副園長ブログ
※副園長村上は熱烈な仏教徒でもなければ、仏像マニアでもないんだけれども、本日のブログは仏様に寄り添った内容です。 6月5日の土曜日。1日限定で、実に数年ぶりに現場保育者復帰をした村上です。 と、言っても‥ほぼ毎日保育園にもいますので、子どもや保護者とも顔馴染みですし、1日のうちの少し、時間を作って、現場保育者と一緒に時間を過ごすこともありますので、さして特別感は漂っていません。 ただ、本日の場合は、副園長としてではなく、現場保育者。もちろんオムツ替えやオムツの補充もさることながら、食事の援助に片付けなどをしながら、子どもの声に心を響かせていくことなります。 ブログ内や、またトミホクルー(富岡保育園保育者)には、耳にタコやイカができるくらい村上が言う、「見守るとは、どのように見て、どのように守るかを、常に考えながら、子どもの心身に寄り添うことである」を、自らで実践することになった本日。 村上にピッタリの諺(ことわざ)は、“言うは易く行うは難し”でしょうか。 ある子どもと1対1の関係であれば、ある程度の気持ちの余裕を持って見守ることができたと思います。しかし、子どもが続々と村上の見える範囲に増えてくると、1対1の時のようにはいかないのは想像できるかと思います。ありとあらゆる子どもの声が聞こえてくると、子どもの心身に寄り添う難しさを、おもいっきり痛感しました。 ふと、仲間の現場保育者に目を向けると、ありとあらゆる子どもの声に対して、日頃から培っている信頼関係で見極めながら、ひとりずつの子どもの心身に寄り添っているんですね。 村上の目にうつる仲間の現場保育者は、まさに“千手観音”のようでもありました。実際には2つしか手はありませんが、千本もの信頼という名の手で、子どもたちを守っているんだと思います。 また、見極める“目”については、仏様の“半眼”にも近いものがあるんだと思います。実際の肉眼の目と、心眼の目とで、子どもたちを守っているんだと思います。 上記を毎日現場で実践する現場保育者の仲間。見える援助と見えない援助を同時に常にされているとなると、日々とてつもない疲労になると実感した本日。 仲間が「見守る保育って、楽しい‼︎おもしろい‼︎」と思えるように、副園長としては現場保育者の心身を見守ることに、いっそう努めよう‼︎と思った本日でもありました。 ★副園長村上のように、どこかの保育園に籍をおいている方でも「見守る保育体験」随時受付しております。また、ボランティア・インターンシップ・園見学も募集しています。あなたも千手観音のように⁉︎半眼を取得できるかも⁉︎気軽にお問い合わせ下さい。(※とみほ村の富岡保育園は、宗教法人ではありません。) |
||
2021-06-05 |
皆さま1日お疲れ様です。本日はラジオ愛聴者の方のお宅へ「とみほ村だより6月号」を配達に行っておりました村上です。 ※ラジオ‥エフエムゆめウェーブ生放送ラジオ「富岡保育園付属大学」毎週木曜日13時からです。 ※とみほ村だより‥富岡保育園×富岡北地区まちづくり協議会の予定や計画、想いや展望、お昼ごはんの献立などの情報を掲載しています。 そして実は配達ついでに、毎度、〇〇をご寄付して下さる方がおられて、本日も頂いてしまいました。〇〇とは? とみほ村の村長村上太志の野望、私設公民館“とみほ村文庫”が水面下で準備が進められています。“とみほ村文庫”へは富岡北地区の地域の方々も含めて、『子どもたちの未来へ希望を繋げる』との想いが共に通ずる方から、本などを含めた物品を揃えていく予定にしております。 〇〇とは、大切な本です。 (このたびは、推理小説を寄付して頂きました。ありがとうございます。) すでに、本やコーヒーカップ、雑誌にマンガや花器、本棚や古道具が集まってきています。地域内外からの想いを、次世代へ繋げるために必ず実現させますので、もうしばらくお待ちください。 (6月には、岡山県笠岡市にある絶大な信頼を置いております工務店「カサセイホームズ」の方と一緒にペンキ塗りをする予定です。) ※“とみほ村文庫”への寄付‥ご年配の方や学生が、ヴィンテージ空間を楽しみながら、ホッと一息つける環境を目指しています。古めかしい椅子を現在募集しています。 なんだか、宣伝ばかりの記事になってしまったので、本日の最後は‥ Q.「村上先生‼︎ところで、“とみほ村”って、そもそも何なのですか?」 ↓ A.とみほ=富岡保育園の略称に加えて、“村”を付け加えた呼び名です。なぜ、“村”なのか!? アフリカの諺(ことわざ)に『1人の子どもを育てるには1つの村が必要』というフレーズがあるんです。保育士や調理師、栄養士などの有資格者だけでなく、もちろん親である保護者だけでなく、地域内外から色々な人たちが混ざり合う中でこそ、子どもたちは多様な価値観に触れ、もまれてほぐされ、健やかに育つんだと富岡保育園は考えているからこその“村”コミュニティ作りなんです。 そして、昭和ほどなら地域などの御近所にあったはずの、多様な価値観ともみほぐす環境が、令和時代には姿を消しつつある⁉︎ならば‼︎「子どもの集まる保育園で村を作ればいいじゃん‼︎」との結論に至ったわけです。 ブログ読者の方、納得して頂けたでしょうか?地域に必ずいた“カミナリオヤジ”役も是非お待ちしております。ボランティア・インターンシップ・園見学など随時募集しています。お問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願いします。 |
||
2021-06-04 |
皆様1日お疲れ様です。木曜日と言えば⁉︎そう‼︎エフエムゆめウェーブ生放送ラジオ「富岡保育園付属大学」の収録に行っておりました村上です。 ※本日は「村上太志の人生に影響を与えた先生編」を30分しゃべり倒してきました。(ラジオをお見逃しの方はYouTubeチャンネル「富岡保育園付属大学」をご覧下さいね。) さて、今日のブログのテーマは【優先順位】と題させてスタートさせて頂きます。 保育施設は学校施設と違う点があって、年度の途中だろうと、入園する子どもがいるんですね。あたりまえの話なのですが、いくら同じ年齢だと言っても、産まれた日にちも違えば、体格や成長や発達も違いますし、なんなら保護者の方の仕事の状況や待遇も違いますから、入園は年度はじめの4月からが基本なんてことはありません。 このたび、とみほ村の富岡保育園でも、5月、6月と年度途中の入園のお子さまにご縁がありました。 そして本日のブログの登場人物は、その年度途中に入園したお子さま2人なんです。 5月に入園したAちゃん(7ヶ月)は、はじめはもちろん保護者の方から離れることに泣いたりもしましたが、慣れるのもはやかったようで、保育者とも信頼関係も良好、3.4.5歳ほどのお兄ちゃんやお姉ちゃんからも親しまれている存在です。 しかし‼︎6月初日‼︎状況が一変したんです。 今までは、保育者からとお兄ちゃんやお姉ちゃんからも、常に一目を置かれると同時に、本人が望んでいるかはさておき、手厚いスキンシップを受けていました。 ただ、6月からBちゃん(9ヶ月)が入園。もちろん入園初日からは保護者の方から離れると泣きますし、ミルクもはじめましての関係では上手く飲むことは難しいですので、どうしても保育者の意識がBちゃんへ矢印が向かうんです。 すると‥ あれだけ保育者やお兄ちゃんお姉ちゃん、空間にも慣れていたAちゃんが、すこぶる不機嫌になってしまって泣き叫ぶんですね。 保育者はいつもの調子で「Aちゃんどうしたのかな⁉︎お熱もないし、さっきまで機嫌良かったんだけどな‥。」 そうこうしているうちに、Bちゃん(6月入園)のお迎えがやってきて早めに帰られたんです。 すると‥ ピタッと‼︎ Aちゃん(5月入園)は泣くのをやめて、いつものご機嫌なAちゃんになったんです。 もしかするとAちゃんが泣いていたのは、「わたしを1番にかまって〜‼︎」との心の叫びだったのかもしれません。 保育者はプロとして、もちろん、一人ひとりを特別に援助する努めがあります。しかし、保育者も人間です。新入園児が入園すると、どうしても“見えない矢印”が新入園児には向かうんです。ただ、子どもたちには、その矢印は見えているんだと思いました。 泣くのをピタッとやめたAちゃん(5月入園)に、すぐに保育者が寄っていき、「ごめんね。待ってたのかな。よしよし♡」とする姿に、深い愛情を感じるのは村上だけでしょうか。 ★ボランティア・インターンシップ・園見学など随時受付しております。事前予約をお願いしておりますので、お問い合わせはホームページTOP電話番号から副園長村上をお呼び出し下さい。未来に希望を繋げるために、あなたの優しい手が、あたたかい声が必要です。お待ちしております。 |
||
2021-06-03 |
皆さま1日お疲れ様です。とみほ村の富岡保育園では、梅雨期の現在、0.1.2歳児などの低年齢児がお熱や咳や鼻水等の症状でお休みされているお子さまが数名おります。理由の1つとして、気候と気温の変動に『体温調節機能』が整っていないことが考えられます。人は“汗”をかくことで体温を下げようとしたりします。また“汗”によって冷えた身体を整えるには、汗の処理を定期的にしなければいけません。水分補給であったり、衣類の調節、室内の温度調節など、大人(保育者)もできる限り努めていきたいと思います。 さて、本日はランチタイム後のミーティングに副園長村上、参加させて頂きました。本日はマネージャー2人と副園長補佐で「リーダーの心得」について改めて省みる時間を作りました。 このたび、6月に新クルーを迎えるにあたって、伝える・教える・指導する立場であるリーダーたち。村上も含めて、既存のコミュニティに長い月日、身をおくと、「慣れ・馴れ合い・慢心」などが生じてしまいがちです。 新しい風を、気持ち良く、柔らかく、軽やかに迎え入れるために、以下の内容を「リーダー会議」で確認し合いました。 ↓ 【リーダーの心得】 とみほ村の暮らしの実践と伝導者 急がば回れ=ゆっくり早く=冷静沈着 [言動]+[行動] ・慌てない ・焦らない ・急がない 『ひとつずつ 丁寧に』 ★自己注意 ・早口 大声(圧力を与える) ・「でも」の多投(意欲をそぐ) ・「◯◯のに」の意識(期待をかけ過ぎている) ↓ ★自己チャレンジ ・「だったら◯◯してみる?◯◯してみよう」(試行錯誤のススメ) ・ミスをいち早く認め柔軟に軽やかに ★自己アピール ・『リーダーも完ペキではないんだ。だからこそ、誰よりも素直に誠実であれ』 ↑ 上記をリーダーたちが実践するには、“仲間の支え”があってこそなのは言うまでもありません。是非、ブログ読者も含めて、ご協力・ご指導・ご鞭撻・応援、よろしくお願いします。 ※ボランティア・インターンシップ・園見学など随時受付しております。とあるウイルス渦でありますので、事前の予約をお願いしております。お問い合わせはホームページTOPの電話番号からよろしくお願いいたします。 |
||
2021-06-02 |
おはようございます。本日も気温がグッと上がりそうです。“熱中症”対策を、とみほ村の富岡保育園でもとっていきたいと思います。 ※ちなみに、“熱中症”に近い症状が出た場合、「手・足・ほっぺ」を冷やすことにより体温が下がるとの新たな見解を救命救急士の方から指導して頂きました。是非参考にして下さいね。 さて、本日のブログのテーマは【やっぱり僕らは地球人だよね】でお届けさせて頂きます。是非最後まで目を通して欲しい内容です。 と、その前に‥ ブログ読者の方で東京の浅草や京都なんかに行かれたことがある方はいますでしょか? 「日本語で書かれたオモシロTシャツ」を着ている外国人を必ず見かけたりしませんか? 例えば‥「もやし」「ゲス。」などなど、日本語の意味を知っている日本人なんかはあまり着ないTシャツを、デザインやインパクトなどで外国人の方が選ばれていたりしますよね。 前置きはこのあたりにしまして‥ 令和3年6月1日、午前8時30分頃。富岡保育園の玄関先で、保育者と保護者が大爆笑して盛り上がっていました。 その原因は、保育者が身につけていた「エプロン」にありました。 日本人の村上から見れば、いたって普通の、なんの変哲もない、可愛らしいキャラクターが描かれたエプロン。 しかし、フランス人の保護者から見ると、「フランス語で書かれた、おもしろエプロン」だった訳です。 日本人の村上から見たら、いたって普通の、なんの変哲もない、可愛いらしいキャラクターが描かれたエプロンの正体とは‥⁉︎ まず、可愛いらしいキャラクターは、フランス人作家が出版した絵本「うっかりペネロペ」の主人公のペネロペでした。 そしてペネロペの下に書かれた文字「Pénélope tête en l’air」は日本語に訳すと「ペネロペさんは、ちゃっとボケている」なんです。 日本語もフランス語も分かるフランス人の保護者から見れば、爆笑ですよね。そして爆笑の理由を聞いた保育者たちも爆笑です。 そんな場面を見ちゃうと、国籍が違ったり、目や肌の色、扱う言語などなど違えども、おもしろいものは面白いですし、“違い”に対して争ったり責めたりする文化よりも、“違い”を楽しめる文化が素敵だなと思った村上でした。 ★とみほ村の富岡保育園では、ボランティア・インターンシップ・就職希望・園見学など随時受付しております。国籍や性別や心身の特性など一切垣根なくお待ちしております。いろいろな人たちで、ひとりひとりの子どもを守っていきましょう。お問い合わせはホームページTOP電話番号から副園長村上をお呼び出し下さいね。 |
||
2021-06-01 |
皆さま1日お疲れ様です。夕方には“水やりおじさん化”している村上です。蚊が増えてきたので長袖・長ズボン・蚊取り線香・ムヒの必要性を感じています。ちなみに畑の野菜の苗(サツマイモ、ナス、ピーマン、キュウリ、トマト)たちは今のところ順調に育っています。 さて、そんな夕方の時間に、トミホクルー内で(富岡保育園保育者)ある話題で持ちきりになりました。それは、とある家庭のノートです。 富岡保育園では基本的にお帳面はありません。(※理由については過去ブログにも掲載していますが、保護者の方との直接のコミュニケーションを最優先したいからでもあります。) ただ、0歳児や、離乳食など食べていたりなどなどの子どもに対しては、期限付きでノートを使用して、家庭と園での詳細を記入しています。 このたびは、その内の一冊のノートに綴られた父親のコメントに注目が集まったんです。 随所にイラストを挿入されていたり、我が子の成長について、また自分(父親)の今の心境について赤裸々に綴っておられるんです。加えて、読み手(保育者)を癒すような励ましの言葉まで‥愛に溢れたコメントなんです。 ※個人情報ですので全てを公開できませんので一部だけ紹介しますね。 ↓ 「明日から、さらに暑くなりそうなので、みんな(オレもだよ)体調に気をつけなはれ!6月、目の前の、そんな本日は、“ペトロールズ”の『雨』を聴きながら~♪」 ワウワウ♪ ↓ と、保育者の体調にまで気遣いを示して下さる思いやりに、トミホクルー(富岡保育園保育者)一同、感謝しています。 ※“ペトロールズ”は歌手グループの名前です。気になる方はYouTubeなどで検索してみて下さい。 ★とみほ村の富岡保育園では、ボランティア・インターンシップ・就職希望・園見学など随時受付しております。また「わたしピアノを子どもの前で弾きたい♪」「僕はギターを奏でたい♪」と得意を披露したい方も是非‼︎ ★とみほ村だより(富岡保育園×富岡北地区まちづくり協議会)6月号が本日発行されました。保護者の方には本日配布しております。また地域の方(まちづくり協議会理事)へは村上が手渡して明日から配布します。もしも「わたしも“とみほ村だより”を定期購読したい‼︎」とのご希望がありましたら、ホームページTOPの電話番号よりお問い合わせ下さい。村長村上がホイホイとお届けさせて頂きます。お気軽にお声掛けくださいね。 |
||
2021-05-31 |
こんにちは。最近“植物”に興味が出ている村上です。理由の1つには、トミホクルー(富岡保育園保育者)の中に、めちゃくちゃ植物を愛してやまない方(園庭長)がいて、僕を含めた仲間たちにも日々『植物愛』を伝えて下さるわけです。 仲間の「好き」が産む影響力って計り知れないものがあることを肌で感じております。 さて、本日は園庭長をはじめとしたトミホクルーが携わっている【とみほ村の園芸】の一部をご紹介しますね。 とみほ村には、前庭と中庭と裏庭と3つのゾーンがあります。この度は前庭の1つの花壇に現在あやかっている植物を紹介したいと思います。 ユリ・ランタナ・アジサイ・コリウス・ガーベラ・アイビー・タマスダレ・アジュガ・ローズマリー・ミモザ・ジャスミン・ワイヤープランツ・ヒナギク・セダム・リュウビ・タイム・アセビ・ラベンダー・ドクダミ・ナデシコ・アメリカンブルー などなど。 ↑ 園庭長に講義してもらいながら、ただの草かと思っていた植物にも名前があることを知ったりすると、“植物愛”がふつふつとわいてくるもんなんですね。 植物たちが花壇の中で共生し合っている姿を見ると、いろいろな種類であったり、特徴があったりする中で、華やかに目立つ植物もいれば、少し陰でひっそりと佇んでいる植物もいる、“お互い様”を感じる環境でもあります。 昨日には、久しぶりにお迎えにきて下さった保護者(祖母)から「素敵な庭ですね。癒されます。」とのお声を頂きました。 ★ボランティア・インターンシップ・就職希望だけに限らず、「お庭を見たい‼︎園芸に興味がある‼︎」など園見学も随時受付しています。お問い合わせはホームページTOPから宜しくお願いします。 ※ちなみに園庭長は、山や野原などの野生に生息している植物(山野草)が好みだそうですよ。 |
||
2021-05-30 |
おはようございます。早朝に【富岡保育園潜入】YouTube動画を配信しました村上です。 ※検索方法は‥YouTube→富岡保育園付属大学 正直に言うと、見づらいですし、ラジオdjのくせに説明の語りがほとんど出来ていないんです。言い訳をさせてもらうと、動画撮影をしながら語りながら、なおかつ富岡保育園の部屋では“〇〇”に気をつけながら歩かなくちゃいけないんです。3つのことを同時にできるほど村上は器用ではありません。 ちなみに“〇〇”の正体は‥『段差』です。玄関から、奥の乳児が主に生活するお部屋へ辿り着くまでにある『段差』は【7】です。 保育施設にも関わらず、バリアフリーとはかけ離れた『段差』だらけの富岡保育園のお部屋。村上なんかは、10数年暮らしているので、たいていは慣れているので転げることは少ないですが、はじめて来園する方なんかは、『段差』を意識しないと、つまずいたり転がる可能性があります。 では、なぜ、保育施設にも関わらず、『段差』がある環境にしているのか⁉︎ブログ読者の方はどのように考えますか? まず、乳児が玄関からお部屋まで辿り着くには7つの段差を乗り越えなきゃいけません。ハイハイをするなり、ヨチヨチ歩くなり。段差に危険を感じる子どもは、まず一度尻もちをついた後に、足を伸ばして次の床を確認して進みます。 そして成長していくごとに、危険を感じることなく進んでいけるようになるのですが、余裕で歩けるようになった始めだったりが意外にも危険ですので、大人だったり、年上の子どもが抱えたり、手を差し伸べたりするわけですね。 “たくましく生き抜く術”の基礎が『段差』には、たっぷりと詰まっていることがお分かりでしょうか? 自らで乗り越える力だったり、ピンチな時には助けてくれる基本的信頼感だったり、手を差し伸べる愛だったりが、たっぷりと詰まっているんですね、『段差』には。特別な教育方法をとる必要なく、“暮らし”の中で得られるんです“たくましく生き抜く術”ってのは。 ★園見学に行く時間が無い方は、是非YouTube「富岡保育園付属大学」【富岡保育園潜入‼︎】をのぞいてみて下さい。 またお時間が許される方は、是非実際に足を運んできてください。詳しい説明を副園長村上が『段差』に気をつけながらさせて頂きます。お問い合わせはホームページTOP電話番号から宜しくお願いします。 ※YouTube「富岡保育園付属大学」チャンネルでは、毎週ラジオdjとして村上が話している内容に加えて、保育・幼児教育の専門的知識についても200本以上の動画で紹介しています。是非のぞいてみて下さいね。 |
||
2021-05-29 |
皆さま一日お疲れ様です。ヨガをなさっている母をもつ園児に、早朝から、アレやコレやのポーズをするよう助言され、園児がするポーズを見様見真似で真似した村上です。 ココだけの話、慣れていないことをすると、身体から色んなサインが出ていて、日頃の運動不足を痛感している村上です。 さて、とみほ村の富岡保育園へ、一度でも足を運ばれた方ならば、一度は必ず見る光景があります。 慣れていない方ならば、驚く光景かもしれません。 それは‥ お庭を平気でハイハイして移動する子どもです。 ハイハイしては、尻もちをついて、ひと休み。 ハイハイしては、周りをキョロキョロ見渡して、ひと休み。 当然、ズボンの膝は汚れますし、尻もちをついたズボンのお尻は汚れます。 そして、その光景を程よい距離で見守っている保育者を見かけることになると思います。 この光景から得られる価値についてを知らないと‥ ついつい「あー!ズボンが汚れる!あー!手が汚れる!あー!なんてこと!もー!先生たち、なんで、そんなとこでボケーッとしてんの!保育士のくせに!」って、なりかねないんですね。 実は、お庭を平気でハイハイして移動する子どもは、地面の冷たさや温かさ、硬さや柔らかさを感じています。 実は、途中に落っこている石っころで、痛さを感じています。 もちろん、太陽の日差しの光、瀬戸内海からくる風も肌で感じます。 そして草木に群れた小鳥のさえずりも感じます。 当然、お庭に生えている草木に注意を向けますし、木の実が落っこちていると手を出すでしょう。飲み込んじゃったら危ないと判断すると、そこは程よく居てる保育者の出番なわけなのですね。 上記の実はな光景には、『子どもが生まれ持つ感覚を鋭い感性に磨きあげる』価値があるわけです。 自然から得られる刺激と、気持ち良い感覚や気持ち悪い感覚が、脳細胞と繋がって、生きていく上で必要な脳から体への指示ができるようになるわけなんです。 ブログ読者の方で、とみほ村の富岡保育園へおいで下さったならば、是非『お庭を平気でハイハイする子ども』をご理解の上で見守って下さることをお願いします。 |
||
2021-05-28 |
おはようございます。よく降りますね。少し恥ずかしげに「運転気をつけてくださいね。」と保護者の方を送り出しておりました村上です。 さて今日のブログは、5月27日木曜日、午前8時45分に起こった珍事を速報しますね。 富岡保育園のある、とみほ村まわり地区、岡山県笠岡市富岡北地区あたりは、応神山に面しているものですから、梅雨期になりますと、ムカデやらナメクジやらが多くいるものです。 加えて、空き家だったり、解体された家もあるものですから、ネズミやゴギブリたちもお引越し先を求めていくわけです。 つまり、とみほ村のお庭や、富岡保育園のお部屋には、ムカデやナメクジやらネズミやらゴギブリやらたちが、今の時期、梅雨期には活躍しやすいんです。 もちろん生き物のあるべき姿ですし、子どもたちにも伝えるべきなのでしょうが‥いかんせん、僕を含めたある程度の人間には不得意な生き物でしょうか。 とみほ村では、お庭や、富岡保育園内のお部屋を年間を通じて害虫駆除の専門業者の方に来て頂いて管理しています。 そして、この度、子どものいない夜の時間帯にはネズミ捕りの罠を保育室内へ仕掛けたりしました。さっそく効果はてきめんで、ハツカネズミとムカデがひっかかりました。 たいていネズミ捕りの罠は、早朝に村上が回収して子どもの手の届かないであろう場所へ隠しておくんです。 だって、もしも、子どもたちが触ったものならば、超がつくほどの強力な粘着剤の罠にひっかかっちゃったら大変ですものね。 さて、そろそろオチを言いましょうか。ブログ読者の方ならば、このたびの珍事、お察し頂けるでしょう。 実は、午前8時45分に大きなネズミ⁉︎いや、子どもが罠にひっかかっちゃったんですね。手には、想定内通りに超強力な粘着剤が‥ 現在、現場保育者が一生懸命洗い流しています。もちろん、すぐに落ちるはずがないんですよね。 と、いったところで、超強力な粘着剤が手についちゃった場合の落とし方の裏技を最後に紹介しますね。 ↓ ①小麦粉を使って粘着をとる。 ②油を作って粘着をとりきる。 もしもブログ読者の身の回りで似たような珍事を起こりましたら参考にして下さいね。 ※ボランティア・インターンシップ・就職希望・園見学など随時受付しています。子育てに関わると予想外の珍事に日々出くわして楽しいですよ。あなたの家事力、主婦力、お待ちしております。お問い合わせはホームページTOPから副園長村上をお呼び下さいね。 |
||
2021-05-27 |
皆様1日お疲れ様です。早朝クルーから、お花の講義をして頂きました村上です。本日、とみほ村の富岡保育園玄関の花器には「オルレア・ラベンダー・グンバイナズナ」が生けられてました。 ※ちなみに、早朝クルーのお宅近くに生えていたグンバイナズナの“グンバイ”はお相撲などで用いる言葉の“軍配”です。 植物話のついでに、とみほ村の中庭には今が旬の“ジューンベリー”が実っています。 ※ちなみに“ジューン”は“6月”を表す英語ですね。 高い枝に実っていて、大人でもハシゴを使わないと収穫できなかったりしますので、このたびは村上が収穫に立候補させて頂きまして、少しばかり。 まだまだ青い(黄緑)ものと、赤みかかったもの、そして濃い紫のような黒みかかったもの。食べ比べた子どもには分かったと思います。どの色のものが美味しかったか。 さて、今日は最後にお知らせを2つ。 1つ目は、現在村上が読み進めていて、かなり衝撃的であり、かなり鋭い内容の本の紹介です。 題名は『やりすぎ教育~商品化する子どもたち~』武田信子さん著書です。 よかれと思って、詰め込みすぎて‥教育熱心と教育虐待、ボーダーラインはどこにある? 成果を上げれば、よい教育か? 競争が子どもを幸せにするか? 「あなたのためを思って‥」は逆効果!? などなど、多くの問題提起をしながら、決して親だけでなく、教師だけでなく、社会全体へ「もう一度、教育の価値や目的について改め直しましょうよ!」との激励の本でした。 是非、現在子育て中の方、また教師や保育者の方、だけに限らず、一度目を通して、皆さんにとっての“教育”を再考する機会になればと思います。 そして、2つ目のお知らせです。 ボランティア・インターンシップ・就職希望・園見学の受付についてです。 とあるウイルス渦でもありますので、基本は心身の健康状態を整えてきて頂くこと。加えて、事前にお問い合わせをお願いさせてください。 ・入園を考えている、保育園を探している。 ・働いてみたい。 などの理由に限らず‥ ・富岡保育園の保育実践に興味がある。 ・保育、幼児教育についての専門的知識について学びたい。 ・子どもたちからエネルギーをもらいたい。 ・社会貢献したい。 などなど、どんな理由でもかまいません。是非、気軽にお問い合わせ下さい。電話番号はホームページTOPから、副園長村上をお呼び出し下さいね。お待ちしております。 |
||
2021-05-26 |
おはようございます。裸足に下駄の副園長村上です。※裸足についての効能は過去ブログに掲載しています。 さて、本日は富岡保育園の保育者が取り組んでいる書類についてお話しします。 “書類”と書くと、なんだか堅苦しい、形式ばった文面を思い浮かべたりしますよね。たしかに、そのような書類も存在します。ただ、他にも違った種類の書類が存在するんです。それが【Narrative Tree】です。 ブログ読者で「何、それ?」とツッコミを入れて下さった方いますよね?これから説明しますのでご安心ください。 最近、保育界で取り入れられているエピソード記録に似ていると思って下さい。 ただ、似ていると表現したのには理由があるんです。“Narrative”という英語の意味は“物語”なのですが、Storyの物語との意味の違いは、筆者だけでなく読み手にも物語を委ねている点です。つまりは、完結していなかったり、まとまっていなかったり、悩んでいたり、疑問で終わったりしても良いんです。 保育について語る際、「〇〇をすると〇〇のチカラが育つ」といった、算数的であったり短絡的な解釈ってほとんど無いんです。加えて、専門用語を多用すると、専門家しか分かりづらい優しくない物語になってしまいがちだったりします。 誰もが読み手になれて、感じたり、共感したり、考えたりできる、それが【Narrative Tree】です。 ひとつ参考までにご紹介しますので、ブログ読者の方も一緒に物語を感じて下さい。 『いつもありがとうございます。』 令和3年 4月 13日(火) 今年度から、にじ(3.4.5歳児生活グループ)のお部屋にアトリエが移動してきた。(昨年度は離れのお部屋に位置していました) 子どもたちは予想通り大喜びで、「今日アトリエしていい?」と私たち保育者に声をかけてくる。 お片付けなどのルールを守りながら、好きな子は毎日製作に取り組み、思い思いの作品を作り持ち帰っている。 そんな子どもたちの姿が見られるだけでも十分嬉しいのだが、私にはもう1つ嬉しかったことがある。それは、作品を持ち帰った子の保護者の反応だ。 Aちゃんのお母さんは毎日袋いっぱいに作品を持ち帰るAちゃんに、「今日もいっぱい作ったね。良かったね。」など声をか、私(保育者)には、「いつもすみません。材料、無くなってないですか?」と気遣いの声をかけてくれた。 Bちゃんのお母さんも、「先生、毎日ありがとうございます。紙袋いつも持ち帰ってたら困りませんか?また持って来ますね。」と、言って下さった。 仕事に家事に忙しい保護者の方々。毎日毎日アトリエで出来たものを持ち帰ってきたら、少なからず、「また‥?」「置き場所に困る‥」など思ってしまうこともあると思う。 それでも子どもの遊んだ成果や頑張りを認め、もっと遊べるようにと、アトリエ活動に気遣いをしてくれるお母さんたち。尊敬するし、素敵だなあと思う。一緒に見守って下さっていることが改めて伝わってきた。 今後も、子どもたちが思う存分、アトリエ活動で楽しめるよう工夫し、保護者の方と一緒に見守っていきたい。 ミマモリスト H |
||
2021-05-25 |
その昔。お国(県境)を渡るには関所が置かれていた時代、移動は制限されていました。移動手段はと言えば、歩く・走る・馬、くらいのものだったでしょうか。 時が経ち、新幹線、飛行機という移動手段を得た僕たち私たち。グローバル化だと言わんばかりに、多様な人たちが世界中を駆け回る時代。 当たり前のようでもありますが、ウイルスだって世界中を駆け回る時代です。分かりきっていたように、ウイルスは形を変えながら生き残ろうとします。変異株ってやつでしょうか。 日本では、オリンピック開催の是非が問われています。世界、日本、各地ではお祭りや花火大会などのイベントが中止に追い込まれています。 この度、岡山県笠岡市富岡でも、富岡北地区まちづくり協議会総会、理事会が中止になりました。 人間という生き物は群れなければ生き残ることかできない。けれども、群れれば群れるほど、ウイルス感染してしまう現状。 多くの人が集まる行事やイベントについては、各地域や施設で、オリンピック同様に是非が問われています。 そして、この問いには【正解がない】ことを理解しておかなきゃいけません。 ワクチンを摂取したから〇年後には収束する、という考え自体が曖昧であって、もしかすると、現代を生きる僕たちの時代そのものが、コロナウイルスと長く共生し合わなければならないかもしれないからです。 さて、【正解がない】時代において、僕たち私たちは、何を指針に、何を指標に生き抜いていけば良いのでしょうか? その昔。古事記に出てくるような神々や、エジプトと言えばファラオでしょうか。キリスト教で言えばイエスでしょうか。あくまでも分からないことは宗教を信じることで生き抜いていた人間たち。 ただ、現在では、神々よりもデジタル、科学の力を信じることで未来を作ろうとする人間たち。 ブログ読者の方は、この混迷な時代をどのように生き抜きますか? また各地域、施設ではどのような運営方針をとりますか?またリーダーたちはどのように指針を打ち出しますか? 富岡保育園では、“とみほ村”という地図上には存在しませんが、【村】という、小さくとも社会との繋がりあるコミュニティ作りに努めています。 「子育て」が孤立した活動にならないように、地域社会でひとりひとりの子どもを守るためです。 そして“とみほ村”という【村】で暮らす指針が『笑顔と感謝を巡らせること』にあります。 混迷した時代にあっては、常に柔軟な思考と判断が特にリーダーたちに求められます。加えて、「今は〇〇しよう‼︎なぜならば‼︎」と懇切丁寧に“説明”し続けることが求められます。 リーダーが柔軟な思考と判断、そして説明し続ける誠意を持つことで、正解がなくとも【納得解をもつ】ことができ、コミュニティの持続の鍵になると副園長村上は思っています。 ※富岡保育園では富岡保育園保育者限定NEWS(とみほニュース)を毎日配信しています。子どもやご家庭などの情報に加えて、園の今後についてや、時代の流れについて逐一“説明”が行われています。「私も、僕も、富岡保育園で働いてみたい‼︎」とのご希望があればお問い合わせ下さい。ホームページTOP電話番号から副園長村上をお呼び下さい。よろしくお願いいたします。 |
||
2021-05-24 |
皆さま1日おつかれさまです。日曜日と言えども、ついつい早起きしちゃってる村上です。実は最近、平日の早朝と夕方に保育現場に入らせてもらっていまして‥目覚まし時計がなくとも習慣的に起きてしまいますし、お昼には睡魔が襲ってきます。習慣恐るべしです。 さて、本日のテーマは【お片付け】について触れてみたいと思います。 富岡保育園では、年齢別に部屋が区切られていません。つまりは、いろいろな年齢の子どもが、いろいろな部屋で遊んでいたりするわけです。 子どもそれぞれの特性だったり、性格や特徴などもありますが、ご想像通り⁉︎いや、それ以上に、部屋は散らかります。 例えば、パズルがあるとしますと、パズルをパズルとして遊ぶ子どももいれば、パズルをままごとの材料に見立てて遊ぶ子どももいたりするわけです。 断言しますと、“散らからないわけがない”んです。 実際に、散らかった現場に慣れるまでには、僕も含めた保育者は時間がかかるわけです。なぜかって、たいてい保育者として働く方って、お片付け上手、整理整頓上手、収納上手、だったりしませんか?(←村上の主観ですよ) 実は、“散らからないわけがない”状態になるまで、2017年11月よりはじめた保育実践改革で、【お片付け】は大きな大きなテーマでした。 大人としては、「次の遊びに移るときには、きちんと元あった所に片付けて、次の遊びに移ってほしい。」 子どもとしては、「片付けてる間に、興味や関心が薄らいじゃう。」 大人と子どもの間で、【お片付け】をめぐる攻めぎ合いが何年も続きました。ちなみに、現在も続いていたりもします。 ただ、そんな攻めぎ合いの中、とある国での【お片付け】の感覚について知ると、なんだか、あきらめがついたと言いますか、納得したりもしたんですね。それは、子どもの『好奇心』を守るために、お片付けは大人がするものと思い、綺麗にする姿を見せれば良いこと。 現在の富岡保育園では、お昼ごはん前と3時のおやつ前にランチルームはとにかく大人も子どもも皆で協力して片付け、夕方には全部屋をお片付けする、日に3回程度のお片付けを採用しています。保育現場にしてみればかなり少ないのではないでしょうか。 村上も夕方の時間に少しだけ手伝うのですが、いちよう元あった所を目指して片付けようとしますが‥いかんせん、つい遊び心が働いちゃうんですね。棚などに無造作に落ちているブロックを並べっちゃったりするわけです。現場の先生たち、どうぞお許しください。 ※ボランティア・インターンシップ・就職希望・見学など随時お受けしております。お問い合わせはホームページTOPの電話番号から副園長村上をお呼び出し下さい。もちろんお片付け上手な方もお待ちしておりますよ。お部屋を綺麗にする姿を子どもたちに見せつけてあげて欲しいです。 |
||
2021-05-23 |
今日は富岡保育園の歴史について、ほんのりと。 現園長先生で、三代目の富岡保育園ですが、さかのぼること半世紀以上前。江戸時代末期より廻船問屋であった民家を、地域の子どもたちに遊び場としてひらいた初代園長先生。市民からの要望に応えて、保育園を開設することになりました。 右も左も分からない保育園運営を、当時の初代園長先生や保育者たちが日々懸命にする中、二代目園長先生へ。 時代が乳幼児期の子どもたちの居場所を作る流れの中、認可保育園として、地域の子どもたちを守る場所へと努めていきました。 “遊べる子ども”との園目標を二代目園長先生が掲げ、魅せる保育・映える保育といった時代の波に呑み込まれないように、日々の生活を大切にする心がけを指針としながら、地域に貢献していくことになりました。 そして、15年前。三代目園長へと繋がっていきます。園庭のど真ん中に“幸福”を表す“ユリの木”を植えて、新たな時代の幕開けを感じさせることになりました。 そして、50数年の時を経て、関わった保育者が120名以上を超えながら、2017年、11月。“遊べる子ども”の園目標を“ユリの木”に示し、新たな時代にのっとり、保育実践大改革をうつすことになります。 この時、かかわった保育者、そして通ってきて下さった保護者、大人の誰一人が、行く末を案じたのは言うまでもなく。また周りの保育関係者や地域内外からも多くの叱咤激励が弾んだことは言うまでもなし。 ただ、ひとつの光は、子どもたちの眼差しだったんです。保育者が真摯に学び、子どもたちを信じ抜くことで、子どもたちの様子は大きく変化することに。 現在、2021年5月22日。園庭から見える霧がかった応神山と、雨上がりの瀬戸内海の潮風が香る中。70名ほどの子どもと、保育者、保護者、地域の方々や、ファンの方で、富岡保育園は静かに賑わっています。 過去の保育者たちが積み上げてきた、培ってきた、地域、市民への貢献をもとに、次世代への責任を果たすべく。 副園長という立場で語った本日の物語。もちろん語り手によって物語はどのようにでも生まれ変わります。 ただ、かかわる人の人生のひとつの舞台として、富岡保育園があり続けられることが副園長の使命としています。 そのためには、常に変化を厭わないこと。しなやかに。おだやかに。先人たちへと、そして“今”かかわる全ての人や出来事に敬意を示し感謝を持つこと。 ブログ読者の方、まだまだ富岡保育園は変わりますよ。どのような未来が待ち受けているのか?気になりますよね⁉︎ 保育者はもちろん、保護者、園児、地域の方、ファンの方、ひとりひとりの言葉や行動、エネルギーで、生まれ変わっていきます。今後も厚くご協力と応援、御指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。 ※ボランティア・インターンシップ(とみほ村NOW)また、就職希望や園見学について随時募集しています。あなたも、富岡保育園にふれてみませんか?次世代への責任を共に果たしませんか?みなさんのエネルギーを必要としています。 |
||
2021-05-22 |
皆さま1日お疲れ様です。さきほど、ある4歳児の女の子に、「“〇〇君のお迎え、おばあちゃんです”って、A先生に言ってきてくれる?」と頼んだ村上です。 すると‥さっそく、A先生のところを訪ねて行き、「A先生‼︎“〇〇君、バァバがお迎えに来ます‼︎”って、村上先生に伝えるように頼まれた。」 と、伝言していたんですね。 まさに、その言葉通りですし、ある4歳児の女の子は、村上に頼まれてA先生のところまで向かう間に、“おばあちゃん”を“バァバ”に訳したり、自分の理解した内容を自分の言葉にのせたようです。圧巻でした。 さて、“100匹のザリガニの赤ちゃん”のその後について報告したいと思います。 実はあれから、100匹どころではなくなり、生き物係の案で、ご家庭で飼ってみたい方にお譲りすることになりました。 すると、さっそく昨日お持ち帰り頂いたご家庭もあり、そのうちのひとりの女の子が「昨日、ザリガニの赤ちゃん持って帰ったんよ~。名前もつけてあげたんで‼︎“リボンちゃん”って名前にしたんよ♪」とイキイキと報告してくれました。 “リボンちゃん”のその後も気になるところです。またご家庭で生き物を飼うことで、生と死に直面する経験にもなりますし、「飼育箱は何にするか?場所はどこにするか?何を食べさせるか?」また、「名前は何にするか?」など、親子のコミュニケーションにもなることはブログ読者も想像できると思います。 ★ボランティア・インターンシップ・就職希望・園見学については随時募集しています。事前にホームページTOP電話番号からお問い合わせよろしくお願いします。また“ザリガニの赤ちゃん”を譲って欲しい‼︎という方も是非‼︎ |
||
2021-05-21 |
おはようございます。雨模様の本日。登園してくる子どもの足元は赤や黄色などの鮮やかな“長靴”ですし、手元には好みのキャラクターが描かれている“傘”があるわけです。 「チャプチャプ楽しんでおいで~♪」と子どもを送り出す保護者の声も聞こえてきます。 富岡保育園では少々の雨ならば、傘をさしたり長靴を履いたり、もちろん裸足でずぶ濡れであろうと、どうにかこうにか外で遊んでいる光景が目に入ってきますし、保護者の方も了解の内なんですね。 お迎えの時間には‥ 保育者「今日は〇〇と〇〇を着替えて水洗いをしています。すみませんが、お家でももう一度お洗濯をお願いします。」 保護者「いえいえ。いつもありがとうございます。家ではこれだけ汚れて遊ばすことができないので助かります。」 との会話がしょっちゅう聞こえてきたりします。 さて、近年、認知能力や非認知能力といった言葉が流行っています。認知能力とは、IQや学校の成績などに示されるような数字で表される能力でしょうか。非認知能力とは、数字に表せない心の力とも言えるでしょうか。 東京大学大学院教育研究科教授遠藤利彦先生が、とても分かりやすく非認知能力について訳されているので紹介しますと‥ 非認知能力とは『自己と社会性にかかわる心の力』であり、その根っこの部分は ↓ ★人って信じて良いのだな ★助けてと言えば助けてくれるのが人なのだな ★自分は人からちゃんと受け入れてもらえる存在なのだな ★しっかりと愛してもらえる存在なのだな このあたりを乳幼児期に責任をもつ保育者たちは、どのような働きかけをすべきかを遠藤教授は以下のように記しております。 ↓ 『保育者が子どもに対して何か特別な働きかけをしてあげることよりも、子どものさまざまな感情に向き合い、受け止め立て直してあげたり、あるいは子どもの自発的な遊びを支えていくこと』 午前10時の富岡保育園では、すべてに水溜りに入ったり、泥だらけの子どもも多くいて、保育者があちらこちらでお着替えの介助をしたりしながら「楽しかった?お着替えしよ~。」との声をかけています。 雨に濡れようと、泥だらけになろうと、私の気持ちを、僕を、まるごと愛してくれる、そんな保育者、大人の中に育てば、認知能力も非認知能力も自然と培われていくんだと思います。 |
||
2021-05-20 |
皆さま1日お疲れ様です。5月19日水曜日、ただいま午後18時を迎えようとしている富岡保育園から、副園長村上が中継させてもらいます。 園庭では、お迎えに来られた保護者とお子さまの格闘⁉︎せめぎ合い⁉︎が繰り広げられていたりします。 まだ遊びたいお子さまと、早く帰って“家事”を進めたい保護者と。 「早く帰ろうよ~。買い物行こう~。」との、半ばあきらめたような保護者の声に、どこ吹く風を装い、聞こえないふりで遊び続けるお子さま。 独り者&道楽者の村上には、この後、保護者の方に待ち受ける“家事”の大変さが重々と分かっていないんですね。 買い物に行けば、ガチャガチャゾーンやキャラクターの玩具が付録でついたお菓子のあたりに近づかないルートを考えたりするだろうし‥レジに並べば、エコバッグの存在を忘れて、袋代を損した気分にもなったりするだろうし‥挙げ句の果てには、重たいレジ袋と、帰り道の車の中で良い気分になって寝てしまった子どもを抱っこしながらアパートの階段を登らなきゃいけないだろうし‥ いざ、夕ご飯にと、スーパーの惣菜だけでは申し訳ないと一品手料理を作ったのに、手料理だけ残されて切ない気分になるかもしれないだろうし‥ お風呂に子どもを入れようとすると、YouTubeに夢中でなかなかお風呂に入ってくれないかもしれないだろうし‥ 現在、綴っていて思うことは‥本当に“家事”ってめちゃくちゃ大変なんですね。家事って、仕事みたいに期限なんてものもないですから、無期限にあるし、完璧なんてこともまず無い。 そんな家庭に帰ってからの“家事”についての想いを共感できる保育者がいれば、保護者の方も少しは救われると思いませんか? 実は富岡保育園の保育者の大半が【主婦】でもあるんですね。乳幼児期のお子さまをお持ちの方もいれば、中高生のお子さまをお持ちの方、また孫がいる方だっているんです。 乳幼児期の小難しい専門的知識について詳しく知りたい方は、もちろん村上までお問い合わせ頂ければ良いのですが‥ “家事”についての想いや、テクニックなどの詳細は新人主婦からベテラン主婦まで富岡保育園保育者にはおりますので気軽にお声掛けして下さればと思います。 “子育て”と“家事”に向き合っておられる富岡保育園の保護者、全国の親たちに、心から敬意を示させて頂きます。 もちろん、そつなくこなす理想的なカリスマ主婦もおられるかもしれませんが、日々向き合うだけでも大変なご苦労だと思います。どうぞご自愛頂けたらと。そして完璧なんてないってことは「不完全でいいんだ」と思っていただけたらと。 なにぶん、主婦力の全く無い村上が綴るものですから、説得力が全く無いのですが‥もしもブログ読者の方で、“子育て”“家事”に向き合っておられる方のまわりにいるならば、できる範囲内で協力できることを実践していきましょう。(←共同養育) ★ちなみに村上は、小難しい専門書を読む時間が、“子育て”や“家事”で忙しい方には無いかもしれないので、代わりにたくさんの専門書を読んで要約したり、分かりやすく伝えるよう努めていますので参考にして下さればと。YouTubeチャンネル「富岡保育園付属大学」で紹介していますので、家事の合間などに聞き流して頂ければと思います。 ※ボランティア・インターンシップ・就職希望・園見学など随時募集しています。もちろん主婦の方で「2、3時間だけ保育士の資格を活かして働いてみたい!」という方も大歓迎です。お問い合わせはホームページTOPの電話番号までよろしくお願いします。 |
||
2021-05-19 |
暑いような寒いような。夜の寝床ではお布団の調整が難しい。汗をびっしょりかいた朝は、必ずしも気持ちの良いものではないかもしれません。 7時に開園される富岡保育園。早朝から、保護者の方のお仕事の時間に合わせて、子どもたちが登園してくる。 「おはよう‼︎」と目の覚める挨拶でくる子どももいれば、「ママがいいよ。」と半ベソをかいてくる子どももいる。当然と言えば当然だ。 気分が優れない、うかない、そんな朝に、富岡保育園に必ずいる先生は魔法を使ってしまう。 「ママがいいよね~。だけと、保育園も楽しいよ~♪」と、子どもの気持ちを受け止めると、今日は早朝から花壇に子どもたちと出かけていった。 花壇から帰ってくると、さきほどまで半ベソをかいていた子どもたちの手には野イチゴが。そして、もう1人の半べそをかいていた子どもの手には何かの入ったカップが大事そうに握られていた。 野イチゴをサラリと食べたあと、半ベソ集団は、何かの入ったカップをタライに移してお部屋で公開し始めたんです。 何かとは⁉︎ ダンゴムシが10匹どころではなく、30匹ほどタライの中を這い回っている。 半ベソ集団に魔法をかけた先生は、さらに追い討ちをかけるように一言。 「ダンゴムシの運動会がはじまったよ~♪」と。 半ベソをかいていようと、かいていまいと、早朝登園してきた一同は、ダンゴムシの運動会見たさにタライに集まることになる。 僕を含めた、保育園の先生の一言って、子どもたちや保護者にとって、魔法のように救われることもあるし、反対に刃のように刺さることだってある。どちらが良いかは明白だし、仲間の素敵な一言には感謝と敬意をもって真似(学び)たいと思う。 ★ボランティア・インターンシップ・就職希望・見学希望など随時受付しております。事前にお問い合わせ下さるととても助かります。電話番号はホームページTOPから、よろしくお願い致します。 |
||
2021-05-18 |
すでに梅雨入りしたようですね。カタツムリにナメクジ、ムカデの威勢がよくなる時期ですよ。 雨が続いたお陰様で、富岡保育園の駐車場北側に先週植えた、サツマイモや夏野菜の苗(キュウリ・ピーマン・トマト・ナス)が無事根付いて葉っぱがシャキンとしました。 さて、梅雨期に入ると、保育施設では手足口病、ヘルパンギーナ、アデノウイルスなどの夏風邪と呼ばれる感染症が流行したりもします。 加えて、水イボや蕁麻疹、汗疹やトビヒなどの皮膚に何らかの症状が出やすかったりもします。 体調不良になりやすい時期、もちろん普段から免疫力を整えて予防をする必要がありますが、特に乳幼児期に感染しやすかったり症状が出やすい。その場合、“不調の兆し”に早めに気づき早めに対処することで、重症化を防ぐことになります。 では、“不調の兆し”に早めに気づくためには? ↓ 保育施設にお通いの園児の場合は、保護者と保育者が、家庭と園での子どもの健康状態について綿密に伝達し合うことがポイントになります。 加えて、富岡保育園では担任1人の視点だけでなく、複数の保育者の視点で子どもの健康状態を把握します。 なぜ、複数の保育者なのか?知識や情報や経験や感度など、プロの保育者と言えどマチマチですので、皆で補い合うことで、より子どもの健康状態を綿密に把握しようとの実践です。 ↓ そして、さらに鍵を握るのが、複数の保育者が園児の健康状態を把握する方法です。 富岡保育園では、お昼と夕方に日に2度のミーティングを行っています。主任・副主任を基に、全園児の健康状態について報告し合い、全職員(園長や栄養士などを含む)に連絡をし合います。 ↓ 上記の実践を日々継続することで、子どもたちの“不調の兆し”を早めに気づき保護者の方へお伝えする努力をしております。 ※とあるウイルスだけに限らず、乳幼児期にかかりやすい病気は様々にあります。保育施設は集団生活を営むこともあり、感染症が流行しやすかったりもします。園で流行している感染症や症状などがありましたら、その都度、玄関先などで情報開示しております。また健康面などで、ご不安な点などがありましたら、気軽に職員へお聞きくださいね。 ★ボランティア・インターンシップ・就職希望・園見学など随時募集しております。とあるウイルス渦でもありますので事前にお問い合わせを下さると大変助かります。電話番号さホームページTOPより。よろしくお願いいたします。 |
||
2021-05-17 |
「緊急事態宣言が岡山県にも出たけど、保育園は大丈夫ですか?」とのご質問を先日より頂くようになりました村上です。 幸いにも現時点では、富岡保育園職員・園児・保護者など感染にはいたっておりません。 ただ‼︎幸いにも‼︎現時点では‼︎です。 全国各地の方がもうお分かりのように、いつ、誰が、感染するか分からない状況です。マスクや消毒などの世間体的な対策をいくらとったところで、感染は避けられない可能性だってあることは、ブログ読者の方も含めて内実でお分かりだと思います。身体の鍛えられた、また対策をきちんととっているプロスポーツ選手ですら感染する状況です。 保育施設の副園長が上記のようなことを言ってしまうと炎上ものでもありますが、建前ではなく本音でブログ記事を綴らせて下さいね。 富岡保育園関係者の方へ、この度の緊急事態宣言をうけて再度確認をさせて下さい。 まず、いつ・誰が、感染してしまうか分からない状況であることから、感染者が出たとしても、感染者・ならびに家族の方などを絶対に‼︎責めることはしないで下さい‼︎僕も含めて、職員・園児・保護者の方に感染が判明した場合は、国の定めたルールに基づいて適切に対処させて頂きます。 加えて‼︎ 【食事】【運動】【睡眠】について、改めて、ご自分やご家族で見直して下さい。いくら良い食事をとっていても、運動不足や睡眠不足は免疫力を落としかねません。切り詰めて徹底してしまうとメンタル面でのストレスを抱えてしまいかねませんので、“ほどほど”に“毎日”心がけて下さい。 ※ちなみに、村上の場合は、R1や納豆やキムチなどの発酵食品を毎日摂取し、散歩を少々と、就寝前のスマホ利用をやめています。 加えて‼︎ 【笑い】【感謝】について、改めて、ご自分やご家族で見直して下さい。たくさん笑い、ありがとうを言う習慣のある方は、オキシトシンという幸せホルモンが多く分泌して免疫力が整うとの研究結果が出ております。 上記を含めた科学的根拠に基づいた“暮らし”を富岡保育園では実践するとともに、現場職員へは‥ ↓ 混乱しやすい・ピリピリ緊迫しやすい状況な時こそ、園児や保護者に対して『いつも通り』を徹底するように‼︎ ↓ と、無理難題を指示しております。プロの保育者として、とあるウイルス渦ではありますが、保育の質を常に向上することに努め、人生の土台となる大切な乳幼児期に責任を持ち保育実践していきたいと思います。 ブログ読者の方も含め、応援・協力・ご指導ご鞭撻、宜しくお願い致します。 ★ボランティア・インターンシップ・就職希望・園見学については、事前にホームページTOPの電話番号からお問い合わせ下さい。(担当:副園長村上09X33715648) |
||
2021-05-16 |
数日前の出来事。ある虫捕りに夢中だった男の子(3歳ほど)が、ある保育者に‥ 「せんせい‼︎見て見て‼︎」 と、手のひらを見せにきたんだそう。保育者が手のひらを見ると、ほんの少し赤いような、ヤケドのようにも見える模様が見つけることになる。男の子に痛みはないか尋ねると‥ 「ちょっと痛かったけど、大丈夫。」 なぜ、ヤケドのような模様ができたのか⁉︎保育者はとりあえず男の子に状況を聞いてみることに。 「虫を捕まえようとしたら、“煙”が出てきたんよ‼︎で、指がチカッとしたんよ。」 保育者の頭の中では、もしも危険な虫で、男の子に害をもたらすような虫だったりヤケドのような症状だとヤバイ‼︎と思ったのでしょう。 男の子と図鑑をひっくり返したり、スマホを使って、どんな虫だったのか調べていくことに。 すると、男の子が捕まえようとした時に見えた“煙”が、犯人⁉︎特定の鍵になったんですね。 男の子が捕まえようとした虫は‥ 『ミイダラゴミムシ』と判明したんです。 ミイダラゴミムシは、外敵に対して100℃ほどのガスを噴射させるのだそうです。通称“オナラ”で攻撃するんです。 つまり、ミイダラゴミムシは、男の子を外敵としてとらえて、“オナラ”をぶっかけて、指先をヤケドぽくさせた訳です。 “煙”の正体は“オナラ”だったんですね。 図鑑やスマホで調べていくと、この“オナラ”は人間には支障なく、数日後に消えることが分かり、本人も保育者も安心したようです。 他の保育者が、とある男の子に、指の具合を尋ねると‥ 「あれは、“オナラ”されただけだから大丈夫‼︎」 と、答えていたんだそうだす。 “煙”の存在を見逃さなかった、とある男の子の【観察力】に、アッパレ‼︎でした。 ※虫も含めた生き物や草花など、自然にお詳しい方、是非‼︎子どもたちや保育者に豆知識を伝授して頂けないでしょうか?ボランティア・インターンシップ・就職希望の方など随時募集しております。お問い合わせはホームページTOPの電話番号からよろしくお願いします。 |
||
2021-05-15 |
皆様1日お疲れ様です。トミホクルー(富岡保育園保育者)から、「村上先生‼︎昨日ご近所の方から頂いたザリガニが、今日‼︎赤ちゃん産んだんですよ‼︎100匹くらい‼︎それで‥‼︎」と、興奮冷めやまぬ報告を受けました村上です。 ちなみにザリガニの孵化のシーンに立ち会った子どもたちは、お迎えの際に保護者をザリガニのいるタライまで連れて行って何やら熱心に説明する様子がありましたね。 さて、本日は富岡保育園に通われる家庭の所在地について分析してみようと思います。 (マネージャー調べです。) 岡山県笠岡市は、人口の割に面積が広いんですね。島から山から、同じ市内でも雰囲気はガラッと変わるもんです。 とみほ村の富岡保育園が所在するのは、笠岡市の東部にある“富岡”という地区です。国道がすぐ近くに通っていたり、近隣にはスーパーマーケットやホームセンターなどの生活するには住みやすい地区でもあります。ただ、富岡でも、富岡北地区は旧国道沿いでもあって、昔から住んでおられる方が多くおられますので、逆を言えば、新しく引っ越しされてくる方が少ないとも言えます。 (※空き家や空き地は、どんどん増えてきておりますので、笠岡市に移住を考えておられる方は考慮の範囲だと思います。) では、そろそろ、マネージャーの調べをザックリ紹介しますと‥ ■笠岡市 ・富岡12 ・美の浜9 ・笠岡8 ・番町8 ・絵師4 ・西大島3 ・横島2 ・山口1 ・今立1 ・大井1 ・横島1 ・緑町1 ・広浜1 ・入江1 ・神島1 (※調べた時点より変動はありますので、“約”と、とらえて下さいね。) これらの数字を分析すると、富岡保育園に通われる家庭では、もちろん学区内の家庭が多いのですが、よく見てみると、笠岡市全域から通ってきて下さっていることが分かります。小学校の学区から外れている地域からもです。 もちろん保護者の方の職場の場所なども関与していると考えられるますが、保護者の方が「ただ近いから」という理由で選ばれた訳ではないのは数字を見るとよく分かります。 どのような理由で保護者の方が選んで下さったのか?ブログ読者の方はどのように分析されますか? 保育園選びをされている保護者の方であれば、子育てをする上で“何を最優先にするのか”をご家庭で話し合っておいて頂くと、保育園選びの助けになるかと思います。 岡山県笠岡市では、保育園・幼稚園・こども園は、保護者の方の意向で選べる現状です。(岡山県岡山市などは待機児童問題が取り上げられていますが。)選べる現状があるのであれば、見学や体験などを通して、お子さまの人生の土台となる乳幼児期の過ごす最適な場所を見つける努力をして頂きたいと願っております。 ※富岡保育園では、見学についても随時お受けしております。ただ、とあるウイルス渦でもありますので、出来れば事前にお電話でお問い合わせ頂くことをお願いさせて下さいね。(電話番号はホームページTOPから」 |
||
2021-05-14 |
こんにちは。木曜日と言えば⁉︎そう‼︎エフエムゆめウェーブ生放送ラジオ「富岡保育園付属大学」の収録に行ってきました村上です。 (※本日のテーマは『村上太志の祖父』です。the昭和な祖父の生き様から“多様性”について考察しています。) さて、ラジオ収録終りの午後13時30分過ぎの富岡保育園の情景を本日は記してみたいと思います。 虹グループ(3.4.5歳児生活グループ)では、お昼ごはんを順次食べ終わり、歯磨きを済ませた子どもから、各自室内でお昼の活動に入っていきます。(お昼ご飯後から、おやつの間までは、胃腸を休めるために外での活動はお休みさせてもらっています。※富岡保育園での数少ないルールの1つを子どもにはお願いしています。) お昼寝が必要な子どもは、0.1.2歳児が眠る部屋へ移動し‥(3.4.5歳児のお昼寝については、保護者の希望や本人の体力と日々相談しております。) 食べ終わって、すこしボーッとしたい子どもは、陽の当たる廊下で寝転がったり、絵本ゾーンてゴロゴロしたり‥ アトリエゾーンでは、さまざまな素材や用具を駆使して描いたり作ったり‥今日は、キラキラテープを体に巻き付けている子どもが大勢いました‥ ぬり絵ゾーンでは、ご近所のおじいちゃんと仲良くぬり絵を楽しむ子どもがいたり‥ ランチルームを兼用しているスペースでは、カルタを用いて迷路を作っている子どももいたり‥ もちろん、1つの遊びに没頭する子どももいれば、複数を行き来したり、時にはボーッとしてみたり‥ 時間の使い方は、十人十色ってわけです。 大人(保育者)の気配はと言えば、トイレ掃除や外掃除をする大人もいれば、室内で書類をする大人もいれば‥だからと言って、トラブルが起こると、程よいタイミングで現れて、当人同士と駆け寄った保育者ほどしか聞こえないような音量で何かをやりとりしたら、またスッと距離を離している光景がありました。 ただ、このような光景って、一朝一夕で見られるもんじゃないだと思うんです。駆け寄った保育者とトラブルになっている子どもとの信頼関係がきちんと構築されていないと、十人十色な時間の使い方をしている子どもと、掃除や書類をしている大人との信頼関係が構築されていないと‥ 「次は〇〇をして、その次は〇〇をしなさいね。」 「次は何をするの?その次は何をするの?」 と、いった具合の子どもと大人の距離感になりかねません。 さて、上記の遊べる子どもから、大人はどんなことか学べるでしょうか? もしかすると、とあるウイルス渦で、「時間の使い方」に途方にくれている方もおられるんじゃないでしょうか? ボーッとしたり 没頭したり ハマっては飽きてを繰り返し 『自分で自分の時間の使い方を乳幼児期から学ぶ』って、現代ではかなり重要度が増していると副園長村上の肌感では感じていますが、ブログ読者の方はどのように思われますか? ★本日早朝に、ご近所の方がザリガニを捕まえて持ってきて下さいました。さっそく子どもから大人気の存在になっています。ありがとうございます。地域の方の暮らしの内に“子どものため”“保育園のため”という気持ちを持って頂けることに感謝、感謝です。 ※ボランティア・インターンシップ・就職希望の方など随時募集しています。子どもたちの未来へ希望を繋がる役割を一緒に担えることに感謝しています。お問い合わせお待ちしております。(ホームページTOPの電話番号より副園長村上を呼び出して下さいね) |
||
2021-05-13 |
こんにちは。抗がん剤治療でツルツル頭になって以降、天然パーマ具合がいっそう増している村上です。(スキンヘッドにしたらサラサラヘアーになるってのは都市伝説みたいですよ) さて、お昼ごはんを虹グループ(3.4.5歳児生活グループ)のランチルームで本日食べさせて頂きました。虹グループでは“ちゃぶ台”を利用して床に座って食べています。 今日注目した点は、昨年度の春ごろには食事中、寝転がってしまったりしていた子どもが、食べ終わるまで座り続けて完食していた点です。 「そんなの当たり前でしょ‼︎」とツッコまれた方いますよね? 実はそんなに当たり前じゃないんです。 椅子でないということは、“背もたれ”が無いということ。つまり、自分の身体を支えるには、“体幹”が整っていないと、座り続けることって、しんどいんです。 僕も含めて年齢を重ねていくと、膝や腰が痛み出すのですが、幼児などの若者は、“体幹”によっては、姿勢が“グニャン”となっちゃって、支えきれずに寝転がってしまうことになるんです。 もちろん「お行儀良く食べなさい‼︎」と指導することも大切なのかもしれませんが‥ 富岡保育園の場合は‥「もっとお外でしっかり遊べる環境を作らないとな」と保育者の課題になったりします。 (※環境とは、人的・物的・空間・時間などを総じています) 一般的な保育園の運動場をイメージすると、真ん中あたりにリレーなどできるような円周が書かれた整備されたトラックがあって、その周りにジャングルジムなどの遊具があると思うのですが‥ 富岡保育園のお庭は、平坦な地面がほぼ無いような、凸凹だらけの地面と、車のタイヤや丸太がその辺りにゴロゴロ転がっていたりするんですね。走ったりすると障害物だらけですので転げやすいですし、普通に歩くだけでも段差を掻い潜らないと前に進めないデザインになっています。 お庭のデザインについては、運動面の視点から解説すると、「お庭で動き回れば回るほど“体幹”が整う」ことになります。 今日、虹グループで見た昨年度から変化していた子どもは、もちろん保護者や保育者の日頃の粘り強い言葉かけのお陰もあると思うのですが、変化の理由の一つには、「富岡保育園のお庭でしっかり動き回った」が挙げられると分析させて頂きました。 ★富岡保育園の保育実践について詳しく説明して欲しいとのお声がありましたら気軽にお問い合わせ下さいね。事前に連絡を下さいましたら、副園長村上の方よりドリップ珈琲を一緒に飲みながらお話しさせて頂きたいと思います。 ※ボランティア・インターンシップ・就職希望の方も随時募集しています。詳細についてはホームページTOPの電話番号まで宜しくお願い致します。 ※「とみほ村ワンコインランチ」についても細々とオープンしております。参加者の方からは「子どもたちからエネルギーもらえたわ~‼︎」との有り難いお声を頂いております。気軽にお問い合わせ下さいね。(膝や腰にご不安の方は椅子も用意しますので遠慮なくお申し付け下さい) |
||
2021-05-12 |
皆様1日お疲れ様です。本日、とみほ村の富岡保育園では、今年度より仲間に加わりました新クルーが初早朝当番を行いました。 主任先生に指導してもらった内容のメモを片手に、敷地内の建物の鍵をあけ、室内の窓を開閉した後、洗濯物を取り入れたり、1つずつ確認しながら丁寧に園児の迎え入れの準備に取り組んでおられました。 ふと、村上も10数年前を思い出したり。あの頃も、当時の主任先生に指導して頂いた内容のメモを片手に、1つずつ確認したつもりが‥よくミスをしていたものです。そしてミスをするたびに「〇〇は〇〇で次から気をつけようね。」と指導してもらっていました。(たいてい、ミスを1つ克服すると、今度は違うミスをしていた村上です。) さて、今日は保育や教育関係に限らず、管理職の方にオススメ‼︎かもしれない記事です。 実は、最近副園長村上のハマっていることは、ちょっとした合間に“水やり”だったり、“草取り”だったり、“掃き掃除”だったりします。 その理由とは? 管理職の仕事内容って、意外や意外、受け身なんですね。(村上の主観ですが)『現場クルーが仕事を楽しめているか』だと思っています。 ちなみに難点は、楽しめているかを判断するには、他者の気持ちを理解しなければいけないんですが‥正直言うと村上は理解なんてほぼほぼ出来ないんです。他者の心を読むなんて術を持ち合わせていないから。 『現場クルーが仕事を楽しめているか』を達成することが困難な状況で、どのように日々、自分に達成感や満足感を得るか⁉︎ つまり、達成感や満足感を得る仕事内容でない管理職は、どのように自己満足するか⁉︎っていう話です。 そこで、行き着いたのが、“草取り”だったりなんです。目に見える形で自己満足できる上に、単純に綺麗になって気持ち良いですし、“水やり”だと植物が成長して愛着が湧いて気持ち良いんです。 そんでもって自己満足すると、「よし‼︎もっと仲間が仕事が楽しめるように試行錯誤してみよう‼︎」という意欲が湧いてくるもんなんですね。 まだまだ、管理職という役割になって数年の青二才の村上ですが‥管理職になりたての方には結構オススメの仕事術だと思うので参考にしてみて下さいね。 ※仕事術に関してのアドバイスなども受付しております。「村上先生‼︎副園長ってもんわな~‼︎」とのゲキも大歓迎です。また、ボランティア・インターンシップ・就職希望の方も随時募集しています。お問い合わせはホームページTOPの電話番号へ宜しくお願いします。 |
||
2021-05-11 |
皆様1日お疲れ様です。午前中に富岡北地区まちづくり協議会副会長さんの配慮で、富岡北地区大磯のT様宅から、たくさんの“植木鉢”をご寄付して頂きました。副園長さんのご近所の方も一緒に搬入を手伝って下さったりと地域の方におんぶに抱っこの村上なのですが‥ 搬入のついでに、とみほ村の富岡保育園内にも見学に足を運んでもらうと‥ 植木鉢を寄付して頂いたT様「孫もこのくらいかな~。東京へ出ていて会えないから、スマホの動画などでは見たことあるんだけど、実際の大きさが分からなくてね。いや~可愛いね。ほ~れ、ほれ♡」と、乳児の部屋へ入ると、1歳数ヶ月あたりの子どもを撫でて喜んでおられました。 お孫さまに会えない分、いつでも足を運んできて下さることを願っています。 さて、とみほ村の畑では、本日はサツマイモの苗に、キュウリ・ナス・トマト・ピーマンの夏野菜の苗が子どもたちとボランティアスタッフの方と植えられたようです。ちなみにボランティアスタッフは僕の父なのですが、去年くらいから子どもとの畑体験を重ねるごとに慣れてきた様子です。“上手に植える”よりも、“畑の土や雰囲気に親しむ”ことを目的に関わってくれるようになった気がしております。 今後は水やりや草取りなど、トミホクルーと子どもたち皆で関わりながら収穫までお世話できたらと願っております。 ※野菜やお花のお世話が好きな方で、「子どもたちと〇〇を植えて育てたい♡」とのお声がありましたら是非お問い合わせ下さいね。また園芸だけに限らず、自分の得意や好きを子どもたちや保育者に伝承して下さる方も大‼︎大‼︎募集していますよ。連絡はホームページTOPの電話番号または村上09X33715648まで。(ボランティア・インターンシップ・就職希望の方も随時受付ておりますよ。) |
||
2021-05-10 |
おはようございます。行きつけのカフェにてホットペパーミントティーを頂いております村上です。本日のブログ記事の本題は【足】についてです。 が、その前に、富岡北地区私設公民館“とみほ村文庫”開設に向けて、続々とご寄付が集まってきていますので、感謝の言葉を。本日も行きつけのカフェのオーナー様からはフランス産のティーカップを。他にも一度見学に来て頂いた80代ご夫婦からは寄付金と本棚や書物を。有り難く納めさせて頂き、地域のため、次世代のために大切に使わせていただきたいと思います。 (他にもたくさん集まってきておりますので、ブログや配布物などへ寄付物は整理してお伝えさせて頂きますね。) それでは、本題へ向かいましょう。本日のブログ記事は【足】です。 なぜ、足にこだわるのか?いちよう副園長村上は世間一般で言うところの足ツボマッサージの資格をマスターしていたりすんですね。(正確には若石健康法“)(ちなみに足裏にはツボは1つだけで、その他は反射区と呼びますが、これ以上の専門話は本日は抜粋しますね) 実践に足の形や足裏を見たり触ると、たいていその方の健康状態だったりが見えてきたりします。心身の健康が整っている方の足って、スッキリと無駄な脂肪やむくみなどなく、血が綺麗に通っていたりしますね。また逆に、ふくみがあったり、指がまっすぐで無ければ、爪の形が変形していたりすると不健康ってことになります。 たいてい、心身の不健康さって年齢を重ねるごとに感じるもので、乳幼児が「最近さ〜肩こりがすごいんだよね~。将来へのぼんやりした不安もあって気持ちも晴れなくてさ~。」って言うことは、ほぼありませんよね。 そんなところで言えば、乳幼児の【足】に注目してみると‥足指はまっすぐですし、血も綺麗に通っています。やはり年齢を重ねながらの生活習慣が足にも反映してくるってことになるのですが。 じゃあ、乳幼児期は、健康に気をつけなくても良いのか?っていうツッコミがあってもおかしくありませんが、実は乳幼児期にこそ生活習慣の基礎を叩きこんでおく必要があるんですね。建物でも基礎(土台)がしっかりしていないと、窓やインテリアに労をしてもすぐ崩れ落ちちゃうように、心身も乳幼児期の基礎(土台)がしっかりしていないと、大人になってたくさんのサプリメントに労をしてもガタがきちゃいます。 で、前置きが長くなりましたが、心身の基礎中の基礎、土台中の土台と言えば、直立二足歩行を支ている【足】です。 富岡保育園では強制ではありませんが、推奨させて頂いていますのが【裸足】や【草履】です。なぜ、裸足な草履を推奨しているか?理由の1つとしとは「足の指でしっかり地面を掴む感覚を養う」が挙げられます。 足の指全部で地面を掴むことで、足裏に潜む各反射区への刺激にも効果的です。例えば、親指あたりには脳へと繋がる反射区もありますから、脳への伝達効果が望めますよね。 ついでに言うならば、是非やめて頂きたい履き物で言うならば、数年前から流行しているクロック〇です。クロックスは指を浮かせて歩く癖になっちゃいます。まだ自分の歩き方が身についていない時期(乳幼児期)にクロックスで歩く習慣をつけると、浮き指で歩く癖がつくのはご理解できますよね? 上記は強制ではありませんが、大人の方が知識として知った上で、お子かまやお孫さんなどにどのような履き物を与えるか?の参考になるかと思います。(※靴であれば、お古など他人の足の癖がついたものより、ネットでポチリより、靴屋できちんと合わせて靴を与えることが心身の健康上はオススメです。) ★心身の土台【足】についてもっと詳しく知りたい方がおられましたら、とみほ村富岡保育園保育LABOにおります副園長村上までお問い合わせ下さい。足ツボ(足裏反射区)マッサージ体験も無料でさせて頂きますよ。お待ちしております。 ■『とみほ村NOW』(ボランティア・インターンシップ)随時募集しています。年齢や性別、国籍や職種など問いません。ご都合に合わせて働きたい就職希望の方も随時募集しています。お問い合わせはホームページTOPまたは09X33715648(副園長村上)までお願いします。 |
||
2021-05-09 |
皆さま1日お疲れ様です。本日、富岡北地区まちづくり協議会理事の有志の方々と“応神山”登山道の下見に行ってきました村上です。 ※応神山‥岡山県笠岡市の東部地域の東西にわたってどっしりと位置する、岡山県百名山の1つです。第15代応神天皇がこの山で狩を楽しまれたという伝説があるとか。標高218.9mと低く、老若男女が登れ、春の山桜やツツジ、秋の紅葉の時季の登山がオススメです。 毎月応神山に登られながら登山道をボランティアで整備されている方を先頭に、エッチラオッチラ登ってきました。山ツツジがほんのり咲いていれば、あらゆる草木から吹く風に気持ち良く登ることができました。 見晴らしの良い地点に行くと、理事の面々が「昔は、あそこまで海で、あそこは〇〇で‥」と昔話をたくさん教えて下さいました。チーム富岡保育園からは僕と事務長と園長先生の息子さん(小学生)とで同行させてもらったのですが、理事の面々が小学生へ登りながらあらゆる“学びを伝承する”姿がとても印象的でした。 熊蜂が現れると「ハチが出たら〇〇じゃ!」 頂上で地図が現れると「地図ってのは、このNってのが〇〇のことで、東ってのは太陽が昇るところで‥」 ブログ読者の方で、お子さまや、お孫さんなどおられましたら、教科書や参考書などに載っていない学びを伝承する時間を持つことを是非オススメしたいと思います。“知らないことを知る”ときって、僕も今日の小学生も含めて、老若男女、目がキラキラしちゃいますしね。俗に言う非認知能力の「好奇心」ってやつです。 ※とみほ村の富岡保育園では、子どもたちに、昔話だったり、教科書や参考書に載っていない学びを伝承して下さる方を大募集しています。あなたが知っていることって、実は子どもたちにとっては目をキラキラさせちゃうような知らないことなんです。年齢や性別、国籍など問いませんのでふるって足をお運びください。ボランティア・インターンシップ・就職希望のお問い合わせはホームページTOPの電話番号または09X33715648(村上)へ宜しくお願いします。 |
||
2021-05-08 |
皆さま1日お疲れ様です。近頃よく降る雨のおかげで、とみほ村の花壇の花たちは潤っておりますし、子どもたちも存分に水たまりで潤っております。 “水たまりで潤う”という表現が正しいか否かは、保護者の方が用意して下さるお荷物で判断できるかと思っています。泥んこバッグを1年間通してお持ちして頂いて、Tシャツやズボンや靴下、パンツなどなどのお着替えを入れてもらいます。 雨の日や雨上がりの日などは、上下で3セットほど入れてきて下さる保護者もおられます。 実は保護者の方が用意して下さる荷物には、富岡保育園の保育理念・保育実践・保育方針への理解や共感を大きく感じて胸が熱くなったりもするんですね。 ブログ読者の方にお尋ねしますね。“水たまり”を見つけた子どもたちはどのような衝動に駆られると思いますか? ご想像の通り、一目散にチャプチャプしたくなるのはお分かりですよね。 けれども、ご家庭のお庭や公園などで、子どもたちの衝動を思う存分に許容することが果たして現代できるご家庭がどのくらいあるでしょうか? めちゃくちゃ正直に言えば、水たまりでチャプチャプされると大人の方も散ってしまって困るであろうし、泥んこだらけになって着替えたり、自動車やご自宅に入るのだって間違いなく困ると思うんです。当たり前だと思います。 じゃあ、子どもたちの“水たまり”に入りたい“衝動”はいつまで我慢させておくのか!?大人になればチャプチャプしたい衝動や欲求も薄くなるのは想像できますよね。 このあたりがキーポイントになってくるのですが、富岡保育園の保護者の方は、ご家庭ではまず我慢させてしまうような子どもの“衝動”や“欲求”を開放できる富岡保育園の環境に価値を見出して下さっているのではないかと村上は予想しているんです。 だって、水たまりでチャプチャプ気持ち良く遊ぶ姿を想像しない限り、お着替えを3セット持ってくる必要がないじゃないですか? 「今日はお庭には“水たまり”があるだろうから、富岡保育園の先生たちに見守ってもらってしっかりチャプチャプしてこいよ〜!」って気持ちなんじゃないかと思うんです。 子どもたちの“衝動”や“欲求”が開放できる裏側には、保護者の方と保育者の子育てでの価値観の共感が必要なんだと思うんです。そして共感への感謝は、相互に正直めちゃくちゃ大変な、保育園では保育者が下洗いの洗濯を、ご家庭ではさらに洗い直して頂く作業があること。先生たちも保護者の方も、“決して派手でない地味で結果がすぐに目に見えづらい”日々の愛ある見守りとお洗濯を根気良くして下さり本当にありがとうございます。 ★とみほ村NOW(ボランティア・インターンシップ)を随時募集しております。また少しの時間だけ働いてみたいという就職希望の方も随時募集しています。保育体験などの際には大人も汚れる可能性がありますのでお着替えを必ずお持ち下さいね。 ※保護者の方へも随時お願いさせて頂いておりますが洗濯の可能性も含めて【持ち物へは必ずお名前を記入して下さいね】ご協力よろしくお願いいたします。 |
||
2021-05-07 |