富岡保育園へようこそ!「伸びる。成る。子どもも大人も互いに伸び合い、成長し合う『大きな家』でありたいと願い、社会福祉を支えています。

富岡保育園

副園長ブログ

かくれんぼで真剣に隠れたら

“とみほ村秋のラジオ体操”(10月毎週土曜日早朝7時)ラストDAYを無事開催できたことをここにお知らせします。富岡北地区まちづくり協議会の方々が中心になって地域の方をお誘いくださり、毎度平均20数名の方たちと気持ち良く心身を動かすことができました。またお仕事前の保護者や休日の保育者たちも足を運んで下さいました。ご協力ありがとうございました。

※気温が低くなる冬は心臓や関節や筋肉などへの負担を考慮してお休みします。次回は春の兆しを感じたころでしょうか。乞うご期待ください。


さて本日のお昼ごはんは、オバケやコウモリの型取りのされた人参があつらえておりました親子丼でした。村上の隣の子どもは人参だけお替りに足を伸ばしていましたよ。

(※人参だけをお替りした子どもと、その子どもを挟んで座っていた僕ともう1人の保育者、合わせた3人。その3人にお昼ごはん中、不思議な出来事が起こったんですね。親子丼を食べながら会話を楽しんでいると、“かすれた口笛”が聞こえてきたんです。周りを見渡しても口笛を吹いている子どもや、吹けそうな子どももいないんです。もう1人の保育者が「ハロウィンだから、オバケが口笛吹いたのかな。」とフォローしましたが‥本当にあったお話ですが、信じるか信じないかはあなたしだいです。)


~おまけ~

お昼ごはん後に、“かくれんぼ”に子どもたちから誘われて、自称かくれんぼの達人の村上も参加することになりました。

するするするっと、子どもや保育者たちの目を盗んで、お部屋の掃除用具入れにそろりそろりと隠れました。

かくれんぼの鬼が、村上以外の参加者を見つけ出すことに成功を収めたようで、参加者全員で村上を探す声が聞こえてきます。「村上先生、どこー?」

掃除用具入れの5ミリほどあいている隙間からは、掃除用具入れの前で、居場所を見つけるための参加者たちの相談の声や姿が確認できました。

まさに、しめしめしめと。誇らしき気持ちになっていた時、5ミリほどあいた隙間から、お昼ごはん後に掃除に励み今まさに片付けようとする保育者が見えました。

これは一貫の終わりだということを悟りました村上は、掃除用具を片付けようと保育者が扉を開けた瞬間に、「ハッピーハロウィン」とお声かけさせて頂きました。

と、その瞬間、まさに保育者は腰を抜かすかのごとく、倒れ込むように振り向き、近くの子どもに抱きつき助けを懇願していました。この場をお借りして謝罪いたします。「驚かせてごめんなさい。ついつい真剣にかくれんぼをした結果なんだということを言い訳させて下さい。」


★ボランティア・インターンシップ(職場体験)・保育実習・ワンコインランチ・園見学など随時募集しています。岡山県笠岡市では来年度の保育園申し込みが11月からスタートします。百聞は一見にしかずです。是非複数の乳幼児施設に足を運んでみて“子育て観”などが共感できる施設をお探ししてみてはいかがでしょうか。富岡保育園への見学申し込みはホームページTOP電話番号から宜しくお願いします。

副園長流ハロウィンパーティーへの参加の仕方
2021-10-30
命懸けハロウィンパーティー

江戸時代末期に建てられた、古民家環境をウリにしている富岡保育園。運動会や発表会など大きな行事を無くした富岡保育園。そんな保育園で、1年のうち最も盛り上がる日⁉︎チカラを入れる日⁉︎が、もしかすると“ハロウィンパーティー”なのかもしれないことは、ここだけの内緒話にしますね。

10月に入った途端から、子どもも先生も、折り紙などなどあらゆる材料を使い、ハロウィンぽい飾りを部屋中につけ始めました。古民家保育園のいたるところがハロウィンぽくなった10月。そして本日ハロウィンパーティーが朝から1日中開催されました。

富岡保育園のハロウィンパーティーは、由来だとか難しいことは置いておいて、「とにかく仮装して楽しむ」現代日本風ハロウィンパーティーなんですね。パーティー担当者たちが、園内におあそびコーナー(かぼちゃランタン作り等)や、フォトコーナー、ダンスコーナーに、スタンプラリーなどの「とにかく楽しい」日を演出します。江戸時代末期建築だろうが、丁寧な日々の暮らしを営む保育実践だろうが、本日は映えを狙いまくった非日常な日なんですね。

特に、保護者や職員などへ仮装をお願いするわけではありませんが、ご自宅からディズニー風のドレスを持ってくる女の子や、魔女の宅急便風のワンピースを着てくる女の子‥また退職したトミホクルー(富岡保育園保育者)や、育休中のトミホクルーも、コスプレグッズを両手に抱えて来て下さいました。

さあ、本日のブログはシノゴの言わずに締めましょう。「今日はとにかく楽しかったです!」

パーティー担当者、また演出に協力して下さった先生方や保護者の方、非日常的なとにかく楽しい日をありがとうございました。


~おまけ~

副園長という肩書きを言い訳に、仮装をする先生たちや子どもたちに「可愛いね」と声をかけて黒子役として写真撮影でハロウィンパーティーに参加しようと思っていた矢先‥

昨日の夕方帰り支度をしていると、20代前半の若手保育者から「村上先生。明日楽しみですね。前に、村上先生、ハロウィンパーティー大好きって言ってましたもんね。」と、胸に突き刺さる言葉を頂戴しました。

ふと、寝る前に‥「もしかすると、肩書きを言い訳にしていないだろうか。黒子役と良い風に解釈して、とにかく楽しい日を積極的に満喫しようとしていないのではないだろうか。若手保育者に言い放った言葉は、ただの建前になっていないだろうか。これから未来の保育現場を盛り上げてくれる若手保育者を失望させてしまうのではないだろうか。いや、いかん!これでは若者に示しがつかんぞ!‥」あれこれ考えがめぐった結果、夜中にサバイバルゲームを趣味に持つ友人に、軍人服を借りて、本日のハロウィンパーティーに臨むこととなりました。(本番では、軍人フル装備で園内を走り回ったせい⁉︎もしくは老化⁉︎酸欠で倒れてしまいました。大変ご迷惑おかけしました。)

※さきほど夕方に、富岡保育園前の横断歩道で黄色い交通安全の旗を持った人は、自衛隊ではなく村上です。もしもビックリさせてしまったり、変質者と思われて110番しようと思った方、大変お騒がせしました。


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★「とみほ村 秋のラジオ体操」は明日がラストdayになります。早朝7時から富岡保育園内で行われます。寒さのある朝ですが、気持ち良く身体を動かして1日の最高のスタートを切りませんか。お待ちしております。


今日のおやつ
芸が細かいハロウィンにぎり
2021-10-29
それぞれの石に名前があるの

皆様1日お疲れ様です。木曜日と言えば⁉︎地域コミュニティラジオ「エフエムゆめウェーブ」生放送ラジオ“富岡保育園付属大学チャンネル”の収録に行って参りました村上です。

(※本日のゲストは岡山県笠岡市神島で高齢者福祉施設や障害者福祉施設などを経営されています社会福祉法人“天神会”理事長伊藤さんでした。幼少期に、当時通われていた保育園の屋根に登り、走り回っていたエピソードから‥最近プライベートでDIYにハマっていてご自宅のダイニングテーブルを手作りしたエピソードなど‥幅広くお話しして下さいました。ラジオ時間後には、天神会が所在します笠岡市神島の、生粋の神島人でしか知らないような“地元愛”あふれるエピソードも多数お話しして下さいました。ありがとうございました。)


さて、ラジオ前に、とみほ村(富岡保育園)のお庭で、遊びの天才を目撃した話をしてみたいと思います。

前庭あたりには、最近搬入された、とても硬い、けれども水にふれると粘り強くなる“土”があります。その土を器(地域の方から寄付して頂いたお椀など)に入れて、混ぜ混ぜして遊ぶ子ども。またそれを“何かに見立てて”ごっこ遊ぶ子ども。

ドロドロした土に、そのあたりに生えている植物の葉っぱを小さくちぎって添えて、ままごと遊びをしている2人がいました。お料理のレパートリーを増やすために、ドロドロした土以外の土や、サラサラした砂などを裏庭から持ってきて作っていました。また土や砂だけでなく、前庭や裏庭のどこからか“石”を集めてきていたりもしました。「この石は〇〇で、この石は〇〇。そしてこの石は〇〇で、この石は〇〇‥」と石の形や触り心地などから、それぞれの石を“何かに見立てて”遊んでいました。


「想像力豊かだな~」と言った言葉以外で、感動や凄さを伝えたかった村上でした。

★ボランティア・インターンシップ(職場体験)・ワンコインランチ・園見学・保育実習など随時募集しています。お問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願いします。

★来週の生放送ラジオ富岡保育園付属大学のゲストは【岡山県笠岡市富岡交番の警察官】です。乞うご期待下さいね。

遊びの天才を目撃‼︎
2021-10-28
白熱‼︎富岡北地区まちづくり協議会理事会令和3年度10月

皆さん、こんばんは。さきほど20時半過ぎまで「令和3年度10月富岡北地区まちづくり協議会理事会」に参加させて頂いておりました理事・広報の村上です。本日も白熱した意見交換で議会が進みました。会議って、ブログ読者の方の中には、「議事録通りに予定調和でいくんでしょ。」と思われがちですが、富岡北地区まちづくり協議会理事会は、参加する1人1人が地域に対して(笠岡市に対しても)【当事者意識】で向き合っているからこそ、ヒートアップした意見交換になるんですね。

本日のブログ記事は、「え!?富岡保育園と関係ないじゃん!」と思われるかもしれませんが‥「富岡保育園が守ってもらっている地域について知ってもらうことは、保護者や園児や職員にとっても良い情報になる」と富岡保育園副園長兼富岡北地区まちづくり協議会理事・広報の村上が判断しましたので、駆け足で理事会内容をご紹介しますね。


はじめに、富岡北地区まちづくり計画を作成するにあたって、地域の方々が【当事者意識】で計画に向き合ってもらえる仕掛けとして、学生に加えて18歳以上の方を対象としたアンケートを作り配布することになりました。複数回内容を検討した結果を報告し、配布に向けての準備を進めました。


次に今後の活動予定について承認を得ていきました。

・いきいき百歳体操を10月から再開実施。

※百歳体操を長期に渡り活動し地域に貢献したことで笠岡市から表彰を受けることになりました。(11月29日)

・笠岡市防災訓練が神島外浦中学校で実施予定。(11月28日)

・ふるさと富岡文化講座「日本初マスク発明者について」(12月4日)

・秋の富岡公園桜椿公園の清掃(11月21日)

※腐葉土作りにチャレンジすることになり、前週の14日に腐葉土の置き場を作ることになりました。

・出前講座 防災訓練(12月19日)

※応急手当普及講座in富岡会館

・出前講座(1月9日)

※地域密着型講座と個別支援制度についてin富岡会館

・秋のラジオ体操inとみほ村(富岡保育園)

※今週10月30日がラストです。早起きは三文の徳⁉︎以上⁉︎冬前にしっかり免疫力を整えておきましょう。ご参加よろしくお願いします。

・私設公民館とみほ村文庫 お披露目会

※11月20日土曜日に各報道機関に取材をして頂くことになりました。(お披露目はコロナ渦もあり、人数制限をさせて開催します。ご利用については11月20日以降にブログも含めお知らせしていきたいと思います。)


上記が承認されたものです。ただ【当事者意識】を持った会議というものは、それぞれの信念や価値観で意見交換しますので、当然ぶつかり合うことだってあります。もちろんどれもが“富岡北地区を良くしたい”想いからです。例えば「腐葉土作りは環境に良い」しかし「公園内に腐葉土作りの場所を作ると公園の景観を損ねないだろうか」などの意見交換もありました。そんな時には会長さんが、まちづくり協議会の理念「みんなでまちづくり」に沿って、相互の意見の妥協点だったり良い着地点を見つける努力を皆に投げかけて下さいます。


【当事者意識】のある富岡北地区まちづくり協議会の理事会を富岡保育園園内で開催するようになって、そろそろ1年がくるのではないかと思います。

毎月地域の方(本日は市役所の方も大勢参加して下さいました)が園内に足を運び、保育室内を見て下さることは、実は富岡保育園にとっては、めちゃくちゃメリットなんですね。

ある意味では毎月公開保育のように、保育実践についての発信だったりができるんです。夕方以降、園児や保育者が帰宅して開催されますので、保育室内に貼られている理念の用紙や、保育風景の写真、またブロックなどの作りかけなどの遊びの跡を、来園して下さる理事の方々は見て下さいます。たくさんの人が行き交う場であることにより“透明性のあるコミュニティ”になれること。また保育者がいない状態の中、保育園内に来て頂くことは、地域の方と保育園の間で“信頼関係”が成立しているからこそできるんですね。この積み重ねこそが、防犯・防災対策など、園児の命・発達を守る上ではとても心強いものになるんだということは言うまでもありませんよね。


★ボランティア・インターンシップ(職場体験)・園見学・保育実習・ワンコインランチなど随時募集しています。また上記の富岡北地区まちづくり協議会活動にご興味ある方も‼︎お問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願いします。

★明日木曜日‼︎エフエムゆめウェーブ生放送ラジオ「富岡保育園付属大学」は13時から‼︎(再放送は19時から)

※ゲストは岡山県笠岡市社会福祉法人天神会理事長伊藤さんです。乞うご期待くださいね。

ハロウィンの飾り付けの中で理事会
2021-10-27
会議慣れしていない村上です

皆さま1日お疲れ様です。日が暮れるのが早くなると‥「もっと早く迎えにきてほしかった~。」という子どももいます。が、たいていは、日が長いときには‥「もっと遅く迎えにきてほしかった~。」といっていた記憶があったりします。大人は時計の時刻で物事を進めますが、子どもたちは日の長さであったり自然と調和して物事を進めているのかもしれませんね。とある国では、そういった時間を『ゴム時間』といっているそうですが‥。(←ラジオで聞こえてきた内容程度の情報ですので、気になる方はお調べくださいね。)


さて、本日は午後より岡山県笠岡市の公立・私立の全園の保育園の施設長が集まる笠岡市保育協議会があり、園長先生の金魚の糞として村上も参加させてもらいました。

来年度(令和4年度4月)入園申し込みに関する書類について子ども育成課から説明を受けました。(※書式が変更になっている点もありますので、保護者の方へは丁寧なフォローが必要となります。)

そしてこのたびは、笠岡東地区(富岡保育園も含む)にあります公立幼稚園が認定こども園になることについて笠岡市市長から説明がありました。将来的には学区内の小学校敷地内に現在の幼稚園を超える規模の施設にリニューアルするプランを打ち出されていました。なんでも「笠岡市は現在企業誘致が特に進んでおり、バイパスや高速道路などの整備も整い、住宅も多く建ち並んできたので、今後子どもは増えるから、私たち(市政)を信じて、近くに公立の大きな規模の認定こども園が出来ても、私立園を圧迫することにはならないから安心して下さいね。」とのお話でした。

上記の件について、公立・私立の保育園施設長からも様々な意見が多数飛び交いました。結論としては、「今後議論を重ねること」となりました。子どもたちにとって、また保護者にとって、そして現在公立・私立園で働いている現場の先生たちにとって、“心地よく暮らせる”結論になるように、今後社会福祉法人である富岡保育園も理念に沿って尽力していきたいと思います。


★ボランティア・インターンシップ(職場体験)・園見学・ワンコインランチ・保育実習など随時募集しています。お問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願いします。

★来年度(令和4年4月)入園申し込みにつきましては、詳細をまたブログなどでもお伝えします。が、まずは実際に見学へ来て頂くことをオススメします。百聞は一見にしかずです。質問などがあれば分かる範囲で全てお答えしますので、気軽にお寄り下さい。(園見学者が増えていますので、事前に見学日を予約して頂くと助かります。)

お昼ごはん後のひととき
2021-10-26
岡山県笠岡市子育て応援情報

おはようございます。曇り空から、ぽつりぽつりと雨が降っております笠岡市富岡北地区とみほ村の富岡保育園からブログを綴っていきたいと思います。

※先日、富岡北地区まちづくり協議会副会長様より「とみほ村文庫」へアンティークな椅子を寄付して頂きました。(“笠岡木工栗尾”と記されていました)大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

※私設公民館「とみほ村文庫」は11月2週目にお披露目会を計画中です。ご時世がら密を避けるうえで、笠岡放送さんや、山陽新聞さんなどのメディアから多くの人が見られるように努めたいと思います。(日にちが決まり次第ご報告します)


さて本日【800回記念ブログ】は、とみほ村の富岡保育園が所属しています【岡山県笠岡市の子育て応援情報】をご紹介したいと思います。

岡山県笠岡市って、「水道代が高い〜」といったネガティブな面に注目されがちなのですが、子育て支援についてはかなり充実していて、もっと全面に出してPRすれば良いのにな~と思ったりもしますので‥笠岡市を代表して(市民ではありませんが)富岡北地区まちづくり協議会理事&富岡保育園副園長村上が全力で紹介しますね。


まず笠岡市が掲げているテーマは‥

『安心して産み育てられるまち笠岡市』です。

妊娠・出産・子育てについての総合窓口として「子育て世代包括センター“ほっと★はぐ”」が笠岡市中央公民館1階にあります。

また、お家からでも子育て情報をゲットできるように「かさおか子育て情報サイト“HAPPY♡HAPPYナビ”」があります。

加えて、「笠岡市子育て応援アプリ“kasaoka★すくすくログ”」もあります。予防接種通知など市からの子育て応援情報をいち早くゲットできます。

また、「風疹予防接種“助成制度”」「不妊・不育治療“助成制度”」「ほっとパーキング※妊産婦の方が利用証を提示することで車椅子マークの駐車場を利用できる」があり、妊産婦や、これから赤ちゃんを授かりたいという方にとっては助けになるサービスがあります。

そして、妊娠が分かったら‥

・母子健康手帳や、母子健康ガイドの交付

・妊婦一般健康診査

・妊婦歯科健康診査

・妊婦訪問

次に、お子さまが生まれたら‥

・出産育児一時金

・赤ちゃん訪問

・産婦健康診査の助成 ・乳児計測会

・産後ケア事業

・おたふくかぜ予防接種の助成

加えて‥

・乳幼児健康診査

・ごっくん!かみもぐ教室(離乳食教室)

そして、乳幼児を連れて外出したとき、気軽に立ち寄りオムツ交換や授乳などを行える場所「赤ちゃんの駅」を地域に設置しています。

※富岡保育園も「赤ちゃんの駅」に登録しています。

続きまして、富岡保育園も含まれます、「保育所」は14カ所。「幼稚園」は7カ所。認定こども園は4ヶ所、公立・私立を合わせて設置されています。

※問い合わせ‥「こども育成課」

他にも、子育てでちょっと困ったときに利用できるサービスとして‥

・一時預かり

・休日保育

・病児病後児保育

・ショートステイ

・ファミリーサポートセンター

などがあります。(詳細施設は「子育て支援課」に問い合わせ下さい。)

さらには乳幼児だけに限らず、学生へも「放課後児童クラブ」(15カ所)、「児童手当て・子ども医療費」などのサービスがあります。


ブログ読者の方、これだけ岡山県笠岡市が子育てに手厚いサポートがあるって知ってましたか?


まだあるんですよ!子どもたちの集いの広場や、おでかけスポットとして‥

・地域子育て支援拠点

・母親クラブ

・子育てサロン

・公園

・こども図書館

・幼児学級

また、「ひとり親家庭への支援~生活の安定と自立を促進~」として‥

・児童扶養手当の支給、養育費に関する公正証書等作成促進補助事業、JR通勤定期乗車券の割引、養育費の保証促進補助事業、母子父子寡婦福祉資金貸付の受付、修学資金制度、放課後児童クラブの負担金補助制度、保育料減免、就学援助、ひとり親家庭等医療費の助成、母子父子自立支援プログラム策定事業、就労支援事業、自立支援教育訓練給付金、高等職業訓練促進給付金等事業、遺児激励金の給付、遺児年金の給付

そして、子どもを虐待から守る条例を制定し、「虐待相談」(専用ダイヤルは休日・夜間でも対応可)を積極的に取り組んでいます。

ご時世がらのオンラインでも相談できるサービスとして「オンライン育児相談」もはじめています。(要予約)

子育て相談の窓口も多様であり‥「子どもの急な病気や怪我などで受診を悩んだら」「中毒110番」「乳幼児育児相談」「ひとり親家庭相談」「家庭児童相談」「子どもの発達相談」「笠岡市内の障害児通所支援施設」「教育相談」などがあります。

※上記の関係部署へつなげるお手伝いとして「子育てコンシェルジュ」が子育て支援課にいます。


駆け足でご紹介していきましたが、ブログ読者の方、岡山県笠岡市のイメージが変わったのではないでしょうか?

非常に子育てをする上では、ありがたい、助かる支援やサービスが市民に提供されているんですね。その一つとして乳幼児施設である『富岡保育園』も社会福祉の理念に沿って努力し、子育て応援のお役に立てればと思っております。


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いってきまーす、いってらしゃーい
2021-10-25
お土産いっぱいつけちゃって

おはようございます。日曜日の朝、いきつけのカフェでフレンチトーストをたしなんでおりました道楽人生まっしぐらな村上です。

※いきつけのカフェ‥(あまり教えたくはないのですが)岡山県笠岡市カフェBUTTON(ボタン)です。店内の机の数は実は笠岡諸島の数と同じ。またインテリアも笠岡諸島を包む瀬戸内海をイメージ色としてデザインしています。カフェスペースの側には手作り作家さんの購買スペースもあり、なんと‼︎実は‼︎富岡保育園現役保育者が手がけている作品のスペースもあります。(「とみほ村雑貨」持続可能な社会貢献をテーマにした作品です。現在はミニドライフラワーブーケを350YENで出展しています。)


さて本日のブログ記事は‥昨日、地域の公園(富岡公園)での出来事を綴っていきたいと思います。

富岡保育園から歩いて100メートルあるかないかの場所。応神山の麓(ふもと)でもあり、徳民於賀神社(とみおかじんじゃ)の側でもあります。公園の遊具にのぼると、笠岡市の街並みと大空が気持ち良く見られます。

もちろん富岡保育園(とみほ村)内のお庭でも自然を肌で感じられるのですが、勝るとも劣らない地域の公園(富岡公園)が、ご近所にあるって、子どもたち(園児も含め)にとっては最高ですよね。

富岡保育園内に無い固定遊具に子どもたちは、はじめ夢中になって遊んでいました。2歳になるかならないかの子どもも、何度も階段を登って滑り台へ。他にも鉄棒にぶら下がったり、ロープで作られた綱渡りにチャレンジしたりと。(3歳程度の子どもが綱渡り中に、網目に足をとられ、友だちや先生たちに救出される一幕もありました。)

そして少々時間が経ってきますと、数人の子どもが、日頃の癖⁉︎習性⁉︎なのか、靴を脱ぎ、ソックスを脱ぎ、裸足で草むらやらを駆け回っているんですね。富岡保育園内で遊ぶ時のように、いつも通りの裸足で。

けれども、さすがに園内にはさほど無い、草むらに隠れた石ころやらに、裸足は痛かったようでした。


ひとりの男の子(4歳程度)は、固定遊具の中でも、遊具をデザインした人の意図していない遊び方を何度も楽しんでいました。滑り台までに通る階段を支える柱に登って、まずは子どもの足のサイズぐらいしかない小さな面積に立つことでスリルを味わい。さらには自分の身長よりも高い高さをジャンプするスリルを味わい。


‥それぞれに、楽しみを見つけながら、そろそろ帰宅(保育園へ)しようと先生(保育者)たちが呼びかけたとき。集まった子どもたちの上着やTシャツ、ズボンにスカート、ソックスに靴に、身につけているもの全てに、富岡公園からの手土産と言わんばかりに、あるものが付いちゃっていたんですね。

秋以降にも暑さが残り、勢いよく生長していた草たちに装備された、“ひっつきもっつき”たちが大勢と付いちゃっていました。

帰宅(保育園へ)してからは、本人(子ども)はもちろん大人も総出で、お土産をいただきました。(“ひっつきもっつき”を手仕事でとりました。)

「僕たち人間も自然の一部なんだな~。」と思いながら、“ひっつきもっつき”をとればベストですが、いかんせん、青二才の村上は、「こりゃ、大変だわ~。」と苦笑いしながら子どもの衣類はもちろん、自分のズボンなどにも付いた“ひっつきもっつき”をとりました。


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★富岡公園へ遊びに行く方は、シャカシャカした素材の衣類ならば、あまりお土産(ひっつきもっつき)は持ち帰らずに済むかもしれません。※11月に地域の方が草刈りを予定しています。

富岡公園
地域の方が手がける花壇もあります
そろりそろり
11月に草刈り予定です
お土産がいっぱい
2021-10-24
他園の事例から学んでみよう

おはようございます。10月土曜日の早朝と言えば⁉︎そうですよね。「とみほ村秋のラジオ体操」の時間です。卒園児の中学生も友だちを誘って参加してくれたりフレッシュな朝のひとときでした。


さて、ラジオ体操後に脳内が冴え渡っています村上が綴る本日のブログは‥

『保育者あるある』な内容で進めていきたいと思いますので、現役保育者ならびに保育者OB、また保護者の方も保育者の裏側を覗くように読んで下さると嬉しいです。


※参考文献は、全国私立保育連盟発行の「保育通信」から、乳幼児教育実践研究家の井桁容子先生の記事からです。


※他園のエピソード記録ですが、富岡保育園内でも、“よくある”内容です。


「困っているH先生」

机の上や重ねてあるベッドの上、本棚など高いところに登ってしまうA君(2歳7ヶ月)に困っています。

そのたびに「そこは登らないほうがいいね」と伝えて降りるように話していますが、周囲にいる子どもたちがA君を真似て登り始めてしまいます。

A君は、保育者の気を引きたいのかなと思い、意識してゆっくり関わる時間を取りながら「そんなことしなくても、いつも見てるよ」と声をかけたり、一緒に園庭の遊具で高いところに登ってみたりしてみましたが、あまり変化がありません。

どうしたら、子どもたちが登ってほしくないところに登らなくなるか、どのように環境設定をしたらよいか悩んでいます。


H先生は、A君が高いところに登ってしまうこと、さらにその行為をほかの子どもたちが真似て、同じことをしてしまうことに悩んでいます。

保育者を困らせる行為の発生源のA君が、どうしたら高いところに登らなくなるかと、懸命に関わりを増やし、その対応を考えて配慮しても、子どもたちの行為がH先生の望んでいる方向にいかないことに困っています。


[井桁容子先生の解説]

H先生の困りごとの、子どもが棚の上や重ねたベッドなど高いところに登ることは、危険なので止めなければならない行為です。

しかも、ほかの子どもたちにも連鎖してしまうことは、「否定せずに見守っている」というわけにはいかないですよね。

その意味では、H先生のA君やほかの子どもへの対応は適切だと思います。

しかし、もう一歩深く考えることができたら、その先が開けていきそうな気がします。

H先生は、A君の行為は保育者の気を引く行為と判断していますが、本当のところはわかりません。

行為を判断する前に、A君のほかの遊びに対する“興味のありどころ”や、生活の中で興味関心を示すこと、家庭での様子など、A君の生活全体からA君をわかろうとするH先生の視点がいまひとつ少ないのです。

また、周辺の子どもたちが真似てしまうということは、自分の遊びに没頭していない様子が窺われます。

また、A君に危ないことと伝えているにもかかわらず、H先生の言葉に耳を貸さないのはなぜでしょうか。

H先生は、原因がA君にあると考えて、高いところに登らない物的な環境設定を何とかしようと考えています。

このH先生の思考を極端に進めて想像すると、保育室に何も置かないほうがよいという引き算の発想につながりそうで気がかりです。

その前に、2歳児クラスの子どもたちが一人ひとりの興味に沿った遊びの環境になっているでしょうか?

玩具の数、配置などの工夫はどうでしょうか?

子どもがおもしろいと感じることがあった時に、H先生はどれくらい共感しているでしょうか?

困ったことが起こると、そのことをなくすことで頭がいっぱいになる保育者は多いと思います。

困ったことがなくなることを、「指導する」「教える」という感覚を持って子どもに接してしまうのです。

それは、保育者自身の「困った」をわかってくれないので何とかしたいという「困り感」から。

そして、いつの間にか、子どもの「困り感」を理解することを忘れてしまいがちなのです。


保育は、保育者にとって困ったことを減らすことが大事なのではなく、「困り感」を感じた時には、自分自身の保育をリフレクション(内省)する時だと捉えることを、そして、学びに変えることができるかどうかを、問われているのだと思います。



僕を含めた現役保育者の方は、かなり胸に刺さる言葉の数々だったのではないでしょうか。

ラジオ体操後にリフレッシュしている脳内でしっかりリフレクション(内省)したいと思っております。


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2021-10-23
普段出入りしない倉庫へ避難

こんにちは。昨日のラジオのゲスト、笠岡市青年会議所の山名さん(笠岡市認定こども園「和光みらい園」副園長様)から紹介して頂きました青年会議所作成の笠岡市PRソング『カムカムカサオカ』をYouTubeで検索してみた村上です。お経のような耳に付着するようなメロディーもさることながら、映像が各地域の場所や人がとても綺麗に映し出されていました。笠岡市以外のブログ読者の方も是非見てみてくださいね。


さて早朝にスーパーボランティアのトシさんと会話をしていますと‥

(※トシさんの朝の黄金ルーティンは‥7時に富岡保育園内の亀の飼育タライの水替え→富岡六丁目の小学生の登校班の見送り→早朝登園してきた富岡保育園園児と戯れる→8時30分に一時帰宅して朝ごはんとなります。黄金ルーティンをこなすと朝ごはんが格別に美味しいそうです。)

トシさん「村上先生‼︎昨日、Kちゃんがな。“おじいちゃん‼︎髪切っとる‼︎”って気づいてくれたんですよ‼︎嬉しかったー‼︎」と、それはそれは嬉しそうにお話ししてくれました。理想的な園児と地域の方との関係作りができているなと思っちゃいました。


そんな、とみほ村の富岡保育園では、本日‼︎防衛委員会の指揮のもと、『垂直訓練』が開催されました。地震などによって津波や高波などが起こった場合、また豪雨による土砂崩れなどが起こった場合を想定して、園内で一番高い位置にある部屋に避難する訓練を行いました。

富岡保育園内で一番高い位置にある部屋は、普段子どもたちが出入りすることのない倉庫です。

近年起こった西日本豪雨などを通じで、二階にある倉庫へも避難できることを想定して、倉庫内を片付けたり、スペース確保に努めておりましたが、実際に園児や保育者を含めた、園内全員が倉庫へ避難する訓練は初めてでした。

「たぶん〇人は入れるよね。」と仮定・想定しているよりも、やはり実際に避難してみることにより、「〇人は入れて、さらに〇人と入れる。」と避難に自信を持つことができました。さらには、階段を上がる時であったりなど“普段出入りしない場所だからこそ”出てきた反省点や改善点、気づきがたくさんあったようです。


防災対策については、「絶対」がない以上、常に改善点をあぶり出して、そのときのベストを尽くせる訓練を心がけていきたいと思っています。

※防災訓練‥毎月、火事や地震などあらゆる災害を想定して行っております。


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2021-10-22
『らんらんピクニックday』って、何なの!?

皆さま1日お疲れ様です。木曜日と言えば⁉︎そうです‼︎エフエムゆめウェーブ生放送ラジオ「富岡保育園付属大学」チャンネルの収録に参加しておりました村上です。

ちなみに本日は同じ笠岡市で認定こども園「和光みらい園」で同じく副園長をされています、また笠岡市青年会議所でご活躍されています山名先生をゲストにお招きしてお話しをお聞きしました。

実は、ゲストトークの醍醐味は、収録終わりにあったりするんですね。本番の緊張から解き放たれると余計と盛り上がったりします。

このたびのゲストトークでのパーソナリティ村上の裏課題は【聞く】ことでした。

正直に言いますと、たいていゲストをお招きしてお話しを聞いていますと‥ゲストの話しにキリがついて、その次の自分のターンで次に何を返答するかを考えながら聞いているので、“話半分”な聞き方をしているんですね。さらに、30分という時間内で“良い着地”をしようとすると、上手くまとめようとしますし、余計と話半分に聞いているんです。話半分の話半分ということは、4分の1しか聞けていないことになっちゃいます。

だからこそ、このたびのゲストトークでは、さすがに返答しないことはパーソナリティの役割を放棄しているので、返答内容は考えながらお聞きしましたが‥良い着地を目指したり、まとめようとしないことを念頭にゲストの話を聞きました。まさに行き当たりばったりの旅のような。するとゲストの感情というものがヒシヒシと感じられるんでよね。予定や計画や着地の無い聞き方は、おもむろに相手の感情をそのまんま感じられるんだろうかな⁉︎と本日学びつつある村上でした。

※来週のゲストは‥同じ笠岡市で老健施設などを複数運営されています社会福祉法人「天神会」理事長様をお招きします。どんなトークになるのか⁉︎視聴者の方はもちろんパーソナリティ村上自身が楽しみにしています。乞うご期待くださいね。


さて、本日のとみほ村。(富岡保育園)月に一度の『らんらんピクニックday』でした。

※らんらんピクニックday‥ほぼ唯一存在するような年齢別の活動であり、就学前の園児(classエジソン)が家庭から“空の弁当箱”を持って来て、太陽の台所スタッフ(給食の先生)にお弁当を詰めてもらい、とみほ村内(富岡保育園内)の好きな場所に仲間と(ひとりでひっそり食べたい子どもももちろんいます。)食べる活動です。

今月の『らんらんピクニックday』では、スーパーボランティアのトシさんも弁当箱を持参して、裏庭の築山のてっぺんで5、6人の子どもたちと食べる姿も見られました。

また、このたびの『らんらんピクニックday』では、リーダー係の保育者(月ごとに交替します。)が自称“人見知り”の保育者でした。自称なので、実際の保育現場では、分け隔てなく、どの子どもたちにもひっそりこっそり寄り添っているんですが。ただ自称“人見知り”の保育者にとって初めて参加する『らんらんピクニックday』は、実は内心、緊張していたんじゃないかと思うんです。参加する子どもたちにとっては、4月から数えて7回目の『らんらんピクニックday』ですから、「次は誰と、どこで、どうやって食べようかな~♪」とワクワクでしかないんだと思うのですが、自称“人見知り”の保育者にとっては、ワクワクとドキドキだったんじゃないかと。

蓋を開けてみると‥自称“人見知り”の保育者は、花壇の片隅あたりで、ひとりでひっそりこっそり『らんらんピクニックday』を楽しむ子どもに寄り添ってもらって2人で一緒にお弁当を食べていました。寄り添う子どもが、「先生(自称“人見知り”保育者)、お花が綺麗だね。」と会話をリードしていると、頬を緩めて照れながら、「そうだね。」と、それはそれは仲睦まじく食べていました。年齢や性別とは関係がなく、もちろん子どもや大人といったことでなく、“気が合う”人と一緒に過ごす時間の“素敵さ”が垣間見れた『らんらんピクニックday』でした。


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お弁当作りin太陽の台所
2021-10-21
ドイツのお肉のランク付けは飼育された環境で決めるってホント⁉︎

皆さま1日お疲れ様です。岡山県笠岡市でラジオへの貢献度が10本の指に入っているであろう村上です。なぜかって、毎週木曜日にエフエムゆめウェーブ生放送ラジオの番組を持っていることと、10月毎週土曜日早朝(7時)に地域の方と富岡保育園へ寄り合ってラジオ体操をしていることと、通勤時間にラジオを聴いていること、3点の理由からです。

※明日10月21日(木)13時~エフエムゆめウェーブ生放送ラジオ「富岡保育園付属大学」は、同じ笠岡市の認定こども園「和光みらい園」・また笠岡市青年会議所でご活躍されているゲストをお招きしてトークします。乞うご期待くださいね。


ちなみに、本日通勤時間にラジオで耳に触れた情報を紹介しますと‥国産のお肉などで“A5”などと表記されるお肉のランク付け。ドイツでのお肉のランク付けは、【飼育された環境】で決められるそうです。

例えば「自由に放牧されていて、有機野菜を餌にした牛」と「〇〇面積の飼育小屋で農薬ありの野菜を餌にした牛」などなどでランク付けされるそうです。

※ご興味ある方は調べてみて下さい。(あくまでもラジオで耳に触れた程度の情報です。)


さて、本日のブログ記事は、ラジオのように耳に触れた程度で読み流して下さいね。

今年度も早いもので10月。卒園や小学校入学を控えた就学前の子どもたちは、そろそろ各学校などで健康診断などを受けて就学へ向けて準備していきます。

その中で「知能発達スクリーニングテスト」という簡易的なテストを受けるんですね。(全国的なものなのか、笠岡市独自なのか、またいつから始められたテストなのか、また調査してみます。)


※ここから下記は村上個人の意見です。


果たして、就学前に「知能発達スクリーニングテスト」を受ける必要があるのか!?

実は、先日近隣の学校へ行きまして、テストの目的や意味についてお聞きしました。

発達障がいなどを判定したり判断するテストではなく、就学してから授業や宿題などで困る可能性があることを早期に発見するためと伺いました。(内容に関しては非公開とのことで教えてもらえませんでした。)

基準に達していない場合は、保護者にお伝えして、気に留めて頂くと、就学の際に担任の先生などへ相談がしやすいとも伺いました。


ただ、いまだに村上は納得できていないんですね。


本当に早期に基準に満たないことを調べる必要があるのでしょうか?また保護者へ知らせる必要があるのでしょうか?

初めての場所や先生を前にして受けた、たった一度のテストの点を、学校の先生が入学前から知っておく必要があるのでしょうか?

学級崩壊や不登校などの問題に対してのアプローチであることも伺いましたが、完璧な人間で無い限り、上記のテストの点を見た先生は先入観を持ってしまうのではないでしょうか?

また保護者に知らせることで、今までの家庭生活で問題視せずに過ごせていたにもかかわらず、「知能発達スクリーニングテストという、内容は一般には知ることができないテストの結果が、どんな基準なのかも分からないままに、基準に満たないことを知ってしまった」ことで、とにかく・なんとなく不安になって、子どもに厳しくなってしまったりしないでしょうか?


なんだかクレーマーおじさんみたいた言葉になっしまい申し訳ございません。学校関係者に対して文句や不平不満を述べているわけではございません。

ただ、そろそろ社会全体で変えていかなきゃなんないよね‼︎と、強い気持ちが生まれたことをここに発表しておきます。

去年もそうだったから。昔っからそうしていたから。市役所が言っているから。文部科学省が言っているから。だから正解なんです!と、いった内容でも、疑問に感じたら、声をあげて変えていかなきゃなんないんだと思います。

今回挙げた「知能発達スクリーニングテスト」に関しては、村上は現代から次世代へは行う必要が無いと考えます。

理由としては、まず時代が「インクルーシブ教育」(簡易的に説明すると‥多様性を尊重とした障がいある無しに関わらず、ごちゃ混ぜで学び合う教育です。)を指針に掲げているからです。インクルーシブ教育を実現するためには、子どもに責任を負わすのではなく、子どもが学ぶ環境を構築する大人に責任を向ける必要があるんですね。子どもに「知能発達スクリーニングテスト」を受けさせて基準を満たしているか調べるのではなく、みんなで学び合う中で、ひとりひとりの子どもに合った環境(場所・時間・人・空間など)を日々検討し続けることが必要だと考えます。授業に対して理解が難しい場合は、子どもの理解力ではなく、授業の環境自体に大人が目を向けて改善し続けることです。そうでなければ、インクルーシブ教育という言葉は、ただのお飾りの言葉で終わってしまいます。

また、もう1つの理由は、『子どもの人権』です。子どもの権利条約の中で『人間としての独自性を発揮する権利』と明記されています。独自性を発揮するために、わざわざ数ヶ月後に出会う担任の先生へ先入観を持たせる必要が無いのではないかと考えるからです。そして付け加えるなら、子どもの発達は“行ったり来たり”“凸凹”しているものです。数ヶ月で変わるのはお分かりですよね。


さて、ブログ読者のお考えはいかようでございましょうか?

村上が正しいわけでは無いです。正解・前例主義にとらわれず、皆で意見を出し合って、子どもたちにとっての最適な環境を作っていきませんか?ご協力宜しくお願いします。


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早朝の水やり(大根・カブ)
2021-10-20
4時半起きの凄腕朝活保育者

皆さま1日お疲れ様です。副園長ブログでよく早起き自慢をする本日5時起きの村上です。

しかし‼︎

本日早朝クルーに起床時間を聞くと‥「4時半」‼︎負けました。

ちなみに、早朝クルーの出勤までの朝活を聞いてみると‥「まず身支度をして。それから旦那さんのお昼ごはんを用意してから、朝ごはんを食べて。そしてお風呂掃除とトイレ掃除、洗濯物を干してから、家族の朝ごはんを準備して出勤します。」

感想を村上が一言いいますね。「主婦兼業の方たち、凄すぎます。頭が上がりません。お見それいたしました。これからは早起き自慢しません、ごめんなさい。」


そんなカリスマ主婦兼業保育者の凄腕朝活に刺激されて、本日はとみほ村農園があります山の斜面の草取りやら竹刈りをさせて頂きました。すると、畑から山に延びていたカボチャのツルを発見して片付けようとしますと、運良く雑草に紛れていた大きなカボチャを発見することができました。

さっそく食育園芸委員会クルー(凄腕朝活保育者)に譲渡しますと、太陽の台所クルー(給食の先生)と相談して、本日のお昼ごはんのカレーライスにカボチャを入れることに。採れたての無農薬のカボチャが入ったカレーライスが食べれるって贅沢な話ですよね。


ちなみに、先週にまきました大根の種は順調に芽が出ております。水やりを子どもたちとしていますと、「いつできるんかなー。どうやって食べようかなー。」なんてコメントがこぼれるのがよく聞こえます。

食物を「作る」→「食べる」までの行程をいかに“見える化”するかは食育活動の鍵だと考えております。


⭐︎「ウチの畑で〇〇がたくさんとれたんだけど、子どもたちにいかがですか?園児の家庭ではいかがですか?」などのお声掛けも今年度多数あり有り難く思っております。顔の見える方が作られる無農薬など心身に良い食材を食べられるって、未来を担う子どもたちの健全な育成には必要不可欠なんだと思います。ご協力よろしくお願いします。


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2021-10-19
『アングルを変えてみよう』

皆様お疲れ様です。本日は「私設公民館とみほ村文庫」のレンタル会議室にて‥笠岡市で老健施設を運営されています社会福祉法人“天神会”広報担当の方と富岡保育園保育者を含めた5名で写真研修が開催されました。岡山県笠岡市“柳生写真館”のカメラマンを講師にお迎えして1時間、撮影の心構えや基礎テクニックを学びました。

講師の方が写真愛を熱く語って頂くなかで‥「子どもを写真に撮ること=子どもと遊ぶこと」と思って下さいとおっしゃられました。横からだったり上からだったり、時には寝転んで下からだったり。『アングルを変える』だけで子ども(被写体)の見え方が違って見えるんですね。


「見守る保育」を実践するにあたって、子どもの見方、つまりは『アングルを変える』ことって、とっても大切だなと重ねて感じました。真正面から見るとネガティブに考えてしまいがちな子どもの姿も、上からだったり下からだったり斜めからだったり、見方を変える(アングルを変える)だけでポジティブな姿に考えられることだってあります。乳幼児保育実践家の井桁容子先生の名言である『子どもの見方を変えれば子どもの味方になれる』は、まさにアングル(実際の視覚と心の視覚)を自在に変えることができるプロの保育者の成せる業なんだと思います。


※写真研修については、笠岡市“柳生写真館”に問い合わせしますと個人でも受講することができます。是非ご興味ある方はチャレンジしてみて下さいね。


※本日の講師(柳生写真館カメラマン)の方から、「ここ(とみほ村文庫レンタル会議室スペース)めちゃくちゃ良いですね。締め切りが近い仕事があるんで3日間くらい借りたいです。」とのお言葉を頂きました。5.6名程度の小会議にはうってつけのスペースです。レンタルしてみたい方は富岡保育園公式ホームページTOP電話番号までお問い合わせ下さいね。


★ボランティア・インターンシップ(職場体験)・ワンコインランチ・保育実習など随時募集しています。また来年度へ向けてての保育園選びのための園見学お問い合わせを多数お受けしています。百聞は一見にしかずです。是非、ご希望の保育園など複数の見学をオススメします。

熱血写真研修
2021-10-18
秩序と自立を扱うテクニック

こんにちは、村上です。ずんずんと秋が深まりつつ、起床時なんてのは少しひんやりと感じますね。ブログ愛読者の方も寝冷えに気をつけて下さいね。


さて、とある新聞に2歳児のことを「魔の2歳児」と表現しつつ、お父さんやお母さんに向けてではなく、お爺ちゃんお婆ちゃんへ向けられた記事が綴られていました。

寝冷えなども含めて、体調を崩しやすい時期にさしかかると、乳幼児施設に通っておられるお孫さんの体調不良から‥保育者から保護者へお迎えのお願いをする連絡が入ることもあります。

そんな時に、保護者の方が、どうしても外せない用事などがある時に、ご活躍される、頼りになる存在こそが、お爺ちゃん・お婆ちゃんなわけですね。

けれども同居などでないかぎり、いくらお孫さんだと言っても、5分や10分でなく長時間預かるとなると大変かと思いますし、なんならば体調不良であるならば余計とご機嫌ななめな状態なものですから、さらに手を焼く可能性があります。

それに加えて、脳内での発達のGAPが1番大きい2歳児あたりは、さらに手を焼くケースがあるかもしれません。

と、いった具合で「魔の2歳児」と表現されていました。

しかし、ここからが“魔”を魔法のように扱う“心がけ”(アドバイス)が記されていましたのでご紹介しますと‥

ポイントは2つ‼︎

1つ目は【秩序】です。例えば、リビングなどでは決まった場所があったり、玄関などで決まった靴置き場があるといった具合に、お孫さんの“決まった〇〇”“いつもの〇〇”に少しでも近づける努力が大切です。

※ただご自宅が違うケースは難しいので、“お気に入りのぬいぐるみ”だったり、いつも扱っている物を保護者から借りておくと良いかもしれません。

そして2つ目は【自立】です。ブログ愛読者ならばご想像つくかと思いますが、大人から見ると出来そうにないことも自分でしようとします。けれども上手くいくとは限らないですので機嫌を損ねることもあります。また、大人の介助が過剰過ぎると、“自分で出来た”という気持ちが薄れて機嫌を損ねることもあります。だからこそ、過保護になり過ぎず、そして放任し過ぎずに見守ることが大切です。


ただ、言うは易く行うは難しのもので、だからこそ子育ては、母親だけ父親だけでなく、お爺ちゃん・お婆ちゃんを含めて、ひとりの子どもに対して大勢で関わる(協力する)ことが本当の鍵です。

脳科学の知識があったり、言葉がけのテクニックがあったとしても、正直どうにもならない場面の方が多くあります。そんな時には、ただ抱っこをして“大丈夫だよ”と背中をさすり続けるだけで良いと僕は思います。


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泣いていた子どもに歩み寄った事務長
2021-10-17
滝平二郎きり絵画集が入庫‼︎

おはようございます。10月16日、土曜日と言えば「とみほ村秋のラジオ体操」が早朝7時から開催されました。すこしずつ朝の空気が冷たくなりつつありますが、雲の隙間から差し込む太陽の光を浴びながら気持ち良く身体を動かすことができました。


ちなみに本日は富岡北地区の秋のお祭りの日でもあるのですが‥なにせこのご時世なので、御神輿など賑やかす行事は中止となっています。ただ、道沿いには、縄張りがされています。

(※門などに縄でできたロープをはわして、等間隔で白い紙をそえたものです。)

ちなみに富岡保育園が所在します、富岡六丁目は、富岡保育園で大活躍されているボランティアのトシさんご家族が縄張りをして下さいました。

意味をトシさんに尋ねると‥「先生!わしも分からん!笑」となっちゃいましたので、インターネットで検索してみると‥

『神域を作り上げ周囲の不浄を断つため』と記されていました。

トシさんのお陰で、富岡保育園へ降りかかる可能性のあった災いが絶たれ、厄払いされました。ありがとうございました。


~おまけ~

本日ラジオ体操に来られた方から、“私設公民館とみほ村文庫”へ1冊の書籍を寄付して頂きました。

「滝平二郎きり絵画集」です。

さっそく早朝出勤していた保育者たちと見させて頂きますと‥とても重厚な作りの画集で、1ページめくるごとに、「うわぁ~‼︎」と感嘆の声が響くほどでした。“荒城の月”や“夕焼け小焼け”などの名詩を滝平二郎さんが出かけた版画で表現されている画集でした。

※滝平二郎(たきだいら じろう)


★ボランティア・インターンシップ(職場体験)・保育実習・ワンコインランチ・園見学など随時募集しています。また“とみほ村文庫”への書籍の寄付も募集しています。お問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願いします。

トシさんが厄払いしてくれています。
2021-10-16
大事故をゼロに近づける努力

こんにちは。昨晩、富岡北地区まちづくり協議会「まちづくり計画策定会議」に参加しました村上です。計画を作る前段階として、地域の方に“アンケート”を募る予定で、この度はアンケート内容についての議論が2時間ほど繰り広げられました。

(アンケート用紙を、地域住民でも、地域活動に参加していないアパート住人の方へ配布することが、表札も無かったり家族構成が分からないといった要素から難しいとの声もあがりました。)


さて昨日、同じ県内の保育園で遊具での事故が起こりました。(詳細については、新聞やインターネット等でお調べ下さい。)

同じ乳幼児施設で働いているものとして、他人事ではなく、傷たまれない気持ちと、身の引き締まる想いでもあります。

大小関わらず、事故はつきものではありますが、大切なお子さまの命を預かる以上、特に大事故についてのリスクは特にゼロに近づける努力を行う必要があります。

ただ、ゼロに出来ない以上、“ゼロに近づける努力を継続する”ことが鍵を握るんだと思います。

富岡保育園では、0歳から6歳の子どもが、園内の至る所で、あちらこちらで縦横無尽に遊んでいます。とても自由に見える反面、保育者が抱えるリスクは高まります。

だからこそ、富岡保育園の保育者は“常に意識する”努力の継続が必須となります。


【大事故をゼロに近づける努力】

■子どもとの【信頼関係】を築く。

※子どもにとって保育者が安全基地のような存在であることが大切です。

■ひとりひとりの子どもの特徴、性格、発達を冷静に把握する。

※制限や監視といった“見守る”とは対極にある保育実践にならないためには、ひとりひとりの子どもの把握が必須です。そのために、富岡保育園では昼・夕の2回のミーティングや、ミマモリングソフト(発達過程を知るデジタルツール)を実践しています。

■“ヒヤリハット”な場面、場所、時間について仲間の保育者たちと共有する。

※個人では気づかない部分も、仲間の意見などを聞くことにより、保育実践の視野が広がる。


上記を日々の保育実践で怠らないように努力し続けた上で‥【救命救急】についての知識と実践について、富岡保育園では毎年研修を受けて学んでいます。


※先日、ビールケースでこめかみを打って切り傷を作った子どもがいました。その際の救助ポイントとしては‥

・まずは、患者の周りの安全を【冷静に】確認する。

・患者の意識を確認する。声は患者に聞こえる程度で、早口や大声にならないように気を配る。

・切り傷箇所を流水で洗い流す。消毒液では、白血球の働き(傷口を治そうとする)を弱めてしまうので、水道水で行うこと。

・圧迫止血をする。清潔なガーゼやハンカチなどを当てて手でおさえる。1.2分では血小板(血を止める)が作用しないので10分ほどはおさえる。

上記を【冷静に】【慌てず】【迅速に】行うことです。

「どしたんで‼︎血が出とるが‼︎なにしょーたんで‼︎」と、対応する保育者が大声を出して慌てると、間違いなく患者(子ども)は大泣きしますし、余計と傷口が広がったり血が止まらない可能性が高まりますので気をつけなければなりません。


★ボランティア・インターンシップ(職場体験)・園見学・ワンコインランチ・保育実習など、随時募集しています。ひとりでも多く見守る大人、穏やかな眼差しと優しい手があれば、子どもたちは大事故に繋がるリスクを下げ安心して遊ぶことができます。ご協力よろしくお願いします。

2021-10-15
気軽に子育て相談して下さい

みなさん、こんにちは村上太志です。(むらかみたいし)10月14日木曜日お昼の1時を迎えたところです。さぁ、本日もいきましょう!リニューアルオープンしました富岡保育園付属大学チャンネル。

この番組では、「子どもたちの未来に希望を繋がる」をテーマに、様々なゲストをお迎えして、どう人生をエンジョイしているか伺いながら、“子育て”と“地域”を応援するラジオ番組を作っていきたいと思っております。

さぁ、今週も岡山県笠岡市笠岡駅前にありますエフエムゆめウェーブスタジオより生放送でお届けさせて頂きます。

ケーブルテレビのご視聴の方。ゆめネット笠岡放送123チャンネル。1・2・3です。お間違いの無いようにお願いします。

またスマートフォンをご利用の方は、エフエムプラプラというアプリをダウンロードして頂くと全国どちらからでも無料でご視聴できます。よろしくお願いします。

と、いった口上(こうじょう)を、つらつらっと述べてラジオ番組をはじめております富岡保育園副園長の村上です。

毎週木曜日のお昼13時(再放送は19時から)から30分間おしゃべりし続けて、2年目に突入しちゃいました。

(※正直、しゃべり終えると何をしゃべったかほとんど覚えていません。)

2年目からは、毎週、富岡保育園や富岡北地区まちづくり協議会に関わる方や、岡山県、笠岡市、また子育てなどなどに関わる、あらゆる方をゲストにお迎えしていく予定です。

(※もしも、「私も出たい!」「私の知っている〇〇さんをゲストに!」とのお声があれば富岡保育園公式ホームページTOP電話番号までお願いします。)


ちなみに本日のゲストは‥富岡北地区まちづくり協議会事務局長の神田さんでした。

実は、ご縁のキッカケは昨年あたりからで、富岡北地区まちづくり協議会理事へお誘いして下さったり。また富岡北地区文化講座で山田方谷さんの勉強会へお誘いして下さったりでのご縁なんですね。

今日のラジオ番組内では、幼少期から、学生時代、そして就職してからのあらゆる困難、また定年後には“職場は地元”との精神で、地域活動に取り組んでいることをお話ししてくれました。

とにかく‼︎エネルギッシュな方。好奇心の塊のような方で、常に、何時も、勉強‼︎学び‼︎知見を広げる行動をされている方なんです。

ゲストの神田さんが、地域活動で11年も続けておられる「地域の居場所 ふれあいひろば虹」は毎週金曜日に個人宅で行われています。(※もしもご興味ある方は富岡保育園までお問い合わせ下さるとご紹介しますよ。)コーヒーを飲みながら、雑談をしつつ地域の居場所を守っておられるんだそうです。またその中で、牛乳パックで募金箱を作り、“いのちの会”におさめておられるんだそうです。

(※いのちの会は、赤ちゃんをおそろうか悩まれている女性に、入院費などに必要なお金を提供する組織です。現在、800人ほどの赤ちゃんがこの組織の助けで生まれているんだそうです。)

富岡北地区の「ふれあいひろば虹」に集った方が作った牛乳パックの募金箱が、広島や京都、仙台などにもらわれて、いのちの会に役に立っていると聞くと、とても嬉しいとおっしゃっておられました。


このような感じでラジオ番組を運営をしています。さまざまな方のお話しを聞くことで、「よし‼︎僕も頑張るぞ‼︎」と気合いが入りますね。ブログ読者の方はいかがでしょうか?

(※ちなみに来週のゲストは、岡山県笠岡市で同じく乳幼児施設「和光みらい園」にお勤めであり、また笠岡市青年会議所でご活躍されている山名さんです。乞うご期待下さいね。)


今日のブログ記事は、なんだか村上の番宣ばかりになっちゃいましたね。申し訳ございません。

せめてもの、富岡保育園の番宣もしておきますね。

最近お電話があった内容で、「最近、うちの子どもがなかなか保育園へ行きたがらなくて。車へ乗せるのも一苦労で‥保育園を休もうと思うんです。」とのご相談がありました。

相談内容はさまざまですが、保護者の方が自分の想いを率直にぶつけて下さる関係性とは、やはり普段からの挨拶やコミュニケーションだと思うんですね。このたびの相談は、保護者の方から率直な声が聞けたので、有難いなと思っております。

相談内容は大小関わらず、富岡保育園では主任・副主任・マネージャーを通して、園長・副園長へ報告されます。

相談内容に対しての解決の糸口として、保健師や児童相談員とも繋がる努力も行いますし、必要に応じては懇談や家庭訪問も行います。それぞれの保護者にとってストレスのかからないベストを、いっしょに模索しながら、共に子育てをしていきたいと思っております。


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2021-10-14
暇な村上と喋りたい方募集中

こんばんは。私設公民館とみほ村文庫のカウンターで水槽をそよそよと泳ぐメダカに癒されながらブログを綴っています村上です。夕暮れどきの空と秋の虫の響きが最高にマッチングしています。

(※レンタル会議室としても利用できますので、ご相談くださいね。)


さて、よく僕にぶつけられる質問‥「副園長って、普段何しているんですか?」に答えてみたいと思います。

基本は、「いつも暇していますよ。」と答えるのですが、本日の活動を時間をおってご紹介していきたいと思います。

(※あらかじめ述べておくと、毎日違う活動内容です。くれぐれも忙しい人だと勘違いしないで下さい。基本的には保育LABOで珈琲を飲んでいるか、笠岡市内をブラブラしています。)

6:30 珍しく早番勤務に入る。全部屋の換気や、洗濯物の後始末、玄関の掃除などを行う。

※全部屋を回ることで、現場クルーの日々の工夫がつぶさに発見できて、「こまやかだな~‼︎」と感心する早朝時間でした。

7:00 早朝出勤のクルーや、早朝登園の園児たちと過ごしながら、保護者からの連絡事項をメモする。

※前日の主任先生のノートを見ながら、各保護者に家庭での様子を聞きます。ノートには、鼻水や咳などの症状であったり、転んで怪我をした箇所が細やかに記されていて、とても役に立ちました。

8:30 お外で遊んでいる子どもたちに誘われて、ビールケースで一緒に迷路を作る。

※はじめに集っていた子どもから、次々登園してくる子どもたちが参加することで、メンバーが入れ替わると、迷路のコースもその時々のメンバーで作り変えられるんですよね。それと同時に、次々出勤してくる現場保育者たちが、迷路をする子どもを見守る活動を定期的に入れ替わるんですよね。入れ替わる際には、コミュニケーションで注意事項や連絡事項などを伝達していく連携プレーが生で見れました。

10:00 ピースな畑(井笠地域で有機野菜を推進しているグループ)の方が来園されてお話しを聞く。

※10月30日に「未来の食と農!ハッピー給食プロジェクト」というイベントがあることをお聞きしておりました。ご興味ある方は、“フーズフォーチルドレン岡山”と検索してみてください。

10:30 畑で大根とカブの種まき活動を見学に行く。

※10人ほどの子どもと、畑ボランティアの方(ちなみに僕の父です)と食育園芸委員会の先生2名とピースな畑のメンバーの方で行われました。(他の子どもたちは、木工ゾーンで事務長と竹馬作りに夢中になっていたり、それぞれで遊びが没頭モードになっていました。)種を蒔き、土をかぶせる際の子どもの手つきが、とても優しくあったことが印象的でした。

11:30 来週月曜日に開催する「写真研修in富岡保育園」の準備を園長先生と事務長先生と行う。

※笠岡市「柳生写真館」のプロのカメラマンに来て頂き、子どもたちの活動を保護者の方などへ臨場感を持って伝えるための、カメラワークのコツを伝授して頂きます。

12:00 虹グループ(3.4.5歳児)ランチルームにてお昼ご飯を食べる。

※隣に座っている子どもが、明日学区内の小学校(笠岡市立中央小学校)へ就学前健診へ行くそうで、とても楽しみにしていることをお聞きしました。

12:00 事務長と保育LABOで密談する。

※お供に飲みました珈琲は、笠岡市「辻珈琲」のブランドコーヒー“瀬戸の大地”でした。(密談内容は非公開とさせて頂きます。)

13:30 副園長補佐と保育LABOで密談する。

※補佐には1歳ていどのお子さまがおられるのですが、時々ある夜泣き事情などをお聞きしました。(密談内容は非公開とさせて頂きます。)

15:00 エフエムゆめウェーブ生放送ラジオ「富岡保育園付属大学」出演依頼をしている方が来園して下さり、園内を案内する。

※決定し次第、公開します。「そんな方たちも、ゲストに呼べるの!?凄っ!!!」とツッコミが入るほどのゲストです。乞うご期待下さい。

16:30 明日の生放送ラジオ「富岡保育園付属大学」のゲスト、富岡北地区まちづくり協議会事務局長さんが打ち合わせに来られ、お話しをする。

※生放送の臨場感を大事にしたいとの趣旨を伝えて、打ち合わせは一切行いませんでした。ご承諾してくださりありがとうございました。(木曜日お昼の13時から、再放送は夜の19時からです。お見逃しなく‼︎)

18:00 私設公民館とみほ村文庫のカウンターにて水槽のメダカに黄昏れながらブログを綴る。

※遅番クルーが、近くを通りがかったので、少しだけ文庫内にお誘いすると、「保育室から見ると目立たないけど、この窓の風景(メダカの水草越しの窓)はとても眺めがいいし、夕闇の時間に癒されます。」とのお言葉を頂きました。


と、いった具合で、日々、間違いなく副園長活動を楽しませてもらっています。今後もご指導ご鞭撻、ならびに応援とご協力よろしくお願いします。

※「暇な村上としゃべってみたい」と思って下さる方は、富岡保育園公式ホームページTOP電話番号へお問い合わせ下さい。(もしくは09X33715648へ)


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そーっと。
2021-10-13
『他人の靴を履く』

おはようございます。7時半頃。富岡保育園前の横断歩道前にて黄色い旗を持って立てっておりました村上です。すると、ご近所の方が歩み寄って下さり、「村上先生、おはようございます。今日の朝は涼しいですな。」と声をかけて下さいました。加えて自身の健康管理法であったり、家族の事情なんかも話しして下さいました。

(※ちなみにご近所の方の健康管理法は、“ベッドで寝ないこと”だそうです。毎日押し入れから布団の出し入れをすることで、肩や腕周りの筋肉トレーニングやストレッチングになるのだとか。)


さて、昨日のことに、ある女の子4人組が帰り支度をしてお庭を歩いていました。いっけん、いつも通りに見てましたが、よくよく見ると“ある事”に気がつきました。

それは、4人の靴がバラバラに組み合わされて履いていることです。

Aちゃんのaとbの靴と

Bちゃんのaとbのサンダルと

Cちゃんのaとbのサンダルと

Dちゃんのaとbのサンダルが

AちゃんはBaとCb

BちゃんはAaとDb

と、いった具合に履いています。

言葉で説明すると数学ぽくなってしまいますので、写真を添付しますのでご確認ください。


4人組の女の子にとっては、ただたんにオモシロイから、楽しいから。もしかすると、友達の靴が履いてみたいから。理由は好奇心であったり、感覚的なものかもしれません。(組み合わせ方は考えが練られているかもしれませんが)

この光景を見て、ある言葉を思い浮かべてしまいました。英国で保育士資格を取得された作家のブレイディみかこさんが引用していたイギリスのことわざです。

『他人の靴を履く』

意味は、他人の立場にたって物事を考えるとなっています。


たしかに、サイズも少々違うであろうし、歩き方の癖や、足の形などで少々変形した靴の感触もあるだろうし。僕ならば“違和感”を感じてしまうところを、4人組の子どもたちは“違和感”を感じるどころか楽しむ姿を見せてくれました。(もしかすると感じてはいるが、気にならない。もしくは、違和感が逆に新鮮で気持ち良いと感じているのかもしれませんが‥)


家族であれ、友人であれ、知人であれ。また職場など、あらゆるコミュニティで関わる人たちとの間で、多少なりとも癖や感覚の違い、つまりは“違和感”を感じるなかで、4人組の子どもたちが『他人の靴を履きこなす』姿は、とても学びになりました。違和感を楽しみに変えたり、新鮮さに変えてしまう強みです。


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生きる術
2021-10-12
誠心誠意努力をしていきたい

暑い秋ですね。なんだかヘンテコりんな挨拶になりましたが、ブログ愛読者の方、心身の体調維持に気をつけながらお過ごしくださいね。

とみほ村の子どもたちは‥自然に逆らわず、暑い時には暑いように、お庭で水びたしになって遊ぶ子どもが多くいました。もちろん泥だらけの衣類や靴がたっぷりと洗濯場へと置かれることになっていました。現場保育者、また保護者の皆様、夏だけにとどまらず、年中着替えの衣類の準備や、汚れた衣服や靴の洗濯などへのご協力大変ありがとうございます。たびたび申しますが、この大人の協力あってこそ、子どもたちはおもいっきり駆け回り水びたしになり笑い、そして泣いては尻もちをつき立ち上がって遊ぶことができるんだと思います。引き続きご協力よろしくお願いします。

(※衣類や靴などへ“名前”を記入して頂ければ大変助かります。)


さて、本日は富岡保育園園舎の持ち主である二代目園長先生と、園舎とさせて頂いている建物のご先祖さまのお墓へお参りする機会をもつことができました。

富岡北地区では大きな家だったこともあり、当時から近所の子どもたちが集まって遊んでいたんだそうです。そんな折に、地域から保育園の開設を要望され、初代園長先生が大きな家で保育を司ることになったんだそうです。

当時の「富岡保育園開設のお知らせ」の古紙を二代目園長先生から託されましたので、少しだけ内容をご紹介しますね。


『大切なお子様方をお預かりします責任を痛感いたし、明るく楽しく健康な内容と環境を調える事に誠心誠意の努力をつくしたいと存じます。皆様方御協力御願い申し上げます。』

と、記されておりました。

初代園長の頃から、二代目園長先生、そして現三代目園長先生、どの時代も一貫した志で富岡保育園は運営されていることが分かる内容でした。


~こぼれ話~

2018年10月、ちょうど3年前に私事に、僕は癌を患いました。その際に二代目園長先生と三代目園長先生が、富岡保育園のご先祖さま方々のお墓にてお祈りして下さっていたことをお聞きすることができました。想いに生かされ、僕は現在2回目の人生を歩ませてもらうことができています。感謝だけではなく、命を全うするように貢献できる人生を送れるよう誠心誠意の努力をしていきたいと、改め思い直した背筋が伸びる本日でした。


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★私設公民館“とみほ村文庫”は現在プレオープン中です。(貸し本システムはしばしお待ちください。)気になる方は事前に連絡を下さいますと、館長の村上による文庫内の説明が可能となります。


★委託販売“とみほ村雑貨”(富岡保育園現役保育者が出かける人間・社会・地球環境の持続可能な発展をテーマにした暮らしをほんのり豊かにする作品)については、岡山県笠岡市カフェボタンにて取り扱っています。現在は「ミニドライフラワーブーケ」を350YENでおさめています。ご興味ある方は是非。※委託先の場所が分からない場合は富岡保育園へお電話下さいね。

お米とぎとぎ
2021-10-11
ひらがな開発者の想いを汲む

「ミーン、ミーン」と泣き叫ぶ蝉には正直嫌悪感さえ起きてしまっていた夏を思えば‥

「リーン、リーン」と泣き誇るコオロギやスズムシやキリギリスなどへは情緒ささえ感じてしまう秋の夜長‥

同じ虫であるにもかかわらず‥


ちなみに、キリギリスって、仮名文字が謳歌し始めた時代には俳句や短歌などで“機織”(はたおり)とも呼ばれて使われていたんだそうです。鳴き声と機織りの音をインスピレーションさせてだと思います。

虫の例え方さえ、当時の古(いにしえ)の方たちは、一捻りどころでない趣きさを感じさせてくれますよね。


さて、今日はそんな仮名文字について。ひらたく言えば“ひらがな”のことですね。現代で言えば、小学校一年生で必ず習う文字です。

ただ、最近では、「小学校一年生に入る前に、保育園や幼稚園で予習をしておくことが前提」である主義が蔓延っているものの。保育所保育指針や幼稚園教育要領へは一切、平仮名文字を予習しなさい‼︎とは明記されていないんですね。


しかし、お子様をお持ちの方ならば、「少しでも早く文字を覚えさせたい。平仮名を早く取得して、カタカナを早く取得して、漢字を一字でも多く早く取得したならば、小学校一年生で優秀な成績をおさめ、良い大学、良い会社に入れる、で、あろう」との考えがあったりするのかもしれません。(「さすがに小学校一年生から、良い大学まで繋げる考えは無理がありますよ‼︎村上先生‼︎そして読み書きは現代の人生において必要なことですから学ぶことは良いことじゃないですか‼︎」とツッこまれた方。その通りだと思います。行き過ぎた表現方法だったことをお断りさせて頂きます。)


漢字というものが、中国から遣唐使などを通して輸入されていった背景がある中で、貴族などが時には禁断の愛を歌にして相手へ伝えるために、より繊細で柔らかな表現は出来ないであろうか⁉︎と漢字を日本人が独自に改良を加えて作った文字こそが、“ひらがな”なんですね。

つまりは、“ひらがな”は『自分の持つ繊細な感情を想いを寄せる相手へ伝えるため』に開発されたんです。

だからこそ、古の日本人ひらがな開発者の想いを汲むならば、ただ“小学校一年生になるから”だったり“良い大学に入れるため”という理由で無理にひらがなを教え込むよりも‥“伝えたい想いがある”時にこそ、ひらがなを学ぶことがベストなのかもしれませんね。

富岡保育園では、“ひらがな”を教える・覚える特別な授業時間は設けていません。しかし、「先生‼︎〇〇ちゃんに手紙書きたいんだけど、“あ”ってどうやって書くの?」といった、子ども自らが興味を持ち、さらには“伝えたい想い”がある時には積極的に教えています。


~おまけ~

日曜日の朝に某テレビ局(NHK)で俳句などを扱った番組がありました。俳句や短歌など、決まった短い文字数の中で、“相手への想い”だったり、“自分の繊細な感情”を巧みに表現しているんですね。文字数が限られている分、一文字、一文字を、丁寧に、大切に、考えられて使われているのがハッキリと分かるんです。

日々ブログを綴る村上としては、自省の意味を込めて‥綴る文字に対して責任を持ち、古の日本人に対して失礼のないよう、漢字や平仮名やカタカナを使って丁寧に記事を配信していきたいと思います。


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2021-10-10
『時代を超えたラジオ体操』

逆算すると、5時半。

何の時間?と思われた方いますよね⁉︎10月の土曜日の村上の出勤時間です。

本日も早朝の日が照る前、雲から光が差し込みかける7時から「とみほ村秋のラジオ体操」を開催することができました。

たいていご近所の方は早めに来て下さるんですね。予想通り1番乗りの方は6時半でした。だからこそ、1番乗りの方に“最高の朝”を味わって頂けるように準備するのが、企画者(村上)の努め(遊び)なんですね。

5時半入りしてから、まずは全部屋の換気と照明をつけつつ。(早朝は若干薄暗いので、お庭からもお部屋の雰囲気が見えるような演出です。)玄関からお庭の掃き掃除をしつつ。(子どもたちが遊んだ跡はなるべく壊さず見てもらえるような演出です。)その後は、花壇はもちろん玄関先や、通り道へ水をたっぷりとかけていきます。(旅館の玄関に女将さんが水をかけて清めてお招きするイメージです。)そして“私設公民館とみほ村文庫”からピアノのCDを流して準備完了です。(音楽を鳴らすことで、場所を特定しやすい演出です。)


第二回目の「とみほ村秋のラジオ体操」へは初回からのリピーターもいましたし。また、昨日から「明日仕事だから、仕事前に準備が早くできたら、行きます‼︎」と意気込んでおられた保護者(お母さん)と園児も参加して下さいました。

そして、中には‥「うちの息子も、ここへ(富岡保育園)通わせていたんよ。と、言っても‥息子も50歳を超えているんだけどね。なつかしいわ〜。」と、卒園児保護者の方も来て下さいました。富岡保育園が創立して間もない頃の保護者ですから、初代園長先生(現園長先生の祖母)の時だと推測されます。


地域の方に呼びかけさせてもらい、ラジオ体操をはじめて感じていることがあります。

1つ目は、とにかく早朝から、多様な人たちと集まって身体を動かすことは、単純に“気持ち良い”です。

そして2つ目は、お知り合いであれ、はじめましてであれ、“富岡保育園”という共通項で介しているため、安心して一緒に居れることです。

現役の保護者と、50年前の保護者が、隣同士で体操をしているんですから。世代を超えた、いや‼︎時代を超えた早朝のひとときでした。


※来週の10月16日土曜日も早朝7時から「とみほ村秋のラジオ体操」を開催します。富岡北地区でない方も来られています。また朝ごはん前に親子で参加される方もおられます。(ラジオ体操後に朝ごはんを食べると美味しいんだそうです。)7時より前には村上がいますので早めに来られた方はお庭でゆっくりして頂ければと思います。(中庭もありますよ。)


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ラジオ体操前のひととき
2021-10-09
“たかが”と思われがちな実践

おはようございます。本日は早朝から岡山県警の方が富岡保育園前の横断歩道付近でスピード違反の取り締まりを行なって下さっています。ブログ読者の方で来園して下さったことがある方ならばお分かりかもしれませんが‥横断歩道付近の道路(旧2号)は道幅が細かったり、通勤通学の自転車や自動車も多く危険でもあるんですね。連日取り締まり活動をして下さっているお陰で、安全運転への意識が僕も含めて職員ならびに保護者や地域の方にも高まっています。また、子どもたちにとっては、岡山県警の取り締まり課の方のユニホームには憧れでしかないんですね。「おまわりさーん‼︎おはよう‼︎カッコいい‼︎」との歓声に、取り締まり活動の合い間に、「おはようございます‼︎」と野太いカッコいい声で何度も答えて下さいました。本当にありがとうございました。


さて、ヒーロー(おまわりさん)に守られながら、次々に園児や保護者が登園する中‥職員(トミホクルー)もおのおのの出勤時間で登園してきます。

※勤務時間については、各職員によりまちまちであります。

9時ごろに出勤されたA先生(現場保育士)は、まずは早朝クルーが残しているメモに目を通しています。(写真右)保護者からお子さまのご家庭での健康状態や様子など、またお迎えの来る方や時間などの特記事項をお聞きした内容が記されています。次に出勤されたB先生(調理師)は、玄関に配置している“AED”(救命救急道具)の電源作動の確認です。(写真左)B先生が毎日欠かさず確認して下さるお陰で、いざというときに心強い道具(AED)がチカラを発揮できるんですね。


たかがメモに目を通しているだけでしょ⁉︎

たかがAEDの電源確認しているだけでしょ⁉︎


と、思われがちですが‥

この“たかが”を日々怠らないように努めることが園児の命を守る最善の方法なんですね。


されどメモに目を通す‼︎

されどAEDの電源確認をする‼︎


日々の細やかな保育実践をご紹介させて頂きました。

本日も素敵な1日をお送りください。


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されど‼︎
安全運転よろしくお願いします。
早朝から新聞に夢中な2人
2021-10-08
かさおかフレンド歯科へ受診

おはようございます。木曜日と言えば⁉︎ローカルラジオFMゆめウェーブ生放送ラジオ「富岡保育園付属大学」がお昼の13時からありますよ。

そして‼︎早いもので2020年10月1日からはじめた番組も2年目に突入することになりました。ひとえに、毎週貴重な時間を割いて耳を傾けて下さる視聴者の方、また収録に快く送り出してくれるチームメイト(富岡保育園保育者)、そして自身の整った健康状態のお陰様だと思っています。引き続き感謝しながら愛される番組を目指していきたいと思います。

そんでもって‼︎2年目突入‼︎ということもあり、番組内容をシフトチェンジしてみようと思います。ほとんどが村上の学んだ幼児教育に関する専門的知識の話であったり、僕自身の思い出話が中心でしたが‥本日からは毎週‼︎富岡保育園・富岡北地区まちづくり協議会、また岡山県笠岡市にまつわるゲストをお迎えして、その場限りの赤裸々トークを通じて学びながら、“子育てと地域”を応援する番組づくりをしていきたいと思います。ちなみにリニューアル一発目のゲストは富岡保育園に今年度から新しく仲間入りした事務長です。どんなトークが繰り広げられるか⁉︎乞うご期待くださいね。

(※ゲストへの配慮としてYouTubeチャンネルへの添付配信をやめさせて頂きます。ご了承ください。)


番宣記事になって申し訳ございません。今日は、先日のことに歯医者へ園児を連れて行ったエピソードをご紹介させて頂きます。

歯の事故については、乳幼児施設では多くあるんだと思います。転んで歯を打って、折れた・抜けた。また友だちとぶつかって、折れた・抜けた。歯だけではなく、付近の歯茎(はぐき)への損傷から出血をすることもあります。

そんな際に心がけていることは、とにかく“初期対応”を迅速にすることです。

折れたり抜けたりした歯が、再植(元に戻る)するかどうかの可能性を残せるかは、初期対応にかかっているからです。

まず、折れたり抜けたりした歯を探すことです。近くに他の園児が近寄らない配慮を保育者同士で協力する必要があるのは言うまでもないでしょう。

脱落した歯(折れた・抜けた)を持つ際は、根っこの部分(歯根部)に触れないように、汚れている場合は水道水をチョロチョロと弱めにして軽くすすぎます。この際に、こすったりガーゼで包んだり放置して刺激や乾燥をさせると細胞が死滅するおそれがあります。

軽くすすいだら、「歯の保存液or牛乳」に入れて持参して歯科へただちに受診します。

上記を速やかに遂行するには、もちろん保育者たちの協力と、園児がパニックにならないための言葉かけや配慮が必須なのも言うまでもないでしょう。


このたび引率した園児は、以前に友だちとぶつかって歯を打った結果、折れたり抜けたりした形跡はレントゲンにも無く、その後の経過観察をするための受診でした。

歯医者の先生は、ぶつけた歯をいろいろな角度から軽くコンコンとして本人に痛みを確認しつつ、再度レントゲンをとって無事を確認して下さいました。

その際に歯医者の先生の言葉かけは、園児がパニックにならないための参考になるなと思いましたので紹介してみますね。歯医者さんは必ず、「次にこの歯をコンコンとするからね。」「次は歯のお写真を撮るからね。」「うがいができるかな。グジュグジュぺってできるかな?」などなど。次にどんなことをされのか分からない不安を、丁寧で分かりやすい言葉で説明されていました。

ちなみに、レントゲンを見ながら、素人村上からの永久歯の歯並びへの質問にも答えて下さり‥「今、上下しているのは、永久歯が生えてくる順番が関係しているんです。1番2番と生えて、4番、そして3番、5番と生える子どももいれば。1、2、4、5、3と生える子どももいます。もう少し正確なレントゲンを撮れる年齢になって歯の向きが違えば矯正なども視野に入れる必要があります。」などなど、丁寧に素人の村上にも分かりやすい言葉で説明して下さいました。


※このたび受診させて頂きました歯医者は岡山県笠岡市富岡「かさおかフレンド歯科」です。


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令和3年10月7日10時頃
2021-10-07
明日のラジオゲストは事務長

皆さま1日お疲れ様です。しかし‼︎日中は、暑いですね〜。これでもかって日が照る中、本日とみほ村では「お芋掘り」が粛々と畑で決行されておりました。

とみほ村の畑は、富岡保育園駐車場の北側に、約3メートル×5メートルくらいの広さであります。ナスやピーマンはいまだになり続けてくれていて、お昼ごはんメニューに入れてもらったり、保護者や地域の方などへも配っています。

今回は1番北側に、うねを作っているサツマイモを子どもたちと先生たちが入れ替わり立ち替わりで掘りました。秋晴れが続き土がカチカチだったこともあり、掘るのにかなりの労力を使っていました。ただ、夢中で堀り進めていく中で発見し、傷つけないように大事に大事に掘り、最後に引っこ抜く感触はひとしおだったようです。自称芋掘り名人の子どもは、「俺は四個掘ってGETした‼︎」と、間違いなく俺がやってやったほどの表情で語ってくれました。

ちなみに普段、まったく農作業をしない村上も、最後に鍬(くわ)を持って耕しながら芋が残っていないかを確認する作業に参加させてもらいました。ほんの少ししか耕していないのに、汗は尋常でないほど垂れますし、とにかく現在ブログを綴る腕も力が入らない程度に筋肉痛でもあります。普段、当たり前のように食べている野菜や果物やお米など、比べようもないほどの汗とチカラが結集されたものであります。感謝しないわけにはいかないですよね。農作業後のお昼ごはんは特に感謝と味を噛み締めさせてもらいました。


さて、農作業話のついでに‥

富岡北地区まちづくり協議会の方から、ある本を推奨されて現在読み進めています。

題名は、『本当は危ない国産食品~食が病を引き起こす~』です。

とみほ村の畑はもちろん無農薬ですが、日本は世界的にも農薬の大量消費国なんだそうです。

日常的に飲んでいるペットボトルの緑茶にはほぼ100%農薬が検出されるようです。また、農薬も進化していっており、“ネオニコノイド系”の農薬は浸透性が強く、植物全体に農薬が浸透していることから、洗ったくらいでは農薬は落ちないんだそうです。そして人間の体内に入ると、免疫機能を司る腸内細菌に影響を大きく与えて、自己免疫疾患であったりアトピー性皮膚炎を引き起こすようです。もちろん腸内ですから消化器不良や癌への原因にもなりかねないのはいなめません。また恐ろしいことには、腸内細菌を狂わすことは、脳への影響にも繋がるそうで、特に子どもの脳への影響は大きいと分かっているそうです。

だからこそ、EUなどのヨーロッパ諸国では禁止や制限をかけている農薬があるようですが、なぜか日本では禁止や制限どころか緩和されているのが現状なんだそうです。

農薬は基本的に摂取されることを前提に作られており、その安全基準として「残留農薬基準値」が定められているのですが‥例えば、お茶などはEUに比べて基準値が2500倍ゆるいんですね。また妊婦さんなどへ産科の先生が推奨するほうれん草も基準値がゆるめられている。

なぜ、世界が「残留農薬基準値」を厳しく規制や禁止にしているにも関わらず、日本はゆるめているのか?

基準値を定める農水省とは別の組織“食品安全委員会”のメンバーが実は農水省の天下りであったり、また規制される側の農薬会社には農水省から天下りされていたり。規制する側と規制される側がかなりのズブズブな関係にあることだったり‥

かなり赤裸々に綴られている本です。(子育て世代の方はもちろん、認知症への影響も指摘していたりしますので、全世代で健康にご興味ある方は手に取って読んで、自らで善し悪しは判断して下さい。)


長々と紹介した、農薬の恐ろしさもお伝えしたかったのですが、日本で生きていく以上、まったく農薬から逃れることはできないことも現実です。だからこそ、事実を知る努力と、その上で自分たちの健康を守る努力。そして、社会全体で子どもたちを守る努力をしていこうよとのメッセージが伝えたかったんですね。

とみほ村の畑でも無農薬で野菜を子どもたちと一緒に作って収穫して食べること。また今後は無農薬農家と連携して定期的にお昼ごはんのメニューに入れていけるように働きかけていきたいと思います。


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★明日木曜日エフエムゆめウェーブ生放送ラジオ「富岡保育園付属大学」はゲスト富岡保育園事務長をお迎えする予定です。乞うご期待下さいね。

無我夢中に掘ってる
2021-10-06
土と健康

おはようございます。朝の空気がじょじょにしんしんとしてきていますね。ブログ読者の方も体調管理が難しい時期だとは思いますが、「食事・運動・睡眠・笑顔・感謝」を意識して免疫力を整え秋を楽しんでもらえればと思います。


さて、昨日のことに井笠地区(岡山県笠岡市を含む)にて有機野菜推進に取り組んでおられる“ピースな畑”というグループのメンバーにお会いしました。あいかわらず、僕よりも倍以上の年齢は重ねているんだと思うのですが、肌ツヤが良く笑顔がとっても素敵な方たちです。

会うたびに思うのが、自分の食べている食材は良いものであるという“自信”と。また良いものを作るにあたって日光や風を浴び土を日々触っていることから生まれるチカラがそうさせているんだろうなと。


今回は、“ピースな畑”のメンバーの知人でもある「一般社団法人MOA自然農法文化事業団」の岡山県担当補佐であるヨコハタさんにお会いする機会がありました。

ヨコハタさんは自然農法へは15歳頃から取り組んでいるそうで‥当時から災害や伝染病などを通じて食糧難の時代が来るだろうから、自給自足生活を心がける必要があると思っていたんだそうです。なんたる15歳なんだ‼︎と思っちゃいました。

昭和33年頃、自然農法と言えば現在に比べてかならニッチ(誰もいない)存在で、周りの農家からは家族一同悪口をよく言われそうなんです。けれども、信念を持って取り組んだ結果は如実にあらわれて、農薬を撒く生産者(農家)が次々と病にかかっている中、ヨコハタさん一家は健康そのもので農業に従事できたんだそうです。

80歳を目前にヨコハタさんは、本来は企業や団体レベルで行うお米の新しい品種作りを自然農法で個人で取り組み、15年に渡り120種類以上から選抜し続け、遂に完成を迎えようとしているんだそうです。コシヒカリやアキタコマチなどの名前に劣らない素敵な名前が付くことを願ってもいます。


そんな、とんでもないエネルギーの持ち主ヨコハタさんから、子育てに関する良い話が聞けました。

「【土】には、たくさんの“菌”があって、手で触ったりすることで身体に取り組込み人間本来の免疫機能を整える作用があるのはもちろんのこと。“気”も含んでいるんだよ。例えば土には農薬などを撒かれて痛めつけられても自力で良い方向に戻そうとするチカラがある。つまりは、土には逆境に強く気が宿っていて、その気を手で触ったり浴びたりすることで、免疫機能が整うんだよ。だから、免疫機能の基礎を培う子どもたちには、しっかり【土】に触れてほしい。そして、農薬などで痛められていない良い土でできた野菜やお米を食べてほしい。」と、おっしゃられていました。


乳幼児施設や学校、また家庭などの子育てに関わる人たちにとって長年の実践と経験から裏付けされた金言ではないでしょうか。


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2021-10-05
S先生のハッとした一場面

おはようございます。秋晴れまっしぐらの、岡山県笠岡市とみほ村(富岡保育園)からブログを綴っていきますよ。

早朝から、保育LABO(村上の住まい)に園庭長が『木斛』を生けて下さいました。

ブログ愛読者の方、『木斛』って知っていますか?

読み方は『もっこく』でありまして、なんと‼︎『庭木の王様』なんだそうですね。園庭長が休日に知人から剪定がてら分けて頂いた枝木を生けて下さいました。

ちなみに、木斛(もっこく)は、江戸時代から庭に植える木の中で人気があっそうで『江戸五木』とも呼ばれていたそうです。

※江戸五木‥モッコク、アカマツ、イトヒバ、カヤ、イヌマキ

そしてそして、ちなみに木斛(もっこく)は、現代でも『三大庭木』に挙げられてもいるんです。

※三大庭木‥モッコク、モチノキ、モクセイ

さらに‼︎木斛(もっこく)の花言葉は『人情家』らしく。情愛を『持つ濃く(もつこく)』ことで良縁に恵まれるんだそうです。

とにかく、なんだか早朝から生けて頂いた枝木(木斛)から凛としたエナジーを受けて良いスタートをきっています。


さて、本日はトミホクルー(富岡保育園保育者)が綴る物語、“ナラティブツリー”をご紹介したいと思いたす。

※ナラティブツリー‥子どもや自分(保育者)の心の動きを赤裸々に綴り、保育者自身の考察や時には悩みや振り返りを記した物語です。


Title 子どもってポジティブ

3歳児のA君(3歳11ヶ月)とB君(3歳6ヶ月)が築山でなにやらフラフープを持って築山の上からフラフープを転がす遊びをしていた。

フラフープを使った楽しそうな遊びを見てやりたくなった2歳児のC君(2歳8ヶ月)。はじめはふたりのフープを取ろうとして、嫌がられ私(保育者)のところに訴えてに来た。

私「フラフープ使いたいね。貸してって言ってみたら?」

と、C君の気持ちを受け止めつつ、どうすればいいかヒントを伝えてみた。

C君は2人のところに戻って、「かーしーてっ」とお願いをした。

しかし、さっきフープを取られそうになったA君は、「あとで貸してあげる。」とやんわり断る。

C君の残念な気持ちを受け止めて、「今はダメだって。悲しいねぇ‥。」と私はC君に声をかけると、側で成り行きを見ていたDちゃん(4歳9ヶ月)が一言。

Cちゃん「ちがうよ〜。あとで貸してくれるって言ったんだよ。」と。


‥たしかに‼︎


フープ遊びをしていた2人の“貸してあげたくない気持ち”を勝手に想像して「今はダメだって」と私は声をかけました。

しかし、たしかにA君は「あとで貸してあげる。」と言っていました。

成り行きを見ていたDちゃんの“ポジティブな”言葉通りの受け止め方に、ハッとした一場面でした。

私にも、「あとで貸してくれるって。一緒に待ってみようか。」という言葉かけも出来たはず。

子どもの気持ちを想像しているつもりでも、決めつけていた自分に反省をしました。


ミマモリスト S


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2021-10-04
『とみほ村文庫のこだわり』

おはようございます。昨日「とみほ村秋のラジオ体操」(10月毎週土曜日午前7時~)にて、ラジオ体操の気持ち良さにハマりつつある村上です。日曜日の早朝からもやってしまいましたよ。


さて、本日は「私設公民館とみほ村文庫」の環境へのこだわりについて語らせてもらいますね。

富岡北地区まちづくり協議会の会議で、「地域の貴重な書物が富岡会館にあるんだけど、あそこは坂の上で寄るのがしんどいが~。なんとか気軽に寄れる場所にあったらいいのにね。」とのお声から‥「だったら駐車場も広く平地にある富岡保育園では!?」との意見もあがり‥富岡保育園園長先生や、土地の持ち主(先代園長先生)に依頼する運びとなり、「社会福祉法人として、使命として作らせてもらおう。」との流れになり‥

富岡保育園では元々“病後児保育施設”(病気をした後、まだ完全回復にいたっておらず集団保育が難しい園児を預かる)として利用してしたスペースが、病後児童の利用が減ったいきさつもあって、(病院内保育が増えたことが要素の1つ)空き部屋となっていました。(昨年度まで園児のアトリエスペースとして利用していましたが、園児が100名を切った背景もあり、アトリエスペースも移動することになりました。)


いきさつについての説明はこの辺りにしまして‥その空いているお部屋を、地域の貴重な書物などを置く場所にするために動き始めたのが年度当初(4月)です。

富岡会館にあった書物だけでなく、地域(富岡北地区)のお家で、「大切にしていた本だけど、もう読まなくなったから。捨てるにはもったいなから、誰か読んでくれたら嬉しいな。」といった本を呼びかけてみますと‥地域内外から1000冊を超える貴重な書物が集まりました。その本たちを置く“本棚”を作成するにあたっては、岡山県の笠岡市で同郷として活躍されている「カサセイホームズ」さんにお願いをしました。

もちろんただの本棚ではありません。普段カサセイホームズさんの大工さんたちが足場板として使用している板を“再利用”してもらい本棚を組んでもらいました。本も地域内外から繋いだもの。その本を置く本棚も同郷の大工さんが普段使ってきた板を繋いだものです。

また天井については、病後児保育施設時代に使用した壁紙のままにしました。なぜなら、空気を綺麗にする要素を当時の大工さんが使用してくれていたからです。(当時の大工さんも実はカサセイホームズさんです。)

そして、なんと言っても目玉は‥机です。圧倒的存在感を映し出す机は、なんと‼︎富岡保育園の赤ちゃんのお部屋が蔵であった時(実は2階部分はいまだに蔵のままです。)に大切に保管されていた長持をリメイクしたものなんですね。リメイクにあたってもカサセイホームズの木のスペシャリストに奮闘してもらいました。当時の輝きを超えるように磨きに磨きあげて頂きました。


そして、文庫内の修繕したトイレの“黒塗り板”の壁や、お部屋のポイントポイントで“ベンガラ色に塗った板”の壁には、ある“想い”を付着させているんです。

どちらの板も、本来の建築では、表に出ない板なんですね。たいていは下地で利用する板なんです。下地で利用する板を、職人さんの工夫と技術を添えると、なんと表でもとんでもない存在感を出すんですね。


「なぜ、下地で扱う板を表へ出したか?」

それは、富岡保育園へ関わって下さる“職人さんの見えない工夫や技術”を知ってもらうためでもありますし‥

なんと言っても、そのような“見えない工夫や技術”が大切なんだよ‼︎とのメッセージを強く出したかったからなんです。まさに、保育園で言えば、現場保育者たちの見えない工夫や技術と類似しているからなんです。

保育業界で言えば、ブログ読者も含めてインターネットを広げてみたり、また園を見学しに行くと、きらびやかに子どもたちとにこやかに駆け回る保育者たち像を見るかもしれません。しかし、その下地には、日々オムツの数を確認したり、哺乳瓶を洗ったり、トイレの生花を変えたり、おやつの献立を改良したり、お昼ごはん(給食)で扱うお皿や箸が破損していないかを確認したり‥見えない働き(工夫や技術)があるんです。そしてその働きが無ければ保育園は成り立たないんだってことを強く遺したいとのメッセージでもあります。


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2021-10-03
副園長ブログ遂に777回目

こんにちは。笑い声が絶えない土曜日職員会議を横目に本日のブログを綴っていきたいと思います。内容は分かりませんが、とにかく楽しい雰囲気が燦々と伝わってきますよ。


さて、本日は‼︎急遽企画しました『とみほ村秋のラジオ体操』(※10月毎週土曜日午前7時〜)が無事開催されました。

正直、地域へは富岡北地区まちづくり協議会副会長さんへ回覧用のチラシを持って行った程度で、保護者へは玄関先にチラシを掲示した程度で、宣伝活動を村上がほとんどしていなかったので‥もしかすると僕と早番職員の2人でシュールにラジオ体操をするかもしれないと少し案じておりましたが‥

なんと‼︎20数名の方が早朝7時から参加して下さいました。お仕事前の保護者とお子さま、また休日で朝ごはん前の保護者とお子さま、またお休みの職員。また卒園児で小学校へ通うお子さまと保護者、中学校へ通うお子さまと保護者。もちろん富岡北地区まちづくり協議会の理事の方も大半参加して下さいました。(富岡北地区まちづくり協議会へは大した許可を得ずに協賛欄に記載しましたが、快く承諾してくださいました。)そして、富岡北地区まちづくり協議会の理事の方がご近所の方へお声かけして下さり、地域の方も足を運んで下さいました。本当にありがとうございました。


このようなご時世ですから、ご近所でも顔を合わす機会が減ったことも事実です。ラジオ体操前に、「〇〇さん、久しぶり〜。」とマスク越しではありますが、そこには会話が生まれていました。また、地域の方と保護者の方との会話も生まれており、「あなたは、どこにお住まいなの?私は‥」と新鮮な朝があちらこちらであって、企画者としてはなにぶん嬉しく思いました。

また、足を運んでくださった方々が口々に、「お庭をきれいにされていますね。花壇に花が溢れているわね。あの〇〇って花は育てるのが難しくて‥」と、とみほ村の自慢の環境に目を運んでも下さいました。

もちろん、『私設公民館とみほ村文庫』へも見学して下さいました。たくさん寄付したもらいました書物を見ながら、「この本は、〇〇の映画の題材になった本で‥」と、青春時代を懐かしく思う会話が飛び交ってもいました。


『とみほ村秋のラジオ体操』は、もちろん気持ちの良い秋を満喫できるように心身の健康を整えるためでもありますし‥そして“私設公民館とみほ村文庫”の存在をPRするためでもありますが‥

裏目的としては‥

「地域内外のコミュニケーションの場をデザインすること」

「富岡保育園の保育実践を感じてもらうこと」

の、2点があるんです、実は。

ラジオ体操と言えば、密にならない上に、競争でもないですし、またイベントまでいかない集まりだと思うんです。このご時世で言えば、寄り合いやすいはずです。

また土曜日の7時と言えば、現場職員も少ないですから、気にせず色々なところへ目を配りやすいはずです。お庭環境もそうですが、玄関口には壁新聞などで普段の保育実践も見れますし、あちらこちらに子どもたちが遊んだ名残りであったり、洗濯物などの保育者たちの仕事の名残りも見てとれるはずなんですね。


とにもかくにも、早朝からラジオ体操をすると、少々汗をかきつつ、気持ちが良い。なんだか得をした1日のはじまりでした。

最後に、地域の方への回覧用のチラシを行政協力委員の方へ配布して下さったり、また地域の掲示板へもチラシを貼って下さいました、富岡北地区まちづくり協議会理事の方々、宣伝などのご協力大変ありがとうございました。

「地域へ根付く、寄り添う、貢献する」といった言葉は、デジタルツール(SNSなど)を巧みに利用して実現するものではなく、やはり日々の“草の根”レベルでの挨拶やコミュニケーションから地道に地道に実現されていくものなんだなと改めて確認した日でありました。


⭐︎ボランティア・インターンシップ(職場体験)・園見学・保育実習・ワンコインランチなど随時募集しています。もちろん秋のラジオ体操や私設公民館とみほ村文庫へのお問い合わせもお待ちしております。電話番号はホームページTOPよりお願いします。

早朝からありがとうございました。
2021-10-02
“とみほ村だより”人気コラム

皆さま1日お疲れ様です。10月がスタートしましたね。『とみほ村だより10月号』(富岡保育園×富岡北地区まちづくり協議会)を保護者はもちろん地域内外の富岡保育園ファンに配布させてもらっています。

(※『とみほ村だより』を購読希望者はホームページTOP電話番号へお問い合わせください。無料でございます。)


ちなみに、購読者の方からは‥

「毎月ファイリングして保管しています!」

「献立を参考にさせてもらっています。」

「園長先生のコラムを読むのを楽しみにしています。」

「子どもの写真が可愛いです。」

などの感想を頂いています。我が子ではない、我が孫でもないにも関わらず、愛を持って一字一句、ひとつひとつの写真を、吟味し熟読して下さり大変嬉しく思っています。

(※地域内外へのファンの方への配布は、村上とボランティアクルーで行っていますので、多少配布日が異なることもありますがご了承下さい。ポスティングでなく、なるべく顔を合わせ、一言程度でも会話ができれば幸いと考えています。)


それでは本日は、購読者から人気を博しております園長先生のコラム記事を紹介したいと思います。

『保育園で遊んでばかりで小学校で45分間座っていられるのかしら?』


 幼児教育と言えば、体操教室、音楽教室かど、小学校のような教室のイメージを持つ人も少なくありません。しかし、乳幼児期は、学童期とは異なる発達段階にあります。情緒と身体の安定が基礎であること、身体と感覚を使った体験である学びであること、自発的に始まり環境との関わりによる学びであること、教材よりも自然や物、人による学びであること、子どもが必要に応じて学ぶことが効果的な学びです。


 のびのびと遊び、情緒と身体が安定した子どもは、意欲的に学習に取り組むことができます。教科書を広げる、字を書く、消しゴムで消すといった行動にも、安定した身体と調整能力が必要です。自分で状況を判断し行動する主体的な生活態度と、分からないことを人に尋ねるコミュニケーション能力を身につけている子どもの場合、保育園と学校の文化の違いは問題になりません。また、小学校以降の計算や応用問題、文章問題を理解するには、子どもたちが生活と遊びの中で、重りや広さ、分かる、比べる、順序づけるなどを身体で感じる数量体験を積むことです。ただわ体験の積み重ねや、思考力、想像力、表現力の高まりは、大人の目には見えにくいものです。保育者は、目に見えにくいものを大切にしながら、環境を構成しています。


 何よりも、子どもたちにとって、遊びは楽しいものでなければなりません。今、富岡保育園では、「思わず遊びたくなる」「必要な道具で自由に選べる」「調べてみたくなる」環境づくりを再考しています。園庭には、山土(泥だんごに最適‼︎)と山砂(さらさら)が2トンずつ届きました♪「音楽ゾーン」ができました♪「木工ゾーン」が進行中です♪etc‥ワクワク♪『力いっぱい、主体的に遊ぶ子どもは、たくましく、忍耐強く、他人の幸福と自分の幸福のために、献身的に尽くすような人間になるであろう。フレーベル「人間の教育」より』


⭐︎ボランティア・インターンシップ(職場体験)・保育実習・園見学・ワンコインランチなど随時募集しています。お問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願いします。

2021-10-01
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