富岡保育園へようこそ!「伸びる。成る。子どもも大人も互いに伸び合い、成長し合う『大きな家』でありたいと願い、社会福祉を支えています。

富岡保育園

副園長ブログ

“狐の嫁入り”につつまれた夕方のロマン溢れた子どもたち

皆さま1日お疲れ様です。さきほど岡山県笠岡市富岡605富岡保育園では、晴れていたにもかかわらず‥急に雨が‼︎とある保育者が「狐の嫁入りじゃなぁ。」と。

ブログ読者の方で天気雨のことを俗に“狐の嫁入り”と呼ぶのをお知りの方はおられるでしょうか?

由来は諸説あるようなので、ご興味ある方は自学自習して頂ければと思うのですが‥天気雨を“狐の嫁入り”とい言葉になぞらえた人って、とても『ロマン』があると思いませんか?もちろん晴れているにもかかわらず雨が降る現象は科学的にも現在は説明できると思うのですが、村上個人的には『ロマン』ある言葉が好きです。


さて、そんな“狐の嫁入り”につつまれた夕方前の、とみほ村のお庭。とみほ村と外界との境目(白い柵)で遊んでいる子どもたちを見かけました。複数人でスコップを持って、声をかけ合いながら掘っています。付近のイチョウの木の根っこも見えてきたり。

ひとりの男の子が「この穴、外と繋がるかなー?」と浮かれた声をあげると。

ひとりの男の子が「もっと、もっと、掘ろうで!」と励んだ声をあげる。


境目めがけて掘り進める子どもたちは、とみほ村の外の世界、いや、未知の世界を信じて掘っているんだと思いました。『ロマン』でしかないですよ。

未知の世界へ
2021-02-08
保育士の性(サガ)VS有給休暇

おはようございます。日曜日の朝に限って早起きな村上です。山を散歩してみたり、某コーヒーチェーン店ス〇バに開店時間を狙って行ってみたりしているのですが。


スターバッ〇スで朝読していますと、ある人物のことがふと思い浮かびました。富岡保育園の保育実践改革の影のアドバイザーである島根県江津市あさりこども園相山園長先生です。2017年当時に壁をぶっ壊してみたはいいものの、各方面からの炎上で、どうにもこうにもいかない時に、島根県まで自動車を走らせて泣きついて相談しに行った思い出があります。(めちゃくちゃ親切に丁寧にあらゆる実践方法や精神術を教えて頂きました)

懇切丁寧に指導して下さる島根県江津市あさりこども園相山園長先生は、村上の言い回しでも分かるように、人情味はもちろんのこと、めちゃくちゃ論理的思考で事業所の経営をされているんです。哲学的と言ってもよいほどでもあります。

その相山先生のブログ(島根県 あさりこども園 園長のひとりごと →で、検索してみると閲覧できるはず)は欠かさずチェックしています。師匠の動向は気になるものですし、なんなら実践できそうなネタはすぐにでもマネしようと思っているからです。


で、最近の相山先生の課題は「職員の有給休暇取得について」なんですね。(あさりこども園の有給休暇取得についての詳細は相山先生のブログで確認してね)

実は、とみほ村にあります富岡保育園も、今年度「職員の有給休暇取得について」、園長・副園長・事務長で課題として取り組んでおりました。


ここからは富岡保育園の有給休暇取得状況について整理しながら公開していきますね。


まず、とあるウイルスによって、“旅行”に行く機会が極端に減った、むしろ無くなったことにより、泊まりがけなどを目的とした長期休暇を取得しようとする職員の先生方がいませんでした。


加えて、とあるウイルス渦で、お子さまをお持ちの職員は、学校などの行事計画が不安定だったりで、おもいきって有給休暇を取得する決断にしかねる状況もありました。


また職員本人や、ご家族などの健康面の不安から「いつ、とあるウイルスだったりで長期休暇をとらなければならないか分からない」ことによっても、おもいきった有給休暇取得ができなかったように思います。


ただ、一般的な保育士あるあるとして「私が休んだらクラス運営に困る」「休んでしまうと保育の準備や書類などの仕事が溜まってしまう」という理由は無かったと思います。いや、むしろ無いはずなんですね。なぜならば、固定担任制を廃止して「全保育者が全園児の担任である」を今年度定着にいたった背景と、保育者の自己満足のような準備物・書類はしないことを徹底できている背景とがあるからです。


上記を踏まえながらも、有給休暇制度がある以上、有給休暇を全くとらない職員がいますの事業所は罰金を払わなければならない制度があったりしますので、なんとか“気持ち良く有給休暇を取得できるシステムや風潮”をチーム内で構築していかなくちゃいけません。


けれども、それとは裏腹に‥

「卒園シーズン前は、卒園児に1日でも多く会いたいから休みたくない。」

「あんまり長く休むと、子どもたちや仲間とも会えないから寂しい。」

などの『保育士の性』といも言える嬉しい⁉︎困った⁉︎発言も聞かれます。


で、島根県江津市あさりこども園相山園長先生が考えている有給休暇取得プランと、実は富岡保育園が来年度計画している有給休暇取得プランが、近いところにあったことを報告します。(←師匠の考えと近いところがあって単純に嬉しいのですが)

本当は1ヶ月や2ヶ月単位がリフレッシュする目的であると最高なのですが、現在実現可能な範囲でいくと1週間単位でのまとまった有給休暇取得を来年度計画して推し進めてみたいと思っています。メリット・デメリットは必ずあると思うのですが、保育者の心身の健康は保育実践にそのまんま反映されますので、上手く行く方法を4月までに考えていきたいと思います。


※島根県江津市あさりこども園にご興味が出た方は、公式ホームページもありますのでご参照ください。園長先生も含めて職員の先生方全員から、富岡保育園は親身に助けてもらいました。めちゃくちゃ素敵な保育園、コミュニティです。早く会いたいです。

保育士⁉︎の性
2021-02-07
夢を語るために必要な正しいオモチャの選び方

こんばんは。さきほどまで、来園して下さった友人に夢を語り、ついでにギターの指導をしてもらっておりました村上です。普段使わない指の動きと力の入れ様で、指がつってしまいそうになりましたが。


さて、本日も昨日に続いて、“よくある質問シリーズ”いってみましょう‼︎

Q.「子どもに、どんなオモチャを買ってあげれば良いのでしょうか?」


↑この問いに対しては、発達過程理解のプロとしての意見や、玩具開発や営業のプロとしての意見など、あらゆる立場からの答えが考えられますが‥本日は富岡保育園副園長としての意見でいきますね。


A.「無理に買わなくて良いのではないでしょうか。」です。

補足説明していきますね。

富岡保育園の子どもたちの遊びを観察していると、ある面白いことに気づきます。それは‥「大人が使って欲しい使い方で遊んでいない。」です。いわゆる“モノボケ”とでも言いましょうか、「そーゆー、使い方‼︎」と、座布団一枚運んでこなきゃいけないほどのアレンジなんです。

逆を言うと、アレンジできない、「決まりきった使い方しかできないオモチャ」は、初めはウキウキして遊んでいるのですが、そのうち、ほっぽらがっちゃう結末になります。例えば、商業施設などで購入できるオモチャです。「適齢年齢〇歳、オモチャの使い方は〇〇‥」と注意書きが書かれているオモチャです。


では、どんなオモチャがアレンジがきいて、座布団一枚‼︎ってモノボケしながら、ウキウキ思考を巡らせて遊べるのか?

それは意外にも‥お庭などに転がっている“小石”だったり“葉っぱ”だったりなんですね。“空き箱”や“空き缶”や“空き瓶”があれば充分過ぎるほどなんです。

あとは、子どもたちの脳内に『空想世界』が巡り出せば事は足りるんです。


ある意味、アレンジのきかない、「決まりきった使い方しかできないオモチャ」で遊ばされていると、『空想世界』を思い浮かべるチカラは失われていくんですね。夢を見て夢を語るためには『空想世界』を思い浮かべるチカラは欠かせませんよ。


アレンジ玩具
2021-02-06
面倒くさい村上のブログ記事

皆さま1日お疲れ様です。本日のブログは久しぶりに“面倒くさい村上”で、やったりますよ‼︎と筆を進めている村上です。

(面倒くさい村上に対抗できるタフネス精神をお持ち合わせの方のみ読み進めて下さいね)


実は最近‥「富岡保育園って、自由過ぎない!?そんな保育で“ケジメ”がつくの?」

との、ご質問⁉︎疑問⁉︎を耳にしました。

このあたりの質問って、2017年ほどの保育実践改革から、何度も何度もお答えさせていただいているんですが‥質問や疑問に思われちゃう方に限って、また何度も何度も質問や疑問をお持ちになる無限ループなんですね。

なんでなんだろうかな?

実は何度も何度も同じ質問や疑問を思っちゃうのって、「あらかじめ自分の答えがすでに決まっている」ことが多々あるんですね。


保育とは、こーゆーもんなんだ‼︎

保育園とは、こーゆーところなんだ‼︎

幼児教育とは‥

子どもとは‥


あらかじめ定めている答えと、違う答えを説明されてしまうと‥いくら科学的根拠であったりしたを説明しても受け止めきれない‥そんな現象に近いのかもしれません。


もう一度考えてみましょう。

「富岡保育園って、自由過ぎない⁉︎そんな保育でケジメがつくの?」


まず【自由】とは?どのようなことを指すのでしょうか?

富岡保育園では、【自由】とは‥『自ら考え判断し行動すること』を指します。裏返すならば、大きな責任を背負うことを指します。


次に【ケジメ】とは?どのようなことを指すのでしょうか?

辞書で調べると‥道徳や社会規範性に従って言動・行動すること、と書かれています。

道徳や社会規範性など、その時代ごとに変化するものであり、現代のスピード感ある社会変化であれば、なおのこと、「誰かに言われたことに従う」のではなく、「自ら考えて判断するチカラ」こそが、【ケジメ】をつけられるチカラと言っても良いでしょう。


つまり‼︎

富岡保育園が【自由】過ぎると思われるのではあれば、なおのこと、【ケジメ】をつけるチカラがつきますよ‼︎ってことになりませんか?

『自分で考えて判断し行動する』【自由】な言動と行動をする習慣を乳幼児期からすることになるんです。裏返すならば、乳幼児期から自らの言動や行動に責任を持つ習慣もあるってことですよね。ケジメをつけるチカラの土台です。


「富岡保育園って、自由過ぎない⁉︎そんな保育でケジメがつくの?」の質問を、めちゃくちゃ丁寧に因数分解しながら答えたつもりです。

けれども、もしかすると「村上、やっぱり面倒くさいわ〜。ひねくれた屁理屈だわ‼︎」とのご意見も出るのもご承知です。

ただ、その際は村上の方からもご質問してみたいんですね。

「ケジメは不自由の中で育つチカラなのですか?」

「責任感は不自由の中で育つチカラなのですか?」


最後まで目を通して下さった方、面倒くさい村上をお受け止め下さりありがとうございます。皆さまの建設的なご意見・ご感想・ご質問、お待ちしております。

by新しいことを知る喜びを常に持ち続けたい村上より

お布団お片付けおばけ
2021-02-05
Happyな保育園が大好き

皆様1日お疲れ様です。木曜日と言えば⁉︎ラジオ生放送日ですよね。本日「受験生ブルース」「なごり雪」2曲をかけさせて頂きました村上です。

※「富岡保育園付属大学」チャンネルは、エフエムゆめウェーブorゆめネット笠岡放送orスマートフォンアプリFMプラプラから視聴可能となっています。お時間ある方は是非。


さて、本日はナラティブツリーのご紹介です。

※ナラティブツリーとは‥トミホクルー(富岡保育園保育者)が、暮らしの中で考えたこと感じたこと想ったことなどを赤裸々に綴った物語です。読み手の方の感性も加えて、書き手と読み手とでいっしょに語る物語でもあります。

【Happyな保育園】


令和3年 1月26日(火曜日)


私が子どもたちと外へ出かけようとしている時、玄関からご近所のおじいちゃんが


「先生〜今日も遊ばせてください!」


と、元気に保育園に来られた。


「どーぞ、どーぞ。いつもありがとうございます。」


と、挨拶を交わすと‥




『今日は、ばあちゃんも連れてきたんじゃ。』


と、言われ、おばあちゃんも遊びに来てくれた。



なんとも嬉しい光景だ。




園庭の木の椅子に座った2人の周りには、またたくまに、子どもたちが集まった。

おじいちゃんの膝の上に座るAちゃん(4歳11ヶ月)。


Bくん(3歳9ヶ月)は「服を脱いでー、ポイっ‼︎と入れたら‥」

どうやらお洗濯の話をおばあちゃんに聞いてもらっているもよう。


少し緊張していたおばあちゃんも、子どもの笑顔と共に笑顔で優しく子どもたちを包んでくれた。


おばあちゃんの両手にはたくさんの“小石”や“葉っぱ” でいっぱいになった。

Cちゃん(3歳6ヶ月)や、Dちゃん(2歳8ヶ月)が、たくさんの“お料理”をどんどん作って運ぶと、食べてくれるおばあちゃん。



「楽しいんじゃーー♪」とおじいちゃん。

子どもたちの笑顔に元気をもらっている、おじいちゃんとおばあちゃん。


そんな、おじいちゃんとおばあちゃんに癒される私たち。



ほっこり


にっこり


Happyな保育園が

私は大好きです。


ミマモリスト M


※ブログ読者の方で“とみほ村”にあります富岡保育園へご興味のある方。是非勇気を持って足をお運びください。賑やかな子どもと穏やかな大人でおもてなしさせて頂きます。ままごとはお腹が痛くなるほど食べ過ぎるシーンが待っているかも⁉︎よろしくお願いします。
2021-02-04
【認定】世界一幸せな保育園

はじめに。本日のブログ記事はブログ読者限定記事にさせて下さい。決して他言無用。特にトミホクルー(富岡保育園保育者)には内緒にして下さいね。


実は。さきほどまで保育LABOの中で、ひとり泣いていました。かれこれ1時間ほど。涙が止まらなかったんですね。失恋したわけではなく、情緒不安定なわけでもなく。嬉し泣きと言いますか、感動して泣いていました。

涙のキッカケは‥お昼ごはん時間にありました。本日は“るんるんランチ”と言って、園長・副園長・事務長が、現場クルー1人をゲストとしてお招きしてお昼ごはんを食べる日でした。今日のゲストはお台所スタッフ(給食室)調理師の先生でした。仕事のことやプライベートのことなどをざっくばらんにお話ししていくのですが‥ゲストにお招きした、調理師の先生が、熱く熱く、何人もの子どもたちの成長を目をキラキラ輝かせながら語ってくれるんです。

その時、思ったんですね。

『間違いない‼︎富岡保育園は世界一の保育園に今なってる‼︎』って。

また、それと同時に、この4年間の保育実践改革が報われた思いでした。


2017年11月。突如はじまった、富岡保育園保育実践改革。改革という言葉をそうやすやす使うもんじゃないのかもしれませんが。

『世界一幸せな保育園を作る‼︎』と大きな大きな旗を掲げました。

その代償として、富岡保育園保育者は、間違いなく誰よりも混乱しました。そして、世間一般や、プライベートの仲の良い友人からも冷たい言葉を投げかけられることになってしまいました。むしろ、そのように、晒させてしまったんですね。本当は村上が富岡保育園保育者に謝らないといけませんが。

「そんなことしていいの⁉︎」

「それって保育なの⁉︎」

「運動会もない発表会ない、ないだらけの保育園なんて保育園じゃないじゃん‼︎大丈夫⁉︎」

今まで通りの保育実践をしていれば、多少のトラブルがありながらも今まで通り世間からも好評価を得て、わざわざ世間や仲の良い友人からも厳しい言葉を言われずにすんでいたものを。2017年11月を皮切りに、富岡保育園保育者全員を、とんでもない荒波にのせてしまったんですね。その名残りから、富岡保育園保育者を海賊船に乗ったクルーとして「トミホクルー」と呼んでいるんですね。


(号泣した後なので、記事の内容が支離滅裂になってきましたが許して下さいね)


2017年当時、夢にまで見た光景が、2021年の“とみほ村”にある一軒の保育園でどこやかしこで広がっているんです。その一つの光景こそが「保育士や栄養士や調理師などの職種の垣根なく、子どもたちのことを目を輝かせながら語る」なんです。

まさに、本日のゲスト、調理師クルーがそうだったんです。「◯◯君は、前まで、ニンジンしか食べなかったんですけど、ゴボウやダイコンなど、1つずつ食べれるようになった食材が増えて、実はこの2日ほどは完食しているんですよ!」って、目をキラキラ輝かせながら語って語って語って下さるんです。また最近は、調理師クルーが保育士クルーに、保育室の環境をアドバイスして下さっていて、それがめちゃくちゃ功を奏して、お昼ごはんの時間のクオリティがめちゃくちゃ上がっているんです。


夢なんじゃないかと、何回も目をこすりましたが、現実みたいです。富岡保育園は世界一幸せな保育園みたいです。

 

現在でも、実際、世間一般からや仲の良い友人たちからも、富岡保育園保育実践への理解が得られず、トミホクルーは辛い思いにさらされているのも事実です。けれども、2017年当時の改革スタート混乱期にはなかった、富岡保育園保育実践への自信と確信がトミホクルーにはあります。だからこそ少々厳しい言葉にさらされようと笑っていられるんです。だって、富岡保育園へ行けば、目をキラキラ輝かせながら子どもたちのことを語れるんですから。


ひとしきり泣きますと、全ての光景に感謝が生まれます。本当はトミホクルーひとりひとりに言わなきゃなのですが、恥ずかしがり屋なので、ここで。

いっしょに勇気を持って、とんでもない荒波の中、保育実践改革にチャレンジして下さり、本当にありがとうございました。

世間の辛辣な評価を耳にしながらも、いつも、温かい言葉を巡らせて下さり、優しい笑顔を巡らせて下さり、本当にありがとう。トミホクルーと仲間でいられること、本当にありがとう。世界一幸せな保育園を作ってくれて、本当にありがとう。伝えなきゃいけない“ありがとう”はまだまだあるんだけど、トミホクルーがこれからも目をキラキラ輝かせながら語れる環境を守るために、村上はまだまだめちゃくちゃ頑張りますので、どうぞこれからも宜しくお願いします。


※くれぐれも、トミホクルー(富岡保育園保育者)には本日のブログ記事は内緒にして下さいね。


※私も‼︎僕も‼︎目をキラキラ輝かせて語りたい‼︎世界一幸せな保育園に行ってみたい‼︎そんなあなた‼︎是非勇気を出して“とみほ村”にあります富岡保育園へお越しください。笑顔と感謝だけはお忘れなく。お問い合わせはホームページTOPの電話番号、または35歳涙もろくなってきた本当はクールな村長兼副園長村上(09X33715648)まで。

2021-02-03
124年ぶり⁉︎そんなの関係ねぇ⁉︎本日『泥んこ日和』

こんにちは。1年って実は365.244‥日らしいってことを、本日2月2日の節分の日に知りました村上です。(地球が太陽を回るスピードが影響しているみたいです)なんと、124年ぶりに定番の2月3日ではないんですね。

※詳しいことは、自学自習する理科⁉︎物理⁉︎地学⁉︎の先生に聞いてみて下さいね。


言ってみれば、いつもより特別感のある節分の日ってことです。トミホクルー(富岡保育園保育者)も、もちろん豆まきの準備をしますよ。今年は、“鬼”のキーワードで大流行している鬼◯の刃のキャラクターへの的当てゲームなども園庭などで行いました。


が‼︎


しかし‼︎


今日岡山県笠岡市富岡地区は、とても暖かい気候でした。陽射しが眩しいほど。加えて、昨晩雨が降って、園庭にはいくらか“水たまり”ができているんです。

ブログ愛読者の方ならば、富岡保育園の園児たちがどのように動いたかお察しして頂けましたでしょうか?


お察しの通り‥本日、最高の『泥んこ日和』だったんですね。そらグループ(0.1歳児生活グループ)の子どもなんて、加減知らずで、靴からズボンから上着から、泥んこだらけです。陽射しの暖かさと、水たまりからほじる泥んこの冷たさとが、気持ち良いのが、夢中になっている表情からよく伝わります。


子どもたちは、124ぶりだろうと、節分の日だろうと、興味の赴くままに、夢中になって遊ぶんです。見守る大人は、玄関先にイワシや柊などのお飾りもしながら、節分の日を豊かにし、暮らしを丁寧にデザインしていきます。

泥んこ日和でしょ
泥んこ日和ですよね
2021-02-02
オススメ“子守り歌”を紹介♪

皆様1日お疲れ様です。本日笠岡市の「議長・副議長、市民相談会」に参加しておりました村上です。名前の通り、笠岡市民の方々が、市議会の議員さんに提案だったり要望を出す会であります。

初参加の村上の忖度なしの感想はと言うと‥

「笠岡市が時代から遅れる理由が何となく分かるよーな‥」

「“行政”と“民間”では、そもそも経営の思考回路が違いすぎて、共通解を得ることは難しいよーな‥」

です。

ポジティブ村上太志としては珍しくネガティブ⁉︎な感想に感じるかもしれませんが‥

実は、初体験の感想から、ポジティブに得た学びがきちんとあります。

【能力の輪】が明確になりました‼︎ってことです。

“既定路線で変わらないことに対して時代の変化から矛盾が生じても忍耐できる”という能力は村上には無いことが明確になりました。そして、そのような能力を活かせる行政などの環境は村上の活躍の場として不向きであることも明確になりました。

村上の【能力の輪】の核となる場所は、“とみほ村”です。“とみほ村”が『子どもたちの未来へ希望を繋げる』ために笑顔と感謝を巡らせる場所であり続けることです。実現持続させるための忍耐はめちゃくちゃしますよ‼︎(2017年の保育実践改革の際も市内や県内の同業者から大炎上しましたが全トミホクルーでトライアンドエラーを毎日繰り返しながら世間の批判の声を耐えました。)


話は少しそれましたが、決して行政を批判したり、変わらないことを批判するブログではありません。おのおので、【能力の輪】を明確にして、得意とする部分で貢献し合うことが大事だよね~って話なんです。慎重に物事を1つずつ進めていくメリットもあれば、思い切った決断で物事をスピーディーに進めていくメリットもあります。もちろんその間もあります。


※本日の添付写真は‥

笠岡市が大々的に進めている『シマヲカナデル』プロジェクト。※笠岡市の島が日本遺産に選ばれたことからのPRを含みます。その一環として、歌手の中西圭三さんが「島へ行こう」という歌を作られており‥本日、富岡保育園でも園庭で流してみると‥“子守り歌”にピッタリ⁉︎赤ちゃんが保育者の胸の内でスヤスヤ、いい気持ちで寝ているんです。老若男女問わず、心に優しく響く歌です。YouTubeなどからも「シマヲカナデル 島へ行こう」と検索して頂ければご視聴できると思いますので是非♪

すやすや
2021-02-01
適材適所の“見守る”距離

皆さま1日お疲れ様です。日曜日恒例の“とみほ村”玄関掃き掃除、早朝カフェ、を中止しまして‥実家の消防団活動に勤しんでおりました村上です。昨年とあるウイルスにてお祭りなどの行事が中止になったため、お祭りに使う道具の点検や修理などをしたんですね。使う時期に使わないと虫喰いなどで穴が空いていたりするわけです。


さて、余談はこのあたりにしまして‥

本日のテーマ

【適材適所の“見守る”距離】

について、ある体験から考えてみたいと思います。


実は先日、記憶の範囲では初体験。岡山県倉敷市美観地区にあります「大原美術館」にひとりお忍びで行って参りました。美術館という場所へ、学校の遠足などではなく、自ら行こうなんて人生初だったんです。

息を呑みながら、入り口を通り、館内へ。絵画素人の僕でも知っている画家の名前の絵も展示していたり‥繊細な絵から迫力のある絵などに心を躍らされていました。


しかし、絵を見る際に、離れて見ると繊細に感じていた絵が、近づいて見ると、迫力のある絵に感じたり‥

また逆に、離れて見ると迫力のある絵が、近づいて見ると、繊細な色づかいをしていたり‥


ある程度“離れた距離”から見ると『全体』を俯瞰的に捉えることができますし。

ある程度“近づいた距離”から見ると『部分』に詳しく理解することができます。

どちらが必要かと言えば、『全体』と『部分』両方で絵を楽しみたい村上としては、どちらも必要でした。ですから、前後左右、角度などを変えながら鑑賞しておりました。


さて、本日のテーマになぞらえて‥

子どもを“見守る”距離について。実はよくこんな質問をされるのです。

「どのくらい、どれくらい、どうやって、見守れば良いのですか?」と。

それに対して、村上はどのように答えるのかと言いますと‥

「常に、どのように、どれくらい、どうやって“見守る”かを考え試行錯誤することが、良いのではないでしょうか?」と。

答えになっていないような答えをするんです。

なぜかって、美術館に行った際の村上同様、「全体を見たいのか?」「部分を見たいのか?」で、距離や角度も違えば、“見守る人”の感性だって必ず影響するじゃないですか。絵画素人の村上と、絵画大好きなAさんと、絵画プロのBさんでは、もしも「どのように、どれくらい、どうやって」の方法が同じでも、捉え方や感じ方は、同じではないのではないでしょうか。



★“とみほ村”にあります「富岡保育園」への見学は随時お受けしております。希望者の方は是非ホームページTOPにありますお電話へお問い合わせ下さい。また「富岡北地区まちづくり協議会」の活動にご興味がある方も是非お問い合わせ頂ければ嬉しいです。(→村長兼副園長村上09X33715648)

コレは遠過ぎ⁉︎
2021-01-31
新たな課題出現‼︎【農業】

皆さま1日お疲れ様です。さっそくブログ読者の方に質問しますね。「有機栽培って知っていますか?協生農法って知っていますか?」

※ちなみにブロガー村上は知りませんでした。


実は先日、岡山県笠岡市で有機栽培の促進に尽力している「ピースな畑」の方が来園して下さいました。富岡保育園の保育実践に共感して頂きながら、有機栽培(化学肥料や農薬を使わない農法)の子どもへの発達の影響を教えて頂きました。

少しだけ、紹介すると‥

『子どもへの健康促進、発達障害、ガンの予防になると考えられている』そうです。発達障害については、遺伝的要因レベルで言うと、人類の歴史上、短期間で変わるレベルでないとの考えがあるようで、やはり着目するのは“環境要因”となるようです。

そしてその“環境要因”の1つして、口から直接摂取して体内に取り入れる食物が原因と挙げられているんだそうです。

あるデータに基づくと、国別に、発達障害の率と、“農薬”の面積に基づいた使用量が、なんとほぼ一致するそうなんです。

※上記については村上も学び途中です。データは“生協おかやま”の配布物より。


学び途中の村上に、たまたま‥「富岡北地区まちづくり協議会」の理事の方が興味使い本を貸して下さいました。

「本当は危ない国産食品~食が病を引き起こす~」奥野修司さん著です。

※読破してから紹介しますね。


そんなこんなしてました‥「富岡保育園」の園長先生からも興味深い情報を入手しました。

東京大学院新領域創成科学研究科複雑理工学専攻修士課程修了の、現在「ソニーコンピュータサイエンス研究所」船橋真俊さんが進めているプロジェクト『協生農法』です。農薬も肥料も使わず、なんと土を耕すこともなく、循環する生態系の仕組みを上手に活用しながら植物を育てる農法だそうです。


農業に全く従事していない村上、また知識も一切持ち合わせていません。けれども、上記の農法って、「なんだか、昔の人がしていたんだろうな」と思いました。そして、いつの頃からか、文明の力(農薬や肥料)で、旬の時期など関係なく、綺麗で形の整った、必要以上の植物(野菜や果物も含む)を育てることができるようになった僕たち人間たち。


考えていくうちに、もしかして“教育”にも似たようなことが言えるのではないでしょうか?

教育現場での、“農薬”とは?

教育現場での、“化学肥料”とは?

“農薬”や“化学肥料”に類似する教育をすると、その子どもの『旬な時期』でないうちに企画通りの形に揃った人間が育っちゃうのかもしれません。すると、植物同様に、弊害が起きる可能性だってあるのかもしれませんよね。


ゆらゆらしたブログ内容でしたが‥本日紹介したデータや著書や情報は、どれもが『子どもたちの生きる未来』を真剣に考えた内容です。正しいのか⁉︎それとも間違っているのか⁉︎ブログ読者の方も含めて一緒に学んでいきましょう。

おじいちゃんもおばあちゃんも学ぶ
2021-01-30
【途中】の存在価値

こんにちは。月に一度の定期検査(持病の悪性リンパ腫)に行かせて頂いております村上です。無事に異常なしでございました。今後も社会福祉に村上なりにいっそう従事していきたいと思います。


ちなみに、かかりつけ病院は急性期医療を担う倉敷中央病院です。診察の待ち合い時間には、様々な事情を抱えた(村上の主観)患者さんを見かけることが多く‥その度に、“自分だけ”という特別感ではなく、“それぞれに”という『大らかさ』を学ぶ機会になっています。


なにはともあれ、「病気」「病気でない」という二極的考えに陥る前に病気には「なる前」「なった後」など【途中】が必ず存在していることを忘れないようにもしなきゃいけません。基本的に病院で病気と診断があった時は「病気に気づいた時」なだけです。大事なのは、やはり『日頃から自分の心身に丁寧に向き合うこと』だと思います。すると少しの変化にも早めに気づいて調整することが出来るんですね。


本日のブログ、なんだか、説教じみて申し訳ありません。いち、ガン患者の意見としてお聞き頂ければと思います。


さて、添付写真の男の子。“とみほ村”の大人や子ども全ての胃袋の管理をしている『太陽の台所』前で、1時間以上もジーッと見たり、ウロウロしたり、ゴロゴロしていました。

実はある目的があったんですね。おやつの「みかんゼリー」の作り方を知りたかったんです。みかんゼリーは、何度も保育園でも出ていますし、たぶんご自宅でも食べたことがあるのではないかと思うんです。けれども、「みかんゼリー」になる【途中】はまだ味わったことがなかったのかもしれません。

みかんゼリーまでの途中
2021-01-29
タイヤにうずまる世界へ

皆さま1日お疲れ様です。木曜日と言えば⁉︎ブログ読者の方ならお察しですよね⁉︎「富岡保育園付属大学チャンネル」生放送ラジオの収録日でした。本日30分“初恋”について語り尽くしてきました村上です。

(“初恋”エピソードと、“子育て応援”とどのような関係があるかは視聴してからのお楽しみです。ラジオ視聴を見逃してしまったアナタのために‼︎YouTubeチャンネル『富岡保育園付属大学』でもコピペして配信していますのでチェックしてくださいね。)


さて、本日午前中は法人監査がありました。富岡保育園は【伸成会】という社会福祉法人です。前園長先生が、「大人も子どもも、成長し合える、大きな家のような存在」との想いで命名された名前です。

※監査は一切の不正なく無事済みましたことをここに報告させて頂きます。


最後に‥監査終わりに、保育LABOの窓から、ひとりの女の子が見えました。タイヤに向かって、顔をうずめています。それも、かれこれ小一時間に迫るほど、うずめっぱなしなんです。

時々、周りの、大胆に遊ぶ子どもたちが、砂を散らしたり、足が当たったりするのですが‥少し顔をあげて、大きな瞳で「邪魔しないでよね」と言わんばかり見つめると、すぐさま、タイヤに向かって、顔をうずめます。

小一時間ほど気になって見ていた村上は内心では「何をしているのか気になる‼︎タイヤの中に何があるんだ!?」と、すぐさま駆けつけて確認したかったのですが、あまりにも、のめり込んでいる女の子に、邪魔をしたらいけないと感じて、窓から見ておりました。

それから少し時が経ち、お昼ごはんの時間に。けれども女の子は、なかなかタイヤから顔を上げないんですね。周りの子どもたちが行っちゃっても、保育者が「唐揚げだよ〜♡」と誘っても。

そして、また少しばかり時が経ち。女の子はムクッと顔を上げ、ランチルームへと駆け出していったんです。

今だ‼︎と、思い、村上は女の子の残したタイヤへ。なかを覗くと‥タイヤの中にあったであろう、小石や木の破片を、タイヤの輪に沿って、均等に、並べているんですね。


またもや、本物の遊びに出会えたことに感動しました。無我夢中にタイヤに向かって顔をうずめ、のめり込むように、ただただタイヤの内にあったであろう、石や木の破片を拾って並べて遊ぶ女の子。


※「本当の遊びって⁉︎」いったいどんな遊び?と、ツッコミを入れて下さった方。一度、富岡保育園へ足を運んで下さいませんか?子どもたちの遊ぶ姿を見て感じて頂きながら話し合いができればと思っています。

タイヤのなかの世界
のめり込む
2021-01-28
地域の縁の下力持ち的存在へ

こんばんは。さきほどまで「富岡北地区まちづくり協議会」の定例会に参加しておりました理事の村上です。この度は、活動費や活動予定などを話し合う場で‥“まちづくり”の活動範囲って、イベントだけでなく、地域の公園の掃除用具入れの管理だったり‥見映えする活動よりかは、地域の縁の下の力持ち的活動がメインだったりします。

※来月の「富岡北地区まちづくり協議会」理事会は2月24日(水曜日)19時より「富岡保育園」での開催に決まりました。「富岡保育園」×「富岡北地区まちづくり協議会」のコラボ活動が一歩前進したと村上は心でガッツポーズしています。


さて、本日午前中に笠岡市市議会議員、まなべ陽子さんが園を視察しに来て下さいました。昨年末にまなべさんへ村上の方から厚かましくも富岡保育園の保育実践にまつわる資料を一方的に送ったことがキッカケで興味を持って下さり結果実現しました。

私立保育園の現状や、子育て世代の家庭の現状を、実際に見て頂くことで、笠岡市の子育て環境改善に働きかけられた時間になりました。

まなべさんはとても物腰が柔らかく、村上の熱弁にも「ウンウン」と声を出して相槌を打ちながら聞いて下さいました。聞き上手である上に、鋭い質問力で、熱弁にさらに拍車がかかりましたよ。

ちなみに、話し合いの中で、「不登校の学生など、学校に行きづらい時がある子どもが、寄りかかれる場所を、現在ある地域の施設などに登録してもらい、その場所へ行けば出席扱いなる」との計画があるようで、是非実現に向かって欲しいと願っています。実現した際には1番に駆けつけて登録したいと思っています。『地域全体が学校』となれば、子育て家庭への安心感は強まるのではないかなと考えます。


※本日添付写真は、最近「石集め」にハマっている男の子です。“とみほ村”のどこにこんな石が眠っていたのか?というほど、いらいろな石を発掘していますよ。

石採掘に没頭中
2021-01-27
【炎上覚悟のブログ】現役保育者たちからのご意見お待ちしております‼︎

皆様1日お疲れ様です。勤務表作りに勤しんでおりました村上です。俗に言う“働き方改革”を実は富岡保育園では数年前から取り組んでいるのですが‥基本的には“やるべきことを減らして保育に集中できる”ことを念頭に各自職務にあたって頂いております。勤務表には、おのおのの家庭環境や心身の体力など、数値化できない部分をどれだけ反映することができるかで、持続可能な働き方になるのではないかと、毎月試行錯誤を凝らしております。


さて、最近おもしろいパンフレットを見つけました。3月のお雛様飾りの準備を手助けする保育材料です。お雛様の冠や扇などのパーツがすでに〇個で〇円といった、セットで購入できるお雛様キットです。コレさえあれば、現場の保育者も、どんなお雛様飾りを作ろうか悩む時間も削減できますし、パーツを切って準備する時間も削減できます。加えて、子どもたちも、どんなお雛様を作ろうか考える時間も削減できますし、後ろがシール生地だと、のりで貼る時間も削減できます。言ってみれば一石二鳥どころではない効率的なお雛様作りができるんです。

コレって、村上のモットーとする“やるべきことを減らして保育に集中する”に当てはまるのでしょうか?

村上の答えは「NOーーー‼︎」です。

悩まず、考えず、手をかけずしての遊びって、“そもそも”する必要があるの?と問いかけたいと思います。

そんなに時間を削減してまで、お雛様飾り製作をやらなきゃいけないんでしょうか?

こんなことを言うと「お雛様飾りもだけど、鯉のぼりだって、七夕さまだって、クリスマスだって、節分の鬼だって、作らなきゃいけないんですよ!大変なんですよ!あなた!現場のこと何にも分かってないですよ!」

って言われかねないのですが‥本当に作らなきゃいけないのでしょうか?ちなみに保育所保育指針や幼稚園教育要領には明記されておりません。


「季節を感じるための製作なんですよ!日本文化を学ぶための製作なんですよ!いや、村上さん!あなた分かってない!製作を通して、手先の発達だったり、いろいろあるんですよ!」

と、ツッコミを入れたくなりましたか?

本当にそうなのでしょうか?

外で気持ち良く風にあたって季節を感じるのではいけないのでしょうか?

日本の文化は製作をしなきゃ感じられないのでしょうか?

泥団子を作ることは手先の発達にまったく好適影響はないのでしょうか?

村上は屁理屈なのでしょうか?


添付写真の女の子。とみほ村のお庭に180年ほど佇む貝塚伊吹の木の下で、捨てる手前のダンボールと、スコップを数本とで、なにやら、ゴソゴソしています。

実はこの女の子。この写真の場面に行く前に、奥のベンチにもたれかかりながら数十分、天を仰いで考えごとをしていたんです。

どうするのかな⁉︎と距離を置いて見守っていると、考えがまとまったのか、それとも急に考えが天から降ってきたのか、ダンボールを少しばかりチギリ、土を入れて挟んで、それを残りのダンボール内のスペースに置いて‥そして、また考え事を始めるんですね。


こーゆー場面が“本物の遊び”なんじゃないかと思うわけです。僕は。そして、こーゆー場面の“本物の遊び”を守ることができるように、保育者は業務という“やるべきことを減らして保育に集中する”必要があるんだと思います。


田舎町の、一介の副園長の考えです。ブログ読者の方。是非ご意見ご感想お聞かせ下さいね。

天を仰いだのち
2021-01-26
隠し味は「髪の毛切った?」

Aちゃん(4歳児classニュートン)「せんせい〜‼︎お汁ちょーだい‼︎」

B先生(調理師)「どのくらいにする?」

Aちゃん「うーーん。その前に、ジャンケンしよ‼︎」

B先生「(いつものジャンケンね♡)いいよー‼︎」

Aちゃん・B先生「ジャーン、ケーン、ポン‼︎」

Aちゃん「(クスクス)勝ったー‼︎」

B先生「(クスクス)負けたー‼︎」

B先生「(Aちゃんはキノコ苦手だから、少なめにしてあげて、と)Aちゃんお汁入れるよ。」

Aちゃん「うんうん。(いつものようにキノコは少なくしてね)」

B先生「Aちゃん、はい、どーぞ♡」

Aちゃん「ありがとう♡」

B先生「あっ‼︎Aちゃん、髪の毛切った?カワイイ〜♡」

Aちゃん「ありがとう♡(ウフフ)」


とみほ村の“富岡保育園”では3.4.5歳児虹グループでは、「セミバイキング」形式でお昼ごはんを食べています。「自分の食べる量を自分で考えて判断して決める」ことを毎日習慣づけることを目的としています。また、調理に携わるクルーとの日常の何気ない会話から、「このお昼ごはんは〇〇さん(先生)が作ったご飯なんだな」と身近に感じることが感謝を巡らせる一歩だとしています。


B先生の「髪の毛切った?」の言葉に心踊らせたAちゃんのお汁はさぞ美味しかったんではないでしょうか?まさにB先生の隠し味です。

いつもの
2021-01-25
笠岡市まちづくり活動報告会

こんばんは。日曜日の朝と言えば⁉︎いきつけのcaféにてモーニングする村上です。

(※岡山県笠岡市café“button”さんです。ちなみにオーナー様オススメの漫画も多数置いてあります。村上は“孤高の人”という、孤独が好きなんだけれども、生きていくなかで様々にある人間関係を通して、もがいていくクライマーのお話しに夢中になっておりました。)


さて、昨日は岡山県笠岡市の「まちづくり活動報告会」に富岡北地区まちづくり協議会理事として参加してきました。

会場に入っての最初の感想と言えば‥「ご年配の人ばかりだな‥。」

ほとんどの参加者、また活動報告発表者がかなりご高齢な様に僕の目に写りました。地域のかかえる「少子高齢化問題」がクリアに見える場面でもありました。


さて、活動事例発表で、岡山県笠岡市新山地区が、笠岡市私立高校「龍谷高等学校」とコラボレーションして、地域発祥“はと麦味噌”の製品化に取り組む報告をしていました。

もちろん、新山地区の方の頑張りも大変素晴らしいのですが、高校生という若者と地域の方が“はと麦味噌”を通じて、話し合ったり、一緒に味噌作りする中で、年配の方々が生き生きしている様子がとても印象的でした。


2021年。「富岡保育園」は「富岡北地区まちづくり協議会」の方々と、どのようにコラボレーションすることができるのでしょうか?

実はすでに富岡保育園副園長兼、富岡北地区まちづくり協議会理事である村上は水面下で動いているんですね。それもかなり効率の悪い動きです。それは、地域の方と“1対1”でお話する機会をたくさん持つことで、互いの需要を聞く場を設けているんです。もちろん地域ごとに問題点はたくさんあるのですが、「やりたいこと、出来そうなこと」の実現化に効果的だったりします。田んぼを持つ方とのお話しの中では「泥リンピックや、田んぼにいる生き物観察会」を子どもたちとしてみたいとのご意見も出ました。実現へ向けて動いていきたいと思いますので乞うご期待下さいね。


★富岡北地区まちづくり協議会の活動にご興味ある方も、是非“とみほ村”までお越し下さいね。理事の村上が活動報告を伝えたり、他の理事の方々をご紹介することも出来ます。ブログ読者の方も、この際、皆さまが住んでいる地域へのまちづくりにどのように、またどの程度ならば、参加できるか考えてみるのも良いかもしれませんよ。


2021-01-24
村長村上のセールスポイント

皆様1日お疲れ様です。“とみほ村”に牛乳を配達して下さる御紳士(70代ほどでしょうか)が、実は学生の頃、ブラスバンド部の指揮者を務めておられたことを最近知った、村長村上です。仕事だけの間柄を少し越えるだけで、案外、「エー‼︎意外ーっ‼︎」って互いのことを知っちゃうことってありますよね。


さて、先日、岡山県内の認可外保育園の代表の方と、また4月開園に向けて準備されている認可外保育園の代表の方とお話しする機会がありました。認可の“ある”“なし”では、基準なども違いますし、互いにメリット・デメリット部分があることを学ぶ機会にもなりました。ただ、理念や想い、志に関しては認可の“ある”“なし”に関わらず共通する部分があって、『子どもたちの未来のために』というフレーズは三者三様でした。


ちなみに、三者で話をしている際に、一人の代表の方が「謙遜と逃げ道」というキーワードを挙げて下さいました。学び続けていくためには、何事も謙虚な姿勢がご最もなのだけれども、謙遜の使い方によっては、「自分に逃げ道を作っている」とも言い換えられる場合もあるんじゃないのかな⁉︎とのお話でした。


ブログ読者の方で、「自分のセールスポイントを10個挙げること」と「自分のウィークポイントを10個挙げること」と、どちらが容易くできますか?

僕なんかは後者で、「自分は〇〇ができないから〇〇だ」などと、ウィークポイントは挙げればキリがなくなるのです。そして、いざ‼︎セールスポイントを挙げようとすると‥「自分は〇〇が、うーん‥少しはできたり、好きだけど、他にも、もっとちゃんとしている人いるしな〜。」と、なんだかんだ言い訳を作りがちだったします。で、結局のところ、誰かと比較して作り上げた言い訳を理由に、セールスポイントを言わない選択をしているんですね。

(自分の心理を因数分解してみると面白いものですね)


せっかくなので、富岡保育園公式ホームページ上の副園長ブログという場をお借りして、村上太志のセールスポイントを挙げてみたいと思います。

(謙遜する意識を捨てさせて頂きますね)

なんといっても、根っからの“しつこさ”があります。“粘り強い”という表現の方が良いかもしれませんね。

中学生時代陸上記録会長距離走にて、他の競技者が陸上のユニフォームとスパイクに身を包む中で、一人体操服と通学用シューズで、“一位になったらお小遣い額が上がる”という目標に向かって勝ち抜きました。

社会人になって100㌔歩行に友人たちとチャレンジして足の裏に水脹れを複数作り、睡魔から悪夢を垣間見ながら23時間30分で完歩しました。

ガンで余命2ヶ月無いと宣告されてからも、病院のベッドでは、看護師さん相手に「世界一幸せな保育園を作っている最中なんです。どうやって作っているかっていうと‥」と死にかけても、チームのメンバーと掲げた夢はあきらめず語りました。


そろそろ、ブログ読者の方も村長村上の“しつこさ”がゴキブリ並みだと気づいて下さったでしょうか?

【子どもたちの未来へ希望を繋げる】という大きな旗を、『笑顔と感謝の巡る暮らしをする』という指針の元、ただいま、奮闘しています。

「あいつなら、どーにか、こーにか、なんとかしてくれそーじゃん」と思って頂いて間違いありませんよ。尋常じゃない“しつこさ”、“粘り強さ”で、とみほ村を守っていきますよ。


★ゴキブリ並みの粘り強さを持つ村長村上にお会いしたい方は是非、岡山県笠岡市富岡605貝塚伊吹の木の下(保育LABO)まで勇気を持ってお越し下さいね。また、“しつこい”のは苦手です‼︎ってアナタは、富岡保育園の園長先生はもちろん、トミホクルー(見守る保育者)は、穏やかでのんびりしておりますので安心して足を運んで下さいね。

※見学希望の方で、どうしても平日の日中が難しい方は、副園長村上の都合が合えば休日や夕方以降も見学案内をお受け致しますので、お問い合わせ下さい。お待ちしております。

こっそり。ひっそり。
2021-01-23
手指が突き出た脳だとしたら

こんにちは。雨の日の“とみほ村”のお庭はいつもより色鮮やかなんですね。なぜかって⁉︎色鮮やかな傘をさして遊んでいる子どもが多いからなんですね。


さて、虹グループ(3.4.5歳児生活グループ)のお昼ごはん(セミバイキング)後のお部屋へ少しだけ滞在させて頂いた村上なのですが。

※お昼ごはん後は、胃腸を休めるために室内で小一時間おのおので遊んでおります。

※お昼寝については、虹グループ(3.4.5歳児)は当人の子どもの体力と意志と、家庭の事情をマッチングさせながらしております。(最近は虹グループは数えるほどしかお昼寝をする子どもはいないようです)


さて、日本文化ゾーンへのぞいてみると、何人かが“あやとり”をしています。1人でいろいろな技を繰り広げている子どももいれば、2人あやとりなるものをしている子どもたちもいます。あやとり素人の村上の目には、子どもたちの繰り広げる「手指の動き」が複雑過ぎて、目が回りそうになったほどでした。


本当に目が回りそうになったので、そろそろ保育LABO(副園長室ぽい小屋です)へ帰ろうと廊下へスタスタ。すると、“指相撲”をしている子ども集団と遭遇しました。「レディー‥GO‼︎」と対戦する相手と相手の指の間に、人差し指を入れて行司をする子どもを発見‼︎(“指相撲”の行司は初めて見ました)手でしっかり握り合って、あらゆる指の動きで相手を制していく子どもの姿に、つい村上も「寄せて〜。」と、仲間入りさせて頂きました。(大人げなく指の長さと太さを生かしてコテンパンにしましたが)


本日のブログの題名にありますように、世間一般では「手指は突き出た脳」だと呼ばれています。

少し専門的見解を示すなら、脳の中の大脳皮質と呼ばれる部位の約3割が手指の動きをコントロールするために使われているようなんですね。よって、手指を動かすことにより、脳へ刺激することになっているって寸法です。


“あやとり”や“指相撲”も、間違いなく脳へ刺激はいってるんだろうな〜と、思うわけなのですが‥それはそれで、ただ単に、子どもたちは“楽しい”から“おもしろい”からやってるんだろうし。そんな姿に、ついつい見守る距離を飛び越えて「寄せて〜。」と言っちゃいました村上からのレポートでした。


★“あやとり”や“指相撲”など得意な方がおられれば、是非是非“とみほ村”の富岡保育園はおいで下さい。子どもたちやトミホクルー(見守る保育者)たちに新しい技を伝授して頂きたいです。『子どもたちの未来へ希望を繋げる』ために勇気をもって足をお運びください。お待ちしております。

※お問い合わせは、ホームページTOPのお電話又は副園長村上(09X33715648)へ宜しくお願いします。

複雑過ぎる手指の動き
制する手指の動き
2021-01-22
『デジタル社員』について“児童文学書”『モモ』を通して考えてみる

おはようございます。メダカの住む火鉢に張った氷を触ろうと、手を突っ込んでいる姿が妙に愛くるしい子どもを見て「なんだか平和だな~」と幸せな気持ちにひたっておりました村上です。


さて、本日は先日少しだけふれました『デジタル社員』について、とある本を参照しながら意見を述べたいと思います。

まず、『デジタル社員』を売り込んできた会社の冊子の表紙には「保育園、こども園で働く人を幸せにするソフトウェアロボット」とありましたので、そこは覚えておきながら話を進めたいと思います。

また、とある本とは児童文学書で有名な『モモ』という、時間どろぼうと、盗まれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語だということも、頭の片隅に入れながら話を進めていきたいと思います。


『モモ』の作品の中で“灰色の紳士”(時間どろぼう)が人間たちに「時間節約」を進めていく様子が次のように描写されていますので少しだけ読んでみて下さい。

↓(本来はひらがな表記の部分も漢字表記で紹介してしまいますがご了承ください。)

そして、いわゆる「時間節約」を始める人の数は日ごとに増えてゆきました。その数が増えれば増えるほど、本当はやりたくないが、そうするより仕方ないという人も、それに調子を合わせるようになりました。

毎日、毎日、ラジオとテレビも新聞も、時間のかからない新しい文明の利器の良さを強調し、褒め称えました。こういう文明の利器こそ、人間が将来「本当の生活」が出来るようになるための時間のゆとりを生んでくれる、というのです。ビルの壁面にも、広告塔にも、ありとあらゆるバラ色の未来を描いたポスターが貼り付けられました。絵の下しには、次のような電光文字が輝いていました。

 時間節約こそ幸福への道!

あるいは

 時間節約をしてこそ未来がある!

あるいは

 君の生活を豊かにするために時間を節約しよう!

けれども、現実はこれとはまるっきり違いました。確かに時間貯蓄家たちは、あの円形劇場(主人公が住む廃墟風な溜まり場」あとの近くに住む人たちより、いい服装をしていました。お金も余計に稼げましたし、使うのも余計です。けれど彼らは、不機嫌な、くたびれた、怒りっぽい顔をして、とげとげしい目つきでした。

(中略)

彼らは時間がもったいないと思ったことでしょう。彼は余暇の時間でさえ、少しの無駄もなく使わなくてはと考えました。ですからその時間のうちに出来るだけ沢山の娯楽を詰め込もうと、もうやたらと忙しなく遊ぶのです。

だからもう楽しいお祭りであれ、厳粛な祭典であれ、本当のお祭りは出来なくなりました。夢を見るなど、ほとんど犯罪も同然です。

(中略)

仕事が楽しいとか、仕事への愛情を持って働いているかなどということは、問題ではなくなりました。むしろそんな考えは仕事の妨げになります。大事なことはただ一つ、出来るだけ短時間に、出来るだけ沢山の仕事をすることです。

(中略)

時間をケチケチすることで、本当は全然別の何かをケチケチしていることには、誰一人気がついていないようでした。自分たちの生活が日ごとに貧しくなり、日ごとに画一的になり、日ごとに冷たくなっていることを、誰一人認めようとしませんでした。

でも、それをはっきり感じ始めていたのは、子どもたちでした。というのは、子どもと遊んでくれる時間のある大人が、もう一人もいなくなってしまったからです。

けれど、時間とはすなわち生活なのです。そして生活とは、人間の心の中にあるものなのです。

人間が時間を節約すればするほど、生活は痩せ細って、無くなってしまうのです。


と、いった文章が、1976年発売の児童文学書に綴られておりました。

さて冒頭に紹介した『デジタル社員』は働く人を幸せにするソフトウェアロボットとなるのでしょうか?ブログ読者の方はどのように思われますか?

ゆっくり、ゆっくり、慎重に。
2021-01-21
3人の女性との対談話を紹介

こんばんは。本日の“とみほ村”村長村上は3人の女性とお話しする機会を持ちました。

※個人情報に基づきながら少しだけ紹介させて頂きますね。


1人目は‥富岡保育園の主任先生です。富岡保育園では不定期で園長・副園長・事務長が職員をゲストにおもてなしランチ(通称 るんるんランチ)をしています。本日のゲストが主任だったんですね。仕事(保育)についてよりかは、どちらかと言えば家庭をお持ちなので家庭の話がメインでした。二世帯での大家族家庭ということで、家族内の距離感というもので時折トラブルがあるのだとか。けれども、トラブルを解決する合言葉は『お た が い さ ま』だそうです。主任先生の現場でのリーダーシップそのものだと感じました。『お互い様』を公私ともに実践されている主任先生のいる富岡保育園って羨ましい‼︎


2人目は‥富岡北地区まちづくり協議会の理事の方です。先日の「富岡北地区防災訓練」について詳細をお聞きしたくてお呼びだてしてしまいました。もちろん防災についてもお話しをしました(防災マップには見えない裏山などの水路の問題など)が、理事の方の現在行っている活動についてもお聞きすることができました。田んぼ活動もされているようで、「泥リンピックや田んぼに住む生き物観察」などの、今後地域の子どもたちとやってみたい活動への展望話で花が咲きました。ちなみに理事の方の田んぼは無農薬で化学肥料無しだそうで、泥がめちゃくちゃ柔らかいそうです。楽しみだなーー‼︎


そして3人目は、東京の仲良くさせて頂いています※コンサルティング会社の方です。実はコロナ渦前には何度か勉強がてら、東京の新宿駅横の高層ビルにあるオフィスへお邪魔させていただいたことがあるのですが‥なんと‼︎コロナ渦で、大きくシフトチェンジをしていて、各地域に点在型のオフィスを作られていて、なんとなんと藁葺(わらぶき)屋根の古民家をリノベーションしたオフィスまでも現在手がけているんだとか。最先端なようで、最古参⁉︎都会の一流企業が変化を厭わない姿勢に、岡山県笠岡市という田舎町にある富岡保育園は、まだまだ変化できるチャンスはめちゃくちゃあるぞ‼︎と励みを頂きました。

※株式会社カグヤ です。理念が「子どもたちの幸せが未来を変える」との、とみほ村の理念と重なる点が、離れていてもいつも親近感の持てるコンサルティング会社です。



あいからわずの日記のようなブログ記事にいつも目を通して下さりありがとうございます。富岡保育園への見学は、園庭開放日などを定めておりませんので、ご都合良い日に足を運んでくださいね。(事前にご連絡下さると、園長or副園長がご案内するのに助かります。が、突然の来園も嬉しいですよ。)

ちなみに、明日は木曜日‼︎木曜日と言えば⁉︎そう‼︎「富岡保育園付属大学」ラジオ生放送番組があります。FMプラプラというアプリをスマホでダウンロードして頂くと(FMプラプラ→エフエムゆめウェーブ→富岡保育園付属大学)全国どちらからでもご視聴できますのでご都合つく方は是非。(木曜日お昼の13時30分〜※再放送は同日夜の19時〜)

そーっと。
2021-01-20
【ボク、3回目だから‼︎】※涙腺が弱い方はハンカチをご用意下さい。

皆さま1日お疲れ様です。さきほど、とある会社の『デジタル社員』の営業にお付き合いしておりました村上です。“保育施設で働く人を幸せにするソフトウェアロボット”がコンセプトのようです。

↑ 

『デジタル社員』⁉︎については、めちゃくちゃ‼︎めちゃくちゃ‼︎ツッコミたいのですが本日は我慢します。

富岡保育園のアナログ社員から受け取りました「ナラティブツリー」(※見守る保育者が綴る実話に基づいた物語)を読んで、つい感動して泣いてしまったから‥ぜひ‼︎ブログ読者にも紹介したいから‼︎です。


紹介する前に、村上の主観で注釈しておきます。今回の物語に出てくるA君は、就学前の5歳児です。性格的には恥ずかしがり屋さんですが、意志の強さを感じる面もあります。今回は、岡山県笠岡市で毎年、就学前の子どもを対象として、「一年生になったらやりたいこと」を各保育施設で収録する取り組みに富岡保育園も参加したときの物語です。また、もう1人の登場人物の“私”は、富岡保育園のアナログ社員です。(副園長補佐)優しさの塊のような共感力が非常に高い人物でもあります。


それでは始めていきますね。


【ボク、3回目だから‼︎】

令和3年 1月 8日(金)


今日はA君の1年生になったらの収録の日。

1度目は緊張から体が動かなかった。

家に帰ってから「言いたい」とお母さんに伝えていた。

2度目にチャレンジすることに。

やっぱり緊張から体が動かず廊下まで抱いて出た。

私(保育者)の「もう帰ってもらう?(撮り直しに来られたカメラマンに)」「もう、やめとく?」の言葉に

A君は「うん」とは言わなかった。

私が「恥ずかしい?」と聞くと‥

A君は「うん」と首を動かす。

家でお母さんに言っていたように、言いたい気持ちはあるけど、恥ずかしい‥。

私は「時間をあげるから少し考えてごらん」と、私も何も言わずに少しの時間待ってみた‥が、答えは出なかった。

A君のやりたい気持ちが分かっただけに、ここで私が「もう今日はやめよう」と判断していいものか悩んだ。

30分ほどA君も自分の中で葛藤していたが答えが出ず‥

そこで、私は今日は撮り直しに来られたカメラマンの方に帰ってもらうことにした。

また後日来て下さるということで、A君にもその旨を伝えた。

私たち保育者には言葉少ないA君だが、家に帰ったらお母さんにきちんと自分の思いやその時の状況など伝えることができていて‥

その日もお家でお母さんとも色々話したようで、やっぱり言いたい気持ちは変わっていない。


収録の〆切も限界のラストチャンスの再々収録日1月8日。

お母さんが「大丈夫?」と聞くと

A君は「ボク、3回目だから大丈夫」(笑)との返事だったらしい‥

思わず私は笑ってしまった。コレは期待できそうだ‼︎


お昼ごはんを終え、歯磨きをしているA君に私は「もう少ししたら来るからね。」と伝えた。

ついでに「練習しとく?」と手でマイクを作って出してみたら、A君は笑いながら手を振り払った。

これを何度かやって、しつこいのもプレッシャーになるかと思い私は部屋に入った。

少ししたらA君がニコニコしながら隣に来たので私は「やる?(練習)」と言って手を出す(マイク風に)と、また笑いながら振り払った。この様子を見て今日は言えそうな気がした。


ついに‥再々収録をして下さるカメラマンの方が来た。私(保育者)もドキドキ緊張した。

A君の遊んでいる所に行って、カメラマンの方が来たことを知らせ、手を出すと‥ギュッと握って、自分からスッと立ち、一緒に歩き始めた。

靴を履き、外にもすぐに出たA君。

私は「A君、すぐ終わるからね。」と伝えて、マイクの所まで園庭のトンネルの前から走って駆け寄った。

A君「一年生になったら‥‼︎」


ヤッター‼︎‼︎言えた‼︎‼︎

と、思っていたら‥

カメラマンの方がカメラを触りながら「すみません、もう1度いいですかん」と。


(私は「えーーーっ‼︎せっかく言えたのに、やり直しって!?これで言えなくなったらどうするん!?」と心の中で思いながら)


私はA君に「今のは練習だって。上手に言えたから‼︎先生は向こうで待っているからね♡」と伝え、A君を送りだした。


再々収録、テイク2‼︎

私の心配を他所にA君は上手に言えた。

カメラマンの方も、思わず大きな大きな拍手‼︎

私も感動して涙が出そうになった。


私の中では‥マイクの前で言った後、そのまま私の手を広げて待っている場所までA君が駆け寄ってきて「A君ーーー♡」と言ってハグする予定だったのだけれど‥

しかし、現実は、私の所までではなく、A君は丸太の所でストップして丸太に寄り添っていた。

やっぱりA君‼︎私は笑えた。


そんなこんなで、私は自分の方からA君に駆け寄り「上手だったよ‼︎頑張ったね。」と嫌がるA君に抱きついた。


その後、部屋で過ごしていると、A君が近づいてきて‥

「頑張ってないから」と言って、笑って去って行った。

その顔は自信がついたような笑顔だった。


大好きなお父さんからご褒美の“肩ぐるま”してもらえたのかな♡


2021-01-19
そんなこたー、ない‼︎ですよね。

こんばんは。ブログ読者の方で「一月は往ぬる 二月は逃げる 三月は去る」という言葉を知っている方はおられますか?

お正月から年度末の三月まで、あっという間に過ぎちゃう、という意味だと思うのですが。

本日が1月18日。なんだかんだと、もう1月も半ばを過ぎちゃったのか~と、年々、時が過ぎるのが早く感じてしまっている村上です。

(一説には、大人と子どもとでは、時間感覚が4倍ほど違うそうだとか。たしかに、学生の時に、授業がなかなか終わらず「1時間って長いなぁ」と溜め息をついちゃったりしたような。)


さて、保育施設のお正月から年度末3月までも、実は“豆まき”やら、“お雛様”やら、なんやかんやと日本の文化イベントに触れていると、就学前の子どもは“卒園の日”を迎えたりします。

携わる大人にとっては、あっという間という感覚はあるのですが、当の子どもたちはいかがなものでしょうか?

一説による4倍感覚が真実ならば、まだまだ“卒園の日”までは、大人の時間感覚ならば1年はあるかと考えられます。


上記の村上屁理屈は何が言いたいのか?何が伝えたいのか?


就学前の子ども(世間一般では年長児)の“今”は、“卒園の日”のためにあるのか?または“就学する日”のためにあるのか?


ブログ読者の方もご一緒にお考え下さいね。


年長児の次の年中児(4歳児の子どもですね。)の“今”は“年長児になるため”にあるのか?


どうですか?ブログ読者の方の意見はまとまってきましたか?もう少し考えてみましょうね。


1歳児の“今”は“2歳児になるため”にあるのか?


さあ!そろそろ考えが明確になってきたでしょうか?子どもばかりに焦点を当てるとボヤけてしまうので、同じ人間の大人にも焦点をあててみましょう。


35歳の村上の“今”は“36歳になるため”にあるのか?


100歳の金さん銀さんの“今”は“101歳になるため”にあるのか?



そんなこたー、ない‼︎ですよね。

“今”は“今”のためにあって

“今”の積み重ねが未来へと繋がっていくんですよね。


人間の危機管理能力が働くと、どうしても先を見据えて、不安を取り除きたい気持ちになります。ただ不安を取り除こうとすればするほど、不安が生まれたりしませんか?


目の前の子どもたちの遊ぶ姿を、じっくり見て感じて学んでみましょう。子どもたちが将来の不安を取り除くために、何かの遊びに熱中していたりしますか?



「一月は往ぬる 二月は逃げる 三月は去る」という言葉を考えたのは、99%‼︎子どもでは無いと思います。“今”“目の前”のことに熱中している子どもたちから、僕たち大人は何を学ぶことができるでしょうか?


本日は、疑問文ばかりになっちゃいましたね。大変申し訳ありませんが、ブログ読者の方もご一緒に考えてみてくださいね。


※本日の添付写真は‥お昼の洗濯物の片付けをする保育者のところへ、2・3歳ほどの子どもたちが競って駆け寄っています。「僕は大きいのを畳む!」と。さて、この子どもたちは将来一人暮らしで洗濯物を片付けための練習をするために励んでいるのでしょうか?それともクリーニング屋さんにでもなろうとして励んでいるのでしょうか?


そんなこたー、ない‼︎ですよね。

ぼくも、わたしも、
2021-01-18
岡山県笠岡市富岡北地区にある“とみほ村”の災害時の役割のポイントは“心細さの解消”

おはようございます。本日、岡山県笠岡市富岡北地区地域密着型防災訓練にお邪魔しました村上です。(都合によりほんの少しばかりの参加時間でありましたので、詳細は他の理事の方より学び直して発信させて頂きますね。)


あらためて、岡山県笠岡市富岡北地区にあっての“とみほ村”の防災に際しての役割を考えてみたいと思います。

(専門家の助言では無く、あくまでも村長として、副園長としての意見です。)

富岡北地区防災マップを見てみると、富岡保育園のある“とみほ村”は地域の避難場所にはなっていません。

だったら、地域の災害の際には何もしなくても良いのでしょうか?

防災マップを見る限り、津波などを想定として避難場所は平地ではなく高台に設定されています。

(ココから素人の村上の意見ですので、是非ツッコミをたくさん入れて下さいね。)

ただ‼︎ただです‼︎岡山県笠岡市の隣する海は瀬戸内海です。穏やかな瀬戸内海の津波が猛威を奮ってでも富岡北地区まで襲ってくるには、少しばかり時間がかかります。

高台に避難するのも1つの手ですが、襲ってくるまでの時間を利用して富岡北地区から脱出するのも1つの手です。

で、この辺りまでは、ブログ読者の方もご納得だと思うのですが‥

『避難の度合い』を判断するのが、富岡北地区では難しいのです。なぜなら、災害に慣れていないからです。数ヶ月前に数軒燃える火災はありましたが、地域全体を襲う災害は近年経験していないからです。加えて自然災害に対しては、僕を含めた現代人は鈍くなっているとしか言いようがない。なぜなら天気にしたって、雲や空を見るより、ついついスマートフォンの天気予報を見ちゃうくらいですから。


さあ、『避難の度合い』を判断するのが難しい場面。自宅待機なのか?高台へ避難なのか?地域から脱出なのか?

そんな際に、もしもブログ読者が、自宅でひとり、テレビやラジオの災害ニュースを見ながら、やきもき悩むのって、あまりにも“心細い”と思いませんか?

ココなんです‼︎

富岡保育園が属する“とみほ村”の役割は‼︎


どうせ、自宅でひとり判断もできない“心細い”状況があるなら、そんな時に、“とみほ村”に駆け寄ってこれる場所でいなきゃいけないんです。

幸い、“とみほ村”は平地ですので、歩いてくるのもご年配の方にも優しいです。また駐車場も、富岡北地区の防災マップ上の避難場所の駐車場より広いので、自動車などでも簡単に寄れます。

加えて‼︎昨日の富岡保育園の“強み”である最強の人的環境トミホクルー(富岡保育園の保育者)がいるのが何よりの“心細い”を解消する材料です。

もちろん子どもたち100人ほどの命を絶対的に守ることが義務です。

ただ、富岡北地区の地域にあって、平日の日中に現役世代の大人が複数集っている場所であることは、ご年配の方にとっては心強いはずなんです。

“とみほ村”では日頃より市役所や消防署、警察署などとの連携がありますので、判断の度合いを一緒に考えるには拠り所となるはずなんです。

上記の地域の災害時の“心細い”を解消する役割を担うためには、ポイントは1つです。悩まずに駆け寄れる場所であるかどうかです。

「わたしが、俺が、言ったら邪魔になるかな!?それとも受け入れてくれるかな!?」と悩んでいる時間が災害時1番もったいないんです。

悩むことなく「こんな時は、とりあえず“とみほ村”へ行ってみて、一緒に考えてもらおう!」と、躊躇なく駆け寄れるために‥

答えは1つです。

災害時という特別な時だけでなく、日頃から躊躇なく駆け寄れる関係を作っておく必要があるんです。

それって、何かの書類に判子を押したり、カードを通したり、顔認証でピピーッとすれば作れるのでしょうか?

↓ 

(あくまでも村長村上の副園長村上の意見です。富岡保育園園長も賛同してくれています。)

まずは、“顔見知りになること”が1番です。ただ24時間面と向かうほど濃い時間から始めることはないと思うんです。互いにとって躊躇なく駆け寄れる関係の距離感は、おのおので違います。だからこそ、その距離感を測ったり、作ったりするためには、【挨拶】なんですね。

とにかく道端やスーパーや公園などで擦れ違う際に軽い【挨拶】から始めることが、災害時の地域の“心細い”を解消する役割を担うための一歩だと考えています。


※道端などでお会いする機会が少なくなれば、園児と散歩がてら挨拶まわりもしていきたいと思いますので、富岡北地区の御近所の方々ご迷惑おかけしますが宜しくお願い致します。

2021-01-17
富岡保育園の“強み”と“弱み”

皆様1日お疲れ様です。さきほどまで卒園児と“とみほ村”のお庭でサッカー(ボール蹴り)をしていました村上です。35歳にして手加減という言葉を知らない村上なのですが、7歳の卒園児も手加減という言葉を知らないようで‥ルールを何度も改訂しながら死闘が繰り広げられました。

※ちなみにサッカーと言っても、サッカーゴールや整地されたグラウンドがあるわけではありません。ゴールはもちろん互いに「ココからココな!」と互いの力量に合わせた設定を改訂を繰り返しながら決めます。(結果は9対4で村上が敗北を喫しました。)


さて、本日のブログ記事は、ご時世や諸事情により富岡保育園に見学に行きたくても、なかなか足を運べない方への朗報です。

富岡保育園の“強み”と“弱み”をご紹介したいと思います。


現在、保育所保育指針(←保育園の法律のようは決まり)に明記されている中に「環境による保育」という文言があります。

環境と言っても、物的だったり空間的だったり、時間的な要素を思い浮かべることができると思うのですが‥

富岡保育園の環境の中で1番の“強み”とは?

数年前に大改革した園庭!?

数年前に大改革した保育実践!?


正解は‥

「先生です」

※通称 トミホクルーと呼んでいます。富岡保育園保育者(保育士・栄養士・調理師などなど‥保育に携わる全ての総称です。)


富岡保育園の環境の中で1番の“強み”は人的環境の「先生です」

個人情報も絡みますので紹介が限られますが‥

富岡保育園の先生たちは、なんと‼︎20代、30代、40代、50代、60代と、とても幅が広い層が集まっています。もちろんお子様がおられる先生だっています。赤ちゃんであったり、保育園に通うほどの子どもであったり、中高生や大学生ほどの子どもさんがおられる先生だっています。またお孫さんもおられる先生だっています。シングルマザーや住宅ローンをお抱えの先生だっています。

何が言いたいかって!?保護者の方がリアルタイムで子育ての悩みに、かなりの確率で“共感”が共有できる先生たちがいます。


子育ての悩みって、本屋の本に書いている通りすれば解決できるのであれば、すでにこの世から子育ての悩みは消えてしまっていますよ。解決できないからこそ、悩みを分かち合うことが大切なんだと思うんです。

その際、悩みに“共感”があるのと、ないのとでは、分かち合う際に大きな違いがあるのはブログ読者の方も薄々お気づきなのではないでしょうか。


次に“弱み”です。強みだけ紹介するのは卑怯なので、きちんと“弱み”もご紹介しますね。

富岡保育園の環境の中で1番の“弱み”とは?

実は‥毎日公式ホームページ上にブログを更新している上に、保育現場では管理職を担っている‥副園長が、子どももいなければ家庭も持っていない、史上稀にみる道楽者だということです。言葉に経験が乗っかっていないので、信憑性や納得度に欠けるんですね。ココが富岡保育園の人的環境での“弱み”です。


しかーし‼︎弱みは“強み”にも変えられることを最後にプレゼンさせて下さい‼︎

ブログ読者の方は全員が家庭人なのでしょうか?何かの事情がありお子様もいなかったり、おひとり様だっているかもしれないですよね?

おひとり様は子育てに関わってはいけないのでしょうか?

お子様がいなければ子育てに対して発言してはいけないのでしょうか?

僕が常々声を高らかに叫んでいます『子どもたちの未来に希望を繋げる』ためには、【社会全体で子育てをする】必要が絶対条件です。

だからこそ、家庭をもっていなかったり、家庭にお子様がいない方へも積極的に子育てに関わって欲しいのです。そのモデルがまさに副園長村上ってことです。


そろそろ、まとめましょう‼︎

富岡保育園の人的環境の“強み”と“弱み”を本日ご紹介させて頂きました。是非ブログ読者の方も含めて、足を運んで下さった機会には“強み”と“弱み”両方味わって頂ければ幸いです。

※富岡保育園では「園庭開放」と言った指定された見学日は設けておりません。見学に来たいと思ったら吉日‼︎いつでもご連絡下さい‼︎お待ちしております。(土曜日午後からや休日に関しては、村長という名の副園長村上の都合にて受付できますので是非一報してみて下さい。)

それぞれに担いたい役割
2021-01-16
“縁側”のある暮らし

こんにちは。

お昼ごはん後、虹グループ(3.4.5歳児生活グループ)の数人が‥

初春の香る日差しをいっぱいに浴びた“縁側”で気持ち良さそうに横たわっています。

木の板場に肌をすりすりしながら、ぼーっと、ぼんやりと。

時に隣の友達と見つめ合って、にんまりと。


ぼーっと、ぼんやりと、にんまりと、休んでいたら、子どもたちは、ある遊びを思いついたようです。

“縁側”で寝転がっていた友だち同士が、今度は体を寄せ合い出しました。

そして、次の瞬間‥重なりはじめました。

「ピラミッド作ろうで〜!」と。

2段、3段と、重なりあって‥

あえなく、つぶれて‥顔を見合わせて喜ぶ。

何度も何度も繰り返しているうちに、下の体重がのしかかって力が必要な部分を、力自慢の男の子たちがかって出たり。


“縁側”から、子どもたちの笑い声や、安堵した表情が見てとれると幸せな気持ちになりますね。

世の中、どんなことがあろうと。


※ブログ読者の方で、“とみほ村”にあります「富岡保育園」への見学のご希望の方へ。是非、あたたかい日差しと、冬の残り風を感じながら、“縁側”にてあたたかいお茶を召し上がって下さい。そして子どもたちの笑い声と安堵した表情もご一緒どうぞ。


あたたかいね
2021-01-15
『レゴコントローラー』

皆さま1日お疲れ様です。本日岡山県笠岡市では春日和。半袖や裸足で走り回る子どもなんかもいて、縁側のお茶コーナーは大盛況でしたよ。

村上と言えば富岡保育園から歩いて数分のところにあります富岡公園へ2人の子どもを連れてお散歩へ。富岡公園の花壇へは「富岡北地区まちづくり協議会」の方たちが植えて下さったパンジーや、春には咲き誇るであろうチューリップの球根が植えられていました。

ブログ読者の方も含め、普段当たり前に公園で見かける花壇の花だったりは地域の方の定期的なお世話のお陰様であって、また1つ感謝を学んだひとときでした。



さて、本日1月14日の添付写真をご覧下さい。透明なケースを立てらせて、レゴブロックを組み立てている⁉︎様な3人の男の子が見えますか?

実は、この3人は、レゴブロックは組み立て終わっていて、組み立て終わったレゴを持ちながら3人で何かヒソヒソとしゃべり合っているんです。それも透明のケースをを見ながら。


あまりにも奇妙な光景だったので、3人に気付かれないように盗み聞きしてみると‥


なんと‼︎


3人でテレビゲームをしていたんです。透明のケースはTV画面で、レゴブロックはゲームのコントローラーです。

透明のケースには3人共通の画面が映し出されているのでしょうか?ヒソヒソとコミュニケーションをとることで、空想の世界を寄せ合っているようにも思えましたが‥


真相はいかに⁉︎

透明のケースに映る画面とは?
2021-01-15

こんにちは。無事に平気に35歳になりました村上です。日々、のんきであんきでいられることって、家族や仲間や友人や出会う先々の方のお陰様でしかないんですよね。本当にありがたいかぎりです。引き続きまわりにあつかましく迷惑をおかけしながら生かせて頂きたいと思います。


さて、村上誕生日スペシャルブログは‥本の紹介です。保育・幼児教育や人類学や脳科学などの専門書の紹介にしんどくなったブログ読者の方、朗報ですよ‼︎

本日紹介させて頂きます本は‥「絵本」です。それも35歳アラフォーのおじさんが自分のために本屋で選りすぐった「絵本」です。気になりますよね?

本屋へ行くと、子育てコーナーには「男の子の育て方」、「女の子の育て方」、「頭が良くなる子の育て方」、「最高の子育ての方法」などなど、科学的根拠に基づいていたり、筆者の経験談に基づく本が立ち並んでいます。もちろん子育てに悩みを持つ方にとっては、喉から手が出るほどの有り難い本なのかもしれません。その手の本も村上の本棚にもいちようあります。複数の筆者のメッセージが共通している部分だったりは、富岡保育園の保護者へのメッセージにも引用させて頂いたりするのも事実です。


けれども、本日ご紹介させて頂く本は「絵本」です。2020年から児童文学書の世界に飛び込んだ肌感として、対象が大人や子どもと特定されていない文学が描く“子どもの世界観”には、生きるうえでの哲学めいたものを感じずにはいられないんですね。


と、そろそろ、村上の講釈はこの辺りにして‥本日のご紹介する絵本は『の』です。作者はjunaidaさんです。

なぜ、この絵本を35歳アラフォーおじさんが手にとったか?理由は全くの直感でしかなかったんです。なにかに吸い込まれるように手にとりました。本の感触は重厚そのもの。けっして分厚くはない絵本なのですが、高価な物を手に取るように、しっかりつかみました。ページをめくる瞬間、緊張感がどことなく走ります。自分で言うのもなんですが、期待感が高まり、次の瞬間、どのような表現が待ち受けているのか、ワクワクドキドキ、高揚感とが疾走しているのが分かりました。

文字数は見開きに1行ほど。文字だけを追えば、1分で完読してしまう絵本なのですが、3ページほどめくった瞬間、僕はめくるのをやめて、本屋のレジへ向かいました。この場で完読するのがもったいないと直感したからです。

そして現在、4ページほどめくってブログを書いています。間違いなく、期待以上の世界が広がることを確信したからです。貧乏性なのでしょうか、最後までめくるのがもったいないほどの魅惑的な絵なんです。


ブログ読者の方は、ほとんどが大人の方だと思うのですが‥子どものために絵本を買うことは経験されているかもしれませんが、自分のために絵本を買った経験はあるでしょうか?是非、1度本屋へ行ってみて真剣に自分のために絵本を選んでみて下さい。あなたはどんな基準で選ぶのでしょうか?絵のタッチなのか⁉︎それともストーリー性やメッセージ性なのでしょうか⁉︎それとも‥⁉︎

2021-01-13
感謝の金千四百五十八円物語

「村上先生‼︎あのお賽銭箱いくら入っとったん?」

地域の方からご質問がありましたので本日お答えしたいと思います。

※お正月期間(1月1日~1月7日)にとみほ村玄関前に幻の如く現れた「とみほ神社」の前にありましたお賽銭箱のことです。


金額をお答えする前に、1つだけ裏話をさせて下さい。

まず、なぜお正月期間にとみほ村玄関前に「とみほ神社」を設置することになったのか?“幻の如く”という説明書きを連ねているのですが、気になる方もおられるようでお答えしますね。

実は、はじめはほんの“ごっこ遊び”のつもりで‥年明けの新年保育はじめの日に、“初詣ごっこ”なんてできたらおもしろいだろうな~と思って‥プロの大工さんにお賽銭箱を注文してみたんです。(鳥居は木工職人の方へ)大工さんへは「お賽銭箱っぽく、四角い形で上部に棒が何本がひっつけてくれればいいので、出来ますかね?」と村上が安易に注文したんです。すると‼︎数日後‼︎なんと‼︎本物のミニチュアサイズのクオリティで大工さんが作ってきて下さったんです。


大工さん「お賽銭箱を作ることは今までに無かったので、とてもおもしろかったです。ありがとうございました。さしあげます。」

と、まさか、依頼者の村上に製作に関われた感謝を告げて下さったんですね。


もう‼︎ここまできたら、初詣ごっこではなく、初詣ができる準備をしないと、お賽銭箱を本気で作って下さった大工さんの想いに頭が上がらない‼︎と、思い‥元旦早朝から、とみほ村玄関前に幻の如く「とみほ神社」を出現させたという話です。

そして、もう1つだけ裏話をさせて下さい。地域の方から「夜も出しっぱなしにして、盗まれたりせん?大丈夫?」とのご心配の声を頂きました。お正月期間毎日村上はとみほ村に滞在していましたし、なんなら、富岡保育園がお休みの日は、とみほ村は門まで全て開放していたんですね。ある人から見ると「不用心じゃない!?」と、ツッコミを言われそうなのだけれども、実は全くの逆転発想なんです。

夜もお金が入っているかもしれないお賽銭箱を置いていて、休日の日中は門まで全て開放されている。コレって、とみほ村が地域の方に全幅の信頼を置いていないとできないことです。裏返すと、心底信頼しているってことです。

そして、お正月期間、幻の如く現れた「とみほ神社」は無事でしたし、とみほ村内を荒らす人などは全くおらず、逆に、地域の方や卒園児の方、また遠方からもお賽銭を入れて参拝したり、とみほ村に入って富岡保育園をなつかしむ方が来られました。

とみほ村の全幅の信頼に、たくさんの方が笑顔と感謝で応えてくれた証ですよね。


でね‼︎金額を発表する前にもう1つだけ裏話をさせて下さい‼︎お賽銭箱とセットで奉らせて頂きました「とみほ神社」の鳥居は木工職人の方に依頼して製作して頂いたのですが‥実はこの木工職人の方‼︎鳥居を製作する前に1度、富岡保育園に来て下さり子どもたちと汗だくで遊んで下さったんです。そして‼︎遊んだ後のその日に、初めてデートした女性と、なんとお付き合いすることになり‥そしてそしてなんと‼︎鳥居製作が完了してすぐに、結婚が決まったんです。

でもって、なんと‼︎鳥居を村上に託けて下さった後すぐに、なんと‼︎お子様を授かったんです。それもご夫婦ともにお子さまを授かりにくい体質だとお医者さまから言われていたにもかかわらず。


信じるも信じないも、あなたしだい。

けれども、「とみほ神社」には間違いなく“ご縁の巡る神様”が宿っています。


お正月期間中受け賜わりました“金千四百五十八円”につきましては、感謝をもって、とみほ村の持続可能な取り組みにご寄付させて頂きたいと思います。誠にありがとうございました。

2021-01-12
富岡保育園の大胆未来予測編

おはようございます。1月11日、日の出前から味噌汁片手に新聞紙(山陽新聞)を読み耽っておりました村上です。本日の一面は、全日本高校女子バレー大会で岡山県代表の高校が優勝したことと、コロナウイルスに新たな変異種が確認されたことと、内閣支持率が下落したことです。


本日は上記に雲隠れしたNEWSを取り上げます。もしかすると、かなり厳しく言葉が行き過ぎてしまうかもしれませんが、現実として受け止めて頂きたいと思います。(ご意見ご感想は積極的に受け止めていきたいと思っております。)


コロナ渦に入る前の皆さんにとっての課題を少し思い出して下さい。おのおので違うのは明らかなんだけれども、日本全体で考えると間違いなく『“超”少子高齢化』なんですね。それも“超”がつくほどに。

日本の総人口が昨年度から30万人減ったにも関わらず、65歳以上の高齢者は30万人増えているんですね。割合で言うと4人に1人以上が65歳以上の方となります。

これが何を意味するか?20代や30代、40代の現役世代、働く人が減っちゃっているってことです。もちろん10代以下なぞ説明するまでもなく減っています。(数字で表すと恐ろしいので自学自習してみて下さいね。)


上記に対しては国は、あらゆる福祉制度を整え、年金制度や子育て応援制度、医療制度など懸命に行なっているが、歯止めが効かないことは、ブログ読者の方もなんとなく肌感で分かっているのではないでしょうか?


「だったら、どうすれば良いのか?」


超少子高齢化問題を、このブログで全て解決できるのなら、とうの昔に解決されています。歯止めが効かないのなら、超少子高齢化に順応したライフスタイルで暮らしていくことが一つの幸せかもよ〜との空気感が漂いはじめた頃のコロナショックだったんですね。

ウイルス感染症対策は今後ももちろん継続していかなければならないけど、超少子高齢化問題からも目を背けないでいくことが僕たちが未来へ希望を繋げる1つの責務なんだと思っています。


僕たち保育従事者は、まず超少子高齢化時代に順応する人材の基礎育成が課せられます。キーポイントは、上記にもあげましたように現役世代、働く人が減っていくということは⁉︎皆が皆、同じ様な特性や価値観だと、あらゆる産業に手が回らない現象が起きるのは想像つきますよね?逆算していくと、多様な特性や価値観の人がいる必要が必ず出てきます。と、するなら、乳幼児期、つまり脳みそが1番柔らかい時期に、子どもたちを“ある特定の特性で揃えようとすること”は、日本の国益を危ぶます行為になりかねないことを保育従事者は頭に入れておかなくてはいけません。ひとりひとりの持って生まれた特性が、そのままダイレクトに国益に繋がる可能性が高いということです。

加えて、上記の“ひとりひとりの持って生まれた特性を最大限に活かす”乳幼児教育は、過疎化問題を解決する糸口にもなります。シンプルに考えて、日本の人口が減っている→減っている地域には人が集まらないから余計と減る→過疎化が止まらない、という現象が全国各地で起きています。なんなら、地域活性化に成功を収めていた地域ですら、コロナ渦によって逆戻りしてしまった地域もあるくらいです。 

人口を増やそうとする取り組みも、もちろん継続しなければならないんだけれども、「人口が少ない中で最適化されたライフスタイルを考える」も同時に取り組まなくちゃいけなくて、人口減少の波が止まらない過疎の田舎町は、特に多様な現役世代、働く人たちが必須なんです。


さて、まとまらない話を語ってしまいましたが‥僕の勤めています富岡保育園は、岡山県笠岡市という過疎化が進んだ超少子高齢化ももちろん進んだ街にあります。

富岡保育園の御近所まわりは‥70代の方が90代の方を自宅で介護していたり、跡継ぎがいない中、小さな商店を営んでいたりする街でもあります。時代を江戸時代まで遡れば参勤交代の際に大名が通る道沿いであったためにタイムスリップすれば、富岡保育園前の道には多くの人が多くの店を行き交い賑わっていた街だったかもしれません。けれども、現在は、夜になると街灯がポツンポツンとある程度の、月夜が静かに照らす道並みであります。賑やかな声となると、富岡保育園が営業している平日の日中くらいでしょうか。


どんどん、まとまらなくなっております本日、村上は岡山県笠岡市富岡地区という超少子高齢化と過疎化が進んだ街で何をしようとしているのか?ブログ読者の方気になりませんか?実は村上本人もワクワクしているんです。僕の人生を賭けて良い課題に直面できたからです。難易度が高いからこそ、見通しが立たないからこそ燃えるじゃないですか。それに加えて超がつくほどの難問に対して、僕にはめちゃくちゃ頼りになる信頼できる仲間がいることが、持久戦にも耐えれる要素の1つなんです。もしかすると来年の今頃は、定年を過ぎた御近所の方が子どもたちや先生たちと毎日給食を食べているかもしれませんし、もしかすると超少子高齢化&過疎化における新しい保育園の在り方の本を村上が執筆しているかもしれませんし、未来へのワクワクドキドキはとまりません。

祝日のひとときを、終始まとまらないブログ記事にお付き合い頂きありがとうございました。明日から当分村上は、富岡保育園御近所の方々の家や畑などを歩いて訪問していると思いますので、もしも村上へのご用事がある方は直接お電話頂ければありがたいです。(→09X33715648)


寄り合う価値
2021-01-11
富岡保育園見学希望者の方へ

こんにちは。モーニングルーティンに「1度うがいをした後、水を一杯飲む」を加えてみている村上です。寝起きの口の中の雑菌を洗い流した後、朝の脱水状態に水分補給することと同時に、水によって腸が刺激され副交感神経が高まり、自律神経が整えられるからなんですね。簡単に言うと自律神経のスイッチをオンへ切り替えるベストな方法とも言えますよ。(←便秘の方にはとってもオススメです。)


さて、ブログ読者の方には、ブログ開設時から通読されている方もおられれば、今日が初めてです‼︎という方もおられるかもしれません。例えば、県外から岡山県笠岡市にお引越しを考えておられて、「岡山県には、笠岡市には、どんな保育園があるのかなー?」とインターネットで検索していたら、たまたまヒットしたのが、保育園ぽくない外観のノスタルジックな雰囲気のする富岡保育園だったのかもしれません。富岡保育園の理念だったり保育目標についてはホームページ上にも記載しておりますし、保育実践のカラクリは副園長ブログにも赤裸々に綴っておりますが‥やはり「百聞は一見にしかず」で、自分の目で見てみないと、はっきり言ってしまうと、ホームページやブログで、それらしい言葉を並べているだけかもしれない⁉︎じゃないですか。だからこそ、富岡保育園へ興味をお持ち頂いた方には、必ず1度は見学へ足を運んで頂きたいと思っています。村上のそれらしい言葉ではなく、自分の目で保育の現場を見て感じて頂きたいんですね。


そうなると、こんな質問があったりします。「こんなご時世(コロナ渦だったり)ですが、見学へ行っても良いのですか?」

その答えは‥「はい。喜んで‼︎」です。

見学希望者の方へのお願いとして‥まずは見学に来て下さる方(親子)の健康状態は良好が必須です。できれば、富岡保育園が掲げていますウイルス感染症対策として「しっかり遊んで、しっかり食べて、しっかり寝る、そして大いに笑う」を実践して頂けているとありがたいです。

加えて、当日にピンポーン♪とアポなしで来られるパターンも大いにアリなのですが‥できれば当日でも前日にでも事前にお電話などの連絡を頂けていますと大変助かるんですね。たいてい見学の際に説明へご一緒させていただきますのが園長or副園長ですので、時間に余裕をもって対応したいという思いがあるからです。(説明が不要の場合はアポなしでも充分です。)


入園希望者の方はもちろん、保育内容に興味がある方や、古民家への興味がある方、また岡山県笠岡市へのお引越しを考えている方、またこれからお子様を授かろうと考えているご夫婦の方、などなど‥あらゆる理由がある中で、富岡保育園は見学希望者については喜んでお受けさせて頂きたいと思っていますので、勇気をもってお問い合わせ、お足を運んで下さいね。


※どうしても平日などに都合が合わずに見学へ行けないのですが、どうしても1度見学へ行きたいのですが‥と、あきらめかけておられる方、まだあきめてはいけません。富岡保育園のあります“とみほ村”には、平日も休日もなく住んでいる村長(副園長)がいるんです。事前にお問い合わせ頂けましたら、日曜日でも祝日でも副園長村上が見学案内させて頂きますのでご安心ください。(09X33715648が村長への直電になります。)

2021-01-10
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