“一緒に汗を流す”こと』は、地域密着⁉︎癒着⁉︎型の乳幼児施設を謳うならば絶対条件なのかもしれません。

なにはともあれ、富岡北地区まちづくり協議会の方々、大変お疲れ様でした。

富岡保育園の園児・保育者も、有り難く富岡保育園・桜椿公園を利用させて頂きます。


★ボランティア・インターンシップ・園見学など随時募集しています。また富岡北地区では無いんだけれども、富岡公園などの地域活動に参加してみたいという方も大募集しています。一緒に草を抜いて子どもたちの未来へ希望を繋げていきましょう。

(お問い合わせはホームページTOP電話番号より)

2021-06-27
誤解しないで聞いて下さいね

こんにちは。岡山県笠岡市富岡605「とみほ村」村長の村上から中継させていただきたいと思います。

※「とみほ村」とは?富岡保育園に関わる、携わる、全てを総じて“村”というコミュニティ化した表現です。


6月終わりの土曜日。本日は朝からせっせと‥食育園芸委員会クルーと園児たちで、夏野菜(ピーマン・ナス)、ジャガイモの収穫です。

手で直接“土を掘る”、手で直接“野菜をつかむ”って、農家の方なら当たり前のことでも、消費者の立場でいると、かけ離れがちになってしまいます。

自分たちが食べる食べ物の成り立ちについて『手で直接触ること』で、子どもたちの感性に何かしらの刺激や影響があるのではなかろうかと思うのですが、いかがでしょうか?


さて、本日は今年度新クルーの事務長も保育現場に応援に駆けつけてくれました。保育園の事務作業って、ただ数字を合わせたり、文字を打ち込めばいいわけではないんですね。(←村上は事務業を一切したことがありません。前事務長からの助言を参考にさせてもらっています。)

保育現場に入ることで、数字や文字に出てこない情報を把握することができるといったメリットがあるんですね。

加えて、現場保育者とコミュニケーションをとる機会を作ることで、就労・勤務に関する事務業にも反映させることができるんです。


そんなこんなで、土曜日も午後にさしかかっております。

※午後からは職員会議・職員研修なども行っています。

職員会議中に登場したのは、本日お休みの園庭長です。

※園庭長‥とみほ村のお庭(前庭・中庭・裏庭)や、園内の生花など、すべての植物環境に従事して下さっています。

潮時を迎えつつある紫陽花(あじさい)をドライフラワーにする段取りにいそいそと。

加えて、紫陽花の種類や色味について、また剪定の仕方などを食育園芸委員会クルーに講義して下さいました。

(とにかく植物を奥が深いです)



もしかすると、ここまで読んで下さったブログ読者の方で‥

「村上先生‼︎富岡保育園は子ども主体の保育じゃないんですか?食育園芸委員会、事務長、園庭長、大人の紹介ばかりじゃないですか‼︎」

と、ツッコミを入れて下さった方。


誤解しないで聞いて下さいね。

“子ども主体の保育”に携わる保育者ひとりひとりも、また主役なんです。

「とみほ村」に関わる、携わる、全ての人のそれぞれの人生が素敵であること。輝けること。豊かであること。そのための“場”の一つが「とみほ村」なんです。

ジャガイモの収穫
アジサイの講義
2021-06-26
村上太志の極秘仕事術大公開

おはようございます。早朝に登園した子どもと折り紙をいそいそとやっておりました村上です。久しぶりに切り絵でザリガニやらカブトムシを作ってみると、案外、子どもたちからは好評でしたね。


さて、本日のテーマ【村上太志の極秘仕事術大公開】なんて、大それたお題をつけちゃいましたが、もしかするとブログ読者にとっても参考になる点があるかもしれないので是非目を通してみて下さい。


ちなみに副園長村上の仕事内容と言えば‥

■副園長ブログ毎日更新

■毎週木曜日生放送ラジオ「富岡保育園付属大学」

■子育て幼児教育専門magazine「ほぼムラカミときどきキミちゃん」原稿作り

■富岡保育園保育者限定「とみほニュース」毎日配信

■現場保育者の心身の健康確認

この5点が主だっています。【現場保育者の心身の健康管理】については、コミュニケーションはもちろん、保育者たちの扱う言葉や佇まい、また暮らすお部屋の整理整頓の具合や、お庭や室内の植物の状態などを家政婦のミタゾノさん並みに確認しながら把握しています。

(↑人差し指でホコリをとるような意地悪爺さんをイメージしないで下さいね。)


さて、残りのブログやラジオや原稿作りなどなどの仕事は、いわゆる【発信】です。しゃべるにしろ、綴るにしろ、扱うツールは【言葉】です。

そこで、本日は副園長村上が【言葉】を扱う上で気をつけている点や、工夫している点を紹介してみたいと思います。


まず絶対おさえなきゃいけない点は、読む人・聞く人が“気持ち良い”“心地良い”言葉を扱うことです。

「副園長ブログ」については愛読者の方ならばお分かりかと思いますが、初回の記事と、現在(678回)の記事とでは、似たような内容でも、違った感触を受けるかもしれません。

不特定多数の方が見るブログではあるものの、なるべく1人の特定の方を思い浮かべながら、その方へ語りかけるように現在は綴っています。

また専門用語などは、なるべく少なく、もしも扱う場合は噛み砕いて、誰にでも理解しやすい言葉に変換するよう努めています。


「生放送ラジオ」については、かれこれ始めて半年以上経ちますが、いまだに開始時刻の数分前は緊張感に満ちています。緊張感のある中しゃべりますので、しどろもどろの【言葉】になってしまうことは多々あります。

ただ‼︎ラジオ内で、緊張感のある中、なるべく視聴者の気分を害さない言葉を瞬時に選ぶ訓練は、日常の暮らしにめちゃくちゃ役に立っていると自分では感じています。

また、地域性の強いラジオ放送局なので、方言も入れつつ、年配層への敬意も示せるように“丁寧語”でしゃべるように努めています。

加えて、1人でしゃべる時には、必ず“相槌できる間”を意識的に作るように心がけています。実は、視聴者の方から「相槌する暇がないと、理解が追いつかない」とのご指摘もあったことが、とても学びになっていたりするんですね。

※2人で会話する時にも“相槌する間”を作ることは、互いの理解を深める上でとても役に立ちます。


そして、富岡保育園保育者限定「とみほニュース」については、かれこれ始めて5年ほどが経つかもしれません。1日の文章量については、副園長ブログの3倍以上の長文です。

長文でのメッセージで、気をつけている点は、長文が苦手な方でも、読みやすい・理解しやすい文体を作ることです。

例えば‥

「桃太郎は犬と猿と雉をお供につれて鬼ヶ島へ行きました。」

「桃太郎は

“犬”と“猿”と“雉”(きじ)を

お供に連れて

“鬼ヶ島”へ行きました。」

では、同じ内容でも理解のし易さが異なるかもしれません。

保育者限定ニュースですので、バシバシ難しい専門用語も使いますから、余計と、読みやすい・理解しやすいは必須なんですね。

また、ニュース記事内では“改行”を、かなりの頻度で使うようにしています。

なぜか?

それは、目だけで文字を追うのではなく、スマホをスクロールする手・指を同時に動かすことにより‥

頭の中で整理しながら読み進めることができるようにとの配慮なんですね。(ついでにメモもとりやすい)


以上の極秘テクニックを乱用⁉︎いや、用いながら、日々【発信の仕事】に取り組んでいます。

副園長村上の語る・綴る【言葉】に関して、「あれって、どーゆー意味?」「もっと、こーゆー表現にしたら?」などなど。率直なご意見御指導ご鞭撻、お待ちしております。まだまだ発展途上村上ですので、皆さまからのお声があればあるほど上達するんじゃなかろうか、と思っています。

宜しくお願い致します。


★ボランティア・インターンシップ・園見学・保育実習など随時募集しています。

また、毎月配布しています「とみほ村だより」(富岡保育園・富岡北地区まちづくり協議会の、活動予定や報告)

不定期配布しています「ほぼムラカミときどきキミちゃん」(子育て・幼児教育専門マガジン)

加えて「たまろう、とみほ村。」(富岡保育園に関わる人たちの応援メッセージ)について

購読をご希望の方も是非お問い合わせくださいね。(ホームページTOP電話番号より)

おしいれの冒険
2021-06-25
ギリシャ医神アスクレピオス

皆さま1日お疲れ様です。梅雨独特の蒸し暑さに、大人も子どもも心身の健康を保つのに大変な時期がやってきております。

富岡保育園では、現在、夏風邪症状に加えて、嘔吐下痢症状の子どもが、特に低年齢児にチラホラと。体温調節機能であったり免疫機能が未発達の乳幼児に関しては、携わる大人(保護者や保育者など)は「食事・睡眠・運動・笑顔・感謝」の5点をいっそう配慮することが養護の面では大切になってきます。

細かい例を挙げるならば、暑いからといって冷たい食べ物や飲み物ばかり提供してしまうと、胃腸の機能を弱めかねません。暑いからといって、エアコンの設定温度を下げ過ぎたり直接扇風機を当ててしまうと、体温調節機能を弱めかねません。高額なお金をかけずとも、日頃の暮らしの中で、ほんの少しの配慮をすることで、養護の面は守れたりします。

また高熱が出た後日に、すぐに集団生活の場へ送るよりも、1日、2日ほど“用心”する期間を設けることで、体調不良の長期化を避けることができるかもしれません。

上記を実践するにあたっては、お父さんやお母さんだけでは負担が大き過ぎるのは明白です。どうしてもお仕事に行かねばならない時もあったり、ご都合もあるかと思います。そんな時に、おじいちゃんやおばあちゃんなどなど、助けてもらえる存在、頼れる存在を、日頃から構築しておくことは、現代の子育て家庭の最重要課題だと考えます。


なんだか、説教がましいブログ記事になってしまったことをお詫びします。『子育ては社会全体で行うこと』が現代の常識になることを切に願っています。

★本日の生放送ラジオ「富岡保育園付属大学」のテーマは【手当て】です。コロナウイルスであったり、また夏風邪であったりはたまたメンタル機能の落ち込みであったり。「身体」と「心」を救うためには!?それは、【手当て】なんですね。ふれる、さする、なでることで、人はよみがえることを、紀元前の最古の医療について触れながらお話ししています。お見逃しの方は、YouTubeチャンネル「富岡保育園付属大学」をご覧下さいね。ちなみに古代ギリシャで医神と称された“アスクレピオス”が登場しますよ‼︎


※ボランティア・インターンシップ・園見学・保育実習など随時募集しています。くれぐれも心身の体調を整えてご参加くださいね。お問い合わせは、ホームページTOP電話番号より宜しくお願いします。

2021-06-24
ボランティア募集しています

おはようございます。本日は早朝に、とみほ村に新たにやってきた愉快な仲間たちの紹介です。

まずは1人目⁉︎富岡保育園のお昼ごはん(給食)の食材を毎日運んできて下さる八百屋さんとともにやってきた〇〇〇〇〇〇の幼虫。

八百屋さん「おはようございます‼︎先生、模様の綺麗なアゲハチョウの幼虫を見つけたんですが、園児たちにどうでしょうか?とりあえずエサにとパセリを入れています。山椒の葉っぱなんかには黒アゲハの幼虫がいるそうですよ。」

さっそく、早朝に来ていた子どもたちは集って観察です。

1人の女の子(5歳児classエジソン)は、「この幼虫が大きくなったら、どんな模様のアゲハチョウになるんだろうね。私、ちょっと絵に描いてみる!」と、自分の想像を画用紙にクーピーだったり、折り紙を切って貼って表現していました。


他の子どもたちも観察や、画用紙に描こうとした、その時‼︎次の愉快な仲間、〇〇〇〇〇がやってきたんですね。

保護者の方「おはようございます。先生‼︎昨晩、近所でカブトムシを捕まえたんですが、園児たちにいかがでしょうか?とりあえず5匹持ってきました。元気で良く飛ぶと思います。」

さっそく、早朝に来ていた子どもたちは、アゲハチョウの幼虫を尻目にしてカブトムシの観察です。

元気に動き回るカブトムシに大興奮で、ヤンチャな子どもたちは手で捕まえたり棒でつついたり。

※いちように触れ合った後、カブトムシの安心安全を守るために、飼育ケースにおさめています。もちろん直に触ることで学べることもありますが、生き物の命を大切にことも同時に学んでほしいと願っています。


とみほ村に新たにやってきた愉快な仲間たち、アゲハチョウの幼虫さんと、カブトムシ君5匹。富岡保育園の園児とともに、この夏を豊かに生きてほしいと切に祈っております。


★ボランティア・インターンシップ・園見学など随時募集しています。ちなみに昨日夕方には、仕事帰りと社会人の方がボランティアに来て下さり、子どもたちに絵本を読んで下さったり、お話を一緒にしたり、とても有意義な時間を持たれていました。職種や性別や国籍など全く問いません。気軽にお問い合わせ下さいね。(電話番号はホームページTOPより)

アゲハチョウの幼虫
大事に飼育できるかな
2021-06-23
【太陽のお台所】入門編

おはようございます。6月期、とみほ村の富岡保育園内の早朝の鍵当番をしております副園長村上です。「さあ、今日も1日はじまるぞ‼︎」とエネルギー溢れる子どもたちを待ち構える部屋の空気感を味わえたりもします。


園内に、一般的には“給食室”と呼ばれるであろう、“太陽の台所”というお部屋もあります。もちろん“太陽の台所”も鍵を開けます。台所内(給食室内)を見渡すと、毎日必ず整然と綺麗に片付けられています。調理器具など、毎日必ず決められた位置に。

太陽の台所クルー(給食の先生)は、栄養士1人、調理師2人。園児と保育者、またワンコインランチなどで訪れるお客さまを含めて100人ほどのお昼ごはんと3時のおやつを作ります。

赤ちゃんたちの離乳食であったり、食物アレルギーのある子どもへ除去食を作ったり。また下痢などお腹のゆるい子どもへは、お粥や雑炊なども作ったり。とみほ村にいる全ての方の胃袋を管理をしているのが、太陽の台所クルーなんです。


さあ、そろそろツッコミたくなってきましたよね!?「なんで、給食室ではなく、“太陽の台所”と呼ぶの?」

お答えしますね。もちろん食品衛生の全ての基準を満たし、子どもたち、また保育者などの関わる大人の心身の健康を守る上で、絶対に欠かせない『食事』を作る場所。

「給食」の語源は、食事を配給する。“給う”という言葉には、どうも上下関係を感じてしまうんですね。

とみほ村の富岡保育園では、食事は配給する、支給する、といった調理クルーと園児との上下関係ではなく、“暮らし”の中にある関係性に食事を位置づけしたかったんです。

(↑ややこしい説明ですみません。)

結論から言うと、暮らしの中で食事をする際、欠かせない場所、“台所”との呼び名におさまりました。そして、『食事が暮らしの中心であってほしい』との想いから“太陽の台所”になったわけです。


少々ややこしい説明が続きましたが‥とみほ村の太陽の台所クルーの存在についてもふれてみたいと思います。

ブログ読者にとって、給食の先生って、乳幼児施設や学校施設ではどのような存在でしょうか?

毎日会ったり、お話したりしますか?職員同士はともかく、園児や学生と給食の先生たちがコミュニケーションをとる機会ってありますか?

今日は、あくまでも入門編なので、詳しくはお話ししませんが‥富岡保育園のお台所クルー(給食の先生)は、園児から、ファーストネームかつ“ちゃん付け”で呼ばれています。(山田花子先生であれば、“花子ちゃん”って呼ばれる具合です)退勤時などには、お台所クルーの周りに園児が集まったり、手を繋いで歩く姿もあります。


衛生面はもちろん、食材や調味料なども、もちろん健康面を考慮しこだわる必要があるとは思います。

しかし‼︎

例えば、誰が作ったか分かんないめちゃくちゃ高級な料理と‥例えば、手を繋いだり抱っこしてもらえる仲良しの先生が作るご飯と‥はたして、どちらが心身の健康に効く美味しい食事なのでしょうか?


何度も言いますが、本日はあくまでも入門編なので、今後のブログを通じて【太陽の台所】(とみほ村の暮らしの中心)を紹介していきたいと思います。気になる方は、“とみほ村ワンコインランチ”などをご利用下さい。

※とみほ村ワンコインランチについては、事前予約が必要となります。(ウイルス対策、食材の量の調整などの事情により)お問い合わせはホームページTOP電話番号より宜しくお願いします。

2021-06-22
「前は、こーーだったのに、今は、こーーなっとるもん」

皆さま1日お疲れ様です。本日より県内の保育士養成校より実習生の方が学びに来られています。このご時世、実習を断られることもあるようで、先週末に緊急に実習生受け入れが決まりました。

富岡保育園は、次世代の保育を担う学生に対して、“希望”と“夢”を与えられるようにサポートし、共に学び合うことを誓います。一緒に保育を、“丁寧な暮らし”を楽しみましょうね。


さて、本日は富岡保育園で取り組んでいます【Narrative Tree】(ナラティブツリー)の紹介です。

※ナラティブツリーとは‥保育者たちが綴る、完結しない、結果が定まっていない、まとまらない、悩んでいる、ハテナで終わる、見る人が感じる、聞く人がとらえる、開放型の物語です。

『お座り上手になっとる』

Aちゃん(5歳7ヶ月)は、赤ちゃんが好きで、よく、そらグループ(0.1歳生活グループ)のお部屋に遊びにやって来る。

ある日‥

Aちゃんが遊びに来た時に、「Bちゃんが1番カワイイ♡」「Cちゃんが1番カワイイ♡」「Dちゃんが1番カワイイ♡」と、側にいる、そらグループの子ども達みんなの名前を言っていった。

そんな、みんな“1番”と言う、底抜けにカワイイAちゃん。そして、Aちゃんの、ある言葉に驚かさることになった私。


Aちゃん「Bちゃん、お座り上手になっとる‼︎」

最近、座ることが安定し始めたBちゃん。ほぼ毎日そらグループに遊びに来るAちゃんだからこそ気づいた変化だ。そんな変化への気づきに私は驚いたんです。

Aちゃんは、その後、「だって、Bちゃん、前は、こーーだったのに。今は、こーーなっとるもん‼︎」と、身体を使って再現を始めた。

Aちゃん見守る保育力を感じさせる観察力に、1人の保育者としての姿を感じた私だった。


ミマモリスト K



⭐︎ボランティア・インターンシップ・園見学など随時募集しております。とみほ村での日々のドラマを一緒に感じませんか?お気軽にお問い合わせ下さいね。(ホームページTOP電話番号より)

2021-06-21
添付写真の説明書きがあるよ

おはようございます。日曜日の朝と言えば‥とみほ村の玄関掃除に勤しんだりしています村上です。

ブログ愛読者の方ならば、そろそろツッコミたいのではないでしょうか?「なんで⁉︎保育園休みなのに⁉︎わざわざ日曜日に⁉︎」 

お答えしましょう。「村上太志は単純に富岡保育園が好きだから」です。ただ、実はもう1つ理由があるんですね。

日曜日って、保育園内は園児や先生たちもいませんから当然静かです。と、いうことは⁉︎ご近所の暮らしの声や音だったりが感じられるんですね。

富岡保育園のご近所の方々は、とても“丁寧な暮らし”をされています。ご高齢の方も多いのですが、早朝から掃き掃除であったり、お庭のお手入れや畑仕事をされています。

そんなご近所の方の暮らしに触れたり、道端でお会いして立ち話なんかができるからこそ、日曜日の朝に玄関掃除をしたくなるんですね。


昨日のブログ記事では岡山県笠岡市の人口について数字で分析しました。今流行りの“統計”なんてもので分析すれば、今後の笠岡市の未来、富岡北地区の未来、富岡保育園の未来なんてものが予想できたりしますでしょうか。もちろん正しい数字、正しい知識、正しい統計、正しい分析は必要だとは思います。ただ、“地域”のなかの保育園であるためには、“地域”を数字だけで見るのではなく、実際に地域を歩き、地域の方と対話することで本当の“地域”を知ることができるんだと思います。

ご近所の方の味噌汁の味を知るようになれば、とみほ村の村長として一人前になれそうな気がしています。


【添付写真説明書き】

■裏庭にミニ田んぼを作って田植えをしました。※ミニ田んぼは元理事長先生作です。

■保育園駐車場北側にある畑で、せっせと水やり。※夏野菜(トマト・キュウリ・ナス・ピーマン)サツマイモが植えられています。

■ご近所の方から頂きましたザリガニの赤ちゃんを観察。※ご近所の方も園児の喜ぶ様子に、ザリガニ捕獲率が上がっているようです。本当にありがとうございます。

■新クルーがミルクを作る様子を、心配そうに見守る園児たち。※年齢はもちろん新クルーの方が上ですが、園児たちは“とみほ村の先輩”としての自覚があるのかな。



★ボランティア・インターンシップ・園見学など随時募集しています。お問い合わせはホームページTOP電話番号より、副園長村上をお呼び出し下さいね。

はじめての田植え
大きくなってね
じーっ
おいしいミルク作ってね
2021-06-20
今日のブログ記事は二本立て

先日、富岡保育園園長宛に匿名希望の方から手紙がありました。

内容は‥「マスク着用」について。

日本経済新聞や、ベネッセや株式会社ロッテなどが発信している、マスク着用が子どもに与える影響についてを根拠に、“乳幼児施設ではマスク着用をやめてほしい”との旨を綴られていました。

※根拠の詳細については、脳や身体、心、コミニュケーションなどを含めた影響が示唆されていました。(←気になる方は調べてみてくださいね)

匿名希望の方へ。是非‼︎とみほ村の富岡保育園へおいで下さい。富岡保育園ではコロナ渦当初より、WHO(世界保健機関)の見解をもとに、園児へはマスク着用を義務化していません。加えて、職員(トミホクルー)へも、マスク着用をする場合のメリット・デメリットについて指導しています。乳幼児と愛着関係を作る上で“信頼”を得るための1つの大事なツールとして、「表情」がマスク着用をしている場合読み取りづらい。また言葉が培われる時期に、口の動きが見えづらいことへの懸念についても、すでに園内では指摘済みです。

匿名希望の方、安心してください。富岡保育園では「みんなやらせているから、うちもやらせよう!」との方針は一切とっていません。子どもたちと心身の健康を守るために、常に正しい知識と情報を得て実践する努力をしています。


さて、今日のブログ記事は二本立てです。後半戦は‥今週の村上太志の生放送ラジオ「富岡保育園付属大学」で紹介させて頂きました【笠岡市の人口】について。

※放送では、かなり細かい数字を紹介しましたが、ブログでは“約”の表記で進めていきますね。(←気になる方は笠岡市のホームページを調べてみて下さいね)(ラジオの内容についてはYouTubeチャンネル「富岡保育園付属大学」をご検索下さいね)


現在、笠岡市の人口は、約4万7千人。(プロ野球チーム巨人対阪神の満員の観客数が5万5千人)ちなみに20年前は5万9千人。10年前は5万4千人です。10年ごとに5千人ずつは着実に減っている超少子高齢化地域です。

内訳を見てみると‥

2020年、65歳以上の方が人口の37%(0歳~14歳は10%)

2010年、65歳以上の方は30%

2000年、65歳以上の方は25%

上記を踏まえると、近い将来、笠岡市で出会う人の10人に4人は65歳以上になります。


続きまして、子どもに目を向けてみましょう。

20年前には

2000年、約400人が産まれました。

2010年、約300人が産まれました。

2020年、約200人が産まれました。

そして、2021年‼︎現在予定されている赤ちゃんは約150人です。

市の政策で言えば、特に出生に関わる世代の女性の笠岡市への在住に目をつけており、働く場所の確保へ向けて企業の誘致に励んでいるようです。加えて、県内の都市部と繋がる大型道路の建設や、市内に住宅街を作る動きなど、ハード面への努力をているようです。

次に乳幼児施設。現在、幼稚園・保育園・こども園、総数で22園あります。笠岡市は海から山、島まで広域にわたっていますが、東京都や岡山市内が抱える“待機児童”は、子どもの人数と施設数から考えると待機児童は出ないはずなんですね。むしろ、市内の園のほとんどが定員割れの現象にあるのが実情です。

さきほど表記した、2021年度産まれてくる150人の子どもが、例えば乳幼児施設へ均等に入園するとなると、1施設に約7人。例えば小学校が1クラス35人制度のままだと、笠岡市内で5クラスあれば充分な人数になるんですね。

上記を考慮しながら、富岡保育園では園の経営を考えていっています。

ブログ読者の方が経営者ならば、どのような方針を打ち出されますか?


★ボランティア・インターンシップ・園見学など随時募集しています。また園の経営について富岡保育園の秘策⁉︎を知りたい方、足を運んで頂きましたら、保育LABOにて副園長村上が珈琲を淹れさせて頂きながらお答えしたいと思います。(事前予約はホームページTOP電話番号より)お気軽にお越しくださいね。


食後の絵本ゾーン⁉︎
2021-06-19
希望に満ち溢れた“におい”

とみほ村の富岡保育園では、年中水遊びが盛んだ。夏真っ盛りだろうと、雨の日だろうとおかまいなく、子どもたちの衣類は濡れて汚れて、そして洗濯されていく。

もしかすると“日本一洗濯物の多い保育園”かもしれない⁉︎なんて。

おしっこだったりの失敗はもちろん、泥んこだらけになっちゃったりすると、洗濯機に入れる前には、手洗いでゴシゴシする必要がある。今の季節、6月や7月だったりは水の冷たさをヒンヤリ味わいながら保育者も頑張れるんだけど、真冬なんて季節は修行に近いんだと思う。ひび割れた手指にハンドクリームを塗る姿を見ると、現場保育者たちには頭が上がらず、ただただ感謝と尊敬の気持ちでいっぱいになる。


さて、そんな洗濯された衣類を天日干しにしたりして乾かした衣類。我が子のために選んだお洋服なんだと思うんですね。時にはプレゼントされた雰囲気のあるお洋服だったり、お兄ちゃんやお姉ちゃんからのお下がりで大事にされた雰囲気のあるお洋服だったりがあるんですね。

そんなお洋服を、現場保育者は1枚1枚、丁寧に畳んでいくんです。畳む様子なんてのが美しいと自然と子どもたち(園児)も寄ってお手伝いしている姿も見かけたりします。

丁寧に畳まれたお洋服を、最後に持ち主のタンスやカバンにお返しすることで洗濯物の処理は任務完了なんです。


が‼︎

しかし‼︎

(今日の記事はココから始まります。前置きが長くなっちゃいました。)

ご家族が愛を持って用意して下さったお洋服、そして現場保育者が丁寧に洗濯したお洋服。タンスやカバンにお返しする時に、〇〇が無いと、任務が完了できないんです。

〇〇とは?

ブログ読者の方ならばお察し頂けますでしょうか?

正解は‥『名前』です。名前が無記入であったり消えていたりすると、大事なお洋服が迷子になってしまうんです。富岡保育園では名前を書く場所や書式など指定していません。保護者の方が「ココなら、先生たちも分かりやすいかな?」「同じ名前の友だちがいるから、苗字もアルファベットで書いて差別化したら、先生たち分かりやすいかな?」などの思いで記入して下さっていたりします。


さて、もしも‼︎名前が無い⁉︎見つからない⁉︎場合に、現場保育者は大事なお洋服の持ち主をどのように特定するのでしょうか?

(今日の記事のヤマ場です。)

結論から言いますと、「迷子のお洋服コーナー」へ展示して、保護者の方から「このワンパースはウチのです。」と答えを頂くのですが‥

その前に‼︎

現場保育者って、似た服だったり、同じ服でも、いつ・誰が・どんな時に着たか記憶していたりするんですね。

加えて‼︎

同じ日に、同じ服を、同じ場面で着て、同じタイミングで洗濯へ行ったとしても、もう1つの記憶を辿るんです。

それは‥“におい”です。ご家庭ごとの柔軟剤だったり、またご家庭ごとの“おウチのにおい”を基に、迷子のお洋服の解明にあたるんです。現場保育者の特殊能力の1つです。

ちなみに、お手伝いに寄った子どもたちも、隣の現場保育者の仕草を見様見真似で、畳んだお洋服のにおいを鼻でかいで「コレは〇〇ちゃんのだね。」と。


今日の記事はもちろん現場保育者の特殊能力を紹介したかったり‥大事なお洋服を保育者に預けるにあたって洗濯しやすいような思いやりのある配慮をする保護者の紹介をしたかったり‥したのですが‥

落とし所としては、【におい】について。ご家庭だったり、保育園だったり、“暮らしの空間での【におい】”を、もっと大事にしたいねって言いたかったんですね。

(ブログ愛読者の方ならば村上が何が言いたいか分かってくれるはず⁉︎)

もちろん香りのする柔軟剤や、フレグランス(香水)も良いかもしれません。タバコ臭や異臭を放たれた暮らしの空間よりは間違いなく。

ただ、乳幼児期には、できる限り、“本物のにおい”を嗅げる空間を実現させたいです。土のにおい、水のにおい、木のにおい、花のにおい。友だちのにおい、先生のにおい、お母さんのにおい、お父さんのにおい。汗のにおいももちろん。

なるべく本物のにおいを邪魔しないように。においに敏感に、鋭く、研ぎ澄まされる時期こそが乳幼児期です。だからこそ、優しいにおいや、柔らかいにおい、心地よいにおい、そして希望に満ち溢れたにおいの中で育つことができるように、富岡保育園は環境作りに努めていきたいと思います。


★ボランティア・インターンシップ・園見学など随時募集しています。とみほ村の富岡保育園は、あなたにとってどんな“におい”のする場所でしょうか?是非気軽に足を運んで、“におい”を嗅ぎにきてくださいね。(お問い合わせはホームページTOP電話番号より)

2021-06-18
もちろん読む係はCちゃんで

ゆうがたのお迎えを待つ時間。

「はやく迎えに来てほしいな」と寂しさを感じてもいるんだけど‥

「まだ遊びたいな」という思いになっちゃう。

特に日が長くなるにつれて、むしろ「お母さんお迎え来るの、はやい‼︎」という気持ちにもなったり。


そんな、ゆうがたの時間。6月17日木曜日。時は、18時15分ほどの出来事を綴ってみます。

残っていたのは、4人の子どもたちと、村上を含めた大人2人。子どものうち1人は、1歳程度で少し疲れも見え隠れしているのか、1人の保育者に気持ち良く抱っこされている様子。

残りの3人は‥ゆうがたの時間も一緒になることが多くあったり、日中の時間にも気が合うのか一緒に遊んでいることが多い3人。Aちゃん(3歳9ヶ月)B君(3歳8ヶ月)Cちゃん(3歳6ヶ月)です。

3人は、「アン◯ンマンのカルタ」を楽しんでいる様子。

まだ3人ともに、平仮名・カタカナを読むことは難しいようだが、“読む係”と“取る係”とを分けているようなんです。

“読む係”は、カードの絵を見て自分なりに「ドキ◯ちゃん!」と言って、“取る係”がバシッ‼︎とGETする寸法です。“読む係”は“取る係”が自分の読んだカードをGETすると嬉しそうなんですね。


しかし。ことは思うようには運ばないものです。3人のうちの1人、Cちゃんが聞き取れないくらいの大きさで何やら残りの2人につぶやいて、部屋を離れました。とても暗い表情です。

隣の部屋の片隅で、体操座りで、頭を抱え込み、誰がどう見ても落ち込んでいる様子です。

そんなCちゃんを、残りの2人は、少しだけチラッと見ながらも、とりあえずカルタを続けていきます。そして、カルタを続ける2人をチラッと見ながらCちゃんは落ち込んでいます。


さて、この後、どんな展開になるのか?そして気になるのが、なぜCちゃんは落ち込んでしまったのか?


5分ばかし時が経ちますと、Cちゃんは、残りの2人、AちゃんとB君がカルタをする近くで今度は落ち込みます。

3人の会話を盗み聞きしてみると、どうもCちゃんは“読む係”がしたかったようなんですね。それが出来なかった上に、“取る係”でもAちゃんに全く歯が立たなかったんです。読むことすら出来ず、取ることすら出来ずの状態だったんです。


そんなこんなしているうちに、AちゃんとB君のお迎えが来てしまいました。

Cちゃんは僕を誘ってカルタを再開するんですね。もちろん“読む係”はCちゃんで。


★ボランティア・インターンシップ・園見学など随時募集しています。Cちゃんのように、もしかすると子ども同士で落ち込んだり、盛り上がったりする場面が見られるかもしれません。そんな時は、“子どもの世界”をできるだけ尊重して頂ければ有り難いです。お気軽にお問い合わせの上お越し下さい。(ホームページTOP電話番号よりお願いします)

落ち込む寸前
誰が見ても落ち込んでます
近づいて落ち込みます
2021-06-17
6月16日午後18時30分〜‼︎

皆さま1日お疲れ様です。6月16日午後18時30分を過ぎたところでしょうか。本日最後のお客様を無事見送りさせて頂きました村上です。今日一日を四字熟語で表すならば“千客万来”としたいです。

ちなみに、最後のお客様は卒園児の中学生たちでした。「先生‼︎ココで働くにはどうすればいい?」と「保育士になるにはどうすればいい?」などなど直球質問をバシバシと‼︎懐かしむ暇もなく受け、ただただ圧倒されちゃいました。とりあえず、部活動の引退試合を控えているそうなので、全力を尽くした後、またゆっくり遊びに来てねと伝えさせて頂きました。


では、本日のブログ記事は、せっかくなのでお客様紹介をしてみたいと思います。

※個人情報などに留意して進めますね。

本日最初のお客様たちは、在園児の保護者の方々でした。副園長ブログで、「いつでも気軽に保育LABOに寄って下さいね。コーヒーを飲みながら楽しくお話ししましょう♪」と綴っていましたのをお読み下さり訪ねて来て下さいました。もちろんお子さまの子育てについてだったりの悩みであったり、保護者の方の子育ての方針などをお聞きする機会になったわけですが。僕も含めて、互いの学生時代のエピソードなどもお話しできたり、とても有意義な時間を持つことができました。是非これに懲りずにまた来て頂ければと思っております。

ちなみに、村上が感銘を受けた保護者の方のフレーズが‥「私は、Aちゃん(←お子さま)基準で子育てをしているから、周りの友だちと比較したりもしないし、気になりません。」

ただただ、素敵すぎます‼︎


素敵すぎる在園児の保護者の方々の次のお客様は‥「古民家一時保育“阪本屋”」の利用を視野に入れておられる保護者の方です。

※古民家一時保育“阪本屋”に関しての詳細は、ブログにも掲載した⁉︎ような‥是非ホームページTOP電話番号からお問い合わせ下さい。園長or副園長で詳しく説明させて頂きます。

一時保育の利用を考えられている保護者の方からは‥「毎日預けるのは、私も子どももまだ早いかな~と思っていて‥週に少しだけの利用は可能だったりするのでしょうか?」との質問をお受けしました。

村上からは“集団生活”を送る上でのメリットとデメリット。そして“子ども同士の関わり合い”の重要性について説明させて頂きました。

兎にも角にも、この保護者の方からは何度も「お部屋が木のものがたくさん使われていて可愛いです。」「お庭にたくさんお花があって可愛いです。」とご感想を言って頂けました。富岡保育園の環境作りへの感性に共感して頂きとても嬉しいお声でした。


そんなこんなで、とみほ村の富岡保育園は“千客万来”でございます。保育に興味がある方、富岡保育園に興味がある方、古民家に興味がある方、子どもと触れ合い方、副園長村上に興味がある方、何にも興味がないけど暇だからリフレッシュ希望の方、目的は問いません。お気軽にお越しください。ご時世がら事前予約をお願いしたいです。お問い合わせはホームページTOP電話番号から。

※副園長村上珈琲ご希望の方は事前予約して下さるとお豆の準備に助かります。カフェよりカフェな空間、喫茶店より喫茶店な空間でお待ちしています。

2021-06-16
富岡保育園は風通しが良いよ

皆さま1日お疲れ様です。早朝に登園した子どもたちと“スモモ”の実を採って食べていたところ‥富岡保育園区域にあります富岡交番の巡査が横断歩道前で見守りをして下さいました。こっそり富岡保育園産の“スモモ”をお裾分けさせて頂きました。今後も園児ならびに地域の安心安全をよろしくお願い致します。


さて、2021年度に入りまして、とみほ村の富岡保育園では新しい風が出入りしています。

※本日のブログ記事は保育実践やエピソードではなく現場報告です。

自己都合であったり、他園での保育実践や、保育ではない業界へのチャレンジを含めて退職された方がおられます。トミホクルー(富岡保育園保育者)として、仲間のチャレンジには気持ち良く背中を押してあげたい気持ちです。願うは心身の健康をもって船出、翼を羽ばたかせて頂きたいです。

それと同時に、年度途中ではありますが、途中入園希望の方も続々とありました。超少子高齢化区域である岡山県笠岡市富岡にあって、富岡保育園の保育実践に共感して頂き入園を希望して下さることにとても感謝しています。

それでもって、実は数年ぶり⁉︎いつ以来でしょうか。職安へ就職希望の募集を募りました。(ブログ記事にもコッソリ数日間掲載していました。)保育士不足が懸念される時代にあって、有難いことに、なんと2週間あまりで予定以上の希望者が集って下さいました。

6月に入って以降、管理職(園長・副園長・事務長)では、ほぼ毎日、園見学、面接とオリエンテーションを実施していました。

※富岡保育園では集団面接・オリエンテーションは行わず、あくまで1人ずつと丁寧に向き合ってお話しさせて頂いています。(法人の理念や保育目標につきましては1時間ほどかけて熱く語らせて頂いています。)


ブログ読者の方、“ご縁”という言葉に、どのようなご感想をお持ちでありましょうか?

富岡保育園では、僕のように就職している方も、また退職された方も、ボランティアで来る方も、見学で来る方も、ただ寄っただけの方も含めて、常に『風通しの良いコミュニティであること』を心がけています。現に、退職された方がボランティアに来て下さったり、法人の役員になって下さっていたりもします。

“ご縁”は一生ものだと僕は思っています。縁なんてものは切ったり貼ったりするもんじゃなくて【巡る】ものだと僕は思っています。

だからこそ、一緒にいようと離れていようと、笑顔と感謝を巡らせ続け、敬意を示し続けることが大事なのではないでしょうか。


ブログ読者の方、また新トミホクルーも含めて、今後も、とみほ村の富岡保育園での“丁寧な暮らし”にご協力よろしくお願いいたします。

★ボランティア・インターンシップ・園見学など随時受付しております。あなたと“ご縁”が持てることを楽しみにしています。(事前のお問い合わせはホームページTOP電話番号から)

午前7時45分スモモタイム
2021-06-15
ブラックベリーの鉢の下の世界に気づいた男の子

皆さま1日お疲れ様です。岡山県笠岡市は本日とても蒸し暑く、まるでミストサウナの中にいるのではなかろうか⁉︎と思うほど‥「汗とオジサン」真っ只中だった村上です。ブログ読者の方、水分補給を細めにしましょうね。


さて、今日、とみほ村の前庭で、ひとりの男の子を見かけました。ブラックベリーの鉢を片手で上げつつ、鉢の下を覗きこんでいます。何かいるんだろうなと勘づきましたが、あまりにも、ずーっと覗きこむ男の子の世界を邪魔するわけには行かないので、声をかけるのを我慢しつつ。

かれこれ5分ほど経ったでしょうか。覗き込んでいた男の子から「先生‼︎ちょっと来て‼︎」とのお誘いがありましたので、よくぞ誘ってくれたとばかりに駆けつけました。

すると、鉢の下には、大量のミミズ‼︎アリ‼︎ダンゴムシ‼︎

正直言うならば、「うっ‼︎」とゾッとした村上なのですが、覗き込んだ世界を伝えてくれた男の子に申し訳ないと思って‥「捕まえるんだったら、鉢を上げる係を替わるよ!」と。

両手が自由になった男の子は、まず走って入れ物をアトリエゾーンから取って来て、大量のミミズやアリやダンゴムシを捕まえていきます。

よほど捕まえ終わったところで、鉢を上げておく係の村上は退散させて頂きました。


実は、このエピソードには、続きがあるんですね。ブログ読者なら想像つくんじゃないでしょうか?

そうです!お察しの通り‥

ブラックベリーの鉢の下の世界に気づいた男の子が、虫好きな仲間を呼んでくるんですね。「おい!ここにミミズがめっちゃおるんぞ!」

ひとり、また1人と。仲間が集ってきます。大量にミミズやらを捕まえた入れ物を仲間たちで大事に抱えながら、裏庭の方へと消えていきました。


上記を目撃して、村上は、とある保育者に伝えてみました。そして、ある質問をぶつけてみました。

村上.Q「僕たち大人は、ミミズやらを大量に見ると、気持ち悪い‼︎って思っちゃうんだけど。いつから、こんな気持ちになるんだろうね?子どもの頃は、あーやって面白がっていたんだろうかね。」

とある保育者.A「子どもが大人になる過程で、出会った周りの人の反応を共有しちゃうからなんじゃないでしょうか。」

と、答えて頂きました。


とある保育者の解答が、養老孟司さんと山極寿一さん著書の「虫とゴリラ」に出てくる内容と類似していたなと。

※『虫とゴリラ』希望と滅亡、未来はどっちだ⁉︎生物界からの緊急提言。野生の感覚を研ぎ澄まし人間の危機を乗り越えろ。

※養老孟司さん‥東京大学名誉教授、医学博士、解剖学者。

※山極寿一さん‥京都大学総長、霊長類学者、人類学者。


自然との距離感って、大人が子どもに教え込むよりも、もしかすると、大人が邪魔をしないでいる方が、案外、良い塩梅の距離感を保てるのだろうかなと、思ったひとときでした。

★ボランティア・インターンシップ・園見学など随時受付しています。「虫とゴリラ」に限らず、ご興味頂けそうな本を保育LABOに取り揃えております。是非気軽にお越し下さいね。(お問い合わせはホームページTOP電話番号より)

覗きこむ
鉢の下の世界
集う仲間
2021-06-14
日の目を見ないキーパーソン

おはようございます。最近隠れ蓑として利用している喫茶店にてスターキッシュコーヒー(トルコ風コーヒー)をチャレンジしております村上です。一口目の感想は「粉っぽい⁉︎」でした。


さて、数日前のブログにて紹介しました私設公民館“とみほ村文庫”のリノベーションについて。現在、岡山県笠岡市「カサセイホームズ」のスタッフの方と一緒にペンキを塗り塗りしています。

ただ、ペンキ塗り塗りの作業と合わせて、それぞれの業界、「保育」「建築」についてのお話をする時間がとても楽しんですね。

そこで、本日のブログは、建築業界で日の目を見ないにも関わらず鍵を握る『製材』という仕事について少し。

『製材』は、伐採された木を大工仕事ができるように加工することだそうです。製材の仕事いかんでは、大工仕事がしやすくなったり、お客様にとって魅力的な家が建つわけです。けれども、お客様とは直接的なやりとりが無いために、お客様から感謝されることなどは、滅多にないんじゃないかと思うんです。


日の目を見ないにも関わらず鍵を握る存在。そして感謝されにくい存在。保育業界でも、そんな存在って、たくさんいるんですね。

例えば‥

富岡保育園ではオムツを利用する園児については月額定額制にて取り扱っています。働くご家族の負担を少しでも軽減できればとの願いでもあります。

オムツの管理については、トイレトレーニングの状況を把握したり、園児の健康状態の把握を細めにすることで、オムツを注文しています。

また、オムツの保管については、カゴの中にサイズごとに分けられ、分けられたサイズがすぐに確認できるようにオムツの目立たない所へ印を書いていたりします。

上記の仕事がもしも疎か(おろそか)になっていたら?

赤ちゃんがオムツを替えて欲しいと泣いた時に、気持ち良く取り替えることができるでしょうか?

「あ!オムツ切らしちゃってる!」「あ!小さいサイズを履かせちゃった!」などが毎度のオムツ替えで続くようならば、赤ちゃんたちと信頼関係を築くことができますでしょうか?


富岡保育園の管理職である村上。日の目を見ない、感謝されにくい、そんな存在に気づいていて感謝できるように努力していきたいと強く思った、今日この頃です。


★ボランティア・インターンシップ・園見学など随時受付しております。是非‼︎富岡保育園内の日の目を見ないキーパーソン探しをしてみて下さいね。お問い合わせはホームページTOP電話番号から。

2021-06-13
「伸成会」新理事長の就任‼︎

皆様1日お疲れ様です。本日、富岡保育園が属しております、社会福祉法人「伸成会」役員会に参加しました副園長村上です。

このたびは、新理事長や、新役員の方の就任など、新しい顔ぶれの顔合わせも兼ねて、決算報告、事業報告や事業計画、そして保育園の現状と経営方針などを発信する場となりました。


新理事長には、富岡保育園の園長が兼務することになりました。理事長兼園長は、富岡保育園創設から三代目となります。認可保育園となってからは半世紀以上経つ保育施設。昭和から平成、令和と時代の変化を、江戸時代から続く建物と共に、脈々と受け継ぎながら、今にいたります。

保育実践につきましては、2017年に大きく大きく改革したものの、役員会を通じて感じるのは、伸成会の役員の方々を含め、富岡保育園に関わり続けて下さる、また新たに関わる方々、共通に「社会への貢献」を常に意識しておられるということに変わりがないんです。

社会福祉法人「伸成会」としての理念、『皆が共に“伸びる”そして“成る”ことができる、そんな大きな家であること』を実現させること、実現し続けることを、改めて責任をもって従事していきたいと思った本日でした。


※役員会にて、決算や事業報告、計画についてはこころよく承認して頂きました。これに慢心せず、いっそう笠岡市、岡山県、日本、世界、未来の、子どもたちに希望を繋がる責任を果たしていきたいと思います。


こぼれ話として‥このたび、役員の方の中で、園舎の修繕などに携わって下さっていた方がおられました。現在の園舎を見ながら、「なつかしいわ。ここの壁は〇〇を使って‥ここの床は〇〇という木を使って‥“長持ち”することと、“体に良い材料”を選んでおりました。」とのお声を聞かせて頂きました。富岡保育園に関わる、携わる、ひとりひとりの愛ある想いのお陰様で“今”の平和な暮らしがあるのだと、あらためて痛感しました。


※ボランティア・インターンシップ・園見学など随時受付しております。また役員会で承認された決算資料などにご興味ある方も開示できますのでお気軽にお声かけ下さい。(お問い合わせはホームページTOP電話番号より)

2021-06-12
遠慮なく没頭できる準備のご協力よろしくお願いします‼︎

皆さま1日お疲れ様です。実は、昨晩‥帰宅しようと保育園の駐車場を出ようしたところ‥自動車のタイヤがパンク‼︎絶体絶命‼︎だったのですが、なんと‼︎御近所の富岡保育園へ毎日ボランティアに来て下さるおじいちゃんご家族に助けられました村上です。感謝でしかありません。本当にありがとうございました。


さて、本日のとみほ村の富岡保育園では‥ある企て(くわだて)があったようです。ある企てとは⁉︎

午後から虹グループ(3.4.5歳児生活グループ)のお部屋の一角にあるアトリエゾーンで絵の具が解禁されたようなんです。

本来なら毎日でも絵の具をいつでも使って良い環境を整えることが出来れば良いのですが‥集団生活の場でもあることから、現場保育者も葛藤を抱えているんですね。このたびは前日から予告し着替えなどの持ち物を掲示して、保護者へも「子どもがもしも絵の具に興味を持ったら遠慮なく没頭できる準備をお願いします」とのメッセージが綴られていました。

そして、実際の絵の具を扱ったアトリエゾーンの詳細は!?!?


(実は、ブロガー村上は、その時現場から離れて“ある別の企て”に精を出しておりました。“ある別の企て”の詳細については、後日お知らせします。ヒントは過去ブログでも何度か登場しています私設公民館“とみほ村文庫”設置へ向けてのリノベーションです)


本日のアトリエ活動については、臨場感あふれる写真にてお伝えさせて頂きます。是非とも爆発する芸術魂を味わって頂ければと願います。

★ボランティア・インターンシップ・園見学など随時受付しております。アトリエゾーンに参加してみたい方は、汚れてよい服装とお着替えをご準備下さい。よろしくお願いします。(事前お問い合わせはホームページTOP電話番号より)

アトリエ爆発
2021-06-11
『目の前の子どもを信じる』

皆さま1日お疲れ様です。木曜日と言えば⁉︎恒例のエフエムゆめウェーブ生放送ラジオ「富岡保育園付属大学」の収録に行っておりました村上です。

※今回の放送内容は、「村上太志の要チェック人物紹介」と題させて頂き、富岡保育園の新事務長、また保育者仲間の家族、そして保護者、加えて、富岡地区にあります富岡交番のお巡りさんを紹介させて頂きました。ラジオをお見逃しの方はYouTubeチャンネル「富岡保育園付属大学」を検索して頂ければと思います。是非‼︎


それでは、本日のブログ記事は、家庭を持っていない上に、独身を謳歌この上なくしている、そんな子育て経験の無い村上が、最近思う、子育てにまつわる肌感をお伝えします。

あくまでも肌感ですし、読み進めながら、「おまえは、道楽者の苦労知らずだから、そんなこと言えんだよ!」と激しく突っ込んで下さいね。


村上が肌感として、お子さまを授かり、それこそ、オッパイやミルクなどを飲む過程ほどの我が子に親だったり、先生だったりの周りの大人が求めることと言えば‥「元気」や「健康」など、“生きていてくれさえすれば”との切実なる願いがほとんど、いや全てのような気がするんです。

けれども、オッパイやミルクから離れ、ハイハイをするようになれば「早く歩けるようになってほしい」と求めるんだと思います。そして歩けるようになれば「友だちと仲良く一緒に遊んでほしい」と求めたりするかもしれません。

子どもが出来ることが増えれば増えるほど、大人から求められることも増えるような気がしてならないんです。小学生になろうとするならば「良い中学校へ入るには!」と、どんどん大人が先回りをして目標を設定したり、うながしたりしながら、大人が求めるような人間にならせようとの意図が大きくなっていく気がしてならないんです。

産まれたての頃や、オッパイやミルクを飲んでいた頃は“今”さえ良ければ願ったり叶ったりだったのが、成長を追うごとに、“今”ではなく、将来という分かりもしない“未来”を大人が勝手に見据えて、そして大人が目標や期待を込めて、ある意味では調教されていくようなイメージが強くなっている気がしてならないんです。


学歴が高い子どもを育てた親が“良い親”なのでしょうか?

良い会社に入らせた先生が“良い先生”なのでしょうか?

学生時代に輝けば“良い人生”なのでしょうか?


もちろん上記通りに「私は、僕は、親や先生の言う通りに、求められること、期待されたことを、努力して成功に結びつけ、幸せに感じています。」と仰られる方もおられると思います。

ただ、人間の発達や特性などあらゆることを含めて多様とするならば、例えば、「私は、僕は、学歴もないし、会社にも勤めていないし、学生時代は学校もほとんど行っていなかったけど、幸せです。」と仰られる方もおられると思うんです。

子育てが多様だとするならば正解や不正解すらなくなってくるんですよね。

正解や不正解がないことに対して、1番苦手を感じるのが、僕を含めた“大人”なんです。正解や不正解がないと不安で不安で仕方ないからこそ、“不安の矢印が子どもへの期待になってくる”んじゃないでしょうか。

(ちょっと良いこと言ったかもしれません)

だとするならば、子育てに携わる大人がすべきことは、『目の前の子どもを信じる』ことではないでしょうか。「うちの子は、なにがあっても大丈夫!」「私の生徒は、大丈夫!」との気持ちが、不安ではなく安心に繋がり、子どもの“今”の育ちを健全にしていくのではないのかなと、と思うわけです。


珍しく持論をブログに綴りました。理想なのかもしれませんし、子育て真っ只中の方にとっては、「もちろん信じているわい!」「だけども、信じるだけじゃ、やってらんないのよ!」とツッコまれそうですが‥それでも、『目の前の子どもを信じる』を子育ての最優先に置いて欲しいとのメッセージを、特に子育てに日々悪戦苦闘しながら励んでおられる方へ伝えたかったん村上です。ご了承下さい。


※もしも子育てに正解不正解がないことに対して疑問を感じる方は、臨床心理士 武田信子さん著書の「やりすぎ教育~商品化する子どもたち~」に目を通して頂ければ参考になるかと思います。


★ボランティア・インターンシップ・園見学、また子育て相談や悩み、随時受付しております。正解や不正解がないからこそ、不安を抱えやすいからこそ、1人だけでなく、親だけでなく、社会みんなで子育てを協働し、シェアしていきましょう。お気軽に足を運んで下さいね。(お問い合わせはホームページTOP電話番号から)

2021-06-10
男色強めな6月9日の朝です

おはようございます。6月9日水曜日、朝の8時30分を過ぎたところでしょうか。とみほ村、村長の村上太志でございます。ホーホケキョの鳥の鳴き声と、早朝クルーの掃き掃除の箒の音。お母さんと離れるのが悲しい泣き声と、花壇でお話しをしながら聞こえる笑い声と。


そんな本日の朝。もしかすると、ブログ読者の方は、可憐な女性の大人たちが集う花園をイメージしたのではないでしょうか?

たしかに可憐な女性の大人たち(富岡保育園保育者、保護者の方)ばかりなのは間違いありません。

しかし‼︎ただ‼︎本日の朝は、ちょっとばかし違う⁉︎んですね。


早朝の保育園鍵当番は、言わずと知れた、あご髭と最近ヘアバンドを気に入ってつけている私、副園長村上。

そして7時30分頃に玄関に登場したのが‥富岡保育園前の横断歩道で交通安全対策をしに来て下さった警察服を身にまとったフレッシュな男性のお巡りさん。「アジサイが綺麗ですね〜♪」と気さくに挨拶をして下さったり、警察手帳を保育者や園児に見せて下さったり。お巡りさんが地域と身近な存在でいて下さる姿勢ってとても心強いんですね。

そして8時30分前に玄関に登場したのが‥数日前の副園長ブログにも秘かに登場した、“世界のカリスマ伝達ノート師”と命名しても大げさでないほどの、誰もがハッピーになる文章を綴るお父さん。なんとトミホクルー(富岡保育園保育者)にとっては、ノート上だけの存在だったので、「Aちゃんの生(なま)のお父さん‼︎みんな来て来て‼︎」と芸能人ばりの大賑わいだったわけです。今日はお子さまのお休みを告げに保育園へ寄って下さいました。賑わう保育者にノッて下さいまして、綴る文章以上のハッピーな言葉を発して帰られていきましたよ。


男色強めな本日の朝です。さて、今日はどんな1日が待っているのかな?ワクワクドキドキしますね。紫外線&熱中症対策をしながら、ブログ読者も素敵な1日をお送り下さい。

※ボランティア・インターンシップ・園見学など随時受け付けしております。年齢・性別・職歴・国籍など一切問いません。一緒にワクワクドキドキして心を潤わせましょう。お待ちしております。(事前予約はホームページTOP電話番号より)

2021-06-09
信頼を獲得する鼻水の処理法

皆さま1日お疲れ様です。久しぶりに朝、とみほ村前の横断歩道で黄色い旗を振りつつ挨拶運動させて頂きました村上です。朝って、通勤や通学だったりで忙しい気持ちになりがちなんだけれども、そんな時に保育園へ通園する親子へ道を譲る方って、たいてい素敵なスマイルなんですよね。本当にありがとうございます。


さて、本日のブログは久しぶりに子育てや保育に関しての実践テクニックについて触れたいと思います。

題しまして‥【信頼を獲得する鼻水の処理法】です。なんて、大それたテーマぽく聞こえますが、ブログ読者の方からすれば‥

「え!?当たり前じゃん!」ってツッコんでいただけるかと思います。


それでは、まずは結論から‥

※今回は自分では処理が難しい乳児などを設定します。

①鼻水を処理する前に、「鼻水が出ているね。鼻水とらせて。(又は、鼻水これからとるね。)」と、声をかけます。

②声をかけた後に、ほどよく処理します。

③処理し終わったら、「キレイになったね。(又は、気持ち良くなったね。)」と、声をかけます。

以上です‼︎


「え!?当たり前じゃん!」ってツッコんでいただけたでしょうか?

実はその当たり前が、忙しい気持ちを抱えてしまうと‥ついつい、鼻水を速やかに効率的に処理することに目的が置かれてしまい、まるで『鼻水処理ロボット』の如く、ティッシュを片手に、サッ‼︎サッ‼︎サッ‼︎サッ‼︎と、鼻水だけを処理していきがちなんです。

ブログ読者の方もご想像下さいね。もしもあなたが、鼻水が垂れたとして、急に‼︎自分より身体の大きい方が、ティッシュでサッ‼︎と処理をされたら?

自分で処理せずに済んで、「あ〜助かる〜‼︎ありがとね〜♡」って気持ち良くお礼が言えますか?

副園長村上の場合だと、「!?どーゆーこと!?何!?」と、感謝でもなければ嫌悪感さえ抱きかねませんよね。何の前触れもなく、自分の鼻水をとられて、その方を信頼するなんて僕にはできません。


上記のような案件は、子育てや保育の現場では意外にも多くあるんです。“子どもだから”“赤ちゃんだから”って思っちゃうことが原因の一つなんじゃないかと思うんです。1人の“人間”として礼儀を持って接することが解決の糸口だと考えております。


※ボランティア・インターンシップ・園見学など随時受け付けしております。年齢や性別、国籍や職歴など全く問いません。1人の“人間”として、とみほ村コミュニティで“笑顔”と“感謝”を巡らせて暮らしませんか?お問い合わせはホームページTOP電話番号から副園長村上をお呼び出し下さい。


2021-06-08
下敷きで仰ぎたくなるよね。

こんにちは。西日本指折りの晴れの国、岡山県の西のはしっこに位置します、笠岡市の東部、富岡北地区にあります富岡保育園よりブログを綴っております副園長村上です。

まず、一言‼︎

「暑いっす‼︎」


そして、ついさきほど富岡保育園の学区にあります小学校の参観日に少しだけお邪魔したのですが‥

さらに、一言‼︎

「小学生、凄いっす‼︎」


換気を常時しながらエアコンや扇風機をかけているとは言え、マスクをしながら授業を受けるって、めっちゃくちゃ大変なんじゃないかなって、副園長村上は痛感したんです。なにせ、ちゃんと真面目に参観しないといけない副園長村上は10分で保健室行きになりかけて退出しちゃったんですから。

小学生も含めて、学校に通う学生‼︎尊敬します‼︎修行僧に近いんじゃないのかな、ホントに。もしもブログ読者の方の周りに学生がいましたら、労(ねぎら)ってあげてください。


ちなみに、富岡保育園の本日は‥年中、水遊びをしているのですが、大盛況中の大盛況。タライに水を溜めたり、なんだかんだと、水や土と戯れておりました。

富岡保育園の園児はWHO(世界保健機関)の提示より、乳幼児はマスクの有無を強制していません。マスクによる暑さはもちろんなのだけれども、自分の時間が“受動的”なのか、それとも“能動的”なのかで、メンタルから感じる暑さの違いもあるんじゃないのかなって。もちろん“能動的”に没頭したりして自分の時間を過ごしていると暑さは気になりませんが、“受動的”に自分の時間を過ごすと、下敷きで仰ぎたくなる気持ちは、よくよく分かっちゃう村上です。


兎(と)にも角(かく)にも、【熱中症対策】を富岡保育園でも、しっかり取り組んでいきたいです。

ポイントは、当たり前ではありますが「細めな水分補給」「適度な室温の維持」「日陰の利用」「休息のタイミング」「汗をかくことと、処理すること」「手・足・ほっぺを濡らし体温を下げること」でしょうか。

さきほど職員用にひとまず塩飴を差し入れをしておきました。地球温暖化、気候変動、とあるウイルス、あまたの難局にチーム保育で日々を丁寧に暮らしていきたいと思います。


※ボランティア・インターンシップ・園見学、随時受付しております。暑さは覚悟して来て下さいね。汗拭きタオル、帽子、着替えの衣服、サンダルなどご用意下さいね。お待ちしております。(お問い合わせはホームページTOP電話番号より副園長村上まで)

2021-06-07
なんとなく、ただなんとなく

おはようございます。日曜日と言えども早起きな村上が、明日(6月7日)発行の「たまろう、とみほ村。」についての想いを綴ってみたいと思います。


ちなみに、“とみほ村”ってフレーズは、過去ブログを参照して頂ければありがたいのですが、“富岡保育園”を略した“とみほ”に“村”を付け加えた、地図上には存在しないんだけれど本当にあるコミュニティを指します。

富岡保育園の子どもや先生、保護者はもちろんのこと。富岡北地区の地域の方々や、笠岡市の方、岡山県の方、保育や幼児教育に関心のある方、いやはや何ら関係なくとも誰もが、“とみほ村”に立ち寄っては、おしゃべりをしたり、ただ縁側に座ってボーッとしたりする、そんな場所作りなんです。

例えるなら‥

田舎のとある朝方や夕方に、近所の人が待ち合わせもしていなければ、なんとなく、ただなんとなく、道端だったりに寄り合っては、身の上話や噂話をしたりする。

学生がコンビニやスーパーの駐車場で、学校帰りだったりに、あてもなければ、目的もなく、なんとなく、ただなんとなく、だらだらとする。

そんなよく見かけていた場所って、令和時代には希少であったり、絶滅寸前だったりしませんか?

理由はいくらかあるんだと思うのですが、自動車やスマホの普及が大きく影響しているんだろうし、「目的や目標を持つことが善」との思考の普及も間違いなく影響しているんじゃないのかなと。

ただ、ひとりひとりの人生って、夢や目標に最短距離で駆け抜ける時期もあれば、だらだらなんとなく、ただなんとなく散歩するかのような時期もあるだろうし。

そんな時に、ふらーっと、立ち寄れる場所を地域に遺しておくことって大事なんじゃないのかなと、子どもたちに携わる富岡保育園で働くうちに、年配の方と協働する富岡北地区まちづくり協議会に関わるうちに、思ったことがキッカケで「たまろう、とみほ村。」を発行しているんです。


★とみほ村の富岡保育園では、ボランティア・インターンシップを随時受付しております。年齢や性別や経歴や国籍など一切問いません。また、なんとなく、ただなんとやく、ふらーっと寄っていただける方もお待ちしております。ほうじ茶を準備していますので、縁側でお茶を飲みながら、子どもたちの遊んでいる風景を眺めるのも風流かもしれませんよ。

※とみほ村、富岡保育園、保育や幼児教育についてのアレやコレやを詳しく聞いてみたい方は、事前予約して頂ければ副園長村上が珈琲を淹れながらゆっくりお話しさせて頂きたいと思いますので、気軽にお電話ください。(電話番号はホームページTOPから)

2021-06-06
このページのトップへ