富岡保育園へようこそ!「伸びる。成る。子どもも大人も互いに伸び合い、成長し合う『大きな家』でありたいと願い、社会福祉を支えています。

富岡保育園

副園長ブログ

お庭を平気でハイハイする⁉︎

皆さま一日お疲れ様です。ヨガをなさっている母をもつ園児に、早朝から、アレやコレやのポーズをするよう助言され、園児がするポーズを見様見真似で真似した村上です。

ココだけの話、慣れていないことをすると、身体から色んなサインが出ていて、日頃の運動不足を痛感している村上です。


さて、とみほ村の富岡保育園へ、一度でも足を運ばれた方ならば、一度は必ず見る光景があります。

慣れていない方ならば、驚く光景かもしれません。

それは‥

お庭を平気でハイハイして移動する子どもです。

ハイハイしては、尻もちをついて、ひと休み。

ハイハイしては、周りをキョロキョロ見渡して、ひと休み。

当然、ズボンの膝は汚れますし、尻もちをついたズボンのお尻は汚れます。

そして、その光景を程よい距離で見守っている保育者を見かけることになると思います。

この光景から得られる価値についてを知らないと‥

ついつい「あー!ズボンが汚れる!あー!手が汚れる!あー!なんてこと!もー!先生たち、なんで、そんなとこでボケーッとしてんの!保育士のくせに!」って、なりかねないんですね。


実は、お庭を平気でハイハイして移動する子どもは、地面の冷たさや温かさ、硬さや柔らかさを感じています。

実は、途中に落っこている石っころで、痛さを感じています。

もちろん、太陽の日差しの光、瀬戸内海からくる風も肌で感じます。

そして草木に群れた小鳥のさえずりも感じます。

当然、お庭に生えている草木に注意を向けますし、木の実が落っこちていると手を出すでしょう。飲み込んじゃったら危ないと判断すると、そこは程よく居てる保育者の出番なわけなのですね。


上記の実はな光景には、『子どもが生まれ持つ感覚を鋭い感性に磨きあげる』価値があるわけです。

自然から得られる刺激と、気持ち良い感覚や気持ち悪い感覚が、脳細胞と繋がって、生きていく上で必要な脳から体への指示ができるようになるわけなんです。


ブログ読者の方で、とみほ村の富岡保育園へおいで下さったならば、是非『お庭を平気でハイハイする子ども』をご理解の上で見守って下さることをお願いします。

2021-05-28
裏技紹介‼︎※子育て世代必見

おはようございます。よく降りますね。少し恥ずかしげに「運転気をつけてくださいね。」と保護者の方を送り出しておりました村上です。


さて今日のブログは、5月27日木曜日、午前8時45分に起こった珍事を速報しますね。

富岡保育園のある、とみほ村まわり地区、岡山県笠岡市富岡北地区あたりは、応神山に面しているものですから、梅雨期になりますと、ムカデやらナメクジやらが多くいるものです。

加えて、空き家だったり、解体された家もあるものですから、ネズミやゴギブリたちもお引越し先を求めていくわけです。

つまり、とみほ村のお庭や、富岡保育園のお部屋には、ムカデやナメクジやらネズミやらゴギブリやらたちが、今の時期、梅雨期には活躍しやすいんです。

もちろん生き物のあるべき姿ですし、子どもたちにも伝えるべきなのでしょうが‥いかんせん、僕を含めたある程度の人間には不得意な生き物でしょうか。

とみほ村では、お庭や、富岡保育園内のお部屋を年間を通じて害虫駆除の専門業者の方に来て頂いて管理しています。

そして、この度、子どものいない夜の時間帯にはネズミ捕りの罠を保育室内へ仕掛けたりしました。さっそく効果はてきめんで、ハツカネズミとムカデがひっかかりました。

たいていネズミ捕りの罠は、早朝に村上が回収して子どもの手の届かないであろう場所へ隠しておくんです。

だって、もしも、子どもたちが触ったものならば、超がつくほどの強力な粘着剤の罠にひっかかっちゃったら大変ですものね。


さて、そろそろオチを言いましょうか。ブログ読者の方ならば、このたびの珍事、お察し頂けるでしょう。

実は、午前8時45分に大きなネズミ⁉︎いや、子どもが罠にひっかかっちゃったんですね。手には、想定内通りに超強力な粘着剤が‥

現在、現場保育者が一生懸命洗い流しています。もちろん、すぐに落ちるはずがないんですよね。

と、いったところで、超強力な粘着剤が手についちゃった場合の落とし方の裏技を最後に紹介しますね。

①小麦粉を使って粘着をとる。

②油を作って粘着をとりきる。

もしもブログ読者の身の回りで似たような珍事を起こりましたら参考にして下さいね。


※ボランティア・インターンシップ・就職希望・園見学など随時受付しています。子育てに関わると予想外の珍事に日々出くわして楽しいですよ。あなたの家事力、主婦力、お待ちしております。お問い合わせはホームページTOPから副園長村上をお呼び下さいね。

2021-05-27
ジューンベリーが食べ頃です

皆様1日お疲れ様です。早朝クルーから、お花の講義をして頂きました村上です。本日、とみほ村の富岡保育園玄関の花器には「オルレア・ラベンダー・グンバイナズナ」が生けられてました。

※ちなみに、早朝クルーのお宅近くに生えていたグンバイナズナの“グンバイ”はお相撲などで用いる言葉の“軍配”です。


植物話のついでに、とみほ村の中庭には今が旬の“ジューンベリー”が実っています。

※ちなみに“ジューン”は“6月”を表す英語ですね。

高い枝に実っていて、大人でもハシゴを使わないと収穫できなかったりしますので、このたびは村上が収穫に立候補させて頂きまして、少しばかり。

まだまだ青い(黄緑)ものと、赤みかかったもの、そして濃い紫のような黒みかかったもの。食べ比べた子どもには分かったと思います。どの色のものが美味しかったか。


さて、今日は最後にお知らせを2つ。

1つ目は、現在村上が読み進めていて、かなり衝撃的であり、かなり鋭い内容の本の紹介です。

題名は『やりすぎ教育~商品化する子どもたち~』武田信子さん著書です。

よかれと思って、詰め込みすぎて‥教育熱心と教育虐待、ボーダーラインはどこにある?

成果を上げれば、よい教育か?

競争が子どもを幸せにするか?

「あなたのためを思って‥」は逆効果!?


などなど、多くの問題提起をしながら、決して親だけでなく、教師だけでなく、社会全体へ「もう一度、教育の価値や目的について改め直しましょうよ!」との激励の本でした。

是非、現在子育て中の方、また教師や保育者の方、だけに限らず、一度目を通して、皆さんにとっての“教育”を再考する機会になればと思います。


そして、2つ目のお知らせです。

ボランティア・インターンシップ・就職希望・園見学の受付についてです。

とあるウイルス渦でもありますので、基本は心身の健康状態を整えてきて頂くこと。加えて、事前にお問い合わせをお願いさせてください。

・入園を考えている、保育園を探している。

・働いてみたい。

などの理由に限らず‥

・富岡保育園の保育実践に興味がある。

・保育、幼児教育についての専門的知識について学びたい。

・子どもたちからエネルギーをもらいたい。

・社会貢献したい。

などなど、どんな理由でもかまいません。是非、気軽にお問い合わせ下さい。電話番号はホームページTOPから、副園長村上をお呼び出し下さいね。お待ちしております。

中庭
旬です
2021-05-26
Narrative Treeの紹介

おはようございます。裸足に下駄の副園長村上です。※裸足についての効能は過去ブログに掲載しています。


さて、本日は富岡保育園の保育者が取り組んでいる書類についてお話しします。

“書類”と書くと、なんだか堅苦しい、形式ばった文面を思い浮かべたりしますよね。たしかに、そのような書類も存在します。ただ、他にも違った種類の書類が存在するんです。それが【Narrative Tree】です。

ブログ読者で「何、それ?」とツッコミを入れて下さった方いますよね?これから説明しますのでご安心ください。


最近、保育界で取り入れられているエピソード記録に似ていると思って下さい。

ただ、似ていると表現したのには理由があるんです。“Narrative”という英語の意味は“物語”なのですが、Storyの物語との意味の違いは、筆者だけでなく読み手にも物語を委ねている点です。つまりは、完結していなかったり、まとまっていなかったり、悩んでいたり、疑問で終わったりしても良いんです。

保育について語る際、「〇〇をすると〇〇のチカラが育つ」といった、算数的であったり短絡的な解釈ってほとんど無いんです。加えて、専門用語を多用すると、専門家しか分かりづらい優しくない物語になってしまいがちだったりします。

誰もが読み手になれて、感じたり、共感したり、考えたりできる、それが【Narrative Tree】です。

ひとつ参考までにご紹介しますので、ブログ読者の方も一緒に物語を感じて下さい。


『いつもありがとうございます。』

令和3年 4月 13日(火)

今年度から、にじ(3.4.5歳児生活グループ)のお部屋にアトリエが移動してきた。(昨年度は離れのお部屋に位置していました)

子どもたちは予想通り大喜びで、「今日アトリエしていい?」と私たち保育者に声をかけてくる。

お片付けなどのルールを守りながら、好きな子は毎日製作に取り組み、思い思いの作品を作り持ち帰っている。

そんな子どもたちの姿が見られるだけでも十分嬉しいのだが、私にはもう1つ嬉しかったことがある。それは、作品を持ち帰った子の保護者の反応だ。

Aちゃんのお母さんは毎日袋いっぱいに作品を持ち帰るAちゃんに、「今日もいっぱい作ったね。良かったね。」など声をか、私(保育者)には、「いつもすみません。材料、無くなってないですか?」と気遣いの声をかけてくれた。

Bちゃんのお母さんも、「先生、毎日ありがとうございます。紙袋いつも持ち帰ってたら困りませんか?また持って来ますね。」と、言って下さった。

仕事に家事に忙しい保護者の方々。毎日毎日アトリエで出来たものを持ち帰ってきたら、少なからず、「また‥?」「置き場所に困る‥」など思ってしまうこともあると思う。

それでも子どもの遊んだ成果や頑張りを認め、もっと遊べるようにと、アトリエ活動に気遣いをしてくれるお母さんたち。尊敬するし、素敵だなあと思う。一緒に見守って下さっていることが改めて伝わってきた。

今後も、子どもたちが思う存分、アトリエ活動で楽しめるよう工夫し、保護者の方と一緒に見守っていきたい。


ミマモリスト H

2021-05-25
富岡北まちづくり協議会総会ならびに理事会が中止

その昔。お国(県境)を渡るには関所が置かれていた時代、移動は制限されていました。移動手段はと言えば、歩く・走る・馬、くらいのものだったでしょうか。

時が経ち、新幹線、飛行機という移動手段を得た僕たち私たち。グローバル化だと言わんばかりに、多様な人たちが世界中を駆け回る時代。

当たり前のようでもありますが、ウイルスだって世界中を駆け回る時代です。分かりきっていたように、ウイルスは形を変えながら生き残ろうとします。変異株ってやつでしょうか。

日本では、オリンピック開催の是非が問われています。世界、日本、各地ではお祭りや花火大会などのイベントが中止に追い込まれています。

この度、岡山県笠岡市富岡でも、富岡北地区まちづくり協議会総会、理事会が中止になりました。


人間という生き物は群れなければ生き残ることかできない。けれども、群れれば群れるほど、ウイルス感染してしまう現状。

多くの人が集まる行事やイベントについては、各地域や施設で、オリンピック同様に是非が問われています。

そして、この問いには【正解がない】ことを理解しておかなきゃいけません。

ワクチンを摂取したから〇年後には収束する、という考え自体が曖昧であって、もしかすると、現代を生きる僕たちの時代そのものが、コロナウイルスと長く共生し合わなければならないかもしれないからです。


さて、【正解がない】時代において、僕たち私たちは、何を指針に、何を指標に生き抜いていけば良いのでしょうか?

その昔。古事記に出てくるような神々や、エジプトと言えばファラオでしょうか。キリスト教で言えばイエスでしょうか。あくまでも分からないことは宗教を信じることで生き抜いていた人間たち。

ただ、現在では、神々よりもデジタル、科学の力を信じることで未来を作ろうとする人間たち。


ブログ読者の方は、この混迷な時代をどのように生き抜きますか?

また各地域、施設ではどのような運営方針をとりますか?またリーダーたちはどのように指針を打ち出しますか?


富岡保育園では、“とみほ村”という地図上には存在しませんが、【村】という、小さくとも社会との繋がりあるコミュニティ作りに努めています。

「子育て」が孤立した活動にならないように、地域社会でひとりひとりの子どもを守るためです。

そして“とみほ村”という【村】で暮らす指針が『笑顔と感謝を巡らせること』にあります。


混迷した時代にあっては、常に柔軟な思考と判断が特にリーダーたちに求められます。加えて、「今は〇〇しよう‼︎なぜならば‼︎」と懇切丁寧に“説明”し続けることが求められます。

リーダーが柔軟な思考と判断、そして説明し続ける誠意を持つことで、正解がなくとも【納得解をもつ】ことができ、コミュニティの持続の鍵になると副園長村上は思っています。


※富岡保育園では富岡保育園保育者限定NEWS(とみほニュース)を毎日配信しています。子どもやご家庭などの情報に加えて、園の今後についてや、時代の流れについて逐一“説明”が行われています。「私も、僕も、富岡保育園で働いてみたい‼︎」とのご希望があればお問い合わせ下さい。ホームページTOP電話番号から副園長村上をお呼び下さい。よろしくお願いいたします。

2021-05-24
お片付けの邪魔をする副園長

皆さま1日おつかれさまです。日曜日と言えども、ついつい早起きしちゃってる村上です。実は最近、平日の早朝と夕方に保育現場に入らせてもらっていまして‥目覚まし時計がなくとも習慣的に起きてしまいますし、お昼には睡魔が襲ってきます。習慣恐るべしです。


さて、本日のテーマは【お片付け】について触れてみたいと思います。

富岡保育園では、年齢別に部屋が区切られていません。つまりは、いろいろな年齢の子どもが、いろいろな部屋で遊んでいたりするわけです。

子どもそれぞれの特性だったり、性格や特徴などもありますが、ご想像通り⁉︎いや、それ以上に、部屋は散らかります。

例えば、パズルがあるとしますと、パズルをパズルとして遊ぶ子どももいれば、パズルをままごとの材料に見立てて遊ぶ子どももいたりするわけです。

断言しますと、“散らからないわけがない”んです。

実際に、散らかった現場に慣れるまでには、僕も含めた保育者は時間がかかるわけです。なぜかって、たいてい保育者として働く方って、お片付け上手、整理整頓上手、収納上手、だったりしませんか?(←村上の主観ですよ)


実は、“散らからないわけがない”状態になるまで、2017年11月よりはじめた保育実践改革で、【お片付け】は大きな大きなテーマでした。

大人としては、「次の遊びに移るときには、きちんと元あった所に片付けて、次の遊びに移ってほしい。」

子どもとしては、「片付けてる間に、興味や関心が薄らいじゃう。」

大人と子どもの間で、【お片付け】をめぐる攻めぎ合いが何年も続きました。ちなみに、現在も続いていたりもします。

ただ、そんな攻めぎ合いの中、とある国での【お片付け】の感覚について知ると、なんだか、あきらめがついたと言いますか、納得したりもしたんですね。それは、子どもの『好奇心』を守るために、お片付けは大人がするものと思い、綺麗にする姿を見せれば良いこと。


現在の富岡保育園では、お昼ごはん前と3時のおやつ前にランチルームはとにかく大人も子どもも皆で協力して片付け、夕方には全部屋をお片付けする、日に3回程度のお片付けを採用しています。保育現場にしてみればかなり少ないのではないでしょうか。

村上も夕方の時間に少しだけ手伝うのですが、いちよう元あった所を目指して片付けようとしますが‥いかんせん、つい遊び心が働いちゃうんですね。棚などに無造作に落ちているブロックを並べっちゃったりするわけです。現場の先生たち、どうぞお許しください。


※ボランティア・インターンシップ・就職希望・見学など随時お受けしております。お問い合わせはホームページTOPの電話番号から副園長村上をお呼び出し下さい。もちろんお片付け上手な方もお待ちしておりますよ。お部屋を綺麗にする姿を子どもたちに見せつけてあげて欲しいです。

アトリエゾーン
2021-05-23
富岡保育園ヒストリーを紹介

今日は富岡保育園の歴史について、ほんのりと。

現園長先生で、三代目の富岡保育園ですが、さかのぼること半世紀以上前。江戸時代末期より廻船問屋であった民家を、地域の子どもたちに遊び場としてひらいた初代園長先生。市民からの要望に応えて、保育園を開設することになりました。

右も左も分からない保育園運営を、当時の初代園長先生や保育者たちが日々懸命にする中、二代目園長先生へ。

時代が乳幼児期の子どもたちの居場所を作る流れの中、認可保育園として、地域の子どもたちを守る場所へと努めていきました。

“遊べる子ども”との園目標を二代目園長先生が掲げ、魅せる保育・映える保育といった時代の波に呑み込まれないように、日々の生活を大切にする心がけを指針としながら、地域に貢献していくことになりました。

そして、15年前。三代目園長へと繋がっていきます。園庭のど真ん中に“幸福”を表す“ユリの木”を植えて、新たな時代の幕開けを感じさせることになりました。

そして、50数年の時を経て、関わった保育者が120名以上を超えながら、2017年、11月。“遊べる子ども”の園目標を“ユリの木”に示し、新たな時代にのっとり、保育実践大改革をうつすことになります。

この時、かかわった保育者、そして通ってきて下さった保護者、大人の誰一人が、行く末を案じたのは言うまでもなく。また周りの保育関係者や地域内外からも多くの叱咤激励が弾んだことは言うまでもなし。

ただ、ひとつの光は、子どもたちの眼差しだったんです。保育者が真摯に学び、子どもたちを信じ抜くことで、子どもたちの様子は大きく変化することに。

現在、2021年5月22日。園庭から見える霧がかった応神山と、雨上がりの瀬戸内海の潮風が香る中。70名ほどの子どもと、保育者、保護者、地域の方々や、ファンの方で、富岡保育園は静かに賑わっています。

過去の保育者たちが積み上げてきた、培ってきた、地域、市民への貢献をもとに、次世代への責任を果たすべく。


副園長という立場で語った本日の物語。もちろん語り手によって物語はどのようにでも生まれ変わります。

ただ、かかわる人の人生のひとつの舞台として、富岡保育園があり続けられることが副園長の使命としています。

そのためには、常に変化を厭わないこと。しなやかに。おだやかに。先人たちへと、そして“今”かかわる全ての人や出来事に敬意を示し感謝を持つこと。


ブログ読者の方、まだまだ富岡保育園は変わりますよ。どのような未来が待ち受けているのか?気になりますよね⁉︎

保育者はもちろん、保護者、園児、地域の方、ファンの方、ひとりひとりの言葉や行動、エネルギーで、生まれ変わっていきます。今後も厚くご協力と応援、御指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。


※ボランティア・インターンシップ(とみほ村NOW)また、就職希望や園見学について随時募集しています。あなたも、富岡保育園にふれてみませんか?次世代への責任を共に果たしませんか?みなさんのエネルギーを必要としています。

繋がる愛
2021-05-22
翻訳機能を働かせた女の子‼︎

皆さま1日お疲れ様です。さきほど、ある4歳児の女の子に、「“〇〇君のお迎え、おばあちゃんです”って、A先生に言ってきてくれる?」と頼んだ村上です。

すると‥さっそく、A先生のところを訪ねて行き、「A先生‼︎“〇〇君、バァバがお迎えに来ます‼︎”って、村上先生に伝えるように頼まれた。」

と、伝言していたんですね。

まさに、その言葉通りですし、ある4歳児の女の子は、村上に頼まれてA先生のところまで向かう間に、“おばあちゃん”を“バァバ”に訳したり、自分の理解した内容を自分の言葉にのせたようです。圧巻でした。


さて、“100匹のザリガニの赤ちゃん”のその後について報告したいと思います。

実はあれから、100匹どころではなくなり、生き物係の案で、ご家庭で飼ってみたい方にお譲りすることになりました。

すると、さっそく昨日お持ち帰り頂いたご家庭もあり、そのうちのひとりの女の子が「昨日、ザリガニの赤ちゃん持って帰ったんよ~。名前もつけてあげたんで‼︎“リボンちゃん”って名前にしたんよ♪」とイキイキと報告してくれました。

“リボンちゃん”のその後も気になるところです。またご家庭で生き物を飼うことで、生と死に直面する経験にもなりますし、「飼育箱は何にするか?場所はどこにするか?何を食べさせるか?」また、「名前は何にするか?」など、親子のコミュニケーションにもなることはブログ読者も想像できると思います。


★ボランティア・インターンシップ・就職希望・園見学については随時募集しています。事前にホームページTOP電話番号からお問い合わせよろしくお願いします。また“ザリガニの赤ちゃん”を譲って欲しい‼︎という方も是非‼︎

5月21日10時ごろ
2021-05-21
認知能力と非認知能力って⁉︎

おはようございます。雨模様の本日。登園してくる子どもの足元は赤や黄色などの鮮やかな“長靴”ですし、手元には好みのキャラクターが描かれている“傘”があるわけです。

「チャプチャプ楽しんでおいで~♪」と子どもを送り出す保護者の声も聞こえてきます。

富岡保育園では少々の雨ならば、傘をさしたり長靴を履いたり、もちろん裸足でずぶ濡れであろうと、どうにかこうにか外で遊んでいる光景が目に入ってきますし、保護者の方も了解の内なんですね。

お迎えの時間には‥

保育者「今日は〇〇と〇〇を着替えて水洗いをしています。すみませんが、お家でももう一度お洗濯をお願いします。」

保護者「いえいえ。いつもありがとうございます。家ではこれだけ汚れて遊ばすことができないので助かります。」

との会話がしょっちゅう聞こえてきたりします。


さて、近年、認知能力や非認知能力といった言葉が流行っています。認知能力とは、IQや学校の成績などに示されるような数字で表される能力でしょうか。非認知能力とは、数字に表せない心の力とも言えるでしょうか。

東京大学大学院教育研究科教授遠藤利彦先生が、とても分かりやすく非認知能力について訳されているので紹介しますと‥

非認知能力とは『自己と社会性にかかわる心の力』であり、その根っこの部分は

★人って信じて良いのだな

★助けてと言えば助けてくれるのが人なのだな

★自分は人からちゃんと受け入れてもらえる存在なのだな

★しっかりと愛してもらえる存在なのだな


このあたりを乳幼児期に責任をもつ保育者たちは、どのような働きかけをすべきかを遠藤教授は以下のように記しております。

『保育者が子どもに対して何か特別な働きかけをしてあげることよりも、子どものさまざまな感情に向き合い、受け止め立て直してあげたり、あるいは子どもの自発的な遊びを支えていくこと』


午前10時の富岡保育園では、すべてに水溜りに入ったり、泥だらけの子どもも多くいて、保育者があちらこちらでお着替えの介助をしたりしながら「楽しかった?お着替えしよ~。」との声をかけています。

雨に濡れようと、泥だらけになろうと、私の気持ちを、僕を、まるごと愛してくれる、そんな保育者、大人の中に育てば、認知能力も非認知能力も自然と培われていくんだと思います。

2021-05-20
富岡保育園保育者は主婦多し

皆さま1日お疲れ様です。5月19日水曜日、ただいま午後18時を迎えようとしている富岡保育園から、副園長村上が中継させてもらいます。

園庭では、お迎えに来られた保護者とお子さまの格闘⁉︎せめぎ合い⁉︎が繰り広げられていたりします。

まだ遊びたいお子さまと、早く帰って“家事”を進めたい保護者と。

「早く帰ろうよ~。買い物行こう~。」との、半ばあきらめたような保護者の声に、どこ吹く風を装い、聞こえないふりで遊び続けるお子さま。


独り者&道楽者の村上には、この後、保護者の方に待ち受ける“家事”の大変さが重々と分かっていないんですね。

買い物に行けば、ガチャガチャゾーンやキャラクターの玩具が付録でついたお菓子のあたりに近づかないルートを考えたりするだろうし‥レジに並べば、エコバッグの存在を忘れて、袋代を損した気分にもなったりするだろうし‥挙げ句の果てには、重たいレジ袋と、帰り道の車の中で良い気分になって寝てしまった子どもを抱っこしながらアパートの階段を登らなきゃいけないだろうし‥

いざ、夕ご飯にと、スーパーの惣菜だけでは申し訳ないと一品手料理を作ったのに、手料理だけ残されて切ない気分になるかもしれないだろうし‥

お風呂に子どもを入れようとすると、YouTubeに夢中でなかなかお風呂に入ってくれないかもしれないだろうし‥


現在、綴っていて思うことは‥本当に“家事”ってめちゃくちゃ大変なんですね。家事って、仕事みたいに期限なんてものもないですから、無期限にあるし、完璧なんてこともまず無い。

そんな家庭に帰ってからの“家事”についての想いを共感できる保育者がいれば、保護者の方も少しは救われると思いませんか?

実は富岡保育園の保育者の大半が【主婦】でもあるんですね。乳幼児期のお子さまをお持ちの方もいれば、中高生のお子さまをお持ちの方、また孫がいる方だっているんです。

乳幼児期の小難しい専門的知識について詳しく知りたい方は、もちろん村上までお問い合わせ頂ければ良いのですが‥

“家事”についての想いや、テクニックなどの詳細は新人主婦からベテラン主婦まで富岡保育園保育者にはおりますので気軽にお声掛けして下さればと思います。


“子育て”と“家事”に向き合っておられる富岡保育園の保護者、全国の親たちに、心から敬意を示させて頂きます。

もちろん、そつなくこなす理想的なカリスマ主婦もおられるかもしれませんが、日々向き合うだけでも大変なご苦労だと思います。どうぞご自愛頂けたらと。そして完璧なんてないってことは「不完全でいいんだ」と思っていただけたらと。


なにぶん、主婦力の全く無い村上が綴るものですから、説得力が全く無いのですが‥もしもブログ読者の方で、“子育て”“家事”に向き合っておられる方のまわりにいるならば、できる範囲内で協力できることを実践していきましょう。(←共同養育)


★ちなみに村上は、小難しい専門書を読む時間が、“子育て”や“家事”で忙しい方には無いかもしれないので、代わりにたくさんの専門書を読んで要約したり、分かりやすく伝えるよう努めていますので参考にして下さればと。YouTubeチャンネル「富岡保育園付属大学」で紹介していますので、家事の合間などに聞き流して頂ければと思います。


※ボランティア・インターンシップ・就職希望・園見学など随時募集しています。もちろん主婦の方で「2、3時間だけ保育士の資格を活かして働いてみたい!」という方も大歓迎です。お問い合わせはホームページTOPの電話番号までよろしくお願いします。

2021-05-19
『半ベソ集団を救った一言』

暑いような寒いような。夜の寝床ではお布団の調整が難しい。汗をびっしょりかいた朝は、必ずしも気持ちの良いものではないかもしれません。

7時に開園される富岡保育園。早朝から、保護者の方のお仕事の時間に合わせて、子どもたちが登園してくる。

「おはよう‼︎」と目の覚める挨拶でくる子どももいれば、「ママがいいよ。」と半ベソをかいてくる子どももいる。当然と言えば当然だ。

気分が優れない、うかない、そんな朝に、富岡保育園に必ずいる先生は魔法を使ってしまう。

「ママがいいよね~。だけと、保育園も楽しいよ~♪」と、子どもの気持ちを受け止めると、今日は早朝から花壇に子どもたちと出かけていった。

花壇から帰ってくると、さきほどまで半ベソをかいていた子どもたちの手には野イチゴが。そして、もう1人の半べそをかいていた子どもの手には何かの入ったカップが大事そうに握られていた。

野イチゴをサラリと食べたあと、半ベソ集団は、何かの入ったカップをタライに移してお部屋で公開し始めたんです。

何かとは⁉︎


ダンゴムシが10匹どころではなく、30匹ほどタライの中を這い回っている。

半ベソ集団に魔法をかけた先生は、さらに追い討ちをかけるように一言。

「ダンゴムシの運動会がはじまったよ~♪」と。

半ベソをかいていようと、かいていまいと、早朝登園してきた一同は、ダンゴムシの運動会見たさにタライに集まることになる。


僕を含めた、保育園の先生の一言って、子どもたちや保護者にとって、魔法のように救われることもあるし、反対に刃のように刺さることだってある。どちらが良いかは明白だし、仲間の素敵な一言には感謝と敬意をもって真似(学び)たいと思う。


★ボランティア・インターンシップ・就職希望・見学希望など随時受付しております。事前にお問い合わせ下さるととても助かります。電話番号はホームページTOPから、よろしくお願い致します。

2021-05-18
夏野菜の苗が無事根付いたよ

すでに梅雨入りしたようですね。カタツムリにナメクジ、ムカデの威勢がよくなる時期ですよ。

雨が続いたお陰様で、富岡保育園の駐車場北側に先週植えた、サツマイモや夏野菜の苗(キュウリ・ピーマン・トマト・ナス)が無事根付いて葉っぱがシャキンとしました。


さて、梅雨期に入ると、保育施設では手足口病、ヘルパンギーナ、アデノウイルスなどの夏風邪と呼ばれる感染症が流行したりもします。

加えて、水イボや蕁麻疹、汗疹やトビヒなどの皮膚に何らかの症状が出やすかったりもします。

体調不良になりやすい時期、もちろん普段から免疫力を整えて予防をする必要がありますが、特に乳幼児期に感染しやすかったり症状が出やすい。その場合、“不調の兆し”に早めに気づき早めに対処することで、重症化を防ぐことになります。


では、“不調の兆し”に早めに気づくためには?

保育施設にお通いの園児の場合は、保護者と保育者が、家庭と園での子どもの健康状態について綿密に伝達し合うことがポイントになります。

加えて、富岡保育園では担任1人の視点だけでなく、複数の保育者の視点で子どもの健康状態を把握します。

なぜ、複数の保育者なのか?知識や情報や経験や感度など、プロの保育者と言えどマチマチですので、皆で補い合うことで、より子どもの健康状態を綿密に把握しようとの実践です。

そして、さらに鍵を握るのが、複数の保育者が園児の健康状態を把握する方法です。

富岡保育園では、お昼と夕方に日に2度のミーティングを行っています。主任・副主任を基に、全園児の健康状態について報告し合い、全職員(園長や栄養士などを含む)に連絡をし合います。

上記の実践を日々継続することで、子どもたちの“不調の兆し”を早めに気づき保護者の方へお伝えする努力をしております。


※とあるウイルスだけに限らず、乳幼児期にかかりやすい病気は様々にあります。保育施設は集団生活を営むこともあり、感染症が流行しやすかったりもします。園で流行している感染症や症状などがありましたら、その都度、玄関先などで情報開示しております。また健康面などで、ご不安な点などがありましたら、気軽に職員へお聞きくださいね。


★ボランティア・インターンシップ・就職希望・園見学など随時募集しております。とあるウイルス渦でもありますので事前にお問い合わせを下さると大変助かります。電話番号さホームページTOPより。よろしくお願いいたします。

2021-05-17
緊急事態宣言下での取り組み

「緊急事態宣言が岡山県にも出たけど、保育園は大丈夫ですか?」とのご質問を先日より頂くようになりました村上です。

幸いにも現時点では、富岡保育園職員・園児・保護者など感染にはいたっておりません。

ただ‼︎幸いにも‼︎現時点では‼︎です。

全国各地の方がもうお分かりのように、いつ、誰が、感染するか分からない状況です。マスクや消毒などの世間体的な対策をいくらとったところで、感染は避けられない可能性だってあることは、ブログ読者の方も含めて内実でお分かりだと思います。身体の鍛えられた、また対策をきちんととっているプロスポーツ選手ですら感染する状況です。

保育施設の副園長が上記のようなことを言ってしまうと炎上ものでもありますが、建前ではなく本音でブログ記事を綴らせて下さいね。


富岡保育園関係者の方へ、この度の緊急事態宣言をうけて再度確認をさせて下さい。

まず、いつ・誰が、感染してしまうか分からない状況であることから、感染者が出たとしても、感染者・ならびに家族の方などを絶対に‼︎責めることはしないで下さい‼︎僕も含めて、職員・園児・保護者の方に感染が判明した場合は、国の定めたルールに基づいて適切に対処させて頂きます。

加えて‼︎

【食事】【運動】【睡眠】について、改めて、ご自分やご家族で見直して下さい。いくら良い食事をとっていても、運動不足や睡眠不足は免疫力を落としかねません。切り詰めて徹底してしまうとメンタル面でのストレスを抱えてしまいかねませんので、“ほどほど”に“毎日”心がけて下さい。

※ちなみに、村上の場合は、R1や納豆やキムチなどの発酵食品を毎日摂取し、散歩を少々と、就寝前のスマホ利用をやめています。

加えて‼︎

【笑い】【感謝】について、改めて、ご自分やご家族で見直して下さい。たくさん笑い、ありがとうを言う習慣のある方は、オキシトシンという幸せホルモンが多く分泌して免疫力が整うとの研究結果が出ております。


上記を含めた科学的根拠に基づいた“暮らし”を富岡保育園では実践するとともに、現場職員へは‥

混乱しやすい・ピリピリ緊迫しやすい状況な時こそ、園児や保護者に対して『いつも通り』を徹底するように‼︎

と、無理難題を指示しております。プロの保育者として、とあるウイルス渦ではありますが、保育の質を常に向上することに努め、人生の土台となる大切な乳幼児期に責任を持ち保育実践していきたいと思います。

ブログ読者の方も含め、応援・協力・ご指導ご鞭撻、宜しくお願い致します。



★ボランティア・インターンシップ・就職希望・園見学については、事前にホームページTOPの電話番号からお問い合わせ下さい。(担当:副園長村上09X33715648)

しゃぼん玉とんだ
2021-05-16
犯人は誰だ⁉︎

数日前の出来事。ある虫捕りに夢中だった男の子(3歳ほど)が、ある保育者に‥

「せんせい‼︎見て見て‼︎」

と、手のひらを見せにきたんだそう。保育者が手のひらを見ると、ほんの少し赤いような、ヤケドのようにも見える模様が見つけることになる。男の子に痛みはないか尋ねると‥

「ちょっと痛かったけど、大丈夫。」

なぜ、ヤケドのような模様ができたのか⁉︎保育者はとりあえず男の子に状況を聞いてみることに。

「虫を捕まえようとしたら、“煙”が出てきたんよ‼︎で、指がチカッとしたんよ。」


保育者の頭の中では、もしも危険な虫で、男の子に害をもたらすような虫だったりヤケドのような症状だとヤバイ‼︎と思ったのでしょう。

男の子と図鑑をひっくり返したり、スマホを使って、どんな虫だったのか調べていくことに。

すると、男の子が捕まえようとした時に見えた“煙”が、犯人⁉︎特定の鍵になったんですね。


男の子が捕まえようとした虫は‥

『ミイダラゴミムシ』と判明したんです。

ミイダラゴミムシは、外敵に対して100℃ほどのガスを噴射させるのだそうです。通称“オナラ”で攻撃するんです。

つまり、ミイダラゴミムシは、男の子を外敵としてとらえて、“オナラ”をぶっかけて、指先をヤケドぽくさせた訳です。

“煙”の正体は“オナラ”だったんですね。

図鑑やスマホで調べていくと、この“オナラ”は人間には支障なく、数日後に消えることが分かり、本人も保育者も安心したようです。


他の保育者が、とある男の子に、指の具合を尋ねると‥

「あれは、“オナラ”されただけだから大丈夫‼︎」

と、答えていたんだそうだす。


“煙”の存在を見逃さなかった、とある男の子の【観察力】に、アッパレ‼︎でした。


※虫も含めた生き物や草花など、自然にお詳しい方、是非‼︎子どもたちや保育者に豆知識を伝授して頂けないでしょうか?ボランティア・インターンシップ・就職希望の方など随時募集しております。お問い合わせはホームページTOPの電話番号からよろしくお願いします。

“オナラ”にやられた跡
2021-05-15
100匹のザリガニの赤ちゃん

皆様1日お疲れ様です。トミホクルー(富岡保育園保育者)から、「村上先生‼︎昨日ご近所の方から頂いたザリガニが、今日‼︎赤ちゃん産んだんですよ‼︎100匹くらい‼︎それで‥‼︎」と、興奮冷めやまぬ報告を受けました村上です。

ちなみにザリガニの孵化のシーンに立ち会った子どもたちは、お迎えの際に保護者をザリガニのいるタライまで連れて行って何やら熱心に説明する様子がありましたね。


さて、本日は富岡保育園に通われる家庭の所在地について分析してみようと思います。

(マネージャー調べです。)

岡山県笠岡市は、人口の割に面積が広いんですね。島から山から、同じ市内でも雰囲気はガラッと変わるもんです。

とみほ村の富岡保育園が所在するのは、笠岡市の東部にある“富岡”という地区です。国道がすぐ近くに通っていたり、近隣にはスーパーマーケットやホームセンターなどの生活するには住みやすい地区でもあります。ただ、富岡でも、富岡北地区は旧国道沿いでもあって、昔から住んでおられる方が多くおられますので、逆を言えば、新しく引っ越しされてくる方が少ないとも言えます。

(※空き家や空き地は、どんどん増えてきておりますので、笠岡市に移住を考えておられる方は考慮の範囲だと思います。)


では、そろそろ、マネージャーの調べをザックリ紹介しますと‥

■笠岡市

・富岡12

・美の浜9

・笠岡8

・番町8

・絵師4

・西大島3

・横島2

・山口1

・今立1

・大井1

・横島1

・緑町1

・広浜1

・入江1

・神島1

(※調べた時点より変動はありますので、“約”と、とらえて下さいね。)

これらの数字を分析すると、富岡保育園に通われる家庭では、もちろん学区内の家庭が多いのですが、よく見てみると、笠岡市全域から通ってきて下さっていることが分かります。小学校の学区から外れている地域からもです。

もちろん保護者の方の職場の場所なども関与していると考えられるますが、保護者の方が「ただ近いから」という理由で選ばれた訳ではないのは数字を見るとよく分かります。


どのような理由で保護者の方が選んで下さったのか?ブログ読者の方はどのように分析されますか?


保育園選びをされている保護者の方であれば、子育てをする上で“何を最優先にするのか”をご家庭で話し合っておいて頂くと、保育園選びの助けになるかと思います。

岡山県笠岡市では、保育園・幼稚園・こども園は、保護者の方の意向で選べる現状です。(岡山県岡山市などは待機児童問題が取り上げられていますが。)選べる現状があるのであれば、見学や体験などを通して、お子さまの人生の土台となる乳幼児期の過ごす最適な場所を見つける努力をして頂きたいと願っております。


※富岡保育園では、見学についても随時お受けしております。ただ、とあるウイルス渦でもありますので、出来れば事前にお電話でお問い合わせ頂くことをお願いさせて下さいね。(電話番号はホームページTOPから」

2021-05-14
『十人十色な時間の使い方』

こんにちは。木曜日と言えば⁉︎そう‼︎エフエムゆめウェーブ生放送ラジオ「富岡保育園付属大学」の収録に行ってきました村上です。

(※本日のテーマは『村上太志の祖父』です。the昭和な祖父の生き様から“多様性”について考察しています。)


さて、ラジオ収録終りの午後13時30分過ぎの富岡保育園の情景を本日は記してみたいと思います。

虹グループ(3.4.5歳児生活グループ)では、お昼ごはんを順次食べ終わり、歯磨きを済ませた子どもから、各自室内でお昼の活動に入っていきます。(お昼ご飯後から、おやつの間までは、胃腸を休めるために外での活動はお休みさせてもらっています。※富岡保育園での数少ないルールの1つを子どもにはお願いしています。)

お昼寝が必要な子どもは、0.1.2歳児が眠る部屋へ移動し‥(3.4.5歳児のお昼寝については、保護者の希望や本人の体力と日々相談しております。)

食べ終わって、すこしボーッとしたい子どもは、陽の当たる廊下で寝転がったり、絵本ゾーンてゴロゴロしたり‥

アトリエゾーンでは、さまざまな素材や用具を駆使して描いたり作ったり‥今日は、キラキラテープを体に巻き付けている子どもが大勢いました‥

ぬり絵ゾーンでは、ご近所のおじいちゃんと仲良くぬり絵を楽しむ子どもがいたり‥

ランチルームを兼用しているスペースでは、カルタを用いて迷路を作っている子どももいたり‥

もちろん、1つの遊びに没頭する子どももいれば、複数を行き来したり、時にはボーッとしてみたり‥

時間の使い方は、十人十色ってわけです。


大人(保育者)の気配はと言えば、トイレ掃除や外掃除をする大人もいれば、室内で書類をする大人もいれば‥だからと言って、トラブルが起こると、程よいタイミングで現れて、当人同士と駆け寄った保育者ほどしか聞こえないような音量で何かをやりとりしたら、またスッと距離を離している光景がありました。

ただ、このような光景って、一朝一夕で見られるもんじゃないだと思うんです。駆け寄った保育者とトラブルになっている子どもとの信頼関係がきちんと構築されていないと、十人十色な時間の使い方をしている子どもと、掃除や書類をしている大人との信頼関係が構築されていないと‥

「次は〇〇をして、その次は〇〇をしなさいね。」

「次は何をするの?その次は何をするの?」

と、いった具合の子どもと大人の距離感になりかねません。


さて、上記の遊べる子どもから、大人はどんなことか学べるでしょうか?

もしかすると、とあるウイルス渦で、「時間の使い方」に途方にくれている方もおられるんじゃないでしょうか?

ボーッとしたり

没頭したり

ハマっては飽きてを繰り返し

『自分で自分の時間の使い方を乳幼児期から学ぶ』って、現代ではかなり重要度が増していると副園長村上の肌感では感じていますが、ブログ読者の方はどのように思われますか?


★本日早朝に、ご近所の方がザリガニを捕まえて持ってきて下さいました。さっそく子どもから大人気の存在になっています。ありがとうございます。地域の方の暮らしの内に“子どものため”“保育園のため”という気持ちを持って頂けることに感謝、感謝です。

※ボランティア・インターンシップ・就職希望の方など随時募集しています。子どもたちの未来へ希望を繋がる役割を一緒に担えることに感謝しています。お問い合わせお待ちしております。(ホームページTOPの電話番号より副園長村上を呼び出して下さいね)


5月13日午後13時30分過ぎ
2021-05-13
お行儀良く座って食べる方法

こんにちは。抗がん剤治療でツルツル頭になって以降、天然パーマ具合がいっそう増している村上です。(スキンヘッドにしたらサラサラヘアーになるってのは都市伝説みたいですよ)


さて、お昼ごはんを虹グループ(3.4.5歳児生活グループ)のランチルームで本日食べさせて頂きました。虹グループでは“ちゃぶ台”を利用して床に座って食べています。

今日注目した点は、昨年度の春ごろには食事中、寝転がってしまったりしていた子どもが、食べ終わるまで座り続けて完食していた点です。

「そんなの当たり前でしょ‼︎」とツッコまれた方いますよね?

実はそんなに当たり前じゃないんです。

椅子でないということは、“背もたれ”が無いということ。つまり、自分の身体を支えるには、“体幹”が整っていないと、座り続けることって、しんどいんです。

僕も含めて年齢を重ねていくと、膝や腰が痛み出すのですが、幼児などの若者は、“体幹”によっては、姿勢が“グニャン”となっちゃって、支えきれずに寝転がってしまうことになるんです。

もちろん「お行儀良く食べなさい‼︎」と指導することも大切なのかもしれませんが‥

富岡保育園の場合は‥「もっとお外でしっかり遊べる環境を作らないとな」と保育者の課題になったりします。

(※環境とは、人的・物的・空間・時間などを総じています)


一般的な保育園の運動場をイメージすると、真ん中あたりにリレーなどできるような円周が書かれた整備されたトラックがあって、その周りにジャングルジムなどの遊具があると思うのですが‥

富岡保育園のお庭は、平坦な地面がほぼ無いような、凸凹だらけの地面と、車のタイヤや丸太がその辺りにゴロゴロ転がっていたりするんですね。走ったりすると障害物だらけですので転げやすいですし、普通に歩くだけでも段差を掻い潜らないと前に進めないデザインになっています。

お庭のデザインについては、運動面の視点から解説すると、「お庭で動き回れば回るほど“体幹”が整う」ことになります。


今日、虹グループで見た昨年度から変化していた子どもは、もちろん保護者や保育者の日頃の粘り強い言葉かけのお陰もあると思うのですが、変化の理由の一つには、「富岡保育園のお庭でしっかり動き回った」が挙げられると分析させて頂きました。


★富岡保育園の保育実践について詳しく説明して欲しいとのお声がありましたら気軽にお問い合わせ下さいね。事前に連絡を下さいましたら、副園長村上の方よりドリップ珈琲を一緒に飲みながらお話しさせて頂きたいと思います。

※ボランティア・インターンシップ・就職希望の方も随時募集しています。詳細についてはホームページTOPの電話番号まで宜しくお願い致します。

※「とみほ村ワンコインランチ」についても細々とオープンしております。参加者の方からは「子どもたちからエネルギーもらえたわ~‼︎」との有り難いお声を頂いております。気軽にお問い合わせ下さいね。(膝や腰にご不安の方は椅子も用意しますので遠慮なくお申し付け下さい)

2021-05-12
新人職員がメモを片手に丁寧に園児の迎え入れ準備に励んでいます‼︎

皆様1日お疲れ様です。本日、とみほ村の富岡保育園では、今年度より仲間に加わりました新クルーが初早朝当番を行いました。

主任先生に指導してもらった内容のメモを片手に、敷地内の建物の鍵をあけ、室内の窓を開閉した後、洗濯物を取り入れたり、1つずつ確認しながら丁寧に園児の迎え入れの準備に取り組んでおられました。

ふと、村上も10数年前を思い出したり。あの頃も、当時の主任先生に指導して頂いた内容のメモを片手に、1つずつ確認したつもりが‥よくミスをしていたものです。そしてミスをするたびに「〇〇は〇〇で次から気をつけようね。」と指導してもらっていました。(たいてい、ミスを1つ克服すると、今度は違うミスをしていた村上です。)


さて、今日は保育や教育関係に限らず、管理職の方にオススメ‼︎かもしれない記事です。

実は、最近副園長村上のハマっていることは、ちょっとした合間に“水やり”だったり、“草取り”だったり、“掃き掃除”だったりします。

その理由とは?

管理職の仕事内容って、意外や意外、受け身なんですね。(村上の主観ですが)『現場クルーが仕事を楽しめているか』だと思っています。

ちなみに難点は、楽しめているかを判断するには、他者の気持ちを理解しなければいけないんですが‥正直言うと村上は理解なんてほぼほぼ出来ないんです。他者の心を読むなんて術を持ち合わせていないから。

『現場クルーが仕事を楽しめているか』を達成することが困難な状況で、どのように日々、自分に達成感や満足感を得るか⁉︎

つまり、達成感や満足感を得る仕事内容でない管理職は、どのように自己満足するか⁉︎っていう話です。

そこで、行き着いたのが、“草取り”だったりなんです。目に見える形で自己満足できる上に、単純に綺麗になって気持ち良いですし、“水やり”だと植物が成長して愛着が湧いて気持ち良いんです。

そんでもって自己満足すると、「よし‼︎もっと仲間が仕事が楽しめるように試行錯誤してみよう‼︎」という意欲が湧いてくるもんなんですね。


まだまだ、管理職という役割になって数年の青二才の村上ですが‥管理職になりたての方には結構オススメの仕事術だと思うので参考にしてみて下さいね。

※仕事術に関してのアドバイスなども受付しております。「村上先生‼︎副園長ってもんわな~‼︎」とのゲキも大歓迎です。また、ボランティア・インターンシップ・就職希望の方も随時募集しています。お問い合わせはホームページTOPの電話番号へ宜しくお願いします。

桜の木の枝で
2021-05-11
おんぶに抱っこの副園長村上

皆様1日お疲れ様です。午前中に富岡北地区まちづくり協議会副会長さんの配慮で、富岡北地区大磯のT様宅から、たくさんの“植木鉢”をご寄付して頂きました。副園長さんのご近所の方も一緒に搬入を手伝って下さったりと地域の方におんぶに抱っこの村上なのですが‥

搬入のついでに、とみほ村の富岡保育園内にも見学に足を運んでもらうと‥

植木鉢を寄付して頂いたT様「孫もこのくらいかな~。東京へ出ていて会えないから、スマホの動画などでは見たことあるんだけど、実際の大きさが分からなくてね。いや~可愛いね。ほ~れ、ほれ♡」と、乳児の部屋へ入ると、1歳数ヶ月あたりの子どもを撫でて喜んでおられました。

お孫さまに会えない分、いつでも足を運んできて下さることを願っています。


さて、とみほ村の畑では、本日はサツマイモの苗に、キュウリ・ナス・トマト・ピーマンの夏野菜の苗が子どもたちとボランティアスタッフの方と植えられたようです。ちなみにボランティアスタッフは僕の父なのですが、去年くらいから子どもとの畑体験を重ねるごとに慣れてきた様子です。“上手に植える”よりも、“畑の土や雰囲気に親しむ”ことを目的に関わってくれるようになった気がしております。

今後は水やりや草取りなど、トミホクルーと子どもたち皆で関わりながら収穫までお世話できたらと願っております。


※野菜やお花のお世話が好きな方で、「子どもたちと〇〇を植えて育てたい♡」とのお声がありましたら是非お問い合わせ下さいね。また園芸だけに限らず、自分の得意や好きを子どもたちや保育者に伝承して下さる方も大‼︎大‼︎募集していますよ。連絡はホームページTOPの電話番号または村上09X33715648まで。(ボランティア・インターンシップ・就職希望の方も随時受付ておりますよ。)

畑仕事
2021-05-10
足の指で地面を掴む歩き方へ

おはようございます。行きつけのカフェにてホットペパーミントティーを頂いております村上です。本日のブログ記事の本題は【足】についてです。


が、その前に、富岡北地区私設公民館“とみほ村文庫”開設に向けて、続々とご寄付が集まってきていますので、感謝の言葉を。本日も行きつけのカフェのオーナー様からはフランス産のティーカップを。他にも一度見学に来て頂いた80代ご夫婦からは寄付金と本棚や書物を。有り難く納めさせて頂き、地域のため、次世代のために大切に使わせていただきたいと思います。

(他にもたくさん集まってきておりますので、ブログや配布物などへ寄付物は整理してお伝えさせて頂きますね。)


それでは、本題へ向かいましょう。本日のブログ記事は【足】です。

なぜ、足にこだわるのか?いちよう副園長村上は世間一般で言うところの足ツボマッサージの資格をマスターしていたりすんですね。(正確には若石健康法“)(ちなみに足裏にはツボは1つだけで、その他は反射区と呼びますが、これ以上の専門話は本日は抜粋しますね)

実践に足の形や足裏を見たり触ると、たいていその方の健康状態だったりが見えてきたりします。心身の健康が整っている方の足って、スッキリと無駄な脂肪やむくみなどなく、血が綺麗に通っていたりしますね。また逆に、ふくみがあったり、指がまっすぐで無ければ、爪の形が変形していたりすると不健康ってことになります。

たいてい、心身の不健康さって年齢を重ねるごとに感じるもので、乳幼児が「最近さ〜肩こりがすごいんだよね~。将来へのぼんやりした不安もあって気持ちも晴れなくてさ~。」って言うことは、ほぼありませんよね。

そんなところで言えば、乳幼児の【足】に注目してみると‥足指はまっすぐですし、血も綺麗に通っています。やはり年齢を重ねながらの生活習慣が足にも反映してくるってことになるのですが。

じゃあ、乳幼児期は、健康に気をつけなくても良いのか?っていうツッコミがあってもおかしくありませんが、実は乳幼児期にこそ生活習慣の基礎を叩きこんでおく必要があるんですね。建物でも基礎(土台)がしっかりしていないと、窓やインテリアに労をしてもすぐ崩れ落ちちゃうように、心身も乳幼児期の基礎(土台)がしっかりしていないと、大人になってたくさんのサプリメントに労をしてもガタがきちゃいます。

で、前置きが長くなりましたが、心身の基礎中の基礎、土台中の土台と言えば、直立二足歩行を支ている【足】です。

富岡保育園では強制ではありませんが、推奨させて頂いていますのが【裸足】や【草履】です。なぜ、裸足な草履を推奨しているか?理由の1つとしとは「足の指でしっかり地面を掴む感覚を養う」が挙げられます。

足の指全部で地面を掴むことで、足裏に潜む各反射区への刺激にも効果的です。例えば、親指あたりには脳へと繋がる反射区もありますから、脳への伝達効果が望めますよね。

ついでに言うならば、是非やめて頂きたい履き物で言うならば、数年前から流行しているクロック〇です。クロックスは指を浮かせて歩く癖になっちゃいます。まだ自分の歩き方が身についていない時期(乳幼児期)にクロックスで歩く習慣をつけると、浮き指で歩く癖がつくのはご理解できますよね?


上記は強制ではありませんが、大人の方が知識として知った上で、お子かまやお孫さんなどにどのような履き物を与えるか?の参考になるかと思います。(※靴であれば、お古など他人の足の癖がついたものより、ネットでポチリより、靴屋できちんと合わせて靴を与えることが心身の健康上はオススメです。)


★心身の土台【足】についてもっと詳しく知りたい方がおられましたら、とみほ村富岡保育園保育LABOにおります副園長村上までお問い合わせ下さい。足ツボ(足裏反射区)マッサージ体験も無料でさせて頂きますよ。お待ちしております。


■『とみほ村NOW』(ボランティア・インターンシップ)随時募集しています。年齢や性別、国籍や職種など問いません。ご都合に合わせて働きたい就職希望の方も随時募集しています。お問い合わせはホームページTOPまたは09X33715648(副園長村上)までお願いします。

駐車場の柿の木の下で
素敵な冠へと
2021-05-09
応神山登山道へ富岡北地区まちづくり協議会理事メンバーで下見へ行ってきた話

皆さま1日お疲れ様です。本日、富岡北地区まちづくり協議会理事の有志の方々と“応神山”登山道の下見に行ってきました村上です。

※応神山‥岡山県笠岡市の東部地域の東西にわたってどっしりと位置する、岡山県百名山の1つです。第15代応神天皇がこの山で狩を楽しまれたという伝説があるとか。標高218.9mと低く、老若男女が登れ、春の山桜やツツジ、秋の紅葉の時季の登山がオススメです。


毎月応神山に登られながら登山道をボランティアで整備されている方を先頭に、エッチラオッチラ登ってきました。山ツツジがほんのり咲いていれば、あらゆる草木から吹く風に気持ち良く登ることができました。

見晴らしの良い地点に行くと、理事の面々が「昔は、あそこまで海で、あそこは〇〇で‥」と昔話をたくさん教えて下さいました。チーム富岡保育園からは僕と事務長と園長先生の息子さん(小学生)とで同行させてもらったのですが、理事の面々が小学生へ登りながらあらゆる“学びを伝承する”姿がとても印象的でした。

熊蜂が現れると「ハチが出たら〇〇じゃ!」

頂上で地図が現れると「地図ってのは、このNってのが〇〇のことで、東ってのは太陽が昇るところで‥」


ブログ読者の方で、お子さまや、お孫さんなどおられましたら、教科書や参考書などに載っていない学びを伝承する時間を持つことを是非オススメしたいと思います。“知らないことを知る”ときって、僕も今日の小学生も含めて、老若男女、目がキラキラしちゃいますしね。俗に言う非認知能力の「好奇心」ってやつです。


※とみほ村の富岡保育園では、子どもたちに、昔話だったり、教科書や参考書に載っていない学びを伝承して下さる方を大募集しています。あなたが知っていることって、実は子どもたちにとっては目をキラキラさせちゃうような知らないことなんです。年齢や性別、国籍など問いませんのでふるって足をお運びください。ボランティア・インターンシップ・就職希望のお問い合わせはホームページTOPの電話番号または09X33715648(村上)へ宜しくお願いします。

昔話伝承中
2021-05-08
保護者の方が用意して下さるお荷物の意図を考察してみる

皆さま1日お疲れ様です。近頃よく降る雨のおかげで、とみほ村の花壇の花たちは潤っておりますし、子どもたちも存分に水たまりで潤っております。

水たまりで潤う”という表現が正しいか否かは、保護者の方が用意して下さるお荷物で判断できるかと思っています。泥んこバッグを1年間通してお持ちして頂いて、Tシャツやズボンや靴下、パンツなどなどのお着替えを入れてもらいます。

雨の日や雨上がりの日などは、上下で3セットほど入れてきて下さる保護者もおられます。

実は保護者の方が用意して下さる荷物には、富岡保育園の保育理念・保育実践・保育方針への理解や共感を大きく感じて胸が熱くなったりもするんですね。


ブログ読者の方にお尋ねしますね。“水たまり”を見つけた子どもたちはどのような衝動に駆られると思いますか?

ご想像の通り、一目散にチャプチャプしたくなるのはお分かりですよね。

けれども、ご家庭のお庭や公園などで、子どもたちの衝動を思う存分に許容することが果たして現代できるご家庭がどのくらいあるでしょうか?

めちゃくちゃ正直に言えば、水たまりでチャプチャプされると大人の方も散ってしまって困るであろうし、泥んこだらけになって着替えたり、自動車やご自宅に入るのだって間違いなく困ると思うんです。当たり前だと思います。

じゃあ、子どもたちの“水たまり”に入りたい“衝動”はいつまで我慢させておくのか!?大人になればチャプチャプしたい衝動や欲求も薄くなるのは想像できますよね。

このあたりがキーポイントになってくるのですが、富岡保育園の保護者の方は、ご家庭ではまず我慢させてしまうような子どもの“衝動”や“欲求”を開放できる富岡保育園の環境に価値を見出して下さっているのではないかと村上は予想しているんです。

だって、水たまりでチャプチャプ気持ち良く遊ぶ姿を想像しない限り、お着替えを3セット持ってくる必要がないじゃないですか?

「今日はお庭には“水たまり”があるだろうから、富岡保育園の先生たちに見守ってもらってしっかりチャプチャプしてこいよ〜!」って気持ちなんじゃないかと思うんです。


子どもたちの“衝動”や“欲求”が開放できる裏側には、保護者の方と保育者の子育てでの価値観の共感が必要なんだと思うんです。そして共感への感謝は、相互に正直めちゃくちゃ大変な、保育園では保育者が下洗いの洗濯を、ご家庭ではさらに洗い直して頂く作業があること。先生たちも保護者の方も、“決して派手でない地味で結果がすぐに目に見えづらい”日々の愛ある見守りとお洗濯を根気良くして下さり本当にありがとうございます。


★とみほ村NOW(ボランティア・インターンシップ)を随時募集しております。また少しの時間だけ働いてみたいという就職希望の方も随時募集しています。保育体験などの際には大人も汚れる可能性がありますのでお着替えを必ずお持ち下さいね。

※保護者の方へも随時お願いさせて頂いておりますが洗濯の可能性も含めて【持ち物へは必ずお名前を記入して下さいね】ご協力よろしくお願いいたします。

2021-05-07
“ぎょうさん”のサクランボ

皆様1日お疲れ様です。木曜日と言えば⁉︎エフエムゆめウェーブ生放送ラジオ「富岡保育園付属大学チャンネル」の収録を行ってきました村上です。

※毎週木曜日お昼の13時~(再放送は19時~)ゆめネット笠岡放送ご利用の方は123ch、スマホご利用の方は「エフエムプラプラ」からご視聴できます。お時間ある方は是非‼︎

※ちなみに本日の放送内容は【旅育】と題させて頂き、「可愛い子には旅をさせよ」の本質を探るお話しになっております。YouTubeご利用の方は「富岡保育園付属大学」と検索して頂ければ過去ラジオ放送も一挙にご視聴できるかと思います。


さて、ラジオの宣伝ばかりになってしまいましたが‥実は村上のラジオ生放送を毎週聞いて下さっている富岡北地区の仏のような方(富岡保育園の牛乳を配達して下さっておられる方でもあります)から本日頂いた物があります。

「村上先生‼︎庭にサクランボが“ぎょうさん”なっとるけえ、小鳥に食べられる前に取りにこん!?」

そうなんです。“ぎょうさん”のサクランボを頂いたんです。

(※“ぎょうさん”とは、このあたりの方言で、“たくさん”という意味です。)

ご好意に甘えて“ぎょうさん”持ち帰ると、子どもたちが小鳥のように素早く集まり、小鳥のように賑やかに、小鳥よりも食べ散らかしていました。


少子化が全国で広がるなか、もちろん岡山県も、笠岡市も、そして富岡北地区も、いっそう減少の一途をたどっています。地域の方が、子どもたちを社会の宝のように常に気にかけて頂けることがとても心強く感じた、サクランボを“ぎょうさん”下さった方のご配慮でした。本当にありがとうございました。


★超少子高齢化が進むなか、地域社会にあって子どもたちを共に見守って下さる方を大募集しています。ボランティア・インターンシップ・就職希望・などなど、方法は問いませんので、是非‼︎社会の宝に希望を繋げるためにチカラをかして下さい。よろしくお願いします。お問い合わせは、ホームページTOPの電話番号へ。(担当の副園長村上を呼び出して下さればありがたいです。)お待ちしております。

2021-05-06
可愛い子に旅をさせよ体験談

こんにちは。“こどもの日”と言えば、幼少期、和菓子屋を営んでいた祖父から柏餅やらが送られてきたことを思い出しております村上です。

実は村上の母方の祖父母は岐阜県に在住しておりまして、とあるウイルス渦でなければ年に一度は帰省していたものです。

今日は、帰省した中でも群を抜いたエピソードをお届けしたいと思います。

(保育や幼児教育と関連が無いかもしれませんが、是非読み進めて子育てのヒントにしてみてくださいね。)


あれは、小学校4年生くらいの時だったかもしれません。1つ上の姉と2人で、祖父母のいる岐阜県へ旅をすることになりました。JRの青春切符を2人は片手に、岡山県から岐阜県までリュックサックを背負って普通電車に乗りこんでいきました。

もちろん当時はキッズ携帯などもありませんし、連絡方法は10円を入れてダイヤルを回す公衆電話。スマホのマップ情報などもありませんから、事前に駅の名前を調べたメモを頼りに、電車内に流れる駅の名前の放送を聞いてたどり乗り換えを行います。

小学校4年生と5年生にとっては、ワクワクドキドキな旅行だったと思いますし、何より、その旅行を後押しした両親の気持ちはいかようだったのでしょうか。もしかすると「可愛い子には旅をさせよ」を素直に受け取った子育て方法だったのでしょうか。

さて、そんなワクワクドキドキな旅行も、あるトラブル⁉︎によって、さらに緊張感が増していったことを未だに思い返されます。都市部の普通電車は、満員電車によって、揉みくちゃになりながら、吊り輪には手が足りませんから、その辺りの棒や、もしかすると姉のリュックサックを掴んでバランスをとっていたかもしれません。

そんな時に、電車内の1人の外国人と思われる方が、日本語ではない言葉で辺りの人に質問をしています。ただ、まわりの大人たちは、どこぞの外国語でジェスチャーを交えながら話す外国の方を敬遠していように見てとれました。たぶん「関わると面倒だから知らぬふりをしておこう」と思ったんじゃないかと思います。

知らぬふりをしていた大人が散っていたかと思うと、あらビックリ‼︎僕と姉が、その外国の方の目の前に立っちゃうことになったんです。僕たちも逃げることもできたと思うのですが、なぜか困っていそうな外国の方を目の前に「自分たちのできる範囲で答えてみよう」と、とりあえず困りごとを聞くことになりました。

よくよく聞いてみると、降りたい駅が、後どのくらい先なのかを聞いているようにジェスチャーからは理解できたので、僕と姉の知っている英語と言えば「ネクスト、ネクスト、ネクスト‥」と指で駅の名前を指しながら説明しました。

果たしてきちんと説明できたのかはいざ知らずですが、外国の方は納得されて御礼をしたいとのジェスチャーをされました。革財布から物凄い厚みの札束を出された時には、4年生ながら驚いて、姉と2人で降りる予定でない駅で慌ててバイバイをして降り立ったことを思い出しました。

※いちようこの後は、姉がしっかり者でしたので、予定にない駅からでも何とか目的の駅までたどり着くことは出来ました。


現代社会では、もちろん上記の村上のような旅は、不審者やウイルスなども含めて難しいかもしれません。けれども、大人と子どもも、遠方でなくとも近場や都市部でない場所へスマホなどを持たずに“旅”することは、【自分の現時点の実力を把握する】上での1つの方法なのかもしれません。


★“旅”がてらに、岡山県笠岡市富岡605富岡保育園へ足を運んでみませんか?江戸時代末期に建てられた園舎で賑わう子どもたちと保育者の織りなす風景は一見の価値があると思いますよ。

2021-05-05
小学校1年生で100点を獲得する方法を教えましょうか?

こんにちは。安定の“とみほ村”のお庭の水やりをしておりました村上です。子どものいない静けさは寂しいものですが、小鳥のさえずりが際立ち穏やかになれたりもします。

(※富岡北地区まちづくり協議会の理事で「全国野鳥の会」に入っておられる方がいるので、今度お招きして小鳥の種類や特徴など学んでみたいと思います。)


さて、新年度もあっという間に1ヶ月が経ちましたね。もしもブログ読者で、富岡保育園卒の小学校1年生のお子さまがおられるなら‥この1ヶ月間お子さまは疲れてよく寝たんじゃないでしょうか?

保育園から小学校という新しい環境に対しての心身の疲労があります。ランドセルを背負って学校まで歩くのも大変ですし、学校ごとに定められたルールに適応するのも大変です。

それに加えて、学校と言えば「お勉強」ですよね。ひらがなやカタカタ、足し算や引き算などなどを学ぶ時間があります。ここで富岡保育園卒の子どもたちは脳内をフル活用するのでさらに疲れるんだと思います。なぜかって⁉︎「保育園時代に小学校の予習をしていないから」です。


もしも予習を保育園時代にきちんとしておけば、学校の授業では‥

「それ、知ってる!知ってる!こーやって、やるんじゃろ!」

「それも、知ってる!知ってる!こーやって、書くんじゃろ!」

小学校の先生の話を聞いて考えなくとも、学校の授業は答え合わせの時間、保育園時代の復習の時間でいけます。もちろん宿題もスタコラサッサで、テストでも100点をとる確率は上がるでしょう‼︎“小学校1年生までは”。

小学校1年生が人生のゴール地点ならば、保育園時代に予習は必ずしておくべきだと考えますが、果たして本当にゴール地点なのでしょうか?


富岡保育園卒の子どもたちは、“新しいことを知る喜び”を学校の授業中に脳内をフル活用して学んでいきます。

「へー!そーなんだ!はじめて知った!」

「それも、はじめて知った!帰ったらお母さんに教えてあげよ!」

保育園時代に予習をしていない分、はじめてやることだらけで、宿題も手こずるかもしれませんし、テストでも100点はのぞめないかもしれません。“小学校1年生の時は”。

ただ、予習をしていないおかげで、新しいことを知る喜びと同時に、常に脳内では“考える”をしています。ココが最も大事にしたいポイントです。

小学校1年生の時点でテストが100点だったとしても、あくまで「知っていたか、知らなかったか」だけのものです。

ご家庭では、テストの点数や、〇か×、できたか出来ないか、理解しているかしていなか、という評価軸ではなく、『考えているか、考えていないか』を見守って評価軸にして頂きたいです。

答えが合っていても間違っていても、「どのように考えたか」が、後の人生の生きる力になるのは、ブログ読者の方ならばお分かりだと思います。


富岡保育園では「考える」習慣、癖、をつけてほしいと、子どもたちが思う存分「考える時間」を確保するよう努めています。このあたりが“子ども主体の保育実践”の目的だったりもすることは言うまでもないでしょう。

どのように「考える時間」を確保しているか気になる方は、是非‼︎岡山県笠岡市富岡605富岡保育園までお越し下されば詳細を説明させて頂きます。お待ちしております。


★保育・幼児教育について、再度学びたい方を募集しています。「〇年前に保育士をしていたんだけど‥もう一度、保育事業に携わって社会へ貢献したい‼︎」という方など、性別や年齢や国籍を問わずお待ちしています。

ボランティア、インターンシップ、就職希望などの方は、ホームページTOPの電話番号から副園長村上までお問い合わせくださいね。(村上直通電話→09X33715648)

2021-05-04
画用紙を買い足していない訳

こんにちは。早朝にとみほ村のお庭の水やりをしゃがんでやっておりますと、“オルレア”(お花の名前)の花びらの後ろで、蜂が交尾をしているのを見つけました村上です。

村上のしゃがんた程度の高さは、子どもたちの視線に近い高さでしょうか。大人と子どもの見える世界ってもしかするとかなりの違いがあるのかもしれませんね。


さて、さきほどまで倉庫をゴソゴソと掃除しておりました。ゴールデンウイーク真っ只中の快晴の日に保育園の倉庫に籠っている35歳独身男性をご想像してみるとシュールな笑いになるかもしれませんよ。

実は、本日は、富岡保育園の倉庫に隠された真実をお話ししたいと思っています。真実と言っても、何かの霊やオバケなどの類いではありませんので安心して読み進めてみて下さいね。

富岡保育園では2017年より“子ども主体の保育”に大きく舵を切り直し、保育実践改革をしてきました。大人の誰もが経験したことのない“子ども主体”の保育実践には、多方面から良いも悪いも大きな反響がありました。時には、「今まで積み上げてきた伝統に対して先人たちに失礼ではありませんか?」とのお声も頂いたりもしました。

ただ、富岡保育園としては伝統を軽んじているわけでもなければ、むしろ重んじていると僕は思っています。先人たちから本当に引き継ぐべきは「時代ごとに、集まった保育者で試行錯誤を行い、責任を持って次世代へ希望を繋げること」という“意志”だと考えています。


“物”ではなく、“意志”を引き継ぐことを改めて認識すると、倉庫内も整理整頓・断捨離・掃除が行いやすいんです。

保育施設関係者の方が、もしも富岡保育園の倉庫内を見るとビックリするのではないでしょうか。あきらかに“物”が少ないんです。

なぜ“物”が少ない状態の倉庫を管理できるか?

その答えは保育実践方法にあります。

“子ども主体”に保育実践方法をシフトチェンジして以来、「大人が子どもに〇〇をさせるために必要な“物”」が【不要】になりました。

具体的な例の1つとして“画用紙”を挙げてみましょう。毎月の壁面だったりなどなど、大人が子どものために可愛い飾りを作るために必要だった画用紙は不要になりました。以前までは年間で何度も買い足していた画用紙ですが、ここ5年ほど購入したことはありません。

具体的な例の1つとして、“保育用品”を挙げてみましょう。大人が子どもを楽しませるために作ったペープサートやパネルシアターなどの出し物の“物”がほとんど不要になりました。なぜなら、子どもたちは大人に楽しませてもらうのではなくて、自分で楽しむからです。ここ5年ほど保育者が残業や持ち帰りなどして作った保育用品はほとんどありません。


※保育実践内容で、倉庫内の様子も大きく変化してきました富岡保育園。倉庫を片付けたいから、節約したいから、保育実践を変えたわけではないことを誤解のないようにお伝えさせて下さいね。


★富岡保育園の保育実践について、「?」疑問やご意見などありましたらドシドシ‼︎副園長村上の方までお問い合わせ下さいね。また、ボランティアやインターンシップ(職業体験)や「私も僕も働いてみたい‼︎」という就職希望の方がおられましたら随時募集していますので宜しくお願いします。

【連絡先】は、ホームページTOPの電話番号または、副園長村上(09X33715648)まで。

2021-05-03
程良く迷惑をかけ合える関係

おはようございます。とみほ村に180年以上そびえたつ“大きな貝塚伊吹の木”の下を隠れ蓑(保育LABO)としております副園長村上です。貝塚伊吹の木を下から見上げると青空と歴史を感じる濃い緑のグラデーションに身が引き締まる思いにもなります。


さて、本日は“大きな貝塚伊吹の木”について少しお話しさせて頂きますね。これだけ大きいですと感動をすると同時に、管理も行き届かせなくちゃいけません。剪定などは毎年定期的に庭師(岡山県倉敷市“寿久園”)にお願いしています。

ただそれだけじゃいけないんですね。年間を通じて、風の強い日だったりは、葉こぼれが舞い落ちるんです。舞い落ちるという表現だと風情があるように感じますが、ご近所の方にとってみれば、自宅の敷地内にたくさんの葉こぼれが落ちて掃除をすることになっちゃいます。

地域のおかげさまで保育事業を行わせて頂いております富岡保育園としては、歴史のある木を大事にする想いの反面には、ご近所さまにご迷惑をおかけしていることをまずは認識することが大事だと思っております。

その上で、『ご近所同士が程良く迷惑をかけ合える関係』を作ることが、日常生活に加えて有事の災害時にも役立つと、富岡保育園副園長として、富岡北地区まちづくり協議会理事として、村上は考えています。


【ほどよく迷惑をかけ合える関係】を構築するには!?

ブログ読者の方ならばどのような方法をとられるでしょうか?

村上の場合は、とにかく『顔を合わせる機会をたくさん作ること』を心がけています。その上でやはり“挨拶”“コミュニケーション”を定期的にとることだと考えています。

貝塚伊吹の木だけに限らず、富岡保育園としてはご近所さまや、地域の方にご迷惑をおかけしている分はたくさんあるんだと思います。それを認識した上で、ともに“子どもたちの未来へ希望を繋げる”まちづくりをしたいと願っています。


※富岡北地区や、富岡保育園ご近所など、お困りごとなどありましたら、富岡保育園副園長兼富岡北地区まちづくり協議会理事の村上へ気軽にお声かけくださいね。(←見た目より話しやすいですよ♡)僕も一緒に考えたいと願っています。


2021-05-02
非常に厚かましい副園長村上からの“秘密”のお知らせ‼︎

皆さまゴールデンウイークを満喫されていますでしょうか?基本的に年中ゴールデンウイーク中の副園長村上です。(平日と休日の境界が無く公私混同の日々を楽しんでおります)


さて、“とみほ村だより”5月号が発刊されました。保護者の方へはすでに配布済みなのですが、地域の方などへは村上が手配りさせて頂いておりますので、ゴールデンウイーク明けにお伺いしようかと思っております。

(※「私も、僕も!“とみほ村だより”読みたい‼︎購読したい‼︎」という方がおられれば村上の方までお問い合わせ下されば有り難いです。09X33715648)


さて、本日は現在水面下で計画している秘密のプロジェクトについて、ブログ読者限定でお伝えしますね。

実は、とみほ村の中に、ある場所を設置する準備を進めています。それは、地域のご年配の方から、学生の方まで、年齢や性別や境遇など問わずに、自宅でも無ければ、学校でも無ければ、第3の居場所となれるような『目的もなくフラッと寄れる』場所作りを進めています。

仮称ですが、【私設公民館とみほ村文庫】を設置予定です。その名の通り、本をたくさん置いてみるつもりなのですが、ただ単に置くだけじゃないんですね。富岡北地区の地域の方から、「もう読まなくなった本だったり、是非読んでほしい本だったり」を集めて置く予定なんです。地域の“物”や“想い”を循環する場所として設置したいと計画しています。

そして、現在、富岡北地区まちづくり協議会の理事の方々などが水面下で、たくさんの本を地域から集めて下さっているんですね。村上の感想としては「地域に読書家がこんなに大勢いたとは‼︎」と驚愕しちゃいました。太い本が本棚に勢揃いしていて、本の説明などして下さる際には、教養が溢れ出しているのが伝わるんですね。

着々と想いの込もった本が集まってきましたので、そろそろ【私設公民館とみほ村文庫】の内装のリノベーションなどを本格的に進めていきたいと思っています。基本的には「新しく買う・作る」ではなく、「ある“物”“想い”を循環させる」ことで内装やインテリアも仕上げていきたいと思っています。資金についても寄付をできる範囲で集めて繋がせて頂こうと考えています。皆さんのご協力ありきで【私設公民館とみほ村文庫】を実現させたいと考えております。


★現在募集している“物”と“想い”

・『子どもたちの未来へ希望を繋げる』

・古本、マンガ

・古い椅子

・古い本棚

・コーヒーカップ

・古道具

・寄付金

※もしも「ウチの〇〇はどうでしょうか?」との有り難いお声がありましたら、ホームページTOPの電話番号又は村上(09X33715648)まで直接お知らせ下さい。ノコノコと伺わせて頂き、あつかましく選定させて頂きます。(レトロな空間を目指しています)よろしくお願いします。

乳児室で富岡北地区まちづくり協議会理事会
2021-05-01
借り物の体に自分がいる感覚

皆さま1日お疲れ様です。さきほどまで、近所の卒園児(小学校6年生)が、保育LABOでイラストを描いているところ、お茶をいれさせて頂きました村上です。

卒園児A「わたしって、保育園の頃より変わったよな~。最近めっちゃ絵を描くのが好きなんよな~。Bちゃん、どう思う?」

卒園児B「どーなんじゃろ~。でも、絵、めっちゃ上手よな~。イラストレーターになれるんじゃねん?」

卒園児A「イラストレーターで食べていけるんかな~?」

と、いう会話を聞きながら、「最近の小学生は現実的なんだな~。」と感心もしていた村上です。

(※園長先生のイラストも描いてくれたので、ブログ最後に添付しますね。)


さて、毎度、保育や幼児教育、子育てについての専門的知識や、実践の理屈を、小難しく綴っている副園長ブログですが‥本日は少し箸休めに、副園長村上のプライベート記事を綴ってみたいと思います。

ご存知の方もおられるかもしれませんが、村上と言えば、3年ほど前に余命2ヶ月のガンが見つかったにも関わらず奇跡的に助かったラッキーBOYなのですが。

実は、先月頃より、ガンの再発疑惑が浮上していまして、普段はひょうひょうとしているものの、内心ではこっそりビビって生活を送っておりました。園長先生が掲げている「地に足をつけた暮らし」とは、個人的な内情は違っていて「ふわふわした心身落ち着いていない暮らし」をしていた村上なんですね。

特に何かの宗教を信じているわけでは無いのですが、この1ヶ月、また特に今日の診察結果を聞くまでは、「自分の体が自分のものでない感覚」「借り物の体に、自分がいる感覚」を強く感じていました。


ちなみに結果はと言えば、白でも黒でもないグレーで、言わば「疑惑は取り除けないから、これからもこの現状に付き合ってね」って見解です。正直な気持ちで言えば、ほんの少しは「たぶん、検査結果は機械の不具合で、白だろ」と思うところと、ほんの少しは「やっぱ、検査結果は黒だから、また過酷な抗がん剤治療が始まっちゃうのかな」と思うところと、いろいろと困惑していました。

ただ、今日ハッキリしたことと言えば、「白でも黒でもないことは、やっぱあるよね」ってことです。完璧な人間なんていないですし、他人より詳しい検査をしているからこそ見つかる疑惑ですし‥今の自分にできることをするより他ないことを改めて確認する日になりました。


さて、村上にできることと言えば⁉︎

やっぱり、とみほ村の村長として、富岡保育園の副園長として、「あいつは、毎日、ほんと楽しんでるよな~」と、子どもからも大人からも憧れる人になりたいじゃないですか。そんでもって、お腹いっぱい食べて、気持ち良く眠れたら最高じゃないですか。

5月からはしっかりと「地に足をつけた暮らし」に取り組んでいきたいと思いますので、ブログ読者の方も含めて、副園長村上を見守ってやってくださいね。ご協力よろしくお願いします。


※ブログからだけでなく、実際に「現場で一緒に働きながら村上を見守ってあげよう」というご親切な方がおられればお問い合わせお待ちしております。1時間でも2時間でも毎日たくさんの人に村上も子どもたちも見守って頂きたいと願っております。

卒園児「笑顔に憧れる」
2021-04-30
隠された保育者の葛藤に迫る

こんにちは。早朝より、とみほ村の母屋にあたる室内(富岡保育園乳児スペース)を換気しておりました村上です。降り注ぐ雨音と風が気持ち良く吹き抜けていきます。


さて昨今、保育界で流行のごとく扱われている【子ども主体】という言葉。取り扱いには、研究者でも実践者でも同様に、その人自身の解釈の仕方でいかようにもなる言葉です。

富岡保育園保育実践でも【子ども主体】という言葉に対して誠実に向き合い、大きな価値をおいて取り組んでいます。もちろん流行だから表向きに使うわけではなく、“今を生きる子どもたちが大人社会に出た際に必要なチカラ”を徹底的に煮詰めた結果です。

変化の非常に激しい時代にあって、『しぶとく生き抜くチカラ』を育てるには【子ども主体】の活動がメインにならなきゃなんないよね⁉︎という方向性で取り扱っています。


でもって、本日のブログテーマは‥

【子ども主体に隠された保育者の葛藤】という、なんとも秘密に迫るようなお話しをしてみたいと思いますので、是非最後まで読んで感想を聞かせて下さいね。

前もってお伝えしておきたいことは、僕を含めて現代を生きる大人(保育園や学校の先生も含めて)は【子ども主体】の保育や教育を受けたことが無い世代です。(←一般的にです)

自分の体験したことが無い保育や教育実践を、研修や専門書などを用いて行うことってハードルがめちゃくちゃ高いんですね。理論上では分かるんだけど、自らの経験上では「〇〇や〇〇を保育園の先生や学校の先生に、“してもらったり”“やってもらったり”したからこそ、今の自分がある」との感覚になるんです。

上記の経験上の感覚を払いのけるには、“学び続ける柔軟性”が絶対条件になるのですが、それと同様に、「子ども主体の保育実践をしたら〇〇なメリットが分かった」という結果も実践者としては無いと不安になるんですね。ただ残念なことに、保育や教育の結果なんてものは、ほぼほぼ無くて、時代がさらに進んだ時に少し垣間見れるかもしれない程度なんです。

じゃあ、結果がほぼほぼ無い仕事だとするならば、『保育者の仕事の達成感だったり満足感はどのように得れば良いのですか?』とのご意見が出るんだと思います。ココが、いわゆる【子ども主体に隠された保育者の葛藤】なんですね。

僕を含めた現役保育者や教育者の方々が、保育者や教育者を目指す際、また養成校や大学で資格をとるために勤しんでいた時に、描いていた保育者像や教育者像は、時代の変化とともに大きく様変わりしました。“やってあげる”“教えてあげる”“〇〇してあげる”ことで得られる達成感や満足感から、子どもたちが“どのように感じるか”“どのように考えるのか”と、子ども集団の先頭に立ってグイグイと引っ張るイメージから、子どもの側だったり、やや後ろや見えないところから、さりげなく必要さを見極めながら寄り添うイメージへと変わりました。

【子ども主体に隠された保育者の葛藤】の裏側には、【求められる保育者像への柔軟な転換】が出来るかが鍵になるんだと思います。


最後に‥「富岡保育園では、先生たちはどこに達成感や満足感を得るような保育実践に取り組んでいるのですか?」との質問に答えてみようと思います。

行事などの大人主体活動がほぼほぼ無い中、結果を求めない保育実践では、やはり最後には根本的な『ありのままの子どもの姿を愛する時間に喜びを持つこと』です。これ以上以下は無いと思っています。日々ともに暮らすなかで、特別な行事は無くとも、たくさんのドラマが瞬間瞬間にあります。そんなドラマに気付ける、想いを馳せれる感受性を次世代の保育者・教育者は磨いていかなきゃなんないんだと思っています。


※子ども主体の保育実践の実現に、「私もともに学んでみたい!」「僕も協力したい!」との思いのある方は、是非ホームページTOPの電話へお問い合わせください。(休日等は、副園長ケータイ09X33715648へお掛けくだされ繋がります)

2021-04-29
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