副園長ブログ
皆さま1日お疲れ様です。おやつ(コーンフレーク)の準備にたまたま居合わせて珍しく手伝ってみたところ、「300円でーす‼︎」と言って手渡すと、ある女の子から「高っ‼︎」と言われてしまった村上です。お金の価値観を生活の中で理解しているのかな⁉︎と思ってしまいました。 さて、昨晩に園内の時計をほとんど泥棒した結果‥保育園の生活はどのように影響⁉︎変化⁉︎したでしょうか? (※間違いなく、全国どこの保育園を探しても、園内の時計を泥棒する副園長はいないと思います。まったくもって非常識⁉︎なのかもしれません。) 「保育室から時計が消えてしまったら⁉︎」の実験経過をブログ読者にはコッソリお知らせしますね。 まず、時計って“便利”なものですよね。便利でいつも当たり前にあるものが無くなると⁉︎‥困るのは当然です。なんせ不便になりますから。 ↑ 困った時に、課題が見えてくるものなんです。「どんな時に時計が必要なのだろうか?」と時間を気にするタイミングが明らかになるんです。例えば、赤ちゃんのミルクや睡眠時間などを記入して保護者へ伝えるためには重要なツールです。 ↑ 時計の必要性、時間を気にするタイミングが鮮明になってくると、逆に‼︎『時間を気にする必要がない時間』ってのも鮮明になってくるはずです。 ↑ このあたりが個人やチームで理解が進んでくると、「なんで、この時間は急いでいるんだっけ!?」「もしかすると時間を気にし過ぎて動いたり声をかけていたかもしれない!?」との課題が見つかるかもしれません。 ※「便利」だと思うコト・モノのメリットとデメリット、「不便」だと思うコト・モノのメリットとデメリットを整理すると、【丁寧な暮らし】をするために必要なモノ・コト、不要なモノ・コトを考えるヒントになっていきます。 なにはともあれ、トミホクルー(富岡保育園の保育者)になってしまうと、一般的な保育施設とはかけ離れた課題が急に降り注いでくるのです。そんなトミホクルーにブログ読者の方を含め、ともに子どもたちに希望を繋げませんか?側で見守り同じ時間を過ごしませんか?年齢や性別、職種なども一切問いません。あなたの勇気が希望ある未来を作ります。岡山県笠岡市富岡605まで足をお運びください。お待ちしています。 ※先日、ご近所の方から竹で作った竹馬を頂き、子どもはもちろん保育者も興奮して遊ばせていただきました。また、ぬいぐるみや文房具などもご寄付下さった方もおられ、大切に使わせていただいております。社会全体での子育てに、大変感謝しております。 |
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2020-11-06 |
皆さま1日お疲れ様です。本日も無事ラジオ生収録を終えました村上です。ラジオをしながら、余裕の無いくせに、ある実験を思いついてしまいました。 ラジオでしゃべっていると、もちろん制限時間(30分間)がありますので、【時間】を意識しながらしゃべるわけです。すると、自然と“時計”を見ますよね。はじめのうちは【時間】に余裕があるので“時計”もさほど見ません。 し か し 制限時間が迫ってくると“時計”を頻繁に見ている自分と、焦ってハラハラし出す自分がいるんです。 ここで、小学校の時に算数の問題を解く際に“もしも重りを測る機械が壊れていたら⁉︎”などとケチをつけるばかりしていた村上に言わせると‥ も し も 「この世に“時計”がなかったら、焦ったり、ハラハラすること無くなる、もしくは減るのか⁉︎」と考えてしまったんです。 だって、時計がこの世に発明される前にも、僕たちの先祖は生きていたんです。先祖たちは、“時計”なしにどのように暮らしていたのか?気になりませんか?“時計”が無ければもちろん【時間】も気にする必要なんてないですよね。 さて、なんだか屁理屈話が続きましたが、思いついた実験とは「保育室から“時計”が無くなったら⁉︎」です。 とみほ村(富岡保育園)では、決まった時間の授業はありません。お昼ごはんも、お台所スタッフが作ったお料理の匂いで分かるはず⁉︎赤ちゃんへのミルクも、注意深く観察して特徴をとらえていればミルクの欲しいタイミングも分かるはず⁉︎ とみほ村では、保育を「丁寧な暮らし」と位置づけています。1分刻みに効率良く時間割りされた暮らしを丁寧と呼ぶべきなのか⁉︎それとも、時間に追われることなく五感をフル活用した暮らしを丁寧と呼ぶべきか⁉︎ さっそく、トミホクルー(富岡保育園の保育者)が帰宅してから実験の下準備で園内の“時計”をはずしていこうと思います。 ※ブログ読者の方、くれぐれも村上の仕業だということは内緒にして下さいね。 |
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2020-11-05 |
こんばんは。ニット帽に白シャツの組み合わせで出勤しておりますオシャレになりたい村上です。夕方以降は肌寒いですよね。 さて、本日はブログ読者の方には申し訳ないのですが、副園長村上の頭の中を整理する内容でお届けさせて頂きます。 (園のホームページ内のブログをかなり個人的に使用している点をツッコミ下さい。) 実は、本日から「とみほNEWS」(富岡保育園保育者限定の日々の報告・連絡・相談などの内容のNEWS)への副園長からの記事を1ヶ月ほど休むことにしました。 (※ほぼ毎日2000字以上の村上が知り得た考えた記事を投稿しています。多い時は日に3度くらい投稿することも。) 基本的に、読むか読まないかはトミホクルーに一任しています。強制ではありません。記事を投稿する目的は、約5年前から始まった富岡保育園での保育実践改革にあたり、チームのベクトル(矢印)を示す意味で、毎日記事を投稿していました。たぶん5年分の記事をまとめると、辞典くらいの太さになるかもしれません。 チームのベクトル(矢印)を示す上で、はじめは「世界一楽しい保育園を作ろう」と夢の旗を掲げました。“世界一”と“楽しい”という、かなり大きく広い夢を掲げることにより、チームの変革は熱量の帯びた、日々の試行錯誤をもろともしない体力がついたように思います。 そして、月日が流れ。“世界一”というキーワード自体が、富岡保育園というコミュニティに微妙に合っていないのではなかろうか?目立ったり、映えを意識するような現代資本主義の流れとは異なるコミュニティに育っていっているのではなかろうか?と、思いはじめたわけです。 そして、チームの誰かぎ大きな声をあげたわけでもなく、なんとなく、なんとなく、なんだか、なんだか、「丁寧な暮らしをしようよ」と成っていったわけです。 “保育”そのものを“丁寧な暮らし”と置き換えることにより、僕を含めたトミホクルー(富岡保育園の保育者)、保護者や地域の方々、もちろん子どもたちも、“自然に戻った”いわゆる、“ありのままを認める”文化に育まれてきたように思います。ありのままを認めるためには、お互い様に感謝を巡らせることが最も大切なのですが‥シンプルに、『お互い様に感謝を巡らせる』というベクトルでの場作りであったり、そこに携わる行き交う集い合う人の心得ることになっていったように思います。 (※この辺りから、保育園という固定概念をアップデートするために、「とみほ村」という村コミュニティへと、ゆるやかに移行していったのですか、詳細はまたにしましょう。) そんなこんなで、トミホクルーは個人としてもチームとしても、この5年間で荒波を同じ船に乗りながら必死に耐えてみたり、時に思いもよらぬ出会いや宝に恵まれできたわけです。そして、荒波から、ゆるやかに、1つの村に定住するかのように、地に足をつけ、土に根を生やそうしています。そこで、副園長として「とみほNEWS」への記事をチームの肥料のように毎日投稿し続けることで、チームへの貢献をはかろうてしていました。 し か し 植物を育てる方ならば、よくお分かりだと思うのですが、肥料をたくさんたくさん与えれば良いってわけじゃありません。適度な量だったり時期があるわけです。 そしてもうひと越え考えると、肥料が無い場合でも、強くたくましい実を育む植物もあります。その場合、めちゃくちゃ大切なのが、【土】です。土の中にあらゆる微生物や菌が共生していること。強くたくましい実の下には、優しい土の存在があるんです。 植物に例えて話をしましたが、とみほ村(富岡保育園)の【土】ってなんだろう?と考えてみました。僕なりの答えは【ご縁の積み重ね】なのではなかろうかと。富岡保育園に行き交った集い合った、もちろん保育園では無かった江戸時代当時の廻船問屋だった頃も含め、僕もお会いしたことがある人ない人、全ての人の【ご縁の積み重ね】が、現在のとみほ村の【土】としてあること。ご縁に良いも悪いもなく、ありのままのご縁を受け入れていくことが優しい【土】になるんだろうなとも思っていたりもするわけです。 ただいま、トミホクルーは「丁寧な暮らし」のためは日々感謝を巡らせ、子どもたちや保護者の方を含めた地域の優しい土に成ろうとしています。村上の記事(肥料)は今不要なんだろうと思っています。微生物や菌や雨粒や光を一身に受けながら、強くたくましい根を生やすチームへとなっていければと。 長々と綴りましたが、今の村上の頭の中をご紹介させて頂きました。 (※けっこう気が変わりやすいので、明日には大きな夢を高らかに語っているかもしれませんので、前もってご了承くださいね。) |
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2020-11-04 |
こんにちは。文化の日ってことは、ブログ読者の方は、何かの文化にふれていたりするでしょうか?(※村上はギターを購入しちゃいましたよ。) さて、さきほど、とみほ村(富岡保育園)の玄関先を掃除していますと、文化を親しむ方に遭遇しました。カメラ片手に、富岡保育園が所在します、岡山県笠岡市富岡地区の通りをパシャリ‼︎ ついつい声をかけて、園内に招き入れてお話しをしてみると‥なんと‼︎大阪からの観光客だそうですが‥村上はある疑問を抱きました。「なんで、こんなド田舎の観光地も無いような地域に来たんだろ!?」 ↑ (この問いの答えがとてもユニークだったので、余計と休日にも関わらず園内を見学して頂く運びになりました。) 皆さん、今流行りの「鬼滅の刃」ってアニメを知っているでしょうか?なんでも登場人物の中に“富岡”というキャラクターがいるそうなんですが‥なんと‼︎“富岡”というキャラクターと同じ呼び名の地区だったから、岡山県笠岡市富岡地区に観光しに来たそうなんです。ロマンチックな方で、なんとも文化的なご縁を感じる日でした。 さて、11月から新入園児の方が入られ、とみほ村の活気が増したようです。新入園児Aちゃんは、そらグループ(0.1歳児)なのですが、0歳児と言っても3ヶ月くらいの子どももいれば、1歳児と言っても2歳になって3歳近くになっている子どももいます。そんな子ども集団の中、にじグループ(3.4.5歳児)ひかりグループ(2歳児)も行き交ったりするわけです。 当然、今までご家庭で静かに過ごしていた生活とは一変しますよね。出来る限り保育者も落ち着ける環境作りに精を出しますが、なんたって、暮らしている人の数がご家庭とは雲泥の差があります。もちろん新入園児のAちゃんにとってはストレスのかかる場面もあるんだと思うのです。 しかし、保育者だけでなく、子どもたちも、新しく迎え入れた共に暮らす仲間へ、同じ部屋へ入るといつもより声を小さくしたり、動くスピードを落としたり、ひとりひとりが気を遣っているのが見てとれます。共に暮らすために、子ども集団も互いの【いい塩梅】を探っているようにも見えます。 ゆっくり、ともに暮らそうね。 |
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2020-11-03 |
皆さま1日お疲れ様です。11月に入りました、とみほ村から秋のおすそ分け予告編⁉︎です。 実は、1年半ほど前に、しいたけ菌を仕込んだ木から、なんと‼︎大きな大きなしいたけが‼︎さっそく、収穫して、お台所スタッフに塩のみで味付けして頂き試食しました。 ※収穫を楽しみに惜しくも卒園してしまった卒園児。もしもブログを見られている保護者の方がおられれば、是非この機会に収穫しに来てね。 また、そらグループ(0.1歳生活グループ)のベランダには、なんと‼︎干し柿が‼︎渋柿を頂き、日差しと風通しの良い場所で、ただいま仕込んでおります。ちなみに、そらグループのお部屋は元々は蔵としていた場所です。外観は蔵のままです。蔵と干し柿と子どもと保育者のコントラストを見るだけでも一見の価値はありますよ。 そして、富岡保育園(とみほ村)駐車場へは柿の木が、たくさんの柿をならして佇んでいます。食べ頃まであとわずかでしょうか。先日試食をしていると、子どもたちからは「わたしは、ブニュブニュした柔らかい柿より、シャキシャキした硬い柿の方が好き‼︎」という声もあがったり。 岡山県笠岡市富岡という地域にある気候や環境の良さやあるものに感謝しながら、子どもも大人も多岐にわたる感覚(嗅覚や味覚、皮膚感覚などなど)を味わい研ぎ澄ませるようになれたらと思います。 |
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2020-11-02 |
11月に入りましたね‼︎ 2020年も残り2ヶ月です。 全国で500園以上加盟のGT園(ギビングツリー 見守る保育)の11月号の新聞へ記載されました村上の記事の草案をドドン‼︎と紹介させて頂きます。 ↓ 雨あがりの、僕 大雨の音とともに眠りについた僕。目が覚めると、鳥の鳴き声が。雨がやんだみたいだね。さてと‥。今日もはじまるんだろうな僕の保育園生活が。 僕は通称2歳児。世間で言われているイヤイヤ期真っ只中なのかもしれないけど、そんなのおかまいなしさ。トイレトレーニング⁉︎そんなの遊びに夢中になると忘れちゃうよ。雨あがりのの保育園は最高でさ、だって、水たまりがたくさんあるわけ。まずは長靴をはいてチャプチャプ。そんでもって次は裸足でおそるおそる入ってみるんだけど。これがたまらなく気持ち良いんだな。足の裏へ伝わるニュギューッとした泥んこの感触。それで最後はね、ズボンのままだけど、お尻を水たまりにつけちゃうわけ。この服にじんわり浸る泥んこの冷たいような温かいような感触。言葉にできないんだよね。 お外でいっぱい遊んだし、そろそろお部屋へ入ろうかな。服も靴もパンツもグッチャグッチャだけど大丈夫。だって一年中泥んこになっても先生たちが洗濯してくれるからさ。いつもありがとう。 僕は通称5歳児。小学校へ入る準備⁉︎知ったこっちゃないね。遊ぶのに忙しいんだよ。最近はさ、折り紙で12面体を作るのにハマっているんだけど、友だちに負けたくないから、日曜日に家でたくさん作って保育園へ持って行くんだよね。同級生の友だちとは、ついケンカになっちゃうわけ。言い分もよく分かるんだけどなぜか許せない時があって。だけどさ、赤ちゃんたちとゴロゴロしているときに、少々つねられたり踏んづけられたりしても痛くもかゆくもないんだよね。矛盾しててごめんね。 私は通称‥何歳児だったっけ⁉︎忘れちゃった。私はね、友だちと遊ぶ時間も好きだけど、ひとりでいる時間も好きなの。廊下のすみっこや、お外のすみっこがお気に入りなの。最近、泥だんごの仕上げに使うサラサラの砂を、私のお気に入りの場所で見つけたの。内緒にするつもりだったけど、友だちにも教えちゃった。そろそろお昼ごはんができたみたいなんだけど、実は私、苦手な食べ物が多いの。だから食べたくない日もあってさ。そんな日が続くとカバンの中にママからお手紙が入っているの。「のこさずたべてね♡」って。こんな私だけど先生や友だちから、わがままって言われたことないな。 私は通称‥0歳児。私って人気者みたいなの。だって、いつも大きいお兄ちゃんたちやお姉ちゃんたちが抱っこしにきてくれるの。はじめはさ怖かったの。だって私と同じ子どもよ。だけど、毎日抱っこしにきてくれると、私の好きな抱っこの仕方で抱っこしてくれるの。泣いた時のあやし方も、子どものくせしてよく知ってるの。時々先生たちより上手だったりするんだよね。 保育園の先生って、大変なんだろうな。だって、僕たちが今日何をするか分からないんだろうし。ケンカもするし、遊びに夢中でおしっこ行くのを忘れてもらしちゃう時だってあるんだよ。だけど、僕たちは先生たちがゆっくりたっぷり見守ってくれているからさ、ゆっくりゆっくり大きくなれるし、たっぷりたっぷり楽しめるんだよね。だからこれからもよろしくね。 明日は何して遊ぼうかな。そうだ、友だちと秘密基地作って保育園ごっこでもしようかな。 終 |
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2020-11-01 |
こんにちは。雲ひとつない秋の空の下で皆さまどんなお話をしていますか? とみほ村では‥ 園庭長が「ついつい植物のお世話に没頭しちゃうと、お昼ごはんの時間に間に合わないのよね。子どもたちの気持ちが分かるわ~。遊びに夢中になっちゃうとキリがつかないものよね。」 近所のおじいちゃんが「先生‼︎さっき子どもたちが花を摘んで、わたしにくれました‼︎幸せです‼︎」「先生‼︎ちなみに、ばあちゃん(奥様)に今でも結婚記念日には花を贈るんです‼︎」 なーんて、素敵なお話が遊びに夢中な子どもの背景に聞けちゃうわけです。 (※そろそろ、中庭のもみじの紅葉シーズンです。子どもの声を聴きながらお茶でも飲みにきませんか。是非、岡山県笠岡市富岡605まで足をお運びくださいね。) さて、2歳児Aちゃんに「村上先生も裸足になって‼︎」と誘われまして、裸足保育を推奨している張本人ですので、いざ裸足でAちゃんたちと園庭の築山へ。 秋の土の感触って、心地が良いですね。日向ではじんわりと温かさが伝わってきますし、日陰ではひんやりと、でも温かさが伝わってきます。 築山の石崖の石からは、石の強さなんかも伝わってきますし、木の切り株からは木の優しさなんかも伝わってきます。 (↑うまいこと言っている様ですが、正直な感想です。) 築山へ登ると、AちゃんとB君(2歳児)は、今度は後ろ向きで築山を降りていきます。後方の安全を意識しながら、急勾配なので、しっかりと足の指で地面を掴んでいないといけない。見た目に反してかなり難易度の高い運動遊びです。 けれど、2人とも、「たのしい、おもしろい」から自然に工夫してやってるんだろうと思います。そして村上も頭で難しいことは考えるのをやめて、一緒に「たのしい、おもしろい」を味わわせていただきました。 ※裸足保育については年中推奨させていただいております。子どもの心身の健康を考えるには、まずは足元から。詳しい説明を聞いてみたい方は、とみほ村保育LABOまでお越しくださいね。 |
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2020-10-31 |
こんにちは。運動会や発表会が無いにもかかわらずハロウィンパーティーは盛大に行うGAPが半端ない、とみほ村からお届けさせて頂きます。 とみほ村のハロウィンパーティーは、ジャパニーズハロウィンのまんまです。言ってみれば起源などには執着せず、コスプレを楽しむってやつです。ミーハーと呼んでも良いでしょう。子どもはもちろん保育者たちの方が盛り上がっていたりも。子どもも大人もコスプレ(変身)をすることで非日常を感じ表情も豊かになっているのがハッキリわかります。(※写真は副園長が調子に乗っている姿です。) さて、ハロウィンパーティー午前様が終わって、お昼ごはん。ハロウィンに関連するキャラクターの型抜きをされたニンジンなどが入っているハロウィンシチューを食べている時のこと。 おもしろいことに気づいちゃいました。 既製品のコスプレをしていた子どもは脱いで食べているのですが‥アトリエで自分で作ったコスプレ衣装の子どもはそのまんま装着して食べているんです。 既製品とお手製品。写真にはもしかすると既製品の方が映えるかもしれませんが、子どもの心へは自分で作ったお手製品の方が映えているんだなと、思った瞬間でした。 |
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2020-10-30 |
こんばんは。ラジオ生収録を終えたところの村上です。毎度思うのが‥一瞬での適切な言葉選びの連続にたった30分間なのですが、終えた瞬間は脳みそがファーッとなっちゃうんですね。素人ですのでお許しを。 (※毎週木曜日13時30分から生収録でエフエムゆめウェーブにてお届けしています。再放送は19時から。また笠岡放送のゆめネット123chから、またスマートフォンアプリ「FMプラプラ」からもご視聴できます。ちなみに、本日のキーワードは「腸活・実習生・就学前にやるべきこと、やらないほうがいいこと」です。お時間ある方は是非) さて、ブログ読者の方々は、ブログを通読されている、「富岡保育園は何もかも上手くいっている保育園だろうな」との印象があるかもしれません。なにせ、副園長がブログに載せる記事が魅力的ですもんね。 し か し 「そんなこたーないですよ‼︎」との現場のクルーからのお声も誠実に紹介させて頂きますね。 例えば、各グループ(そら0.1歳児・ひかり2歳児・にじ3.4.5歳児)での遊びのゾーンについて、子どもたちの興味や関心に加えて発達過程をとらえられているだろうか⁉︎との検討会がなされていたり。 例えば、生活時間をデザインする際に、大人都合になっていないだろうか⁉︎との検討会がなされていたり。 例えば、各委員会ごとに、孤立した活動になっていないか⁉︎他の仲間へ伝達や意思の疎通がはかれているだろうか⁉︎との検討会がなされていたれ。 日常の中で、何度も何度も保育者間でコミュニケーションがなされています。 各コミュニケーションでの鉄則は「文句や不平不満はカッコ悪い文化」です。「だったら〇〇してみよう文化」が流れていない限り、とみほ村でのコミュニケーションは成立しません。 さて、まさかブログ内でトミホクルー(とみほ村保育者)たちは検討会の内容がひけらかされているとはいざ知らず。明日はハロウィンパーティーをするみたいですよ。楽しみですね。 |
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2020-10-29 |
おはようございます。早朝から東京の保育コンサルティング役員のアニキ的存在の方とLINEで色々とやりとりをさせて頂きました村上です。(※色々との部分は今後の富岡保育園の働き方・暮らし方に反映させていきますので乞うご期待下さい。) 本日は、先日行われた「第4回レッツエミリア‼︎」の詳細をアトリエ日記からそのままご紹介します。 ※「レッツエミリア」とは、アトリエリスタ(とみほ村のアート部門のリーダー 保育士歴は2年目ですが貪欲の学びの姿勢に仲間一同敬意を払っている存在です。)が、日頃の遊びが発展する“キッカケ作り”をしようと、ランダムなメンバーと行うアート活動です。 ↓ 今回のレッツエミリアは、複数人でと共同色まぜあそびをしました。 当初の予定では、3人ずつの小グループを作り、それぞれ大きな紙に作品を作り、できあがったら、鑑賞し合う、という内容でした。 でも、実際の子どもたちの動きは、まさに縦横無尽、という感じ。 誰の紙にも描くし、どこの絵の具も使う!そして誰もそれを怒らない。 小さなグループだったのが、大きなチームになった感じがしました。 その中で私が「いいな♡」と思ったエピソードを紹介します。 〈あおちょーだい〉 最初に1人1つずつプランカップに絵の具を入れてもっていた。A君はオレンジを持っていて、B君はあおを持っていた。紙にそれぞれ描きはじめてしばらくすると、A君がB君にむかって「ああちょーだい」と言った。 B君は聞こえないのか、黙々と絵を描く。「ああちょーだい‼︎」A君は大きな声で何度も言った。自分に言われていると思ってなかったみたい。 R先生が「ああちょーだいって言ってるよ」と伝えると、すんなり青の絵の具を渡した。するとA君は「オレンジどーぞ」と言って自分の絵の具を渡した。 A君の優しさにほっこり♡ (いくつかのエピソードがその後も綴られます。※気になる方は是非とみほ村まで。) (最後のまとめの内容もとても興味深い。その一節だけ紹介しますね↓) 子どもたちは“作品”(きれいですてきなもの)をつくっている意識はなく、「絵を描く」ことで自分を放出させることを楽しんでいた⁉︎ ↓ アトリエリスタのアトリエ日記には、アート活動への想いや実践での試行錯誤や悩みが綴られています。ただ、その中に、「子どもを計画通りコントロールしよう」との意図が全く感じられないところに、見守る保育の保育者としての視点が含まれているんだろうなと。 |
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2020-10-28 |
こんばんは。本日は午前・午後にかけて園見学の方2名、実習生見回りの教授の方と、しゃべり続けておりました村上です。小学校4年生の時に“おしゃべり大魔王”と担任の先生に名付けられた村上でも、現在は黙ってブログを黙々と綴っています。 ※保育施設に入園希望(基本的にはまずは園の理念や、とみほ村の暮らしについて、園長・副園長などが科学的根拠に基づきながら整理整頓しながらお話しします。斡旋や強要をすることは一切ありませんのでお気軽にお願いします。加えて、おしゃべり大魔王こと副園長は話が長いかもしれないので許容時間などありましたらコッソリ教えて下さいね)をお考えの方、また子育てにお悩みのある方などを含めて、当園はウエルカムにお待ちしています。お問い合わせはホームページTOPへ記載しています。 さて、本日は、村上が最近歯に引っかかった話をします。もしもブログ読者の方がお読みくださり「それは村上さん、考えが甘いわ‼︎」とのご意見があれば、ぜひ、とみほ村へお越し頂き、村上を説得して下さいね。 歯に引っかかったといっても、骨とかではなくて、ある言葉なんです。 それは、とある就職を控えた学生への、現役で活躍されている方たちからのメッセージでの一幕でした。 「好きだけでは、できない仕事です‼︎‥‥」 もちろん、この言葉だけを切り取ってしまったので、前後に応援や協力のメッセージもあったのですが。 村上の甘い考えでは 「好きだから、できる仕事だよね。‥」 現在、コロナの影響もあいまって、日本はもちろん世界での、「働く」職種などに大きな影響が出ています。お金の価値観なども大きな変動が起きています。あらゆるモノ・コトの価値観が大きく大きく変わっている中、さていつまで「安定した仕事を定年まで頑張りぬく」働き方が美徳とされるのか?すでに「働かない働き方」というキーワードがトレンド化されつつある現代です。 そんな時代にあって、せっかく好きな仕事や、やりたいことが見つかっているんなら、かなりラッキーなことですし、好きでいるうちは、やりたいうちは、チャレンジすれば良いし、まわりは応援に徹すれば良いんじゃないかと思うんです。 1ヶ月2ヶ月、1年2年で常識が変動する時代。好きなこと、やりたいことがあるんなら、まずはやってみれば良いし、応援しようじゃありませんか。どんなに転がっても、取り返せる時間は、人生100年時代たくさん残ってるんですから。 ※そんな人生100年時代を、しぶとく、ほがらかに、生き抜いていくために必要な幼児教育とは?果たして、早期教育を過熱化させることなのでしょうか?教育の土台に当たるものとは?←この辺りの話を園内見学ではお話しますよ。 |
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2020-10-27 |
おはようございます。とみほ村玄関先の掃き掃除、軽く体操をしながら横断歩道おじさん、そして腸活に適しているであろうR1を飲み干す、朝のルーティンワークを無事終えました村上です。 実は最近、ブログやYouTube、とみほ村新聞や地域のラジオ番組で、「発信」するにあたっての心境の変化が自分自身にあります。 基本的に科学的根拠に基づいた発信を心がけており、大学教授の研修会で得た情報や、専門書を読み込んだ内容を、綴ったり語ったりしているのですが‥人間というものは、科学的根拠だけでは脳では理解できても心の奥底までは伝わらないのではなかろうか⁉︎と思うわけです。 もちろん、保育者として科学的根拠に基づいた知識や情報を、身近な保護者や地域の子育てネットワークに届ける責務はあります。けれども、専門家でない方たちへ、専門用語などを駆使して、いくらわかりやすく訳して伝えたところで、机上の空論化になり得たりします。それを分かった上で専門用語を多投するなら、半ば村上の自慢になってしまいます。 そこで、専門家でない方たちであって、すぐにでも子育てに役立てたい方たちへ、科学的根拠に基づいた知識や情報を伝える際に、村上が最近使用させて頂いているのが【物語】です。物語力とは、脳だけでなく“心を揺さぶる力”がありますよね。 本屋へ行ったとして、専門書を手に取るより、小説やエッセイ、雑誌を手に取るのは、“読みやすい”“伝わりやすい”からなんだと思います。 僕が発信するにあたっての使命は、“読みやすい”“伝わりやすい”から、多様な人たちへ保育・幼児教育などへ興味を持ってもらう「きっかけ作り」、いわば「学びの橋渡し」のような役目があるんじゃなかろうかと思っていたりします。 ※とみほ村(富岡保育園)内にあります「保育LABO」(村上の所在地)では、もちろん保育・幼児教育の専門書もありますし、多様な本を所持しています。無料でレンタル可能ですので、ご興味ある方はお立ち寄り下さいね。 |
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2020-10-26 |
こんばんは。「読書の秋」を堪能している村上です。(ブログ読書の方のオススメ本があれば教えて下さいね。) ちなみに、最近は古本屋での本との出逢いを楽しんでおりまして、特に目的を持たずに感覚での選択はワクワクスリリングでもあります。お気に入りの古本屋は、岡山県玉野市宇野港付近「ココカ書店」さん。なぜそそられるかと言いますと、多様な人を受け入れる間口が広い、度量の広さを感じる店主さん、お店の雰囲気があるんです。本との出逢いもあるけれど、多様な人とも出逢える場です。(玄関先の保護犬の看板犬は、お客さんたちに大人気な様子です。) さて、本日は最後にボヤいて終わります。 前回ブログでも紹介させて頂きました友人が認可外保育園立ち上げに向けて準備を進めているところ。たくさんの玩具や雑貨や家具やらが寄付で集まっています。友人への期待が集まっている証拠だなと改めて感謝と感動を見ています。 そんな中で、たくさんの玩具を1つずつ確認していると、僕はあるメーカーのある玩具にひどく違和感を感じてしまったんです。(寄付をして下さった方にではありません。) どんな玩具かと説明しますと、ドミノで遊ぶ玩具なんだけれども、そもそも均等に幾らか並んだセットが幾らかあるんです。加えて、均等に並べてくれる自動マシーンもあるんです。とにかく効率の良さと便利を追求したドミノ玩具。 「ちょっと待ってくれ‼︎ドミノって並べるのが楽しいとちゃいますか!?」 って、ツッコミを入れてしまいましたよ。並べ方が上手くいかなくて、角度や均等さを調整したり、調整する際に手が触れないように意識したり、そこがワクワクスリリングなとこですよね。この玩具は、ワクワクスリリングを奪っちゃって、最後の「ピンッ‼︎」と指先ではねて、ドミノが倒れて行く様を見るだけにフォーカスしちゃってます。 「便利な玩具も考えもんだな。」と。 |
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2020-10-26 |
こんにちは。〇年かぶりにピアノを弾きました村上です。保育者らしからぬ発言すみませぬ。 本日は、実習生がピアノの弾き歌いを子どもたちとする日だったみたいで。つい影響されて「どんぐりころころ」なんて弾いてみました。 ※富岡保育園(とみほ村)では、毎日決まった時間に行う歌の授業などはありません。保育者にもピアノが得意不得意があり、子どもにリクエストされるとピアノが好きな保育者が弾いていたりします。子どもたちの前でピアノやギターなど演奏したり歌いたい‼︎とのご希望があればいつでもお問い合わせ下さい。 さて、ピアノで遊び終えた副園長が足を運んだ先は‥。先日の火災で通行止め期間があったため、駐車場をお借りしていたスーパーマーケット(ニシナ)へ御礼へ行かせて頂きました。快く快諾して下さった背景にはスーパーマーケットも保育園も“地域”の方々がいて存続するものだと改めて度量の深さを学びました。 御礼の帰り道。1人村上の後ろをつけてくる子どもが。近所の卒園児M君です。せっかくなので富岡保育園(とみほ村)へ誘ってみると、少し照れながら遊びに来てくれました。(本当は遊びに来たかったけど恥ずかしかったと推測したので村上が後押ししました。) 卒園児M君が在園していた当時は園庭には滑り台かどの固定遊具があったりしました。けれども、現在の園庭には固定遊具など無く様変わりしています。しかし、M君と園庭に行くと子どもたちが遊んでいる風景を見ながら“懐かしむ”眼差しをおいていました。 なぜ“懐かしむ”眼差しをしたのだろうか?と考えてみると。もちろん知っている先生や建物も風景として見えてるのだろうけど、子どもたちがワチャワチャ裸足で走り回ったり、ケンカして泣きべそをかいたり、そんな、やさしい風景を懐かしんだんだろうなと思いました。 おまけですが‥M君在園時を知る先生から「M君♡久しぶり~‼︎そろそろお昼ごはんの時間だけど食べて帰る?少しは食べれるようになった?保育園の時、全然食べんくて、野菜をペッペッて吐いてたんよ笑。」 M君「食べて帰ってもいいけど、今日はそろそろ帰る笑。」 やさしい思い出。モノやカタチには残らなくても、風や土の香りを頼りに、当時の声や想いを呼び起こせるんだろうなと。 |
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2020-10-24 |
おはようございます。本日は岡山県からの監査日です。現在書類などなどへのチェックされています。国の補助金を支給して頂いての保育事業です。今後も不正のない様に実直な取り組みのお約束をさせて頂きます。 さて、とみほ村(富岡保育園)の本日。 雨上がりと言えば‥お分かりですよね。 特に年齢が低ければ低いほど、水たまりへ侵入していくんです。 はじめは、おそるおそる。 慣れてくると、足でちゃぷちゃぷ。 最後はお尻をつけて「あー。いい気持ち。」と言わんばかりな表情。 保育者も全く抵抗が無いという訳ではありません。「あー。あー。あー。」と言いながら、そこそこにあきらめていく。最後は笑顔で見守る眼差しでアイコンタクト。子どもたちも、安心して水たまりに浸かれる。 泥んこの水たまりに、ズボンの下は紙オムツだよね。どんな気持ちがするんだろうかな。大人の僕たちは忘れてしまった感触と感覚に浸っているんでしょう。 安心して服や靴を汚して遊べる。大人と子どもの“信頼関係”が築けている証拠なのかなと思います。もちろん、保育者と保護者が後片付け、泥んこの洗濯をいつも懸命にして下さるおかげなんです。 日々の愛のこもったお洗濯。本当にありがとうございます。引き継ぎご協力応援よろしくお願いします。 |
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2020-10-23 |
こんばんは。雨が1日降りました。もちろん、とみほ村の子どもたちは‥傘をさして長靴を履いて遊んでいる子どももいれば、お部屋でドレスに着替えて鏡を見てうっとりしている子どももいます。 さて、毎週木曜日はエフエムゆめウェーブ生収録日。本日は「保育園選びのポイント」と「火災避難エピソード」などをお話しさせて頂きました。 「保育園選びのポイント」について改めてブログでも整理整頓してお話しさせて頂きたいと思います。 まず、都内と地方では価値観も違えば、子どもの人数、文化も違うので、一概には「コレが大事なポイントです‼︎」と言えないのだけれども ↓ 「保育園選び」って、『パートナー選び』と似たところがあります。恋人や結婚相手を選ぶ時と同じ心境で選んで欲しいんです。 なぜか? 保育者と保護者が良い距離感でお付き合いできていれば、子どもたちは安心して保育園に通えるからです。よく言いますよね。夫婦が仲良しなことが子どもの育つ環境として良いことだと。 子どもたちは親と先生が交わす言葉だったり、交わしている雰囲気で、「あー、私のまわりの大人たちは仲良しで、私のことを守ってくれているんだな。」と思えるわけです。 な の で 地域差はありますが、富岡保育園が位置する岡山県、笠岡市などは、少子化真っ只中であり、保育園を保護者が選ぶことができます。 ホームページやママ友などから情報を得ることも良いかもしれませんが、できれば実際に足を運んて頂き、その園の雰囲気、土の香り、職員の眼差しを感じて、『子育てのパートナー』を選んで頂ければと願っています。 (※富岡保育園では園見学は保護者のご希望に合わせてお受けします。お問い合わせお待ちしております。) |
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2020-10-22 |
こんにちは。(実はここだけの話、朝投稿したブログ記事が長過ぎたためか上手く登録できず、本日2回目の投稿となっています。)冷たい空気から、子どもたちの賑やかな声、保育者たちの穏やかな眼差しで、あたたまってきております、とみほ村から。 本日は、昨日保護者あてに配布させて頂きました園長からのメッセージをご紹介します。 ↓ 富岡保育園(とみほ村)の保護者の皆さま 暑かった夏が遠い過去のように、朝晩は肌寒いと感じることが増えた今日この頃です。 いつも保育園活動にご理解・ご協力をありがとうございます。 日中は日差しが強く、気温も上がるので、まだまだ半袖や裸足で過ごしたり、水遊びを楽しんだりする場面があちらこちらで見られます。 新型コロナウイルス感染症の影響で、今年度のフェスは中止となりました。富岡保育園での数少ない行事を中止することにたいして、寛大に受け止めてくださり、心より感謝しております。 また、「丁寧に暮らす」ということを一緒に楽しんでくださりありがとうございます。 富岡保育園では、「行事ならではの成長」より、「日頃の遊びが学びである」という概念に重きを置き、実践しています。新年度が始まって半年、子どもたちの遊び=学びを、先生たちはどのように受け止め、どのように伸ばしていこうと考え、どのように共有しているのか、令和2年9月の『Narrative Tree ナラティブツリー』でぜひ、伝えさせてください。 そら(0.1歳児)‥「せんせい、しっかりしてよ‼︎」ミマモリストA(←保育者の名前は略させて頂きます。) ひかり(2歳児)‥「2人の道」ミマモリストB ガリレオ(3歳児)‥「楽しみなお昼ごはん」ミマモリストC ニュートン(4歳児)・エジソン(5歳児)‥「夢中人」ミマモリストD 上記の、4つのナラティブツリーをそれぞれのクラスに入れています。 先生たちそれぞれが、それぞれの感性で捉えた子どもの姿を共有したかったので、必ずしも、ご自分のお子さんのエピソードが配布されているとは限りません。 『遊び込める子は学び込める子』 子どもたちは毎日、遊びを満喫しています。そんな遊びの中に学びを見出す先生たちの思いを感じてくださったら幸いです。 令和2年10月20日 富岡保育園 伊藤季実 ↓ ブログ読者の方、4つのナラティブツリー気になりますよね!?また後ほどご紹介していきますので乞うご期待下さい。 |
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2020-10-21 |
皆さま1日お疲れ様です。本日から10日間ノーエプロンDAYを開催しています、とみほ村からです。と、言っても半数以上の職員が元々エプロンをしていないので特別感はありませんが。ノーエプロンのデメリットは、汚れる⁉︎メリットは、自分を表現できることではないでしょうか。家にいるお姉ちゃんやお母さんやお婆ちゃんにより近くなるイメージです。 (※暮らしを彩かる衣食住の「衣」の部分です。どのような保育者像を自分で発信するか⁉︎大事な要素の1つです。) さて、本日は江戸時代末期にご活躍された「山田方谷」さんについて学ばれている方々が、山田方谷さんが1ヶ月滞在したであろう建物(富岡保育園)に来園されました。過去の偉人に導かれた来客って、ロマンチックですよね。 来客された方々が「なんか、ホッとするなあ~ここは。」とお茶を飲みながら口々に言って下さいます。とみほ村の風景に溶け込んでいました。 とみほ村では、年齢や境遇など多様に様々な方の来園を心待ちににしています。子どもたちの賑やかな姿と、保育者たちの穏やかに見守る姿の風景に、是非溶け込んで下さいね。 ※本日、とある保育士養成校の学内実習への協力のために、とみほ村の暮らしMovieを提供させて頂きました。コロナ渦にあって、逆境にある学生の方たちが希望を持って保育者になって欲しい‼︎との想いで作りました。少しでも応援になれば幸いです。 |
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2020-10-20 |
皆さま1日お疲れ様です。園付近の火災から週を明けました、とみほ村です。 保護者の方から「先生、避難をして下さってありがとうございました。」 地域の方から「先生たち、大変だったでしょう。ご苦労様でした。」 と、感謝と労いの言葉をたくさん頂きました。何度も言いますが、このよう感謝が巡った関係性でいられること本当に有り難いことで感謝しています。これに甘んじず、平常時より信頼関係が得られる努めをしていきます。今後とも宜しくお願い致します。 さて、地域の方から労いの言葉とともに‥「先生‼︎コレ、子どもらに遊ばせてあげて。」と、“竹とんぼ”を頂きました。 地域の方の頭の隅に常に富岡保育園(とみほ村)のことがあるんだなと、再度感謝です。 さっそく、子どもたちは秋の空めがけて‼︎ ※火災関係での報告 火災の際に園裏側(南側)にある防火水槽の鉄線が放水の際にホースを通すため切って使用していました。さっそく消防署が鉄線の補修をして下さいました。子どもたちの安全を社会全体で守る細やかなお気遣いありがとうございました。 |
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2020-10-19 |
こんにちは。ヨガにハマりつつある村上です。「脱力ポーズ」で身体の全ての力を抜き、何も考えないことに努めることで、心と体を調和させることを理想とするのですが‥これが、なかなか上手く力が抜けないんですね。意識すればするほど力は入るし、考えごともしちゃうし。 『心身のニュートラルモード』を僕自身は常に心がけております。なぜか⁉︎課題や挑戦に対して前向きに取り組めるからです。何かに依存や執着をしていると、心身が縛られてしまい後ろ向きな取り組みになりがちなんです。 ただいま、とみほ村(富岡保育園)では働き方改革をアップデートしている段階です。子どもさんがおられたり、お孫さんがおられたり、また介護をされていたり、各保育者家庭環境は様々でありますが、一人一人が『心身のニュートラルモード』を心がけられるデザインを管理職(園長・副園長・事務長)は考えていかなければなりません。 ※すでに、2020年度に入り、コロナ渦とは別に働き方改革をアップデートしていっております。実験を繰り返しながら、現在のとみほ村の運営に最適な働き方(暮らし方)を模索しています。もちろん勤務時間も含め、人生の時間(生きること)をトータルで充実できる取り組みです。詳細を聞いてみたい方は是非とみほ村まで足をお運び下さいね。 |
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2020-10-18 |
皆さま1日お疲れ様です。さきほど、園長・副園長にて富岡保育園(とみほ村)全家庭にお電話をさせて頂きました。 実は昨日の火事にともない登園などで利用される道が通行止めになりました。(富岡保育園前の旧2号線。富岡保育園より西側から火事の現場まで)それにともない、通行止めのお知らせや、かわりに利用できそうな交通ルートや駐車場(富岡保育園の南に位置するスーパーマーケット・ニシナの駐車場を利用させて頂けることになりました)の案内をお電話させていただきました。 すると‥ほとんどの方から 「昨日は、先生方、避難に際してありがとうございました。電話もわざわざありがとうございます。」 との、お応えを頂きました。日頃より現場の保育者たちと保護者の『信頼関係』が成り立っていることで、非常時にも感謝が巡った状態で、労いの言葉まで頂きました。大変ありがたい関係です。 今後も、保護者の方々を含め、地域の方々とも、ほどよい距離感での『信頼関係』をしっかり構築しながら、平常時・非常時に備えていきたいと思います。 ※富岡保育園(とみほ村)へ、お越しの際に通行止めなどで道が分からない方は、1度保育園へお電話頂けましたらご案内させて頂きます。電話番号はホームページTOPより参照下さい。 |
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2020-10-17 |
本日お昼過ぎに富岡保育園付近にて火災がありました。園児・職員含め全員無事避難し、さきほど保護者の方へ全員お迎えに来て頂きました。 50mほどの付近ですが、火元では近隣の数軒が燃え移る火災でした。ちょうど富岡保育園内ではお昼寝の時間でした。消防士やご近所の方々の助けも得ながら、保育者の引率のもと避難所(※火災現場の反対側になる場所でした。宝工業さんの敷地を避難所としてお貸ししてもらっています。)まで寝てる途中の子どもを起こしつつ、パニックにならないように、火災状況を汲み取りながら、落ち着いて辿りつくことができました。 日頃の避難訓練の成果ともいえると思いますが、何より子どもたちと保育者の『信頼関係』が成り立っていたこと、また保育園と保護者との『信頼関係』が成り立っていたことが全員の無事に繋がったと、避難現場で指揮をとっていた主任先生からの報告でした。 また火災現場では燻りが続いています。消防士の方や地元の消防団の方々が夜間見守りを継続して下さっています。本当にありがたいことです。 今後も災害に備えて、日頃からの子ども・保護者・また地域の方々との『信頼関係』作りに励みたいと思います。本日ご協力して下さった方々、細心の注意を払って頂き大変ありがとうございました。引き継ぎご協力よろしくお願いします。 |
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2020-10-16 |
こんにちは。さきほどエフエムゆめウェーブ第2回目ラジオ生収録を終えました村上です。 (毎週木曜日13時30分~14時まで。再放送は19時~19時30分まで。エフエムゆめウェーブ79.2MHz、又は笠岡放送123ch、又はスマホアプリFMプラプラでご視聴できます。) 本日の放送内容をネタばらししますと‥キーワードとして「裸足の重要性」「江戸時代の偉人“山田方谷”」「らんらんピクニックDAY」の3本立てでした。 ※添付写真は本日の「らんらんピクニックDAY」です。 裸足については、実は僕は足裏マッサージのプロ(世間一般でいわれる足つぼマッサージの資格を持っています。)なもので、ついつい乳幼児期に裸足で遊ぶ重要性には熱弁してしまいました。 ※↑詳しく聞きたい方は是非とみほ村(富岡保育園)までお越し下さい。足裏マッサージも無料でご希望に添えますよ。 今日のブログは‥ラジオの終盤で、最近の子どもたちのホッこりエピソードをお届けしたのですが。なにせ、素人なもので、終了時間が迫ると話の落とし所に慌ててしまい。正直、不本意な話になっちゃった。だから副園長ブログでリベンジします‼︎ ↓ 【おかわりを思い出したタイミング】 今日のお昼ご飯は、五目煮とニンジンしりしり。キノコのお汁にご飯。誰が炊いてくれたんだろ。ふっくら美味しいよね。 私はね。保育園のお昼ごはんが大好きなの。虹グループ(3.4.5歳児生活グループ)になって、私はガリレオ⁉︎(3歳児class)だったけ⁉︎何が嬉しいって、自分でご飯を取りに行けること。それでね。お台所のB先生に「たくさん入れて下さい‼︎」って頼めるのが余計に嬉しいの。 あとは、自分で食べる場所も選べることが、とっても嬉しいの。今日は誰と食べようかな。仲良しの友だちの近くにしようかな。それとも、さっきまで一緒に遊んでいた友だちの近くにしようかな。今日は、あそこにしようかな。近くにA先生もいるからあそこにしよっと。 私の場合は、お気に入りのお弁当箱に入れて食べるの。毎日ピクニックみたいな気分になるのよ。今日の五目煮も甘さもあって食べやすいわ。隣のお友だちと顔を見合わせて「美味しいよねー♡」ってすると、余計と美味しくなるの。 さてと。今日のデサートはみかんなの。甘酢っぱくて美味しいよね。 お昼ごはんを、優雅に満喫している私を他所に‥他のお友だちったら、さっさと食べちゃって遊びに行っちゃうの。お替りもたくさんしちゃってるよね。 あ!お替り⁉︎私、みかんをお替りしようと思ってたんだ‼︎お台所のB先生‼︎「みかんのお替り下さい‼︎」 お台所のB先生「もう、今日は売り切れだよー。花子(仮称)、もっと早く来んとー。」 近くに座っていたA先生「花子ちゃん、自分のみかん、まだ半分残ってるよー。」 半分残ってるの、私は知ってるの。だって、半分食べた時に「あ!みかんのお替りがなくなっちゃうかも」って気がついたんだもん。早く食べたいけどお台所のB先生たちの作るご飯が美味しいんだもん。あーあ。みかんのお替りほしかったな。 |
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2020-10-15 |
こんにちは。本日、庭師の方と園芸施設へ木を見学に行きました村上です。数年前より開始された園庭大改造プロジェクトはまだまだ進行中なんですね。むしろ未完成状態をキープするところに『子どもが園庭をデザインするスペースを残す』というキーワードがあるんです。(※木については、プロである庭師の方に、植えるタイミングや、大きさ、性質や種類などをご相談させ頂いています。) さて、庭師の方との待ち合わせ時間までに少しだけ園芸施設付近をぶらり。現代人がこれから向かう可能性がある方向性を取り入れた場所があったのでご紹介させて頂きます。 【IDEA R LAB】という、工場や店舗、家庭やアトリエから出る廃材をアートやプロダクトとして生まれ変わらせる『クリエイティブリユース』を軸にした、あたらしい地域づくりを展開されている場所です。 (※岡山県倉敷市玉島中央町) おもしろいもので、ゴミ箱に捨てたり倉庫で眠ってしまうような廃材も、綺麗に並べたり飾るとアート活動になっちゃう。そして、なんだか、「似てる光景あるような!?」 ブログ愛読者ならもうお分かりですよね? そうなんです。子どもたちの遊び場なんです。見立て遊び⁉︎そんな名前で呼んじゃいけない気がします。れっきとしたアート活動を子どもたちは毎時しているってことです。 |
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2020-10-14 |
皆さま1日お疲れ様です。本日駐車場裏の畑で「芋掘り」が開催されました、とみほ村です。 ある子どもに「どのくらい大きな芋が掘れた?」と聞いてみると‥両手を目一杯に広げて「こーーーんなに、おっきい芋が掘れたよ‼︎」と答えてくれました。 実際のお芋の大きさと、実際に掘った時の大きさの感覚とは、そこに掘れた喜びが入って異なるんだろうなと思いました。 芋掘りエピソードをもう一つ。畑の面積を考えて、大勢の子どもたちを前半と後半グループほどに分かれて芋掘りに出かけていたのですが。たまたま帽子を被り忘れていた子どもが前半に間に合わず後半グループになっちゃいました。たいていこんな時って怒っちゃうか泣いちゃうか。でも帽子を被り忘れた子どもは、帽子を取りに行って他の友だちと待っていたんですね。畑の面積を考えて混み合わない様に配慮した保育者の気持ちを汲み取った訳では無いと思うんです。芋掘りに期待する気持ちと、期待する気持ちを共にする友だちが隣にいたからこそ待てたんじゃないのかな。同じ気持ちの友だちと一緒だからこそ待てるってこともありますよね。 さて、掘ったお芋でどんな調理をして食べるのでしょうか?夕方のとみほ村の玄関口では、掘れたてのお芋と、芋掘りシーンの写真とを掲載しながら、親子と保育者で「何して食べようかな~?」と話が盛り上がっていますよ。 |
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2020-10-13 |
皆さま1日お疲れ様です。横断歩道で交通安全の旗を振りつつ夕暮れの太陽に惚れ惚れしておりました村上です。 親子が横断歩道を渡る際に待って頂く自動車。子どもに手を振ったり笑いかけて下さる方もおられたり。(「早く渡ってくれよ-‼︎」との心の叫びが聞こえてきそうな表情の方も稀におられたり。) ※富岡保育園は交通量の多い道筋に面しています。保育者・保護者の方には園児の横断歩道の渡り方について徹底してご指導させて頂いております。危険が無いように地域の方々も含め見守って下さることに感謝しています。 さて、本日添付させて頂きました写真。題名をつけるとしたら「迷いこんじやった2人」もしくは「2人でひそひそ」でしょうか。 年齢で言えば1歳児の2人。もちろん言葉もはっきり主語や述語、助詞や形容詞なども扱えませんが。けれども、2人は草花にまぎれて、ひっそりと2人で会話しているように見えました。 どんな会話があったのかな~?と、気になるところですが、村上が近過ぎちゃうと、たぶん2人は草花から離れて行っちゃう気がしましたので、少し離れたところから会話は想像するしかありませんでした。 「なんだか、ココ落ち着くね。このお花かわいいよね~。」 「そうだね~。2人だけの内緒にしとこっか⁉︎」 なーんて会話をしてたんじゃないのかな。 |
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2020-10-12 |
こんにちは。認可外保育施設&フリースクール立ち上げに向けて活動している友人のお手伝いに参加させてもらっている村上です。村上の短期大学時代のゼミ(卒業研究)のリーダーでもあった友人です。 この友人のリーダー力の突出している点は何と言っても‥「あいつ、大丈夫かな⁉︎」と、頼りないと言えば頼りない、良く言えば母性をくすぐる。頼まれてもいない友人たちが仕事終わりに夜な夜な手伝いに集まるんですね。 (※岡山県岡山市植松に設立予定です。) さて、昨日人生初ヨガ体験をした話をさせて下さい。あっという間の1時間だったのてすが‥ 日常において、たったの1時間も自分を“観察”することなんてないですよね? ヨガの講師の方がたびたび「今の自分の状態をしっかり“観察”して下さいね。良いや悪いは判断しなくてよいです。ただありのままの状態を“観察”して下さいね。無理はしないでください。そして必ず呼吸を止めないで下さいね。」と助言をして下さいます。 保育者にとって、子どもたちや保護者の方の観察することは多くなあるのだと思うのですが‥自分自身の状態を“観察”する時間は日常にどれだけ作れているでしょうか? 子どもたちを見守る保育者自体の状態(コンディション)が整っていなければ、「見守る保育眼鏡」は曇ってしまうかもしれませんし、ピントはズレてしまうかもしれません。 子どもや保護者を観察する前に、まずは保育者自身が自分を“観察”する時間を作る必要性があるんじゃないのかなと思ったヨガの時間でした。 |
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2020-10-11 |
こんにちは。園庭整備に貢献しようと久しぶりにスコップ片手に‥15分ほどでダウンしちゃいました村上です。日頃スマホやペンを片手は文章しか綴っていないので当然の結果ですよね。 今日は富岡保育園(とみほ村)のことではなく、僕の現住所がある地域の問題を少しご紹介しますね。 いやゆる過疎化真っ只中であり、高齢化と空き家の問題が山積みな地域です。問題を解決しようとする活動が起こっているのですか、地域の中で分散化されたコミュニティ組織があり、シガラミが強固なんですね。また田舎特有の年功序列的なコミュニティなので、若い世代の声が反映されにくいんです。ただ、【持続可能性】を考える上では、若い世代を巻き込まないことには、活動も一過性に過ぎないことになりかねません。 富岡保育園(とみほ村)では【持続可能性】を2020何度テーマにおいています。1つずつのモノ・コトを吟味している実情があります。 その際、2つのポイントを必ず心がけています。 1つ目は、村上が明日死んでも変わらず、保育の質を向上していくチーム作りです。死んでもという表記は大げさがしれませんが、常に自分がいない状況でもチームが活性化されていくことを心がけています。実際にガンで1年ほど休職していましたが、休職していた時のチームの方がチーム力は高かったくらいです。 そして2つ目。『能力の範囲』を定めておくことです。ココを見誤ると、オーバーワークになりやすくチームが崩壊してしまいます。自分、自分たちの実力をきちんと把握して、自分たちの『能力の範囲』から出ないことです。裏返すと『能力の範囲』できちんと結果を出し続けることが大切なんです。 また、ボランティアなどを募る際も、【持続可能性】あるボランティアと、一過性に過ぎないボランティアとでは大きな差があります。ポイントは結果がきちん出続けることで、やはり『能力の範囲』を定めておうことが鍵なんだと思います。 会社組織だけでなく、地域などのコミュニティでも大事な2つのポイントを今日はご紹介させて頂きました。是非ご参考にしてみて下さい。 |
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2020-10-10 |
皆さま1日お疲れ様です。さきほどまで倉庫の片付けをしておりました村上です。 過去に開催していた行事で使用していた用具なども処分させて頂きました。片付けながら思ったことは、保育園って、子どもが主役なはずなんだけど、画用紙などの保育教材・用具って、かなりの割合で大人が消耗させていたんだなと。実際、とみほ村(富岡保育園)では、お部屋に保育者が作る壁面(ウサギやゾウなどの可愛い製作物)を無くして画用紙をここ数年購入した記憶はありません。環境的にももちろん良いだろうし、処分したものたちを作るにあたっては当然多くの時間を費やす必要がありました。(村上も園児が帰ってから残って作ったりしていました。) 「紙と時間の無駄遣いである」と言ってしまうと、全国各地の保育者たちから大炎上してしまいそうなので言いませんが‥持続可能性ある地球人として、未来へ希望を繋げるために必要なモノ・コトを吟味しなければいけない時代に突入していることもお伝えしたいと思います。 さらに本日はもう1つ話題を。昨日保育業者の方が来園されて「園庭を見学させて下さい。写真も撮って良いでしょうか?」と訪ねて来られました。 なんでも、園庭を改造しようとする園からの問い合わせが多く、その園の方々たちから「富岡保育園の園庭のように‥」との要望があるそうです。 園庭も1つの環境としてとても大事だと思います。大改造することによって、もしかすると大きく育つ力が変わるかもしれません。(※園庭については、もちろん富岡保育園も1つずつに熱い意味を込めています。また今後も進化させていくにあたり、デザイン戦略もあります。) ただ、園庭が変わったからといって‥水たまりがせっかく出来たのにも関わらず、「水たまりに入っちゃダメ‼︎」凸凹の地面を作ったからと言って、「ソコは危ないから行っちゃダメ‼︎」と言ってしまっては、ただの見物用の園庭になってしまいます。 1番大改造を求められるのは、見守る保育者の「見守る眼鏡」です。どの視点で、どのような価値観をチームで共有して保育するのか?ここを抜きには園庭大改造はありえない⁉︎と村上は思っています。 ただ、「富岡保育園のように‥」とオーダーがあるというお話については、園全体(保育園・保護者・園児・地域の方)での見守る保育の価値観共有の努力の賜物なのではないかと思っています。 |
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2020-10-09 |
こんにちは。本日、岡山県笠岡市富岡地区の方3名が“ある目的”を携えてご来園されました。 “ある目的”とは? 実は、とみほ村(富岡保育園)の建物は江戸時代天保14年、さかのぼること170年以上も前に建てられた歴史があるんです。 今でも当時の面影が柱や欄間や蔵などから感じられたりもします。 本日ご来園された地域の方は、岡山県笠岡市について、また富岡地区の歴史について調べられている70代の方でした。村上や園長先生も初めて聞く歴史の用語ばかりでした。(※現在、古文書の解読に取り組んでいるそうです。ワンピースという漫画のニコロビンと似ているなと思いました。ロマンがそこにはあるのでしょう。)なんでも、この辺り(笠岡市)は山田方谷(やまだほうこく)という幕末に活躍された方が貢献された土地だとか‥ 歴史を繋げるには、書物を調べたり、書き記すことも大事ですが、人々で言い伝える文化が最も大切なのでは。「むかしは、あそこに〇〇があって、あの辺りは〇〇じゃったんで。あそこの山の方で、よー遊びょーたんで。あその〇〇さんは、今は〇〇しょーて‥」と、熱弁される言葉にはハッキリと『地域を大事にしたい』という想いが伝わってきました。 是非是非、むかし話も含めて、とみほ村(富岡保育園)へお寄り頂きたいです。子どもや保育者にとって、あなたの語る言葉一つ一つがとても知恵となり肥やしなります。 ※見学料やお土産等一切お受けしておりません。手ぶらで気軽にお立ち寄りくださいね。 |
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2020-10-08 |