副園長ブログ
こんばんは。夕方は保育Laboより盗聴をしておりました村上です。 ※なんだか危険な人物像を連想してしまいそうなので、あらかじめ説明させて下さい。富岡保育園では、毎日のお帳面がありません。なので、保育園であった出来事などは、お迎えの時に保護者の方と顔を合わせて伝えております。 ↓ちなみに本日の盗聴内容を公開させて頂きますと。 (ケース①) トミホクルー「おかえりなさい。最近お仕事どうですか?」 保護者の方「それが、〇〇な失敗しちゃって‥」 トミホクルー「誰でも失敗しますよー。大丈夫大丈夫!」 (ケース②) トミホクルー「おかえりなさい。最近〇〇ちゃん絵本大好きですよね」 保護者の方「そうなんですかー」 トミホクルー「絵本を持ってきて膝の上に“チョコン”と乗って読んでと頼んでくるですよ。とても可愛いんです」 などなど。保護者の方にとって、朝から朝ご飯や洗濯、また保育園へ行く準備に自分の仕事の準備と泡立たしい朝の時間を終え、また仕事で疲労した後、夕方の家事へと向かう“束の間の時間”が“お迎えの時間”であったりします。 プロの保育者が“お迎え”で心がけなければならないことは⁉︎ もちろん子どもの健康状態の連絡をきちんとお伝えすることは必須でしょう。それと同時に【保護者の方の一日を労う一言】【夕方の家事へ向かう元気が湧く一言】が大事なのではないでしょうか。 独身道楽者の村上はなかなか気の利いた一言が言えず‥申し訳ありません。 |
||
2020-01-21 |
おはようございます。1月20日、月曜日午前5時50分の村上です。「今日は子どもから何を学びとれるか。どんな素敵な1日になるかな」とワクワクで毎朝早くに目が覚めます。 以前(保育リノベーション前)の村上は‥「今日は子どもたちに〇〇させようか。発表会の劇の練習を子どもたちがモチベーション上がるために〇〇させようか。やりたくない子どもはどのようにすれば良いのだろうか」とワクワクとは程遠く、切羽詰まった目覚めだったように思います。 なぜ、目覚めの質が変わったのでしょうか⁉︎ ヒントは【やるべきことを減らしてこだわる】です。富岡保育園では、現在、運動会や発表会や参観日など特別に設けていません。「楽でいいね」という、トミホクルーにとっては心外な言葉を浴びせられることもありますが、例えば‥劇の台本作りや配置決め、衣装作りや壁面作りなどに使っていた時間を、目の前の子どもを見守ることに徹する時間にしたとするならば⁉︎子どもを見守る質は向上していくのではないでしょうか? ※あくまでも村上が勤めております富岡保育園の保育リノベーションの検証で、過去や他園の保育の方法を批判や批評する内容ではございません。とみほ村(富岡保育園)では「保育」を「暮らし」と価値基準を位置付けています。 |
||
2020-01-20 |
皆様1日お疲れ様です。地元の(岡山県浅口市寄島町)消防団出初式に参加者した村上です。式典の類が苦手な村上なのですが‥高校生などは“まさか”のTikTokなどで(SNS)卒業式など工夫を凝らして主体的に楽しんでいるそうです。スマホ時代に当然なのでしょうか。 さて友人の子どもとXENO(ゼノ オリエンタルラジオ中田敦彦考案 )というカードゲームをしました。ルールなどは全くお互い知らない状態から始めました。YouTube(SNS)でルールを調べながら遊んだのですが‥途中で「緑色の〇〇だったよな‼︎」と友人の子どもが言いました。遊びの時に僕はルールばかり覚えようとしていたいたのですが‥“まさか”『ガードの色』に注目しているとは思いもしなかった。 ※【XENO】は「心理」と「論理」と「運」の三拍子揃ったカードゲームです。ガードが18枚しかなくルールもシンプルでオススメです。 |
||
2020-01-19 |
こんにちは。朝から保育園近辺(富岡北地区)をブラブラ散歩しておりました村上です。空き家⁉︎かもしれない家が何軒かあったり‥山の斜面で畑仕事をされている方もおられたり‥新聞やネットニュースで見る少子高齢化を現場に足を運んで調べ対策を練っていきたいと思います。 さて、子どもにとって遊びの現場と言えば園庭でしょうか。園庭には子どもたちの『遊び込んだ【証拠】』がたくさん残されています。 添付してあります写真の1枚目は、そらグループ(0.1歳児)のお部屋に隣接されたベランダの下です。日陰の土は子どもの遊びには特別なようで、潜り込んでは掘り込んでいます。コンクリートの基礎が露わに見えるほどになってしまったのは『遊び込んだ【証拠】』てす。 また、2枚目さ築山の石垣です。実は夏までは芝生がフサフサとあり、石が見えるか見えない程度まで土が盛ってありました。しかし鬼ごっこなどで走り込んだり、またダンボールや直にお尻で滑り込んだ結果‥石垣が露わに見えるほどになってしまった『遊び込んだ【証拠】』がここにもありました。 |
||
2020-01-18 |
皆様1日お疲れ様です。相変わらず、じっと出来ない村上です。(午前中は以前見学に来られた保育園へ→市外の高校へボランティアの募集へ→市内の工業高校へ、ある企画の申し込みへ) 午後から、笠岡市人権部会にお邪魔させて頂いたのですが、本日のテーマが『人権×保幼小接続』でした。 改めて、とみほ村(富岡保育園)の小学校への【接続】の考えを示します。 ※科学的根拠に基づいた【接続】をただいま勉強中です。まだまだ改善点は多々ありますが、オブラートに包まず現在トミホクルー(富岡保育園の保育者)に向けて僕からお願いしている点についても明記したいと思います。 よくある質問から解説したいと思います。 Q.「45分間椅子に座って話を聞くことができるようになりますか?」 A.「特別なことは全くしておりません。とにかく日々の暮らしを丁寧にすることを心がけています。話を聞くために“座る”という手段をとっているはずですが、“座る”練習をしてしまうと、“座る”ことが目的になってしまって話を聞くことができません」 A.「他人の話を聞くことができるようになるためには、“自分が話を聞いてもらった経験”が大きく作用しています。なので、“ねぇねぇ”と話かけられた時にどれだけ周囲の大人が親身になって話を聞くことができるかを富岡保育園では徹底しています」 Q.「字を書いたり、足し算をしたりお勉強を教えないのですか?」 A.「特別な時間を設けて行うことは一切しません。僕たち保育者は字や計算を教える専門家ではありません。そのような認知的学習範囲のプロフェッショナルである小学校の先生たちが専門だてて教えて下さいます」 A.「僕たち保育者は“遊び”の中で、文字や数字や記号などに興味や関心が出てきているなどの発達を読み解くプロです。ちなみに認知的な早期教育の効果は8歳以降は無くなることが研究結果として出ています。認知的学びと相互に作用する【非認知的能力】の最も影響する乳幼児期に、僕たち保育者はどのような環境を作ることができるかを考えなければいけません」 Q.「小学校への接続で何か新しいアプローチはしていますか?」 A.「とにかく小学校の先生たちと会って話をすることを心がけています。できるなら小学校の先生たちを保育園へお招きして、0歳児からの発達過程を見て頂ける機会を作っていきたいと動いています」 A.「加えて、小学校へ入学する子どもの【評価】に関しては、昨年度より、担任だけではなく複数の保育者で意見を出し合うことにしています。そして複数で【評価】したとしても、実際にはその子どもの、たったの“点”であったり“一面”であったりすることを【評価】する側と受け取った側は意識しておく必要がある!とトミホクルーには伝えております」 ↑上記の質疑応答に対してご意見や、またご質問等あれば富岡保育園副園長村上太志まで宜しくお願いします。一緒に学び合うことを楽しみにしています。 |
||
2020-01-17 |
皆様1日お疲れ様です。早朝から保育Laboにてコーヒーをドリップした村上です。最近、ケトルやらコーヒーサーバーやらドリッパーやらコーヒーフィルターやらをコツコツ揃えておりました。 なぜ、村上はわざわざ時間をかけてコーヒーをドリップしたいのか⁉︎実は訳があるんです。『余裕のある深みのある人になりたい』んです。そして真っ先に思い浮かんだのが喫茶店のマスターだったんです。 余裕があるから深みがあるから喫茶店のマスターをなれたのではなく‥ ↓ 『コーヒーをこだわって淹れるからこそ余裕のある深みのある人になれる』 能力があるから行動できるではなく‥ ↓ 『行動するから能力が備わる』という寸法で村上は行動しています。 実は‥【子育て】においても‥ 「子育てに必要な脳と心は生まれながらに女性に埋め込まれている」のではなく ↓ 「子育て(抱っこしたり、あやしたり、キスをしたり、授乳したり、目を見つめ話かけたり等)することで、養育者(女性だけではなく男性も含む)のホルモン(オキシトシン)分泌が活性化され、育児動機を高めたり、信頼や愛情を高めたり、対人関係を高めたり、記憶や学習能力を高めたりする」のです。 ザックリ言うと、「子育てをする能力が高いから子育てをする」のではなく‥ ↓ 「男女問わず、子育てを経験すればするほど子育てする能力が高まる」のです。 ※詳しくは富岡保育園非公式YouTubeチャンネル『富岡保育園付属大学』過去動画を参照して下さい。 https://m.youtube.com/channel/UCx96mfmwc-NQF3r3FNkoMpg ブログ読者の方、コーヒーを飲みながらBGMで子どもたちの賑やかな声を聞くのも癒されますので、是非お立ち寄り下さい。お待ちしております。 |
||
2020-01-16 |
おはようございます。朝の横断歩道前では、自転車を勢いよく漕ぐ高校生と“一瞬の挨拶”を交わすのが嬉しい村上です。顔馴染みになってくると、先に挨拶してくれたりして余計と嬉しんです。 さて、昨日夕方の園庭で保育研究を行った報告をさせて頂きます。ちょうどエジソン(5歳児)の仲良し4人組がサッカーをしていたので観察してみることに。 A「なぁなぁ!そっち強いチームじゃけん、チーム変えよーで!」 C「じゃったら、俺、コッチ行くわ!」 B「それだったら僕はソッチ行く!」 D「俺ら(BとD)神島(地域名)チームになったな!」 AB VS CDから、AC VS BDになりました。サッカーボールを蹴る能力の差が、子ども同士の中では感じられるようで、能力が均等になるようにチームを【調整】したようです。 さらに、観察を続けると‥今度はチームが解除されAVSBVSCVS Dの個人戦⁉︎になっていました。 村上が「これでは個人の能力によって差が出るのでは⁉︎」と心配をしていたら‥“差が出ないような環境”があるからこそ子どもたちは個人戦に変更【したことがわかりました。 富岡保育園の園庭は凸凹だらけ、また木はもちろんのことタイヤやビールケースなどが乱雑に点在しています。能力がいくら高くても必ず障害物にぶつかってアクシデントが起こるんです。そして子どもたちは上手にサッカーボールをドリブルするのと同じくくらい【アクシデント】を面白がっています。 命に関わるようなアクシデントを論外として‥僕たち保育者(大人)はついつい【アクシデント】が起こらないように環境を設定します。しかし‼︎子どもたちが面白がっているのは【アクシデント】が起こる環境です。そして【アクシデント】が起こるからこそ、【調整】する力も身に付くのではないでしょうか? もし!【アクシデント】が起こらない環境を大人が作り上げてしまったとしたら⁉︎子どもたちの『【調整】する力を身につけるチャンス』を奪ってしまっていることになるのではないでしょうか? |
||
2020-01-15 |
こんにちは。日々、太陽に感謝し月に礼をする生活を送っております村上です。 ブログ読者の方から「村上先生はいつも何をしているんですか?子どもたちと遊んでいるんですか?」と質問されますので今日の1日の行動をザッと公開したいと思います。 ・6時頃保育園に到着 YouTube撮影に向けて勉強する。 ・7時頃YouTube撮影開始 ※本日のテーマは『3本の柱~乳幼児教育の裏側に迫る~』です。 https://m.youtube.com/channel/UCx96mfmwc-NQF3r3FNkoMpg ・7時30分過ぎ 園のご近所の小学生の登校班と一緒に学校まで歩く。 ※卒園児と成人式を迎えたら焼肉を奢る話になって盛り上がりました。 ・8時頃 園の玄関前横断歩道にて交通安全おじさん。 ・9時頃 クラスを回って先生たちに挨拶をする。 ・9時30分頃 小グループ(職員)で富岡保育園での働き方について研修を行う。 ・10時頃 園長先生と今月と来月の予定を確認する。 ※就学前の子どもたちが新1年生1日入学が2月から始まります。 ・12時頃 お昼ご飯 ・13時頃 昼のミーティングに備えて主任先生に伝達をする。 ・14時頃 「発達障害」という言葉の捉え方について園長先生と検討会を行う。 ・15時頃 ブログ記事を書く。 ・16時頃 園庭で遊んでいる子どもたちを研究する予定です。 今日はこんな1日を過ごさせて頂きましたが、たいていは園外にて、他園に見学に行ったり、各大学を回って勉強したりしております。 基本的にじっと出来ないので(現在の村上では、小学校で45分授業座って聞けれないかもしれません)保育Laboにて村上と対談してみたい方は園に連絡を下さるとありがたいです。次世代へ希望を繋がる面白い話をしましょう! |
||
2020-01-14 |
こんばんは。34回目の誕生日を平気で迎えることができました村上です。また本日はブログ150回記念ということで‥今、村上が考えていることだったり、近々の動きや今後の展望について紹介する回にさせて頂きます。 (※かなり個人的な内容になる恐れがあるので、富岡保育園情報を知りたい方は閲覧をお休み下さい) 僕が3年ほど前に掲げた『世界一幸せな保育を作る』という夢。現在では僕だけでなくトミホクルー(富岡保育園の保育者)全員が目指す⁉︎背負った⁉︎夢となりました。“世界一”という壮大なスケールも、“幸せ”という他者と比較すべきでないキーワードを連ねることによって、競争ではなく身近な平気な夢であれるんだと僕思っています。 正直な話3年前‥僕にはこの夢に立ち向かうだけの知識や情報も無ければ、もちろん自信なんてものもありませんでした。ただ1つだけ揺るぎないものがあったとするならば「今一緒に働いている仲間とならば改革ができる。そして間違いなく、“なんだか良い保育”になると確信があった」ことです。言葉にしてしまうと簡単なようですが、実際のところは、保育室の壁を壊そうが、クラスや担任や職域の壁を壊そうが、固定遊具を壊そうが‥当初は仲間とも軋轢を生んでいたことは明らかでもありました。それは当たり前とでも言うのでしょうか、何十年も研鑽されてきた保育や教育を改め直し、時には壊すことも厭わなかったのですから。しかし、積み上げてきたものを勇気を持って壊していった結果、“試行錯誤”と“変化”を平気で受け入れる文化が新しく作り上げられ、仲間との軋轢も払拭されていったように思い返されます。 現在、とみほ村(富岡保育園)での僕に求められている任務はほぼありません。それだけトミホクルーたちは“試行錯誤”や“変化”を当たり前にしています。僕にできることことといったら新しく作られた文化を俯瞰しながら、常に自然の摂理(本質)を問い、新しい文化を守るのではなく、淀まないようにしていくことです。 他園の先生方が見学の際に「どうしたら保育を変えることができますか?変え方を教えて下さい!」と必ず聞かれます。そして僕は必ず「変え方は正直ありません。ところで、“保育とは何だろうか?”と問うことはありますか?変える必要があれば変えれば良いですが‥もしかすると自園の素敵な保育に自分たちが気付けていない‥やることが多過ぎて、本来必要なものが見えていないのかもしれません。だとするなら、まずは過去ではなく今必要がどうかを問いながら、【やるべきことを断捨離】していくことがスタートかもしれませんよね」と答えます。 (※文脈が偉そうになってしまい申し訳ありません) 近々、認可外の保育施設であったり、またレッジョ教育(イタリアの田舎町レッジョで行われたのが始まり)を取り入れた施設であったりを見学しに行く予定です。またドイツへの視察も計画をしております。ただ見るだけだと旅行ですから、そこから富岡保育園へ繋がることが僕の仕事です。そして富岡保育園だけではなく、笠岡市や岡山県、また日本へと繋げ、次世代へ希望を繋げていくことを使命としております。 とりとめもない記事になってしまいましたが‥最近トミホクルーとの個人懇談、またグループ懇談を実施する中で、村上太志はとみほ村(富岡保育園)で暮らすコミュニティで生かされていることに改めて気づかされます。独りよがりにならないよう常に感謝をしながら、「成長することが正しいのか⁉︎向上することが正しいのか⁉︎」と、絶対的な正しさにも問いを持つことを忘れず、保育への熱量の火を静かに灯していきたいと思います。 ※“次世代への希望”を1つ具体化した目標として、「発達障害」という言葉を無くしたいと考えています。理由を聞きたい方は是非岡山県笠岡市富岡保育園内保育Laboまでお越し下さい。たくさんお話をしましょう。 |
||
2020-01-13 |
こんばんは。14年前に成人式に出席しました村上です。皆さまは当時のことを覚えておられますか? 僕は特に夢や希望もなく“ただ何となく”生きていたのかな~と。今となっては『時間が命』と自明しておりますが‥ さて、本日は笠岡市のカフェ(café BUTTON)にて朝読を行いました。『Think CIVILITY 礼儀正しさは最強の生存戦略』という、いわゆるリーダーが自分を省みる本です。 今の僕は‥副園長という“ただの肩書き”があってしまうことで、僕の成長には欠かせない指摘されたり注意されたりする場面が減ってしまっています。だからこそ『自分を見つめ直し振り返ること』を常に意識し実践しております。(毎日ブログを更新することをその一貫だったりします)間違っても“ただの肩書き”を乱用し横柄で無礼な態度をとってしまうとチームの一員でいられなくなってしまいます。 副園長という“ただの肩書き”を持つ村上がトミホクルー(富岡保育園の保育者)の一員でいられるためには⁉︎ ブログ読者も含め、村上へ遠慮なくご指導ご鞭撻宜しくお願いします。 |
||
2020-01-12 |
皆さま1日お疲れ様です。記憶上人生初の「鏡開き」に立ち合いました村上です。ダイナミックに割れる様に参加者で驚愕してしまいました。先日の創り出した「物語力」に現代人は圧倒されているのではないでしょうか。 さて、午後からは第3回カメラマン研修でした。本日はトミホクルー(職員)が撮った写真を講師(プロのカメラマン)と一緒にディスカッションしました。ここで、1つだけ講師(プロのカメラマン)の方から‥「このディスカッションでは、良いところだけを言い合って下さい」と。 プロのカメラマンの方は次々と写真を見て「このアングル最高です!」「コンテストに出られるよ!」「あえて画面から切れてるのが良いね!」「もう指摘する所がないほど素敵です!」と、良い所を瞬時に羅列していきます。 良いところを“探す”ことをしていたら瞬時には答えられないはずです。 瞬間に答えるためには日頃から、良いところを“感じる”ことをプロのカメラマンの方(講師)はしておられるのではないかと思いました。 保育者として村上も、子どもの良いところをわざわざ“探す”のではなく常日頃から“感じる”ようになりたいです。 ※本日の講義では「光と影」というテーマで学びました。秋から冬にかけて、“影”が1番面白い時期だとプロのカメラマンの方から教わりました。休日、お子様とお外で“影遊び”なんてのも楽しいかもしれませんね。 |
||
2020-01-11 |
皆様1日お疲れ様です。職員全員に向けて、来年度以降の「富岡保育園での働き方」「お給料について」「笠岡市における保育情勢+日本全体の子ども情勢」をお伝えさせて頂きました村上です。 ※お聞きしたい方は岡山県笠岡市富岡保育園村上まで。全てをお話しさせて頂きます。 またパワハラ⁉︎と言われても仕方がありませんが‥とみほ村(富岡保育園)での鉄則事項↓ ■全職員が全園児の担任である ■子どもは所有物ではない ■保護者(保育者)に敬意を示す ※悪口や文句や愚痴や陰口は論外である‼︎ と、当たり前であることなのですが、絶対的なものに関しては定期的にお伝えしていく必要を強く感じました。 さて、本日は隣町(広島県福山市)「英数学館小学校」に見学へ行かせて頂きました。世界157ヵ国1500校で実施されています「国際バカロレア教育』実践校でもあります。 ※「国際バカロレア教育」について詳しく知りたい方は英数学館をお訪ねしてみて下さい。本日2時間ほど丁寧に教えて頂きました。 ※「英数学館小学校」を推薦するブログではありません。客観的視点でありのままをお伝えさせて頂いております。 印象的なフレーズとして【意味のある学び】何のために国語や算数をするのか⁉︎ 「自分を知るために‥国語を使って学ぶ」 「地球をよくするために‥算数を使って学ぶ」 正直僕も小学校からやり直したいと思ったほどの衝撃を受けました。 僕たち、とみほ村(富岡保育園)での幼児教育とは⁉︎ 「砂場でお山を作るために‥友だちと協力したり調整し合いながらなど非認知能力を使って遊ぶ」ことでしょうか。 |
||
2020-01-10 |
皆さま平和に一日が過ごせましたか⁉︎イランとアメリカの今にも戦争が起きそうニュースを見てドキマギしました村上です。ミサイルを飛ばし合い、自国の“正義”を主張するのですが‥“正義”とはいったい何なんだろうか⁉︎と考えてしまうのは僕だけでしょうか⁉︎大小問わず争いごとの発端は自らの“正義”を振りかざすことから始まります。もし自分の中で「これが“正義”だ‼︎」と感じた時は必ず立ち止まって考え直す時なのではないでしょうか。皆さんは自分の“正義”をお持ちでしょうか? さて、昨日ある保育者からあるエピソードを聞いたことを思い出しました。 「1歳児(2歳6ヶ月、2歳5ヶ月、2歳0ヶ月)の子どもたちが3名程、あるスペース(手作りの救急車)で遊んでいたんです。すると次々と友達(1歳8ヶ月、2歳3ヶ月、2歳3ヶ月、1歳8ヶ月)4人が入ってきて‥狭い空間に7人も入りトラブルになるなと思い声を掛けようと思ったんです。けどその必要が無かったんです。トラブルにならずに、遊び展開されていたんです。7人の子どもたちは、奥へ詰めたり、場所を譲ったり‥【調整】し合いながら遊んでいました。」 1歳児でも譲ったり【調整】し合うことができるのに‥大人社会ではミサイルを飛ばし合わないと解決できないのでしょうか⁉︎ |
||
2020-01-09 |
こんにちは。午前中園見学に来られた他園の先生たちと楽しくお喋りさせて頂きました村上です。足を運んで頂きありがとうございました。日常の保育を省みるためには、「井の中の蛙」にならないよう僕も行動しなければと再確認する時間にもなりました。 本日は、室内にまで風の音が響く“強風”の日でした。とみほ村(富岡保育園)では“強風”の日はどのように暮らしているのだろうか⁉︎ 園庭に出てみますと、普段よりキャッキャッ‼︎キャッキャッ‼︎と賑わう声が。声の先には「凧揚げ」をしている子どもたちや先生たち。ヒモにビニール袋や折り紙などをつけた簡易的な凧を勢いよく舞わしています。築山から助走して勢いをつける子どもや、クルクル走り回って風と絡ませる子ども。1人の保育者が仕掛けたハイスペックでない簡易的な凧ではありますが、“強風”の力を借りて思う存分楽しむ姿がありました。 『〇〇だからこそ』楽しめる遊びは何だろうか?遊べる子どもと大人たちが勢いよく“強風”の力を借りて凧揚げをする姿が印象的な時間でした。 |
||
2020-01-08 |
こんばんは。無病息災の“七草粥”を頂きました村上です。お正月の暴飲暴食での胃腸を休めるためだったりもするのですが‥ついつい美味しくてお替りをたくさんしてしまいました。 さてお昼のミーティング時間に“保育研究記録月間大賞授与式”を行いました。 ※毎月各保育者が印象に残ったエピソードを考察する記録を、村上の独断と偏見で選考して賞状を贈る式典です。 今回は特別賞(コドモノミカタ大賞)も同時に授与させて頂きました。選考された2点に共通する保育者の視点が実はありました。それは、子どもたちをよく見て発達段階を理解していなければ到底できない視点です。「この子どもたちの、今日のコンディションと、最近の姿と、今の場面ならば‥私は介入せずに、もう少し距離をとって任せてみよう」という、【子どもを信じる】視点です。裏返せば、【子どもを信じる】ためには、子どものことをよく理解していなければ、『無駄な介入や言葉かけにより成長の時間を奪ってしまう危険性がある』とのメッセージともとれました。 ※保育研究記録は園内にも掲示しております。また村上のYouTubeチャンネル『富岡保育園付属大学』でも紹介しております。気になる方、また一緒に学びを深めたい方は、是非閲覧しに岡山県笠岡市富岡保育園へGO‼︎ |
||
2020-01-07 |
おはようございます。お正月ボケが抜けてきました村上です。皆さまはいかがでしょうか? 昨日友人の出産祝いに行ったのですが、僕のYouTubeチャンネルで子育ての勉強をしていると言われ、俄然学習意欲が湧いてきたところです。 https://m.youtube.com/channel/UCx96mfmwc-NQF3r3FNkoMpg (本日のYouTube動画は『【好奇心の高め方】触れられ方の違い』です。お楽しみ下さい) 先日出会った「クリスチャニア自由の国に生きるデンマークの奇跡」という本を少し紹介させて頂きたいと思います。ちなみに“デンマーク”という国について皆さんどの程度知っておられますか?世界幸福度ランキングの上位を占める国で、国土は九州くらいで人口が兵庫県くらいだったりまします。また「ゆりかごから墓場まで』といわれるほど高福祉政策で、出産から葬儀までの費用を国が支払う社会システムであります。所得税が48%以上で国民負担は大きいのですが、国民の満足度は高い。そのような国に至るまでの【歴史】がまた面白いのですが‥(省略) デンマークを語る上で外せないのが「教育革命」です。『Become who you are(自分自身になれ)』をモットーに‥『ハートに灯りをともす』教育がなされるようになった背景があります。自分自身で考えて対話を通して答えを導き出すことを学ぶ経験が、国民運動による「原発放棄」へと繋がることになります。 (原発放棄が正しいか今日のブログでは議論しません) 世界を知る上で“歴史を知る”ことは“今を知る”ヒントになります。だからこそ『今の自分を知る』ためには『世界の歴史を知る』ことが必要なのではないでしょうか? |
||
2020-01-06 |
日曜日8時を迎えました、おはようございます。7時のYouTube撮影を終えた村上です。 本日のテーマは『【産後うつ】赤ちゃんに与える影響とは⁉︎』についてお話しさせて頂きました。結論から言ってしまうと、負の影響を与えてしまうから、産後の母親たちを配偶者にあたる旦那さんを中心に、ご家族や親戚、またご近所の方や地域、そして僕たち保育施設が全力で応援しないといけません!と、いうお話しでした。 ちなみに、なぜ【産後うつ】に陥ってしまうのか⁉︎1つ目の理由としては、「育児への不安や悩み」2つ目の理由は、「配偶者にあたる旦那さんの育児への協力の欠如」そして3つ目が、「ホルモンバランスの急激な変化」が挙げられます。 では、【産後うつ】になってしまった母親が赤ちゃんにどのように影響を与えてしまうのか⁉︎無表情な母親が育児をすると赤ちゃんは不快な感情に陥ってしまいます。そして赤ちゃんは笑顔を示すことがなくなるでしょう。成長していき小学生の頃にはどのような影響を与えてしまうでしょうか⁉︎心配や恐怖を覚えやすかったり、攻撃的になってしまうリスクをかかえてしまうという研究結果が出ています。 ※詳細はYouTubeチャンネルの方で聞いてみて下さい。特に妊娠されている方、また妊娠後の方、妊娠予定の方は、配偶者にあたる旦那さんに試聴してもらってみて下さい。 https://m.youtube.com/channel/UCx96mfmwc-NQF3r3FNkoMpg |
||
2020-01-05 |
おはようございます。お正月太り真っ只中午前8時の村上です。本日よりemotional controlを鍛錬して、自制した生活習慣に戻していきます。 本日は毎朝7時に更新しております富岡保育園非公式YouTubeチャンネル『富岡保育園付属大学』の1月4日の授業内容を少しだけお伝えさせて頂きます。 テーマは‥【胎児期】における『タバコとお酒が与える影響とは⁉︎』です。 まず、ヒトが生まれた時の脳は400㌘程度なのですが、大人になると1400㌘程度まで発達していく。その過程で、環境を通した経験が発達にどのような影響を与えるか⁉︎について考えてみましょう‼︎ ヒトが経験するはじめての環境は“お腹の中にいる”環境です。(胎児期)その時に、母親が“タバコ”を吸ったら、“お酒”を飲んでしまうと、胎盤を通して赤ちゃんにどのような影響を与えるか⁉︎皆さまもお分かりの通り、悪い影響です。 詳細は、YouTubeにて確認してみて欲しいのですが‥例えば、“タバコ”を吸う(周りの人が吸った煙を吸う受動喫煙も含む)ことにより、ニコチンや一酸化炭素が運び込まれ、末梢血管が収縮されてしまい、血液中の“酸素を奪う”ことになる。つまり、赤ちゃんが“酸素を吸えない”状態。もっとわかりやすく言えば赤ちゃんが“息ができない”状態を作っていることになります。 さて、正しい情報や知識に触れることで皆さん(子育てに携わる全ての人)の行動は変わることができるでしょうか? 赤ちゃんが“息ができない”状態が、その後の発達過程で、どのようなリスクが増加するのか⁉︎についても授業ではお話しさせて頂いております。要チェックです。(例えば、不注意・衝動性・攻撃性の高さ・犯罪などの問題行動・認知機能の低下など) https://m.youtube.com/channel/UCx96mfmwc-NQF3r3FNkoMpg |
||
2020-01-04 |
こんばんは。最上稲荷に初詣に行ってまいりました村上です。とにかく車の渋滞と現地の人混みに疲弊してしまいました。とかく、日常から定期的に神様にお参りすれば、三ヶ日に“わざわざ”疲弊する必要がないのかな~とも思ったり。 今日は途中にマクドナルドに久しぶりに行ったのですが、僕が高校生の時はハンバーガーが70円程で売られたりしていたな~とか‥そんなことを思えば、ガソリンも100円も切っていたな~とか‥最低賃金は650円程だったのが現在では800円を超えていたりとか‥33歳児の僕ですら、豊かな時代の変化を感じることが日常に多々見られます。皆さまはいかがでしょうか? しかし、賃金や物などの豊かさと、心の豊かさは比例しているのでしょうか? そして、比例していなければ、どのようにすれば比例するのか⁉︎その辺りについてボンヤリとですが考えてみたいと思います。今年も残り362日になりました。 |
||
2020-01-03 |
こんばんは。何年かぶりにボーリングへ行ってきました村上です。10年前は何ゲームもやっていましたが、本日は1ゲームでヘロヘロでした。 ちなみに‥皆さんは、ボーリングの“フォーム”を気にしたことがありますか?ボーリングに限らず、様々なスポーツで“フォーム”がスムーズで適性であると最大限の力が出やすかったり、また見た目もカッコよかったりします。 では、“フォーム”はどのように身につけるのでしょうか?はじめから備わっている人がいるでしょうか⁉︎たいていは、自分にとって【憧れの存在である人】の“フォーム”を『模倣する』のではないでしょうか。 (中学野球時代は、今年から西武ライオンズに復帰しました松坂投手に憧れて模倣を繰り返ししていました。) 幼児教育に限らず、今や生涯教育の一環として、0歳児でも、5歳児でも、僕のような33歳児でも、その時その時で【憧れの存在である人】がいる環境は成長には欠かせません。もし今年の具体的な目標が浮かばない方は、【憧れの存在の人】を思い浮かべて『模倣する』ことで、自分の目指す人生の“フォーム”に近づけるのでは‥ (村上が最近憧れている存在の人たちは‥オリエンタルラジオの中田さん、キングコングの西野さん、ホリエモンさん、喫茶店のマスター、仙人etc‥もはや会ったことも無ければ、実存しないかもしれない人まで‥“多動力”と“落ち着いた様”に憧れているのだろうなと自己分析させて頂きました。) |
||
2020-01-02 |
あけましておめでとうございます。 “初”日の出鑑賞に2020“初”感動させて頂きました村上です。 とみほ村の村長(富岡保育園の園長)より、トミホクルー(富岡保育園に関わる全ての人)あてに新年“初”メッセージが届きました。この度は村長には許可無しですが、ブログ読者の方もトミホクルーだと村上は思っておりますので“初”伝言させて頂きます。 (たくさんの可愛い絵文字はシステム上、省略させて頂きました) ↓ 明けましておめでとうございます。 ご家族や大切な方々と、あわただしくも楽しい時間をお過ごしのことと思います。 また今年も、「みんなで楽しく暮らすこと」が目標です。 それぞれの豊かさを持ち寄り、おもしろくてあったかい空間を創りましょう。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 お休みもいいけど、普段の生活が何よりだわ~と実感している伊藤季実より。 ※富岡保育園非公式YouTubeチャンネル『富岡保育園付属大学』ではお正月特別企画として富岡保育園保育者が毎月記載しております「保育研究記録」から【月間大賞】を受賞したエピソードを紹介させていただいております。是非是非お楽しみください。 |
||
2020-01-01 |
こんばんは。遂に2019年もあとわずかになりました。今年初めて風邪をひいてしまった村上です。皆様、体調管理に気をつけながら年末年始を有意義にお過ごし下さい。 さて、2019年のトミホ(富岡保育園)を駆け足で振り返ってみたいと思います。 ●職員の職務分担リニューアル ※新主任先生のもと、特に2歳児以上のクラスでは担任を流動的に配置転換制をとりました。 ※部活動制を新設し、各職員の得意分野の発揮しやすい環境作り、また主体性を持って取り組める意識作りをしました。 ※秋以降には、上記の新設を改善するために、副主任先生を新設、また部活動の内容やメンバーを再構築しました。 ●保育サロン“とみほNOW”を新設 ※参観日や、運動会、発表会を廃止した経緯もあり、保護者の方に子どもたちの園生活や成長を間近で感じて頂けるように、保育者体験をしながら楽しめるサロンを新設しました。保護者の参加者はまだ数える程度ですが、学生の参加者(ボランティア)については100名を超える実績を作りました。さらにアップデートしてトミホに保育に積極的に参加して頂けるようにしていきます。 ●季節の行事の見直し ※主任先生を中心に、子ども主体の場の中で、季節の行事の開催に向けた取り組みの試行錯誤をしました。常にアップデートが必要かと思っております。 ●職員会議の見直し ※内容の濃い話し合いの場作りのために改善点を今後もあげていきたいと思います。 ●ミーティングを昼と夕方の二回制 ※全職員が同じ情報のもと保育できるように、また勤務時間内での情報共有を徹底しました。 ●公式ホームページリニューアル ※在園児の方はもちろん、全国の子育てに携わる方へ保育に関心が持って頂ける内容を今後も目指します。 ●アトリエを新設 ※アートの部分で職員も含め勉強が必要であります。 ●保育Laboを新設 ※保育を学ぶ人たちが集える場、また居心地の良い大人の空間を今後も工夫して作っていきます。 ●講演会初主催 ※「見守る保育」藤森平司先生を迎えて保護者の方、また保育者に向けた講演会を主催しました。初めての運営で多々の反省点がありますが、来年の保育大会主催で活かしていきます。 ●トミホ非公式YouTubeチャンネル開設 ※『富岡保育園付属大学』と題したチャンネルです。子どもたちが先生、そして大人が生徒の、子どもたちの「遊び」や「発達」の中から、「学び」とる番組です。 ●保育研究記録をスタート ※各保育者が、子どもたちとの暮らしの中でのエピソードから考察し学ぶ記録です。トミホの財産です。ご覧になりたい方は村上までご連絡下さい。 などなど‥リニューアルした点は多々です。そして試行錯誤をもろともしないトミホクルーたちのマインドが、子どもたちの暮らしにも影響していることは間違いないと思っております。 本年も、ブログ読者の方たちも含め、トミホ(富岡保育園)を温かく見守って下さり、また応援して下さりありがとうございました。 来年も、“丁寧に暮らす”ことを念頭に、子どもたち、また地域に還元できる保育に努めてまいりたいと思います。 それでは、皆様、心身を御自愛しながら‥良いお年を~♡ |
||
2019-12-31 |
おはようございます。雨がよく降る年末ですが、いつも通り早起きな村上です。 先日、「岡山政経塾」の勉強会に参加させて頂きました。(入塾はしていませんが、事務長の方の人柄と包容力あるお誘いで参加しました) 僕が司っております「保育」と「政治や経済」とは無縁なのでしょうか?そんなことないですと断言しましょう。未来に責任を持った「政治や経済」の下に「保育」もあるからです。今回の授業は「選挙の戦略」というテーマだったのですが、授業で扱われる資料には2つのキーワードが感じられます。 1つ目は【人柄】の持つ重要性。そして2つ目は【統計】の持つ正しい情報。この2つのキーワードをもって、“現在の結果と未来への責任を持つこと”が大切であると強調されておりました。 (例えば岡山県の借金総額は2兆1715億2200万円だとか‥※分からない知らないことは、行政に直電したりしてとにかく調べる事務長です) さて、本日はこれから保育士を目指そうと思っている学生に金言です。 今回の授業では、「政治家は手段にすぎない」とありました。これは『保育士は手段にすぎない』とも言い換えられるのではないかと思います。大事なのは、「何のために、何をしたいから⁉︎」保育士になるのか。理念なき保育士の保育と、理念を持った保育士の保育では、“現在の結果と未来への責任”の持つ様が違うのではないでしょうか。 ※これから保育者(保育士や栄養士、調理師や看護師など)を目指す皆様。また現在、保育者としてご活躍の中、保育にお悩みの皆様。トミホ(富岡保育園)では、子どもとの暮らしの中で学ぶことにより「何のために、何をしたいから⁉︎」保育者になろうとしているのか、保育者になったかを、自問自答できる時間を作っております。(保育サロン“とみほNOW”)是非ご利用して一緒に学びましょう。お待ちしております。 |
||
2019-12-30 |
こんばんは。地元の消防団夜警活動として「火の用心‼︎」と連呼しながら歩き回ります村上です。皆さまもストーブなどの消し忘れに注意して下さいね。 さて、今日はブログ読者様へ御歳暮として‥先日書き上げました村上が初挑戦しました短編小説【タイヨウのホンネ】『幽霊大工さん編』を初公開したいと思います。 ※誤字脱字に注意しながらお時間のある方は読み進めてみてください。 【タイヨウのホンネ】 ~幽霊大工さん編~ 「あんた!神住保育園の子どもじゃろ!名前は何て言うんで!」 近所のおばちゃんたちは僕が通う保育園の子どもたちのことをよく気にかけて声をかけてくれる。僕の名前は太陽。この神の住む町、神住町を太陽のように優しく照らせるようにと母ちゃんが名付けてくれた。そんでもって僕が毎日通っているのが神住保育園だ。ここだけの話だけど、本当に神様が住んでいる保育園らしい。夜になると、江戸時代に建てられたという保育園の屋根裏で、ある幽霊たちが密会をしているらしい。その幽霊とはこの保育園を建てた大工さんらしく、なんでも天然の大きな曲がり梁をどのように組み合わせるか毎日意見を出し合って試行錯誤しているらしい。さあ、そんな噂話より、僕の毎日の苦労を知って労ってもらいたいんだ。 僕は毎日朝起きたら、保育園の行く服装を考えなくちゃいけない。なんでかって?だって、僕の通う保育園には決まった制服がないんだよね。だから、僕は毎日コーディーネートしている。ちなみに今日はお気に入りのスピードが出る靴に合わせて、黄色のトレーナーと赤の帽子を合わせてみたけど、どうかな?時々、友達のチー君がお揃いの服を着ようと約束しちゃうと覚えておかなきゃトラブルの元なんだ。けっこう朝から気を遣ってるだろ僕? さあ、着替えたら保育園に早く行かなくっちゃいけないんだ。なんでかって?昨日遊んだ友だち達と「基地作り」の続きをしなっくちゃ。保育園は皆が同じ時間に揃って登園しないから、遊ぶタイミングやペースは一人一人違うんだけど、たいてい僕たちの仲間は揃うまで遊ぶのを待ってくれているから感謝しなっくっちゃいけないんだ。よく、僕たちを見て「毎日、自由で良いね」と言われるんだけど、僕は心の底から思うことがあるんだ。『自由って、けっこう大変なんだよ』僕たちは、毎日、何をして遊ぶか決めないといけない。そして、誰を誘って遊ぶか?何を使って遊ぶか?そんでもっていつもの仲間だけなら楽なんだけど、年下の友だちや、年上の友だちが集まってきたりもする。だから集まった友だちで“どうやったら楽しく遊べるか?”を考えて遊ばなっくちゃいけない。保育園の先生たちが細かいルールを決めてくれていたら、わざわざしなくていいケンカもあるのかな?だけど、僕らはへこたれないね。だって自由に遊ぶために、頑張ってケンカして、みんなでルールを決めて調整するんだよ。保育園の先生たちは僕たちを自由に遊ばせているから楽なのかな?僕に言わせると「僕たち子どものルールの中で、大人が生活するのって大変なんじゃないの」 「基地作り」も一先ず済んだら、今度は最近僕の中で流行っている紙飛行機を折って遊ぼうと思っている。紙飛行機と言ってもただの紙飛行機じゃないんだよ。この前、保育園の近所の鶴ばあちゃんに教えてもらった、めちゃくちゃ飛ぶ紙飛行機。鶴ばあちゃんは物知りだから、いつも色々なことを教えてくれる。時々してくれる昔話は、僕たちにとって胸の音が聞こえてくるほどドキドキするんだよ。 さあ、そろそろお昼ご飯の時間なんだけど‥僕の苦労話、分かってくれたかな?先生たちがもっとしっかりして、毎日遊びを決めていてくれたら、僕たちはわざわざ自分で考えなくてすむから楽チンなんだろうね。ルールもしっかり決めていてくれたら、いちいち皆でルールを考えなくて済むんだろうね。神住保育園には100人の子どもたちがいるんだけど、先生たちがちゃんと年齢で部屋を分けてくれていたら、僕らが作った基地も壊されずに済むんだろうね。だけど、楽チンなんだろうけど、ケンカもしなくていいのだろうけど、子どもの僕にとっては面白くないんだよな大人の“ちゃんと”は。 “ちゃんと”した大人にだけ、保育園の幽霊大工さんの密会の内容をコッソリ教えてあげるね。 「おい!てめーら!とりあえず!やってみながら調整していこうや!」「はじめから完璧にできるわけねーんだし。そんでもってすぐに完成しちまったら、俺たちの楽しい時間が短くなっちまう。」「1人でやるより、俺はみんなで“あーだの、こーだの”言いながら“擦った揉んだ”しながらやるのが好きなんだよな」「おい!そこの今生きてる、てめーよー。考えるのをやめちまったら、あの世行きだぜ」 |
||
2019-12-29 |
こんにちは。「もちつきパーティー」駐車場係を全うしました村上です。過去最多⁉︎200人超えの大人と子どもの大集団の「もちつきパーティー」でした。参加ご協力ありがとうございました。 「もちつきパーティー」の醍醐味とは⁉︎師走最後に、この騒々しい時間を皆で過ごすことにより安堵の気持ちを迎えられることではないかと僕は考えますが、皆さんいかがでしょうか? 在園児の親方や祖父母、また従兄弟家族の方々や、また卒園児の親子などなど‥トミホ(富岡保育園)を気にかけて下さる方の集まりに、ただただ感謝です。 「もちつき」って何故か機械でするより、人間がついた方が美味しく感じると思いませんか?僕は真心がこもってるから、だけではない気がします。 もち米を洗って水につけておく時間だったり、蒸す温度だったりも、その日の気温などによって“さじ加減”が施されます。また、ひと臼目と、ふた臼目では、臼の温度も違って、つく速度や、つく人選も“さじ加減”が要ります。もちろん、合いの手をする手数もその時々で“さじ加減”が重要となります。 この“さじ加減”の応酬の集約が「もちつき」なのではないでしょうか⁉︎ ※AI社会へと変動する世の中にあって、人間に必要な能力の1つが“さじ加減”できる力だとするなら‥「もちつき」は人類史上最高叡智のイベントかもしれませんね。 |
||
2019-12-28 |
皆さま1日お疲れ様です。保育Laboの本棚を新年に向けて棚卸ししました村上です。 ※気軽にレンタルしてくださいね。 園内では新年に向けて1年の汚れを祓うために『大掃除』が行われておりました。子どもたちに「何で大掃除するの?」と尋ねられたら皆様はどのようにお答えされますか?僕は「新年に神様に気持ち良く来て頂けるように綺麗にしてるんだよ」と伝えてみようかと思っています。 保育者が一心不乱に網戸やら窓やら部屋の隅々へ「大掃除」にとりかかる姿を見て、子どもたちも「私たちも‼︎」と思ったのか、多数の子どもたちが一緒に取りかかっていました。“自分たちもこの家で暮らしている家族である”という感覚が【暮らしを繋げる】ためには大切なのだなと。 ※明日は1年の締めくくりの「もちつきパーティー」です。9時頃から園内で開催の予定です。現代では、衛生面などの問題点が挙げられておりますが、新年に向け縁起の良い“魂”を表す“おもち”を保護者の方なども含め、子どもたちを見守る方々で力を合わせ、沢山のコミュニケーションをとりながら、ペッタンコ‼︎と力強くつけられれば幸いです。 |
||
2019-12-27 |
おはようございます。来月発行予定の「とみほ新聞」の記事を書き終えました村上です。(編集作業は園長先生にいつもお任せしております。) 理系大学の教授の傍ら小説家として有名な、森博嗣さん著「アンチ整理術』を読み進めているのですが‥ブログ読者の中で必ず一度はお悩みになったことがある件へのヒントが隠されていました。 「なぜ子どもは散らかしてしまうのか?」 この本には用途に合わせた整理する是非に迫りながら、『生き方が整理されていたらいいんじゃないの』という結論を出しています。 では、子どもたちの生き方は散らかっているのでしょうか?そんなことはありませんよね。とにかく毎日「遊び」に夢中に生きています。むしろ本質的に子どもたちの生き方は整理整頓されています。 そもそも「遊び」とは何をしている状態なのでしょうか?著者は【発想】というキーワードを持ち出しています。 【発想】とは教養を身につける上で欠かせないものであると述べた上で‥そのための栄養補給として「記憶」する学習、また頭を動かす運動として「計算」が教育の中でなされている。 では、【発想】する力を育てる環境とは?芸術家のアトリエや研究者の研究室を想像してみて下さい。整然と整理整頓されているでしょうか?散らかっている方が、沢山のものが目に入り、ふと思いつくことが多いのかもしれない。 用途に合わせて、単純作業や効率的作業の場においての整理整頓の是非ではなく、子どもたちの「遊び」の場が【発想】する力を育む場と考えるならば散らかるのは当然なのかもしれない‥と、思ったりもしました。 しかし、子育て真っ只中の保護者の方には、そうは言っていられない状況があるのはごもっともな話です。だからこそ「遊び」【発想する力を育む】専門の場として保育園があるんです。 しっかり今日も思う存分散らかしてもらいましょう! |
||
2019-12-26 |
こんばんは。小説を読んだことがないのに小説を書きはじめた村上です。公開する日がやってくるのか⁉︎ さて、本日は「手話教室」がありました。今年度4回目くらいでしょうか。教室と言っても希望者が集まって、今日は「赤鼻のトナカイ」の歌を手話をしながら歌ったり、簡単なジャンケン手話挨拶をして楽しみました。 よくよく観察してみると、保育者にとって手話の指導者や通訳者から学ぶべきポイントが多大にあることに気づきました。 「赤鼻のトナカイ」の歌を、【手話の動作】【ボードに文字で示す】【地声の音声】の3つのツールを使って子どもたちに伝えて遊びます。すると!文字が読める子どもや大人の保育者の視線は【ボードに文字で示す】の方向。そして文字の読めない2歳や3歳の子どもたちは【手話の動作】と指導者の大きくはっきりとした“口元”を食い入るように見ます。そこで、おもしろいのが、文字が読めない子どもたちの方がスグに手話の動作を模倣することができるという結果がありました。(村上は文字と、音声で理屈で捉えて、1番覚えが悪かったのです。) この結果は言葉を話しはじめる赤ちゃんへのアプローチの真意をついていました。 【言葉の獲得の3要素】を挙げます。 ■愛着の形成 ※顔の半分より下(つまり“口元”)を赤ちゃんたちは見て心が許せる相手かを判別します。 ■聴覚情報 ■視覚情報 視覚情報では、言葉を発する対象者の“口元”を赤ちゃんたちは観察しているのです。言葉の獲得を促す方法の1つとして『ゆっくり、口の動きをはっきりさせて、なるべく高い声で話しかける』が挙げられます。 最後に手話教室の指導者の方が「この子たちは、私たちが耳が聞こえないと分かってないかもしれませんね。」 指導者の方と参加した子どもたちが手話教室と時間の後、園庭で一緒に「ケン!ケンパッ!」をする様子が、その言葉の重みと大切さを感じさせるものに映りました。 |
||
2019-12-25 |
Merry Christmas♡(イブですが)さきほどクリスマスランチのチキンライスを3杯たいらげました村上です。同じテーブルの子どもたちとはニンジンの形で話が盛り上がりました。 ※僕は雪だるまの形でしたが、他にはツリーやリース、星などがあったようです。 【世界最大のファンタジー共有&拡散DAY】と名付けても良いのではないでしょうか。クリスマスの由来なども学ぶべきなのかもしれませんが‥この信じがたい『空飛ぶトナカイに連れられてやってくるサンタクロース』を僕たち人間は皆で信じて楽しみます。歴史上のヒト属の中で唯一生き残ったのが僕たちホモ・サピエンスだということは皆さん知っておられることかと思います。なぜヒト属でも大した知能や身体能力も無いホモ・サピエンスが、他のネアンデルタール人などの有能なヒト属に勝って生き残ることができたのか⁉︎実は、信じがたいもの、目に見えないもの、【ファンタジーの世界を他者と共有する能力】があったからなのです。その能力のお陰で集団を家族単位から村単位、また国単位に集団をより大きく形成させることが可能になったからこそ、今のホモ・サピエンス、僕たちがいます。 信じがたい『空飛ぶトナカイに連れられてやってきたサンタクロース』がトミホ(富岡保育園)にやってきて、またまたファンタジーな言葉を発しました。 サンタクロース「Merry Christmas‼︎みんな‼︎プレゼントを持ってきたよ。プレゼントをみんなに渡すから、くれぐれも家に帰るまでは開けないでね。開けてしまうと消えて無くなる魔法がかかっているから気をつけてね」 子ども「‥(注意深く聞き耳を立てる)」 そして、さらにファンタジーの世界は広がっていきます。ある子どもが園の門と下の隙間を膝をついて覗き込んでいました。 膝をついて覗きこむ子ども「トナカイどこにおるんじゃろ⁉︎‥あ‼︎おったトナカイの足が見えた‼︎」 |
||
2019-12-24 |
皆さま1日お疲れ様です。今年仕事でお会いした方々に年賀状をしたためておりました村上です。LINEなどのSNSでお付き合いがある方には年賀状を送ることが減ってきましたが‥日頃の感謝をアナログで伝えることの意味について改めて考える機会となりました。 さて、園内では冬の寒空な下、「かけっこ」がブームの男の子5人(classニュートン 4歳児)集団がありました。この場面なかなか見て飽きないのには理由があるんです。ただ、走って競争するだけではないんです。 A君「よーい‥ドン、グリ(どんぐり)‼︎」 一同(大笑い) B君「今度、僕が言うな‼︎よーい‥ドン、ブリ(丼ぶり)‼︎」 一同(大笑い) C君「もう‼︎ちゃんと言ってや‼︎よーい‥おじいちゃん‼︎」 一同(中笑い) このような会話が続けられ、途中途中で、普通のスタートの掛け声が挟まれて、汗をかきながら「かけっこ」を楽しんでいました。健康な心身を作るには、ただ身体を動かせば良いのか⁉︎この問いに対して、子どもたちは「かけっこ」×「言葉遊び」を通して頭を使って“笑う”を運動遊びに取り入れました。 ちなみに、「言葉遊び」では、“韻”をきちんと踏んでいるスタートもじりの掛け声の方が笑いが大きくとれていたようです。難易度高めの「かけっこ」でした。 |
||
2019-12-23 |